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映画ヴァイオレットエヴァーガーデンはアニメを見ていない状態でも楽しめる?見る順番や評価感想【あらすじネタバレも】

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2020年9月18日公開の映画「映画ヴァイオレットエヴァーガーデン」。

京都アニメーション放火殺人事件などの影響で、度重なる公開延期を経て映画公開されました。待っていたファンも多く、公開されると11週連続で週末動員ランキングでTOP10以内に入るなどして興行収入は20億円を超えました。

これで『映画けいおん!』の興行収入も超えて、シリーズ作品としては京都アニメーション歴代1位の作品となりました。更には大手レビューサイト(映画.comやFilmarksなど)の総合した平均評価は4.3を超えて、2020年度の全映画で一番評価の高い作品ともなりました。

また、映画ヴァイオレットエヴァーガーデンの口コミ評判レビューには、

  • 感無量だった
  • 絶対に観るべきアニメ映画
  • 素晴らしい作品
  • 全てにおいて美しい!
  • 本編を観るとより楽しめる
  • とにかく泣ける
  • 久々の感動作だった
  • スクリーンで観れて幸せ

という声が多数集まっています。

映画「映画ヴァイオレットエヴァーガーデン」のまとめ
  • アニメ見ていない状態でも楽しめる?
  • 見る順番や原作を解説!
  • 感想評価と口コミ評判レビュー
  • あらすじとネタバレとラスト結末

もし、まだあなたが一度もアニメを観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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映画ヴァイオレットエヴァーガーデンはアニメ見ていない状態でも楽しめる?見る順番や原作を解説!

映画ヴァイオレット・エヴァーガーデンはアニメ見ていない状態でも楽しめる!

今回の劇場版に至っては、以前放映されていたアニメを見ていなくても充分に理解出来る内容にはなっています。劇場版のオリジナルの内容ですし、初めてヴァイオレット・エヴァーガーデンを見る方でも話の内容は理解できるものとなっています。

ですが、アニメを見ていれば十二分に楽しめる内容となっています。その理由は、ヴァイオレット・エヴァーガーデンでは以前のシーンや名場面をもう一度掘り起こす手法をよく使用するからです。

これは劇場版でも同じで、人々が感動したであろうシーンをもう一度ピックアップして、そこを重点的に展開していくので、やはりアニメを見た方が内容を全てを理解することができるので、感動が更に増すこと間違いないものです。

時間がある方は予備知識だけでも入れてから映画を観るのが良いと思います。

見る順番や原作について

原作はKAエスマ文庫のラノベで、全部で4巻あります。「上巻」「下巻」「外伝」「エバー・アフター」となっていて原作はこれで完結しています。

原作とアニメ版では少し違い、アニメの前半部分はオリジナルエピソードで、アニメ後半は原作の内容を順不同でアニメ化しているかたちとなっています。そして外伝については『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』というかたちで3週間の限定上映として映画化されています。

こちらは「外伝」とあるとおり、アニメを見てから鑑賞される方がオススメです。外伝と劇場版との関係性はあまり少ないですが、所々に劇場版との繋がりがあるようになっています。

見る順番としては、アニメ→外伝→劇場版の順でが一番のオススメですが、劇場版から見た方はアニメと外伝を見ることによって作品における時間列を楽しめると思います。

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映画ヴァイオレットエヴァーガーデンの感想評価と口コミ評判レビュー|大感動作!

以下、映画「映画ヴァイオレットエヴァーガーデン」の感想評価と口コミ評判です。

感想評価|最高の感動作

アニメシリーズからとにかく涙が流れっぱなしの物語がついに劇場版で完結しました。CMを何回か見てしまったので、あれ…とヒントを見つけてしまったのが少し残念でしたが、本編は予想をはるかに超えた涙がでてしまいました。

ヴァイオレットが「ヴァイオレット」として生きていくことも見れたし、周りの人たちのいろんな想いにも気づくことができました。

アニメシリーズの中で一番泣いた話が今回の劇場版と少しつながっていたりもして、時の流れを感じました。その一話だけでなく、いままでヴァイオレットと接点のあった人たちがエピソードとして出てきていて懐かしくも感じました。

とにかく京都アニメーション制作なので絵がとても綺麗でした。これで完結なのは少し寂しくも感じますが、とても満足のいく終わり方でした。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンの口コミ評判レビュー

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンの口コミ評判レビューには、「本編同様、とにかく作画がとても綺麗で美しいです。」「今まで観てきたどんなアニメ・ドラマ・映画の中で、後にも先にも一番素晴らしい作品」「あの背景やキャラクターの映像美を大きなスクリーンで見れて幸せでした。」「全てにおいて「美しい」と思える映画です。」という評判が多い印象です。

★★★★★星5

「愛してる」が分からない、数奇な運命に翻弄されたヒロイン、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの物語が遂に完結し、感無量です。

製作会社の痛ましい事件を乗り越えて無事に作品が完成したという事実だけでも大変に奇跡的なことだと思います。遺言や今わの際の挨拶が話のかなりの割合を占めているのは、そのことと無関係ではないでしょう。

「(大切な人に)伝えたいことは伝えられるうちに伝えるべきです」というヴァイオレットの台詞には、製作スタッフの想いも強く込められているのではないでしょうか。

「愛してるも少しは分かるようになったのです」の台詞が彼女の人間的成長を表していて、今までで一番弱さをさらけ出していることに驚かされます。

40代男性

★★★★★星5

知人から「絶対に観たほうが良い」と言われ観たのがきっかけでした。普段このようなアニメは観ないのですが、第一話からのめり込むようにはまっていきました。

劇場版が放映されていることも、本編を観ている最中に知りました。本編も外伝も完結して、いざ劇場へ。劇場版は本編で描かれていたシーンの何十年後からスタートします。本編同様、とにかく作画がとても綺麗で美しいです。

本編を見ていなくても楽しめる映画ですが、本編を見てから劇場版を見るとヴァイオレットの感情の変化や成長が観れてより一層楽しめると思います。

作画の美しさ、ストーリー展開、劇中のセリフや言葉のチョイス、全てにおいて「美しい」と思える映画です。間違いなく、私が今まで観てきたどんなアニメ・ドラマ・映画の中で、後にも先にも一番素晴らしい作品だと思います。

20代男性

★★★★★星5

とにかくアニメを見た人は映画版も絶対見てほしいです!この作品でヴァイオレットエヴァーガーデンがスッキリと完結して、満足が感じられてすがすがしい気持ちになりました。

また、とにかく泣けるストーリーになっていて手紙を通しての人々の絆が描かれています。上映会場の至るところから鼻のすする音が聞こえてくるくらい皆が感動していました。

そしてなんといっても京都アニメーション作品ということで映像がとてもキレイなところも見所でした。テレビ版でもそうでしたがあの背景やキャラクターの映像美を大きなスクリーンで見れて幸せでした。

結末も満足いく終わりかたでしたしヴァイオレットのその後の人生も幸せだったんだろなと予感できるような終わりかただったので胸がほっこりしました。とても良い作品でした。

20代女性

★★★★★星5

劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンを見たのは公開されてから二週間後でした。

京都アニメーションの事件があってから、様々な方々の熱意がこもった作品になっており、終始涙が止まらないほど人の心を揺さぶる素敵な映画でした。

アニメが放送されていた頃の話とも繋がっているため、アニメを見ないと泣けない方もいるかもしれません。しかし、そのアニメを見なくてもいいのではないかと思えるほどの映画でした。

冒頭部分に出てくる少女と母親の物語、その少女にかけられる言葉の優しさと母親の確かな愛情、切なくてすすり泣く人が映画館に溢れかえっていました。自分の母親がもしもあの物語のようになっていたらと思うと、今でも映画を思い出す度に涙は止まりません。

親子や友人、そして初めて愛した人達の、心あたたかく、繊細で優しい物語です。京都アニメーションの方々には感謝しかありません。胸を張ってこれは感動大作だと言えます。私も多くの人に恵まれて愛情を注いでもらっているのだと気づける映画でもあります。

この映画はぜひ、全国の方々に見ていただきたいほどです。涙なしでは見られないほど感動した最高の映画です。何度でも映画館に足を運びたいと思いました。この映画、もとい、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンに出会えたことは、私の人生の幸運です。

20代女性

*映画「映画ヴァイオレットエヴァーガーデン」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのあらすじとネタバレ|絶対に観るべき感動作

以下、映画「映画ヴァイオレットエヴァーガーデン」のあらすじネタバレとラスト結末です。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのあらすじ|愛が分からない

ヴァイオレット・エヴァーガーデンは幼い頃から軍に道具として扱われ、人の感情を理解することが出来ませんでした。そんなヴァイオレットが今している仕事は「代筆業-ドール-」と呼ばれる仕事でした。人々の言葉の奥に秘めた想いを言葉に乗せ、手紙で届ける仕事です。

ヴァイオレットがドールとして活躍して数年。戦争が終わり、人々に残った傷も癒えようとしていました。しかし人々の心に残った大切な人を失った悲しみは今も残っています。

ヴァイオレット自身も、軍に属していた頃にお世話になった少佐が心から消えませんでした。

時代も変わり、電話が普及し代筆業の仕事も少なくなっていきます。そんな中、1つの手紙がヴァイオレットにとある人の存在を知らせます。そこから止まっていたヴァイオレット自身の時が動き始めます。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのネタバレ|娘への手紙

一つの家で葬儀が行われました。大きな白い家で庭にはガーデンテーブルが置かれています。そこは昔、ヴァイオレットがドールとして仕事をした場所でした。

そこでの依頼というのは依頼者が病人で、小さい娘を置いていくのが心配といった母親から娘への愛の手紙でした。母親はヴァイオレットに娘宛の何十年分もの手紙を依頼していました。

母から子へ、自分がいなくなっても、娘が寂しくないように毎年誕生日に届く手紙を書き綴った場所です。今その場所には一人の女性が立っています。

その女性は代筆をしていた頃、ヴァイオレットを「お人形さん」と呼んでいた女の子の孫でした。いつしか時は流れ、代筆業が無くなった今、その女性はおばあちゃんの貰った手紙を書いた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という人物に惹かれていきました。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのネタバレ|新しい時代の到来

ヴァイオレットがドールとして活躍していた頃、入院中の男の子から代筆を頼まれたヴァイオレットがいました。その男の子は体が弱く、家族とは素直に話せず、弟にも冷たい態度を取ってしまいます。だからせめて最後に手紙を送りたいという依頼でした。

子供なので金銭の問題も、依頼内容の割に合いません。しかし手紙が減り、電話が普及していく世の中に合わせてヴァイオレットが属すCH郵便社でも仕事の確保のため、子供からの依頼でもこなせるように新しい契約方式を取り扱っていました。

ヴァイオレットは僅かな賃金で四通の手紙を依頼されます。その男の子は自分が亡くなったら皆んなに手紙を渡しほしいとヴァイオレットに約束してもらいます。

その約束は、いつかこなした、母から子への代筆依頼とよく似ているのでした。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのネタバレ|一通の手紙が人と人とを繋げる

CH郵便社には戦争により、届けることが出来なかった手紙が倉庫に保存されています。郵便社の社長、ホッジンズは倉庫の管理をしている際に一通の手紙を発見します。

それは戦時中によく見た、同期の文字によく似ていて、ホッジンズの心を動揺させます。同期の名前はギルベルト・ブーゲンビリアでヴァイオレットを道具としてではなく1人の人間として育て上げた人物でした。

ギルベルトは名前の無かったヴァイオレットに、名前を授けました。ギルベルトは大戦の任務の中ででヴァイオレットと別れた際に戦死したとされていました。

しかし、ホッジンズの手元にはギルベルトによく似た筆跡の手紙があります。その手紙を期待と共に胸に抱き、ホッジンズはヴァイオレットと共にある島に向かいます。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのネタバレ|良きドールとは

島に向かう前、ヴァイオレットは依頼された男の子から3通の手紙を預かりました。それは母親、父親、そして弟へ宛てた手紙でした。

俺の分まで長生きして、母さん達を助けてほしいと依頼人が口にしたにも関わらず、ヴァイオレットが手紙に記したのは「俺の分まで母さん達に甘えて欲しい」といった手紙でした。依頼人はヴァイオレットの書き出した手紙に驚きながらも、泣き出してしまいます。

人の心の奥底にある言葉を拾い上げるのが良きドールでした。ヴァイオレット自身も、ギルベルトの事を思い出します。ギルベルトを想うヴァイオレットに、依頼人の男の子は会えるといいなと笑って背中を押してくれます。

そして、病院からの帰り道にヴァイオレットはホッジンズからギルベルトが書いたかもしれないという手紙の存在を知らされるのでした。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのネタバレ|あの子にはもっと幸せになって欲しかった

ホッジンズからギルベルトが生存している可能性を聞いたヴァイオレットはホッジンズと共にギルベルトの手紙が出された島へと向かいます。依頼人の事も気がかりでしたが、それよりもヴァイオレット自身の気が急ぎました。

島へ向かう途中にヴァイオレットはギルベルトに手紙を何通も書いては書き直し、そして一通の手紙を書き上げました。船から下り、島へと着くとそこには男性は少なく、皆んな戦争から帰ってこなかったと言います。

噂を頼りに一つの建物へ向かうと、ホッジンズとヴァイオレットは別れ、ホッジンズはギルベルトの元へと向かいます。その間、ヴァイオレットは先生と呼ばれる人物の事を子供から聞き、戦時中に負傷した片目と片腕がない人物の生存を知ります。

それがまさしくヴァイオレットと別れたギルベルトでした。ヴァイオレットがギルベルトの生存に喜ぶ中、ホッジンズはギルベルトと再会していました。

しかし、ギルベルトが口にしたのはヴァイオレットにはもう会いたくないと再会を拒絶する言葉でした。その言葉を胸にホッジンズはギルベルトを待つヴァイオレットの元に帰ります。

少佐はご無事でしたかと開口一番そう尋ねるヴァイオレットに、ホッジンズは口ごもりながらも無事を伝え、ギルベルトが再会を拒絶したことが伝わります。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンのネタバレ|ドールとしての使命

ギルベルトからの拒絶の言葉を理解したヴァイオレットは、ギルベルトの元へと駆け出します。一軒一軒の家を回り尋ねて、ギルベルトの家を見つけたときには豪雨でした。

ギルベルトの口からもう一度扉越しに帰ってくれと言われたヴァイオレットは、途方にくれながらもホッジンズと共に宿を探し、明日もう一度ギルベルトの元を尋ねることにしました。

灯台に泊まることになったホッジンズとヴァイオレットは、ヴァイオレットの依頼人が危篤だという知らせを受けます。知らせを受けたヴァイオレットは依頼人からの手紙の依頼は四通で、まだ一通も書けていないことを思い出します。

今から島を出て戻っても遅い事は明らかでした。考えた2人はCH郵便社にいる仕事仲間に電話を使っての連絡を頼みます。まだ電話が普及していない世の中の街を駆け巡り、電話が繋がって会話を始めると、依頼人は息を引き取りました。

その報せを受けたヴァイオレットは自分のやるべき事を思い出します。良きドールとはとドール養成学校で聞いた言葉です。ドールの使命がヴァイオレットの心を突き動かし、ヴァイオレットは自分の使命を果たすため、ギルベルトに会わずに帰ることを決めます。

映画ヴァイオレットエヴァーガーデンの結末ラスト|心の底から、愛してる

翌朝、ヴァイオレットとホッジンズはCH郵便社帰る為に船に向かっていました。その途中、ヴァイオレットに先生を教えた子供達がヴァイオレットに挨拶をします。

そこでヴァイオレットはギルベルトに宛てた感謝の手紙を一通、子供達に託します。そして、ヴァイオレットからの感謝の言葉でいっぱいの手紙はギルベルトの元へ無事届けられ、ギルベルトの心を動かします。

船に乗ったヴァイオレットの元に、船を追いかけるギルベルトの声が届きます。ヴァイオレットは我をも忘れ、船から飛び降り、ギルベルト自身も海に飛び込みます。

君には俺は相応しくないかもしれないとギルベルトの言葉に、ヴァイオレット必死に首を振ります。戦時中、別れ際に聞いた愛をヴァイオレットはもう一度その耳で聞くことが出来たのでした。泣き出すヴァイオレットをギルベルトが強く抱きしめます。

そして今、いつしかの子供の孫が、ギルベルトとヴァイオレットが歩んだこの島にたどり着き、島唯一の郵便社のドアを開けます。

「この島は一番手紙を書くことで有名なんですよ。」そう言って、小さな郵便社の社員から紹介された、この島特有の記念切手にはヴァイオレットの写真が印刷されているのでした。

以上、「映画ヴァイオレットエヴァーガーデン」のあらすじネタバレとラスト結末でした。

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