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映画『舟を編む』キャスト相関図から“つまらない”理由・実話との関係・タイトルの意味まで徹底解説!

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2013年4月13日公開の映画『舟を編む』。

三浦しをんの同名小説を原作を実写映画化したものです。

辞書作成に挑むヒューマンドラマで、実際の辞書編集者の協力を得たりなどし、第37回日本アカデミー賞では最優秀作品賞など6部門受賞しました。

この順番でチェック
  • 映画『舟を編む』の相関図
  • 映画『舟を編む』へのつまらないとの声について解説考察
  • 映画『舟を編む』は実話映画?モデルとなった人物を解説
  • 映画タイトル『舟を編む』の意味とは?
  • 映画『舟を編む』のあらすじ
  • 映画『舟を編む』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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映画『舟を編む』の相関図

キャスト相関図

キャスト・登場人物

キャスト・登場人物
馬締光也 役松田龍平
林香具矢 役宮崎あおい
西岡正志 役オダギリジョー
岸辺みどり 役黒木華
タケ 役渡辺美佐子
三好麗美 役池脇千鶴
村越局長 役鶴見辰吾
佐々木薫 役伊佐山ひろ子
松本千恵 役八千草薫
荒木公平 役小林薫
松本教授 役加藤剛
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つまらないとの声について解説考察

映画『舟を編む』は、2013年に公開され、興行収入に関しては10億円に届かなかったものの、批評家からは概ね好意的に受け入れられ、第37回アカデミー賞で6部門を受賞するなど、2013年に公開された邦画作品の中でも高い評価を集める作品となりました。

そんな映画『舟を編む』ですが、一部では「つまらない」という声もあがっています。

なぜ、そういったマイナスな声があがってしまうのか?考察していきたいと思います。

管理人

つまらない理由①「辞書作り」という地味な題材

「つまらない」という声があがってしまう理由の1つ目は、映画『舟を編む』の題材となっている「辞書作り」が原因になっていると考えられます。

このニッチで地味な題材に興味が持てなかったという方から、「つまらない」という声につながったと考えられます。

意味深なタイトルも敬遠されてしまう原因になってしまっているのかもしれません。

つまらない理由②作品の展開

「つまらない」という声があがってしまう理由の2つ目に、映画『舟を編む』の展開があげられます。

辞書作りに没頭する中で人間としても成長していく主人公の馬締の姿を描いた映画『舟を編む』ですが、辞書編集部での人間関係に悩む場面、辞書作りの難しさに直面する場面、伴侶となる香具矢との出会い、そして大詰めを迎える辞書作りの最中で病魔に倒れる松本教授などの展開はあるものの、そこまで大きな抑揚はなく、全体的に落ち着いたトーンの作品となっています。

この事から退屈に感じてしまう方がおられ、「つまらない」という感想につながったと考えられます。

つまらない理由③派手さのない内容

「つまらない」という声があがってしまう理由の3つ目は、2つ目の理由とも通ずる部分がありますが、派手さのない内容にあると考えられます。

『舟を編む』では、アベンジャーズのヒーロー達のような分かりやすいかっこよさを持つキャラクターも登場しませんし、手に汗握るような展開もないです。

ただ、ひたすらに辞書作りに没頭していく人々の様子が描かれています。

完成するまでの長い年月や様々な出会いを通して主人公の馬締が成長していく姿を描いた作品です。

そんな内容について、ハリウッド映画など派手なシーンが満載の映画が好きな方にとっては退屈に感じられ、「つまらない」という感想につながったと考察できます。

管理人

ド派手なハリウッド映画しか観ないという方は、鑑賞しない方が良いかもしれません。

実話映画?モデルとなった人物を解説

映画『舟を編む』では、ひとつの辞書が完成するまでの地道で緻密な作業や、言葉に情熱を注ぐ人々の姿が丁寧に描かれています。

そのリアリティの高さから、「これは実話なのでは?」と感じる観客も少なくありません。

ですが、映画『舟を編む』は実話ではありません。人気小説家・三浦しをんさんの同名小説です。

管理人

女性向けファッション雑誌「CLASSY」にて2009年11月号から2011年7号まで約2年間連載され、2011年9月に単行本が発表された三浦しをんさんの同名小説を実写映画化した作品となっています。

そんな映画『舟を編む』ですが、三浦さんが辞書作りを題材にした小説を執筆するにあたって、モデルにした人物が二人います

モデル1人目:広辞苑の編集に携わった平木靖成さん

主人公・馬締光也のモデルとなった人物とされるのが、岩波書店で「広辞苑」の第七版の刊行に携わった辞書編集者である平木靖成さんです。

平木さんはもともと宣伝部にいたそうですが、入社してから1年後の1993年に岩波書店の辞書編集部に配属されることになります。

それ以来、長きに渡って広辞苑の辞書編集に携わっています。

違う部署から辞書編集部に異動になった点も馬締と類似しています。

映画で描かれていたように、10年以上かかる辞書改定を成功させてきた人物として知られており、原作者の三浦さんから取材を受けたこともあるそうです。

モデル2人目:大辞林の編集に携わった倉島節尚さん

岩波書店の「広辞苑」と双璧をなす三省堂の「大辞林」の初版刊行時に編集長を務めた倉島節尚さんも馬締光也のモデルとされています。

倉島は辞書をテーマにした著作を数多く発表しており、原作者の三浦さんが執筆時に参考にしていたそうです。

映画タイトル『舟を編む』の意味とは?

映画名に付けられた『舟を編む』という意味深なタイトル。

「舟を造る」なら聞いたことがありますが、「舟を編む」とはなんとも聞きなれない言葉ですが、どういった意味が込められているのでしょうか?

「舟を編む」という言葉ですが、まず「舟」というのは、言葉という海を縦横無尽に行き来するために必要な辞書のことを表現していると考察できます。

そのことを裏付ける証拠として、馬締が辞書作りに没頭するあまりに言葉で溢れた海に溺れる悪夢を見るというシーンが作中で登場します。

次に「編む」という言葉には、糸などを組み合わせて一つの形にするという意味もあれば、計画を立てるという意味もあります。

が、映画『舟を編む』では書物を編集するという意味で使われています。つまり、「舟を編む」という言葉は「辞書作り」を意味していると考えられます。

管理人

言葉の海を渡るために必要な辞書という舟、そんな船を編む=作るという、困難な道に挑んていく馬締たち辞書編集部のメンバーのことを表現していると考察できます。

言葉を題材にした作品にぴったりの美しい意味が込められた素晴らしいタイトルになっていると思います。

映画『舟を編む』のあらすじ

(以下、映画『舟を編む』のあらすじです。)

『舟を編む』のあらすじ|辞書編集部に異動となり、新辞書「大渡海」の制作に携わることとなる主人公の馬締

玄武書房の辞書編集部では、監修者の松本教授が信頼する編集者の荒木が定年退職するということで後任の編集者を探していました。

部下である西岡は社内恋愛をしている三好からの情報で営業部所属の大学院で言語学を専攻していた馬締光也の存在を知り、荒木とともに会いに行きます。

荒木はコミュニケーション能力は乏しいものの、馬締の確かな言葉のセンスを感じ取り、馬締は辞書編集部へと異動することとなります。

辞書編集部では新しい辞書「大渡海」の制作が企画されており、10年以上かかるという辞書の膨大な制作期間に西岡は嫌気が差していましたが、馬締は躍起になって作業に取り組みます。

常に言葉の用例を採集する松本教授の仕事ぶりに感化されますが、その内、膨大な作業量をこなしていくことは自分一人では不可能だと感じ、悪夢を見るようになります。

そんな様子を見て、下宿先の大家であるタケさんはもっと相手に言葉を伝えるべきだとアドバイスをし、それから馬締は不器用ながらも積極的に職場内でコミュニケーションをとり、編集部の絆は深まっていきます。

『舟を編む』のあらすじ|辞書制作の中、運命の相手・香具矢と出会い、恋に落ちる馬締

馬締は、下宿先に引っ越してきたタケの孫で板前の香具矢に一目惚れしてしまい、仕事が手に付かなくなってしまいます。

見兼ねた契約社員の佐々木の機転で香具矢の働く料亭に編集部全員で訪れることとなります。

日曜日になり、香具矢と出かけることになり、遊園地に向かうことになった馬締は彼女への気持ちが募り、帰宅してから恋文を書き始めるのでした。

一方、玄武出版の村越局長が大渡海の出版を中止するという情報を聞きつけた西岡は、外部発注を早急に行うことによって既成事実を作るという提案を行い、馬締と佐々木たちは外注先の言語学者たちとコンタクトをとります。

出版中止にすれば、会社としての信用を失うと村越に訴え、なんとか進める方向となりましたが、編集部に戻った西岡は不穏そうな表情を浮かべていました。

帰宅した馬締は先日香具矢に渡した恋文の返事をもらうため、彼女の帰りを待っていました。

毛筆の行書体で書かれた恋文を自身で読むことが出来ずに料亭の大将に読んでもらう羽目になった香具矢は恥ずかしい思いをしたことから怒っていましたが、内心は喜んでいる様子を浮かべます。

意を決して直接好きですと伝えた馬締を香具矢は受け入れ、二人は交際することとなりました。

『舟を編む』のあらすじ|12年の月日が経ち、いよいよ大詰めを迎える大渡海の制作

一方、西岡が宣伝部に異動になってしまうことが決まり、馬締は大きなショックを受けます。

大渡海の出版を進める代わりに村越が提案した条件が異動であり、馬締が大渡海を進めていくにあたって苦渋の選択だったと西岡は語ります。

仕事終わりに西岡と三好を下宿先に読んだ馬締は西岡に心からの感謝を伝え、泣き出した西岡は三好にプロポーズをするのでした。

それから、12年の月日が経ち、タケは他界して、馬締と香具矢は夫婦になっていました。

長い年月が経過し、大渡海の制作は大詰めを迎えていましたが、長年監修者として携わっていた松本教授が病魔に襲われ、癌によって、日に日に弱っていく様子を見た馬締は大渡海の完成を急ぎますが、あと一歩というところで単語の欠落が発見され、毎日泊まり込みで作業をすることとなるのでした。

以上、映画『舟を編む』のあらすじでした。

果たして、「大渡海」は無事に完成するのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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映画『舟を編む』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『舟を編む』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|辞書作りに全てを捧げる主人公を描いた日本アカデミー賞に輝く名作

映画『舟を編む』は、人気小説家・三浦しをんさんの同名小説を実写映画化した作品です。

茜色に焼かれる』や『バンクーバーの朝日』などで知られる石井裕也監督がメガホンを取りました。

10年以上はかかるという新しい辞書作成に挑む主人公・馬締光也の姿を描いたヒューマンドラマです。

第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど高い評価を受けました。

そんな映画『舟を編む』ですが、社内の変わり者で知られる松田龍平さん演じる主人公の馬締が辞書編集部に異動となり、新辞書「大渡海」に携わることになるところから始まります。

管理人

大学院で言語学を専攻し、本にまみれて生活をしながら、コミュニケーションが苦手で言葉を使うことが苦手な馬締が辞書編集部の社員との出会いから、大きく成長していく姿がコミカルに描かれていきます。

チャラそうに見えて実は面倒見の良いオダギリジョーさん演じる西岡、辞書作りの調査のために合コンに出席したり、若者向けのファストフード店に出向く仕事への情熱が凄まじい監修者の加藤剛さん演じる松本教授、そんな編集部を陰ながらサポートする伊佐山ひろ子さん演じる佐々木、下宿先の大家である渡辺美佐子さん演じるタケ、そして馬締の運命の女性となる宮崎あおいさん演じる香具矢などハートウォーミングで魅力的なキャラクターが多数登場し、辞書作りに没頭していく馬締をサポートしていきます。

不器用ながら他者と必死でコミュニケーションをとろうとする健気な姿に鑑賞した人は誰しも馬締というキャラクターのことが好きになってしまうと思います。

管理人

誰しもが一度は触れたことであろう辞書ですが、膨大な言葉がどうやってまとめられているのか考えたことがなかったという方も多いと思います。

映画『舟を編む』は、そんな謎に包まれていた辞書作りの大変さや素晴らしさが描かれています。

香具矢に一目惚れした馬締が「恋」という言葉の語釈を任せられ、両想いになった後に「ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず、他のことが手につかなくなり、身悶えしたくなるような心の状態。/成就すれば、天にものぼる気持ちになる」と定義するシーンは、一見地味でありながらとてもロマンティックで日本語の美しさを誰しもが再認識させられます。

映画の終盤では、様々な苦労を重ねながら、大渡海の制作が遂に大詰めを迎えます。

そして、松本教授が完成を待たずして病死してしまうという悲しみを乗り越えて、10年以上の月日を経て遂に完成する大渡海。

どんな時でもずっと支えてくれた香具矢に馬締に感謝を伝え、微笑み合うという素晴らしいシーンで映画は終わりを迎えます。

管理人

インターネットの発達などで様々な言葉が入り混じるようになった昨今。

ですが、映画『舟を編む』を観て今一度 日本語の素晴らしさを見つめ直してみるのも良いのではないでしょうか。

映画『舟を編む』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★★星5

原作小説を読んでいたのでストーリーを理解した上での視聴でした。

「舟を編む」を通して辞書を作るということ、言葉ひとつひとつの意味や重要性、考え方を改めさせられました。

また、日本語の美しさを再認識して自分の言葉使いも見直すきっかけになりました。

映画の中でもその繊細な部分を損なうことなく丁寧に描かれており、実写化における残念感などもない満足感が大きく得られる映画となっていました。

さらに俳優陣の表情や声色のおかげで、小説の文字だけでは得られなかったキャラクターの心情を感じることができ、さらにキャラクターの理解を深めることができます。

見る人によってはストーリーが緩やかに進み起承転結がはっきりとしないためつまらないと言うかもしれませんが、メインストーリーは辞書の作成であり、人生はこうだよなと思わせるリアルさを感じられます。

自分の知識や経験も増やすことができる物語で、私は必ずおすすめする映画です。

30代女性

★★★★☆星4

辞書作りを題材とした映画だから、もっと地味かと思ってたら意外とドラマチックでほっこりする場面も多くて驚きました

松田さんと宮崎さんの空気感が絶妙で、不器用な感じが逆にリアルでした。

華さん、池脇さん、オダギリさんに宇野さん、加藤さんと、キャスティングも豪華すぎて脇役の一言で済ませたくないね。

嫌なキャラがいないのに、全然ダレないのが不思議で、むしろ心地よい温度でずっと観てられました。

ちなみに自分、小学生の頃に親がなぜか中学生向きの参考書を買ってきて、漢字読めなくてほとんど読めなかったという黒歴史があるので、ちょっとその辺も親近感湧いたのが良かったし面白かったです。

40代男性

★★★★☆星4

日本アカデミー賞、最優秀作品賞を受賞した石井裕也監督による作品です。

松田龍平さんや宮崎あおいさんなど、キャストが豪華で圧倒的な演技力があり、セリフの間や雰囲気が独特で繊細な描写が美しかったです。

映像は殺風景で派手さこそなくシンプルな構成ですが、それがまた独特の空気感を醸し出していました。

行ってしまえば地味な作品なので、見てる人によっては退屈と感じるかもしれませんが、この静寂を楽しめる人にはうってつけの作品です。

キャラクターたちの抱えている悩みが共感しやすく、人間味のある部分がこの作品の魅力です。

長い年月をかけて辞書を作っていくまっすぐな主人公の姿に、本来の言葉の美しさや、スマホではなく辞書を使って言葉を調べる美学を感じさせられました。

30代女性

★★★☆☆星3

宣伝ポスターの宮崎あおいに惹かれ、レンタルして視聴しました。

原作未読です。

まず第一の感想は「よく言えば穏やか、悪く言えば平坦な作品だ」ということです。

辞書作りにスポットを当てていることもあってか、特に大きなトラブルがあるわけでもなく…。

映画館の薄暗い環境で見ていたら眠気を誘われていたかもしれないと正直思いました

辞書の語釈を引用して励ますシーンが、不器用ながらも相手を気遣う気持ちが溢れていて素敵だなと感じました。

だからこそ、こういった「この作品ならでは」となるシーンがもう少しあればよかったなと思います。

特に、主人公である馬締さんが口下手であるからこそ、会話以外の表現方法が登場するだろうと期待もしていたので、少し残念でした。

20代女性

*映画『舟を編む』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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