名も無き世界のエンドロールのキャスト相関図!原作小説やその後についても解説【ネタバレラストから感想評価も】
2021年1月29日公開の「名も無き世界のエンドロール」。
岩田剛典と新田真剣佑の初共演作品で、主題歌は須田景凪の「ゆるる」です。映画から半年後描いた『Re:名も無き世界のエンドロール〜Half a year later〜』がdTVで独占配信されています。
また、映画『名も無き世界のエンドロール』の口コミ評判レビューには、
- エンドロール後の映像もあるので、最後まで見るのをオススメします
- たくさんある伏線を回収してくれたのはスッキリした
- 途中からなんとなく展開に予想はつきました
- 物語のキーマンでもある中村アンさんの演技が役に合っていて好きでした
- 顔面偏差値が高すぎ岩ちゃんファンは絶対外せない映画
- 今までにあまりない脚本なのでとても面白かった
- 中学生時代の子役の演技が酷すぎて見てられなかった
- 期待しすぎてしまっていたからか、ラストの展開はそこまで衝撃的ではなかった
という声が多数集まっています。
- 名も無き世界のエンドロールのキャスト相関図
- 原作小説とのラストの違いについて解説!その後を描いた続編がdTVと原作に
- 名も無き世界のエンドロールのあらすじネタバレ
- 名も無き世界のエンドロールの感想評価と口コミレビュー
もし、「名も無き世界のエンドロール」の続きを観たいなら、ネタバレとあらすじ・感想評判の前にすぐに続きを観ましょう!dTVで配信中の「名も無き世界のエンドロール」続編は、31日間の無料期間を利用してタダで観ることができますよ!
目次
- 1 名も無き世界のエンドロールのキャスト相関図
- 2 名も無き世界のエンドロール|原作小説とのラストの違いについて解説!その後を描いた続編がdTVと原作に
- 3 名も無き世界のエンドロールのあらすじネタバレ
- 3.1 名も無き世界のエンドロールのあらすじ|動き出した計画
- 3.2 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|2人から3人へ
- 3.3 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|車の修理と出会い
- 3.4 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|この世で一番怖い事
- 3.5 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|それぞれの住む世界
- 3.6 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|女優と殺し屋
- 3.7 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|転職と再会
- 3.8 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|高学歴のIDを買う
- 3.9 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|打ち上げ花火と交渉
- 3.10 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|どっきりの秘密とプロポーズ
- 3.11 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|真実の告白
- 3.12 名も無き世界のエンドロールのネタバレ|押しボタン
- 3.13 エンドロール後
- 4 名も無き世界のエンドロールの感想評価と口コミ評判レビュー
名も無き世界のエンドロールのキャスト相関図
「名も無き世界のエンドロール」のキャスト相関図は、このようになっています。
新田真剣佑、三谷、中村アンさん、そして岩田剛典さんなどの豪華キャスティングです。今注目の山田杏奈さんも出演されていますよ。
そして、柄本明さんや、大友康平さんも出演していて、それぞれのキャラクターが立っていて目が離せない映画です。
名も無き世界のエンドロール|原作小説とのラストの違いについて解説!その後を描いた続編がdTVと原作に
映画『名の無き世界のエンドロール』の原作小説は、小説すばる新人賞を受賞した行成薫の同名小説を映画化したものです。
映画と原作小説の違いはほとんどありません。
現在を描きつつ過去の回想部分を描いていくかたちで原作小説も進んでいきます。ただ、この現在と過去が行ったり来たりで一部の人からは分かりづらいといった声も見受けられました。
しかし、これはラストのどんでん返しの為には仕方がない書き方だったのかなとも思います。映画よりも原作小説の方が最後の結末は読めないものとなっています。
ラストに関しては、原作小説では若干の追加エピソードがあります。それは事故後のヨッチの心情と「プロポーズ大作戦」が終わった後に城田(キダ)という人物が車で轢かれるというものです。
城田が轢かれたものに関しては、キダ本人が轢かれたのかキダという身分を購入した人物が轢かれてしまったのか多くの考察がされましたが、これについては『名も無き世界のエンドロール』の続編小説である『彩無き世界のノスタルジア』で明らかになっています。
その後を描いた続編について
映画『名も無き世界のエンドロール』のその後を描いた続編は2つあります。
一つ目はDTVで独占配信している続編
1つ目が映画『名も無き世界のエンドロール』から半年後を描いた続編『Re:名も無き世界のエンドロール〜Half a year later〜』です。これはdTVのみで配信されているスピンオフドラマです。
エンドロール後に映っていた拳銃に弾を込めるシーンに繋がっていくもので、原案自体は原作者である行成薫が書き下ろしたものですが、原作小説にはないオリジナルの話となっています。
1話30分のドラマで全3話とメイキング動画が1本あるものとなっています。岩田剛典演じるキダがメインとなっていますが、新田真剣佑演じるマコトも出演しているので興味ある方は、ぜひ鑑賞して見てください。
二つ目は原作小説の正式な続きである『彩無き世界のノスタルジア』
もう1つの続編が、『名も無き世界のエンドロール』から5年後の話を描いた『彩無き世界のノスタルジア』です。原作小説である『名も無き世界のエンドロール』の正式な続編小説です。
サスペンス要素はほとんどないですが、交渉人キダが1人の少女と出会い変わっていくさまを見れるものとなっています。結末もハッピーエンドに近いようなもので、恐らくこれが完結作品かと思われます。
dTVの続編作品に関しては映画版を観てからの方が絶対良いですが、『彩無き世界のノスタルジア』に関しては原作小説の『名も無き世界のエンドロール』を読んでからの方がオススメです。
まだ原作小説を一度も読んでない方は、原作を読んでおくとより一層、映画「名も無き世界のエンドロール」のネタバレも楽しめますよ☆
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名も無き世界のエンドロールのあらすじネタバレ
(以下、映画「名も無き世界のエンドロール」のあらすじネタバレとラスト結末です。)
名も無き世界のエンドロールのあらすじ|動き出した計画
クリスマス・イブの夜。サンタクロースに扮したキダが電話しながら歩いています。相手は幼馴染のマコトで2人は、ある計画を実行しようとしていました。
これは、10年の時間を掛けた大きな計画でした。始まりは小学校に遡ります。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|2人から3人へ
キダは両親がいない境遇が同じのマコトとは小学生の頃からの親友でした。マコトはドッキリを仕掛けるのが生きがいで、キダは引掛けられてばかりいました。
そんなある日、2人の小学校のクラスにヨッチという女の子が転入して来ます。ヨッチが皆んなの前での自己紹介が上手くできずにいると、先生がまたいじめられるわよと耳元でささやきます。
ヨッチは前の学校でいじめられていたのでした。そんなヨッチに助け舟を出す為に、マコトはヨッチに缶コーラを投げて開けさせます。振られていた缶コーラは勢いよくこぼれ先生の服は汚れてしまいます。
職員室で注意されるマコトを校庭でキダは待っていました。ようやく先生から解放されたマコトと一緒に帰ろうとすると、ヨッチも一緒に帰ると言います。
それ以来、3人は親友とも呼べるほど仲良くなっていきました。中学時代も高校時代も、その仲は変わることはありませんでした。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|車の修理と出会い
高校を卒業したキダとマコトは地元の自動車修理工場で働いていました。そんなある日、2人の工場に真っ赤な高級車の事故修理が持ちこまれます。
依頼主はリサという若い娘でキダたちの工場の社長・宮沢が見積もると、正規店なら修理に3か月は掛るようでした。ぶつけた理由を尋ねると、子犬をひいてしまったと答え、正規店に持って行くと父親にバレるので嫌だと拒みます。
更に無免許で車検もないようですが、お金はいくらでも出すと言われ社長は車の修理を引き受けます。高飛車ながらも、とびっきり美人のリサに興味を持ったマコトはリサを食事に誘いますが、身分違いだと断られます。
そのままタクシーで帰っていったリサを見ながら、どうしたらああゆう女性と付き合えるのかとキダに相談します。キダからは住む世界が違うと言われますが、マコトはある決断をするのでした。
そして数日後、マコトはキダに何の相談もしないで仕事を辞め、姿も消してしまいました。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|この世で一番怖い事
中学生のヨッチがかばんを取ろうとすると、かばんに仕掛けられたテスグが引かれクラッカーが鳴ってしまいます。またマコトがいたずらを仕掛けていたのですが、ヨッチは驚きませんでした。
ヨッチは小学校でいじめられていた時の話をし、自分の存在を消されることが怖いとマコトに言います。それを聞いたマコトはヨッチを連れて小学生の時にいじめていた少年3人のところへ行きます。
昔の仕返しとばかりにマコトは殴りかかり、ヨッチに謝罪を求めます。しかし、騒ぎが大きくなり、通りがかった大人がケンカを止めに入り少年たちは逃げて行きました。
逃げて行く少年たちに、ヨッチは今までの想いを叫ぶのでした。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|それぞれの住む世界
マコトが仕事を辞めてからも、キダは自動車修理工場で働き続けていました。
そんなある年、安藤という議員の政策による道路拡張工事の影響を受けて工場が取り壊されることになります。
廃業になるため社長の宮沢はキダに輸入代行の会社を紹介します。その会社は裏社会にも通じているので連絡もないマコトの行方も探せるようでした。
その頃、以前、高級車を修理しに来たリサはモデルになり雑誌に載るほど有名人になっていました。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|女優と殺し屋
高校生のキダとマコト、ヨッチの3人は喫茶店で卒業後の話をしていました。
ヨッチはナポリタンを食べながら、女優になりたいと言いました。
終わりがあって現実に戻るのが嫌だから映画を見るのは嫌だと話し、キダは映画に出てくる殺し屋になれば似合うかもと言うのでした。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|転職と再会
キダは紹介してもらった会社の川畑からマコトの居場所を知ります。そして、川畑は人の命を奪えるかとキダに聞きますが、仕事ならやると答えます。
何でも正直に答えるキダは殺し屋ではなく、交渉屋が向いているのではと提案します。裏社会に通じる交渉屋の仕事は非合法だとも知るも、キダは交渉屋として雇われることになりました。
キダはマコトのアパートを訪れると、マコトは4000万以上の金を貯めていました。病気により、残り命の少ない輸入ワインの会社社長から2ヶ月で4500万円を持ってきたら会社を譲るというものでした。
社長になってお金持ちになり、全てはリサに近づく為でした。そんなリサにプロポーズする計画なので協力して欲しいともマコトは言います。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|高学歴のIDを買う
交渉屋になったキダは、マコトの依頼である引きこもりの男の元を訪れます。引きこもりの男は高学歴で、リサに近づく為に必要な経歴を一式をくれるように交渉します。交渉が成功したキダは、マコトに買い上げた男の免許証を渡しました。
その後、その男と母親が自殺した連絡がキダに入りますが、誰にも見つからないように死体は片付けられました。キダとマコトはリサがテレビに出ているのを見つめました。
それから、マコトは輸入ワイン会社の社長として活躍します。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|打ち上げ花火と交渉
高校時代のキダとマコトとヨッチは冬の海岸にいました。ヨッチが打ち上げ花火を見たいといい、マコトは願いを叶えると約束します。3人でいる心地よさをお互いが味わって、この日を忘れないようにと記念撮影をします。
マコトはキダとマンションでワインを飲みながら3人の通った学校が統廃合で無くなったと話します。リサに近づくためにマコトは父親の議員・安藤を励ます会に参加しますが、リサに恋人がいるのを知ってしまいます。
そこでマコトはキダに交渉してもらい、恋人・佐々木を脅して別れさせるのでした。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|どっきりの秘密とプロポーズ
高校時代、ヨッチはマコトがどっきりを仕掛けるのは自殺した母親のことがきっかけだと知ります。
そして犬の事故があった交差点でキダがヨッチに告白しますが、ひと足先にマコトから告白されたことを聞かされます。
どちらも好きだったヨッチは先に言われた方と付き合うと決めていたのでした。ヨッチへの想いは残しつつもキダは2人を応援することにします。
そして二十歳になった年のクリスマスパーティーでマコトはヨッチに婚約指輪を渡そうとしましたが、ヨッチはなかなか買い物から戻って来ませんでした。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|真実の告白
クリスマス・イブにフレンチを食べる約束をしたリサとマコトはホテルの一室で過ごしていました。
マコトが神妙な顔でリサとの出会ってからの10年間を語り始めます。板金屋に高級車を持ちこんだ出会いの話でリサは自分のために社長にまでなったマコトに感動します。
出会った頃にされた手品から出てきた婚約指輪を受け取ろうとすると、出した指輪はリサのものではないと言います。代わりに差し出したのはヘッドライトの破片でした。
そして、高校時代に撮った写真を見せながら、轢いたのは犬ではなくヨッチだと告げたのです。偶然にもリサが車を修理に出したことにより、ヘッドライトの破片からヨッチを轢いたのはリサだとマコトは確信していたのでした。
リサの父親により全てを隠蔽されていましたが、偶然にもヨッチを轢き逃げしたリサを見つけたマコトは、リサと出会った日からこの計画を考えていたのでした。
リサに自白をさせますが、リサは失うものが無くなったのか怒り出します。
しかし、ホテルの近くの広場のイベントスクリーンにはリサとマコトの様子が映し出されて、道行く人は中継の様子に騒然としていました。
仕掛けたのはキダで、道行く何百人という人までは議員であるリサの父親の力があっても、SNSなどがある今では隠蔽することが不可能な為の計画でした。
自動車修理工場や通っていた小中学校さえも力を使って消し去っていましたが、大勢の前で見せびらかすことでヨッチがいたということの証明をする為でもありました。
名も無き世界のエンドロールのネタバレ|押しボタン
マコトの執念に逆上するリサですが、テーブルの下に爆薬があるのを見つけます。リサは逃げようとしますが、マコトはそろそろヨッチに婚約指輪を渡しに行きたいと爆弾のリモコンを出しました。
キダがマコトたちのいるホテルの部屋に向かうと、テーブルの上に缶コーラがあり、缶を取るとホテルの一室が爆発し同時に花火が上がりました。マコトが最後に仕掛けたどっきりは、キダが止めに入った部屋がマコトのいる部屋ではなかったことでした。
キダが止めに入ることも見通していたのです。マコトはヨッチへの愛を貫き、リサを道連れに自爆したのでした。
エンドロール後
赤信号の交差点前に座り込むキダ。婚約指輪をしたヨッチとマコトが手を繋いで交差点を渡っていきました。
そして、半年後。ある男が銃に銃弾をこめる手が映ります。
以上、「名も無き世界のエンドロール」のあらすじネタバレとラスト結末でした。
名も無き世界のエンドロールの感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「名も無き世界のエンドロール」の感想評価と口コミ評判です。)
感想評価|伏線回収までは良かったが、ラストの展開は概ね読めてしまうので衝撃ではない
物語が進むにつれ岩田さん演じるキダが裏社会に潜り込み交渉屋になってしまうのと、新田さん演じるマコトが会社経営者になっていくので見ごたえがありました。
ただ、予告だけ見ると1人の女性を2人が奪い合うみたいなかんじですが、実は仲の良かったヨッチが消えた件の真相に繋がっていたというものは良かったです。
衝撃のラストというようになっていますが、映画を観ていると先の展開が簡単に読めてしまうものなので、この部分は残念でしたね。ですが、ラストを知ってしまうとすべてが前フリのように見えて鮮やかさが増しました。
どっきり好きの過去のエピソードも伏線だったり、タイトルも含めて意味深さを感じてしまいました。最後は決してハッピーエンドとは言えませんがスッキリして見終われます。互いを想って支えあうというのはいいなと素直に感じ取れる映画です。
口コミ評判レビュー「驚きのラスト」「難しくなくてみやすい」
映画『名も無き世界のエンドロール』の口コミ評判レビューには、「ミステリーは真相が分かるとスッキリするのですが、この作品は見終わった後に切なさが残りました」「最後の最期までマコトがリサに復讐しようとしていたことは気づかなかったので驚きのラストでした」「日本中を巻き込んだ壮大な計画でラスト20分の真実に心奪われると謳っていたが、それほどのラストではない」「本当に観る側としても全く難しくなく見やすくて面白かった」という評判が多い印象です。
★★☆☆☆星2
ストーリーは中高生が好みそうな感じ。映画館の客席は平日だったので元々客数が少なく、男性が自分1人だけで、周りは女性客だらけで「あ、女の子向けの映画だったのか」と個人的に少し居心地が悪かったです。
予告で「ラスト20分」という言葉が多用されていたので、どのような衝撃的なラストなのか楽しみにしていたのですが、冒頭のシーンでなんとなくラストの展開が読めてしまいました。
中村アンが車の修理を頼みに来るシーンでの真剣佑の行動が、ストーリーラストにとって重要な伏線ではありましたが、それも読めてしまったのでストーリーを楽しむことができなかったです。
ただ、可愛い女性キャストとベテラン俳優たちの演技は楽しめました。特に柄本明はホントに悪い人なのではないかと思うくらい、怖さが滲み出ていました。
30代男性
★★★★★星5
昔から新田真剣佑が大好きで、さらに映画のタイトルが珍しくて興味がそそられたために見てみることにしました。やはり新田真剣佑のかっこよさがすごくて光り輝いていて、改めて綺麗な顔をしているなと思わされました。
内容的には、現在と過去がほとんど交互になるように描かれていて、見ていると過去の何気ないセリフが現在のシーンに繋がっていたりしていて、それを自分で解釈しながら楽しめました。
このようにストーリー構成がしっかりと考えられているため、分かりやすい内容で頭がこんがらがることも全くありませんでした。中盤からラストにかけてはさらにテンポアップしていき、それがまた見ている側のテンションを上げていて非常に良かったです。
また、この世界はお金で解決されることが多いのだなと少し考えさせられました。
20代女性
★★★★☆星4
映画「名の無き世界のエンドロール」は、小説すばる新人賞を受賞した行成薫の同名小説の映画化です。幼少期からの幼馴染2人の話で、それを岩田剛典、新田真剣佑さんが演じていて、この2人の演技を思う存分堪能できました。
現在と過去が交互に描かれるというスタイルで、ああ、この2人は本当に長い年月、一緒に過ごしてきたんだなっていうのがよく伝わり、2人の絆の強さがよく分かった気がします。
一度、マコトがキダの前から消えたあと、また出会った時の描写が、この二人は本当に気が合っているんだってのがわかったし、あといたずらという子ども同士でもすることを大人になってからの大掛かりなドッキリにもつなげているところが素晴らしいと思いました。
話的に、きっとハッピーエンドは迎えないんだろうなというのはわかっていたことだけど、最後はちょっと悲しかったです。
30代女性
★★★☆☆星3
どんな話の内容かやジャンルなど何もわからず見に行きましたが、なかなか面白かったです。
映像がかなり美しく、引き込まれていきました。何も前情報無しで見に行ってしまったからなのか、途中まで何をする話なのかよくわからないまま進んでいった印象があります。
しかし、私が気がつかなかった伏線も含めて、怒涛の勢いでネタばらし、伏線回収が行われていくのはスッキリとして面白かったです。どんどん話が進むにつれて、もしかして最後はこういった結果になるのではという予想が見事に当たってしまいラストの予想がつく点はすこし残念でした。
そして、エンドロールのあとの映像も引き込まれましたので、最後まで見るのをオススメします。
40代女性
*映画「名も無き世界のエンドロール」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。