パラサイト半地下の家族(映画)の解説考察と焼きそば・料理まとめ!ラスト結末のネタバレ含む感想評価とあらすじ

韓国映画『パラサイト半地下の家族』は、かつてないほど、名作揃いだった2020年にアカデミー賞を受賞しました。
英語圏以外の初の外国語映画が受賞となりました。また作品賞、監督賞、国際映画賞、脚本賞の4冠の受賞ともなったパラサイト半地下の家族。
日本でも公開前から話題を呼び、公開されてからの評価やアカデミー賞を受賞したこともあり更に話題性が伸びました。
監督は『グエムル-漢江の怪物-』やNetflix作品の『オクジャ』などで有名なポン・ジュノ監督。
- あのシーンは何?どんな話?のパラサイト解説考察
- パラサイトに登場するチャパグリなど料理まとめ
- パラサイト半地下の家族のあらすじ
- ネタバレ含む感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
- パラサイト半地下の家族のキャストや吹き替え声優について
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目次
パラサイト半地下の家族の解説考察|伏線回収もスムーズで観やすい映画
映画に中にはいくつかの伏線がありますが、基本的にその伏線はすぐに回収されるので、疑問が残ったまま話が進むということはありません。しかしこの映画内に散りばめられた伏線や意味について日本でも映画ファンから様々な考察されているので、映画内の伏線などについて解説考察していきます。
パラサイト半地下の家族の解説考察①時計回り
ギテク達の目の前で突然起こったパク夫妻のベッドシーンですが、ポンジュノ曰くこの「時計回り」には特に深い意味はないようです。
しかし、このシーンで監督は、観客に「早く終わればいいのに」と思わせたかったとインタビューで答えています。ここで観客は、父ギテクと同じなんともいたたまれない感情を見事に重ね合わせ、ラストでドンイクを勢いで刺す程の怒りを分かち合うことに繋がるターニングポイントのように思いました。
ポンジュノ自身も、意図的にこのベットシーンをいい雰囲気にしないよう、音楽監督にも「圧力炊飯器の圧力が増すような感じの音楽にしてほしい」と頼んだそうです。
解説考察②ギヴの水石
ギヴは、映画の序盤で友人のミニョクから「水石」をもらいます。そして映画のラスト近くまで、ギヴはその「水石」を外に持ち歩くほど執拗に大切にしていました。ポン・ジュノ曰く、この石には様々な側面があるようです。
ギヴにとってミニョクはいろんな面で叶わない友人である事が分かります。ミニョクはギヴと違って、お金があり有名大学へ通っています。
映画の途中では、ギヴはミニョクのようにダヴと恋をしたり、パク家の家に住みつくような事をします。「水石」は彼にとってミニョクの代わりであり、ギヴ自身の理想なのです。
彼は物語の最後で、本来あるべき場所に戻すように水石を川辺に置きます。
願望をその場に置き、自分自身の力で父のギテクと再会しようとしますが、果たして叶えられるようなことなのか。この「水石」の存在が、最後の不安な絶望を更にいざなう大切なツールになってきます。
解説考察③インディアン
パク家の長男、ダソンが好きなインディアンの格好についてです。これはインディアンの通り侵略される者の象徴としてのものだと考えられます。
この映画内で、意外にもこのダソンの存在はヒヤヒヤさせられるものでした。
ダソンが「インディアン」であれば、キム家は不法移民者です。ギヴが家庭教師としてパク家にやってきた時も、ダソンはインディアンのふりをして彼に弓を放ったりしています。
また、ダソンがボーイスカウトやモールス信号を利用する姿から、自分たちの家を何かから守ろうとしていたようにも見えます。恐らく彼は、不法移民者の存在が好きではないのです。
このように、今まで絵の家庭教師をつけても人見知りが激しいダソンでしたが、キジョンにはなつきました。これは、ダソンが母親のヨンギュからの愛(スキンシップ的なもの)が少なかったからのようにも見えます。ヨンギュはお金持ちなのでダソンが欲しいものをなんでもあげられますが、それでは解決できない愛が足りなかったのかもしれません。
計画か元の性格からか、キジョンには子供相手の巧みなスキンシップがあったことで、愛に飢えていたダソンにとっては親しみやすい相手だったようにも思います。
解説考察④におい
パク家の社長ドンイクは、ギテクが運転手を務めるようになってから「におい」を非常に気にします。恐らく、ドンイクはギテクの正体(格差がある)事を知ったようにも見えました。
ドンイクはしばしば「一線を越えてはならない」と言葉にします。彼はギテク達と一緒にされることを本能的に嫌っているように見えました。
ドンイクにとって必要なものは自分自身の事だけなのです。ましてや自分と全く関係のない貧乏人の事などどうなっても良いのです。後にドンイクのこういった行動はギテクにも伝わり、ギテクも怒りを押し殺さずにはいられなくなります。
解説考察⑤ダヴの整形疑惑
映画内でパク家に飾ってある大きな家族写真があります。これをよく見ると、ダヴの顔が実際の顔と明らかに違う感じがするのです。恐らく、これはダヴが家族写真を撮った後にどこかで整形したのではないかという気がします。
韓国だけの事ではないかと思いますが、韓国は整形手術で有名な国です。整形はブランド品を買うようなものというのを聞きます。恐らくお金持ちは、ブランド品を買うような感覚で整形を行うのではという背景を感じられます。母親のヨンギュも既に整形しており、元の顔と違うのかもしれません。
解説考察⑦計画
ギヴの口から、始終「計画」の言葉が出てきましたが、これもテーマを重くさせる一つです。
ラストでもギテクに「計画ができました。僕はお金を稼ぎます。」と手紙を書き、元パク家の家をいつか買って地下に隠れ住む父と再会する夢を持ちます。
ですが、このラストの「計画」は観客に希望を持たせるようで、どうしようもない絶望を感じさせられる重みを感じさせます。元々、ギヴは自分の「計画」によって、キム一家全員を職に就かせることに成功してきました。
しかしその「計画」によって、ラストでは思いもよらない程の大きな罪を背負わせられることになります。途中で、父のギテクはギヴに、「一番の計画は無計画でいる事だ。」と伝えていました。これはギテクが様々な事業に失敗してきて、絶望を味わってきたからこその言葉に聞こえます。
ギヴは映画の最後で、それでも父親が言う「無計画」で終わらせたくないようにも見えました。
しかし、以前よりどん底に陥れられたギヴを見ていると、「計画」を実行するには気が遠くなる程道のりが遠すぎるのです。
解説考察⑧能力
キム一家は、一人一人がただのプー太郎ではありません。
それぞれに何かしらの優れた能力があるにも関わらず、全員無職です。例えばギヴは受験と何度も戦ってきたおかげである程度の勉強ができるし、ダソンにもデザインスキルがあるのに何度も大学にも落ちたという背景が映画内で見られます。
これは、韓国社会が非常に強烈な競争社会であることが分かります。
解説考察まとめ|タイトルの意味・映画のテーマであるリアルな格差社会
タイトルにもあるように、貧困層家族が富裕層家族にパラサイト(寄生)することが物語の主軸となっています。また、副題にある「半地下の家族」についても意味があります。このタイトルにはダブルミーニングとなっており、映画を見ることでタイトルの意味を理解することができるようになっているのです。
半地下に住んでいるのは、貧困層家族ですが、富裕層の家にも半地下は存在します。そして、映画の後半のほうになると、富裕層家族の家に寄生していたのは一つの家庭ではなく、もう一つの家庭が寄生していたからだとわかります。
この映画の大きな意味・テーマとして、貧困層と富裕層の格差社会を描いていると感じました。一方は虫が頻繁に出るような半地下の家で子供の進学にお金をかけることができなかったり、毎日生きることを考えて生活している貧困層の家庭。
もう一方は、家政婦が毎日家を綺麗にしてくれる高台にある大豪邸で、子供には個人の家庭教師までついている。一家の大黒柱は社長で、社長夫人は自分を綺麗にすることだけに時間を使うことができる富裕層の家庭。
同じような家族編成なのに、毎日の生活には大きな格差が生まれているのです。
アルバイトなど、どこかしら探せば働ける場所がある日本から見れば、現状では彼らが怠惰な家族のように見られるかもしれません。しかし、韓国ではこれが平凡な家族という意見もみられるほど、格差社会が深刻化しているのです。
市民だけでは途方に暮れるような経済的な問題、貧富にある潜在的な差別など、この映画では露になってみる事ができます。普段重苦しい映画を好まない人でも、格差をコミカルに描いているので見ていても悲壮感は少ないです。十分にエンターテイメントとしての楽しさがあるので、つい見放せないサスペンスある映画でした。
それでも、現実にある社会情勢を目にして、他人事では終わらせない程の説得力がこの映画にはあります。

パラサイト半地下の家族の焼きそば・チャパグリ等、登場する料理まとめ
見た目は焼きそば!韓国料理チャパグリ
映画で最も印象的だったチャパグリ。日本語字幕ではジャージャー麺と訳されていましたが、これは韓国の「チャパゲティ」というインスタントのジャージャー麺と、「ノグリ」といううどんのような麺を混ぜて食べるものです。
これを、お金持ち妻ヨンギョが食べていますが、この食べ方に貧富の差が描かれているようです。韓国では、庶民からも「チャパグリ」は食事として流行っているようですが、ヨンギョのように牛肉は普通入れないようです。彼女は牛肉の入った「チャパグリ」を軽食として食べているのです。
家で、チャパゲッティ・ノグリ・牛肉を用いた『チャパグリ』を食す。
映画パラサイトに出てきた料理だが、匂いは日本のインスタント麺にはない独特な香りがした。
そして麺はもちもちしていて、味は辛味が際立つ濃厚な味わいだった。#チャパグリ#パラサイト pic.twitter.com/DKjuvAAov2
— とある訓練生 (@nakamotodaisuki) April 12, 2020
キム家が食べるもの
映画をよく見ていると、キム家の食べるものが次第にグレードアップしている事に気づきます。映画冒頭では、スーパーで手軽に売っているような発泡酒とスナック菓子をつまみとして口にしていました。後にキム家が全員パク家で働くことになると、タクシー食堂で手軽ですが安定した定食を口にするようになります。映画後半ではパク家がキャンプに外出中、彼らはパク家の冷蔵庫から色々取り出して口にします。
その際は瓶に入った洋酒や値段の高そうなおつまみでした。
桃
映画内で、家政婦として働いていたチュンスクが桃アレルギーをもっていましたが、この「桃アレルギー」は実際にあります。
これはポン・ジュノ監督が実際に桃アレルギーの人を知っているようで、それを見た時のトラウマが映画に盛り込まれているようです。
『パラサイト 』の桃🍑
#このツイートを見た人は武器ならなんでもいいから好きな武器晒しなさいっ(あと、ピーターのラズベリーもヤバかった🤭) pic.twitter.com/k99SzwMkGX
— Enju🍀🔜🎟 (@ENJU15009148) May 5, 2020

パラサイト半地下の家族のあらすじ|星5評価多数の観とくべき映画No.1
(以下、映画「パラサイト半地下の家族」のあらすじです。)
パラサイト半地下の家族のあらすじ
半地下の狭い家に住んでいるキム一家は4人の家族全員がニートでした。その為、いつもギリギリの生活を送っていました。上階の家からこっそりと繋げているWi-Fiもついに繋がらなくなり、内職仕事の連絡も入らなくなってしまいます。
家中の電波を探し回って、やっとのことで見つけて何とか仕事にもありつけたのですが、その仕事にも難を言われてしまいます。定期的な収入もなく困っていたところに、息子ギウの友人ミニョクから相談ごとを持ちかけられました。
ミニョクからの相談は、海外留学する自分の代わりに家庭教師を引き継いで欲しいということでした。裕福な家庭だから給料も高く、待遇が良いという好条件です。なぜこの仕事をギウに持ちかけたのかというと、ミニョクが受けもっている生徒と恋愛関係にあるからでした。大切な生徒を見ず知らずの男に持っていかれたくないというミニョクの気持ちからだったのです。
高校卒業と兵役後の4回も受験を経験した、英語が得意なミニョクにはぴったりの仕事でした。友人の気持ちを汲み取り、ミニョクは家庭教師をすることを決意します。
パラサイト半地下の家族のあらすじ|セレブ家庭との出会い
大学に在籍しているという証拠の文書を妹のギジョンに制作してもらい、ギウはケビンという名前で面接に行きます。ギウが訪問した家庭はとんでもなくセレブなパク家で、ギウの家庭と同じ4人家族でした。
IT企業の社長で父親のドンイク、お嬢様育ちで世間知らずな母親ヨンギョ。聡明な娘ダヘに自由奔放な息子ダソンのとても恵まれた家庭です。ダヘに対する授業の様子から、見事にギウはヨンギョの信頼を得ることができました。
そして、ヨンギョは自由奔放な息子に手を焼いていることをギウに相談します。また、ギウは自由に生きているように見えるが絵の才能がありました。それをもっと伸ばしたいのだけれども、ダソンに合う家庭教師がいないと嘆いていました。
そこでギウはもともと絵を描くのが好きだったダソンに、成績優秀な美大生の知り合いがいると提案します。信頼しているギウからの提案に、ヨンギョはぜひ紹介してほしいと乗り気になりました。ギウが薦めた美大生は、実の妹のギジョンだったのです。ギウ以上に頭が回るギジョンでジェシカという名前でパク家を訪問します。
パラサイト半地下の家族のあらすじ|妹のギジョンも家庭教師に
自由奔放で集中力もなかったダヘもギジョンによく懐き、大人しく授業を受けていました。そんな姿を見て、すっかり安心する母親のヨンギョに、さらにギジョンは仕掛けます。ネットで検索した情報を元にダソンが書いた絵について、心理的に辛い過去があったのではないかと持ちかけます。
そして、絵画療法がダソンには合っているということを強く薦めます。実際に、辛い過去を抱えたダソンの気持ちを知っているヨンギョは一気にギジョンのことを信頼するのでした。
ギジョン演じるジェシカが帰るタイミングでドンイクが帰宅します。挨拶をしながら、授業で遅くなってしまったお礼にと、運転手に送るようにと依頼をするのでした。
そして、ギジョンはここである作戦を思い付きます。
以上、映画『パラサイト半地下の家族』のあらすじでした。
パラサイト半地下の家族のネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「パラサイト半地下の家族」のネタバレを含む感想評価と口コミ評判です。)
ネタバレを含む感想評価|エンドロール後に訪れる虚無感
上映後の感想はとにかく「考えさせられる」その一言に尽きます。
2019年のパルムドール賞も受賞した今作ですが、2018年のパルムドール賞『万引き家族』とは現代の格差社会で生きる家族を描く視点で共通しています。ただ、社会の映画は取っつきにくく一般受けしにくいのが現状です。
しかし、この作品は社会派映画の堅苦しいイメージを払拭するようなコメディ色も強いものとなっています。題材としては貧困や、階級の固定化など重いテーマなのですが映画館で鑑賞した時は所々で笑い声が上がっていました。
監督自身もコメディ映画であると公言しており多くの人が楽しみながら「家族とは何か」「社会的地位とは何か」などの深いテーマについて考えることができます。
テーマの深さだけではなく、ひょんなことから大富豪の家に潜り込んで巧妙な手口で自然に豪邸の中に溶け込む手口には驚かされます。衝撃的なラストも見逃せない名作だと感じます。
ネタバレを含むパラサイト半地下の家族の口コミ評判レビュー
オールドボーイ以降、韓国映画好きな私。あの時の衝撃は超えないものの十分楽しめた傑作でした。 後半にかけて、作品のトーンが一気に変わる展開の妙が見事。前半もたつき気味なのは気になったが、それを忘れさせてくれるジェットコースター感。
登場人物を完全なる善と悪の存在にはせずに、誰に対しても同情や感情移入できる余地を残してるのでどこに軸足を置いて鑑賞したらいいのかわからない胸のザワザワを感じられるのが逆に個人的には好み。
複雑化・多様化してる社会において、単純な構図の映画では無く、観客の価値観や固定概念に疑問を投げかけるような良作が今後も増えていきそう。
男性
★★★★★星5
とにかく時間を忘れるほど面白かったです。最初はブラックコメディなのかな?と思いながら見ていました。ただ、鑑賞前に見たポスターに映る「足」からは、この映画が一筋縄ではいかないことを暗示していましたが…。
半地下家族が、金持ちの家庭に入り込んでいく様は、見ていて気持ちがいい位うまくいっていました。なんだか見ていて応援したくなりました。
が、あの大雨の日からある意味「サクセスストーリー」で「下剋上」のような半地下家族にも暗雲が立ち込めます。
家政婦夫婦との、弱い立場の者同士が争う様は醜いとも思いました。しかしその後の金持ち夫からの「におい」に関するくだりにはもっと不快感を覚えました。
その後の半地下家族父の殺人にも、同情してしまいます。貧富の差の問題や、「下」の人間が「上」へ上がろうとしても、越えられない何か(それがにおいだったのでしょうか…)があることを深く考えさせる映画でした。
と、真面目で社会的な側面ももちろんありますが、それよりすごいのはそんな真面目な部分があっても説教くさくなく、とにかく飽きさせない映画になっていることだと思います。
30代女性
★★★★★星5
Twitterでポスターを見てどのような映画なのか気になり『パラサイト半地下の家族』を観ました。映画を観終わった後だと、ポスターに映る横たわる謎の足の正体やポスターデザインの意味深さに気づき「なるほど」と思いました。
最初はくすくすと笑えるシーンが幾つかありましたが、映画が進むにつれて予想がつかない展開に進んでいきいつの間にかドキドキしながら観ていました。「パラサイト」は最初、主人公側の家族を指していると思っていましたが、そういうわけではないのですね。
「雨」の捉え方や価値観など細かな点で2つの家族でそれぞれ対比できる所や格差社会をコミカルに描いている所にとても惹かれました。個人的にここ最近観た映画の中でも特に面白い映画だと感じました。
20代女性
★★★★★星5
話しの展開が中盤からガラリと変わり、だんだんと取り返しのつかない方向に変わっていくのがもうハラハラしました。貧しい底辺にいる人同士の弱みを握りあったときの立場が逆転し合う早さにも驚いたり、間でふっと笑ってしまうユーモアもあったりで色々な視点から楽しめる作品でした。
貧しい一家の父親の『計画を立てたときこそ人生は思うようにいかない、だから無計画がいいんだ』という言葉が印象に残りました。ラストシーンの終わり方が絶妙に良かったです!これは監督の才能や力を感じさせられるラストだと思います。
30代女性
★★★★★星5
賞を受賞した事で興味が出てストーリーなどの事前調べ、知識はなく観にいきました。それでもとても楽しめる映画でした。韓国の社会構造、情勢を知っているとさらに楽しめたのかなとも思いました。
観ていくうちにどんどんハマっていく。くすっと笑えるシーン、はらはらどきどきするシーン、顔を背けたくなるようなシーン…様々な感情になりました。展開もスピーディーで最後まで飽きることなく観れました。
観終わった後にこの映画について誰かと深く語り合いたい気持ちになりました。そしていろいろな方の考察を調べてみて、伏線、あれはそういう意味だったのか…などを知りそこを踏まえてもう一度観たくなりました。人に是非観てほしい!とおすすめできる作品です。
30代男性
*映画「パラサイト半地下の家族」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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パラサイト半地下の家族のキャストや吹き替えキャスト・登場人物・監督
日本語吹き替え版もある!
映画館で上映していた際の『パラサイト半地下の家族』には日本語吹き替え版はなく、字幕版でしか観ることは出来ませんでした。吹き替え版自体がなかった為でしたが、『パラサイト半地下の家族』のDVD発売してからは日本語吹き替え版も収録されています。
アカデミー賞を受賞し話題になった映画ですし、ポン・ジュノ監督の『グエムル』や『殺人の追憶』などの昔の作品では吹き替え版があるので、日本語吹き替え版も製作されたようですね。
キャスト・登場人物・監督の紹介
キム家
キム・ギテク 役-ソン・ガンホ(日本語吹き替え声優-山路和弘)
キム・チュンスク 役-チャン・へジン(日本語吹き替え声優-今泉葉子)
キム・ギウ 役-チェ・ウシク(日本語吹き替え声優-柳田淳一)
キム・ギジョン 役-パク・ソダム(日本語吹き替え声優-味里)
パク家
パク・ドンイク 役-イ・ソンギュン(日本語吹き替え声優-堀川仁)
パク・ヨンギョ 役-チョ・ヨジョン(日本語吹き替え声優-折笠富美子)
パク・ダへ 役-チョン・ジソ(日本語吹き替え声優-松本沙羅)
パク・ダソン 役-チョン・ヒョンジュン
その他
ムンガン 役-イ・ジョンウン(日本語吹き替え声優-斎藤こず恵)
オ・グンセ 役-パク・ミョンフン
監督
ポン・ジュノ