シネマヒッツでは、AIがあなたへのおすすめ映画を提案!作品の考察や感想評価と口コミ評判レビューが丸わかり

『世界から猫が消えたなら』は最後死ぬ?伝えたいことなど考察解説【あらすじネタバレ感想評価】

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

2016年5月14日公開の映画『世界から猫が消えたなら』。

川村元気のベストセラー小説を原作に、2016年に公開された映画で興行収入12億円を超えるヒット作となりました。

余命わずかな郵便配達員(佐藤健)の前に、自分そっくりの“悪魔”が現れ、「何かを世界から消せば、寿命を1日延ばしてやる」と提案。

電話や映画、時計など大切なものを次々と消していく中で、主人公は本当に大事なものに気づいていき、タイトルにもある「猫」との関係が、感動的なラストへと繋がります。

この順番でチェック
  • 『世界から猫が消えたなら』で最後死ぬのに伝えたいことを考察&解説
  • 『世界から猫が消えたなら』のあらすじ
  • 『世界から猫が消えたなら』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『世界から猫が消えたなら』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

Huluなら、初めての登録なら2週間無料で観ることができます!

見放題作品もあり、おすすめです!

▼今なら見放題作品かも!映画『世界から猫が消えたなら』の配信チェックはコチラ▼

最後死ぬ?伝えたいことなどを考察解説

最後死ぬ?夢オチだったのか解説

川村元気さんの同名小説を実写映画化した映画『世界から猫が消えたなら』。

悪性腫瘍により、余命宣告をされた佐藤健さん演じる主人公・僕の前に悪魔と名乗る男が現れ、僕の寿命を1日ずつ増やす代わりに世界から様々なものを消していくストーリーとなっています。

映画の終盤で悪魔が実はもう一人の僕であったことが明らかになります。

この驚きの展開については果たして、夢オチだったのでしょうか?また、僕は最後に死んでしまったのでしょうか?真相について考察します。

管理人

死を受け入れることが出来ない僕が作り出したもう一人の人格

夢オチだったのかどうかという真相ですが、結論から言うと、悪魔は死を受け入れることが出来ない僕が作り出したもう一人の人格となっており、夢オチといってもおかしくないと考察できます。

小さな町の郵便局員として、今まで平凡な生活を送ってきて、これからも当たり前のようにそんな日々が続いていくと考えていた僕は突然死ぬことを告げられてしまい、パニックになった末に逃げ場所を作るように悪魔というもう一人の人格を作り出したのでしょう。

余命宣告という絶望を経験したことによって、茫然自失となってしまった僕は、悪魔というもう一人の人格を持つことによって少しでも苦痛を軽減させたかったのだと考えられます。

また、宮崎あおいさん演じる元恋人の会話のシーンから分かるように、僕は昔から「例えば~だったら」と言った仮定で物事を考えるのが好きな人物だったようですので、その一環で悪魔という人格が作り出されたというわけです。

そのため、消えたと思われていた電話、映画、時計は実際には一切消えておらず、死ぬ前に会いたいと思っていた元恋人、親友のタツヤ、そして、父親といった人物たちにそれぞれ会う口実を作るために彼らとの思い出に不可欠なものを消すという設定を頭の中で作り出していたと考えられます。

死の真相

ラストでは、死を受け入れた僕が父親宛ての手紙を出すシーンが描かれますが、父親に手紙を出した後に、僕は死んでしまったのでしょうか?

その後のシーンが映画では描かれていませんので、明言は出来ませんが、悪性腫瘍の進行はかなり進んでいたことから、僕はその後、死んでしまったのではないかと考えられます

病院の医師もあまりの進行具合に治療も出来ないと伝えていたことから、生き延びたという可能性は極めて低いのではないでしょうか?

死を受け入れた僕が、天国で、亡くなってしまった母親、そして、猫のレタスとともに幸せな日々を過ごしていることを願います。

管理人

伝えたいことは何だったのか?

映画『世界から猫が消えたなら』が伝えたかったことは一体何だったのでしょうか?

では、映画『世界から猫が消えたなら』が伝えたいことは何だったのか?について、まとめていきます。

何気ない日々の大切さ

1つ目の伝えたかったことは、「何気ない日々の大切さ」です。

僕は、自分が今の生活が当たり前であり、とても平凡なものだと考えていましたが、死を宣告され、元恋人やかけがえのない親友、そして愛情深い母親、不器用だが家族思いの父親との日々を振り返ったことにより、自分の生活が実はかけがえないのないもので溢れていたことに気付きます。

映画『世界から猫が消えたなら』はそんな自分たちが普段過ごしている何気ない平和な日々が実はとても大切なことであるというメッセージが込められていると考えられます。

周りにいてくれる人々の大切さ

2つ目の伝えたかったことは、「周りにいてくれる人々の大切さ」です。

僕の周りには、今まで自分の人生を支えてくれた家族や親友、恋人がおり、彼らとの日々を振り返ることによって、たくさんの人々の支えによって、自分の生活が成り立っていたことにあらためて気づかされます。

映画『世界から猫が消えたなら』には、そんな家族や友人といった固い絆で結ばれた人々の大切さがメッセージとして込められていると考えられます。

かけがえのない時間の大切さ

3つ目の伝えたかったことは、「時間の大切さ」です。

僕は病気が発覚するまでこの生活がずっと続いていくと漠然と考えながら時間を過ごしていましたが、悪魔が現れたことにより、残された時間が僅かしかない事を思い知らされ、一瞬一瞬を大事に過ごしていくようになります。

映画『世界から猫が消えたなら』にはそんな時間のかけがえのない大切さがメッセージとして込められています。

映画の中盤では、悪魔が「時計」を消しますが、これも「時間」が永遠ではなくて、有限であることを表現していると思います。

なぜ別れたのか?

電話が世界から消えてしまう際に僕が電話をかけたのは、宮崎あおいさん演じる元恋人です。

彼女は、別れてからも僕の母親と交流があったようで、久しぶりに再会した僕との思い話を楽しんでいるようで傍から見れば、まだ交際しているようにも見えました。

そんな仲睦まじく見える二人はなぜ別れてしまったのでしょうか?

管理人

なぜ二人が別れてしまったのかについては本編で明らかになることはありません。

彼女がお互い嫌いになって別れたわけではないと語っていることや、別れてからも僕の母親と交流があったと伝えていることからどっちかの浮気や金銭的な問題といった何か重大な事柄があって、別れたというわけではなさそうに見えます。

順調に交際をしていた二人でしたが、アルゼンチン旅行時に親しくなった日本人バッグパッカーのトムさんが亡くなってしまった際にひどくショックを受けて、自分は生きてやると滝の前で叫んだ彼女に対して、僕は極めて冷静にトムさんの死を受け入れており、泣き叫ぶ彼女を一歩引いた場所で見守っている様子が非常に印象的に映し出されていました。

そんなお互いの死生観であったり、その他の価値観に違いがあり、そのあたりが蓄積されて最終的に別れるという道を選んだのではないかと考えられます。

最初にお互いの価値観が違うことが可視化されたのが、アルゼンチン旅行だったのかもしれません。

ただ、終盤で別れを告げる際に「あなたに出会えて良かった」と彼女が告げているように、別れてもお互いを大切な存在であると認識しており、とても良い関係を築いていると思います。

トムさんの死因

僕が彼女と交際している際に、訪れたアルゼンチンで出会ったのが、奥野瑛太さん演じる日本人バックパッカーのトムさんです。

トムさんと親しくなった二人は、旅先や食事を共にし、それぞれの思いや旅の素晴らしさを語り合い、素晴らしい時間を過ごしました。

二人をサポートするトムさんの姿は奥野さんの自然体の演技もあり、対応があたたかく優しい人柄がとても印象的なキャラクターとして描かれています。

そんなトムさんですが、二人と別れた直後に突如死亡してしまいます。

気になるトムさんの死因とは一体何だったのでしょうか?

管理人

トムさんの死因は、トラックによる交通事故に巻き込まれてしまったことが原因であると考えられます。

二人が雑踏の中で、トムさんを見送った直後の出来事でしたので、鑑賞した方の中には、呆気にとられてしまったという方も多かったのではないでしょうか。

トムさんは二人の別れる間際に「生きてやる!」という生命力に満ちた強いメッセージを高らかに宣言していたにも関わらず、突如として死が訪れてしまいました。

そんな様子を見て、強いショックを受けた彼女は、トムさんの分まで生きてやると大きな滝の前で宣言します。

トムさんの死は、二人の死生観が変わってしまうような非常に大きな出来事であったと考察できます。

おすすめ映画を10秒で教えてもらえるAIサービス開始!▶︎シネマヒッツのAI映画マイスターにおすすめ映画を教えてもらおう!
\コレが観たかった!が見つかる/

📖実質無料で映画を観よう!


\好きな映画を無料で1本観る/
※無料期間中に解約すると月額料金は一切かかりません。

\好きな映画を無料で1本観る/
※2週間の無料期間中は映画が見放題です。

\好きな映画を無料で1本観る/

本ページの情報は2025年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

『世界から猫が消えたなら』のあらすじ

(以下、映画『世界から猫が消えたなら』のあらすじです。)

『世界から猫が消えたなら』のあらすじ|重い病に侵された僕の前に現れる悪魔

海沿いの小さな町で郵便局員として働く僕は、映画好きの友人タツヤが働くレンタルビデオショップに寄った帰りに突如謎の頭痛に襲われ、気を失ってしまいます。

病院で目覚めた僕は医師から悪性の脳腫瘍が手術の不可能なほど進んでおり、いつ死んでもおかしくない状況であることを知らされ、茫然自失となります。

部屋に帰り、愛猫のキャベツの餌をあげていた僕は自分と同じ顔をした男が座っているのに気付き、驚きます。

悪魔と名乗るその男から僕は明日お前は死ぬと宣告されます。

そして、世界から何かを一つ消せば寿命が一日延ばせると聞かされ、悪魔が最初に選んだのは電話でした。

明日電話が消されると聞かされ、別れた彼女に久しぶりに電話した僕は翌日彼女が働く映画館の前で待ち合わせをし、喫茶店で昔話に花を咲かせます。

交際のきっかけは間違い電話で偶然にもお互い映画好きだったことや同じ大学に通っていたことから二人は親密な関係になっていきました。

彼女は別れた後も僕の亡くなった母と交流を続けており、僕が疎遠になった小さな時計屋営んでいる父親との関係を心配していました。

自分がいつ死んでもおかしくない状況にあることを僕から別れ際に聞いた彼女は手紙をポストへ投函します。

『世界から猫が消えたなら』のあらすじ|世界から電話と映画が消えてしまい、元恋人と親友を失ってしまう僕

帰り道、僕の前に再び現れた悪魔は宣言通りに電話を消してしまい、彼女との交際のきっかけが電話であったことから交際していた過去も世界から消えてしまい、再び彼女が働く映画館を訪れますが、彼女は僕の事を全く知らない様子で不審がるのでした。

次に悪魔が選んだのは、僕が大好きな映画でした。

大学時代、映画がきっかけで親友となったタツヤが働くレンタルビデオショップへと向かう僕。

思い返せば、彼女と付き合うようになったきっかけを作った「メトロポリス」という映画のDVDもタツヤが貸してくれたものでした。

僕から人生の最後に観る映画を1本選んでほしいと伝えられたタツヤは困惑しますが、病気について聞き、僕が帰った後に必死で映画を探しますが、見つかるはずもなく、途方にくれてしまうのでした。

電話の時と同じように次の日、映画はなくなってしまい、タツヤが働いていたレンタルビデオショップも古本屋になってしまい、彼は僕の記憶を失ってしまいました。

『世界から猫が消えたなら』のあらすじ|かけがえのない家族と猫の思い出

彼女が働いている映画館もなくなってしまい、僕は彼女との様々な思い出を振り返ります。

悪魔は今度は時計を消すことを選び、疎遠になっている父親の時計屋もなくなってしまいます。

電話、映画、時計を消した悪魔が次に選んだのは、僕が大好きな猫でした。

今僕が飼っているキャベツは実は二代目で、元々幼い頃に僕が拾ってきたレタスという猫がおり、愛情深い母親と寡黙な父親とともに可愛がられていました。

僕が大人になり、レタスは寿命が近付き、母親の腕の中で旅立ちましたが、同時期に母親も病に蝕まれ、寝込むことが多くなっていました。

そんな状況の中で拾われてきたのがキャベツだったのです。

レタスとそっくりのキャベツを見て、一家には再び笑顔が戻ってきました。

やがて、入院することになった母親でしたが、父親は母親の時計の修理に専念し、死ぬ間際に立ち会わなかったことから僕は父親に怒りを感じ、それ以来疎遠になってしまったのです。

家族とのかけがえのない思い出に不可欠な存在である猫がなくなってしまうことについて、思い悩んでいた僕はポストに母親からの手紙が入っていることに気付きます。

その手紙は母親から預かっていた彼女が送ってくれたものだったのですが、記されていたのは息子への深すぎるほどの愛でした。

そして、手紙を読んた僕はある決心をするのでした。

以上、映画『世界から猫が消えたなら』のあらすじでした。

果たして、僕の決心とは?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

『世界から猫が消えたなら』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『世界から猫が消えたなら』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|川村元気さんの同名小説を実写映画化したハートウォーミングストーリー

映画『世界から猫が消えたなら』は、川村元気さんの同名人気小説を実写映画化した作品で、2016年公開当時 興行収入10億円を超えるヒットを記録しました。

映画『世界から猫が消えたなら』の主人公は、佐藤健さん演じる、悪性腫瘍により余命宣告をされた郵便局員の青年・僕です。

僕の前に突如として自分とそっくりな悪魔と名乗る男が現れ、悪魔は僕の寿命を一日延ばす代わりに世界から電話や映画、時計、猫といった僕の人生の思い出に欠かすことのできないものを消していくという人間ドラマとファンタジーが入り混じったような独特の世界観が展開されていきます。

管理人

電話を消されることになった僕は最初に間違い電話がきっかけで交際することになった元恋人と、そして映画を消されることになった際には映画がきっかけで親友になったタツヤに会いに行くのですが、出会いのきっかけになったものが消えていくことで相手側は自分の存在すら記憶からなくなってしまうという何とも切ないシーンが繰り広げられます。

主人公が映画好きという設定もあり、恋人との出会いのきっかけが名作映画『メトロポリス』であったり、タツヤが僕に薦める映画が沢田研二主演の『太陽を盗んだ男』など割と通好みの作品となっており、映画好きにはたまらないシーンも多々盛り込まれていきます。

また、純朴な青年を演じた佐藤健さんはもちろんのこと、元恋人を演じた宮崎あおいさん、愛情深い母親を演じた原田美枝子さんなど役者陣の演技も素晴らしいのですが、特に素晴らしいのがタツヤを演じた演技派俳優の濱田岳さんで、不器用ながらも友達思いでどこかコミカルなキャラクターを見事に演じており、ハマり役だと思います。

最終的に亡き母や疎遠になってしまった父親といった家族との思い出に欠かすことの出来ない猫を消されることになってしまい、僕は苦悩するのですが、亡き母親が自分宛てに書いた手紙に溢れていた自分への深すぎる愛情を感じ、猫を消すことを辞めるように悪魔に伝えて、自分の死をようやく受け入れます。

そして、実は悪魔が死を受け入れることが出来なかった僕が心の中で作り出したもう一人の自分であったことが明らかになり、世界から何も消えていなかったことも明らかとなります。

死を宣告され、過去を振り返ったことにより、平凡だと思っていた自分の人生が実は誰かに支えられ、かけがえのない存在で溢れていたことを実感した僕は疎遠になっていた父親充てに手紙を出すという非常に前向きなシーンで映画は終わりを迎えます

タイトルだけではどんな映画か想像がつきにくく、敬遠していたという方も多かったと思いますが、当たり前だと思っている生活が実は当たり前ではなく、かけがえのないもので溢れていることに気付かしてくれるハートウォーミングな良作になっていますので、ぜひ先入観を捨てて鑑賞することをオススメします。

『世界から猫が消えたなら』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

猫好きのための映画かー、、という感じがしましたがまったく違いました。

タイトルにこそ猫が入って居るものの、物語中の重要なキーワードになっているだけで猫は中心の話ではなくて登場頻度も少ないです。

映画『世界から猫が消えたなら』は死生観をテーマとした深みのある話になっているように思います。

悪魔と主人公の取り決め(ネタバレになるので詳細は省くが)は死ぬ事で失われるものを端的に表しているし、それを受け入れた時に気づく大事なものや事だったり、残り続けるものを表しています。

「猫」はキーアイテムであり、それに付随する主人公の思い出や記憶はまさに残り続けるものです。

冒頭に猫好きのための映画かと思ったら違ったと書きましたが、そういう意味では本当に猫(や生き物・ペット)が好きな人には大変に深い所まで刺さる作品かと思います。

また、原作は未読の状態で観ましたが、まったく問題なく観れました

40代男性

★★★★★星5

猫のキャベツと人間の2人で暮らしており、主人公の佐藤健さんが腫瘍で余命宣告された物語でした。

7日間の物語でしたが、考えさせられる内容でもあり猫好きとしてキャベツの可愛さを堪能でき終わってしまうのが早く感じました。

自分と同じ容姿の悪魔が世界から何か一つを消せば一日寿命を伸ばせるというので、私だったらどんな物を消して寿命を伸ばすだろうと考えていました。

割と何度も心を揺さぶられるシーンがあったのですが、その度に涙が出てきて、とても感動しました

家族の大切さとペットの大切さに気づきこれまで以上に大切にして生きようと思える作品でした。

20代女性

★★★★★星5

この映画を見た理由は単純に、出ている俳優の佐藤健さんのファンだからという安易なものでした。

ですが、観た瞬間、映画に引き込まれていき数時間の上映があっという間でした

人は自分の生が終わることがわかった時は、この先何がしたい、何を見たい、死にたくない、怖い、そういった感情を抱く人がほとんどだと思うんです。

もちろんそうじゃ無い人もいると思いますが。もし今が今までで1番幸せ!いつ死んでも良い!なんて思える人は少ないと思います。

私がもし明日余命を宣告されたら、何を思うんだろうと漠然と考えさせられました。

周りの人に感謝をして、会いにいけていない人に会いに行って、遺していく人たちにごめんねを残すのか、ありがとうと言うのか、どうなんだろう…でも後悔だけはしたくないです。

映画のセリフの「この世界は、かけがえのないもので出来ている」「ありがとうで終われる人生」という最期を迎えたいです。

20代女性

★★★★★星5

私が今まで観て感動した映画の中の一つです。

タイトルだけを見れば猫だけが世界から消えてしまうのか、、そう思っていました。

しかし猫だけで無く、日常の中の様々なものが一つずつ消え、それが自分の人生にどれだけ影響していたのか、そうゆう事を考えさせられる作品でした。

自分が当たり前に生きていて、当たり前の様に触れている物でさえ、あらゆる思い出をさりげなく引き立ててくれている存在なのだと思いました。

例え寿命と引き換えにと言われようと、思い出が無くなってしまうことは人間にとって1番辛い事なのかもしれない。

身近な人や物をもっと大切にしたい、そう思わせて頂けた作品でした。主演の佐藤健さんの演技がとても素晴らしいです。

30代女性

★★★★★星5

「世界から猫が消えたなら」は、川村元気さんの小説を原作とした実写映画です。

元々原作を読んでいて、とても泣かされた作品でした。

そのためストーリーを全て知っている状態で映画を見たのですが、それでもやはりボロ泣きしてしまいました。

登場人物ももちろんそうですが、猫が実写になることによって、猫を大切に思う主人公の気持ちがよりリアルに観客に流れ込んできて、感情移入しながら観ることができました。

映画の後半では、私たちも主人公と同じくらいその猫のことが大切になり、主人公が本当に大切にしていて、自分よりも優先したいと思う猫に対する愛情に涙が止まりませんでした

家族と当たり前に過ごせること、ペットも大切な家族の一員であることの尊さをひしひしと感じる作品で、とても良かったです。

20代女性

★★★★☆星4

ストーリーに童話っぽさを感じました。

同じストーリーを、映画の前にラジオドラマで聴いたことがあり、その時はいい作品だなあと思ったのですが、映像がついたからなのか、ストーリーのせいなのか、演じる俳優さんの違いからなのか、映画『世界から猫が消えたなら』は申し訳なくも、お説教臭さを感じてしまいました

ただ、猫好きとしては、佐藤健さん演じる主人公の「僕」が猫は消さない選択をしたこと、「僕」の飼い猫の「キャベツ」が可愛いだけでなく名演技だったことで、一度は見て楽しめるかなあと思いました。

ただ「猫」というワードに惹かれて映画を見ましたが、ストーリーもテーマも猫がメインという訳ではなく、目で「僕」の選択や行動を追っていると、何だか沈んだ気持ちになってしまいました。

この映画をきっかけに、自分が生きるということや、自分と関わる人たちとの関係を見つめ直してみよう!・・・とはならず、ただただ猫の「キャベツ」の可愛らしさだけが心に残りました。

50代女性

★★★★★星5

原作小説が好きだったので、映画になることで改悪される部分もあるんじゃないかと思いながらも、実力派俳優の佐藤健さん、宮崎あおいさんが出演されるとのことでドキドキしながら観に行きました。

結論、原作の雰囲気をそのままに、世界観を惜しみなく表現した素晴らしい映画だったと思います。

余命宣告された主人公が、自分そっくりな悪魔に、世界からひとつものをなくすかわりに、1日寿命を伸ばすという話を持ち掛けられ、電話や時計といった小物から少しずつ消していくストーリーです。

消える描写はどのように表現されるんだろうと思っていましたが、御伽話のように幻想的に消されていき、とても感動しました。

小物を消す、といっても、現代ではあるのが当たり前のものばかりで、消えることで生活が変わっていくという部分も綺麗に表現されていました。

そうして消すものを吟味するようになるころ、自身の大切な物が本当に何なのかを後半では改めて考えさせられました

本当に最高の作品でした。

30代女性

★★☆☆☆星2

『世界から猫が消えたなら』は、川村元気さんの小説を忠実に再現して作り出した映画です。

恋愛ものではありませんし、家族の愛情などをテーマにしているように見える作品でしたが、最後まで映画を見ると余命残り少ない人物が最後に到達する死生観というものを描いた作品になります。

なので、主人公が自らの死というものを受け入れるまでの葛藤について賛否がある作品に見え主人公は周りから忘れられていくことを選び、寿命を延ばすんですが、最終的には死というものから逃げられないというテーマになっていて、これまで見せられた悪魔との契約による寿命を延ばすという題材も主人公の妄想であったということがわかると視聴者としては、主人公のありもしない妄想に付き合わされたというのがどうなのかと思えました。

元の作品が小説だったが故、ややこしい表現が多く、最後まで見ることでなるほどという納得が得られる作品ですが、一度の視聴で完全に理解するのは難しいように見え、どこが妄想でどこが真実なのか曖昧に思え難しい映画に見えます

40代男性

*映画『世界から猫が消えたなら』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

■hulu公式■▼連休に最適!『世界から猫が消えたなら』を今すぐ観るならコチラで配信チェック▼

▼一度は観るべき邦画特集▼

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Copyright© シネマヒッツ , 2025 All Rights Reserved.