サイレントトーキョー|みきおだ出演シーン、原作との違い、あらすじ、ネタバレ含む口コミ感想をまとめてみた!

2020年12月4日公開の『サイレントトーキョー』。
原作はジョン・レノンの名曲『Happy X-mas(War Is Over)』をもとに執筆されたクライムサスペンスです。
渋谷スクランブル交差点シーンは、栃木県にある競馬場跡地でリアルな巨大セットで再現されて撮影されました。
佐藤浩市、石田ゆり子、中村倫也、広瀬アリス、西島秀俊などの豪華キャストに加えて、人気Youtuberである「みきおだ」も出演しています。
また、映画『サイレントトーキョー』の口コミ評判レビューはこの通りです。
- 起こるはずのない事が起こる事に怖さを感じた
- 現代の日本に直接訴えかけているような内容のストーリー
- 予告を見てパニックものを想像していたので、正直期待はずれ
- 渋谷での爆破シーンは圧巻
- いつかどこかのタイミングで、全ての若者に見ていただきたい映画
- ストーリー的には、いささか不明瞭な点が多い
- ハラハラするシーンが多く、見入ってしまった
- 結末は個人的にはちょっとモヤモヤ
- サイレントトーキョーのキャスト相関図
- サイレントトーキョーの主題歌
- サイレントトーキョーのみきおだ出演シーン
- サイレントトーキョーの原作
- サイレントトーキョーのあらすじ
- サイレントトーキョーのネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
まだ小説の原作を一度も読んでない方は、原作の小説を読んでおくとより一層、映画を理解でき楽しめます♪
Yahooジャパンのイーブックなら今すぐに無料で試し読みができます!!
目次
サイレントトーキョーのキャスト相関図
サイレントトーキョーのキャスト相関図はこの通りです。
サイレントトーキョーのラスト結末をわかりやすく解説
映画『サイレントトーキョー』で一番の謎の人物だったのが、映画の冒頭と終盤にしか登場しなかった佐藤浩市が演じる朝比奈仁です。
映画内で説明もあまりなかった為に、朝比奈仁は中村倫也が演じる須永基樹の父親であることしか理解しずらかった内容でした。
まず、この朝比奈仁は回想シーンで登場した自衛隊員です。
自衛隊員であった朝比奈仁は、石田ゆり子が演じる山口アイコの夫である里中と共にカンボジアへと派遣されました。
しかし、このカンボジアで1人の少女が自衛隊へと敵意を向けてやってきますが地雷を踏んで亡くなってしまいます。
この出来事により、里中は病んでしまい、妻の山口アイコに戦争でも生きる術を教える為、爆弾技術を徹底的に叩き込みます。
一方で、朝比奈仁はPTSDとなり、妻の尚江に暴力を振るうようになり、尚江と須永基樹とは離別します。
その後、山口アイコはテレビで首相が「日本も戦争のできる国になるべきだ」と言う発言を目にします。
戦争のせいで夫である里中の心を壊し、夫からの厳しい訓練は山口アイ子にとって、毎日が戦争でした。
そして、戦争の意味も分かっていない首相に戦争の意味を分からせる為に実行したのが、山口アイ子の動機です。
映画内では、あまり詳しく触れられていなかったですが、最初の爆弾事件は恵比寿ではなく浅草です。
管理人
朝比奈は自衛隊の頃に、里中から妻と東京観光するルートを教えて欲しいと言われた回想シーンがありました。
そして、朝比奈は「浅草・恵比寿・渋谷・東京タワー・レインボーブリッジ」のルートを提案します。
山口アイ子の爆弾を仕掛ける順番が、この里中に提案したルートだったことや、爆弾の爆発規模が自衛隊の頃と同様に爆発規模が大きくなっていったことから、朝比奈仁は爆弾魔の犯人が里中の妻である山口アイコだと突き止めます。
そうして、終盤のレストランで朝比奈仁は山口アイコのことを待ち構えていたのです。
予告であった「ここから見える東京は」と言うのも朝比奈仁が里中に提案した観光ルートの場所の伏線だったのです。
サイレントトーキョー|ユーチューバーみきおだとあのちゃんの登場シーン
映画『サイレントトーキョー』では、Youtuberである「みきおだ」が出演しています。
「みきおだ」とは「みきお」と「おだけい」の2人組Youtuberで、チャンネル登録者数は100万人を超えている人気ユーチューバーです。
予告でも「みきおだ」が出演しているのが分かりますよね。
みきおだは、映画でも一番の迫力がある渋谷爆破シーンで登場しています。
また、アイドルグループの「ゆるめるモ!」の元メンバーである「あのちゃん」も登場しています。
あのちゃんも、「みきおだ」と同じく渋谷爆破シーンで登場していています。
Youtubeやテレビなどを見ている方でしたら「みきおだ」と「あのちゃん」の主演シーンにはすぐに気付けるかと思います。
管理人
サイレントトーキョー|主題歌はジョン・レノン名曲のカバー曲
映画『サイレントトーキョー』の主題歌はAwichが歌う『Happy X-mas(War Is Over)』です。
元々は1971年にジョン・レノンによりに出された楽曲で、Awiciがカバーしたものとなっています。
原作自体がジョン・レノンの『Happy X-mas(War Is Over)』を元に考えられたものなので、主題歌はこれ以外には考えられなかったものでしょう。
楽曲タイトルの意味も「ハッピー・クリスマス(戦争が終わる)」と映画に合ったものとなっています。
サイレントトーキョー|原作小説とは設定が少し違う
映画『サイレントトーキョー』の原作小説は秦建日子の『サイレントトーキョー And so this is Xmas』です。
原作小説でも真犯人が山口アイ子である点や流れなどに関して大きな違いはありません。
が、朝比奈仁の設定などが原作小説と映画では違っています。
まず、映画と違って原作小説の朝比奈仁は元自衛隊員ではありません。
朝比奈仁はゲイ(同性愛者)である設定となっていて、アメリカ軍人のショーンと駆け落ちするようなかたちで、須永基樹の家族の元から離れます。
その後、ショーンは中東へと派遣され、ロブという上官がいました。
ショーンの上官であるロブは、原作小説では山口アイコの夫です。
中東で、ショーンは命を落とし、ロブの心は壊れ、ロブは妻の山口アイコに爆弾技術を教えるという流れになっています。
また、須永基樹に心惹かれる綾乃ですが、原作小説では渋谷の爆破テロに巻き込まれたことにより両目を失明してしまう結末が描かれています。
他にも、モブキャラ的な感じですが、渋谷の爆破テロに巻き込まれる人のことなどが原作小説では描かれています。
映画版と原作小説では少し設定が違います。
が、映画での理解しづらいラストの部分などは原作小説を読んでみると比較的理解がしやすいものとなっています。
管理人
サイレントトーキョーのあらすじ
(以下、映画「サイレントトーキョー」のあらすじです。)
サイレントトーキョーのあらすじ|クリスマス前の合コン
クリスマス近い夜に会社員の綾乃は同僚の真奈美と合コンに来ていました。綾乃は、雑誌の表紙にも載ったことのあるアプリ開発会社の社長である須永基樹の事が気になっていました。
東京タワーが近くに見える素敵なレストランでの合コンでしたが、須永はあまり楽しそうではありませんでした。
後日、綾乃は須永と会う約束を取り付けます。須永の家へと招待された綾乃ですが、須永は黙々と焼き鳥を焼いています。何も手伝わなくていいと言われ、綾乃は雑誌の表紙を飾ったことや家族のことについて聞いてみます。
無愛想な反応をする須永は怒って、気まずい空気となってしまうのでした。
サイレントトーキョーのあらすじ|恵比寿での爆弾騒ぎ
クリスマスイブの日、山口アイコは恵比寿のショッピングモールで、夫へのプレゼントなどを買いベンチに腰をかけていました。その様子を離れた場所で朝比奈仁は監視するように見ていました。
その頃、テレビ局情報番組の契約社員である来栖公太は番組に「爆弾を仕掛けた」という電話があったため、確認のため先輩AD高沢と恵比寿のショッピングモールへ向かいます。
来栖と高沢がショッピングモールに着くと、ベンチに座っている山口アイコから、隣に座るように言われます。高沢が山口アイコの隣に座ると、山口アイコはすぐに立ち上がり、ベンチに爆弾が仕掛けられていると言います。
重さが30キロを切ると爆発するもので高沢には立たないように伝え、来栖の手首に山口アイコも付けている腕時計を装着させます。山口アイコは自分も犯人から命令されたもので、腕時計には爆弾が仕掛けられていると言います。
もし、犯人からの命令を拒絶すると、遠隔操作で腕時計は爆破されるものでした。山口アイコは高沢に、カメラを回し続けるよう伝え、来栖を連れて警備室へと向かいました。
山口アイコと来栖は、警備員に対してショッピングモールに爆弾が仕掛けられていから、避難指示アナウンスを流すように頼みます。しかし、警備員に信じてもらえず警備室から追い出されそうになります。
その直後に、高沢が座っているベンチの近くのゴミ箱が爆発します。爆弾が仕掛けられていることを信じた警備員は慌てて館内アナウンスで避難を呼びかけます。ショッピングモール内の人々はパニックになり、逃げ惑う中、山口アイコと来栖は犯人の指示のもとで近くのマンションの一室へと向かいます。
一方で、恵比寿のショッピングモールに爆弾が仕掛けられたとの通報を受けて爆破処理班が高沢の座るベンチの前へと集まります。爆破処理班は、ベンチに仕掛けられた爆弾を冷却処理しようとした瞬間に大きな爆発音がするのでした。
サイレントトーキョーのあらすじ|犯人からの次の指示
来栖と山口アイコが、犯人からの次の指示で向かったマンションに入ります。部屋のリビングには、犯人からの手紙が貼り付けられていました。手紙の内容は、山口アイ子が撮影して、来栖が犯人からの声明文を読み上げてネットに投稿するというものでした。
腕時計の爆弾に怯える2人は犯人の指示通りに、声明文を読み上げる様子を録画し、ネットに投稿しました、来栖は、将来はテレビ局の正社員になって、ジャーナリストになるのが夢だが、今後の事を思い涙を流します。
山口アイコは来栖にハグをして励まします。2人にはそれぞれ、別々の指示が出されていて、別れることとなります。
恵比寿モールでの爆発は音だけの空砲でした。渋谷署では爆発事件の対策本部が設置され、泉大輝は先輩警部補の世田と捜査本部に参加する事となりました。
会議が始まると、犯人からの犯行声明が届きます。それは動画サイトに投稿された来栖が犯行声明を読み上げる動画でした。犯人の要求は首相とテレビの生放送で対話させろというもので、できなければクリスマスの日の18時に渋谷のハチ公前を爆破するというものでした。
その後、犯人から要求に対して、磯山首相はテロには屈しないと、犯人との対話を拒否する会見を開きます。
以上、映画『サイレントトーキョー』のあらすじでした。
■公式■「サイレントトーキョー」の原作小説を無料で試し読みするなら、Yahoo!のeBookJapanで検索!
サイレントトーキョーのネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「サイレントトーキョー」のネタバレを含む感想評価と口コミ評判です。)
ネタバレ注意!感想評価|設定は面白いが、物足りない映画
ベンチ下の爆弾や巻き込まれるテレビクルーのシーンはハラハラする展開で面白かったです。
渋谷のテロシーンは思ったよりグロく、R指定がないのが不思議なほどでした。クオリティは高かったです。
しかし、そこが最大の見せ場で、後は盛り上がりもなくドキドキする展開はありませんでした。
結末はあっけなく、犯人の主張を認めるような締めだったのが残念でした。
現代日本を舞台にした邦画で戦争をテーマにするとこういった結末になる作品が多いので、最後の言葉も特に心に響くことはありませんでした。
せめて犯人をちゃんと裁く結末だったならまた違ったかもしれません。
渋谷のテロシーン以外、あまり記憶に残らない作品でした。
ネタバレ含む口コミ評判レビュー|「井之脇さんには優秀助演男優賞あげたい」「極限状況がとてもリアル」
映画『サイレントトーキョー』の口コミ評判レビューには、このようなものがありました。
「結末で一応の落とし前は付けられているので、まあそんなものなのかと少しガッカリ」
「役者陣が豪華だったのと、若手俳優、女優が頑張っていたなと思う」
「映画で流れるジョン・レノンの名曲ハッピークリスマスがまた寂しい感じがしてとても臨場感を伝えさせてくれる内容でした」
「当たり前ではない日常は、いつ来るか予想できないと考えさせられた」
そして、詳しい口コミ評判レビューはこちらです。
★★★★☆星4
若手俳優、女優が頑張っていたなと思います。井之脇海さんと広瀬アリスさんが印象的でした。個人的に井之脇さんには優秀助演男優賞あげたいです。あと、西島秀俊さんのやさぐれ刑事役が色っぽくて最高です。
渋谷のスクランブル交差点爆破のシーン。爆破予告があるにもかかわらず「みんな行ってるから大丈夫」と集まる若者たちが描かれていましたが、さすがに現実ではそうはならないのでは?と感じました。
予告時間ピッタリに爆発するのではなく、少し遅れてドカンときたのでかなり驚いて椅子の上でビクッとしてしまいました。爆発のさなかの場面は目を背けたくなるほど残虐でした。
犯行声明文を読み上げるシーンで、最後の「これはテロではなく戦争です」という言葉だけ黒バックの字幕で出るところでは背筋が寒くなりました。
時々入る回想のシーンがちょっと分かりづらいかなと途中は思ったりしたけど、ラストに向けて繋がってくるので、結果的には素晴らしい演出だったと思います。
結末は個人的にはちょっとモヤモヤ。二人とも救われて欲しかったです。
40代女性
★★★☆☆星3
映画「サイレント・トウキョー」はアンフェアシリーズで知られる作家のの秦建日子氏の作品。聖なるクリスマスイブの日に東京恵比寿を舞台に連続テロ事件を繰り返します。
テレビ局にかかった連絡ではじめは嘘ではないかと半信半疑の様子であったが、犯人の欲求が生放送で総理大臣首相と対談することであったことなど少しリアリティのある映画です。
テロ容疑者の朝比奈仁「佐藤浩市」をはじめ、かなり個性豊かなゲストが映画を盛り上げます。刑事、容疑者、テレビ関係者様々な面から描かれています。
映画で流れるジョン・レノンの名曲ハッピークリスマスがまた寂しい感じがしてとても臨場感を伝えさせてくれる内容でした。作品中の関係性がよくわからなくなったので、作品を見終わった後解説をみたりしました。
30代女性
★★★☆☆星3
アンフェアで知られる、秦建日子の原作ということで展開は面白いです。
平和ボケした日本で、爆弾テロという大仕掛けの設定で、しかもクリスマスイヴの渋谷が標的という大規模な舞台。スリルある展開と、時間を追う、西島秀俊演じる警察の手に汗握るドキドキの展開です。
また、さらに石田ゆり子が、わけもわからぬうちに事件に巻き込まれる主婦を演じており、一般人が渦中のど真ん中に放り込まれるという極限状況が、とてもリアルな感じがします。
もし、自分が遭遇したらパニックになってしまうと思います。日本は安全と言われるが、本当に起きたら日本はどうなってしまうんだろうか、という思いも残る映画だと思います。
20代女性
★★★☆☆星3
渋谷駅前での爆発テロの凄まじさが前代未聞のリアリティで映像化されていて、そのことだけで十分元が取れると感じられる出来。
石田ゆり子のミステリアスな雰囲気がいい感じですし、西島秀俊の刑事役も渋くてカッコ良いし、中村倫也の生活感のないオシャレな可愛らしい謎の青年役が物語のサスペンス度を高めていて、観客の興味をグイグイ引っぱっていくのが流石です。
鶴見辰吾の総理大臣役が誰かさんにそっくりなのも面白い。ストーリー的には佐藤浩市の役割がいささか不明瞭なところがあったり、犯人の動機がやや納得がいかない感じもあるのだけれど、一応の落とし前は付けられているので、まあそんなものなのかなという感想。
主題歌は作品にピッタリで良いです。
40代男性
*映画「サイレントトーキョー」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
サイレントトーキョーの細かい内容まで知りたいなら、原作小説も読んでみることをおすすめします!
今すぐ原作小説を試し読みするなら、Yahoo!のebookJapanがおすすめです。
初回ログインで50%オフクーポンをもらえるので、どこの電子書籍サイトよりもお得に小説を購入できます。
さらに、ブラウザで無料の試し読みもできるので、目次からサラッと内容を確認することもできちゃいますよ♪