『サバイバルファミリー』がひどいと言われる理由は?矛盾点やお父さんが死亡したとの事についても解説!【あらすじネタバレ感想評価】
2017年2月11日公開の映画『サバイバルファミリー』。
ある日、突然と電気が使えなくなったら?
そんなテーマを家族が生き抜くサバイバルコメディ映画となっています。
監督は『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などを手掛けてきた矢口史靖で、セットやCGなどを一切使わないでオールロケーションで撮影が行われました。
『サバイバルファミリー』の口コミ評判レビューには、
- バラバラだった家族の絆が深まっていく感動物語
- 災害時などの豆知識もあり参考にしたいと思った
- 電気があるのが当たり前の時代であるからこそ考えさせられる作品
- 何でも揃っている現代社会に警鐘を鳴らすようなテーマ
- ハートフルな家族劇
- ぼーっと流し見するにはちょうどいい
- リアリティはないが、人ごとではないと思い見てしまう
- 現実的ではないが、もし起こったらと考えてしまう映画
という声が多数集まっています。
- 『サバイバルファミリー』がひどいのはリアリティの無さと中途半端な展開?
- 『サバイバルファミリー』の矛盾しているところ
- お父さんが何故か死亡していたと言われる点について解説
- 『サバイバルファミリー』のあらすじ
- 『サバイバルファミリー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も「サバイバルファミリー」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
『サバイバルファミリー』がひどいのは、リアリティの無さと中途半端な展開?
映画『サバイバルファミリー』は、一家のサバイバル生活を描いた物語です。
突然の大停電によって廃墟同然と化してしまった東京から脱出し、実家がある鹿児島を目指します。
過酷な状況をコミカルかつ軽快に描いた作風を高く評価する声がある一方、「ひどい」という感想を持つ方もいます。
管理人
大きな理由として、2つあると考察しているので、一つ一つ解説していきます。
ひどいと言われる理由①|リアリティの無さ
1つ目は「リアリティの無さ」です。
突然の大停電に襲われる大混乱の日本を描くために、CGやセットを使わずオールロケーションで撮影された映像はリアルで良いです。
しかし、自転車で鹿児島を目指すという過酷な生活をしているのに家族四人の顔色は悪くないです。
それに、大きな怪我もしていなかったり、衣服もそこまで汚れていなかったり。
登場人物たちにリアリティが全く無いのです。
管理人
ここまで過酷な生活を強いられれば、栄養が偏って病気になってしまうでしょうし、もっと大規模な暴動が起きてもおかしくないはずです。
なのに、そういった描写のリアリティがことごとく欠けており、「ひどい」という感想につながったのではないでしょうか?
せっかく映像について拘って撮影されているのに、非常に惜しい印象があります。
ひどいと言われる理由②|中途半端な展開
2つ目は「中途半端な展開」です。
作品の序盤で大学生の長男・賢司が、同級生の里美に想いを寄せるシーンが何度かあります。
しかし、その後の2人の関係について描かれるシーンは全くないままで、伏線が回収されることも無く作品は終わりを迎えます。
また、停電が起こった理由について、きっと明確なオチがあるのだろうと期待していたのですが、太陽フレアの異常接近が原因だったのではという説明だけで細かい説明が無く、肩透かしを食らってしまいます。
管理人
他にも、作品の終盤で妻の光恵が犬に襲われる展開も蛇足感がありますし、作品の中で中途半端な展開が多い印象があります。
そんな理由から、「ひどい」という感想につながったのではないかと考察出来ます。
軽快なテンポで展開され、ストーリー自体は悪くないのです。
ただ、一つ一つの展開に丁寧さもあれば全体の印象はもう少し良くなったのではないでしょうか。
サバイバルファミリー|矛盾しているところやお父さんが何故か死亡していたと言われる点について解説
『サバイバルファミリー』の矛盾しているところとは?
映画『サバイバルファミリー』について鑑賞後に作品についての矛盾点を指摘している方が数多くいます。
果たして、どんな点が矛盾しているのでしょうか?考察して行きます。
管理人
作品中では太陽フレアの異常接近によって停電が起こったと仮説が立てられていますが、実際に電気がすべてストップしてしまえば現在稼働している原子力発電所は電源を失ってしまい、コントロールが効かなくなり、爆発してしまう可能性が高いです。
稼働してなかったとしても、放射能の影響によって日本中が汚染されてしまうと思います。
ですが、作品中ではそういった原子力によって汚染されているという描写が全く無く、なぜか田舎の野菜や果物、海や川といった自然は美しいままになっています。
停電による自然環境への影響が全く無いのは、大きな矛盾点と言えると思います。
管理人
ただ、こういった自然環境への汚染についてまで描写してしまうと、コメディ作品として仕上げるのは難しくなって来ますよね。
制作陣もこの矛盾点について理解しつつも、あくまでサバイバルを題材にしたコメディ作品として成り立たせるため、あえて汚染問題については描かなかったのではないでしょうか?
細かい矛盾点について追求しすぎてしまうとヘビーすぎる内容になってしまいますし、コメディーに振り切りすぎてしまうとリアリティの全く無い作品になってしまいます。
そのあたりのバランスをとって作品を作っていくのが非常に難しかったのでは?と、作品を観ながら考察することが出来ます。生存したお父さんが何故死亡したと言われている?
鈴木一家は、鹿児島へ向かう途中に立ちはだかる大きな川を筏を使ってなんとか渡ろうとします。
しかし、大雨で嵐になってしまい、父親の義之は流されてしまいます。
その後に生きていたことが判明し無事に家族と再会を果たし、四人そろって鹿児島へ辿り着くことに成功します。
ですが、義之が死亡したと言っている人がいます。
なぜ死亡したと言っている人がいるのか、考察していきます。
管理人
大きな理由としては、2つあると考えられます。
1つ目は作品を最後までちゃんと観なかった可能性です。筏を川で渡るシーンは終盤のシーンになっており、義之が流されてしまい、どうにか三人で旅を続ける展開で作品に飽きて観るのをやめてしまった人が義之が死んだと言っているのではないでしょうか。
2つ目の理由は、義之が流されてしまった後に続いていくシーンについては、残された家族の都合の良い妄想だと考察した方がいるからです。残された三人は旅を続ける途中で野犬たちに襲われてしまいますが、絶体絶命の危機の中で通りすがりの蒸気機関車によって助けられます。
その後は、瀕死の状態ではありましたが生きていた義之とも再会し、鹿児島に無事に到着するという展開になっています。
そのあまりにもご都合主義すぎる展開に「ひょっとしてこれは残された三人の妄想なのでは?」と考えた人がいたのではないでしょうか。
管理人
以上の2つの理由によって、義之は死亡したと言われているのではないかと考察出来ます。
ですが、映画『サバイバルファミリー』では義之は生き延びていて一応ハッピーエンドになっています。これから観る人は安心して鑑賞してもらればと思います。
『サバイバルファミリー』のあらすじ
(以下、映画「サバイバルファミリー」のあらすじです。)
『サバイバルファミリー』のあらすじ|突然の停電によるパニック
東京のマンションに住む鈴木一家はサラリーマンの義之、妻で専業主婦の光恵、長男で大学生の賢司、そして、スマホから手が離せない今どきの女子高生・結衣の平凡な四人家族。
いつものように鹿児島の田舎から新鮮な野菜や魚が贈られてきますが、有難迷惑と言わんばかりに子どもたちは興味を示さず、誰も口につけないので光恵はそっと冷蔵庫にしまいました。
次の日の朝、目覚めると停電しており、部屋中の電化製品や電気が使えない状態のため、昨日の魚はゴミ箱に捨てられました。
マンションのエレベーターも作動せず、電車も止まっており、携帯電話も使えない状態。
義之はなんとか会社に着きましたが、パソコンも電話も使えないため仕事にならず帰宅を命じられました。
すぐに復旧すると思われていましたが、一週間経っても停電したままで生活は限界を迎えておりました。
電気が使える場所を求め、人々が次々と町を出ていく中、一家は義之の提案で半ば強制的に飛行機に乗り、鹿児島の田舎へ向かうことを決めました。
『サバイバルファミリー』のあらすじ|鹿児島へ向かう鈴木一家
道中のスーパーは、食料不足のため値上がりしており、水は2,500円で売っている店もある始末。
光恵の交渉で600円で大量に水を購入できた一家は空港に向かいますが、飛行機は飛んでおらず飛行機を求めて空港を訪れた人たちによる暴動が巻き起こっていました。
仕方なく、自転車で鹿児島に向かうことになった一家ですが、手元にあるのは教材用の地図のみで先導していた義之はすぐに迷ってしまいます。
光恵の機転で高速道路を使うことになりましたが、そこには大阪では電気が使えるという噂を信じて西へ向かう人々で溢れていました。
道中で水が尽きてしまい、川の水を飲んだ義之は腹を壊してダウンしてしまいます。
心身ともに疲れ切っていた鈴木一家でしたが、この過酷な状況を楽しんでいるスポーツマン一家と出会います。
様々なアドバイスを頂いて彼らと別れた一家は大阪に着きますが、大阪も東京と全く同じ状況で四人は落胆してしまいます。
そんな状況の中でスポーツマン一家の頼りがいのあるご主人と比較して義之は全く頼りにならず、子どもたちはおろか妻の光恵にまでそのことを指摘された義之は落ち込んでしまいます。
『サバイバルファミリー』のあらすじ|心優しき農家との出会いと別れ
なんとか岡山に着いた一家でしたが、空腹で極限の状態でした。
そんな中、田んぼで豚を見つけ、義之は汚名返上のために必死で豚を捕まえて仕留めることに成功しました。
安堵の空気が流れたのも束の間、豚の持ち主だという農家の田中が一家の前に現れます。
逃げた豚を全員捕まえて、農作業の手伝いをすれば食事と寝床を用意してやるという田中からの交渉を喜んで引き受けた一家は念願だった食事を頂きました。
農家での生活に大きな充実感と幸せを感じていた一家でしたが、鹿児島の実家の安否が気になり、田中に別れを告げて再び鹿児島を向かいます。
道中の大きな川にはあると思っていた橋がかかっておらず、仕方なく筏を作り川を渡ろうとしますが、嵐のため、義之は流されてしまうのでした。
以上、「サバイバルファミリー」のあらすじでした。
果たして、鈴木一家は鹿児島まで無事に到着することが出来るのでしょうか?
結末が気になる方は、実際に映画を観ることをオススメします。
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『サバイバルファミリー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「サバイバルファミリー」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|過酷なサバイバル生活をユーモラスに描いた良作
映画『サバイバルファミリー』は、突如停電によって電気を失い、食料不足となった東京を脱出し、実家がある鹿児島を自転車で目指す平凡な一家の姿を描いたサバイバルコメディ作品となっています。
『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などのヒット作で知られる矢口史靖監督の映画作品です。
管理人
矢口監督の作品と言えば、原作を使わないオリジナル脚本が特徴ですが、映画オリジナルの矢口監督自身が脚本を担当した作品となっており、矢口監督の作品らしくテンポよくストーリーが展開していきます。
食べ物や交通機関についても恵まれている当たり前の環境が原因不明の大停電によって失われ、東京から脱出することになった鈴木一家は住みやすい環境を求めて鹿児島の実家を目指すことになります。
飛行機も使えないため、自転車で高速道路を利用して旅を続ける鈴木一家ですが、食料不足と水不足によって疲弊していきます。
そんな中、岡山で農家・田中と出会った鈴木一家は、田中の手伝いをする代わりに衣食住を恵んでもらい、人間のあたたかさに感謝し再度鹿児島へと向かうのですが、大きな川が一家の目の前に立ちはだかります。
筏でなんとか川を渡ろうとしますが、父の義之が流されてしまい、残された三人は失意のどん底の中、なんとか旅を続け通りすがりの機関車に乗せてもらうことになります。
しばらくすると、車窓から発煙筒を手にした義之の姿が見え、なんとか四人は再会し、無事に鹿児島の実家に辿り着くことが出来ました。
鹿児島の生活から二年の月日が経ち、詳しい原因は不明のまま停電していた電気が復旧し、日本中が元通りの生活に戻ることになりました。
過酷な状況を生き抜いた四人の姿は以前よりも活き活きしており、ラストシーンでの希望に満ちた表情が非常に印象的でした。
管理人
この映画の魅力は、そのバランスの取れた内容にあると思います。
こういった過酷なサバイバルを描いた作品は暗い作風になりがちですが、セットやCGを一切使わずにロケ撮影でリアルに過酷な状況を描きながらも父・義之が旅をしていく上で失敗を繰り返し、威厳を失っていく姿など矢口監督らしいユーモアを交えた内容で作品が展開されていく中で、楽しみながら自分たちが生活するうえで当たり前となっているライフラインの充実した生活のありがたみを心から感じることが出来ます。
ここまで軽快に展開されていくサバイバル作品は珍しいのではないでしょうか。当たり前の生活が当たり前でないと気付いた現在の世界とも非常にマッチする内容ですね。
管理人
これからの未来を生き抜いていく小さなお子様の教育にもオススメできる作品となっています。
『サバイバルファミリー』のみんなの口コミ評判レビュー
『サバイバルファミリー』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「自分がいかに恵まれた環境で過ごしているのかを改めて感じれる、面白い作品」「なんだかモヤモヤが残る映画だった」「話の展開がのんびりしていて序盤で感じたワクワク感も気が付けばなくなり、個人的には満足度は低め」「災害がきっかけで家族の絆が深まっていくほっこりする映画」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
ある日突然電気が使えなくなったら?という、ちょっと変わった視点の映画です。
電気がないので、それに付随してインフラ系は全滅。そんな中で人々が右往左往する姿が面白いです。
主人公一家は、西日本は電気が使えるかもという情報を得て、そこに住む祖父を頼るために自転車で向かいます。
この辺りの設定の無茶っぷりがある意味ユニーク。
電気が使えずサバイバル生活が強いられるという状況だと、普通なら政府がなんとかするはず…と思って観てしまうと、作品全体がつまらなくなってしまうので、そこはあえて目をつぶって。
さまざまなドタバタ劇の中、電気が使えない状況ならなにが重要になってくるかも描かれています。
私が好きなのは、魚料理を景気よく提供している人々。なんでかな?と思わせてからの事情明かしは笑ってしまいました。
先に書いた通り、現実的でない部分はありますが、そこはそれとして観るのがおすすめです。
50代女性
★★★★☆星4
電気が使えなくなるという緊急事態から動き出すストーリーがとても面白かったです。
バラバラだった家族がいろんな苦難を乗り越えて絆を深めていくというところがとても感動しました。
お父さんの頼りなさそうなところから一生懸命行動していく姿を見ていると心が動かされます。
娘がスマホ依存症でどうしようもないというところも今の子供といった感じで雰囲気が出ていて良かったです。
豚を必死に捕まえようとする姿はとても見ごたえがありました。
ストーリーの中で笑いもあって感動する場面もあって全体的に見やすい映画でとても満足しています。
サバイバル要素もしっかりと映画の中で表現されていて、現実にこういうことが起きると自分ならどうするのかなど考えさせられました。
30代男性
★★★★☆星4
「スウイングガール」の矢口史靖監督作品ですが、喜劇ではありません。
電気、ガス、水道のライフラインが当然全て使えなくなったらどうする?というかなりシビアなパニック映画です。
ライフラインはまさに現代人にとっては生命線。これ無しにどうやって生き抜いていくのか、荒唐無稽な設定のようです。
しかし、現実味というか、決して絵空事だと言えないリアルさがあり最後まで惹きつけられます。
妻の実家に行くために家族4人が協力せざる負えない状態に追い込まれていきます。
途中で会う人たちに影響されたり、邪魔されたり、最初は役に立たないダメ親父だった小日向文世が、だんだんヒーローパパになっていくところも見どころです。
さすが小日向さんは演技が上手いです!
40代男性
★★★★★星5
元々サバイバル系のお話が好きで、ドラマや映画と色々視聴しているのですが、その中でも映画『サバイバルファミリー』は私のお気に入りです。
長期的に電気が使えなくなってしまうという非常事態が、何処か別の国で起こるのではなく自分の住んでいる日本で起こるという設定が良いです。
ファミリーが水や食糧を手にいれるのに苦労する様子は「そっか災害が起きたらこうなるんだよね」と考えられさせ興味深いです。
そしてサバイバル知識がある別の一家がそんな中でも余裕で涼しい顔をして過ごしていたのが印象的でした。
またいつもはクールビューティーな深津絵里さんがちゃんと逞しい中年のお母さんになりきっているのも見どころです。
全体的にテンポが良く、適度なリアル感もあるので皆にお勧めしたい映画です。
50代女性
★★★★☆星4
『サバイバルファミリー』を観ようと思ったのは役者さんが気になったからでした。
小日向文世と深津絵里の夫婦というのが新鮮で、その子供たちが泉澤祐希と葵わかなということで面白そうだと思いました。
何気ない日常で同じ家に住む中、家族もバラバラで過ごしていた家族が災害をきっかけに協力し合う姿が面白ろおかしく描いていて期待通りでした。
ライフラインが止まるとインターネットな頼りっきりの子供たちが苛立ち無気力になる姿や高層階で暮らす一家なので、階段を父親が一生懸命あがっていたのが印象深く、東京から奥さんの実家である鹿児島まで自転車で行く一家は、災害が多い日本だからこそあり得ない話でもないので興味深かったです。
人の温かみの再確認できる場面やライフラインのありがたみなど痛感した作品でした。
30代女性
★★★★★星5
スカッとする大好きな映画です。まず、タイトルからしてすごく惹かれるものがありました。
俳優陣も、ベテランや個性的な方が多く、笑いあり、涙ありな、最後はホッとする映画。というのがザックリとした感想です。
まず、電気というものが突然日本中で使えなくなり、電気がどれだけ私達の生活に欠かせないか、大切かを思い知らされました。
食べ物も自給自足になるんですね。連絡手段さえ途絶え、遠くまで足を使い移動をする。若者世代にしたら信じられない生活を突然強いられます。
見ていて思ったのが、それをしていくうちに、今までわがままだった若者が素直になり、色々な経験を重ねて大人になっていくのが、率直にいい事だと思いました。
みんな最後は、協力し合って絆が深まって行きます。何度も見ましたが、何度見ても面白い映画です。
30代女性
★★★★★星5
私はコメディータッチな部分もあるこの作品が好きです。小日向文世さんの頭の薄いところも上手く活用してると思います。
私自身は、この作品は家族としての繋がりと文明社会に対する警告と、それらを含めて何が一番大切なのかということを教えてくれた作品であると思っています。
一番印象に残っているシーンは、まず最初の方で、お母さん深津絵里のお父さんおじいさんが魚を送ってくるんですが、それの調理をうまくできず、孫に至っては気持ちが悪い、食べたくないと言っていたのに、終わりの方のシーンでは、わぁ魚だと喜んでいたところです。
全体的には会社では出世していないお父さんが、家族のためにスマートではないけれども一生懸命にサバイバルのために頑張るところが良かったです。
娘さん役の少女がかわいいのも男性としては一目の保養になりました。
最近、雪で電気が全く来ないという地域もあって、テレビで見ましたが、これが長期間になって、そして自分のところも停電になったら本当にサバイバルゲームでどうするんだろうという思いにも至りました。
40代男性
★★★★☆星4
映画『サバイバルファミリー』の名前を聞いた時、初めは生き残るためのホラーアクションなのかと思いました。
しかし、予告編を見るとコメディ要素が散りばめられていると知り、コメディ好きの私は視聴を決めました。
内容は突然、日本中で電気が使えなくなり混乱するところから始まります。
スマホや家電はもちろんですが、なぜか自動車も使えないところにツッコミ要素がちらほらあります。
家族4人は噂を頼りに自転車で実家の九州へ向かいますが、途中のハチャメチャなストーリーは大笑いしました。
個人的にはお金の価値を失い、食べ物が通貨となるあたりが好きです。
見終わって面白い内容でしたが、「電気がもし使えなくなったら?」というコンセプトはとても強いメッセージ性を受けました。
実際に現在、電力不足で生活に影響が出ている日本で、全く使えなくなった時のことを考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
コメディ映画なのに、そんな真面目なメッセージが込められた万人にオススメの作品です。
20代男性
*映画「サバイバルファミリー」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。