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『ノートルダムの鐘』のエスメラルダの死因は?カジモドが障害やかわいそうな点など原作解説【あらすじネタバレや感想評価も】

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1996年8月24日、日本公開の映画『ノートルダムの鐘』。

ヴィクトル・ユゴー原作の小説を元にしたディズニーのアニメーション映画です。

原題は『The Hunchback of Notre Dame』で、直訳すると『ノートルダムのせむし男』となりますが、この「せむし男」の部分が放送禁止用語の為に邦題では『ノートルダムの鐘』とタイトル変更がされています。

内容はミュージカル編成になっており、音楽は『リトル・マーメイド』や『美女と野獣』を創り上げたアラン・メンケンが担当しています。

『ノートルダムの鐘』の口コミ評判レビューには、

  • 情景や音楽がとても良い
  • ディズニー映画の中でも異質な感じ
  • ハッピーエンドではあるものの苦さの残るラスト
  • 登場人物が全員魅力的
  • 映像がとても鮮やかに表現されていた
  • 何だかもう一度見たくなるような作品
  • 単純な恋愛映画じゃないところが気に入ってる
  • たくさんの人に見てもらいたいディズニー作品の1つ

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 『ノートルダムの鐘』でエスメラルダの死因は何?エスメラルダの結末はアニメと原作で大きく違う
  • 『ノートルダムの鐘』でカジモドが障害やかわいそうとの声について
  • 『ノートルダムの鐘』の原作との違いについて解説
  • 『ノートルダムの鐘』のあらすじ
  • 『ノートルダムの鐘』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『ノートルダムの鐘』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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ノートルダムの鐘|エスメラルダの死因は何?エスメラルダの結末はアニメと原作で大きく違う

映画『ノートルダムの鐘』でカジモドが恋をし、初めての友人となるヒロインとして登場するのがエスメラルダというキャラクターです。

そんなエスメラルダの死因が気になるという声が多く挙がっています。

そこで、エスメラルダの死因について考察して解説します。

管理人

ディズニーアニメ版のエスメラルダの最後

まず、ディズニーアニメ版の映画『ノートルダムの鐘』ですが、映画の終盤でエスメラルダはジプシーたちの隠れ家である奇跡の法廷に潜伏していたところをフロローによって見つかってしまい、火あぶりの刑に処されることが決定しまいます。

しかし、カジモドとフィーバスによって無事に救出されたため、ディズニーアニメ版ではエスメラルダが死ぬことはありません。

おそらく火あぶりの刑に処される寸前のシーンや、カジモドによって救出された際にしばらく気を失っているシーンがあることから、映画『ノートルダムの鐘』を昔鑑賞した方の中にエスメラルダが死んだと勘違いした多くいたために、死因が気になった方がいたのでしょう。

ディズニーアニメ版の映画『ノートルダムの鐘』はエスメラルダは命を落とすことなく、ハッピーエンドで終わります。

管理人

原作版のエスメラルダの最後

映画『ノートルダムの鐘』の原作であるヴィクトル・ユーゴーの『ノートルダム・ド・パリ』では、ディズニーアニメ版のフィーバスに該当するキャラクターであるフェビュスが登場し、エスメラルダと恋に落ちますが、アニメ版と違ってフェビュスは婚約者がいる女たらしなキャラクターです。

そんなエスメラルダとフェビュスの関係に嫉妬したフロロがフェビュスを刺して逃げてしまい、エスメラルダがフェビュス殺害の濡れ衣を着せられてしまいアニメ版と同じように死刑判決を言い渡されます。

その後、フロロはエスメラルダを連れ出して自分を選ぶのであれば命を助けると伝えます。

しかし、エスメラルダは拒否し、絞首刑が執行されて死亡してしまいます。

その様子を大聖堂から眺め、笑っているフロロをカジモドが突き落として殺害し、カジモドも行方不明となってしまいます。

フェビュスも実は生きていたのですが事件に関わって面倒に巻き込まれるのを嫌がり姿を消すという、アニメ版と違ってなんともバッドエンドな展開です。

管理人

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ノートルダムの鐘|カジモドが障害やかわいそうとの声について

映画『ノートルダムの鐘』の主人公となるカジモドは、主人公でありながら醜い容姿をしており、市民から忌み嫌われているという設定です。

そんな彼について、身体に障害を持っているのか気になるという声やかわいそうという声が挙がっています。

そこで、それぞれ考察してまとめてみました。

管理人

カジモトは障害を持っている?

カジモドの容姿ですが、顔は大きなできものによって片目が塞がれ歯並びも悪く醜いと言われても仕方のない容姿をしています。

また、背中が弓のように湾曲しており、足も引きずって歩いていることからカジモドはくる病を患っていると考察出来ます。

くる病とは、ビタミンの欠乏や新陳代謝の異常によって骨格に異常をきたす病気です。

以前は背むし(湾曲した背中に虫がいると考えられていたため)という言葉が使われていましたが、この言葉は現在放送禁止用語となっています。

映画『ノートルダムの鐘』の原作である『ノートルダム・ド・パリ』を実写映画化した1923年版、1939年版、1956年版も邦題は『ノートルダムの傴僂(せむし)男』というタイトルが付けられていることから、カジモドがくる病を患っていると考えて間違いないでしょう。

管理人

カジモトがかわいそうとの声について

理由①孤独な生活

カジモドにかわいそうという声が挙がる理由の1つ目としてはその孤独な生活です。

カジモドは、ジプシーであった母親を赤ん坊の頃にフロロに殺害されており、その後はノートルダム大聖堂から一歩も外に出ることを許されないまま、友人は3体の石造のみという生活を送り、年に一度のお祭りの際にこっそりと街に繰り出したところ、市民に見つかってしまい、ひどいいじめを受けてしまうなど常に孤独を抱えながら生きていました。

そんなカジモドの孤独な生活を見て悲惨に感じる方が多く、かわいそうという声につながったと考察出来ます。

管理人

これまでのディズニーアニメの主人公は容姿端麗で活発なキャラクターが多かったたけに、当時カジモドの存在は衝撃的だったのではないでしょうか?

ただ、映画の最後では市民に歓迎される姿が描かれているため、フロロの死後はたくさんの友人に囲まれて幸せな生活を送っているに違いありません。

理由②報われない恋

カジモドにかわいそうという声があがる理由の2つ目は、報われない恋をしたことです。

カジモドは初めて自分に優しくしてくれたジプシーの踊り子であるエスメラルダに恋をし、エスメラルダのために危険を冒して助けに向かいますが、結局は元護衛隊長のフィーバスとエスメラルダは結ばれ、カジモドの恋は報われることはありません。

そんな結末について同情する方が多くかわいそうという声につながったと考察出来ます。

管理人

通常のディズニー映画であれば主人公がヒロインと最終的に結ばれる展開が多いと思います。

しかし、映画『ノートルダムの鐘』はカジモドの恋が報われないというほろ苦い展開になっており、大人向けと言われる原因にもなっています。

ただ、映画『ノートルダムの鐘』の続編である『ノートルダムの鐘Ⅱ』では街にやって来たサーカスの看板娘であるマデリンという女性とカジモドが結ばれるハッピーエンドになります。

映画『ノートルダムの鐘』でカジモドの恋が報われなかったことについて歯がゆい気持ちを感じた方は、ぜひ続編も鑑賞することをオススメします。

管理人

『ノートルダムの鐘』の原作との違いについて解説

映画『ノートルダムの鐘』は、19世紀に活躍したフランス出身の作家であるヴィクトル・ユーゴーが1831年に発表した小説である『ノートルダム・ド・パリ』が原作です。

『ノートルダム・ド・パリ』は、元々『ノートルダムのせむし男』という邦題が付いていました。

しかし、せむしという言葉が放送禁止用語となっているため、現在は『ノートルダム・ド・パリ』として出版されています。

『ノートルダム・ド・パリ』は大人向けに作られた小説です。

その悲劇的な展開で人気を集めており、映画『ノートルダムの鐘』のようなハッピーエンドではなく全体的に暗いムードが漂う作品です。

そんな原作と映画『ノートルダムの鐘』の違いについて代表的な内容を3つ、まとめました。

管理人

原作との違い①エスメラルダのカジモドへの対応

映画では、エスメラルダはカジモドの容姿を個性として受け入れ、友情関係を結びます。

ですが原作では、カジモドがエスメラルダをノートルダム大聖堂にかくまった際にカジモドの容姿が醜すぎてカジモドを受け入れることが出来ないというシーンがあります。

原作では映画のような優しいヒロインとしては描かれていません

原作との違い②フィーバスのキャラクター

映画で護衛隊長として登場するフィーバスは、フロロに反旗を翻し、カジモドやエスメラルダを助けるヒーローのような存在として登場します。

原作でフィーバスに該当するキャラクターとして登場するフェビュスは映画と同じようにエスメラルダに恋をします。

しかし、婚約者がいる身でありながらエスメラルダと恋に落ちる不誠実なキャラクターとして登場します

また、エスメラルダが無実の罪を着せられ処刑が決定した際も、面倒に巻き込まれるのを避けるために彼女を助けることはせずに姿を消します。

なんともひどい行動をとっており、映画で登場したフィーバスのようなかっこいい描かれ方はされていません。

管理人

原作との違い③悲劇的な結末

映画ではフロロによって火あぶりの刑に処されそうになっていたエスメラルダをカジモドとフィーバスが救い、フロロが天の裁きを受けて死亡し、エスメラルダとフィーバスが結ばれ、カジモドは町の人々に大歓迎されるというハッピーエンドです。

ですが原作では、フロロによって無実の罪が着せられ、絞首刑が執行されエスメラルダは死亡します。

そして、その様子を笑いながら見ていたフロロをカジモドが転落死させるという展開になります。

ラストで、処刑場が掘り起こされた際に、エスメラルダと思われる死体の隣にカジモドと思われる死体が寄り添っている姿が発見されることから、カジモドもエスメラルダの後を追うように自殺したと考えられます。

管理人

かなり悲劇的な展開になってしまっていることから、子どもがメインの客層であるディズニーアニメとして映画化される際に観やすいようにハッピーエンドにストーリーが改変されたのではないかと考察出来ます。

ちなみに原作小説は1923年、1939年、1956年にも実写映画化されていて、それぞれ原作と同じような悲劇的なラストになっています。

気になった方はぜひ鑑賞してみることをオススメします。

『ノートルダムの鐘』のあらすじ

以下、映画『ノートルダムの鐘』のあらすじです。

『ノートルダムの鐘』のあらすじ|ノートルダム大聖堂で鐘衝き男として働く醜くも心優しい青年・カジモド

町にはびこるジプシー(移動型民族)がパリに悪影響を及ぼすと考えた最高判事のフロローは容赦ないジプシー狩りを行っており、ジプシーの女性を殺害し、彼女が抱えた醜い養子をした赤子まで井戸に落として殺害しようとします。

そこに現れたノートルダム大聖堂の司祭によってこれまでの罪について指摘され、神の怒りを初めて感じたフロローは罪の償いとして赤ん坊を出来損ないという意味のカジモドと名付けて、育てることとなります。

20年の月日が経ち、差別主義者のフロローとは違い、心の優しい青年となったカジモドはノートルダム大聖堂の鐘衝き男として働いていました。

カジモドは大聖堂から出ることをフロローによって禁じられているため、一歩も外に出たことがなく、三体の石造の幽霊だけが友人という生活を送っており、年に一度のお祭りを前に盛り上がる街を見て一人で孤独を感じていました。

そんな中、10年ぶりにパリの街に戻ってきた護衛隊長のフィーバスは判事のフロローのジプシーへの迫害について疑問を抱いていました。

『ノートルダムの鐘』のあらすじ|美しい踊り子エスメラルダに恋をするカジモド

お祭りが始まり、カジモドはフロローに内緒で街に繰り出し、ステージで華麗なダンスを披露するジプシーの美しい女性・エスメラルダに恋をします。

顔を隠していたカジモドでしたが、市民に姿が見つかってしまい、その醜い容姿からひどいいじめを受けてしまいます。

そんなカジモドに対してフロローは救いの手を差し伸べずに突き放しますが、エスメラルダがカジモドを助けたことにより、彼女はフロローの怒りを買ってしまいます。

エスメラルダは泣きながら帰っていったカジモドに会いにノートルダム大聖堂を訪れますが、そこにフロローが現れ彼女を逮捕しようとします。

フィーバスが機転を利かせ、聖域であるノートルダム大聖堂の中では逮捕は出来ないとフロローに伝え、その場は収まりましたがエスメラルダが大聖堂から出た瞬間に即刻逮捕するためにフロローは大聖堂の周りを包囲してしまいます。

身動きがとれなくなってしまったエスメラルダでしたが、カジモドが協力して大聖堂から脱出することに成功しました。

『ノートルダムの鐘』のあらすじ|エスメラルダを捕えようとする最高判事フロロー

エスメラルダに愛憎入り混じった激しい感情を持っているフロローは、エスメラルダが大聖堂から脱出したことを知って激怒し、兵隊を引き連れて街中を捜索します。

エスメラルダへの捜査に協力したい市民に対して、ひどい暴行を加えた挙句、家に火を放つフロローの容赦のない姿を見たフィーバスは反旗を翻して市民を救いますが、フロロー率いる兵隊からの攻撃を受けて瀕死の状態になってしまいます。

一部始終を見ていたエスメラルダがフィーバスを救い、大聖堂を訪れてカジモドにフィーバスをかくまってほしいとお願いします。

二人が愛し合っている姿を見たカジモドは複雑な気持ちを覚えますが、最愛のエスメラルダのお願いということもあり、フィーバスを受け入れます。

その後、フロローが現れ、カジモドは慌ててフィーバスを隠しますが、エスメラルダに力を貸したことを非難され、明日の夜明けに彼女の隠れ家を1000人の兵隊で襲撃すると告げ、その場を後にします。

エスメラルダに危機が迫っていることを知ったカジモドとフィーバスは、彼女の隠れ家に向かうのでした。

以上、映画『ノートルダムの鐘』のあらすじでした。

果たして、エスメラルダを無事に救うことは出来るのでしょうか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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『ノートルダムの鐘』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『ノートルダムの鐘』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|異色の大人向けディズニーアニメ作品

映画『ノートルダムの鐘』は、ヴィクトル・ユゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』をディズニーがアニメ映画化した作品です。

ヴィクトル・ユゴーは、映画化もされ社会現象となる大ヒットを記録した『レ・ミゼラブル』の作者として知られていますよね。

彼は、19世紀に活躍した人気作家です。

ユゴーの原作小説は悲劇的なストーリーであることから、映画『ノートルダムの鐘』もディズニーらしからぬ大人向けの作品です。

ストーリーは、差別主義者である映画『ノートルダムの鐘』の悪役・最高判事のフロローが街にはびこるジプシーたちを処刑しているシーンから始まります。

管理人

フロローは殺害した女性が抱えていた醜い容姿の赤子をこれまでの罪の償いから大聖堂で育てることになるのですが、この赤子こそが映画『ノートルダムの鐘』の主人公のカジモドです。

醜い容姿をして出来損ないという意味が込められたカジモドというキャラクターは、大聖堂から一歩も外に出たことはなく3体の愉快な銅像の幽霊たちが友達という孤独な生活を送っており、これまでのディズニーにはなかった主人公象だと思います。

カジモドはフロローとの約束を破り、年に一度のお祭りに参加しますが、ここでも市民から執拗ないじめを受けてしまうというシーンもあり、当時鑑賞した人たちは衝撃的だったのではないでしょうか。

そんなカジモドは、祭りで見かけた美しいジプシーの踊り子エスメラルダに恋をして、彼女を処刑しようとするフロローから彼女を救うことを決めます。

フロローは、エスメラルダを毛嫌いしながらも彼女に惹かれてしまう自分が抑えられないという愛憎入り混じった感情を持っており、その思いを「罪の炎」という歌に乗せるシーンでは、フロローの感情を表現するような燃え盛る炎や十字架といった強烈なビジュアルが展開されていきます。

お子様が鑑賞する際は注意が必要です。

管理人

エスメラルダの隠れ家をフロローが1000人の兵隊を引き連れて襲撃するという情報を知ったカジモドとフロローのやり方に反旗を翻したために攻撃を受けてしまった元護衛隊長のフィーバスは、2人で彼女の元を訪れます。

カジモドがエスメラルダとフィーバスが良い関係になっていることに複雑な感情を抱きつつも彼女の隠れ家を訪れて危険が迫っていることを伝えますが、2人を尾行していたフロローが現れ、エスメラルダは捕らえられてしまいます。

群衆が集まる広場でエスメラルダは、フロローから私を選ぶのであれば助けてやると伝えますが、彼女が拒否したため火あぶりの刑に処されることになってしまいます。

ですがカジモドとフィーバスが協力してエスメラルダを救い、フロローが燃え盛る炎の中へと落ちていき、街に平和が訪れます。

街を救ったカジモドを市民がこころよく受け入れ、ハッピーエンドではあります。

しかし、エスメラルダとフィーバスが結ばれることになり、カジモドの恋は報われないため複雑な気持ちを持つ方も多いと思います。

結末までなかなか大人向けな作品なんですよね。

管理人

しかし、15世紀のパリを描いた美しい映像や主人公たちの心情を丁寧に綴った劇中歌など魅力的な部分も多い作品です。

子どもの時に観て苦手だったという方も、ぜひ観直すことをオススメします。

『ノートルダムの鐘』のみんなの口コミ評判レビュー

映画『ノートルダムの鐘』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「切なかったけれどもすごく好きな作品」「所々に挿入されるミュージカルさながらのカジモドらの歌が本当にすばらしい」「塔の外の世界を夢見ながら歌うカジモドの姿がとても印象的」「音楽も華やかで輝かしいものよりは、教会音楽に近く、神聖で美しいものが多い」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★☆星4

この年代の頃のディズニー作品としては、プリンスとプリンセスとかキラキラした登場人物が登場しないで、モンスターのような見た目の人物が主人公っていうのが珍しかったけれども、音楽が凄く素晴らしいミュージカルになっているのはディズニーらしくて、本当に今見ても新鮮って思える作品だと思います。

それにディズニーというと、子供向けの明るいストーリーとか、分かりやすいストーリーになっているけれども、この作品はシリアスな大人向けの作品になっています。

あまりキラキラしすぎても現実感がなくて面白くないと思うので、こういう現実的などこまでも重いストーリーっていうのは逆に感情移入しやすくて、切なかったけれどもすごく好きな作品です。

30代女性

★★★★★星5

ノートルダムで一番衝撃的なのは、他のディズニーのアニメーション映画と異なり主人公とヒロインが最終的に恋愛関係にならないことです。

最初見た時は驚き、ハッピーエンドではあるものの苦さの残るラストだったと思います。また、登場人物が全員魅力的です。

カジモドは容姿にコンプレックスがあるものの、外の世界を夢見てエスメラルダを命をかけて守ろうとしていました。真摯なその姿に胸を打たれます。

ヒロインのエスメラルダは勝気な性格で、自分が正しいと思ったら相手が誰であれ立ち向かっていく強い女性です。

でも同時に仲間思いでもあり、かっこいいと素直に思えます。

フロロー神父は宗派への信仰とエスメラルダへの恋愛感情が合間って、ディズニー作品の中でも複雑な恋心を持ったヴィランだと思います。

20代女性

★★★☆☆星3

多くの男性たちを虜にしてしまう踊り子のエスメラルダはとても魅力的で、怪物と言われて狭い空間で生きてきたカジモドに光ある導きをした所も素敵に感じました。

権力者のフロローのカジモドへの嫌な言葉の投げ掛けは人間の愚かさを感じさせ、誰も手を差しのべない環境に置かれていたカジモドだけに自らのことを怪物だとエスメラルダに話してしまう場面は悲しくてなりませんでした。

優しいエスメラルダと交流していくカジモドだけに結ばれるのかと見ていましたが、エスメラルダの選んだ相手はフィーバスという勇敢でイケメンの男性で、カジモドの心が落ち込む光景は現実的だと面白く思いました

カジモドの考え方や行動を変えたキッカケを与えたのは想いを寄せたエスメラルダでしたが、人として対等に接していたのはフィーバスだった印象が強く、人間として成熟していたのはフィーバスであり、カジモドが協力するように動いていたのもフィーバスの本質の素晴らしさに無意識に気付いていたからかもしれません。

多くの市民たちが英雄の働きをしたカジモドに歓声をあげていましたが、少し前の極悪非道な振る舞いは忘れられず、人間は場の雰囲気に流されやすいものだなとも思いました。

30代男性

★★★★★星5

小学校の授業で見るべき、といえるほど素晴らしい作品です。

他のディズニー作品に比べて知名度はそこまで高くありませんが、間違いなく名作です。

昔のフランスとジプシーの文化についても触れながら、人の優しさとは何か、正しさとは何かを人に問いかける作品だと思います。

悪役として描かれているフロロー神父にも彼なりの正義があり、エスメラルダは相反する立場であり、考えの持ち主で、正反対の正義を持ち合わせています。

対立する立場の者同士が、醜い姿のカジモドを通してストーリーが展開していきます。

自分は人としてどうあるべきか、自分の心に問われるような作品です。

エンディングはハッピーエンドと言えるので、テーマは重いですが、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。

30代女性

★★★★☆星4

ノートルダムの鐘はディズニー映画の中でも異質に感じる人もいるのではいかと思います。

しかし、これ以上の名作も無いのでは無いでしょうか。

主人公のカジモドは醜い容姿を持ち、生まれてからずっとノートルダムの鐘つき堂で育った心の優しい青年です。

これまでディズニーでは美しいプリンセス、勇敢なかっこいいプリンスという組み合わせが当たり前だったのに、このノートルダムの鐘はそのイメージを変えるものだと思います。

醜い容姿を持ちながらも、心優しく、勇敢なカジモドが美しいジプシーに恋に落ちる。

今までのディズニー映画であれば、プリンセスがプリンスに恋をして2人がくっついてハッピーエンドですが、この話はそんなに単純なものではありません。

恋は実りませんが、カジモドには新たな生きる世界が開けます。

人が持つ残酷さ、差別と偏見、そして愚かさとまで描き、それでも優しさと愛に溢れているディズニー作品だと思います。

30代女性

★★★★☆星4

ディズニー映画としては珍しい設定の作品で、プリンセスや王子といった外見が美しいものが勇敢に立ち向かう話ではなく、それらとは全く逆の作品です。

カジモトは見た目で街の人から差別や迫害され、育ての親であるフロローからも冷たくされ、鐘の元から出ないように言われ育ったが、本人はとてもあたたかく優しい青年に育ちました。

そしてそのカジモトが最初は気弱だったもののだんだん成長して、街中の人を助ける話です。恋もしますがディズニーには珍しく叶いません。

夢や魔法もない話ですが、パリのノートルダム大聖堂を普段にしていて情景や音楽がとても良いです。

彼のひたむきにがんばる姿には応援なしでは見られません。大好きな作品のひとつです。

20代女性

★★★★★星5

『ノートルダムの鐘』は、他の有名なディズニー作品と比べると影に隠れている印象がありますが、名作・傑作に違いない作品だと思います。

ディズニーが好きな私でも、上位3位以内に入るくらい大好きな作品です。

特に好きな点は、作中の音楽について。作曲はディズニー御用達のアラン・メンケン氏が手がけているので、どれも耳に残る素敵な曲ばかりです。

ストーリーが始まってすぐに流れる“The Bells of Notre Dame”という曲があるのですが、このシーンで一気に物語の世界に引き込まれていきます。観る人の心を惹きつけるような、とても壮大な美しい曲となっています。

全体の構成として、良い意味で暗い、どちらかというと大人向けな作品ではありますが、たくさんの人に見てもらいたいディズニー作品の一つです。

20代女性

★★★★☆星4

映像の美しさは、歴代ディズニー作品の中でも屈指と言われる作品で、まさにその通りです。

やはり物語の舞台が、フランス中世のノートルダム大聖堂というロケーションによるところも大きいです。

たとえ現代の観光やっドキュメンタリーの報道番組であっても、あのノートルダム大聖堂の天井周辺や屋根、またそこからの眺めなど目にする機会は非常に稀のため、貴重な映像でもあり、先入観なしで見ても息を飲むような美しさです。

原作はユゴーの歴史的な銘作のためか、何をどう描いても重厚感が感じられずにはいません。

美醜の違いはあっても世間から差別され忌み嫌われるジプシーと先天性疾患の怪物を主人公に、ノートルダムの屋根で繰り広げられる雨どいのモンスターキャラの笑いが秀逸で、ライオンキングなどよりずっと面白いと思いました。

建築学的にも学術的な要素があるにもかかわらず、いわゆる興行成績があまり良くないのがありがちなパターンで残念。

でも見て後悔はなく、ずっと心に残ると思える作品でした。

50代女性

*映画『ノートルダムの鐘』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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