『ノートルダムの鐘II』のあらすじを要点でまとめてみた！ネタバレありで感想と評価も。
2002年1月24日公開の映画『ノートルダムの鐘II』。
1996年に公開された『ノートルダムの鐘』続編で、前作から7年後を描いた内容となっています。
前作では恋が実らなかった主人公のカジモドですが、映画『ノートルダムの鐘II』では恋も実るハッピーエンドのディズニーらしい作品となりました。
『ノートルダムの鐘II』の口コミ評判レビューには、
- 前作とはまた違った雰囲気の映画
- ハッピーエンドで良かった
- 内容にもう一捻り欲しかった
- 恋愛＝幸せになるというくだりが多少短絡的な気もする
- 作画や声優陣の変更など前作から見劣りする
- 前作よりも今作の方が好き
- ハッピーエンドに繋げてくれるディズニーの王道
- 前作にはインパクトも展開もキャラも何もかもが及ばない印象
という声が多数集まっています。
- 『ノートルダムの鐘II』のあらすじ
- 『ノートルダムの鐘II』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
『ノートルダムの鐘II』のあらすじ
（以下、映画『ノートルダムの鐘II』のあらすじです。）
『ノートルダムの鐘II』のあらすじ｜恋人たちでにぎわう街で淋しさを感じるカジモド
前作から7年の月日が経ち、ノートルダム大聖堂の鐘衝きとして働くカジモドは街の人々にすっかり溶け込んで平和に暮らしていました。
エスメラルダとフィーバスの間にはゼファーという男の子が誕生し、カジモドと大の仲良しになりました。
パリの街は「ジュールダムール」という恋人たちの祭りを控えており、カップルたちが賑わう中で恋人の出来たことがないカジモドは淋しさを抱いていました。
そんな中、団長のサルーシュ率いる移動サーカス団が街にやってきます。
サルーシュはサーカスを見に来た客の金品等を窃盗する悪党でノートルダム大聖堂にある「ラ・フィデル」という高価な鐘を盗むため、看板娘のマデリンに鐘衝き男のカジモドを騙してラ・フィデルの在処を聞き出すように指示します。
『ノートルダムの鐘II』のあらすじ｜お互いに惹かれあうカジモドとマデリン
盗みに加担することに罪悪感を抱くマデリンでしたが、幼い頃に貧困が原因でサルーシュから小銭を盗んだという弱みを握られているため拒否することが出来ずにカジモドの元を訪れますが、その容姿に驚いてしまい、その場を後にします。
後日サーカス会場でカジモドと再会したマデリンはゼファーをあたたかく見守るカジモドの姿を見て、その優しさに癒されます。
一方、カジモドも一目見た時からマデリンに夢中になっていました。
カジモドはマデリンにパリの街を案内し、二人は互いに惹かれあっていきますが、ラ・フィデルの在処を聞き出すという目的を持ったマデリンは罪悪感に悩まされながらも、サルーシュに逆らうことが出来ずその在処を伝えてしまうのでした。
『ノートルダムの鐘II』のあらすじ｜サル―シュによって奪われてしまうラ・フィデル
その頃、街では窃盗の被害にあったという住民が続出しており、サーカス団が怪しいとにらんだフィーバスはサルーシュの元を訪れますが、サルーシュはマデリンに罪をなすりつけます。
マデリンがカジモドを連れ出している間にサルーシュは大聖堂に忍び込んでラ・フィデルを盗み出し、秘密のルートで街から逃げ出そうとしていました。
マデリンは窃盗の容疑で逮捕され、ラ・フィデルの盗難に関与していたことも明らかになり、カジモドは大きなショックを受けてしまいます。
牢屋に収監されたマデリンでしたが、カジモドに謝罪し、サルーシュが地下の水路から逃げようとしていることを伝えますが、誰も彼女を信じようとしません。
しかし、エスメラルダだけは彼女を信じて釈放し、一緒に地下水路へと向かうのでした。
以上、映画『ノートルダムの鐘II』のあらすじでした。
果たして、無事にラ・フィデルを大聖堂に戻すことが出来るのでしょうか？
そして、マデリンとカジモドの恋の行方はどうなってしまうのか？
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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『ノートルダムの鐘II』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
（以下、映画『ノートルダムの鐘Ⅱ』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。）
感想評価(※ネタバレ有)｜カジモドに訪れる運命の出会いを描いた6年ぶりの続編
映画『ノートルダムの鐘Ⅱ』は1996年に公開された『ノートルダムの鐘』の続編として、2002年に発表された作品です。
ストーリーは前作から7年後の設定となっています。
前作ではエンディングまでその醜い容姿から街の住民から忌み嫌われていたカジモドが街に溶け込んで平和に生活しているシーンから始まります。
街中の人々とはすっかりと仲良くなったカジモドでしたが、パリの街では「ジュールダムール」という恋人たちの祭りが控えており、カジモドは夫婦になったフィーバスとエスメラルダ、そして、街中に溢れる幸せそうなカップルを見ては羨ましそうに眺めて淋しさを抱えています。
そして、自分の容姿への自信の無さは前作よりも大きくなっている様子で描かれます。
管理人
そんなカジモドはサーカスの巡業で街に来たマデリンという女性に恋をします。
マデリンはカジモドとは対照的に自分は容姿しか魅力がない人間だと思い込んでいます。
そこで、彼女は、容姿は醜いですが友達思いで優しさに満ちたカジモドに惹かれていきます。
そんなマデリンは、サーカス団の団長であるサルーシュに弱みを握られており、ノートルダム大聖堂にある鐘・ラフィデルの在処をカジモドから聞き出すように指令され、罪悪感に苦しめられながらも仕方なくサル―シュに協力してしまいます。
映画『ノートルダムの鐘II』のヴィランであるサル―シュは、サーカス団の団長として薄い頭髪を誤魔化すためにカツラを被り、ぼてっと出たお腹をタイトな衣装でスリムに見せて、見た目にこだわるナルシスティックな性格をしています。
また、中身はサーカスのお客から金品を盗み、マデリンにひどい言葉を浴びせる酷い性格をしており、こちらも容姿は醜いですが、中身は勇敢さと優しさを兼ね備えたカジモドと対照的なキャラクターとして描かれています。
管理人
サル―シュはマデリンから聞いた情報によってラ・フィデルを盗み出し、カジモドはマデリンが盗みに加担していたことを知り、大きなショックを受けます。
マデリンはカジモドを裏切ったことを後悔し、信じてほしいと伝えてサル―シュの居場所を告げ、その言葉をカジモドも信じてフィーバスたちの協力のもと、ラ・フィデルを奪い返し、ラストシーンではジュールダムールにカジモドとマデリンも参加し、街のみんなに祝福されながら愛を誓いあうというハッピーエンドで映画は終わりを迎えます。
当時オリジナルビデオでリリースされた作品だったので、美しい映像に定評があった劇場公開された前作と比べて予算の関係でキャラクターの表情や動きの表現が雑になっていたりと映像がチープになっているところが残念なところです。
管理人
ですが、前作でヒロインのエスメラルダとの恋が叶わなかったカジモドに前に運命の人であるマデリンが現れ、その恋がようやく叶うというラストになっています。
前作でのカジモドのラストにもやもやした方々には待望の作品になっているはずです。
また、容姿は醜いが誰にでも心優しく純粋なカジモドや容姿ばかりにこだわる悪党サル―シュという主要キャラクターを通して、人間として大事なのは見た目ではなく中身であるというメッセージが表現されています。
小さなお子様の教育にもぴったりな映画になっているので、子育て世代の方にぜひオススメしたい作品です。
『ノートルダムの鐘II』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『ノートルダムの鐘II』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「前作で可哀そうな目にあっていたカジモトが報われるという意味では凄い良かった」「絵の描写、背景、作風のクオリティーは前作と比較するとどうしても見劣りする」「カジモドの幸せにフォーカスが当たっており、その魅力がより引き立っていた」「カジモトの内面の優しさや勇気が認められて良かった」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
『ノートルダムの鐘（1996年）』の続編です。
前回のお話から7年たったノートルダムの街のストーリーです。
OVAなので絵の描写、背景、作風のクオリティーは前作と比較するとどうしても見劣りしてしまいますが、でも満足して観ることができました。
映画『ノートルダムの鐘II』の主役もカジモドです。前作でノートルダムの待ちを救ったカジモドは皆に認められて街の皆と仲良くしています。
カジモドを虐める人はいません。それだけでも胸が熱くなります。
登場人物には三人のお喋りガーゴイルも出て来ます。エスメラルダもフィーバスも出てます。前作の人物がちゃんと登場してくれるのは安心です。
映画『ノートルダムの鐘II』ではエスメラルダは完全にサポート役なのであまり目立ったシーンがなかったのがちょっと寂しいです。
エスメラルダとフィーバスは結婚し息子もいて幸せそうで、カジモドはそんな情景に憧れ溜息です。
街にサーカス団（実は盗賊団）がやってきてその一員の美しいマデリンと出会います。
カジモドとマデリンの交流が最初は拙い交流で、どうなるんだろう、カジモドには幸せになって欲しいと心配しながらも、これはディズニー作品、絶対ハッピーエンドが待っていると信じて、でもハラハラするという複雑な気持ちでの鑑賞です。
盗賊団は街の宝を盗む目的があり、首尾のためマデリンをカジモドに接近させます。
本当は心の正しいマデリンも辛そうに行動しているのが分かります。
結果、街の宝は盗まれてしまうのですが、マデリンの勇気とカジモドの活躍で事件は無事解決し、カジモドとマデリンはハッピーエンドです。
困難やピンチがありながらもきっちりとハッピーエンドに繋げてくれるディズニーの王道、大好き過ぎます。
50代女性
★★★☆☆星3
ノートルダムの鐘1作目をみて衝撃が冷めないうちにと、次作を鑑賞しました。
今回の悪役のサルーシュが役不足とは言わないですが、前作のフロローの悪役ぶりを超えれていませんでした。
というよりフロローの悪が強すぎて、サルーシュが薄く感じました。
二つの作品を通じて私なりに解釈したのは、このノートルダムの鐘シリーズは「自分で道を切り拓いてこそ奇跡を起こすことができる」「人は容姿やステータスだけで価値が決まるわけではなく、内面の誠実さや接しやすさが人生を構成する」という二つのメッセージがあると思います。
サルーシュはとにかく見た目のこだわりが強い！そんなにカッコ良くないのにずっと鏡ばかり見て、周りのことを顧みないナルシスト全開なので自信だけが先行した可哀想な人だなと思いました。
ディズニー映画は滑稽な悪役を表現するのが非常に上手くあえてオーバーにして受け手に分かりやすいように描いていると思います。
カジモドは容姿こそ醜いですが、そこの一点だけで判断せずしっかりと向き合い続けたマデリンは素晴らしいの一言に尽きます。
向き合い続けることができたのはカジモドが誠実であり、自分の道は自分で切り拓いていこうという勇敢な心の持ち主だからだと思います。
サルーシュとカジモドの2人の真反対のマインドを比較分析することと、カジモドとマデリンの2人のひたむきで誠実で元気をもらえる関係をドキドキしながら観るのがこの映画の醍醐味だと思います。
それを踏まえても、前作にはインパクトも展開もキャラも何もかもが及ばない印象でした。
次作が手抜きではなく前作の衝撃が濃過ぎたためだと思います。
2つの映画を通して、共通のメッセージ性があったから比較してしまいましたが、全く別の雰囲気ならそれはそれで興醒めしたかもしれないのでこれでよかったと思いました。
30代女性
★★★☆☆星3
ノートルダムの鐘付きのカジモトが外見へのコンプレックスを乗り越えながら真実の愛へと辿り着くあらすじとなっています。
映画『ノートルダムの鐘II』は主にカジモトの恋愛模様を中心に描かれる構成になっていて、恋愛＝幸せになるというくだりが多少短絡的な気もしますが、前作で可哀そうな目にあっていたカジモトが報われるという意味では溜飲が下がる話になっていた印象です。
また、カジモトのそれまでのコンプレックスになっていた容姿に対しても外見ではなくて中身が大切という普遍的なメッセージも直球で良いと感じました。
一方で作画や声優陣の変更など、前作を視聴してるとそのあたりにクオリティの差があるのが気になってしまうのは否めなかったです。
ただ、新旧キャラに見せ場があるあたり、続編ものとしては直球の作りになっていると感じました。
30代男性
★★★☆☆星3
『ノートルダムの鐘』のその後のお話で、前作からのキャラクターたちが出てきて期待を込めて鑑賞しました。
はじめ、作画の粗さがディズニーらしくなく、少しウーン・・・と思います。
主人公は前作同様カジモド、ヒロインはマデリンという女性となっています。
マデリンがカジモドの心の純粋さに気が付き次第にひかれて行くというものですが、少し展開が早いと感じました。
カジモドがマデリンに一目ぼれをするが、彼女にはエスメラルダにあった人を魅了するような何かがなかったので若干の残念さもありました。
しかし、前作からの流れからすると人を愛するとは何かという気持ちを学んだカジモドが、エスメラルダのような高嶺に対する憧れにも近い感情よりも純粋に好きな人と結ばれるというのはよかったです。
どんな人でも、内面を見てくれる人は必ずいる、というのをわかりやすく映像化してくれていると思います。
原作とはかなり結末が離れているので（1もそうですが）登場人物みんなハッピーエンドに、というディズニーらしい計らいでした。
30代女性
★★★☆☆星3
『ノートルダムの鐘』が好きでしたので、続編ということで喜んでみました。
ノートルダムの鐘自体は少し切ない、いつものディズニーテイストとは少し違って、なんとも言えない味のある作品だとディズニーの隠れた名作だと思っていました。
『ノートルダムの鐘II』は、前作からのキャラクターに加えて、新たに登場するキャラもいて、前作とはまた違った雰囲気の映画に仕上がっていました。
切ない終わり方の前作だったので、みんなに受け入れられ、楽しそうに過ごしているカジモドが見れたのは嬉しかったです。
美しい心の持ち主には、やはり幸せになって欲しいですから、彼が良いパートナーに出会え、みんなと笑顔で暮らせるというストーリーはハッピーエンドでよかったと思いました。
ですが、見終わった後に、前作の時のこちらまで切なくなり、胸が詰まるような味わいはなかったので、少し残念ではありました。
ハッピーエンドは嬉しいですが、もう一捻りあると違った印象になるのではないかと感じる作品でした。
20代女性
★★★★☆星4
カジモドの幸せが感じられるので、私個人の感想としては、前作よりも映画『ノートルダムの鐘II』の方が好きです。
前作はエスメラルダやフロローなどのキャラクターが強烈で、カジモドが少し影に隠れている感じがしました。
一方で映画『ノートルダムの鐘II』は、カジモドの幸せにフォーカスが当たっており、その魅力がより引き立っていました。
作品全体ではなく、また多数いるほかのキャラでもなく、カジモド単体にどこまで入れ込むか？にはよりますが、客観的に前作・今作の違いを述べるとしたらそこかと思います。
映画『ノートルダムの鐘II』はカジモドの恋の物語とも言えます。
前作よりもキャラクターの表情や動きがより細かく描かれている印象で、カジモドは自分の外見にコンプレックスを持っていましたが、内面の優しさや勇気が認められていくというプロセスも感情移入しやすかったです。
20代男性
＊映画『ノートルダムの鐘II』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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