『ズートピア』のニック俺のこと好きなんだろの意味について考察解説【あらすじネタバレや感想評価も】
2016年4月23日、日本公開のディズニー映画『ズートピア』。
ディズニーアニメーションの第55作目となった映画『ズートピア』は、動物たちが人間のように暮らす大都会「ズートピア」を舞台に、ウサギのジュディとキツネのニックの冒険を描いています。
2016年の公開映画として全世界で第2位の興行収入を記録し、米アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞しました。
映画『ズートピア』の口コミ評判レビューには、
- 差別や偏見といった深いテーマに焦点を当てていた
- 子供から大人まで幅広い層が楽しめる作品
- 人を見た目や、先入観で判断してはいけないと思えた
- 大人のほうがハマってしまいそうな内容
- CGのクオリティがとても高い
- 偏見と差別の中を奮闘して成長いく物語
- 深いメッセージ性もあり、大人が見ても面白かった
- 社会的メッセージ性が強いアニメ
という声が多数集まっています。
- 『ズートピア』でニックの「俺のこと好きなんだろ」の意味について考察解説
- 『ズートピア』のあらすじ
- 『ズートピア』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も映画『ズートピア』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
ズートピア|ニックの「俺のこと好きなんだろ」の意味について考察解説
映画『ズートピア』は、ウサギの警察官ジュディが主人公です。
そして、彼女とタッグを組み、行方不明になったカワウソのオッターワンの捜索、そして肉食動物が突如として凶暴化してしまった原因を彼女と共に突き止める重要なキャラクターとして登場するのが、詐欺師のキツネであるニックです。
ニックは元々は肉食動物として初となるボーイスカウトになることを夢見る純真な少年でした。
しかし、他の団員から自身がキツネということでひどいいじめを受けてしまい、心に大きなトラウマを負ってからは「キツネは嘘つきである」という根拠のない偏見を否定することに嫌気が差し、偏見通りに卑怯な詐欺師として、相棒のフィニックと共に巨大アイスを転売することで荒稼ぎする生活を送っていました。
そんなニックは、ウサギが警察官になれるわけがないという偏見に負けずに頑張るジュディを見て、かつてボーイスカウトを目指していた少年の頃の自分を思い出し、厳しい現実を突きつけるような発言をして彼女を遠ざけます。
しかし、捜査を行っていく中で彼女の勇敢さを認め、息の合ったコンビネーションを見せるようになります。
「夜の遠吠え」という薬を使って肉食動物を凶暴化させ、彼らを締め出そうと企んでいた副市長のベルウェザーを逮捕した後のシーンではジュディの勧めもあって警察官になり、ジュディとタッグを組んで暴走車の取り締まりにパトカーで向かう姿が描かれます。
その車内でニックがジュディに「俺のこと好きなんだろ」と言うシーンがあります。
管理人
このセリフの意味は一体何だったのでしょうか?
考察してみると、このセリフは二人の間に芽生えた恋愛感情を表現しているのではないか?と思われます。
ニックの「俺のこと好きなんだろ」というセリフは、英語では“You know you love me?”というセリフです。
好きという表現についてlikeではなく、likeよりも強い表現であるloveという単語を使用していることから、ニックは友達以上の関係でジュディに好きという感情を抱いていることが分かり、ニックのジュディに対する恋愛感情を意味していると考察できます。
それに対して、ジュディは“Do I know that?Yes!Yes,I do”、日本語に訳すと「どうかしら…?ええ!大好きよ!」と若干はぐらかしながら好きだと答えています。
しかし、ジュディもニックに対して、まんざらでもない恋愛感情を抱いていることが分かります。
管理人
また、映画『ズートピア』のスタッフは、ニックの性格について『スターウォーズ』の人気キャラクターであるハン・ソロを基にしていると語っており、ハン・ソロも意中の相手であったレイア姫に対してはぐらかしながらも恋愛感情を抱いています。
そして、最終的に結婚するという展開になっていることから、ニックもハン・ソロと同様にジュディと結ばれる可能性はあると思います。
映画『ズートピア』は、2023年の2月の会見で正式に続編が制作されることが発表されました。
続編では、ニックとジュディの関係がその後どうなったのかについても描かれるはずなので、公開が待ち遠しい限りですね。
管理人
『ズートピア』のあらすじ
(以下、映画『ズートピア』のあらすじです。)
『ズートピア』のあらすじ|大都会ズートピアで警察官として働くウサギのジュディ
田舎町の農家の一人娘として生まれたウサギのジュディは幼い頃から警察官になることを夢見ていました。
両親の反対や周りからの揶揄にも負けずに警察学校での厳しい訓練を乗り越えて警察官になる夢を叶えたジュディは大都会ズートピアの警察署に配属されます。
期待に胸を膨らませて初出勤したジュディでしたが、ズートピアで発生している肉食動物14名が行方不明になっているという重要事件を任せてはもらえず署長のボゴから駐車違反の取り締まりを命じられることになります。
不満を抱きながらも仕事に励むジュディはゾウ用のアイスを巨大アイスを販売する店で販売を拒否されるキツネの親子を目撃し、親切心からアイスの販売を手助けしますが実は彼らはアイスの転売でお金儲けをする詐欺師で騙されていたことに気付き落胆します。
『ズートピア』のあらすじ|キツネのニックとともに行方不明者を探すジュディ
次の日、ひったくり犯を目撃したジュディは犯人を捕まえますが、盗まれた球根のために職務を放棄し、ネズミが暮らす街を危険にさらしたことをポゴから厳重な注意を受けますが、ジュディは本物の警察官になりたいと訴えます。
そんな中、行方不明になっている花屋を営んでいるカワウソ・オッタートンの妻が署長室を訪れ、涙ながらに捜査依頼を行います。
その様子を見ていたジュディは捜査を勝手に引き受けますが、ポゴは48時間以内にオッタ―トンを見つけることが出来なければ解雇すると告げます。
僅かな手がかりである写真からオッタ―トンが詐欺師のキツネであるニックの店でアイスを買っていたことが判明し、彼が脱税しているという弱みを握って捜査に協力をさせることに成功します。
捜査の中でオッタートンは、ツンドラタウンのボスであるミスタービッグに娘の結婚式の花の相談で招かれており、送迎のリムジンの中で突如凶暴化して運転手のマンチャスを襲い、そのまま行方不明になっていたことが分かります。
二人はマンチャスを訪ねますが、彼は「夜の遠吠え」という言葉を告げて間もなく凶暴化してしまい、行方不明になってしまうのでした。
『ズートピア』のあらすじ|明らかになる肉食動物が凶暴化した原因
マンチャスが残した「夜の遠吠え」というキーワードから狼が警備する施設に侵入したジュディとニックは、14名の肉食動物が収監されているのを目撃します。
そして市長のライオンハートが首謀者として彼らを収監していたことを突き止め、ライオンハートは逮捕され、ジュディは一躍時の人となります。
しかし、記者会見で凶暴化した肉食動物に対して差別的な発言をしてしまったことにより、ニックから絶縁されてしまいます。
また、ズートピアでは今回の原因不明の凶暴化事件によって肉食動物への差別的な動きが高まってしまい、強い罪悪感を抱いたジュディは警察官を辞めて田舎へと帰り、両親の農業の手伝いをするようになります。
ですが虫よけの花を口にしたウサギが凶暴化したという話を耳にし、その花が「夜の遠吠え」と呼ばれていることを知ったジュディは、この花が凶暴化事件の原因であると気付き、事件を解決するために急いでズートピアへと向かうのでした。
以上、映画『ズートピア』のあらすじでした。
果たして、ジュディは事件を解決し、ニックとも和解することが出来るのでしょうか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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『ズートピア』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『ズートピア』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|グローバル化が進む近代社会への強いメッセージが込められたディズニー作品
映画『ズートピア』は2016年にウォルトディズニーアニメーションの第55作目の作品として公開されました。
そして、全世界で10億ドルを超える大ヒットを記録し、日本でも興行収入70億円を超える大ヒットを記録しました。
そんな映画『ズートピア』は肉食動物と草食動物が共存する世界・大都会ズートピアが舞台です。
ストーリーは草食動物であるウサギのジュディが周囲の反対を押し切って厳しい訓練に耐えて警察官になる夢を叶えて、大都会ズートピアの警察署に配属されるところから始まります。
管理人
ジュディは市民を救う本物の警察官になるという野望を抱いていましたが、割り当てられた仕事は違反駐車の取り締まりで夢と現実のギャップに悩まされます。
そんなジュディは行方不明のカワウソ・オッタ―トンを48時間以内に見つけなければ解雇するという命令から詐欺師のキツネ・ニックと協力し、捜査を行った末にオッタ―トンが突如として凶暴化しており、市長のライオンハートによって施設に他の行方不明者とともに収監されていたことが判明します。
ライオンハートを逮捕し、一躍時の人となったジュディでしたが記者会見で凶暴化したのが全て肉食動物であると意図せずに差別的な発言をしてしまい、友情を深めていたニックから絶交されてしまいます。
また、この発言が発端となってズートピア全体で肉食動物への差別が広まっていくという事態に発展してしまいます。
このシーンではマスコミの記者会見やテレビでの報道によって、差別が広まっていくという現代社会の課題が表現されていると思います。
管理人
罪悪感を抱き、警察官の仕事を辞めて田舎に帰ったジュディは凶暴化の原因が「夜の遠吠え」という花であることに気付き、急いでズートピアに戻り、ニックに心からの謝罪を行い、再び捜査を再開します。
そして、夜の遠吠えから薬を作り、その薬を肉食動物に撃ち込んで凶暴化していた犯人が副市長の羊であるベルウェザーであるという衝撃の事実を突き止めます。
事件が解決されたことにより、ズートピアにも平和が訪れ、ニックも警察官となり、ジュディとタッグを組んで仕事に励むというハッピーエンドで映画は終わりを迎えます。
肉食動物と草食動物が互いに尊重しながら共存していくことの大変さが映画では描かれていますが、これは現代社会に置き換えると人種差別の問題や収入格差の問題が当てはまり、世界中の人々が共存し平和に暮らしていくことの大変さが表現されています。
管理人
ジュディの心の根底に意図はしていないものの、肉食動物への差別意識があったことからも分かるように私たちの心にも他者への偏見が根底にある場合があります。
映画を鑑賞しながら、お互いが住みやすい社会にするためには誰かのせいにするのではなく、相手を分かろうと努力することが大事であるという強いメッセージを感じ取ることが出来ます。
可愛らしい動物の世界を描いた作品ではありますが、グローバル化が進む近代社会がお互いに共存していくためにはどうすれば良いのかという強いメッセージが込められた作品です。
子供向けであるという先入観を取っ払って鑑賞することをオススメします。
『ズートピア』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『ズートピア』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「話の内容はしっかりとしているし、家族世帯とかには最高の映画」「自分自身の考え方を改めるキッカケを与えてくれる傑作物語」「ストーリーとしてはすごく勇気をもらえる内容」「多種多様な生物が差別されることなく平等に生きていけることを願うといったテーマを感じた」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
ディズニーアニメ映画らしく、可愛らしさを基本した登場するキャラクターたちの描き方に引き込まれました。
主人公のジュディのウサギとして初の警察官となっての、多様性の世界ではあるものの偏見と差別の中を奮闘して成長いく物語と考えて見ていましたが、そんな正義感の塊だったジュディ自身にも無意識の中に潜んでいた偏見が露呈してしまう予想外の演出に、グローバルな多様性を認め合うと掲げている現代ながら、様々な問題が噴出して解決に至らない事を風刺した深い社会派アニメ作品となっていたのは驚かされました。
しかしながらディズニー作品らしく、心を入れ替えて誠実に動いて問題は解決していくと希望を見せてくれる所が素晴らしく、これからの世界を構築していく子供たちには是非とも見て欲しく、今の世の中を構成している大人たちには自分自身の考え方を改めるキッカケを与えてくれる傑作物語だと思います。
30代男性
★★★★☆星4
映画『ズートピア』はディズニーアニメなので、とてもキュートなキャラクターが沢山出てきます。
視覚だけでもとても楽しめるので子供と一緒に見るのも楽しかったです。ストーリーは、すごく勇気をもらえる内容です。
特に今の世界は「男女」でキッパリ分けられるような世界からもっと自由な世界へと変化しているような印象を受けますが、そんな世界で私に勇気をくれて背中を押してくれるようなストーリーでした。
動物の中でか弱いとされるウサギが、努力して強い肉食動物ばかりの警察の世界に入り、挫折や問題を乗り越えながら活躍していく姿は、すごく勇気をもらえます。
さらに詐欺師のキツネと関わることでキツネの内面も変化して、お互い影響されながら活躍していく姿も希望を感じます。
生まれた姿がどうあろうと、最初の出会いやスタートがどうあろうと、本人の努力や変化が良い結果を導き、他者の評価や変容になると言うのがとても素敵でした。
30代女性
★★★★☆星4
可愛い動物たちでごまかされた感はあったけど、社会的メッセージ性が強いアニメでした。
若干犯人当てみたいなミステリー要素が、ほんのちょっとだけ感じられて良かったとは言え、犯人の正体を見て、どんな人も種族も見た目や常識に囚われてはいけないっていう、最近のディズニーに多い差別はやめようっていうメッセージ性のアニメでした。
けれども周りからどんなに無理だって言われようとも、自分が叶えたい夢のために、警察官になるという夢を叶えてしまう主人公の芯の強さは本当に素晴らしいことだし、周りの動物も可愛くて面白かったです。
警察官っていうと強い肉食獣とかのイメージだったけど、意外にも草食系の水牛とかサイがキャラとしていたので、肉食動物とか草食動物とかで見るのも面白いかも。
30代女性
★★★★☆星4
多種多様などうぶつたちが暮らす「ズートピア」の世界でのお話です。
ウサギのジュディは厳しい警察試験に受かり念願だった警察官になったものの、警察の中は見るからに体が大きかったり強かったりするものが活躍する世界でなかなか思うような仕事をさせてもらえず。
かと言って元々「危ないから」と警察官になることに反対していた両親に心配をかけることもできずに落ち込む日々。
そんな中で詐欺をはたらくキツネのニックと出会い、彼女の中の正義を見つけて行きます。
「ウサギ」であること、「キツネ」であること、人間の世界の差別と変わらないような問題も描かれ、ストーリーも「この人が事件の黒幕だったの!?」となるようなことも仕組まれていてアニメ映画とはいえなかなか面白いです。
私は最後のジュディの演説での「現実は厳しい。できないこともあるし間違うこともある。でもそれはみんな同じだから安心して。(意訳です)」という言葉が好きだし、落ち込んたときに見て励まされています。
30代女性
★★★★☆星4
吹き替え版を見ましたが、主人公ジュディ役の上戸彩さんがとても上手で頭に残る印象的な声でした。
かわいい動物が実は凶暴だったり弱いはずの生き物が強いことが求められる職業を目指すなど、それぞれの生き物の特性を面白く表現している場面もあり、多種多様な生物が差別されることなく平等に生きていけることを願うといったテーマを感じました。
人種差別のない世界を目指していかなければならない人間の世界にも通じるものがありました。
物語の後半、なんといってもニックの本当の気持ちをジュディに打ち明け、2人の友情が確かなものになったシーンは大人が観ても感動します。
主題歌も素敵で、吹き替え版ではAmiさんが歌われていますが、とても綺麗な歌声で、こちらも頭に残る印象的な主題歌でした。
40代女性
★★★★☆星4
個性的で、可愛らしい見た目の動物から強面な動物まで様々なキャラクターが登場します。
動物たちの日常の中にも肉食だから、見た目が可愛いから、この動物はこういう性格で、こうなんだと決めつけられてしまう中で、葛藤や捻くれてしまったり、立ち向かって行こうとしたり、心を開こうとしたりと動物たちを取り巻く環境から目が離せません。
アニメーションだし、動物のキャラクターだから大人から子供まで見やすいです。
これを実際に人に置き換えて現実世界と変わらない社会やストーリーで仕立ててしまうと、かなり刺激が強いと感じました。
この映画はアニメーションで可愛らしいキャラクターたちに興味が湧きみましたが、この映画から知らない間に決めつけてしまい、誰かを傷つけていたり、見た目で判断してしまっているかも知れないと改めて考えさせられました。
40代女性
★★★★☆星4
子ども向けのファンタジー映画かと思いましたが、深いメッセージ性もあり、大人が見ても面白かったです。
可愛い動物がたくさんでてきて、見ていて癒されました。
それぞれの動物がそのイメージ、印象に合わせたキャラクターを演じていて、配役がとても考えこまれていて良かったです。
ナマケモノがいい味を出していて、最後の登場も面白くて良かったです。
最初は嫌なやつだと思っていたキツネが本当はとても優しく、そして強い味方でいてくれて、心強く格好良かったです。
途中に入ってくる歌のタイミングや曲の雰囲気が、少し不自然に思い、歌の宣伝のように感じてしまいました。
最終的、全体的には面白かったようですが、怖いシーンが少しあって、子どもは時々怖がってしまっていました。
30代女性
★★★★☆星4
『ズートピア』は可愛い動物たちの住む世界が舞台のディズニー映画ですが、今までのディズニー映画とは少し異なり現代社会の問題を描いた作品でもあります。
2016年公開の映画ですが、私は2023年になって初めて視聴しました。
多様性がテーマになっていて、多くの種類の動物たちが登場し、種族間の差別や偏見が描かれています。
私はあまり社会風刺をテーマにした作品は好きではないので、見る前は「多様性とかテーマにしてるらしいけど、そうゆうの嫌いなんだよなー」と少し敬遠していました。
公開から7年経ってもみていなかったのはそれが原因です。
そんな気持ちであまり期待せずに作品を視聴しましたが、「思ってたよりおもしろい!!」と思いました。早く見ればよかったです。
絵は綺麗だし、動きも滑らかだし、ストーリーもテンポが良くて面白いし、さすがディズニーといった感じで最後まで飽きずに楽しめました。
そしてなにより、他のディズニー作品にはないリアルさがあって引き込まれました。
動物たちの世界ですが、彼らの思考が非常に人間くさくて、まるでリアルな人間社会のようでした。
人間の人種差別や国への偏見と同じように、動物たちも種族ごとに差別や偏見をしていて、ジュディが差別に苦しんでいる様は完全に人間でしたね。
また、敵キャラも姑息なやり口を使ってきて「人間の悪いやつ」って感じで魅力的でした。
種族ごとに個性があって多様性とかテーマというのがとても良い方向に働いていました。
ただ、さまざまな動物が登場する点で一つだけ悪い点があるとすれば、「キャラが覚えづらい」です。
インパクトの強いキャラが多く、みんなが個性的すぎて逆にわかんなくなりましたね。
結局覚えているのは、ジュディとニックとナマケモノぐらいです。
20代男性
*映画『ズートピア』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。