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『ヴァチカンのエクソシスト』は本当に実話映画?あらすじネタバレや感想評価も

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2023年7月14日、日本公開の映画『ヴァチカンのエクソシスト』。

『グラディエーター』や『レ・ミゼラブル』など多くの名作映画に出演するラッセル・クロウ主演のホラー映画です。

映画『ヴァチカンのエクソシスト』は実在したエクソシストであるガブリエーレ・アモルトが数万回もの悪魔祓いを行った際の、悪魔との戦いを描いた『エクソシストは語る』を映画化したものとなっています。

この順番でチェック
  • 『ヴァチカンのエクソシスト』は本当に実話映画?
  • 『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじ
  • 『ヴァチカンのエクソシスト』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『ヴァチカンのエクソシスト』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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『ヴァチカンのエクソシスト』は本当に実話映画?

2000年に『グラディエーター』でアカデミー賞主演男優賞に輝いた演技派俳優であるラッセル・クロウが初めて主演したホラー映画ということで、話題を集めた映画『ヴァチカンのエクソシスト』。

評論家からの賛否両論が巻き起こりつつも、ラッセル・クロウが演じた型破りなエクソシストであるアモルト神父というキャラクターの魅力もあり、全世界で興行収入7,500万ドルを超えるヒット作品となりました。

更には、主に映画やゲーム、コミックのホラー作品についての情報を取り扱うWEBメディアの“ブラッディディスガスティング”では、早くも続編の開発が発表され、アモルト神父を演じたラッセル・クロウも続投するという嬉しいニュースが報じられました。

そんな映画『ヴァチカンのエクソシスト』ですが、エンドロール前に「アモルト神父は2016年までに生涯で数万回の悪魔祓いを行った悪魔との戦いを記録した『エクソシストは語る』は名著である」という驚きの字幕が出るため、実話という噂があります。

そんな実写という噂は実際はどうなのでしょうか?早速解説して行きます。

管理人

原作小説「エクソシストは語る」

映画『ヴァチカンのエクソシスト』は「エクソシストは語る」という小説を原作にした作品です。

実はこの小説を執筆したのは何を隠そう、映画『ヴァチカンのエクソシスト』の主人公・アモルト神父のモデルであるガブリエーレ・アモルトです。

アモルト神父は映画『ヴァチカンのエクソシスト』と同じく、カソリック教会の総本山であるヴァチカンでローマ教皇に使えるチーフエクソシストとして活躍した人物となっています。

アモルト神父は生涯で数万回の悪魔祓いに成功したエクソシストとして知られており、原作小説の「エクソシストは語る」についても、そんな自身の数々の悪魔祓いの経験を綴った実話をまとめた作品です。

つまり、実話作品である「エクソシストは語る」を原作とした映画『ヴァチカンのエクソシスト』も実話を基にした作品になっているため、実話という噂は本当であると言えます。

管理人

ただ、映画用に脚色された部分は大なり小なりあると思います。

悪魔に取り憑かれたヘンリーの描写もそうですが、全てが実話ではないようです。

主人公のモデルとなったガブリエーレ・アモルト神父

モデルとなったガブリエーレ・アモルト神父は1925年の5月1日にイタリアのモデナという都市で生まれ、映画で描かれていたように第二次世界大戦中はパルチザンとして戦争を経験します。

その後、神父として働いていましたが、1986年の6月にローマ司教代理から指令を受けてエクソシストであるカンディド・アマンティー二の指導を受けて自身もローマ教区のエクソシストとして活動を行うことになり、前述したように生涯で数万回という凄まじい数の悪魔祓いを行ったとのことです。

管理人

1990年に国際エクソシスト協会というエクソシストへの適切な訓練とサポートを行い、悪魔祓いに対しての意識を高めることを目的とした団体を設立し、2000年に引退するまで会長を務めるなど精力的に活動を行いました。

また、執筆活動にも力を入れており、30冊以上の悪魔祓いに関する本を執筆しておられます。

そんなアモルト神父は2016年の9月16日に肺合併症のため、惜しまれながらこの世を去りました。

アモルト神父は、映画『ヴァチカンのエクソシスト』でも描かれていたようにジョークを飛ばしたり、国際エクソシスト協会の講演会では写真撮影にも気軽に応じるなど茶目っ気のある人物としても知られていたようです。

映画を観てアモルト神父について興味を持った方は原作小説である名著「エクソシストは語る」を読んでみることをオススメします。

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『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじ

以下、映画『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじです。

『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじ|修道院の修復のため、スペインに引っ越してきた一家

キリスト教の総本山であるヴィチカンのローマ教皇に使えるエクソシストのアモルト神父は、悪魔に取り憑かれた人々の悪魔祓いを行っていましたが、ヴィチカンに許可なく行っていたため本部のサリバン卿に呼び出されてしまいます。

悪魔の存在を認めようとしないサリバン卿に対してアモルト神父は文句があるのであれば直接ローマ教皇に訴えろとその場を後にします。

その頃、交通事故で最愛の夫を失ったジュリアは夫の遺産であるサン・セバスチャン修道院を修復して売却し、生活費を稼ぐために反抗期の娘エイミーと交通事故のショックで喋らなくなった息子ヘンリーとともにスペインに引っ越してきました。

早速修復に取り掛かるジュリアでしたが、トラブルの連続でなかなか作業は進みません。

そんな中、ヘンリーの体調がおかしくなり何かに取り憑かれたかのように自傷行為を行うようにになりますが、精密検査を行っても異常は見られず父親が亡くなったことによる精神的ショックでは無いかと精神科に行くように診断されてしまいます。

『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじ|ヘンリーの悪魔祓いに向かうアモルト神父

ヘンリーの異常に頭を悩ませていたジュリアでしたが、口を開くことの無かったヘンリーからこれまで聞いたことのない声で神父を連れてくるように要求されます。

若い神父であるトマース神父を呼びますが、ヘンリーによって凄まじい力で吹き飛ばされてしまったためトマース神父はヴァチカンにエクソシストの派遣をお願いしました。

派遣の依頼があったため、スペインに向かうことになったアモルトに対してローマ教皇はサン・セバスチャン修道院はこれまでも何かと問題のあった場所のため、くれぐれも注意をするようにと忠告を受けます。

修道院に到着したアモルトは早速トマースとともにヘンリーのいる部屋へと向かい、悪魔祓いを始めます。

ヘンリーに取り憑いた悪魔に対して、悪魔が嫌いなジョークで応戦し、悪魔祓いで重要となるため悪魔から名前を聞き出そうとしますが、悪魔は戦争での経験で戦友が亡くなっていく中、自分だけが助かったというアモルトが持つ罪悪感に付け込み、幻覚を見せます。

そして、トマースに対しても神父になるために別れた恋人の幻覚を見せ、トマースは怒りのあまりに我を忘れて逆上してしまいます。

『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじ|修道院に隠された秘密と悪魔が取り憑いた目的

トマースを落ち着かせるために一旦部屋を後にしたアモルトは、修道院に隠された秘密を探るため、庭にある井戸を調べると地下には隠し部屋があり、キリスト教徒たちのカタコンベ(墓所)になっていました。

カタコンベには一体だけ檻に閉じ込められた骸骨があり、この骸骨が悪魔祓いに失敗し、自らの身体とともに悪魔を封印したエクソシストであったことにアモルトは気付きます。

そして、この隠し部屋で拷問のような異端尋問が行われており、この異端尋問は悪魔に取り憑かれてしまったエクソシストが原因であったことを知ります。

悪魔が神父を呼んだ理由は、アモルトに取り憑くことによってキリスト教の総本山であるバチカンを内部から崩壊させようという狙いがあったのです。

以上、映画『ヴァチカンのエクソシスト』のあらすじでした。

果たして、アモルトは無事にヘンリーを救うことが出来るのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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『ヴァチカンのエクソシスト』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『ヴァチカンのエクソシスト』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|ラッセル・クロウ演じるユニークな神父の魅力溢れるホラー作品

映画『ヴァチカンのエクソシスト』はタイトル通り、キリスト教の総本山であるヴァチカンでエクソシストとして活躍するアモルト神父の活躍を描いたホラー作品です。

エクソシスト=悪魔祓いを描いた作品と言えば、1973年に公開され大ヒットを記録したウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』シリーズが有名ですよね。

映画『ヴァチカンのエクソシスト』は『エクソシスト』を思わせる悪魔に取り憑かれた人物たちの恐ろしい描写がありながらも、ラッセル・クロウ演じる主人公アモルト神父のキャラクターとしての魅力が溢れています。

作品は冒頭から悪魔に取り憑かれた青年のもとにアモルト神父が向かうシーンから始まります。

管理人

スクーターで現れるという意表をついたラフな登場をしたアモルト神父は手慣れた手つきで悪魔払いを行います。

悪魔祓いの存在が古臭いものであると思われていた1980年代という作品の時代設定もあり、悪魔の存在を認めない教会本部からアモルト神父は教会の許可無く悪魔祓いを行ったことを注意されますが、文句があるのであればローマ教皇に言えと突っぱねます。

そんなアモルト神父は教皇の指令によって、悪魔に取り付かれた少年ヘンリーの悪魔祓いを行うためスペインに向かうことになります。

ヘンリーは母親のジュリア、姉のエイミーとともにサン・セバスチャン修道院に引っ越してきたばかりでしたが、どんどんとヘンリーの体調はおかしくなっていきます。

悪魔に取り憑かれたヘンリーは自分の身体を傷付け、どんどんと変貌を遂げていき、家族に暴言を吐き、お腹には憎悪(HATE)という血文字が刻まれるなど多少グロテスクな描写が続きますので、ホラー映画が苦手という方は注意が必要です。

そんなヘンリーと対峙するアモルト神父でしたが、悪魔はジョークが嫌いとのことで、悪魔相手に軽口を連発するシーンがあり、ホラー映画ながらどこか笑えるシーンがあるのが映画『ヴァチカンのエクソシスト』の魅力です。

管理人

また、悪魔祓いの助手として登場する若き神父であるエスキベルとのやりとりもコミカルで中盤からはバディームービーとしても楽しめる作品です。

サン・セバスチャン修道院についてアモルトとエスキベルは調査を行い、修道院にはかつて凶悪な悪魔に取り憑かれたエクソシストがおり、修道院で巻き起こった災いは悪魔が原因であったことが明らかになります。

この修道院に隠された謎を探るシーンは、キリスト教にまつわるエピソードが語られるため、『コンスタンティン』など宗教色の強い作品が好きな方は楽しめると思います。

修道院に隠された謎により、悪魔であるアスモデウスがアモルト神父に取り憑いてバチカンの内部を崩壊させようとしていることが明らかとなり、アモルト神父は自らの命を犠牲にする覚悟で悪魔と闘うことを決めます。

闘う前にお互いが懺悔を行い、過去の罪を告白しますが、過去のトラウマを思い起こさせる幻覚を出現させるなど悪魔の容赦ない攻撃が二人を襲います。

最終的にはヘンリーに代わってアモルト神父に悪魔が取り憑いてしまいますが、トラウマに打ち勝ったエスキベルの協力もあり、なんとか悪魔祓いに成功し、ヘンリーたち一家も無事でした。

映画のラストでは、修道院から発見した地図から悪魔祓いが必要な場所が世界各地にあることが明らかになり、助手となったエスキベル神父と二人で悪魔祓いに行くことになる続編を期待させるラストで映画は終わりを迎えます。

悪魔に取り憑かれた人物のショッキングな描写には注意が必要ですが、前述したように型破りなアモルト神父のキャラクターやコミカルなシーンなど全体的にシリアスになりすぎない作品なので、ホラー映画が苦手という方にもぜひオススメします。

『ヴァチカンのエクソシスト』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★★星5

ヴァチカンのエクソシストはホラー映画、バディ映画、ヒューマンドラマ、どの側面でもストーリーが優れている良作だと思います。

アモルト神父とトマース神父が悪魔と激しい戦いを繰り広げるシーンは、役者さんたちや子役の演技力の高さもあり、彼らの気迫や声のトーンだけでも、座席の上で震え上がるほどでした。

そして、悪魔が与えてくる恐怖や絶望に打ちのめされながらも、アモルト神父やトマース神父が己の後悔や罪の意識と向き合い、それを乗り越えて行く姿は感動的でもありました。

人はどんなことがあっても前を向いて、自分の心と向き合って生きていけるというのを教えてもらった気がします。

最後はとても爽やかに終わるので、スカッとする映画を観たい人にもオススメです。

アモルト神父とトマース神父が悪魔と戦い続けるバディ物映画として、続編があったらいいなと思います。

20代女性

★★★★★星5

ホラーやゴシックにはあまり興味がなかったのですが、SNSで話題になっているのを見て関心を持ち鑑賞。

その結果、今年のお気に入り映画上位に入る大好きな映画になりました!

主人公のアモルト神父が実在した人物というのはかなりびっくり。

異端だがお茶目なキャラクター、そして本当に悪魔憑きに対応するってこういう仕事なんだなと引き込まれました。

彼と一緒に悪に立ち向かう、真面目だけどまだまだ経験不足なトーマス神父との凸凹コンビも楽しかったです。

いわゆる「大きい音で驚かせるホラー」ではなく、ヒューマンドラマで魅せるタイプのホラーで、ストーリーがとにかくいい

それでいて、バチカンの華やかな雰囲気と対照的な裏寂しい修道院の雰囲気など、ゴシックホラーファンも楽しめるエンタメ作品でした。

30代女性

★★★★☆星4

『ヴァチカンのエクソシスト』は悪魔系のホラー映画ですが内容はエンタメ要素が強くテンポも良かったので最後まで面白く、飽きずに観ることができました。

スクーターを乗り回し冗談を言うガブリエーレ・アモルト神父のキャラクターが面白く映像で怖い部分もありましたが、笑ってしまう場面が多かったです。

また相棒のトマース神父も初めはほとんどエクソシストに関しては無知でありながら、ガブリエーレ・アモルト神父とともに悪魔と戦っていくことで成長していく姿に二人の絆や関係性を観ることができました。

信仰などキリスト教や歴史の内容も深く取り上げられ観ていてヒヤヒヤしましたが新しい考え方や価値観をも得るきっかけになったので良かったです。

まだ悪魔がいる可能性があるということなので、この2人のコンビを続編などができれば見たいです。

20代女性

★★★★☆星4

エクソシストの映画というとやはり一番有名なのが思い浮かべられますが、そこまでホラー要素は強くなかったです。

話の流れとしては極めてシンプルで子供に取り付いた悪魔をエクソシストが取り払っていくというような感じになるわけですが神父の過去の過ちであったりとかバチカンに関する様々な悪行の要素であったりと割と周りのことでごちゃごちゃするというのでシンプルでありつつも横道に地味にずれて行くのがちょっとなんだかなと思いました。

どうしてもエクソシストの映画と言うと悪魔に取り憑かれた時の雰囲気というのが一番有名な映画のあれを思い浮かべてしまうわけでそれにやや似ている感じでもう少しその点をオリジナリティとして出して欲しかったとは思います。

30代男性

★★★★☆星4

『ヴァチカンのエクソシスト』の見所はたくさんありますが、斬新な悪魔祓いの手法、ダンディズム全開な初老の神父と理想主義の青年神父の師弟愛が最高でした。

特に序盤、巧みな駆け引きで悪魔を挑発し、家畜に乗り移らせてから倒すシーンは衝撃。

今まで見たことない悪魔祓いのやり方に蒙を拓かれる思いでした。

若きトーマ神父の葛藤も人間臭く、異性への欲望を禁じ得ず悪魔に付け入れられる展開はハラハラドキドキ手に汗握ります

彼の師たるアモルト神父も、ストイックな漆黒のカソックを纏い、オートバイを颯爽と乗り回す姿がかっこよく痺れます。

ホラー映画はもちろん、年の差バディが活躍する話が好きな方に自信をもっておすすめしたい作品です。

30代女性

*映画『ヴァチカンのエクソシスト』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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