実写版『リトル・マーメイド』がひどい?ショックやがっかりとの声を解説!爆死して赤字なのかも調査
2023年6月9日、日本公開の実写映画『リトルーマーメイド』。
「マッチ売りの少女」や「みにくいアヒルの子」など、数々の有名童話作品を手掛けてきたハンス・クリスチャン・アンデルセンによる1837年の「人魚姫」をもとに、1989年にディズニーがアニメーション映画として制作した「リトルマーメイド」ですが、その実写映画版です。
アニメーション版では主役のアリエルが白人で赤毛でしたが、アリエル役に黒人女性であるハリー・ベイリーが選ばれたことにより、ポリコレなどと賛否両論の声が飛び交えました。
実写映画『リトル・マーメイド』の口コミ評判レビューには、
- 始まってみるとアリエル役については気にならなかった
- ファンタジックな世界観を堪能できた
- 肌の色は作品の良し悪しに全く関係なく感じれた
- 音楽を楽しみたい人は是非おすすめできる作品
- ディズニーに詳しくない方にも是非見てほしい映画
- 配役も適任で、それぞれの個性が生き生きしていた
- 演のハリー・ベイリーの歌声は素晴らしかった
- ディズニーの良さが大変に詰まった作品
という声が多数集まっています。
- 実写でがっかり?ショック?ひどい?みんなの反応(海外の反応含む)
- 興行収入は?過去最低で爆死?赤字なのか?
- 実写映画『リトル・マーメイド』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
- 実写映画『リトル・マーメイド』のあらすじ
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目次
リトルマーメイド|実写でがっかり?ショック?ひどい?みんなの反応(海外の反応含む)
『リトルマーメイド』は、ディズニー映画の名作「リトル・マーメイド」の実写化作品であり、海の上の人間世界に憧れる人魚のアリエルが、ある日人間のエリック王子に恋をしたことをきっかけに魔法で人間となって彼に会いに行くという物語です。
そんな実写映画『リトルマーメイド』ですが、「がっかり」「ショック」「ひどい」といった口コミが見られます。
実際の口コミの内容
- アリエルのキャスティングががっかりだった。
- 海の中の世界ががっかりだった。
- 生き物たちのリアルな描写がショックだった。
具体的に何に「がっかり」「ショック」と感じたのでしょうか?
そんな口コミについて、「がっかり」「ショック」「ひどい」の詳細を考察して行きます。
管理人
アリエルのキャスティングががっかりだった
まずはアリエルのキャスティングについてです。
「アリエルのキャスティングががっかり」という意見は主に「アニメ版とのイメージの乖離」によるものと考えられます。
実写映画『リトルマーメイド』のアリエル役を務めたのは黒人歌手のハリー・ベイリーです。
管理人
グラミー賞にもノミネートされた経験があり、その確かな歌声が決め手となって実写映画『リトルマーメイド』でアリエル役に大抜擢されました。
オリジナルのアニメ版のアリエルと言えば白い肌と鮮やかな赤い髪が印象的なキャラクターでしたが、実写版のアリエルは黒人であるハリー・ベイリーが地毛のドレッドヘアで演じました。
このキャスティングや実写版アリエルのビジュアルについては公開前から非常に話題になっていました。
ダイバーシティー社会への意識や、アリエルの歌声を大事にしていることなど非常にすばらしいと感じます。
管理人
実写映画『リトルマーメイド』のアリエルを見て勇気を持つことができたり、夢を抱くことができた人も多いでしょう。
実際に歌声がすばらしい、特に気にならないという意見も多く見られます。
一方で、アニメ版のアリエルへの思い入れが強い人にとってはイメージの乖離に思わず「がっかり」という感想を抱いてしまうことも理解できます。実際に海外でも「#NotMyAriel」というハッシュタグを用いて「子供の頃から大好きだったアリエルと違ってがっかり」という旨を発信している人が多数いるようです。
「黒人である」ということ自体ではなく「イメージ」の乖離が「アリエルのキャスティングががっかりだった」という反応の主な要因になっているのでしょう。
海の中の世界ががっかりだった
次に海の中の世界の描写についてです。
「海の中の世界ががっかりだった」という意見は主に「アニメ版と比較した幻想的な雰囲気の低減」によるものではないかと考察します。
実写映画『リトルマーメイド』の海の中の映像については、非常にリアルで美しく描かれていました。
一方で、リアルであるあまり、やや暗かったり、華やかさはあまりなかったとも感じられました。
沈没船やアリエルが人間界のものを保管している場所など薄暗い場面が多かったです。
キラキラした明るい雰囲気を求めてきた人にとっては見づらく、がっかりと感じてしまったのではないかと思います。
管理人
しかしアニメ版についても海の中のシーンは明るいばかりではなかったので、これは実写版特有の問題ではないのでないか?とも思います。
生き物たちのリアルな描写がショックだった
最後に、アリエルを取り巻く様々な生き物たちにキャラクター・描写についてです。
「生き物たちのリアルな描写がショックだった」という意見は主に「実写のリアルさ故の不気味さ」によるものが多いようです。
実写映画『リトルマーメイド』で登場した主な生き物のキャラクターは、トリトン王に仕え、アリエルのお目付け役を命じられたカニのセバスチャン、海と陸を自由に行き来し、さまざまな情報を提供する鳥のスカットル、アリエルが信頼する友人である魚のフランダーです。
カニのセバスチャンへの残念な口コミ
セバスチャンについては、アニメ版でも「カニ」とされていたものの、ザリガニにも似たような見た目でした。
実写映画『リトルマーメイド』ではカニそのものであり、実際に「カニすぎる」といった声も見られました。
アニメのイメージと違うとショックを受けた人が多かったようです。
管理人
鳥のスカットルへの残念な口コミ
実写版『リトルマーメイド』でのスカットルは「カツオドリ」という種の鳥として描かれています。
カツオドリは潜水して水中の魚を捕らえるという特徴があります。
実写映画『リトルマーメイド』でスカットルは、陸と水中を自由に行き来していました。
一方でアニメ版のスカットルは「カモメ」です。
カモメは水中に潜ることはあまり得意としていません。
アニメ版と比べて実写版はスカットルが潜るシーンが多く、違和感を感じた人が多かったようです。
また、種も異なり、見た目もイメージと異なることからショックを受けた人もいたかもしれません。
管理人
魚のフランダーへの残念な口コミ
魚のフランダーが最も「ショック」という意見が多く見られました。
アニメ版のフランダーは黄色と水色の鮮やかな色合いで、ぷっくりとしたかわいらしいフォルムという愛らしい見た目です。
その点で、非常に人気のキャラクターです。
管理人
しかし、実写映画『リトルマーメイド』のフランダーは白っぽく、実写ということもあり表情も乏しいです。
アニメのような愛らしさがあまりなく「がっかり」「ショック」「怖い」という口コミが見られました。
実写でリアルだからこその、主に見た目のキャラクター性が失われ「ショックだった」という感想を抱く人が多かったのではないかと思います。
アニメ版との比較して違いが大き過ぎて「がっかり」「ショック」「ひどい」という口コミにつながった
実写版『リトル・マーメイド』は「がっかり」「ショック」「ひどい」といった反応が多数見られる作品です。
その口コミの多くは、アニメ版との比較によるものが多いようです。
それだけ世界中で長く愛されてきた物語でもあり、思い入れが非常に大きい人々が多いのでしょう。
ただイメージの乖離等については「がっかり」「ショック」「ひどい」ですが、「歌声が非常にすばらしかった」「美しい描写が多数あった」といった意見も多いです。
管理人
アニメ版との違いも探しながら、素晴らしい歌声を堪能するといったように、楽しむことのできる作品でもあるのではないでしょうか。
実写映画『リトルマーメイド』の興行収入は?過去最低で爆死?赤字なのか?
ディズニー映画の名作『リトル・マーメイド』の実写化した実写映画『リトルマーメイド』。
リトルマーメイドは、海の上の人間世界に憧れる人魚のアリエルが、ある日人間のエリック王子に恋をしたことをきっかけに魔法で人間となって彼に会いに行くという物語です。
素晴らしい歌声や多様性の問題と向き合う姿勢等で話題となった作品でもあります。
そんな映画実写版『リトル・マーメイド』ですが、「興行収入が奮っていないのではないか?」「興行収入が過去最低で爆死となるのではないか?」「赤字なのではないか?」といった声が見られます。
では、現在の興行収入の状況などをもとにそれらの点について考察していきます。
管理人
日本での興行成績は物足りない結果な?
まずは日本国内での興行成績について見ていきます。
日本では2023年6月9日(金)に公開され、公開から3週連続観客動員数1位を獲得しました。
2023年7月末時点で興行収入は30億円を超え、その後も公開は続いています。
ただし、7月から8月にかけては夏休みに合わせて大作の公開が続き、『リトル・マーメイド』については上映回数がかなり限られているため、今後大きく伸びる可能性は低いと思われます。
管理人
興行収入30億円台で公開を終えるとなった場合ですが、実写ディズニーの中では平均的な興行収入、近年の傾向から見ると低迷したともいえるでしょう。
近年公開されたディズニーの実写映画の日本での興行収入は『美女と野獣』(2017年公開)が約124億円、『アラジン』(2019年公開)が約121億円、『シンデレラ』(2015年公開)が約57億円といったところです。
こう見ると、日本国内に限って見ると、アニメ版が長く愛されてきた作品の実写化としては物足りない結果なのかもしれません。
全世界での興行成績では他作品と比べると7番目の記録
次に本国アメリカをはじめとする、全世界での興行成績について見ていきます。
実写映画『リトルマーメイド』は2023年5月26日(金)に全米公開され、同日にイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、韓国などでも公開されました。
7月上旬には全世界興行収入は5億4210万ドルを突破し、ディズニーの実写映画としては7番目の記録となったようです。
これについては日本国内とは異なり、実写版『シンデレラ』を超える結果となっているようです。
特にアメリカでは順調な滑り出しを見せ、初日3日間の興行収入は実写版『アラジン』を超えたほどです。
管理人
ただし、『アラジン』については最終的には全世界の興行収入が10億ドルを超えています。
なので、現状のペースを踏まえると実写映画『リトル・マーメイド』が上回ることは難しいかと思われます。
アメリカ以外の国においての成績は様々です。
アジア圏では中国・韓国では不評である一方、フィリピンやインドネシアでは好評なようです。
ここには、やはり人種に関する考え方や文化の影響が少なからずあると考えられます。
実際にアリエル役に黒人であるハリー・ベイリーを起用したことに対する批判の声が多く見られ、興行の伸び悩みにつながっているようです。
黒人の子供たちにとっては夢を与え、それが追い風となっている国や地域がある一方、全世界で受け入れられるのは難しい部分があるのでしょう。
管理人
興行収入は振るわないのか?過去最低で爆死なのか?赤字なのか?
最後にここまで述べてきたことも踏まえて、「興行収入はは振るわないのか?過去最低で爆死なのか?赤字なのか?」について考察です。
興行収入の金額だけで見ると過去最低ではありませんが、赤字の可能性はあり、振るわないと言えるでしょう。全世界の興行成績でも述べた通り実写映画『リトルマーメイド』の興行収入はディズニー実写映画としては歴代7番目の記録となっています。
そのため、金額については過去最低というわけではありません。
一方で、収益という面で見ると極めて厳しい状況のようです。
実写映画『リトルマーメイド』は制作費が2億5,000万ドル、宣伝費が1億4,000万ドルほどかけられていると言われています。
様々な試算がなされていますが、挙げられている損益分岐点は5億ドル〜8億ドルの間数字です。
5億ドル程度の場合は既に超えて黒字化していることになりますが、それより高いという意見も多いため、まだ赤字である可能性は高いです。
現時点で赤字の場合、主要国での公開から既に数ヶ月経過しているため、赤字のまま公開を終えることになるかもしれません。
管理人
『リトル・マーメイド』は、非常に知名度も人気もある作品の実写化作品ですよね。
莫大な費用をかけた作品でもある実写映画『リトルマーメイド』ですが、赤字の可能性も高く振るわなかったと言えるでしょう。その背景には、公開前より話題となっていた人種の問題なども大きく関わっていると考えられます。
非常に意義深い作品でもありますが、興行としては厳しい結果となったのは少し残念です。
実写映画『リトルマーメイド』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、実写映画『リトルマーメイド』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|圧倒的な世界観と多様性の物語
『リトル・マーメイド』は、海の上の人間世界に憧れる人魚のアリエルが人間であるエリック王子に恋をし、魔法によって人間となり、彼に会いに行き、新しい世界に触れる物語です。
アリエルは人間になってエリック王子に会えたものの、アースラの魔法によって声を失い、エリック王子に自分こそが彼を救った女性であるということを気づいてもらえずにいました。
仲間たちの協力もあり、アースラから取り戻した美しい歌声によってエリック王子と無事結ばれたものの、契約の期限が切れてアリエルは人魚に戻ってしまいます。
物語の最後、アースラに捕らえられたアリエルを、父であるトリトン王がアースラに王の座を譲ることでアリエルを救います。
アースラは暴走して海を荒らしますが、アリエルとエリックが協力してアースラ倒すことができました。
海に平和が取り戻され、人魚と人間が共存する世界になりました。
そして皆に祝福されながら、アリエルとエリックは未知の海へ旅に出る場面で物語は終わります。
実写映画『リトル・マーメイド』は、ディズニー映画の名作「リトル・マーメイド」の実写化作品であり、海の上の人間世界に憧れる人魚のアリエルが、ある日人間のエリック王子に恋をしたことをきっかけに魔法で人間となって彼に会いに行くという物語です。
管理人
実写映画『リトルマーメイド』で特に魅力的だと感じた点は「圧倒的な音楽」「アリエルの表情やしぐさ」「多様性」の3点です。
「圧倒的な音楽」が素晴らしい
実写映画『リトルマーメイド』はミュージカル映画でもあります。
その音楽を手がけたのはオリジナルのアニメ版も手がけたアラン・メンケンと、ミュージカル界でも活躍し、ディズニー映画『モアナと伝説の海』も担当したリン=マニュエル・ミランダです。
誰もが知るオリジナル版の名曲や新曲が織り交ぜられ、非常にワクワクする歌唱シーンが多数ありました。
アニメ版のファンにとっても懐かしさや新鮮さのある構成になっていたのではないでしょうか。
特に実写で描かれるリアリティの美しい海の中で繰り広げられる「アンダー・ザ・シー」は思わず身体が動いてしまいそうでした。
管理人
アリエルの表情やしぐさが繊細
アリエルの表情やしぐさによる感情表現が豊かで、実写ならではの繊細さを感じました。
海の上の世界に想いを馳せる様子や、海上で陰からエリック王子たちを見つめる姿、初めて地上で人間の暮らしを見た時など、次々と変わる表情に引き付けられました。
また、人魚から人間に変わって、自分の脚で歩くことに苦労する様子も非常にリアリティがあり、アリエルを応援したいような気持ちになりました。
これらは実写だからこそより繊細にリアルに表現することが可能となったのではないかと思います。
管理人
多様性で現在向き
実写映画『リトルマーメイド』では随所に「多様性」が取り入れられています。
情報解禁時から話題となった主人公のアリエルの人種などです。
海の中で暮らす人魚や魚たち、地上で暮らす人間たちもそれぞれ様々な容姿や考えのキャラクターが描かれていました。
観る人の誰もが誰かに感情移入したり、興味を持ったりできるのではないでしょうか。
管理人
もともと人魚と人間という異なる種が恋に落ちるという実写映画『リトルマーメイド』だからこそ、「多様性」を大事にするスタンスが違和感なく取り入れられたのではないかと思います。
近年ディズニー映画では多様性を重んじた作品が多いですが、実写映画『リトルマーメイド』はその代表的な作品となるでしょう。
『リトル・マーメイド』は、圧倒的な音楽や映像によって作り込まれた世界観と実写ならではの繊細な表現が魅力的で、現代的な多様性の受容の側面も伺える作品です。
そのことからアリエルとエリック王子の恋愛模様だけではなく、様々な楽しみ方ができる作品でもあると言えるしょう。
実写映画『リトル・マーメイド』のみんなの口コミ評判レビュー
実写映画『リトル・マーメイド』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「ハリー・ベイリーが演じるアリエルだからこそ演出できるエキゾチックなアリエルで観ていて心奪われた」「約2時間30分の上演時間あっという間に過ぎるくらいのめり込んで観ていた」「キャラクターの外見をオリジナルに寄せて描いてほしいという気持ちが最後まで拭えなかった」「アリエルが住む海の美しさだったり、魚たちの歌って踊るきらびやかな世界は実写映画ならではで圧巻」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
主人公アリエルを演じたのはハリー・ベイリーという、アメリカ出身の歌手で女優をされている方。あまり洋画をみないので、今作で初めて知った方でした。
アリエルの若く破天荒でチャーミングな雰囲気はとてもよく再現されているなと思いました。
が、それを取り巻く海の生き物たち(特にフランダーとセバスチャン)は、アニメ版のポップな見た目のイメージを残してほしかったです。
実写映画化なので、全部がリアルになってしまうのは理解できますが、「キャラクターまでリアルにしなくても」という印象です。
セバスチャンはアニメ版では、カニなのかエビなのかヤドカリなのかすら分からないオリジナリティ溢れる姿をしていたのに、本作ではちっぽけなカニです。ほぼCGで手間がかかっているのに物足りない感覚はなんなんでしょうか。
キャラクターに対してはイメージと違うなと思いましたが、アリエルが住む海の美しさだったり、魚たちの歌って踊るきらびやかな世界は実写映画ならではで圧巻でした。
20代女性
★★★★☆星4
公開前からアニメ映画のアリエルと異なる人種のキャスト起用で賛否両論ありましたが良かったと思います。
確かにアニメのアリエルと異なる黒人のアリエルではありましたがアリエルのキャスト起用である意味冒険した分、他のメインキャスト達の再現度が非常に高いと感じました。
特に悪役のアースラやヴァネッサはアニメのままといっても過言ではないほどでディズニーの悪役界隈ではよく取り上げられるアースラの歌もアニメのパット・キャロルに寄せたかのような歌い方で、アニメでの印象的な仕草も組み込まれていてテンション上がりました。
また、この作品の有名曲であるアンダーザシーなどがカリビアン系の曲調であることから、アニメ映画のリトルマーメイドもアリエルが白人であることに一部批判があったということを聞いたことがあったため、アリエルも黒人で人間の世界はその地域に合わせた世界観になっているのは、この作品の世界観として良かったと思います。
父親のトリトン役はハビエル・バルデムですし、アニメ映画と異なる部分はありますが、実在するエリアに即したキャスト起用や世界観が再現されていたように感じました。
そして、アリエル役のハリーベイリーの歌声は素晴らしく、監督が歌声を聞いて泣いたというのが理解できました。
さらに音楽にアランメンケンだけでなくリンマニュエルミランダも携わり、スカットルの歌などその要素が出ていたことも良かったです。
ただ、少し難点を言えば、ハリーベイリーが元々歌手であり表情の演技が乏しいという意見には賛同します。
アリエルのお姉さん達も不自然に人種ミックスでしたが、まぁそういうファンタジーの映画なんだろうなと。
あと、フランダーが実写とはい言え、元の可愛さが消えてしまったリアルさなのは少し残念でした。
しかし、セバスチャンはリアルさのわりに表情豊かで好きでした。
ラストの方は今のアメリカらしい自立した物理的に強い女性像に即した感じではあります。
ただ、ストーリーは基本的にアニメに沿っていて実写としてオリジナルアレンジを加えた作品として私は楽しめました。
30代女性
★★★★☆星4
ディズニー実写は『美女と野獣』『アラジン』『シンデレラ』とどれもクオリティが高かったので、『リトル・マーメイド』も前評判の悪さは知ってたものの観ようと決めていました。
確かにアリエルやセバスチャン、フランダーの容姿がアニメとは随分異なっていたので大丈夫かと心配になりました。
しかし、鑑賞中は気になることはありませんでした。アリエルは流石歌姫だけあって、歌がとても上手で魅了されました。
ただ表情が乏しく、好奇心旺盛で勇敢な彼女といえよりか冴えない顔が多くそこが気になりました。
歌や物語は原作に忠実で原作ファンとしても最後まで安心して観れました。
特にトリトン王の父親目線から見る娘と離れる描写は涙しました。全体的に期待を裏切らない作品だったと思います。
30代女性
★★★★☆星4
実写版リトルマーメイドは賛否両論分かれていますが、私は非常に楽しめた映画でした。
確かに、リトルマーメイドといえばオリジナルのアニメ版がディズニープリンセスとしてのイメージを確立しており、ハリー・ベイリーのキャスティングは異質だったかもしれません。
けれどもハリー・ベイリーの歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」を聴いた瞬間、この歌声があったからこそ彼女はアリエルに選ばれたのではないかと思うくらい、力強く心震えるような歌声に感動しました。
実写版リトルマーメイドは映像も美しく、海中の華やかで鮮やかな色彩と「アンダー・ザ・シー」のワクワクするような、魚たちが美しく踊る演出にも目を奪われました。
実写とCGだからこそ生み出せる彩りの美しさが、この実写版の魅力なのかもしれません。
また、実写版リトルマーメイドは人間の世界と海の世界の確執を丁寧に描いていたのも強く心に残りました。
アリエルと王子が少しずつ心惹かれていき、対立する二つの世界を繋ぐ架け橋となっていく過程がアニメ版よりもしっかり描かれていたのが、私としてはかなり好印象でした。
20代女性
★★★★★星5
実写版のリトルマーメイドは、アリエルの人種を巡って賛否両論あった作品でした。
私はリトルマーメイドの歌が好きなので、そこはあまり気にせず、歌で役を勝ち取ったハリーベイリーの歌唱力に期待して行きました。
映画館の大迫力のなか、圧巻の歌声で最高でした。
映画の中では、考慮されたのか多様なキャストで、新しい映画のスタイルだなーと思いました。
例えばアリエルの6人いるマーメイド姉妹の人種が白人、アジア系など様々な人種だったり、エリック王子は白人ですが海で遭難した子供時代に女王に助けられて育てられているという設定で、その女王役の方は黒人だったりとハリーベイリーだけが浮かないようにしたのかなと思いました。
映画の結末は、人間になれたアリエルがお城で幸せに暮らしましたではなく、人間の世界をもっと見たいという夢を叶えてエリック王子と船で旅立つというもので、お姫様でも多様な生き方ができるんだよという、今の時代に合わせた様な前向きになれる様なラストで感動しました。
40代女性
★★★☆☆星3
実写映画版リトルマーメイドはアリエル役に黒人女性を起用するという大幅な設定の改変が行われたため、公開前からポリコレ作品等と揶揄されていました。
私も白人女性のような外見が特徴のアリエルを有色人種の俳優に演じさせるのは違和感があると思っていましたが、実際に鑑賞すると主演のハリー・ベイリーの歌声は素晴らしく、純粋に作品を楽しめました。
アリエル以外のキャラクター達のビジュアルは実写であることを忘れそうなほどオリジナルそっくりでした。
執事のセバスチャンがシオマネキのようなカニになっているのも可愛らしかったです。
とは言え、どれだけ美しい歌声と外見でも人種が違えばオリジナルのキャラクターにはどうしても見えないため、アンチ白人至上主義もけっこうですが、リメイク作品なのだから少しくらいはキャラクターの外見をオリジナルに寄せて描いてほしいというのが率直な感想です。
20代女性
★★★★☆星4
とりあえず公開前に一悶着あったということで、あやがついたというかケチがついたというか、そんな感じになってしまったものではあるのですが、それほど悪くはなかったんではないかなと思います。
色々なところに配慮したことによってのキャスティングというのに従来の人形姫の物語と比べてしまうとおかしいと言っても仕方がない部分はあるのですが、ストーリー自体は実はそこまで大きく変な風に改変されていることもないので、無難に人魚姫の物語ではあります。
それと人魚姫のヒロインの女優さんはビジュアルはともかくとして歌は上手いことは間違いないのでその点は人魚姫らしい歌、というのは感じ取ることができたのでそこは高く評価するべきであるとは思います。
30代男性
★★★☆☆星3
まず正直な事を告白すると、最初は期待はしていませんでした。
予告の時点で白い肌のイメージが強いアリエルを黒人で起用し、セバスチャンをはじめとしたアリエルの友人達もリアルな海棲生物に置き換わっていたというところに、正直変な色眼鏡で構えていました。
しかしながら期待せず観に行ってみた所、それらの不安要素が気にならないほどの映像美に圧倒されました。
黒人女性の起用が俗に言うポリコレではなく確かに歌唱力を買われてのものだと言う話にも納得のものでした。
ですがやはり、最終的な感想はあまり良いものではありません。
始まってからの30分ほどまでは映像美とアリエルの歌に圧倒されていましたが、慣れてきますと段々とCGの拙さが目につくようになってきて特に後半に魔女アースラの衣装とCGのバランスが悪いシーンがちらほら見えて集中出来なかったのは残念です。
それでもミュージカル映画としてアリエルの歌は素晴らしかったので、見に行った意味はあったかと思います。
20代男性
*実写映画『リトルマーメイド』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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実写映画『リトル・マーメイド』のあらすじ
(以下、実写映画『リトルマーメイド』のあらすじです。)
実写版『リトル・マーメイド』のあらすじ|海の上の世界への憧れ
深海には人魚たちが住んでいて、若い女の人魚たちが人間の男たちを海に引きずり込むという言い伝えがあり、人々に恐れられていました。
そんな海の底ではある日、海の王のトリトン王によって人魚の娘たちが呼び集められました。
大事な集まりに人魚の王女アリエルは遅刻し、トリトン王は呆れます。
アリエルは海の上や人間に興味津々な女の子で、それ故にトリトン王は頭を悩ませていました。
そこで、トリトン王は家来の蟹のバスチャンを目付役とし、アリエルが海の上に出ることのないよう命令しますがアリエルの好奇心は強まるばかりです。
ある嵐の日、エリック王子たちの船が沈没し、その船からアリエルはエリック王子を助けたことで2人は出会います。
その日から2人は再開を願い続けますが、エリックが記憶していたのはアリエルの歌声だけでした。
実写版『リトル・マーメイド』のあらすじ|アリエルとエリックの恋
トリトンはアリエルが人間の男に恋をしていることを知り激怒し、それまでアリエルが集めてきた人間が海に遺したもののコレクションを破壊してしまいます。
ふさぎこんでいたアリエルに、トリトン王の妹であり、彼を恨んでいるアースラが接触してきます。
アースラはアリエルに、人間に変えてやるという取引を持ちかけました。
アリエルは取引に応じますが、それは3日目までにエリックとキスをすればそのまま人間になれ、出来なければ人魚に逆戻りという契約でした。
人間になったアリエルは声が出せない状態でした。
困っていたところを人間に助けてもらい、城に連れて行ってもらいました。
そしてそこでエリックと再会したのです。
しかしアリエルは声が出せないため、エリックはアリエルが自分を助けた女性だとは気づきません。
その後、アリエルはエリックに人間の世界のことを教わったり街を案内してもらったりして2人は距離縮めていきます。
仲間たちの演出もあり、良い雰囲気になるがキスはできず、タイムリミットが迫ってきました。
実写版『リトル・マーメイド』のあらすじ|取り戻した歌声
3日目になり、エリックが突然結婚をすると言い出しました。
その相手はエリックを助けたという謎の女性でアリエルではありませんでした。
エリック自身も戸惑っていましたが、トントンと話が進み、エリックとその謎の結婚式が行われることになります。
実はその謎の女性は変身したアースラだったのです。
アリエルは仲間たちの協力を得て何とかアースラから声を取り戻して、アリエルこそがエリックを助けた女性だということを証明しました。
しかし時間切れとなってしまい、アリエルは人魚に戻ってしまいます。
以上、実写映画『リトルマーメイド』のあらすじでした。
果たして、アリエルとエリックがどうなるのか、人魚たちと人間たちの関係はどうなるのかでしょうか?
結末を知りたい方は実際に映画を見てみることをおすすめします。