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『ミンナのウタ』は年齢制限もあって怖い?考察解説やあらすじネタバレ感想評価

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2023年8月11日公開の映画『ミンナのウタ』。

『呪怨』や『恐怖の村シリーズを』手掛けた清水崇監督作品です。

GENERATIONS from EXILE TRIBE全員が本人役で出演しており、カセットテープに録音された歌の呪いからでメンバーが巻き込まれていく内容になっています。

映画『ミンナのウタ』の口コミ評判レビューには、

  • 歌うシーンもありファンにはオススメ
  • 清水崇監督の作品の中でトップ3位に入るくらい面白かった
  • あまり怖くなかった
  • アイドル映画感が否めない感じ
  • ホラー系としては雰囲気はなかなか良かった
  • 清水崇監督が得意な考察系マイルド
  • 少し盛り上がりに欠けた
  • ホラー感、恐怖感をあんまり感じなかった

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • ホラー映画『ミンナのウタ』は年齢制限もあって怖い?
  • ホラー映画『ミンナのウタ』の考察解説
  • ホラー映画『ミンナのウタ』でアナザーエンディングやテープは誰が送ったもの?
  • ホラー映画『ミンナのウタ』で弟の正体は?
  • ホラー映画『ミンナのウタ』のあらすじ
  • ホラー映画『ミンナのウタ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『ミンナのウタ』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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目次

ホラー映画『ミンナのウタ』は年齢制限もあって怖い?

映画『ミンナのウタ』は、GENERATIONSのメンバーが出演する作品です。

GENERATIONSはmEXILEの元メンバーであるHIROが社長を務める事務所LDH所属のダンス&ボーカルグループです。

しかし、映画『ミンナのウタ』に興味を持っている方の中にはホラー映画に耐性のないファンの方も多くおられると思います。

では、果たして、どのくらい怖い映画なのでしょうか?調査してみました。

管理人

年齢制限はないが日本ホラー映画監督としてトップの有名人・清水崇の本格的なホラー映画

映画『ミンナのウタ』を監督したのは、ジャパニーズホラーの名作として海外でもリメイク作が公開され大ヒットを記録するなど、人気を集める『呪怨』の生みの親である清水崇監督です。

そのため、映画『ミンナのウタ』は極めて本格的なホラー映画となっています。

さな、俊雄、そして、詩織という高谷家の三人それぞれのキャラクターのインパクトもあるため、ジャパニーズホラー映画に耐性がない方が鑑賞するとショックを受けてしまうシーンも多くあります。

GENERATIONSのメンバーが実名で出演しているということで、どうせ単なるアイドル映画だろうと油断していると痛い目に遭ってしまうかもしれません。

管理人

また、鑑賞する際にR指定といった年齢制限が設けられていないため、現時点で極端に言えば幼い子どもたちでも鑑賞することが出来る作品です。

しかし、シーンによってはトラウマになってしまうかもしれませんので、子どもたちが鑑賞する際は十分に注意すべきだと思います。

そんな鑑賞する際に特に注意すべきシーンが3つあります。

管理人

①ホテルでGENERATIONSのメンバーが次々と襲われるシーン

1つ目はホテルでGENERATIONSのメンバーが次々に襲われるシーンです。

映画の終盤で宿泊先のホテルにてさなの呪われたメロディを聞いたGENERATIONSのメンバーである片寄涼太、関口メンディー、佐野玲於、中務裕太の四人がさなの世界に引きずり込まれてしまうシーンが描かれていきます。

これは、清水監督の代表作である『呪怨』を彷彿とさせるような恐ろしい映像の連続で思わず目を覆いたくなってしまうシーンとなっています。

特に片寄涼太がシャワーを浴びている最中にさなの手が背中に触れて、そのまま引きずり込むシーンは恐ろしく、しばらくシャワーを浴びるのが怖くなってしまうほどのインパクトがあるシーンに仕上がっています。

管理人

②テープを逆再生するシーン

2つ目は呪いのメロディーが収録されたテープを逆再生するシーンです。

伝説のフォークグループであるかぐや姫の解散コンサートの模様を収録した海賊版カセットテープを逆再生すると「私にも聴かせて…」という声が聞こえるという、都市伝説をヒントに探偵の権田の提案でテープを逆再生するシーンがあります。

この世のものとは思えないなんとも不気味な音声が流れます。

管理人

視覚的な怖さは無いものの、聴覚を震撼させるあまりの不気味な音でトラウマになってしまう方も多いと思います。

GENERATIONSのメンバーで映画『ミンナのウタ』で主演級の活躍を見せた白濱亜嵐も、舞台挨拶で映画『ミンナのウタ』で一番怖かったシーンについて質問があった際にこのシーンについて紹介していました。

③さなの母親である詩織が登場するシーン

3つ目は、さなの母親である詩織が登場するシーンです。

GENERATIONSのメンバーである中務が空き家のはずのさなの実家を訪れたところ、母親の詩織が出迎え何度も同じセリフをループするかのように言った後に突然中務を玄関まで追いかけてくるのですが、突然表情を変えて追いかけてくる詩織の姿に恐怖を感じた方が多かったようです。

詩織はこの他にも中務の宿泊先の部屋にも登場するシーンがあり、そちらもかなり怖いシーンになっています。

さな以上にトラウマになっている方もいると思います。

管理人

映画が公開された直後には「詩織の方がやばい」という感想を持つ方が続出する事態となりました。

鑑賞する際には詩織の存在には十分に注意が必要です。

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映画『ミンナのウタ』の考察解説!アナザーエンディングやテープは誰が送ったもの?弟の正体についても

考察解説①アナザーエンディングについて

映画『ミンナのウタ』は、終盤で、さなのテープレコーダーを取り上げたことによって、行方不明になっていたGENERATIONSのメンバーが無事に生還し、予定していたコンサートをGENERATIONSが開催します。

しかし、多くのファンで盛り上がる中でテープレコーダーを持ったさなが映るという不穏なラストシーンで映画は終わりを迎えます。

その他にアナザーエンディングがあるのはご存じでしょうか?

そんな気になるアナザーエンディング「エンドロール後に流れる呪いのメロディ」について、考察していきます。

管理人

本編が終わりを迎え、GENERATIONSの主題歌をBGMにエンドロールが流れますが、アナザーエンディングはそのエンドロール後に展開されます。

アナザーエンディングは、GENERATIONSのファンがサイリウムを持ち、会場が幻想的に美しくライトアップされる中でさなの呪いのメロディが会場中に流れ始め、マネージャーの角田が不安な表情を浮かべ、会場にいるファンまでもがさなに呪われてしまい、彼女の世界に引きずり込まれてしまうことを予感させるバッドエンドとなっています。

もしかしたらさなは、自分の世界に人々を引きずり込む計画を行うにあたって、一度GENERATIONSのメンバーをそれぞれ解放し、コンサート会場でメロディを聞かせることによってより多くの人間を呪い、自分の世界に引きずり込むことができると考えたのかもしれません。

無事にコンサートが開催され、ハッピーエンドで映画が終わると安心していた方には、衝撃度の強いエンディングとなっています。

ちなみにエンドロールで流れる主題歌「ミンナノウタ」はGENERATIONSが映画『ミンナのウタ』をイメージして制作した楽曲となっており、カセットテープを再生する音と不穏なマイナー調のピアノの旋律から始まり、歌詞には「響かせたい」というさなの願望が表現されたようなワードも散りばめられている映画の情景が浮かぶような楽曲に仕上がっています。

GENERATIONSの楽曲に興味がないという方にもぜひ聞いてほしいところです。

管理人

映画公開時にYOUTUBEにて公開された楽曲の特別映像にはさなと思わしき少女も登場しますので、そちらも要チェックです。

続編がもし今後公開されるのであれば、呪われてしまったGENERATIONSのメンバーたち、そして、会場に駆け付けた大勢のファンがどうなってしまったのかについて描いてほしいところです。

考察解説②テープは誰が送ったもの?

映画『ミンナのウタ』は、ラジオ番組でパーソナリティーを務めるGENERATIONSのメンバー・小森がラジオ局の倉庫で30年前にラジオ番組に送られてきた「ミンナのウタ」というラベルが貼られたカセットテープを見つけ出したことから、GENERATIONSのメンバーに降りかかる恐怖を描いた作品となっています。

一体このテープは誰が送ったものなのでしょうか?

管理人

作品の中で明言はされていませんので、考察できる2つの説を考察して解説します。

①さなの幽霊が送った

1つ目の説は「さなの幽霊が送った」という説です。

カセットテープには、呪いのメロディ以外に動物に危害を加える音や同級生が転落する音、妊婦である母親のお腹を叩く音の他に父親が自分の首を絞めて殺す音が収録されていて、さなはテープが完成した時点で死亡していることが分かります。

生前にカセットテープを自身でラジオ番組に送ることは不可能だと考えられます。

そのため、「自分の歌で、みんなを自分の世界に惹き込みたい」という強い思いから、死後に幽霊になったさながラジオ番組宛てにテープを送ったのではと考察出来ます。

管理人

②さなの親族が送った

2つ目の説は「さなの親族が送った」という説です。

生前にさなが「自分の歌で、みんなを自分の世界に惹き込みたい」という希望を語っていたことを知っていた親族が、さなの死後にカセットテープを発見し、その願望を叶えてあげたいとラジオ番組に送り主をさなの名義にして送ったのではないかと考察出来ます。

ただ、母親はさなのことを嫌っていたようですし、劇中ではさなに協力してくれそうな親族の存在は描かれていませんでした。

なので、どちらかというと1つ目の説の方が有力だと思われます。

管理人

考察解説③エレベーターの女性は?さなにしては大人びていたことについて

映画の序盤でGENERATIONSのメンバーの小森は、エレベーターで謎の女性に遭遇し、女性がさなの呪いのメロディを口ずさんだ直後にエレベーターの扉が閉まり、小森は行方不明となってしまいます。

さなにしては大人びて見えるこの女性は一体誰なのでしょうか?

管理人

作品の中で真相について明言はされていませんので、考察できる3つの説を解説します。

①さなが大人になった姿

1つ目は、「さなの大人になった姿」という説です。

当時中学生であったさながテープを完成させたのは30年前ということなので、生きていれば40代半ばになっていたと思います。

エレベーターで遭遇した女性の見た目も相応の年齢に見えることから、この説が浮上しました。

ちなみにエレベーターの女性を演じていたのは、西山真来さんという方でインディーズ映画に多数出演する演技派女優となっていますが、演技派女優ならではの無機質な怖さが炸裂しており、出演時間は極めて短いですが、大きなインパクトを作品に残しています。

管理人

②さなの姉

2つ目は、「さなの姉」ではないかという説です。

映画には登場していませんでしたが、さなに協力している姉がいました。

さなの死後、ラジオ番組にカセットテープを送ったのも、この姉ではないかという説になっています。

髪型や雰囲気も似ていますので、姉である可能性はあると思います。

③さなに乗り移られた一般女性

3つ目は、「さなに乗り移られた一般女性」という説です。

女性は、エレベーターに乗り込もうとする小森とぶつかってしまい、飛び散った荷物を片付ける際に呪いのメロディを口ずさんでいるため、おそらくカセットテープを見つけてしまった小森にぶつかったことから、さなの魂がエレベーターに乗っていた一般女性に乗り移ってしまい、さなによって操られていると考察出来ます。

1つ目の説、2つ目の説に関しても考察に無理がある点がありますので、この3つ目の説が一番有力ではないかと考えられます。

管理人

考察解説④さなの弟や家族までなぜ怪異になったのか

高谷家にGENERATIONSのメンバーが訪れた際にメンバーの中務が玄関付近にいる不気味な男の子を発見します。

この男の子は、中盤で宿泊先のホテルにも現れ、メンバーの関口に向かって飛び掛かっていきます。

果たして、この男の子は一体誰なのでしょうか?

管理人

さなの弟・高谷俊雄

男の子の正体は、高谷家の長男でさなの弟にあたる高谷俊雄です。

本編で俊雄に追いかけられることになった関口免ディーはインタビューにてさなよりも走ってくる俊雄の方が断然怖かったと語っており、作品に大きなインパクトを残しています。

ちなみにこの俊雄という名前は、清水崇監督の代表作である『呪怨』で観る人を恐怖に陥れたキャラクターである白塗りの子ども・佐伯俊雄から由来しており、高谷俊雄の姿についても「呪怨」のオマージュとなっています。

清水崇監督は公開直後のインタビューで、俊雄という名前について意図的な引用ではなく、男の子のお化けだったら名前は俊雄でいいやという直感的な発想ではあったと語っていますが、ファンには嬉しいサプライズだったのではないでしょうか。

管理人

弟・俊雄と母・詩織が怪異になった理由①現世への執着・怨念

1つ目の説は、現世への執着や怨念から怪異になったという説です。

母親の詩織に関しては、息子の俊雄を無事に出産することが出来なかったという怨念、そして、さなへの強い恨みから怪異になったと考えれます。

俊雄に関しても、現世に誕生することが出来なかったという思いから怪異になったと考えられます。

弟・俊雄と母・詩織が怪異になった理由②さなが作り出した幻

2つ目の説は、全てさなが作り出した幻であるという説です。

関口メンディーがホテルにて俊雄に襲われた直後に俊雄からさなの姿に豹変していることから、さなの強い妖力から、俊雄、そして、詩織の怪異を作り出し、人々を自分の世界に引きずり込むために自由自在に操っていると考察出来ます。

『ミンナのウタ』のあらすじ

以下、映画『ミンナのウタ』のあらすじです。

『ミンナのウタ』のあらすじ|行方不明となったGENERATIONSメンバーの捜索を依頼された探偵・権田

ダンス&ボーカルグループGENERATIONSのメンバーである小森がパーソナリティを担当するラジオ番組の収録後に行方不明になったということで捜索の依頼が元刑事の探偵・権田のもとにマネージャーを担当する角田凛からありました。

GENERATIONSは大事なアリーナライブを3日前に控えており、権田は3日以内に小森を見つけなければなりませんでした。

捜査の1日目、権田はGENERATIONSのメンバーたちが宿泊するホテルを訪れ、聞き取り調査を行います。

メンバーの片寄の証言によって、小森がラジオ収録中にあった謎の少女からの電話を聞いて以来、様子がおかしかったことが分かります。

パフォーマーの佐野は、小森から収録中に聞こえた少女の鼻歌が頭から離れないと伝えられており、そのメロディーを口ずさみながら放心状態になってしまいました。

『ミンナのウタ』のあらすじ|捜索の鍵を握る謎の少女

1日目の捜査が終わり、メンバーたちがいるホテルに宿泊することになった権田が家族に電話をすると、娘から女の鼻声が聞こえると指摘を受けますが、部屋には権田以外誰もおらず不審に思います。

一方、佐野がホテルの近くの自販機で飲み物を買おうとしたところ、謎の少女と遭遇してしまい、急いでホテルへと戻ります。

ホテルの一室では、他の部屋に聞こえるような大音量でメンバーの関口が音楽を流しており、不審に思った権田、片寄、佐野、リーダーの白濱が関口の部屋を訪れます。

関口はリハーサル中に気分が悪くなってしまった小森が口ずさんでいた少女の鼻歌のメロディが頭からずっと離れず、記憶からかき消すために大音量で音楽を聴いていたのでした。

『ミンナのウタ』のあらすじ|テープの送り主である高田さなを調査する権田たち

捜査2日目、小森の失踪に謎の少女と彼女のメロディが関係していると推理した権田は、ラジオ番組宛に送られてきたカセットテープをGENERATIONSのメンバーと一緒に確認します。

テープにはミンナノウタというラベルが貼られており、再生すると少女が口ずさむ不気味なメロディが流れました。

小森にテープの存在を伝えた番組ADも行方不明となっていることが知らされます。

その後、テープの送り主である高田さなという女性の自宅に向かうGENERATIONSのメンバーでしたが、自宅はすでに空き家になっており、近隣住民に聞き取りを行うも高田家について口を開く住民はいませんでした。

家の玄関付近に謎の男の子を目撃した中務が家の中に入ると、ループしているかのように何度も同じ言葉を繰り返すさなの母親が現れ、不気味に思った中務は家を後にしました。

現場に到着した権田と角田は、メンバーを安全なホテルに戻し、高田さなが通っていた中学校へ向かう車内で権田はさなが中学校の同級生であったことを明らかにします。

母校に向かい、当時さなの担任をしていた校長先生の話を聞くことができ、さなが当時同級生たちとの間にトラブルがあったことや母親からの愛情を受けず、最終的に自宅で死亡したことなどが明らかになります。

ホテルに戻った権田たちでしたが、突然と白濱以外のメンバーが行方不明になってしまいます。

捜査3日目となり、タイムリミットが残りわずかに迫る中、権田、角田、白濱の三人は再び高田さなの自宅へと向かうのでした。

以上、映画『『ミンナのウタ』のあらすじでした。

果たして、権田はGENERATIONSのメンバーを無事に救出することが出来るのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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『ミンナのウタ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『ミンナのウタ』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|GENERATIONSのメンバーが実名で出演したことでも話題となったジャパニーズホラーの新たな名作

映画『ミンナのウタ』は、カセットテープに収録された少女の呪いのメロデイに翻弄される人々の恐怖を描いたホラー映画です。

ダンスアンドボーカルグループであるGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが実名で登場していることで話題となりましたが、監督をジャパニーズホラーを代表する映画監督・清水崇が務めており、本格的なホラー映画として仕上がっています。

ストーリーは、GENERATIONSのメンバーである小森がパーソナリティーを務めるラジオ番組に謎の少女からの電話と謎のカセットテープが届いたことから始まります。

管理人

ラジオ収録の後、小森が行方不明になったことからマネージャーの角田から依頼を受け、元刑事の権田が捜索を行うことになります。

権田を演じたのは、お笑い芸人のマキタスポーツですが、多数の映画に出演することもあり、シリアスとコミカルのバランスの良い演技が役柄にぴったり合っており、ハマり役だと思います。

権田がメンバーの聞き取りを行う中でラジオ番組に届いたカセットテープに収録されたメロディを小森から聞いたメンバーに不可解な現象が次々と巻き起こっていることが判明し、テープの送り主である高田さなという少女について権田はメンバーとともに調査を行うことになります。

自らの世界に引きずり込むためにテープのA面に呪いのメロディ、B面には猫を絞め殺している最中の音、妊娠中の母親のお腹を殴る音、そして同級生を屋上から転落させる音、最終的には自らが準備した仕掛けによって父親から首を絞められ死亡する際の音を収録しており、次々と明らかになるさなのエピソードがショッキングに描かれるため注意が必要です。

また、呪いのメロディを聞いてしまったGENERATIONSのメンバーがさなによって次々と存在を消されてしまうシーンについてもホラー映画らしい驚きに満ちていますので、深夜に鑑賞するのは辞めた方が良いかもしれません。

管理人

最終的にさなの自宅を権田、マネージャーの角田、リーダーの白濱亜嵐の三人で訪れ、さなが襲う中、メロディを収録したテープレコーダーを取り上げることによって行方不明になったメンバーが全員無事に生還します。

このままハッピーエンドで終わるかと思いきや、エンドロールの後、大勢のファンが集まるアリーナでGENERATIONSがライブをする映像が描かれるのですが、そのライブ会場でさなによる呪いのメロディーが流れてしまい、観客全員が呪われてしまうことを予感させるまさかのどんでん返しで映画は終わりを迎えます。

GENERATIONSのメンバーが実名で登場するということもあり、GENERATIONSのファン向けの映画だろうと敬遠している方も多いと思いますが、『リング』や『呪怨』といったジャパニーズホラーの名作を彷彿とさせる完成度の高い本格的なホラー映画となっています。

管理人

ぜひ先入観を取っ払って鑑賞することをオススメします。

『ミンナのウタ』の口コミ評判レビュー

『ミンナのウタ』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「事件を解決していく中で内容が徐々に怖くなっていくのがとてもたまらなかった」「Jホラーのジメジメとした怖さ、幽霊的な怖さ、人間的な怖さが1時間40分詰め込まれててあっという間」「アイドル感がとにかく強くて、そこが気になってしまった」「怖いシーンは叫んでしまう程、驚かされた」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★☆☆星3

監督があの有名なホラー映画の監督だから結構怖いらしいという評判を聞いて、ちょっと覚悟して見てみたけれど、割とグロいホラーアニメを見慣れているせいか、言うほど怖くなかったなって印象でした。

私は正直GENERATIONSのメンバーは3人くらいしか知らないので、あとの人はこんな人がいるんだ状態でしたが、関口メンディーさんが出てくると、ホラーよりも面白さが何故か勝ってしまって、ホラー映画の中のちょっとした癒やしみたいになっていたかも。

それにしてもGENERATIONSさんの立ち位置ってアーティストなんじゃないのかな?

結構中途半端なアイドル映画みたいになってしまっていたのが、すっごく気になってしまいました。

30代女性

★★★★☆星4

GENERATIONSの7人が全員本人役で出演だったので、とにかく魅力を感じて観に行きました。

内容的には拾ったカセットテープが聞こえづらいノイズと女の子の声が混ざっていてそれを聞くと行方不明になっていく、というありがち?な恐怖から始まりました。

GENERATIONSのファンだった小学生の娘と観に行きましたが、そもそもカセットテープを知らないのでイマイチピンときていませんでした…

GENERATIONSのリアルっぽい日常の様子がファンにとっては嬉しい演出でしたが、演技慣れていない面も出ていたのでぷっと心のなかで笑ってしまう事もありましたので、ホラー感、恐怖感をあんまり感じなかったのが正直な感想です。

40代女性

★★★☆☆星3

『ミンナのウタ』は確かに怖かったのですが、少し盛り上がりに欠けた部分もありました。全体的に、惜しいなという印象を受けたホラー映画でした。

この映画の悪霊である「さな」なのですが、どうして彼女が「自分の作った歌でみんなを自分の世界に引き込みたい」と思うようになったのか、動物や弟に危害を加えるようになったのか…。

などなど、動機がしっかり描かれていないことが、彼女が持つ悪霊としての恐怖を弱めてしまっていると思いました。

もう少し「さな」のバックグラウンドが丁寧に描写されていたら、ホラー映画としての魅力が増していたと思います。

ただ、ラストの結末はすごくホラー感が強くて大変良かったです。

恐らく「さな」はGENERATIONSのライブを利用して、ライブの参加者を全員、自分の世界へ取り込もうとしたのかなと思いました。

あの後味の悪さがとてもホラー映画っぽくて私は好みです。

20代女性

★★★★☆星4

映画『ミンナのウタ』は、女子中学生の霊「さな」が呪いのメロディーを奏でて、バンドメンバーに襲い掛かるホラー映画です。

は『リング』『呪怨』といったジャパニーズホラーの系譜を正当に受け継いだ作品といえるくらいそJホラー映画として王道の恐怖感だったと感じました。

他のホラー要素を前面に押し出したり、またスプラッタものに比べると確かに派手さに欠けるものの、観ていてじわじわと恐怖感が増していく演出は『呪怨』の後継者といえる作風にかんじられて、映画『ミンナのウタ』の亡霊さなも貞子に次ぐホラー映画のアイコンになれるかが気になります。

一方で恐怖感を和らげるとはいえ、劇中ジェネレーションズのゴリ押しがやや露骨に感じられたかも

架空のライブではダメだったのか?と少し邪推してしまいます。

30代男性

★★★★★星5

正直言って、私は今までホラー映画や心霊番組などを一度も見たことがありませんでした。

見てみたいと気になることもあったのですが、音や雰囲気を感じ取るだけで見たら絶対に思い出してしまうし、眠れなくなってしまうし、呼び寄せてしまうと思っているからです。

ですが、大好きなGENERATIONSが出るものは絶対にみたいと思い、正直ホラーは嫌でしたが見に行きました。

正直言うと、怖いシーンは叫んでしまう程、驚かされました。

あれは、ホラーが得意な人でもびっくりするんではないかと言う勢いでした。

勢いがないものは奇妙ではありましたが、怖くは無かったので見れました!

ホラーなのに笑ってしまうシーンもあり、涼太くんのしゃっくりは特にツボでした。

あとは、音にすごく拘っているなと感じ、リアルさと音の作り込みに感動しました。

お話としては、深いところもあり、最後に全部の伏線を回収しているところがすごく良かったと思いました。

怖いところは物凄く怖いですが、見ないようにすれば怖いのが苦手な人も楽しめるものになっていると思います!というか、是非見た方が良いです!

20代女性

★★★★☆星4

このお話の現況がカセットテープというのが、懐かしさを感じながら、果たして現代っ子にとってこれがなんなのか理解できるものなんだろうか、と小さなことが疑問に思いました。

ですが、30年前の呪いがカセットテープから流れて出して、恐怖から精神がおかしくなったりして失踪してしまうのは斬新な設定だな、と思ってしまいました。

おかしくなって犯罪を犯したり、部屋の隅っこでぶつぶついっていたりするイメージがあったので、一体呪われたひとたちに何が起こったんだろう、と恐怖ながら疑問に思いました。

GENERATIONSの方に詳しくないのですが、恐怖におびえた表情や場面転換など、緊迫した悪霊の登場シーンなど、とてもお上手だったと思いました。

30代女性

★★★★☆星4

大好きなGENERATIONSの皆さんが総出出演、そして全員が本人役とゆう至って異例な今回のホラー作品。

初めて予告を見た時はGENEのホラー映画全く想像できなかったのが本音です。

実際見てみて今までも何度もホラー作品を手がけてきた監督さんだからこそ、ホラーだとこんなところが怖いとか、ここは音を大きくしたらより怖くなるとか色んな場面を見て入れんな感情になった気がします。

前半から怖い部分もありつつも、一人一人の演技はゆっくり見た事がなかったので今回いい機会でした。

ホラーの怖さとしては、中くらいかなとは思います。

数々の作品を見てきましたが、目を覆うような怖さはなかったので純粋にGENEを楽しんで見れたのと、やっぱりホラーは永遠なんだなと思いました。

ラストシーンは少し怖かったです。

30代女性

★★★☆☆星3

ホラー映画監督としては非常に有名な清水崇監督作品です。

一番有名なのはやはり呪怨シリーズでしょうか。

だいたいそのイメージに引っ張られてしまうのでその点をすっぱりと分けて考えたとしても、ストーリー進行はなかなか面白くてホラー演出も徐々に大きくなっていく煽り要素的なものがあるのでちゃんと最後の方にクライマックスがついてくるといったような感じでいきなり驚かす感じでもないのが良かったです。

不気味な演出をしっかりと作られている点はさすがと思わせるところがあったのですが、登場人物たちの演技の仕方によるのかどうかというのがちょっとよくわからないですがやはり何と言っても本人たちが怖がっている描写というのがただ単に叫んでるだけというような感じになってしまっているのが残念です。

不気味なカセットテープという面白い背景をうまく活用はできていないかなという感じではあります。

設定自体がどこかであったような気がするもののようなレベルのものなのが拍車をかけていそうです。

40代男性

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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