ソーラブ&サンダーを徹底考察してみた!ヴィランや2つのエンドクレジットの意味とは【あらすじネタバレや感想評価も】
2022年7月8日、日本公開した映画ソーの4作目である『ソー:ラブ&サンダー』。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』から3年、ソーの主役作品としては『バトルロイヤル』以来5年ぶりとなる作品です。
サノスとの激闘を終え、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共に宇宙に旅立ったソーの前に新たな脅威が現れます。
そして、何故か同じマイティ・ソーの力を得た、かつての恋人ジェーンと再会する内容となっています。
映画『ソー:ラブ&サンダー』の口コミ評判レビューには、
- シンプルな展開と派手なアクションで楽しめた
- MAVEL作品に「神様」的な人が増えすぎた感はある
- コメディ要素を多く含みながら感動のラスト
- ソーとジェーンの2人の絆に胸を打たれた
- 作品単体でもちゃんと楽しめるようになっている
- コメディもありシリアスもありで飽きずに楽しめた
- 何も考えずに楽しく観れる映画
- ゼウスの住んでいる都が綺麗で世界観に引き込まれた
という声が多数集まっています。
- 考察解説|今作のヴィランやエンドクレジットについて
- 『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ
- 『ソー:ラブ&サンダー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も「ソー:ラブ&サンダー」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
ソー:ラブ&サンダーの考察解説|今作のヴィランやエンドクレジットについて
今作のヴィランについて
今回の『ソー:ラブ&サンダー』でのヴィランは、神殺しの異名を持つゴアです。
彼は、荒れ果てた地で娘と共に食べ物を探し彷徨い、遂には最愛の娘を亡くしてしまいます。
絶望したゴアの前に現れたのは今まで信奉してきた神であり、ゴアは救いを求めるが拒否され、嘲笑されてしまいます。
ゴアは失望し、自分に宿った新しい力で神の命を奪いました。その後、ゴアは神への復讐をしに星々を点々とします。
今までの『マイティ・ソー』シリーズで現れたヴィラン達とは違い、ゴアが悪へと染まってしまった理由には思わず共感してしまう辛い過去と背景がありました。
管理人
今作では、冒頭でゴアの上記のシーンがあります。
ゴアが受けた理不尽、悲しみを知ったうえでソーの前に現れるゴアの悪に染まり切った状態を目にします。
これまでのロキや、ソーの姉ヘラのような利己的な邪悪さを持つヴィラン達とは異なり、ゴアは全く違う強さを持ちます。
愛するものを失ったからこそ自分を顧みず、子どもたちすら奪いソーを倒そうと非道な罠を仕掛けてきます。
「すべての神を倒す」という彼の決意は、彼なりの正義でもあるように思えました。
管理人
ソーのような民を考えるスーパーヒーローの神がいる一方、私利私欲におぼれ自己保身に走る神もいます。
ソーがゴアをお倒すため助けを求めた神々の集まりでも、安全な場所に身を置き協力を拒否した神ゼウスがいました。
まるで人間たちのような醜い本性を見え隠れさせる神々を見ると、ゴアの復讐心にも一定の共感を覚えてしまいました。
そして、ゴアとソーの対決は、意外な終わり方を迎えます。今作のタイトルにもある『ラブアンドサンダー』とはどんな意味なのか?
ゴアの選んだ選択がタイトルにも関わってくるほど、重要になるとは鑑賞する前は露ほども考えていませんでした。
続編を思わせるような結末であったソー4作目の映画『ソー:ラブ&サンダー』。
今後の展開にも注目し続報を待ちたいと思います。
管理人
2つのエンドクレジットについて
『ソー:ラブ&サンダー』にはMCU特有のおまけ映像、エンドクレジットが2つ挟まれていました。
その2つのエンドクレジットについて考察解説していきます。
エンドクレジット①ゼウスの復讐とヘラクレスの登場
まず、1つ目のエンドロールに挟み込まれたミッドクレジットシーン。
そこには、本編でサンダーボルトを奪われソーにこてんぱんにやられてしまった全能の神ゼウスがいました。
そのゼウスの前には、呼び寄せられた様子のゼウスの息子ヘラクレスがいました。
ゼウスはソーに恥をかかされたことに怒り、息子にソーの抹殺を命じ、承諾するヘラクレス。
神話の世界で一度は聞いたことがあるため、映像に現れたときは知っている名前だと思わず驚きました。
管理人
ヘラクレスは半神の英雄であり、ゼウスに似て屈強な体と知恵をもつ最大の英雄として知られています。
そんな神話の世界の英雄と、スーパーヒーローである雷の神ソーとの対決が示唆され、ミッドクレジットは不穏な終わり方をします。
その後、場面が変わりまた途中で映し出されたのが2つ目のポストクレジットシーン。
エンドクレジット②|ジェーンの死後
映像には死を迎えたジェーンが白い衣装に身を包み、アスガルド人が夢見る戦士の楽園“ヴァルハラ”。
ジェーンを迎えたのは、ソーの親友でもあったヘイムダルでした。
光となり地球人のはずのジェーンが行き着いた先が戦闘で命を落とした名誉ある戦士が行き着く先“ヴァルハラ”。
それは、ジェーンが短い間でもムジョルニアを手にしアスガルド人を守るために戦った彼女が戦士だと、認められたとわかるシーンでもありました。
アスガルド人であるヴァルキリーやソーも口にした戦士たちが行き着く楽園“ヴァルハラ”。
ジェーンがこの楽園にいるということは将来、もしソーが亡くなった後“ヴァルハラ”で再会することもあるのだろうか、と思わずにはいられませんでした。
管理人
今後の波乱を予測するようなシーンと、ジェーンの死後がわかることでファンとしてどこかほっとするシーンと、2つが用意されたエンドクレジットとなっていました。
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ
(以下、映画「ソー:ラブ&サンダー」のあらすじです。)
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ|ソーの再出発
サノスとの戦いを終え、地球を救ったソー。
その後ガーディアンズオブギャラクシーの仲間と共に宇宙中の星を旅し、宇宙人たちとの戦いを繰り返していました。
ある時、ソーはかつてアスガルドの戦士であったシフの救難信号を目にし助けにいこうとします。
ですが、ガーディアンズは他にも多数の救難信号が星中から集まっていることを告げます。
ソーはガーディアンズと別れ、贈り物のヤギと友人のコーグと共にシフを助けに向かいました。
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ|元恋人との意外な再会
ソーは、シフを助けに行きそこで神殺しを繰り返すゴアという者の存在を知ります。
ゴアは唯一神を殺すことが出来る武器のネクロソードを手に入れていました。
そのことを知ったソーは、現在地球にある“ニューアスガルド”へと行き、シフの手当てを頼みます。
その日の夜、ゴアがニューアスガルドに住む子供たちを襲います。
ソーも戦いますが、そこでムジョルニアを手にした金髪の美女が現れます。
彼女はかつての恋人、ジェーンでした。
『ソー:ラブ&サンダー』のあらすじ|強敵との闘い
予想外の再会にソーは動揺します。
そんな中、ゴアは影を操り巧みにソーたちの反撃を交わし逃げます。
しかし、ゴアは自分のみではなくアスガルドの子どもたちも誘拐していきました。
以上、「ソー:ラブ&サンダー」のあらすじでした。
果たしてソーは、子どもたちを救出しゴアを倒すことが出来るのか?
ジェーンとの関係は?
結末を知りたい方は、実際に映画を見てみることをおすすめします。
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『ソー:ラブ&サンダー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「ソー:ラブ&サンダー」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|ソーの愛
マイティ・ソーシリーズを通して、ソーの最愛の女性であるジェーンの再登場は、ファンの願ってもみない待望の朗報でした。
けれど、予告で明かされたジェーンの姿は、原作のコミックを知らないファンにとっては驚きの姿でした。
金髪のロングヘアーに、逞しい筋肉質の二の腕、そして手にはかつてソーと共に戦った最強の兵器ムジョルニア。
それは、少し前のソーの姿そのものでした。なぜジェーンが、「マイティ・ソー」となったのか?
その謎は、本編の序盤で早々に明かされます。ジェーンは、癌を患っていました。
管理人
ステージ4と手の施しようのない状態であり、化学療法も効果ナシ。
研究者として、まだまだ生きていたいと望むジェーンは深く悩みます。
そんな時、ムジョルニアを手にする者は、健康で強い肉体を得ることを知り、彼女はニューアスガルドに訪れました。
そこで、大破したはずのムジョルニアがジェーンの前で光り、ジェーンを“マイティ・ソー”にしました。
ジェーンの行動力もさることながら、ムジョルニアがジェーンを“マイティ・ソー”として選んだという点でも驚きのシーンであり、胸が高鳴るシーンでもありました。
管理人
ジェーンと再会し、別れて8年以上も時間が経過しているにも関わらずソーはジェーンへの未練を隠しきれれません。
一方のジェーンは、冷静にソーと言葉を交わします。再会が戦いの中ということもあって感動する場面であるはずが、自分が以前手にしていた武器を手に、スーパーヒーローとして完璧に戦うジェーンにソーは圧倒されます。
とてもおかしく笑いがこみ上げてくるシーンとなっていました。
管理人
ソーと、ジェーンそして新たなアスガルドの国王として人々を先導するヴァルキリー。
お馴染みの仲間の前に立ちはだかる今回のヴィランは、ソーで登場した数あるヴィランの中でも一番といってもいいほど禍々しく、神に対して強い憎悪を抱いているゴアです。
ソーのコミカルな登場シーンと比較すると、ゴアは娘を失い絶望するシーンから始まるためとてもシリアスであり怖さがありました。
ゴアを倒すため、ソーたちは他の神々への協力を依頼しに神しか入れない「全能の町」に向かいます。
子どもたちを救うためにはゼウスの協力が必要と会いに行くソーたちですが、見たのは己の力を誇示し力に酔いしれるゼウスの姿でした。
ソーの協力も断り、ソーたちを危険だとゼウスが戦闘態勢に入ったため、ソーはゼウスのサンダーボルドの武器を奪い自分たちのみで戦う決心をします。
二点三転しながら物語は進み、子どもたちの後を追ってソーたちはゴアが待ち構える影の世界に向かいます。
影の世界は暗く淀んだ雰囲気が漂う光のない星でした。
そこには子供たちはおらず、ヴァルキリーとジェーン、ソーは捕らえられてしまいます。
ゴアが狙っていたのはソーのストームブレイカーであり、その力によって「永久の扉」を開こうとしていたのです。
管理人
ゴアの狙いに気づいたジェーンはソーを止めますが、ジェーンたちを人質に捕られたソーはやむなくストームブレイカーを使い、奪われてしまいます。
ニューアスガルドに戻った3人ですが、子どもたちは取り戻せず、ジェーンは重篤な状態になります。
戦うことでジェーンは治療ができず、状態は悪化していたのです。
ソーは、ジェーンに戦うことを止め、ジェーンへの愛を打ち明けます。そして、ソーは一人でゴアに立ち向かいます。
子供たちもゴアと共にいました。ソーは子どもたちを励まし、自分の力を分け与えます。子供たちは奮い立ち、シャドウモンスター達と戦いました。
初めは怯えていた子供たちが、ソーの励ましと共に雄たけびをあげ勇敢に戦う姿はとても気分があがり最高のシーンでした。
管理人
ストームブレイカーを奪われてるソーはゴアとの戦いで劣勢になります。
そこに、助けが入ります。それはジェーンでした。激しく戦いゴア打倒したと思いますが、攻撃もむなしく「永久の扉」は開いてしまいます。
ゴアは像の前で、すがります。ソーは、ゴアの願いを阻むのをやめ変身が解け、瀕死な状態のジェーンの傍にいることにします。
ジェーンを抱えるソー。
支え合う二人の姿を見たゴアは、自分の本当の願いを思い出します。それは神々の死ではなく、亡くなった娘を取り戻したいということでした。
ゴアは娘を蘇らせるも、自身はネクロソードに生気を吸い取られ亡くなります。
ソーもジェーンを失いますが、ゴアの娘であるラブとの共同生活を始めて物語は終えます。
終盤の戦いは、仲間と助け合い戦っていたのに対して、ソーは一人で立ち向かいます。
見る側としてもとてもハラハラする展開でしたが、子供たちとの共闘、助けに入る元恋人の存在に物語は間違いなく盛り上がりを見せ、手に汗握る映像の連続でした。
管理人
そしてタイトルにも入っている「ラブアンドサンダー」の意味の回収。
サンダーは、雷の神であるソーのことですがラブに込められた複数の意味。
ジェーンへの愛、そしてゴアの娘であり、ソーに託された娘の名前でもあります。
ジェーンとの別れは、ソーシリーズを第一作から見ているファンとしては辛いものがこみ上げました。
けれど、その後の、切なさで終わらせない明るさを残した結末はとてもソーらしくもあり、元気をもらえました。
ソーの続編も示唆するような終わりであったため、今後もソーシリーズの続報を期待し待ちたいと思います。
『ソー:ラブ&サンダー』のみんなの口コミ評判レビュー
『ソー:ラブ&サンダー』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「バトルロイヤルからコメディ色が強くなって、本作では更にコメディ要素が濃くなった印象」「コメディ感を出しつつもジェーンが亡くなるシビアな展開が若干アンバランス感だった」「ガーディアンズの新作にソーが仲間入りしたスピンオフのような印象」「アメコミらしさやコメディ要素も入っていて気軽に見れる作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
アベンジャーズのエンドゲームが公開されて、MCU作品のフェーズ3が完結し、フェーズ4の作品が続々と公開されてきました。
エンドゲームでは初代アベンジャーズのヒーローの半数が引退し、ハルク、ホークアイ、ソーのみが残留しましたが、ハルクとホークアイは自分の後継者を育てるドラマシリーズが作成され、現役で残るのはソーだけとなりました。
予告では女性版ソーが公開されマルチバースの幕開けかと思いましたが、過去にソーがムジョルニアに託した愛(ラブ)で新たなマイティ・ソーとして覚醒したジェーンでした。
また、最後にヴィランの娘であるラブを引き取り二人で宇宙の人助けを行う活動し副題である「ラブ&ダンダー」と呼ばれることになるなど、しっかりと「ラブ」がある映画の構成となっておりお見事でした。
また、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共との掛け合いは常にニコニコしてしまうほどファンにとっては楽しいものでした。
他のヒーローが後衛を育てるなか、ソーも同様の道に進むことになり、きっとハルク,ホークアイと自分の後衛自慢をするシーンがくるのかな?って思ったりして、今後のMCU展開もが楽しみになる作品でした。
20代女性
★★★★☆星4
アベンジャーズエンドゲームの最後のあたりで、ソーがガーディアンオブギャラクシーの一味らと一緒に戦いを終えて戻るシーンを見て、当時からこの仲間達とソーの続編はあるのだろうなと期待し待っていたので、公開後すぐに映画館で観ました。
圧倒的に相手を蹴散らつ姿は爽快感もあり、さすがソー、お茶目な面も良いけど、やっぱソーはこうやってカッコよくなくっちゃと胸が熱くなりました。
ストーリー全体として、同じMARVEL作品のドクターストレンジ・マルチバース・オブ・マッドネスのように、複数の次元が出てきたりして複雑すぎる事もないし、前作の予習も特に必要なく誰でも気軽に何も考えずに見れるのも良いかなと思いました。
次作も期待しております。
40代男性
★★★★☆星4
映画『ソー:ラブ&サンダー』は相変わらず笑いあり、感動ありの面白い作品でした。
冒頭から前作から続いている旅の流れのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの登場。
彼らとの絡みは相変わらず面白く、最初から吹き出す場面が続出でした。
そして元カノジェーンの登場。やっぱり2人は今でも思いあっているんだなと言ういい感じの流れ。
見る前からポスターで少し気づいていましたが、ジェーンがソーになるというちょっと無理矢理の設定はありましたが、それはそれで結果見てみると納得できる、最後は感動でした。
戦闘シーンも相変わらず迫力があって、ただ最後子供がめちゃくちゃ戦う所も無理がある設定でしたがそれもそれなりに結果楽しめました。
また続編がありそうな終わり方だったので、次の作品も楽しみにしています。
50代女性
★★★★☆星4
ソーの単独作品としては、2017年のバトルロイヤル以来なので約5年振りの作品になります。
アップテンポの音楽と作中のセルフオマージュが多く使われていて、MCU過去作を見ている方には楽しめる作品になっていると思います。
ソーとジェーンが共闘するシーンは胸を打たれました。
終盤では若干の尻すぼみ感があって、アクションシーンが少しわかりづらい描写があったのが残念な点です。
ゴアザゴッドブッチャーは原作でも重要なキャラなので、もう少しスポットが当たってもよかったなと思います。
エンドクレジットのシーンは、今後のMCUの様々な展開が考察できるので、ワクワクできます。
なにはともあれ、ソーとタイカ監督の相性は抜群で、まだまだ活躍してもらいたいです。
20代男性
★★★★★星5
ソーは神様なのに神様らしくないところが魅力だと思います。
アベンジャーズのシリーズではシリアスに比重が多く、コメディ要素よりストーリーの展開の重厚さがありました。
この映画はいろんなソーの表情が見れました。情けなかったり、ジェーンに未練たっぷりだったり。
二人の再会後の掛け合いは、夫婦のような息の合い方でした。
ガーディアンギャラクシーのメンバー達も相変わらず個性が強くて好きだったのでまた、見られて嬉しかったです。
今回の撮影はグリーン背景を合成したのではなく、スタジオの360度に実際に風景を映したそうです。
演技の熱の入り方にも影響があるとメイキングで語っていました。
撮影技術の進歩によって映像が素晴らしくなる一方で、コントのような劇の場面もあり、マーベルの過去作品の見逃せない小さいネタもあって楽しめました。
40代女性
★★★★★星5
映画『ソー:ラブ&サンダー』は予告編をシネコンで観たときから絶対観なければ!と思っていました。
もともとは、めちゃめちゃシリアスな神話的な路線で始まったはずのマイティ・ソーでしたが、マーベルで単独主演シリーズとアベンジャーズのさまざまな作品を経てソー自身のキャラクターと物語の傾向が変転、ついにここまで吹っ切れたコメディというか、陽気なドラマになるとは、予想もしていませんでした。
もちろんアクションも素晴らしいし、今回もクリス・ヘムワースの鍛えまくられた肉体の見事さは圧巻で、彼を見ているだけで現実離れした世界にぐいぐい引き込まれて行きます。
アベンジャーズのシリーズを追いかけていたファンにはもちろん、あまり詳しくない人でも公式サイトなどをサラッと読んでおけば十分に楽しめる豪華なドラマに仕上がっていますよ!
バトルの迫力は勿論だけど、観終わってハッピーな気分になれるところが最高です。
50代女性
★★★★☆星4
まず最初に私はこのシリーズ、マーベルシリーズの映画を1つ、しかも海外の映画館で鑑賞した経験しかないので、あまりキャラクターやそのシリーズの関連など予備知識は一切なく、youtubeでの予告編だけを観た状態での映画鑑賞でした。
ですが、映画自体の内容はシンプルで分かりやすく何も情報がなくても最初にあらすじまではいきませんが、すんなりストーリー性とコメディも入ってきました。
最初に言っておくとそれなりにマーベルシリーズの登場人物を知っておくと、映画の中も「あ!このキャラクターは!」という身内ネタに笑えたりすると思います。
私自身も、海外の映画館で鑑賞したマーベルシリーズの映画のキャラクターが登場してきたときに知ってるキャラクターだ!と嬉しい興奮がありました。
ストーリーも初見でもわかりやすいうえに、映像もふんだんにCGなど使っているおかげで見飽きないと思います。
ストーリーはあまり感情移入はしませんでしたが、全体的に楽しかったです。
ただ予告編を見るとかなりコメディ感強いのかなと思っていましたが、そういうわけではなかったです。
最後にも今後が気になる!といううまい終わり方をして(これはマーベルというとても大きなシリーズなのであるあるなのかもしれませんが)鑑賞終了しました。
マーベルは、今回ので2作品しか観たことがありませんでしたが、映画館で良い音響でどでかいスクリーンで観るのが一番面白いんだろうなと思いました。
30代女性
★★★★☆星4
ガーディアンズオブギャラクシーや、ソーシリーズの初期に登場していたジェーンが再登場するということでかなり楽しみにしていた作品です。
コメディータッチに描かれていて、過去のシーンを振り返るシーンもあり、初めてソーシリーズを観る方でも楽しめると思います。
エンドゲームで、ソーがガーディアンズオブギャラクシーに加わり、冒険が始まるところで終わったので、ガーディアンズとの共演を期待していました。
今回のガーディアンズとの共演は、冒頭部分だけだったので少し残念でした。
しかし、ソーと一緒に戦うシーンはかっこよく迫力があり、自由奔放なキャラクターばかりなので絡みも面白かったです。
また、ジェーンのマイティ・ソーとしての活躍もかっこよく、ソーに守られていたジェーンが一緒に戦っている姿は新鮮でした。
しかし、ジェーンが病気をわずらっているという事実が明かされたときは、かなり驚きました。
ソーがヴィランを倒すことよりもジェーンと過ごすことを選んだシーンは、ジェーンを大切に思うソーの気持ちが溢れていて感動的でした。
ジェーンとの別れは予想しておらず、衝撃的な結末でしたが、新たな相棒ができたソーがこれからどんな冒険をするのか、次回の作品が楽しみになりました。
20代女性
*映画「ソー:ラブ&サンダー」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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