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『愛にイナズマ』のキャスト相関図|考察解説やあらすじネタバレ感想評価

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2023年10月27日公開の映画『愛にイナズマ』。

『舟を編む』や『茜色に焼かれる』など手掛けてきた石井裕也監督作品です。

松岡茉優と窪田正孝が主演を務めています。

幼い頃に突如母親が失踪してしまった過去を持つ主人公の映画監督・折村花子と不器用な家族の姿を描いたヒューマンドラマ作品となっています。

この順番でチェック
  • 『愛にイナズマ』のキャスト相関図
  • 『愛にイナズマ』の考察解説
  • 『愛にイナズマ』は実話を基にした映画作品?
  • 『愛にイナズマ』のあらすじ
  • 『愛にイナズマ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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『愛にイナズマ』のキャスト相関図

キャスト相関図

キャスト・登場人物

キャスト・登場人物
折村花子 役松岡茉優
舘正夫 役窪田正孝
荒川 役三浦貴大
原 役MEGUMI
折村治 役佐藤浩一
折村誠一 役池松壮亮
折村雄二 役若葉竜也
落合 役仲野太賀
則夫 役益岡徹
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考察解説|実話を基にした映画作品ではない

映画『愛にイナズマ』は、20年以上前に幼い自分を置いて失踪した母親をテーマに映画作りを行おうとする主人公・折村花子とその不器用な家族たちの姿を描いた作品です。

そのリアルな人物描写やストーリー設定から実話なのではないかという噂が流れています。

しかし、結論から言うと、映画『愛にイナズマ』は実話という事実はありません

監督を務めた石井裕也監督がオリジナル脚本が原作となっており、石井監督は監督と脚本を兼任しています。

石井監督は映画『愛にイナズマ』以外でも批評家から絶賛された『茜色に焼かれる』や日本と韓国の家族の姿を描いた『アジアの天使』でも監督とオリジナル脚本を兼任しており、そのクリエイティブティの高さに驚かされます。

管理人

石井監督は、映画『愛にイナズマ』のように母親が失踪したという経験はないものの、7歳のときに母親を病気を失ってしまうという悲しい経験をしています。

その経験から、余命宣告をされた母親を持つ家族の姿を描いた『ぼくたちの家族』など家族を題材にした作品を数多く発表しています。

映画『愛にイナズマ』は、石井監督のこれまでの経験が活かされた作品になっていると感じます。

映画の前半では、理不尽な状況によって、花子が監督の座を降ろされてしまう姿が描かれていましたが、一連のシーンについてはご自身の経験が活かされています。

映画の中のようなことを言われたりされたこともあり、「むしろ描き方をソフトにした」と監督は語っています。

ご自身も映画監督として活動をしていく中で非常に様々な苦労をしていたことが分かります。

管理人

ちなみに、タイトル『愛にイナズマ』から恋愛ものの映画だと勘違いしていた方々も多かったと思います。

元々は花子と正夫のロマンスのシーンがもっと盛り込まれていたようです。

しかし、そこからブラッシュアップしていき、家族を描いたドラマ作品になったと、石井監督はインタビューで語られています。

映画『愛にイナズマ』を観て気になった方は、ぜひ石井監督のこれまでの作品についても鑑賞することをオススメします。

『愛にイナズマ』のあらすじ

(以下、映画『愛にイナズマ』のあらすじです。)

『愛にイナズマ』のあらすじ|自分の家族を題材にした映画を製作するために躍起になる映画監督・折村花子

若手映画監督の折村花子は、自分の家族を題材にした「消えた女」という映画の製作準備を進めていました。

が、助監督である荒川とは意見が合わずに否定ばかりしてくることから、頭を悩ませていました。

家賃を払うことすらままならないほど経済的に追い詰められている状況でしたが、なんとしても映画を制作するために作業に励んでいました。

そんな中、立ち寄ったバーで館正夫という男性と出会います。

花子はバーに行く前に正夫が人助けをしようとしたところ理不尽に殴られてしまう場面を目撃しており、彼の真っすぐな魅力に惹かれます。

その後に花子が兄役に抜擢した落合という俳優が正夫のルームメイトであることが分かります。

意気投合した二人は店内で運命的なキスをし、記憶がなくなるほど酒を飲みました。

『愛にイナズマ』のあらすじ|映画作りを諦めきれずに正夫とともに実家へと向かう花子

花子と荒川の溝は深まっていき、そのことを問題視したプロデューサーの原は花子を降板させ、荒川が代わりに監督を務めることになってしまいます。

花子が抜擢していた兄の役も落合ではなく別の俳優が演じることになってしまいます。

落合は強いショックを受けて、自ら命を絶ち、正夫が第一発見者となります。

原は花子が病気になったという嘘の理由で降板になったと落合に伝えており、そのことを知って原に詰め寄りますが事態が変わることはありませんでした。

正夫は花子に夢を託すために貯めた全財産の70万円を渡そうとしますが、花子は拒否します。

しかし、映画作りは諦めることが出来ずに正夫とともに父親が住む実家を訪れます。

『愛にイナズマ』のあらすじ|徐々に深まっていく家族の絆

実家に到着するや否やカメラを回され、母がどこにいったのか尋ねられた父は困惑してしますが、花子に必死に協力しようとします。

父親はガンによって余命1年が宣告されており、長男の誠一、次男の雄二も実家に集められ、久しぶりに家族が顔を合わします。

が、花子が映画撮影を続けることに対して、誠一は否定的でした。

何度も花子が母親について問い質したことから父親は母親に電話してみると伝えます。

実は父親は母親が出ていく前に子どもたちが電話をしたくなったときのために携帯電話を渡しており、それ以降ずっと料金を支払っていたのです。

電話を出たのは母親の交際相手だった男性で母親が3年前に亡くなってしまっていたことを知ります。

母親の死を知り、少しずつ家族の絆を取り戻していく四人と正夫。

よく家族で行った海鮮料理屋を訪れた際に店を経営する則夫から、父親が隠していた事実を聞かされ、一同は驚くのでした。

以上、映画『愛にイナズマ』のあらすじでした。

果たして、その事実とは?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

日テレドラマ

『愛にイナズマ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『愛にイナズマ』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|松岡茉優、窪田正孝の初共演が話題を呼んだ不器用な家族の姿を描いたヒューマンドラマ

映画『愛にイナズマ』は、幼い頃に突如母親が失踪してしまった過去を持つ主人公の映画監督・折村花子と不器用な家族の姿を描いたヒューマンドラマ作品です。

若手演技派として知られる松岡茉優さん、窪田正孝さんの初共演、そして、佐藤浩市、池松壮亮、若松竜也、仲野太賀らの豪華共演でも話題を集めました。

映画『愛にイナズマ』ですが、ストーリーが大きく分けて2つに分かれています。

前半では自分の家族を描く映画「消えた女」の制作準備に励むも理不尽な事情によって制作が中止となってしまう過程が描かれていきます。

管理人

家賃を滞納し、経済的に困窮しながらも制作が正式に進むまで監督にお金が一切入ってこない映画作りの過酷な実態が描かれていきます。

自分の理想を追い求める花子と正反対の助監督である荒川は花子と対立し、結局監督の座は荒川に奪われてしまいます。

三浦貴大さん演じる荒川や、MEGUMIさん演じる映画プロデューサーの原は、大人の嫌な部分が詰まったようなキャラクターとなっています。

その分、花子の純粋さが際立つように描かれています。

花子と運命的な出会いを果たし、彼女の夢を全力でサポートしようとするキャラクターとして登場するのが、館正夫です。

館も花子と同様に理不尽だらけの社会の中で、真っすぐに生きており、花子と通じる部分が多いキャラクターとして描かれます。

演じた窪田正孝さんの演技も、相俟って空気は読めないけどどこか憎めない魅力的なキャラクターに仕上がっていきます。

管理人

後半では、余命宣告を受けた父親が待つ実家へ花子と正夫が訪れ、兄弟二人も含めて映画の撮影に手伝ってもらうようになります。

久しぶりに再会した父親がこれまで隠していた母親との過去や自身の辛い経験について明らかになっていきます。

父親が、先輩の娘を自殺に追い込んだ男に暴行をしてしまい、多額の慰謝料を払う羽目になり、自暴自棄になった末に妻に愛想を尽かされてしまったという過去が明らかになる飲食店のシーンでは、父親のこれまで隠していた事実を知って父親のことを誇りに思い、バラバラだった家族が一気に絆を深めていく過程が描かれ、非常に感慨深いシーンとなっています。

その後、飲食店に居合わせた若い詐欺グループに正夫を含めた家族全員で立ち向かっていく様子も笑えるけどうるっときてしまいます。

不器用すぎる真っすぐさを持った折村家を象徴するようなシーンとなっています。

管理人

1年が経ち、父親は亡くなってしまいます。

が、兄弟の絆はこれまで以上に強いものとなり、兄弟が再び集まってハグをするというベタですが、感動的なシーンで映画は締めくくられます

社会を生きる上で様々な理不尽を経験することは多々あり、自分の怒りを内に秘めているという方も多いとおられます。

しかし、映画『愛にイナズマ』はそんな理不尽な事柄について、ちゃんとムカついていいんだよ、あなたは間違っていないと肯定してくれるような気持ちにさせてくれます。

花子のように夢を追っている方、家族関係や人間関係に悩んでいる方にぜひオススメしたい作品です。

『愛にイナズマ』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

『愛にイナズマ』は、俳優陣のリアリティがある演技に圧倒される映画だと思います。

花子を演じる松岡茉優さんの、もどかしさや憤りをなんとか抑え込もうとしている時の表情は真に迫っていましたし、窪田正孝さんも、空気は読めないけれど純粋で優しい正夫をとてもリアルに演じていました。

主演のお二人以外も素晴らしかったのですが、とりわけプロデューサー役のMEGUMIさんと助監督役の三浦貴大さんがイヤな感じの業界人を見事に表現していて、彼らが活躍する前半は花子に同調してしまい観ていて非常に辛かったです。

ただ、そんな前半に対して折村一家がそろった後半はコメディタッチでテンポも良く、言い争いながらも徐々に家族の絆を取り戻していく姿に心が温まりました。

40代女性

★★★★★星5

映画監督を志す花子と、偶然出会った素朴な男性・正夫。修復不能なほど壊れた家族を映画作成を通して家族の距離が縮まっていく…

ギャラ未払いや不本意な降板など前半の展開は胸クソですが、後半の勢いはよかったです。

家族と向き合うことで解き明かされる過去、家族というものがリアルに繊細に描かれていました。

重いテーマとは裏腹に、基本的にコメディで構成されていますが、後半は涙が止まりませんでした

なぜ家族はバラバラになったのか、様々な要因の積み重ねがもたらした家族の形。

家族との向き合い方、家族だからこそ衝突する大切さをこの映画を通して痛感しました。

俳優陣も豪華で、その演技力と繊細な表現で、映画の世界観に没入してしまいました。

たくさんの人に見て欲しい作品です。

30代女性

*映画『愛にイナズマ』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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