ブラックパンサー死亡理由は重い病気。俳優は大腸癌で死去。あらすじ、続編で描かれた衝撃の展開、感想、口コミ評価。

2018年3月1日、日本公開の映画『ブラックパンサー』。
2018年に公開されたマーベルコミック原作のアメコミヒーロー映画です。
2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場したブラックパンサーの本格主役作となります。
ヴィブラニウムという宇宙金属で発展した国ワカンダで王のあかしとなるブラックパンサーの座を巡る争いが描かれます。
キャストやスタッフに黒人が多く参加していた事から黒人差別や女性蔑視などの問題を真っ向から取り上げ、多くの国でヒットし、第91回アカデミー賞ではアメコミ映画として、またスーパーヒーロー映画として初の作品賞を含めた7部門にノミネートされました。
『ブラックパンサー』の口コミ評判レビューには、
- 仲間同士で争うのが何とも悲しいストーリー
- 最後のシーンは見ていて鳥肌が立つほど素晴らしかった
- 民族の結束を意識させる演出が上手かった
- 地図上にはない隠された国という設定がもうすでに良かった
- 原住民的な戦い方が珍しく新鮮な感じがした
- 最初から最後まで勢いのあるストーリーで、目が離せない
- マーベル作品や海外ヒーローを見た事がない方でも楽しめる映画
- 疾走感のあるサウンドや音楽も良かった
という声が多数集まっています。
目次
ブラックパンサー死亡理由は重い病気。俳優チャドウィック・ボーズマンの死因は大腸癌。続編は妹シュリが主人公。
映画『ブラックパンサー』の主人公であるチャドウィック・ボーズマン演じるブラックパンサーことティ・チャラ。
彼は映画『ブラックパンサー』で一度はキルモンガーによってワカンダの王位を奪われたものの、決闘を挑み、再び王の座に返り咲きます。
そして、これまで謎に包まれていたワカンダ王国の秘密を明らかにし、国際社会との協力方針を発表します。
そんなティ・チャラは、2022年に公開された続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』には登場しません。
映画『ブラックパンサー』をご覧になった方の中には「なぜ?」と疑問を持たれる方もいるかもしれません。その理由は、俳優チャドウィック・ボーズマンの死去にあります。
管理人
続編で描かれるティ・チャラの最期
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ティ・チャラは重い病により亡くなったという設定で物語が始まります。
詳細な病名などは劇中では明かされていませんが、妹のシュリによる必死の治療も及ばず、彼は命を落としてしまいます。
2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、ティ・チャラはシュリたちと共にトニー・スタークの葬儀に参列する姿が描かれています。
なので、おそらくその後に発病したと考えられます。
この展開には驚いた方も多いかもしれませんが、それには演じた俳優チャドウィック・ボーズマンが死去したという背景が深く関わっています。
管理人
チャドウィック・ボーズマンの闘病と死去
映画『ブラックパンサー』でティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンは、2016年に大腸がんと診断されながらも、公には病気を明かさず、治療を続けながら数々の映画に出演してきました。
しかし病状は徐々に悪化し、2020年8月28日、43歳という若さでこの世を去りました。
監督・脚本を務めたライアン・クーグラーは、当初はティ・チャラを主人公とした続編の脚本を執筆していたと明かしています。
その内容は、サノスの「デシメーション」により5年間消失していたティ・チャラが復活し、その不在期間と向き合う内面的な物語になる予定だったとのことです。
しかし、ボーズマンの死去を受け、制作陣は大幅な脚本の変更を余儀なくされました。
管理人
二代目ブラックパンサーはシュリ
続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ティ・チャラの死を乗り越え、妹のシュリが新たなブラックパンサーとして立ち上がる姿が描かれます。
気になった方はぜひ続編についても鑑賞することをオススメします。
『ブラックパンサー』のあらすじ
(以下、映画『ブラックパンサー』のあらすじです。)
『ブラックパンサー』のあらすじ|ワカンダの新国王に即位した王子テイ・チャラ
遥か昔、アフリカ大陸にヴィブラニウムという特殊な物質で出来た隕石が落ち、ワカンダという王国はヴィヴラニウムの研究により、最先端の科学技術を持っていましたが、技術の悪用を防ぐために国土をジャングルに偽装し、世界中に秘密が漏れるのを防いでいました。
時が流れ、2018年になり、爆破テロによって、国王のテイ・チャカが命を落とし、新国王として王子テイ・チャラが即位することとなります。
国王即位の儀式では、それぞれの部族の中で挑戦者がいた場合、新国王はその相手と決闘を行い、倒す必要があり、挑戦者であるジャバリ族のエムバグを戦うこととなったテイ・チャラは死闘の末にエムバグを倒し、正式にワカンダの国王として認められました。
そんな中、30年以上前にワカンダからヴィブラニウムを盗み出した上に国境を爆破した過去があるユリシーズ・クロウが謎のエリックという男と協力し、大英博物館に展示されていたヴィヴラニウムを強奪する事件が発生します。
『ブラックパンサー』のあらすじ|ヴィブラニウムを盗み出したクロウを追い、韓国へと潜入
取引が行われる情報を入手したティ・チャラは恋人のナキア、親衛隊のオコエを引き連れて、韓国へと潜入します。
取引場所に居合わせたCIAのロス捜査官と手を組み、妹のシュリが開発したブラックパンサースーツで見事クロウの身柄を拘束することに成功したティ・チャラでしたが、取り調べ中にエリックの襲撃に遭い、クロウは逃走、そしてロス捜査官も重傷を負ってしまいます。
一方、クロウを救出したエリックでしたが、仲間であるはずのクロウを射殺し、彼の亡骸とともにワカンダ王国へと向かっていました。
ロス捜査官をワカンダへと連れて帰り、治療に向かっている中でエリックがクロウの遺体を連れて王国へと現れます。
実はエリックはテイ・チャカの弟ウンジョブの息子ウンジャダカでした。
『ブラックパンサー』のあらすじ|世界の支配を企み、王の座へ就いたウンジャダカ
かつてアメリカでスパイ活動をしていたウンジョブは、アフリカ民族が国内で不当な扱いを受けていることからウガンダ王国には内緒で過激派組織に参画していました。
その活動の中でクロウとヴィヴラニウムを取引しており、そんなティ・チャカはウンジョブを殺害し、大人になったウンジャダカは父親の復讐のため、ワカンダ王国に姿を現したのでした。
王位継承権を持っていることからウンジャダカはティ・チャラに挑戦を求め、再び決闘が始まります。
圧倒的な力で制圧し、ティ・チャラを谷底へ突き落したウンジャダカは新国王へと即位し、アフリカ民族の地位向上のため、ヴィヴラニウムを利用し、世界を支配しようと企みます。
一方、ジャバリ族によって保護され一命を取り留めたティ・チャカは、ナキア、シュリらの協力のもと、立ち上がり、ブラックパンサースーツを装着して再びウンジャダカへと挑むのでした。
以上、映画『ブラックパンサー』のあらすじでした。
『ブラックパンサー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『ブラックパンサー』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|史上初めてアカデミー賞にノミネートされた異色のスーパーヒーロー映画
映画『ブラックパンサー』は、MARVELの同名人気コミックを実写映画化した作品で、マーベルシネマティックユニバースの18作品目の作品です。
ヒーロー映画の歴史上初めてアカデミー賞にノミネートされました。
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場した謎に包まれていたワカンダ王国で新しい国王に即位したティ・チャラの活躍を描いた作品です。
映画の冒頭からヴィブラニウムという物質を利用し、独自に進化したワカンダのテクノロジーが登場。ブラックパンサースーツやキモヨ・ビーズ、ソニックスタビライザーなどスタイリッシュなアイテムの数々に心奪われます。
管理人
そんなアイテムを利用したエキサイティングなアクションシーンの他に伝統を重んじる王国ということもあり、王位継承の儀式や決闘なども細かく描かれ、これまでのMARVEL作品にはない新たな魅力が溢れた作品となっています。
ストーリーも黒人監督、キャストの大半が黒人ということもあり、アメリカで今なお続く黒人への差別問題について反映された内容です。
映画『ブラックパンサー』のメインヴィランであるキルモンガーは、そんなアメリカでの黒人の現状を幼い頃から目の当たりにし、世界を支配して黒人の地位を向上させようと企んでいるというこれまでにないシリアスな設定となっています。
そんなキルモンガーの登場によって、これまで王国の平和のために目を背けてきた問題に直面し、苦悩する主人公ティ・チャラの姿が描かれていきます。
ティ・チャラは突然の父の死によって、急遽国王に即位したことから冒頭では頼りない部分もあるのですが、一度キルモンガーに破れ、急死に一生を得た後は父親であるティ・チャカが抱えていた重大な秘密を受け入れ、王国の未来のために再びキルモンガーに挑んでいく頼もしい姿が描かれ、王子が立派な国王へと進化していく成長物語としても楽しむことが出来ます。
決闘によって国王に即位し、世界を支配しようとするキルモンガーにティ・チャカは最後の戦いに挑み、キルモンガー側とティ・チャカ側の部族による迫力ある戦闘シーンが描かれ、映画はクライマックスへ。
管理人
戦いの末に再び国王に即位したティ・チャカがアメリカに支援センターを作り、これまでひた隠しにしていたワカンダの秘密について国連で発表、世界平和のために協力していく姿勢を見せるという非常に考えさせられる展開で映画は締めくくられます。
アカデミー賞にノミネートされたのも納得の重厚なストーリーが魅力的なヒーロー映画となっています。
従来のヒーロー映画には飽き飽きしているという映画好きの方にぜひオススメしたい作品です。
『ブラックパンサー』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『ブラックパンサー』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「大人にはちょっと物足りなかったけど、全体的にはクオリティ高い良作」「主人公のティ・チャラだけでなく各登場人物もキャラが強くて良かった」「初めのカーチェイスのシーンがかなり現代的で激しいアクションだったのが印象的」「映像もCGに頼りっぱなしではなく、役者や制作陣の努力が伝わってきた」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
国王として守るか、ヒーローとして闘うかや、次のアベンジャーズにつながるストーリーというPRが公開前からされていました。
その術中に見事にはまってしまい、スーツデザインも他のMARVELヒーローよりカッコイイなぁと感じていて、興味津々となり、公開後すぐ映画館へ行きました。
民族の結束を意識させる演出がさすがMARVELと思わせる鮮やかな画像と相まって、観ていて鳥肌が立つ位の興奮度でした。
主人公のティ・チャラだけでなく、女性武隊のオコエ隊長や、インテリな妹Shuriなど、各登場人物もキャラが強いと思いました。
あとは、マイケルBジョーダン演じるエリックとの国王を争奪する決闘の場面で、民衆の誰もがティ・チャラに勝ってくれと祈り、我が国にもあれ位国民から愛される国のリーダー現れないかなと見ながら思ってしまいました。
40代男性
★★★★★星5
今は亡き、ブラックパンサー役のチャドウィック・ボーズマンが主演を務める映画の初作品です。
地図上にはない隠された国、ワカンダという設定がもうすでに良かったです。
今までのmarvel作品に登場したものの中でもすごく強力な原料であるヴィブラニウムで作られた武器などがありました。
そのヴィブラニウムが採れる地というのもなかなかにアツい展開でした。
今まではハイテクな戦いばかりを見てきていたので、原住民的な戦い方が珍しく感じて、見ていてすごく新鮮な感じがしました。
初めのカーチェイスのシーンがかなり現代的で激しいアクションだったので、ラストシーンのキルモンガとの戦いとの対比を激しく感じました。
とにかく面白かったです。
20代女性
★★★★★星5
最初から最後まで勢いのあるストーリーで、目が離せませんでした。
マーベル作品や海外ヒーローを見た事がない方でも楽しめる映画だと思います。
映像もCGに頼りっぱなしではなく、役者や制作陣の努力が伝わってきましたね。
また、アフリカの広大な自然やカラフルなファッション等、目でも楽しませてくれるシーンが多く、ワクワクしました。
特にカーチェイスのシーンは海外映画ならではの迫力で、とても興奮しました。疾走感のあるサウンドや音楽も良かったです。
ただブラックパンサーの力や特徴があまり分からなかったので、もっと魅力や個性を出してあげてほしかったです。
また、子どもには分かりづらい部分もあったかもしれません。
シリーズ全体として楽しめるよう、続編にも期待が出来ますね。
ドラマ的にはどちらかと言えばヴィランのキルモンガーのキャラの方が感情移入しやすい印象があり、キルモンガーの方が裏主役と呼べる内容に感じられました。
主人公ティ・チャラ役の俳優さんが他界し、続編では誰がブラックパンサーを継ぐかが気掛かりではあるものの、1作目においてはMCUの他のキャラクターの参戦はほぼないため単体で観やすい作品になっていると思います。
20代女性
★★★★★星5
ブラックパンサーは、マーベルの映画の中で新しいものになりますが、ワガンダ国が長年守ってきた秘密(ヴィブラニウム)を守り通すためにブラックパンサーとして世界から国を守ることを決意したという始まりです。
マーベルシリーズの映画は繋がっているので、『シビル・ウォー』の時にブラックパンサーが出ているのですが、それはティ・チャラがお父さんが殺された相手と激闘をする時にブラックパンサーになったのですが、その話と繋がっています。
ワガンダ国を守るために国王として必死に戦っている姿はとても勇敢でかっこ良かったです。
しかし、主演のチャドウィック・ホールマンさんは今年の8月に亡くなったので、次の映画でのブラックパンサーがどうなるのかがわかりませんが、彼の素晴らしい演技を引き継いでくれる方が出てくるのを楽しみにしています。
ブラックパンサーのキルモンガーとの戦いはとても面白く、キルモンガーが最後に死を選んだのはびっくりしました。
30代女性
★★★★☆星4
ブラック・パンサーはマーベル・シネマティック・ユニバースと呼ばれる、一種のシリーズの中の一作品で、ワカンダという架空の国を舞台にした物語です。
ワカンダは世界の中で最も凄い科学技術を持っているという設定にも関わらず、民族性が強い国です。
私は、その最先端と古き伝統のミスマッチ感にかなり心を打たれました。
そして、おそらく黒人差別や、女性蔑視の社会風刺も入っており、ファンタジーアクションとして楽しめる一方、現実に置き換えたときに現在の社会を考えさせられます。
特に、黒人女性が坊主にしているというのは、女性は髪がなければいけないというような固定観念に対するカウンターであり、とてもかっこよく見えました。
また、アクションシーンでは基本的に殴る蹴ると近接格闘が主なため、目まぐるしく動き、躍動感のあるブラックパンサーがかなりスタイリッシュで、カッコいいです。
それ故に主演がガンでなくなったことが非常に残念です。
20代男性
★★★★☆星4
マーベル映画「ブラックパンサー」はアベンジャーズのメンバーの1人です。
マーベル映画が好きな私ですので、勿論この映画も好きです。
アベンジャーズ インフィニティウォーの壮大な戦いの舞台となるワカンダ王国の国王ブラックパンサーを演じてるチャドウィック・ボーズマンは品があって演技も上手で国王にぴったりな俳優でしたが亡くなったのが非常に残念です。
彼以外は演じる事は出来ないと思う位素敵な俳優でした。
ストーリーは「シビル・ウオー」でのソコヴィア協定会議で父をテロにより失い、ジャバリ族のエムバクとの戦いの末国王になり、困難に立ち向かう姿は圧巻で視聴者にも勇気を与えるかの様に「ワカンダ/フォーエバー」のフレーズがトレンドに上がる程人々に力を与える作品だと思います。
アベンジャーズシリーズの他の作品も視聴すればより興味深く視聴できると思います。
50代女性
★★★★★星5
この作品の舞台はワカンダです。
世界からは発展途上国だと思われていますが、実際は技術が発展している国です。
私がこの作品で特に印象的だったのはブラックパンサーの衣装です。
伝統を感じさせる首元を持ちながらも、ワカンダの技術を結集させたような衣装に心を惹かれた人も多いはずです。
中でも、闘いのシーンでは相手からの攻撃を一旦衣装に溜め、ある程度溜まったらその力を相手に返して攻撃をするシーンが圧巻でした。
ここにワカンダの発展した技術の素晴らしさが垣間見えました。
また、側近の女性たちの強さにも驚きました。
アフリカの地域は特に女性の地位は弱い存在であるという先入観が払拭されました。
現実はどうなのかはわかりませんが、この作品で勇気づけられた女性は多いはずです。
私自身、女性は守られるべきだと思っていましたが、自分のことだけでなく、王を守ろうとする意志に感動しました。
そして、この女性たちのように意志を持って生きていこうという新たな目標ができました。
20代女性
★★★★★星5
MCUの第18作目にあたるブラックパンサーは、シビルウォーにて、国王であり、父のティ・チャカを亡くし、ブラックパンサーと国王を引き継ぐティ・チャラの物語です。
ブラックパンサーの国ワカンダはヴィヴラニウムの産出国で、それこそMCU第1作目のアイアンマンから重要な物質として取り扱われており、ワカンダの秘密でもあります。
ビブラニウムが国外に出ないようにする任務を課せられた王、ティチャラは、歴代の王に定められたブラックパンサーの力を使い、王国を守るために戦います。
なんといっても、その表向きとは裏腹に、最先端設備を備えて国の様子は、その設備や医療体制など、日本にもあればいいのになと思わせるほど魅力的です。
そして、国王ティチャラの家族それぞれの人間模様、そして周辺の部族の長との対立など、規模を小さくすれば私たちの周りにある問題にも似たものがあり、どう解決していくのか、わくわくしながら見ました。
30代男性
*映画『ブラックパンサー』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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