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『チャーリーとチョコレート工場』はトラウマになるほど怖いのはなぜ!?矯正や都市伝説について考察【あらすじ(内容)ネタバレや感想評価も】

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2005年9月10日、日本公開の『チャーリーとチョコレート工場』。

1964年に出版された「チョコレート工場の秘密」を原作とした今作は、ジョニー・デップを主演にティム・バートン監督が手掛けました。

劇中に登場するウォンカチョコレートは実在する商品でしたが、2019年に販売が終了となりました。

映画『チャーリーとチョコレート工場』の口コミ評判レビューには、

  • 随所で流れるユーモアたっぷりの挿入歌も耳に残りやすい
  • ティム・バートンが得意とする可愛らしさとダークな雰囲気の作品
  • 原作を読んでみるのもオススメ
  • 少し不気味で怖い部分もあり、小さい頃はトラウマになった
  • 子供の時に見て大切なものは何なのかを学ぶことができた
  • テレビ放送で何度見ても飽きない作品
  • 笑いもあるファンタジー映画
  • チョコレートやお菓子に纏わる楽しい作品

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • トラウマになるほど怖い理由。
  • 矯正や都市伝説について考察。
  • チャーリーとチョコレート工場のあらすじ内容
  • チャーリーとチョコレート工場の感想評価
  • みんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も「チャーリーとチョコレート工場」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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チャーリーとチョコレート工場|トラウマになるほど怖いのはなぜ!?矯正や都市伝説を徹底考察

トラウマになる怖いシーンがあるから?チャーリーとチョコレート工場が怖いと言われる点について

『チャーリーとチョコレート工場』は、基本的には明るくて楽しい雰囲気の作品です。

しかし、この映画を観た人のなかには「トラウマになるほど怖い」という感想を持つ人も少なくありません。

一体なぜなのか?それは監督であるティム・バートンの作家性が大いに影響しています。

管理人

まず初めに、グロテスクなシーンや血が出るような展開などはありません。そういったシーンが怖くて苦手な方でも問題なく観られる作品となっています。

『チャーリーとチョコレート工場』が怖いと言われる原因、それは全体を包む不気味さと子供たちが痛い目を見るというストーリーだと思われます。

チャーリー以外の子供たちは生意気で自己中心的な性格をしています。

その性格が災いして、ガムのような体になってしまったり生ごみと一緒に焼却炉に送られたりと、悲惨な目に遭います。

同じ賞品を目指す者たちが1人ずつ減っていく展開はまるでデスゲームやホラー映画のようで、登場人物たちと同じ歳ぐらいの子が見ると余計に怖いと感じるかもしれません。

管理人

また、そのビジュアルや雰囲気の不気味さも観る者をゾクゾクさせます。

例えばバイオレットは試作中のガムを噛んだせいで体が紫になって膨れ上がっていくのですが、その姿は強烈な印象を残します。

他にも、テレビの中に閉じ込められてしまうシーンではホラー映画の名作「サイコ」のオマージュが使われるなど、子供向けにしては引用元が怖いです。

燃えて溶けていく人形の顔を執拗に映したり、必死に助けを呼ぶ子供たちの周りで大勢の小人・ウンパルンパが踊ったり。

言いようのない不気味さを備えているのがこの作品です。

管理人

このトラウマにもなるような不気味さは原作の持ち味であることもさることながら、監督のティム・バートンがダークなユーモアやファンタジーを好む傾向にあります。

それが子供向けの今作でも発揮されてしまったことが、怖いと思われる原因だと思われます。

管理人

バイオレットとマイクの結末もギャグのように片付けられていましたが、普通に考えるとぞっとしますね。

明るくもブラックな雰囲気が好きな人にはたまりませんが、恐怖を感じる人がいるのも無理はありません。

子供向け映画にしては、やたらと不気味で怖いシーンが多いのは事実です。

2005年の作品ながら今もファンが多い『チャーリーとチョコレート工場』。

しかし。単純に楽しいファンタジーだと思って子供たちに気軽に観せると、予想外のトラウマになってしまうかもしれません。

チャーリーとチョコレート工場に出てくる矯正器具について解説考察

チョコレート工場の主、ウィリー・ウォンカ。

少年時代のウォンカは何やら大きな器具を頭に付けています。これは歯列矯正のためのヘッドギアで、歯医者の父親によって付けられていました。

顔の周りを覆うほどの大仰な器具で口が引っ張られ、常に口内が見えているウォンカの姿には少なからずぎょっとします。

しかし、ウォンカを見る周りの人々は特に驚く様子がないので、おそらくとても長い期間装着したままで生活しているのだと考えられます。

ウォンカがつけている歯列矯正器具は映画のための小道具として作られたものなので、実際に使われているものではありません

造形もどこかパンクでスタイリッシュにデザインされています。

ただ、ヘッドギアタイプの歯列矯正器具自体は実際に存在し、今も使われることがあります。

管理人

主に上顎突出症(いわゆる出っ歯)を治療するために子供が装着するケースが多いようなので、ウォンカの仰々しい姿もあながちフィクションではないのでしょう。

ところで、歯並びに対しての意識は日本よりも欧米のほうが高いのはご存知でしょうか?

欧米人は「歯」へのこだわりが強く、歯並びの悪さや歯の黄ばみなどは嫌がられる傾向にあります。

歯を美しく保つことは一種のステータスになっており、美しくない歯は治療するのが当然という考え方が根付いていると聞きます。

この背景を知ると、ウォンカの父親がウォンカに常に歯列矯正器具を付け、虫歯にならないように甘いものを遠ざけているのは「子を想うが故の行動」だと捉えることができます。ウォンカが歯を理由に疎まれることがないよう、厳しくしていたのではないでしょうか。

ただその厳しさにウォンカは耐えきれず、家を出てしまいます。

管理人

「parents(両親)」という言葉が言えなくなり、たびたびフラッシュバックを起こすことからも、ウォンカにとって父親はトラウマとなってしまったことが分かります。

父の過剰な行動が、父子の仲を切り裂く結果となりました。

そう考えると、そんな父親と和解に至ることができたラストは一層感動的ですね。

管理人

『チャーリーとチョコレート工場』の都市伝説(裏話)を解説!

「チャーリーとチョコレート工場」にはさまざまな都市伝説的な裏話が存在します。

そのうちのいくつかを今回は紹介していきます。

工場内の「お菓子でできた空間」は本物

ウォンカに案内されて訪れる最初の場所、おとぎ話のような空間。そこにはチョコレートの川が流れ、川辺の木や草花もすべてお菓子で出来ているというのです。

夢のような世界に子供たちだけでなく、保護者である大人たちも興奮します。

実はこの空間、本当に本物のお菓子で出来ているそうです。パティシエに依頼してセットとして作ってもらったようで、ウォンカの説明通りすべて食べられるというのです。

オーガスタスがちぎって口に運ぶ芝生も本物ということです。見るものすべてがお菓子で出来たあの空間が本当にあったのだと思うと憧れますね。

ただ、チョコレートの川は偽物で、チョコレートの質感に近い素材によって代用されているそうです。

管理人

こればかりは実現が難しかったようですが、制作者たちのこだわりを感じられるエピソードです。

ナッツを加工しているリスは本物

中盤で出てくる従業員のリスたち。その手際の良さや作業の細やかな動作に、初めて観たときは「CGの技術は凄いなあ」と考えていました。

しかし実はあのリスも、CGではなくれっきとした本物なのです。撮影のために半年間調教したようで、本番はカメラの前で見事に演じてくれました。

ベルーカを穴まで運ぶシーンはさすがにCGですが、あの作業を本当に習得していたというのだから驚きです。

CGでもいいところを半年間調教してまで本物のリスを採用する監督、セットに本物のお菓子を使用した件も含めてとんでもないこだわりですね。

管理人

WONKAチョコは実在した

作中に何度も出てくるキーアイテム、ウォンカのチョコレート。作中では世界中から愛されており、登場人物たちも美味しそうに食べています。

その姿に、映画を観た人はきっと一度は食べてみたいと感じることでしょう。

そんなウォンカのチョコレートは、過去には実際に販売されていました。

管理人

ネスレが販売権を保持しており、日本では輸入商品を扱うお店やヴィレッジヴァンガードを中心に販売されていました。

チョコレート自体は映画で出てくるものとは少し違いましたが、大きくWONKAと書かれたパッケージは映画ファンにとって嬉しいアイテムです。

しかし、残念ながらこのチョコレートは2019年8月をもって販売を終了しています。

ネスレ米国がWONKAブランドの販売権を譲渡したことにより、販売が終了してしまったのです。

今のところ譲渡先の企業などから再販されるなどの情報はありませんが、「チャーリーとチョコレート工場」は今もなお愛される作品です。

映画の前日譚となる「Wonka」の公開も予定されているので、人気が再燃して、またいつか販売されることを祈っています。

管理人

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『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじ内容

以下、映画「チャーリーとチョコレート工場」のあらすじです。

『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじ内容|ウィリー・ウォンカのチョコレート工場

巨大なチョコレート工場を持つ天才ショコラティエ、ウィリー・ウォンカ。

ウォンカのチョコレートは世界中から愛されていました。しかし、ライバル店が工場に送り込んだスパイによってレシピを盗まれてしまいます。

怒ったウォンカは従業員を全員クビにして、工場を閉鎖しました。

ところが不思議な事に、閉鎖した工場からはチョコレートが今も出荷されています。

ウォンカが工場を閉鎖してから数年。工場の近くに住んでいるチャーリーは、貧しいながらも家族想いで優しい男の子です。

チャーリーはウォンカのチョコレートが大好きで、父親が仕事場からこっそり持って帰る歯磨き粉のキャップでウォンカの工場模型を作ってしまうほどでした。

『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじ内容|金のチケット争奪戦

ある日、ウォンカが驚きの発表をします。ウォンカは、毎日たくさん出荷されるチョコレートのうち5つにだけ「金のチケット」を入れました。

チケットを引き当てた子供5人を工場に招待し、さらにそのなかの1人には特別賞を与えるというのです。

世界中は金のチケットを手に入れるために大騒ぎとなります。

もちろんチャーリーも金のチケットが欲しい1人ですが、貧しい家庭のチャーリーが買えるチョコレートの数は限られています。

しかし幸運なことに、チャーリーが買ったチョコレートのなかに金のチケットが入っていたのです。

チャーリーはお金に困る家族のためにチケットを売ると言いますが、家族は工場へ行くことを勧めます。

こうして、チャーリーは祖父のジョーとともにウォンカの工場に向かうこととなりました。

『チャーリーとチョコレート工場』のあらすじ内容|子供たちに迫る危険

工場見学当日。

チャーリーを含む5人の子供たちとそれぞれの保護者は工場の前に立っていました。時間となり、工場のなかに入った10人の前にウォンカが現れます。

一風変わった雰囲気のウォンカに案内されて建物内に入ると、夢のような光景が広がっていました。

チョコレートの川が流れ、周りを彩る草花や木などはすべて食べられるというのです。

大喜びする子供たちでしたが、食いしん坊の少年・オーガスタスはウォンカの制止も聞かずにチョコレートの川に手を出します。

するとうっかり川に落ち、そこにやってきたチョコレートを吸い上げる機械に引き上げられ、そのまま連れ去られてしまいました。

これをきっかけに、工場のなかで子供たちに次々と危機が迫ります。

以上、「チャーリーとチョコレート工場」のあらすじでした。

果たして、チャーリーは無事に特別賞を手に入れることができるのか?

続きが気になる方は実際に映画を観てみることをおすすめします。

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『チャーリーとチョコレート工場』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|ティム・バートンによるちょっと不気味なおとぎ話

2005年公開の映画『チャーリーとチョコレート工場』。

監督は『シザーハンズ』や『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』などで強烈な個性を発揮しているティム・バートンです。

『チャーリーとチョコレート工場』は子供たちが主人公で舞台はチョコレート工場ということで、比較的子供向けとして作られた映画です。

しかし、ティム・バートンの持ち味である独特の雰囲気やブラックなユーモアは本作でも健在です。

公開当時、映画館で『チャーリーとチョコレート工場』を観たときにはその世界観に心を奪われました。一見明るくて楽しいタッチの作品ですが、いくつかのシーンは子供にとってはトラウマ級の不気味さを持ち合わせており、そのミスマッチさがとても魅力的でした。

管理人

愉快な音楽にのって歌う人形たちが次々と燃えていくシーンから、「これは良くないことが起こる」という嫌な予感を強く抱きます。

実際、オーガスタスから始まりバイオレット、ベルーカ、マイクと、チャーリー以外の子供たちは次々と悲惨な目に遭い、退場していきます。

1人残ったチャーリーを待っていた特別賞、それは「工場を譲り受ける権利」でした。しかしウォンカの出した条件は「家族と離れて工場で暮らすこと」。

もちろん家族のことが大好きなチャーリーは、その権利を断ります。

ウォンカは過去、父親との確執があったことで家族というものに抵抗感を抱いています。

この「父親との確執」は、ティム・バートン作品では繰り返し描かれるテーマですね。

管理人

ウォンカは父親にショコラティエになる夢を完全否定されたことが原因で、家を出てしまっていたのです。

しかし、チャーリーに背中を押されて父親に会いに行き、2人は和解します。

ウォンカの造形も非常に良く、幼さと同時に繊細さも持ち合わせている複雑なキャラクターです。

演じているのは名優ジョニー・デップ

ほぼ同時期の作品『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウとはまったく違う役柄でありながら、どちらも愛されるキャラクターとして見事に演じきる多才さには驚かされます。

管理人

ラストシーンがとても好きで、最初はチャーリーがいつものボロ家で家族やウォンカと話をしています。

しかし、カメラがゆっくりと引きになっていくと、家が町の外れではなく、あのチョコレートの川のそばにあることが分かるのです。

チャーリーが無事、家族と一緒に工場で暮らし始めたことが分かる素敵な演出にうっとりします。

子供向けでありながら、不気味なシーンも多い『チャーリーとチョコレート工場』。

明るさと怖さが同居する作品が好きならば、子供だけでなく大人も楽しめる作品となっていると感じます。ちょっぴりダークなファンタジーが好きな人、子供が活躍する映画が好きな人にオススメの一本です。

管理人

『チャーリーとチョコレート工場』のみんなの口コミ評判レビュー

映画『チャーリーとチョコレート工場』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「いろんな映像加工技術を使って、魔法を使ったような世界観が見事に再現されている」「ちょっと現実から離れてほっこりしたい人におすすめ」「想像を超えた世界観で面白かった」「見た後にチョコレートが食べたくなる映画」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★★星5

『チャーリーとチョコレート工場』の映画の導入がとても好きです。貧しい主人公とお金持ちの家の子の対比が少しオーバーですがよく描かれていると思います。

金のチケットを取得する事に対してお金持ちの家の子は権力を使ってまで探し出しますが主人公は完全に運です。

この描写は「もしかしたら自分も運良く何かが当たるかもしれない」と主人公に感情が移入しやすいのではないかなと考えています。

チョコレート工場の中も子どもが夢に見そうな風景が描かれていて、名作品のポイントだと思います。

チョコレートの川、りんごがなる木…誰しも子どもだった頃はあるわけで大概の人がお菓子が好きです。

「子ども」という誰にでも必ずあった時間を作品のテーマにしていて子どもが見て面白い作品に一見みえますが全年齢対象作品に上手く誘導していると思いました。

20代女性

★★★★★星5

幼少期、母と共に見た映画です。主人公がチョコレートを買った際にチョコレート工場のチケットが当たり、工場の見学に行くという物語です。

工場の中のファンタジーでカラフルな見た目はもちろんですが、主人公の住む外国のありふれた街並みも含め世界観が完成しており、幼少期の私にとっては内容を深く理解するというよりは、この世界観を楽しむために観ていた記憶があります。

ごく普通の少年がファンタジーな世界へ入り込むというシチュエーションや、この映画の雰囲気は子供心をくすぐる、とてもワクワクするものでした。

余談ですが、この映画に出ている俳優といえば、ジョニーデップですが、あの工場にいるコミカルな男性が、ジョニーデップと知ったのは最近のことで、私のイメージと違くてびっくりしました。

今でもテレビの再放送などでやっているとついつい見入ってしまう作品です。

10代女性

★★★★★星5

ティムバートン監督の作品や世界観が好きなのですが、その中でもチャーリーとチョコレート工場は大好きな映画です。

ジョニーデップも好きな俳優さんの一人ですが、いつものかっこいい雰囲気とは違い、怪しくて変わったキャラクターが癖になり、どんどん引き込まれていきました。

所々のシーンにワクワクするような音楽やダンスが散りばめられていて、ミュージカルを見ているような気持ちになれて全く飽きません。常に展開が気になります。

主人公の純粋な所にキュンとしたり、ウィリーウォンカができあがった過去に少し悲しくなったり、見どころ満載な映画です。

そして何よりチョコレートがとても美味しそうで、甘党な私はこの映画を見るたびにチョコが食べたくなります。

30代女性

★★★★☆星4

ティム・バートン監督の世界観と、全盛期のジョニー・デップの魅力を味わえる映画です。

パイレーツ・オブ・カリビアンで世界的なスターになったジョニーの主演作だったので、公開当時話題になっていたのを覚えています。

ジョニーはおかっぱの特徴的なヘアスタイルです。他の登場人物もファンシーな衣裳とヘアメイクで、世界観にマッチしています。

美術と映像のセンスが独特です。カラフルでキッチュ。バートン監督の美学が散りばめられています。ダークメルヘン好きならハマること間違いなしです。

最近の映画と比べると、テンポがゆっくりしており、ツッコミどころも多いです。しかし、この手の作品の魅力は、何といっても雰囲気と世界観だと思っています!

カワイイだけではない、毒や皮肉なユーモアが効いた作品を見たい方には、ぜひ勧めたいです。

30代女性

★★★★★星5

映画『チャーリーとチョコレート工場』はロアルド・ダールの古典的児童書を、監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップ&フレディ・ハイモアで映画化されたものです。

子どもから大人までどの年代でも楽しめ、とても夢がある映画です。

失業中の両親と寝たきりの祖父母に囲まれ、貧しいけれど幸せに暮らしているチャーリーという少年の物語。

彼の家のそばには、15年間誰一人出入りしたことがないという、謎に包まれたチョコレート工場というものがありました。

チョコレートを購入した人の中からゴールデンチケットが入っていた子どもがチョコレート工場に招待されます。

チャーリーはその1人となり、とても不思議なチョコレート工場に入っていくのです。

チョコレート工場の中はチョコレートの滝などが出てきたり、全て食べられる物で作られています。

画面越しからでもチョコレートの甘い匂いを感じられるような作りになっています。

少しトラウマにもなるような怖いシーンもありますが、招かれた個性的な子どもたちの物語がリズムにのって次々と繰り広げられていくファンタジー作品です。

観るとチョコレートが食べたくなる、子どもとチョコレートを食べながら観たくなる、そんな映画だと思います。

40代女性

★★★★★星5

私はジョニーデップの作品はほぼ見ていますが、彼は普通の人の役をすることが少ないと思います。

今回の作品も独特な世界観を持つチョコレート工場の工場長、ウィリーウォンカを演じていました。

ジョニーデップの作品らしく、次の展開が読めない場面も多く、とてもドキドキしました。

また、次の展開を読みやすくしている部分もありましたが、予想はできていてもそれの更に上を行くシーンに移行し、とても面白かったです。

チョコレート工場の内部の作りも、我儘な子供へのおしおきの方法もぶっ飛んでおり、とても印象に残る映画でした。

更に耳に残る歌も多く、ダンスの動きも奇妙で、そのシーンも見どころのひとつです。

個人的には、貧しくも普通の家族に囲まれて普通に暮らしている主人公の男の子チャーリーと、成功を収めた変人のウィリーウォンカが関わることで、ウィリーの方が精神的に成長していく様子は、とても面白く感じました。

子供の頃に見ましたが、今大人になって見ると、また違う見方もできて面白いです。たくさん見ると、違う着眼点を見い出せる事も魅力の一つだと思います。

20代女性

★★★★★星5

映画『チャーリーとチョコレート工場』はジョニーデップ主演のミュージカル要素がとても強い映画なので、見る人を選ぶかもしれませんが、私はミュージカル調が好きなので飽きずに最後まで見ることができました。

チョコレート工場に来た子供たちが次々と姿を変えられたりしまう中で、わたしは特にガムを噛んで体がふにゃふにゃになってしまう女の子のシーンがお気に入りでした。

映像はインパクトが強く、特に小さい子が見る場合は人によってはトラウマになってしまうかもしれないので、そこだけは注意が必要かなと思いました。

しかし、カラフルなチョコレート工場を見ているだけでも面白いし、少し不気味だけれど愉快さも忘れない絶妙な加減で何回でも見たいなと思わせてくれる映画だと思います。

20代女性

★★★★★星5

初めてこの作品を観た時は「不思議な世界観の話だなぁ」と感じました。

貧乏一家のもとに生まれた男の子チャーリーが、ウォンカチョコレートの中にはいってる「工場見学に行けるチケット」を当てて、世界的有名なチョコレート工場に行って、見て、体験して…という流れでお話は進んで行きます。

ハラハラしたのはやっぱり、チャーリーがチケットを手にするかしないかの緊張の場面。1回目の購入では失敗したものの、そのあと道端に落ちていたお金で1番近くのお店に入り、買ったチョコレートから念願のチケットを引き当てた時は、チャーリーと一緒に喜びました。

工場の中での小さいおじさん達のユニークな歌は、作品を見終わった後もしばし頭から離れませんでした。

何よりも最後にチャーリーの下した、「家族と一緒にいられないなら工場はいらない」という家族を愛する強い気持ちが、この作品の1番のテーマだったと思います。

チョコレート工場の中での不思議なお話というイージーなものではなく、きちんとした愛のメッセージ性のあるものだという所が、また良いポイントでした。

3回ぐらいこの作品を鑑賞しましたが、やっぱり工場の中の不思議な感覚は何度見ても健在ですね。

20代男性

*映画「チャーリーとチョコレート工場」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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