美女と野獣(1991/アニメ映画)のあらすじ簡単まとめ!原作との違い、その後のベルと王子様の行方を解説。

実写版や続編なども出されるディズニー人気の名作である『美女と野獣』。
第64回アカデミー賞ノミネート作品というのはアニメ映画史上では美女と野獣が初めてでした。
第82回アカデミー賞の『カールじいさんの空飛ぶ家』がノミネートされるまではアニメ映画でノミネートされた美女と野獣の作品のみでした。
主題歌の「美女と野獣(beauty and the beast)」も名曲で作曲賞と歌曲賞も受賞しました。
今ではレトロ感を感じる作品ですが、歌やストーリーに惹き込まれ感動できるディズニー作品です。
- 美女と野獣のあらすじの簡単まとめ
- 結末ラストネタバレ含む感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
- キャラクター一覧と主題歌について
- 原作との違いやその後のまとめ
もし、まだあなたが一度も映画『美女と野獣』を観ていないなら、まずはあらすじやネタバレ含む感想評判を確認する前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
美女と野獣のあらすじを簡単にまとめてみた!【簡単30秒解説】
(以下、映画『美女と野獣』のあらすじ簡単まとめです。)
アニメ美女と野獣のあらすじ|フランスの片田舎で父と暮らす美しい女性ベル
小さな町に暮らすベルは優しく美しい女性でした。
ある日、お父さんが森の奥にある魔法にかかったお城に迷ってしまい、助けにいきます。
そこには若い王子が住んでいましたが、その王子は自分勝手でわがままで周りの人たちを困らせていました。
ある夜、老女が城に訪ねてきて城で休ませてほしいと頼んできます。しかし王子は醜い老女を冷たくあしらいます。老女は人を見かけで判断してはいけないと言いますが王子は聞き入れません。
すると老女はそんな王子と城全体に魔法をかけます。王子は世にも恐ろしい野獣の姿に、そして召使いたちは食器や家具に変えられてしまいました。魔女は王子に言います。このバラの花びらが全て散るまでにあなたが誰かを愛し、また誰かに愛されるという真実の愛を見つけなければこの魔法は一生解けることはないと。
そして魔女はその一輪のバラの花となんでも見せてくれる魔法の鏡をを置いて消えてしまいました。そしてその魔女が去ってから10年が経とうとしていました。
アニメ美女と野獣のあらすじ|城に迷い込むベル
とある村にベルという女性が住んでいました。とても美しいですが少し風変わりなベルは空想することと本が大好きでした。お父さんと2人暮らしで、ベルはお父さんのことも大好きでした。
お父さんはモーリスといって、発明家でした。ヘンテコな発明をするモーリスとベルは変わり者親子と村の人たちから見られていました。そんなベルに求婚してくるガストンという男性がいました。ガストンは村では人気者でしたが、ベルは自惚れ屋のガストンが好きになれません。
ある日モーリスは発明を見せる会に出かけるため、馬のフィリップに乗って森に出かけました。しかし道中でオオカミに襲われてしまい、馬とはぐれてしまいます。命からがら逃げたモーリスは魔法にかけられた城にたどり着きます。
モーリスは人気のない城に向かってどうか一晩泊めてくださいと叫びました。魔法にかけられた召使いたちは久々の来客者であるモーリスをもてなしますが、野獣は勝手に入ってきたモーリスに怒り、牢屋に入れてしまいます。お父さんが帰ってこないことを心配していたベルは馬のフィリップがお父さんを乗せずに帰ってきたのに驚きます。
そしてお父さんに何かあったと確信し、馬のフィリップに乗って城を訪ねました。するとそこには牢屋で打ちひしがれているお父さんの姿がありました。ベルはお父さんを牢屋から出してと訴えますが、野獣は聞き入れてくれません。
そこでベルは自分がお父さんの代わりにこの城に残ることを条件にお父さんを解放してくれと頼みます。召使いたちもその条件をのむことを進め、野獣は仕方なくその条件を受け入れることにしました。モーリスは娘が捕らえられることに憤慨しましたが、強制的に村に帰されてしまいました。
アニメ美女と野獣のあらすじ|城の中での生活
城の中で落ち込むベル。そんなベルを召使いたちは励まそうと懸命にもてなします。ポット夫人やティーカップのチップ、蝋燭のルミエール、置き時計のコグスワークなどが歌って踊ってベルを楽しませ、ベルにも次第に笑顔が見られるようになります。
そしてお城の生活に慣れようと努めます。しかし、野獣の部屋に入ってしまったベルに野獣が怒りベルはその凶暴さに耐えられなくなって城を飛び出します。城を飛び出したものの森の中でオオカミの群れに出くわしてしまいます。絶体絶命のベルでしたが、そこにる現れたのは野獣でした。
野獣は懸命にベルを守り、2人で城に帰ります。ベルは傷ついた野獣を優しく手当しました。そのことをきっかけにベルは野獣に優しさを感じるようになりました。野獣も自分のことを偏見の目を持たずに真っ直ぐ見てくれるベルに惹かれ始めます。
それから2人は徐々に心の距離を縮めていきます。一緒にご飯を食べるようになり、一緒に庭を散歩をするようになり、そしてある日野獣はベルに部屋いっぱいの本をプレゼントしました。
そんな野獣にベルも惹かれ始めます。召使いたちの進めで、2人だけの舞踏会も開きます。ドレスアップをして素敵な音楽とともに、素敵な時間を過ごすのでした。
しかし、幸せな時間も束の間、危機が迫っているのでした…。
以上、アニメ映画『美女と野獣』のあらすじでした。
美女と野獣のネタバレ含む感想評価とみんなの口コミ評判レビュー
(以下、アニメ映画『美女と野獣』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
ネタバレ注意!美女と野獣の感想評価|映像が美しく、世界に引き込まれる名作
ディズニーのアニメ映画は映像が美しく、本当の世界のように引き込まれます。美女と野獣では特に2人の舞踏会のシーンが忘れられません。2人の惹かれ合う表情がとてもリアルで、そして周りの風景もキラキラしていました。
この映画はキャラクターがすごく特徴的です。ベルも素敵な魅力ある女性ですが、なんといっても野獣のキャラクターが素晴らしいです。醜い姿をしているのですが、どこか可愛らしく愛さずにはいられないキャラクターです。ベルに対しての優しさに心がときめきました。
アニメーションであるにもかかわらず、どんどんと表情が柔らかくなっていく様子が伝わってきました。そして召使いたちのキャラクターもたのもしく、映画をより一層盛り上げていたように思います。
またこの映画の素晴らしかった点は音楽です。歌って踊るミュージカルのような構成になっており、場面場面を素敵な音楽が盛り上げてくれました。やはり舞踏会のシーンの音楽が最高で、聞いているだけで見つめ合う2人を思い出してしまいます。美女と野獣の代名詞とも言える曲です。
ストーリーもディズニーの映画らしく、ハッピーエンドで終わり幸せな気持ちになれました。そして愛の力の素晴らしさがしっかりと伝わってきた映画でした。
ネタバレ注意!みんなの口コミ評判レビューまとめ
★★★★★星5
美女と野獣はフランスの民話をもとにディズニーがリメイクした作品です。
私のおすすめのポイントは、映画全体がミュージカルのように音楽と共に展開されていくところです。一度聴いただけで耳に残る音楽が多く、それが映画のシーンと組み合わさってより物語に引き込まれます。私が1番好きなシーンは、ガストン率いる村の人たちが野獣の城に攻め込むところです。かなりマイナーかもしれませんが、最初は小さめだった音楽がだんだん大きく激しくなり、それにつれて村人たちの顔も険しくなっていく、そんなところが思い込みによる怒りの矛先みたいな恐ろしさを表現しているようでとても心に刺さりました。
そのほかにも、ダンスをするシーンや、ベルと野獣の心の変化などなど、物語の重要な要所が音楽によって引き立てられています。この映像と音楽の融合がたまらない映画です。
20代女性
★★★★☆星4
ビューティアンドビーストという題目通り、美女と野獣の物語です。本が大好きなベルは性格も明るくて、家族想いで、人気者。そんな彼女の父親がある日、城に侵入して監禁されてしまいます。そんな父親かわりに城に入ることになったベルですが、そこでも食器やタンスと魔法で変身させられた登場人物との交流を深めていきます。この映画のいいところはまずは耳に残る素晴らしい音楽めす。小さい頃に聞いてから未だに耳に残ります。あとは見た目じゃない、真っ直ぐな自分の意見を持つことの大切さも学ぶことができました。最終的に野獣にキスをして、魔法が解かれる最後の場面では、人を愛することの大事さもしみじみと感じずにはいられません。父綾も愛し、野獣も愛し、清き心を持ったバラのようにぬりたいと幼き頃に思ったものです。
30代男性
★★★★★星5
子どもの頃、大嫌いな予防接種の注射を我慢出来たら、その帰り道にレンタルビデオ屋で何か一つ好きな映画のビデオをレンタルしていいというご褒美がありました。私は毎回「美女と野獣」を選ぶため、とうとう両親がクリスマスプレゼントに新品のVHSをくれたことがとても幸せな思い出です。
ディズニーアニメの美女と野獣はオープニングの「朝の風景」から本当にワクワクします!私の中ではベストオブオープニングはこの映画と「ラ・ラ・ランド」の二つです!フランスの小さな田舎町の忙しない朝の風景描写を主人公のベルが歌うのですが、好奇心旺盛で夢見がちな彼女と窮屈な街の対比があの一曲でとても伝わってくるのです。また、実写版には出てこなかった「人間に戻りたい」という曲のシーンも好きで、お城の住人たちが城中を掃除する画が出てくるのですが、大広間をモップたちがくるくると踊るシーンが本当にきれいです!そして、初めは反発しあっていた野獣とベルの歩み寄りは、女性なら誰もが好きな恋愛映画の王道パターンではないでしょうか。不器用だけども本当は優しくて愛情深い人だということを見抜いたベルが素敵です。いつ見てもワクワク、そしてキュンキュンする大好きで大切な映画です。
20代女性
★★★★★星5
映画『美女と野獣(1991)』は、アニメーションながらとても素敵なラブストーリー。私がディズニーのアニメーション映画にランキングをつけるなら、ダントツトップの映画です。
2014年と2017年に実写化されています。2017年は、エマ・ワトソンが主演で話題にもなりました。正直、大好きなアニメーションの世界観を崩されそうで、実写化はして欲しくないと思っていましたが、2017年のほうは悪くない作品でした。それでも『美女と野獣』は、アニメーション版がベストだと思っています。
ベルの心の清らかさと、それに引き込まれるように野獣がどんどん変わっていくのが素敵です。セリフの延長のような曲にのせて、2人が打ち解けあっていくシーンは、何度みてもキュンとします。
お城の住人たちも、それぞれ独特でとても愛らしいです。魔法がかかった姿が、個性を象徴しているようで、魔法が解けた姿にも納得してしまいます。特に、チップの言動には、思わず口元が綻びます。
何度みても、満足感が味わえる作品だと思います。
30代女性
★★★★★星5
1991年に公開されたディズニーアニメ作品の美女と野獣。美しいアニメーションと耳馴染みの良いナンバーで物語が綴られるミュージカル作品です。近年、エマ・ワトソン主演により実写化されたことにより再注目を浴びた作品です。
ディズニー作品は数多くありますが、その中でも私が一番好きな作品がこちらの美女と野獣です。アニメーション作品でありながら大人の心にも訴えかける愛が沢山描かれています。薔薇を勝手に摘んだことにより、野獣の城に閉じ込めらた父のモーリスを助けようと身代わりになる娘ベル。序盤から親子の愛に感動します。
自らもポットやロウソク台に姿を変えられながらも、恨むことなく健気に野獣の人間的成長を見守るお城の者たちから野獣に向けられた慈しみの愛。そしてベルに恋し、宿敵ガストンと身を呈して戦う野獣。ベルと野獣が育む愛にも感動させられます。
粗暴だった野獣がベルに恋することで段々と優しい気持ちを取り戻していく描写がとても細やかで共感できる作品です。ステイホームが叫ばれる今、子どもたちと一緒に大人も楽しめる美女と野獣、とてもおすすめの作品です。
20代女性
以上、映画『美女と野獣』のネタバレ含む感想や口コミでした。
美女と野獣のキャラクター一覧
ベル
引用元:ディズニー公式サイト
空想や本を読むことが大好きな美しい娘。
映画内でベルの年齢の話は一切ないものの日本の劇場公開時では18歳と記載されていたが現在は15歳と紹介されることが多いです。
原語版声優:ペイジ・オハラ
吹き替え声優:伊藤恵里
野獣
引用元:公式サイト
わがまま放題だった11歳の王子。
罰で野獣に変えられてしまいます。劇中での設定は20歳となるようです。
また劇中で名前を呼ばれることなどはありませんが、ミュージカルやゲームでは「アダム」という名前で登場しています。
原語版声優:ロビー・ベンソン
吹き替え声優:山寺宏一
ポット夫人
引用元:公式サイト
ポット夫人・チップ|ティーポットとカップに変えられてしまった親子。元々はお城の料理番でした。
ポット夫人の原語版声優:アンジェラ・ラズベリー
ポット夫人の吹き替え声優:福田公子
チップの原語版声優:ブラッドリー・ピアース
チップの吹き替え声優:山口淳史
コグスワース
魔法によって時計に変えられてしまった執事。
フランス語版の映画では名前がビッグ・ベンとなっています。
またミュージカルシーンでは呪いが解けたら執事を引退したいとも言っていますが、続編となっている『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』ではちゃんと執事を続けています。
原語版声優:デヴィッド・オグデン・スティアーズ
吹き替え声優:熊倉一雄
ルミエール
給仕頭だったが魔法によって蝋燭に変えられてしまった。
陽気な性格でフェザーダスターの恋人でもあります。
原語版声優:ジェリー・オーバック
吹き替え声優:江原正士
ガストン
アニメ映画『美女と野獣』での悪役。
城から落ちて命を落としてしまう最後を迎えます。
しかし、ガストンの最後は、別にもう2つあります。
1つは城から落ちた後はまだ生きていて最後はオオカミの餌食になってしまうラスト。これは残酷だった為カットされたそうです。
もう1つが遺体を墓に埋めるというシーンがあるそうで、これは今でも一部のメディアで視聴できるそうです。
原語版声優:リチャード・ホワイト
吹き替え声優:松本宰二
美女と野獣の主題歌はアカデミー賞も受賞
主題歌は「美女と野獣(beauty and the beast)」です。
この曲は第64アカデミー賞でも最優秀主題歌賞を受賞しました。
まさに名曲で出だしから惹き込まれる曲ですね。
管理人
セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンの2人が歌うテーマ曲ともなっています。
が、この2人が歌う「美女と野獣(beauty and the beast)」が流れるのはエンディングになっております。
実は「美女と野獣(beauty and the beast)」は挿入歌verとエンディングverの2種類あるのです。
挿入歌verはベルト野獣がダンスをする舞踏会で流れます。歌っているのは美女と野獣と2人を見守っているポット夫人。
ちなみに日本語吹き替えverだと声優と歌っている人が別になっているキャラクターも何人かいてポット夫人の吹き替えをしている福田公子もそれに当たります。
挿入歌の「美女と野獣(beauty and the beast)」ではポット夫人の歌は担当声優の福田公子ではなく歌手のポプラが歌っています。
美女と野獣の原作との違いはベルの家族関係!その後のベルと王子様がやばい
美女と野獣の原作との違い:家族があまりにも酷かった…。
まず映画ではベルはひとりっ子ですが、原作では3人の兄と2人の姉がいます。
2人の姉は贅沢と権力が大好きで、自分たちより美しいベルに嫉妬しています。
そして、お父さんの仕事も違い、映画では発明家ですが、原作では商人です。
原作ではお父さんが商売に失敗して、財産を失い田舎に引っ越すことになります。
ベルは田舎での暮らしに文句も言わず、むしろそこでの暮らしを楽しみます。
しかし、姉たちは文句ばかりで贅沢をやめません。
兄たちとお父さん、そしてベルは必死に働きます。
ある日、父親は自分の商品を乗せた船が港に着いたというので街に出掛けます。
そのついでに欲しいものはあるかと聞かれたベルは、一輪のバラが欲しいと頼みます。
しかし、その商品が原因で、お父さんは訴えられてしまい無一文に拍車がかかります。
失意のままに彷徨っていたところ森の中で迷ってしまいます。そこで野獣のいる城に迷い込むのです。
管理人
ベルとの約束を思い出したお父さんは、野獣の大切にしているバラの花を折ってしまいます。
このように、原作とは家族構成やお父さんが城に行き着いたいきさつ、そしてバラの花を折った理由などの違いがあります。
美女と野獣のその後について!アニメ映画では描けない描写も…。
原作では、愛の力で魔法がとけた後、2人が屋敷に入ると王子を醜い姿に変えた老仙女とベルの家族がいます。
老仙女は美しさや知性よりも美徳を選んだベルに褒美を与え、王妃とします。
贅沢と権力しか考えていない2人の姉を生きたまま石像にしてしまいます。
心の醜さが治れば元の姿に戻れるけれど、それまでは館の入口に立って妹の幸せを見守りなさいと言います。
ベルは王子のいた王国に移り住み、結婚します。2人はその国を平和に治め、末長く幸せに暮らすという結末で幕を閉じます。
管理人
短編アニメの美女と野獣は呪いをかけられ野獣になった王子を心優しいベルが調教するラブストーリーになっています。
続編として書かれていますが、それは元に戻った王子とベルの物語ではなく、野獣とベルの映画では描かれていなかった中盤の内容の物語になっています。
野獣とベルのほほえましいやり取りや家具たちの秘密の日常を楽しめる内容になっています。
「ベルの素敵なプレゼント」と「ベルのファンタジーワールド」の2作があります。
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