『ドクター・ストレンジ』で師匠エンシェントワンがなぜ負けたのか理由は2つ。モルドのその後、見る順番、時系列まとめ。
2017年1月27日、日本公開の映画『ドクター・ストレンジ』。
アベンジャーズのメンバーの中でも欠かせないキャラクターとなったドクターストレンジの初の単体作品です。
MCU作品としては14番目に辺り、2022年には続編となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』も公開されました。
映画『ドクターストレンジ』の口コミ評判レビューには、
- テンポが早くてあっという間に終わった
- 他のマーベル作品を見ていなくても楽しめる
- CGの映像効果がすごい映画
- 建物がぐにゃぐにゃする感じも斬新で面白かった
- 映像技術が魔術を美しく表現できてる
- 次回作の為にエンドロールまで見るのは必須
- 敵の魔術師と戦うシーンが圧巻だった
- 今後に繋がるシーンも多くマーベルファンなら必見の作品
という声が多数集まっています。
目次
師匠はエンシェントワン解説|なぜ負けた?
師匠・エンシェントワンは闇の魔力を使っていた
映画『ドクター・ストレンジ』で主人公スティーブン・ストレンジの魔術の師匠として登場するのが、マスターズ・オブ・ミスティック・アーツのリーダーとして多くの魔術師を率いる個性派女優ティルダ・スウィントン演じるエンシェント・ワンです。
女性でありながら髪を剃ったスキンヘッドが印象的な謎めいたエンシェントワンについて解説していきたいと思います。
エンシェントワンは至高の魔術師、つまり一番の実力者の称号であるソーサラースプリームとして知られており、年齢はなんと700歳を超えています。
圧倒的な力によって、長きに渡って地球を守って来たエンシェントワンですが、実は弟子たちには内緒で暗黒次元=ダークディメンションにアクセスし、闇の魔力を得ることによって数百年の時を生きていました。
彼女が闇の魔力を得ていたのは、決して、自分の私利私欲のためではなく、新しいソーサラースプリームが現れるまでの間、前述したように地球を別次元の脅威から守ためだったわけですが、弟子たちはその真意が理解できず、カエシリウスは裏切って暗黒次元の支配者であるドルマムゥに寝返り、忠実であったモルドもショックを受けて、香港でストレンジ、ウォンとともに戦い、地球を守った後に彼らと決別することとなってしまいます。
そんなエンシェントワンのモットーは、「時には大義のために掟を破らなければならないこともある」であり、そのモットー通りに地球を守るために暗黒次元の力を利用していたわけですが、生真面目であるため柔軟な考えが出来ないモルドには理解が出来なかったのだと思います。
しかし、ストレンジは柔軟な考えでエンシェントワンの真意を理解し、彼女のモットーを受け継ぐかのようにアガモットの目を使い、禁忌とされていた時間を操る魔術を使いこなして、ドルマムゥから地球を守ることに成功したのでした。
エンシェントワンはなぜ負けてしまったのか理由は2つあると考察
凄まじい力を持つソーサラースプリームであるにも関わらず、なぜエンシェントワンは負けてしまったのでしょうか?
その理由は2ありますので、紹介していきたいと思います。
①暗黒次元の力を利用していたことが明かされ、動揺してしまった
カエシリウスとの戦いの際に、エンシェントワンの額に赤い刻印が浮かび上がり、暗黒次元の力を利用していたことが明らかになってしまいます。
その様子を弟子であるモルドやストレンジに見られてしまったことから動揺してしまい、一瞬の隙をカエシリウスに突かれてしまったからだと考察できます。
②新たなソーサラースプリームの登場により、死ぬ運命にあった
エンシェントワンは新たなソーサラースプリームが出現するまでの間、地球を守ろうと全力を尽くしていたわけですが、新たなソーサラースプリームであるストレンジが現れたことにより、その役目を果たし、死ぬ運命にあったのではないかと考察できます。
もしかすれば、彼女はストレンジがカマータージに現れた時から、自分の最後を悟っていたのかもしれません。
エンシェントワンは原作でも死亡している
実は、エンシェントワンは原作コミックでも死亡しています。
原作では、彼の内面に封じ込められていた邪悪な存在「シャマガラス」が解放されそうになった際、それを止めるために自ら命を絶つという壮絶な最期を迎えています。
映画とは死の理由や経緯が異なりますが、「新たなソーサラースプリーム(ストレンジ)に役目を託して命を終える」という大筋の流れは、原作とMCU双方で共通しています。
つまり、エンシェントワンの死は偶然ではなく、「次代へ託すための必然」だったとも言えるのです。
モルドのその後。続編『マルチバース・オブ・マッドネス』に再登場
彷徨っていたストレンジをカマータージへと招き、彼の実質的な兄弟子として登場するのがキウェルテル・イジョフォー演じるカール・モルドです。
モルドは、リーダーのエンシェントワンを信頼し、世界を暗黒次元へと引きずり込もうという野望を持つカエシリウスに立ち向かっていきますが、戦いの中でエンシェントワンがダークディメンションによる禁じられた闇の魔力を使用していたことが分かり、深く失望してしまい、エンシェントワン、そしてドクターストレンジと決別することとなってしまいます。
そんなモルドはその後、どうなってしまったのでしょうか?実は、続編である「マルチバースオブマッドネス」での再登場します。
管理人
マルチバースであるアース838のモルドは、助けを求めたストレンジたちに友好的な態度を示しますが、実はこれは罠であり、アース838のストレンジがサノスを倒すために闇の魔術書であるダークホールドを利用していたことから危険視し、ストレンジを捕らえます。
そして、アース838のアベンジャーズ的存在であるイルミナティに彼の処遇について議論させるという展開になります。
ただ、これはマルチバースでのモルドであるため、元の世界のモルドがどういう生活を送っているのかについては明らかになってはいません。
方向性の違いから、いずれはストレンジの敵として現れることもあるかもしれません。
今後の続編の展開にきたいしたいところです。
ドクター・ストレンジを楽しむ見る順番とは?時系列解説
まずは単独でも楽しめる1作目から
『ドクター・ストレンジ』(2016年)は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における第14作目にあたりますが、映画『ドクター・ストレンジ』単体でも十分に楽しめる作品となっています。
そのため、これから初めてドクター・ストレンジを観る方も、予備知識なしで鑑賞可能です。
ただし、続編や関連作品では、MCU内の他のキャラクターとの関係や出来事が深く絡んでくるため、より深く楽しみたい方は公開順や関連作品の流れを把握しておくと理解がスムーズです。
以下では、初登場から最新作までの登場順と、それぞれの見どころをご紹介します。
『ドクター・ストレンジ』(2016年)
MCU第14作目にして、ストレンジの初登場作品。
天才外科医スティーヴン・ストレンジは事故で両手の機能を失い、絶望の中でカマー・タージを訪れます。
エンシェント・ワンとの出会いにより、彼は魔術師として生まれ変わっていきます。
※この作品は単独で完結しているため、シリーズ未視聴の方でも問題なく楽しめます。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)
MCU第17作。
映画『ドクター・ストレンジ』では、ストレンジがアスガルドの王オーディンの保護に関与する形で登場。
前作よりも魔術師として成長した姿が見られます。
出番は短めですが、ストレンジの変化と世界観の広がりを感じられる補足的な作品です。
関連記事▶︎『マイティ・ソー バトルロイヤル』のひどいと言われる理由は2つ!ハルクがなぜ星にいたのかなど徹底解説!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
MCU第19作。
サノスによる“インフィニティストーン”収集とデシメーション(生命の半減)に立ち向かうアベンジャーズにストレンジも合流。
タイムストーンの持ち主として重要な役割を果たします。
惑星タイタンでの戦いの末、ストレンジは未来を見た上であえてタイムストーンを渡し、自らも消滅します。
この決断は続く物語の鍵となります。
関連記事▶︎『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の見る前に予習したい内容と作品を解説!最後に消えた理由なども
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
MCU第22作。
タイムトラベル作戦により、2012年のエンシェント・ワンが登場。
ストレンジ本人は終盤で復活し、サノスとの最終決戦に加わります。
彼の「一つだけの勝利の未来」はここで結実します。
関連記事▶︎『アベンジャーズ/エンドゲーム』がひどいと言われる理由4つ!死亡キャラクターについても解説
『ワンダヴィジョン』(2021年/Disney+ドラマ)
映画『ドクター・ストレンジ』にストレンジは登場しませんが、続編『マルチバース・オブ・マッドネス』に深く関わるワンダ(スカーレット・ウィッチ)の心の変化と力の覚醒が描かれます。
ビジョンを失った彼女の苦悩と、その末に得た力は、次のストレンジ作品に直結します。
『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)
MCUフェーズ4の一作。
ピーター・パーカーの依頼で記憶を改変する魔術を試みるストレンジですが、呪文の失敗によりマルチバースの扉が開いてしまいます。
他世界のスパイダーマンの敵たちが出現する混乱の中、ストレンジの力の大きさと限界が描かれます。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)
ストレンジの単独続編。
マルチバースを巡る混乱の中、ワンダがスカーレット・ウィッチとして敵対し、ストレンジの前に立ちはだかります。
ディズニードラマやノー・ウェイ・ホームとの繋がりが強く、前作を踏まえることで物語の重みがより感じられる構成です。
続編を最大限楽しむために観ておきたい作品
- 単体で観られる作品:『ドクター・ストレンジ』(2016年)
- 物語を深めるための関連作:『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』『ワンダヴィジョン』『ノー・ウェイ・ホーム』
- 続編を最大限に楽しむために必見:『ワンダヴィジョン』『ノー・ウェイ・ホーム』
ドクターストレンジの強さ・能力について解説考察
ドクター・ストレンジは魔術を駆使するスーパーヒーローです。
魔法を呪文で操る彼は、他のMCU作品の体術や能力を特化して戦うスーパーヒーローとは異なる戦闘をします。
それでは、ドクター・ストレンジの強さはMCU作品内ではどの程度にあたるのか考察してきます。
管理人
まず、魔術師としてのドクター・ストレンジですが、魔術師の総本山「カーマ・タージ」に来た当初は、他の人間と変わりませんでした。
魔術を全く使用できない何もない状態から修業が始まり、その後持ち前の努力家な一面と、呑み込みの早さで書庫に通いありとあらゆる魔術の呪文を学びました。
エンシェント・ワンからの荒療治であるエベレストへ取り残された際も、無事に空間移動する移転魔法を使用して脱出に成功し、魔術師として才能を開花させていきます。
その後エンシェント・ワンから“アガモットの眼”を継承します。
タイムストーンの力を得たことから、時間を自由自在に操ることが出来、未来予知の能力が使えるようになりました。
また、魔術師としても至高の魔術師(ソー・サラー・スプリーム)としての称号を得ているため、文字通り人類史上最強の魔術師となっています。
他にも、魔法のマントを身に着けており空を飛べる能力もあります。
そして敵の目を欺く分身の術や、指で円を描きエネルギー・シールドを作ることで、敵からの攻撃から身を守る防御の術も使用できます。
攻撃、防御、さらに医者でもあったことから、知性も備わっているドクター・ストレンジの強さは、アベンジャーズ内でも屈指の強さと言えるのではないでしょうか。
管理人
『ドクター・ストレンジ』のあらすじ
(以下、映画『ドクター・ストレンジ』のあらすじです。)
『ドクター・ストレンジ』のあらすじ|事故に遭い、外科医としての道を絶たれてしまうストレンジ
主人公のスティーブン・ストレンジは天才外科医として日々患者の治療に励んでいました。
この日は、頭蓋骨に銃弾が当たり、脳死状態と判断された患者について同僚のパーマーにお願いされ、銃弾を摘出する難しい手術を難なくこなすなどその技術は高く評価されていました。
しかし、その日の夜、自らの運転で学会に向かう途中に激しい事故に遭ってしまい、幸い一命は取り留めたものの、発見が遅れてしまったために両手を自由に動かすことが出来なくなってしまいます。
外科医として再起を図るために様々な治療を行うストレンジでしたが、回復に向かうことはなく、遂に私財は尽きてしまったことから自暴自棄になってしまい、良き理解者であったパーマーも彼の元を去ってしまいます。
そんな状況の中、リハビリを担当している療法士から下半身不随になったにも関わらず、1年後に歩けるようになったというハングボーンという男の存在を聞き、彼の元を訪れます。
下半身不随が嘘のようにバスケットボールを楽しむハングボーンはネパールの街カトマンズにあるカマータージという場所で師匠により意識を高めたことが回復の理由と聞いたストレンジは藁にもすがる思いでカトマンズへと向かいます。
『ドクター・ストレンジ』のあらすじ|エンシェントワンに弟子入りし、不思議な魔術を手に入れるストレンジ
カトマンズを彷徨っていたストレンジは暴漢に襲われそうになりますが、黒いフードを被った怪しげな男モルドに救われ、彼に導かれるがままカマータージへと辿り着きます。
彼の師匠であるエンシェントワンから魔術について聞かされたストレンジは半信半疑でしたが、マルチバースの世界へ誘われたことからその力に驚嘆し、弟子入りを志願します。
エンシェントワンはストレンジの傲慢さが自分を裏切り、暗黒次元を支配するドルマムゥに寝返ったカエシリウスと重なり弟子にすることについて懐疑的でしたが、モルドの説得により、翌日からストレンジは厳しい修行を受けることとなります。
順調に修行を重ねていたストレンジは門番であるウォンから書庫に封印されたカリオストロの書という暗黒次元や禁じられた魔術について記された本について聞かされ、カヱシリウスが書物の一部を盗み出し、暗黒次元とつながっていたことが明らかとなります。
ストレンジはウォンの目を盗み、書に記された時間を操る禁じられた魔術の取得に成功します。
そんな中、ロンドン、ニューヨーク、香港にある聖域を守るゲート=サンクタムゲートが開き、カエシリウスたちが襲来し、ストレンジは致命的なダメージを受けますが、なんとか務めていた病院に移動し、パーマーの協力によって回復、カエシリウスの手下を倒すことに成功します。
『ドクター・ストレンジ』のあらすじ|暗黒次元から世界を救うために立ち向かうストレンジ
続いてカエシリウスたちは世界を暗黒次元に取り込もうとニューヨークに現れ、ストレンジとモルドが立ち向かいますが、凄まじい力に防戦一方でした。
エンシェントワンが応戦し、その際に赤い刻印が額に浮かび上がり、彼女が暗黒次元の力を借りていたことが明らかとなります。
カエシリウスからの攻撃により、致命的なダメージを追ったエンシェントワンは死ぬ間際にドルマムゥに立ち向かうために仕方なく暗黒次元の力を借りていたことを告白します。
ニューヨーク、ロンドンのサンクタムゲートが破壊され、カエシリウスたちは最後の聖域がある香港を狙っていました。
ストレンジはエンシェントワンの言葉を受けて自分のためではなく、世界のために戦うことを決意し、エンシェントワンが暗黒次元の力を借りていたことに強いショックを受けモルドを説得、ウォンも含めた三人で香港にてカエシリウスたちを迎え撃つのでした。
果たして、ストレンジは世界を救うことが出来るのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
『ドクター・ストレンジ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
感想評価(※ネタバレ有)|不思議な魔術を操る主人公ドクターストレンジの活躍を描いた大ヒット作
映画『ドクター・ストレンジ』は、MARVELの人気キャラクター“ドクターストレンジ”を実写映画化した作品となっており、MARVELシネマティックユニバースの第14作品目の作品となっています。
演技派俳優として名高い人気ドラマ『シャーロック』などで知られるイギリス出身の俳優ベネディクト・カンバーバッチが主演を務め、不思議な魔術の世界へと足を踏み入れていく元天才外科医の主人公スティーヴン・ストレンジの姿を描いた作品となっており、全世界で興行収入6億ドルを超える大ヒットを記録しました。
暗黒次元という邪悪な暗黒の空間へと世界を引きずり込もうとする映画『ドクター・ストレンジ』のヴィランであるドルマムゥ、そしてカエシリウスたちと主人公のストレンジ、師匠にあたるエンシェントワンが立ち向かっていくというストーリーですが、ストレンジたちが使う魔術は多元宇宙=マルチバースの力を利用しているという設定になっています。
そのためマルチバースを表現するために建造物や風景が変幻自在に曲がる不思議な映像や平衡感覚がとれなくなり、まるで重力から解放されているような映像が最新の技術によって表現されており、唯一無二のエキサイディングな映像体験を楽しむことが出来ます。
また、他の次元を開くために使用するスリングリングやストレンジにとって必要不可欠なアイテムとなる浮遊マント、禁忌となる時間を操る魔術の際に使用されるアガモットの目など独自の世界観が詰まったSF映画好きにはたまらないアイテムの数々にも心惹かれます。
そんな独特の世界観と映像だけでなく、自身の才能を過信し、自分のことばかり考える高慢な性格であったストレンジがエンシェントワンたちとの出会いを通じて世界を救うヒーローとして成長していく姿もしっかりと描かれており、正統派のヒーロー映画としても楽しむことができる作品となっています。
エンシェントワンの死という悲劇の後に香港で、カエシリウスたちとの最後の戦いに挑むストレンジたちが終盤では描かれますが、ドルマムゥによって殺されたストレンジがアガモットの目を使って何度も時間を元に戻し、遂に根負けしたドルマムゥが地球を開放するという実にユニークな倒し方で世界を救うという展開も秀逸でありきたりなヒーロー映画に飽き飽きしているという方にはぴったりの作品になっていると思いますので、これまでのMARVEL作品とは一風変わった作品が観たいという方には特にオススメです。
『ドクター・ストレンジ』のみんなの口コミ評判レビュー
『ドクター・ストレンジ』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「知名度が世界的に高まったあたりの時期のカンバーバッチ出演作としては異例なジャンル」「今後の展開も含めて見ると非常に楽しめる映画」「続編に繋がる結末でしたので、次回作観るには要必見」「幅広い世代に受ける作品だと思う」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
天才的な外科の腕を持つストレンジが、両手の大怪我という事故によって一気にどん底に落とされて行きます。
あの傲慢だった彼がこれからどうなってしまうのか!と一気に引き込まれて行きました。
その今までの名声を諦めきれずもがき苦しむ様子は、彼を照らす栄光の光が今までとても強かった事が読み取れます。
それと共にその問題の解決へと必死に突き進むストレンジに、最初の傲慢な嫌な感じから徐々に応援する気持ちで観ていけました。
そしてネパールでの修行は、魔術師のワンの登場で、どんどん不思議な世界観となっていくのはとても興味深く観られ良かったです。
その中で、敵の魔術師と戦うシーンが圧巻でしたし、ニューヨーク・カトマンズ・香港などと場所も移動していくのが面白かったです。
50代女性
★★★★★星5
MARVEL好きとして欠かさず観てきた中で、ドクター・ストレンジはかなり上位に入る面白さでした。
ドクターであることに誇りを持っている人物。頭が良いはずなのに、どこかおっちょこちょいで天然なキャラクターが魅力的です。着けている時計がすごくかっこいいです。
映画『ドクター・ストレンジ』でさらにストーンの存在が際立ってきました。これを観ないと今後の作品に影響します!
カエシリウスとの闘いの映像も今までを周到しているほどの出来です。世界観が他のmarvelとは違うので、新鮮な気持ちで観れるかと思います。
最後の闘いのドルマムウの倒し方は、さすが天才だなと思わせる闘いでした。他のヒーローだと相性悪くて負け確定ですね。
モルドが闇落ちする結末でしたので、次回作観るには要必見です。
30代男性
★★★★★星5
MARVEL作品は大好きで全て見ています。
ドクターストレンジはお医者さんが主人公ではありますが、あまり医者の要素はなくて全く別物のヒーローとしてみる方が良いです。
他のヒーローのように先天的にパワーがあったりするのでは無く、自らの努力でパワーを身につけて行く過程が面白くて努力すれば報われるんだなというのを実感しました。
ストーリーも難しい訳では無いですが、悪者なのかいい人なのか少しぼんやりするような人は正直居ました。
途中の戦闘シーンで建物が大きく動いたり、縦が横に、横が縦に、と激しく映像が動くところがあります。
あまりにも移動が激しすぎて、乗り物酔いしたような感じになったので、あのシーンだけはもう見たくないかもです。
今後のMARVELにもたくさん出演して欠かせないキャラクターなので、ぜひ細かいところまで見て欲しいです。
30代女性
★★★★☆星4
マーベル作品はアベンジャーズ1から過去作品も含めて追いかけていたので、ドクターストレンジを見るのも自然な流れでした。
マーベルシリーズの中でも、戦うや乗り物などのアクションだけでは無く錯覚をさせられる様な仕掛けも多くあるので見応えは充分にあり楽しむ事が出来ます。
また映画中には今後に繋がるシーンも多く、この時なこれはこれだったのか、などもう一度見返したくなる様な場面も多々あります。
シリーズを通して見た後でもまだ見れる、考えられて作られている良い映画なんだなと感じました。
クライマックスから終わりにかけて、ボスの倒し方はぜひ見てもらいたい部分です。そんなやり方が…と思わされました。
人と人とのストーリーや、シリーズとしての話し、今後の展開も含めて見ると非常に楽しめる映画かなと思っています。
30代男性
★★★★★星5
マーベルヒーローシリーズが大好きで色々観てきましたが、そのシリーズの中でもとにかく映像が衝撃的で映画館で観て本当に良かったと思えた作品でした。
映画館で観ていた時若干酔ってしまったほどです。
ストーリーとしては、名医だったドクターストレンジの大きな挫折と苦悩から始まりそこから成長していくというよくある内容です。
しかし、それ以上に戦い方や映像が予想を超えるクオリティだったことと、マーベルヒーローなのにカンバーバッジ…という新しいキャラ的な感じ。
それらによって、とても新鮮な気持ちで観ることができワクワクしました。
最後強敵と戦うまでは、とてもしっかり構成されている感じがして笑いもありとてもおもしろかったのです。
しかし、なんだか最後が尻つぼみというか、ボスキャラの印象が弱かったように思います。
観てしばらく月日がたって思い出そうとしたころ「あれ?最後どんな感じでおわったっけ?」という感じになりました。
30代女性
★★★★★星5
ドクター・ストレンジは医者でありながら、魔術を使う異色のヒーローです。杖をふって呪文を唱えるやつじゃなく、魔法陣を描いて力を放つやつです。
魔術を駆使したシーンは迫力があり、とてもカッコよく夢中になって見てました。
また、想像以上にコミカルでクスッと笑えるところも多くあります。同じマーベル映画の中だと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ぐらいコメディ色が強めです。
ドクター・ストレンジを演じるのは“ベネディクト・カンバーバッチ”です。
クールですでに人気の高い俳優ですが、映画『ドクター・ストレンジ』のストレンジ役もぴったり合っており、カッコよくファンになりました。
子どもにも観せやすいと思います。幅広い世代に受ける作品だと思います。
20代女性
★★★★☆星4
時間と制作費がふんだんにかけて作られた贅沢感があります。アクションの表現が細部までこだわりがあり、見ているほうがはらはらして緊張感がありました。
ロケ地もさまざまなところで行われており、世界のいろいろな場所が登場しますので、旅行が好きな方は元ネタがわかるのでそういった見方もできると思います。
マーベル作品は全部見ないといけないような先入観がありますが、この作品単体で見てもストーリーが構成されています。
より具体的なマーベルの世界を知りたいと思わされるようなつくりになっているなと思います。そこはうまく誘導ができていると思いました。
主演はベネディクトカンバーバッチさんで、もともと味のある俳優さんだと思っていました。
ドクター・ストレンジの役柄を演じる中ですごいと思ったのは、テンションの上がったり下がったりの表現の仕方でした。
あまりテンションが変わらない気質を演じている部分はあります。
しかし、その中でもテンションが上がっているときオペをしているときや戦闘など自分が能動的に興味を持ってやっているときはなんだかテンションが高いのです。
冷静な中での表現なのでそこは大変だったかと思いますが、そういう部分も面白かったです。
40代女性
★★★★☆星4
正直『ドクターストレンジ』の映画には興味はありませんでした。
主人公の俳優が違う映画で難しい役柄をしていたことから、難しい考えないと行けない映画に出演する俳優なんだと勝手に思っていた為です。
しかし、たまたまマーベル作品を観る上の流で、観ておかないと登場人物の意味が分からなくなると聞きその流れから観ることになりました。
結論から言うと予想に反した結果となりました。マーベル作品には無くてはならない登場人物ですし、見入ってしまいました。
カタブツな医者で、自分の病気を治す為に訪れた中国武術の集団の棲家と思われる屋敷。
断られても屋敷の前で粘る姿、理解した中国武術のリーダから様々なことを教わるものの、どこかで秘密を知りたいと探りを入れたり目が離せないストーリーでした。
おかげでマーベル作品の繋がるキャラクターの映画全てを網羅できました。続編の公開も楽しみです。
50代女性
*映画『ドクター・ストレンジ』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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