『エルヴィス』のあらすじネタバレ感想評価!死因や代表曲、性格や晩年の生活まで解説
2022年7月1日、日本公開の映画『エルヴィス』。
今作は1950年代にアメリカで大人気だったマリリンモンローと並んで男ではエルヴィスと言うほど人気だったエルヴィス・プレスリーの伝記映画となっています。
エルヴィスが幼少期にアメリカ南部の黒人文化に影響を受けたことが彼の音楽に表れていることや、有名になる過程での驚き、苦悩、本人の意思とは逆にプレスリー像が形作られ、それに沿っていかなければいけなくなったときの辛さが緻密に表現されています。
映画『エルヴィス』の口コミ評判レビューには、
- エンターテイメント面でも素晴らしい仕上がり
- トム・ハンクスの怪演が見事だった
- エルヴィスを知らない人でも楽しめる映画
- 上映時間は約160分くらいだが長く感じなかった
- 監督、キャスト、ストーリー全てが高水準
- 年代を問わず楽しめる作品
- エルヴィスプレスリーのかっこよさがよくわかる作品
- プレスリーの曲も懐かしいけど新鮮な感じがして良かった
という声が多数集まっています。
- 『エルヴィス』のあらすじ
- エルヴィス・プレスリーの死因はドーナツの食べ過ぎ?
- エルヴィスの性格や身長は?晩年の生活や凄さについて解説
- エルヴィス・プレスリーの代表曲,名曲を紹介
- 『エルヴィス』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も「エルヴィス」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
『エルヴィス』のあらすじ
(以下、映画「エルヴィス」のあらすじです。)
『エルヴィス』のあらすじ|大佐とエルヴィスの出会い
かつてエルヴィス・プレスリーのマネージャーとして活躍したトム・パーカー大佐は1997年、心臓発作で倒れ病院に運ばれました。
マネージャーとしてその手腕を発揮した半面、エルヴィスから莫大な金額を搾取していたことから批判の的になり、エルヴィスを殺したのは大佐だと世間から揶揄されましたが、大佐は否定し、過去のエルヴィスとの出会いについて語り始めます。
1955年、カントリー歌手であるハンク・スノウのマネージャーをしていた大佐はハンクの息子が持っていたレコードからエルヴィスの存在を知ります。
白人の若者であるにも関わらず黒人の音楽であったブルースを歌いこなすエルヴィスに興味を持った大佐は彼のステージを観に行きます。
エルヴィスは幼い頃、黒人の労働者階級が多いメンフィスに引っ越したことから黒人音楽が自然と体に染みついていました。
緊張した面持ちで登場したエルヴィスでしたが、ステージが始まると力強い歌声とリズムに合わせて腰を振る官能的なステージングを披露し、若い女性たちは興奮のあまり、叫びながら熱狂しました。
エルヴィスに大きな可能性を感じた大佐は彼を誘い、エルヴィスはハンク・スノウの前座としてツアーを回ることになりました。
『エルヴィス』のあらすじ|全米に広がる人気とのしかかる政府の圧力
ツアーの各地でエルヴィスのパフォーマンスに若い女性たちは熱狂し、いつしかハンク以上に客を集めることになりました。
大佐はエルヴィスと大手レコード会社RCAとの契約をまとめ、マネージメント会社の経営者としてエルヴィスの両親を招くことによって信用を得ました。
RCAと契約したエルヴィスは大佐の手腕もあり、初めてのレコード「ハートブレイクホテル」がいきなりのヒットを記録し、その後、テレビや映画にも活躍の場を広げエルヴィスは一躍スターの仲間入りを果たします。
そんな活躍の中、黒人差別が色濃く残る当時のアメリカで黒人音楽であるブルースに影響を受けたエルヴィスの音楽と官能的なパフォーマンスを見て政府は彼を危険人物とみなし、パフォーマンスを改めるように厳重な忠告がありました。
やりたいようにパフォーマンスが出来なくなったエルヴィスに従来のファンは失望します。
フラストレーションを感じたエルヴィスはライブハウスに出向き、旧友であるB.Bキングのアドバイスと黒人たちのパフォーマンスに感銘を受けて、ラスウッドパークスタジアムのライブに挑みます。
政府の監視下の中、エルヴィスは大佐の指示を無視し、これまで以上の官能的なパフォーマンスを披露し、熱狂した観客が暴徒化する騒ぎとなり、エルヴィスは警察に取り押さえられました。
事態をおさめようとする大佐の指示によりエルヴィスは愛国心をアピールするため、徴兵制度によって陸軍に入隊しました。
『エルヴィス』のあらすじ|映画出演による低迷期から完全復活を遂げるエルヴィス
ドイツのアメリカ陸軍基地に勤務することになったエルヴィスですが、これまで愛する息子と離れることが無かった母グラディスは孤独から酒に溺れるようになり、ついには帰らぬ人となりました。
強いショックを受けたエルヴィスを大佐は我が子のように励まし、強い信頼関係を築きます。
その後、1959年にドイツで妻となるプリシラと運命的な出会いを果たし、任期を終えた1960年にエルヴィスはアメリカに戻り、憧れのジェームズ・ディーンのような俳優になることを目指し、次々と主演映画を発表しますがどれもヒットには繋がりませんでした。
ビートルズなど新しい世代のアーティストの台頭によりエルヴィスは落ち目と揶揄されるようになった中、1968年に大佐はテレビ局NBCとエルヴィスの音楽番組制作の契約を交わし、大佐とスポンサーの希望によりクリスマスソングを歌う内容になっておりました。
ですが、活動に行き詰まるエルヴィスは番組プロデューサーであるスティーブ・ビンダーらに助言を求め、大佐の意見を無視し、これまでのエルヴィスの楽曲を披露し、その素晴らしいパフォーマンスでエルヴィスは再評価されることとなりました。
エルヴィスは世界中のファンにライブを披露したいという希望を持ちますが、大佐は反対し、ラスベカスのホテルでのライブを計画することになります。
しかし、この計画には大佐のある思惑が隠されていました。
以上、「エルヴィス」のあらすじでした。
果たして、大佐の思惑とは?そして、エルヴィスはなぜ死んでしまったのか。
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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エルヴィス・プレスリーの死因はドーナツの食べ過ぎ?
1954年にレコードデビューし、ロックミュージシャンとして今もなお世界中で愛されているエルヴィス・プレスリー。
そんな彼の半生をバズ・ラーマン監督が描いた本作『エルヴィス』。
エルヴィスについて作品の重要人物であるエルヴィスのマネージャーを務めていたパーカー大佐は「ファンへの愛に殺された」と語りますが、作品中でエルヴィスの死因についてはっきりと明言されることはありません。
管理人
エルヴィスの死因について、ドーナツの食べ過ぎが関係しているという噂もありますが実際はどんなものだったのでしょうか?
エルヴィスは1977年の8月16日、彼のメンフィスにある大豪邸“グレイスランド”にて死亡しました。
しかし、死因についてはドーナツの食べ過ぎではなく、処方された薬の大量の服用による不整脈によるものと発表されています。ただ、ドーナツの食べ過ぎが全く関係していないわけではなく、エルヴィスはとてつもなく甘党だったようで、中でもクリスピークリームドーナツとピーナッツバターを大量に塗りこんだ食パンに、こんがり焼いたベーコンとバナナを挟んだ、通称『エルヴィスサンド』と呼ばれる高カロリーのサンドウィッチが大好物だったようです。
エルヴィスは晩年、極度のファンの期待からのプレッシャーやストレスで、これらの好物を暴飲暴食するようになり、過食症の症状に悩まされていました。
睡眠薬等の処方箋を大量に服用するようになり、それが死につながったのではと言われております。映画でもファンからの期待に必死で応えようとする姿が描かれておりました。
実際のエルヴィスもファンからのプレッシャーに押しつぶされそうになりながら活動を続けていたことが分かります。
管理人
常にファンの期待以上のパフォーマンスを行おうと考えるエルヴィスのサービス精神の旺盛さが死に繋がったのだと思うと、複雑な気持ちになります。
しかし、そんなエルヴィスだったからこそ、今でも世界中に愛されるスターになり得たのかもしれません。
エルヴィスの性格や身長は?晩年の生活や凄さについて解説
エルヴィスの身長は182.2cmと言われています。
アメリカ人の現在の男性平均身長が176.3cmということですが、エルヴィスが活躍していた1950年代~1970年代を考えると、当時としてはなかなか大柄だったことが分かります。
そんなエルヴィスの性格は世界中で人気を集める大スターにも関わらず、意外にも非常に恥ずかしがり屋だったそうです。
管理人
映画の本編でもハンク・スノウの前座としてステージに立つ前に緊張状態になったエルヴィスを仲間が励ますシーンが描かれておりましたが、実際にエルヴィスは一躍、人気のスターになった後もステージの前はいつもナーバスな状態になっていたと言われています。
また、映画でも描かれていたように母親への愛情はとても深く、母親を23歳の時に亡くした際は精神的に不安定になったことからステージでの圧倒的なパフォーマンスとは違い、非常に繊細な人物だったことが分かります。
繊細な性格もあってか、エルヴィスは常にファンやマネージャー、レコード会社等からの期待によるプレッシャーに悩まれており、晩年はストレスによる暴飲暴食によってかつてのスリムな体型から肥満体型になってしまいました。
管理人
他にも睡眠薬への極度の依存状態などかなり晩年は荒んだ生活を送っていたようです。
そんなエルヴィスですが、死後から40年以上経った今でも彼の音楽は世界中に愛されています。
全世界でのレコード、CDの総売り上げは5億枚以上とも言われており、世界史上もっとも売れたソロアーティストの記録は未だに破られていません。
エルヴィスの音楽的な凄さとしては、ブルースやソウルといったブラックミュージックとカントリーミュージックをミックスした独自のロックにあります。
エルヴィスが登場するまで黒人の音楽であったブルースを全米中に広めた功績は非常に大きいと思います。
エルヴィス・プレスリーの代表曲や名曲を紹介
1954年にレコードデビューを果たしたエルヴィス・プレスリーは、それまで黒人の音楽というイメージが強かったブルースやR&Bといったジャンルを取り入れたロックミュージックで一躍全米中の注目の的となり、以降世界中で愛されるスターとなりました。
最初の代表曲となったのは1956年1月に発表された「ハ―トブレイクホテル」でアメリカのビルボードチャートで7週連続1位となる大ヒット曲となりました。
この楽曲にザ・ビートルズやローリング・ストーンズ、レッドツェッペリンといった後にイギリスを代表するロックバンドたちにも大きな影響を与えたと言われています。
続く1956年7月にリリースされた「ハウンド・ドッグ」は「ハートブレイクホテル」以上の11週連続1位という大ヒットを記録し、以降、数々のヒット曲を連発しますがここでは彼が残した名曲を一部紹介していきたいと思います。
管理人
1956年10月にリリースされたシングル「ラブ・ミー・テンダー」は彼の初主演映画である「やさしく愛して」の主題歌として起用され、こちらもビルボード5週連続1位となる大ヒット曲となり、ラブソングの定番として人気を集めています。
ノラ・ジョーンズといったジャズシンガーからミック・ロンソンといったロックギタリストまで幅広いジャンルのアーティストでカバーされており、日本では西城秀樹もカバーしております。
1957年9月にリリースされた「監獄ロック」も「やさしく愛して」と同じくエルヴィスの主演映画「監獄ロック」の主題歌として起用され、こちらも全米ビルボードチャート7週連続の1位となり、全英チャートでも3週連続1位という大ヒットを記録しました。
非常にシンプルな展開かつ、2分36秒という短い楽曲ながらロックンロールの気持ち良さが詰まったナンバーでこちらもジェフ・ベックやクイーン、モトリークルーなど人気ロックアーティストにカバーされており人気を集めております。
1960年代はビートルズなどのロックバンドの台頭やエルヴィス自身が映画に力を入れていたこともあり、50年代と比べてヒットは少なくなってしまいますが、1969年にリリースされた「サスピシャスマインド」は久々のビルボード1位を記録し、彼の生涯において最後の1位獲得曲となりました。
楽曲を披露するシーンが映画「エルヴィス」でも登場し、その迫力のあるパフォーマンスを堪能することが出来ます。
『エルヴィス』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「エルヴィス」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|エルヴィスというロックスターの栄光と挫折を描いた重厚な人間ドラマ
本作『エルヴィス』は伝説的なロックアーティストであるエルヴィス・プレスリーの半生を『華麗なるギャツビー』、『ムーランルージュ』のバズ・ラーマンが描いた作品となっております。
予告編でのこれまでのバズ・ラーマンに共通するような音楽を効果的に使った大迫力の映像とエルヴィスに瓜二つのオースティン・バトラーの演技に興味を持ち、劇場に足を運びました。 管理人
クイーンを題材にした『ボヘミアンラプソディー』の大ヒットにより、エルトン・ジョンを題材にした『ロケットマン』など多数の音楽伝記映画が昨今作られております。
『エルヴィス』もそれらの作品と共通して、題材にしたアーティストの音楽が多数使用され、その楽曲の素晴らしさや迫力が観客の心をつかみますが、今作が他の伝記映画と違う点はエルヴィス視点では無く、パーカー大佐を語り部としてエルヴィスの栄光と挫折、そして死を巡るミステリーを描いた重厚な人間ドラマになっている点です。
大佐はエルヴィスが出演を続ける限り無条件で融資を受けられるという契約をラスベガスのホテルと結ぶなど私利私欲のためにエルヴィスを利用したかと思いきや、エルヴィスの最愛の母が亡くなった時などは、まるで本当の家族のように励ましたりと、愛憎入り混じった行動は一筋縄ではいかず、本編では彼が自分の欲望を満たすためだけにエルヴィスをサポートし続けたのかは明らかにされていません。
そのため、彼の行動には様々な捉え方ができるのですが、エルヴィスの圧倒的な才能を認めた上で彼を自分の手の中でコントロールしたいというゆがんだ愛情が生んだ言動や行動だったと感じています。 管理人
エルヴィスの死後に不当な契約が明るみになり、世間は大佐がエルヴィスを殺したと囃し立てますが、大佐はファンへの愛によって殺されたと証言します。
その証言を裏付けるかのようにファンの期待に応えようと凄まじいプレッシャーの中で身体や精神を壊しながら、ファンに凄まじいパフォーマンスを届けるエルヴィスの姿には歌声の力強さやステージングの素晴らしさと同時に、世界的なスターとして生きなければならない常人では考えられない苦しみを感じることが出来ます。
ステージでの煌びやかなかっこよさとは裏腹に、妻のプリシラに別れを告げられ、薬物に溺れていくエルヴィスの姿は観ていて切なくなりました。
オースティン・バトラーの演技はまさにエルヴィスの生き写しのようで、鑑賞中に実際のエルヴィスの映像も差し込まれますが、どちらが本当のエルヴィスなのか分からなくなるほどでした。
久々の悪役となったトム・ハンクスの熱演も素晴らしかったです。 管理人
エルヴィスに興味がある音楽が好きな方はもちろんのこと、人間ドラマが好きという方にもオススメしたい作品です。
『エルヴィス』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『エルヴィス』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「エルヴィス・プレスリーのことをよく知る人も、あまり詳しくない人も、全く知らない人も、全ての人が楽しめる映画」「今までのエルヴィスの伝記映画の中でも群を抜いて面白かった」「闇の部分も描かれていて特に大人は楽しめる映画」「見た後はアメリカに行きたくなるしエルヴィスプレスリーを聴きたくなるそんな映画」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
エルヴィスプレスリーの半生を描いたこの映画ですが、名前は知っていたものの生い立ちまでは全く知りませんでした。
人種差別の残る時代を生きたエルヴィスが自分を貫き通し困難を乗り越えていく姿に感動しました。
何よりエルヴィスを演じたオースティンバトラーの演技が良かったです。
はじめは細身で全然似ていないと思ってしまったのですが、歌声が素敵で魅了されてしまいました。
一番印象に残っているシーンは、「IF I CAN DREAM」を歌っているシーンです。
今までエルヴィスプレスリーの死因は食べ過ぎだという意見があったのですが、薬物中毒だということが出てきて驚きました。
もう一度見たくなり2度鑑賞したおすすめの映画です。
30代女性
★★★★☆星4
エルヴィスの音楽が好きであることに加え、これまでのロック関連の映画はだいたい観てきました。
主演のオースティンバトラーは本当にかっこよくて、歌う姿はロックスターそのもので最高でした。
支えてくれる人に出会っても、その人気や、どうしてもお金を振り回される運命のしんどさから逃れられず、うまく道を選べない苦悩がみていて辛かったです。
ただ、才能は誰もが認めていて自分のやりたいことを実現したり、誤った選択を自らの判断で正したり、彼の自分自身の思想を大切にするところがしっかり描かれていたところに救われました。
衣装も素晴らしく、出てくる登場人物みんながキラキラと輝いていました。
時代の不便さを感じさせない誰もも憧れる世界観がつくられていてとても楽しめました。
40代女性
★★★★☆星4
エルヴィスが人生をかけて音楽、自己表現に没頭する様子は、現代の「ティーンエイジャー」にもインパクトがあり、すがるものがない私たち若者世代にも見せほしい映画になっています。
新しい価値観やタブーに挑戦し、音楽という手段を通して社会に問題提起をしていくエルヴィスが社会にいかにセンセーショナルな存在であったか、どのようにしてアイコンになっていったかなど、当時の時代背景に疎かった私にも鮮烈に映りました。
バズ・ラーマン監督の細部までこだわった芸術的でミュージカル要素も感じさせる演出や語り口、比喩の秀逸さが際立っており、伝記映画という範疇を超えエンタメ作品として魅力的です。
伝記・表現映画として力強く、エルヴィスへの尊敬や意思がしっかりと伝わってくる作品に仕上がっていると思います。
30代男性
★★★★★星5
映画『エルヴィス』は恋人とのデートで観に行きました。
正直エルヴィスの曲やエルヴィスについて何も知らない状態でしたが、何年か前にあった、クイーンの映画で、知らなくても楽しめたという記憶があったので、エルヴィスも期待して観に行きました。
映画が始まってすぐ、トムハンクスのおじさんっぷりに目を見開きました。こんな役をされるようになったんだなぁと感動。
それと最初はやたら音が大きく、場面がコロコロ変わり、音楽は流れないので、あまり引き込まれず。
「あー、これはハズレかなぁ」と思って観ていたら、急にイケメン(若き日のエルヴィス役の方)が出てきて、歌い出しました。その時一気に引き込まれました。
それからはとてもテンポ良く、曲もちょこちょこ流れて飽きもせず楽しめました。
晩年のエルヴィスも同じ俳優さんがされていたのですが、違和感はなかったです。
奥様と階段で抱き合って話をするシーンと、空港のタクシーの中では大泣きでした。
奥様と離婚されたのは周知の事実だと思いますので書きますが、ファンの愛ではなく、奥様をとってほしかった。
恋人も大泣きで、これはデートで見てよかったと思いました。ありきたりですが、2人で愛することの大切さを学べたと思います。
30代女性
★★★★☆星4
世界的なスーパースター、たエルヴィス・プレスリー。
楽曲だけでなく、彼のパフォーマンスがどれだけ唯一無二のものであったか、時代や音楽を変えてきたか、そのルーツがどこにあったのかなど、スクリーンを通して初めて知るプレスリーの物語を堪能できました。
とにかくオースティン・バトラーのパフォーマンスが凄い!プレスリーを体現し、物凄いクオリティのショーで魅せてくれます。
悪徳マネージャーのパーカー大佐を演じたトム・ハンクスも貫禄の演技。
いつものいい人感は無く、胡散臭さたっぷり。でもどこか親しみや魅力を感じて信じてしまいたくなる感じもあり流石でした。
ド派手なショーや独特の衣装、当時の情勢など、細かなところまで作り込まれた作品です。
20代男性
★★★★★星5
エルヴィスプレスリーという名前しか知らずに観た映画でした。
世界的に有名な一人のロック歌手の自伝ではありますが、黒人、白人といった人種差別反対!のような政治的要素がしっかりと描かれている映画だったと思います。
エルヴィスプレスリーを知らなかった私にも十分、プレスリーの魅力が伝わってきました。
衣装や振り付けは最高に素敵でした。きっとプレスリーファンは違った観点から楽しめる映画なんだろうなと思いました。
プレスリーももちろん素敵に描かれていましたが、トム・ハンクスが悪役を見事に演じている辺りは見ものです。
でも、トム・ハンクス役の人がいなかったらプレスリーは、ここまで偉大で有名な歌手にはなっていなかったんだろうなと思うと複雑な気持ちになりました。
エルヴィスを知ってる人も知らない人も楽しめる作品です。
40代女性
★★★☆☆星3
映画館で見たエルヴィスの予告映像が忘れられなくて遂に1人で見に行ってしまった。
洋画はあまり詳しくないので、グレイテストショーマンのような感じかなと思って見て見たら全く違かったです。
私はエルヴィス・プレスリーのこと、ほとんど知識がないので、全く知らないで見ることに少し不安があったけど全然大丈夫でした。
ただ、ストーリーの説明というか、ストーリー性は理解出来たけど、少し期待していたものと違いました。
もっとゴリゴリに音楽やダンスがあると思っていたので、少し物足りなさを感じました。
そしてなにより、パーカー大佐のキャラが濃すぎて本当に嫌いになりました。
それほど俳優さんの演技や脚本のすごさはあると思うのですが、鑑賞中にイライラしてしまいました。
10代女性
★★★★★星5
ロックの神様と呼ばれたエルヴィス・プレスリーには以前から興味を持っていました。
失礼ながら曲はあまり知らなかったのですが、同ジャンルの作品であるボヘミアン・ラプソディーは予習なしでも楽しめたので、あえてまっさらな状態で見に行きました。
やはり主演のオースティン・バトラーのスター性と、因縁のマネージャー役のトム・ハンクスの強かさを感じる演技が良かったです。
トップスターに登り詰めたことによるエルヴィスの苦悩が痛いほど伝わり、どこまでも金と力を求めた大佐には憎しみを覚えるほどでした。
ただ、どちらも大きな栄光を手にした人間には起こりうる変化だと思いました。
ショービジネスは自分とは縁遠い世界ですが、環境が目まぐるしく変わっても自分を保つこと、信じて大切にする人を選ぶことは生きていく上でとても重要で、だからこそ難しいと改めて感じました。
オースティン・バトラーは何年か前のドラマに端役で出演したのを見たことがあり、大変な出世だなあと嬉しく思いました。
今後のさらなる活躍に期待したいです。
30代女性
*映画「エルヴィス」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。