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『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』を徹底考察!タイトルの意味やラストシーンを解説【あらすじネタバレや感想評価も】

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2023年3月3日、日本公開の映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』。

日本ではエブエブと略されて呼ばれたりしていますよね。

『スイス・アーミーマン』で話題となったダニエル・クワン監督、ダニエル・シャイナート監督のタッグがふたたび組んで製作した作品です。

第95回アカデミー賞では10部門11ノミネートし、結果は作品賞、監督賞、主演女優賞など7部門で受賞するかたちとなりました。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の口コミ評判レビューには、

  • マーベル作品が好きな人は楽しめる
  • アクションあり笑いありで最高だった
  • 内容はカオスなのに、伝えたいことは明確で感動
  • 今まで観た映画のどのジャンルともつかず楽しめた
  • 一度ならず二度三度見て新しい発見を見出だせる作品
  • 内容に少しついていけなかった
  • まだ見ていない人には、おすすめしたい作品
  • 前評判以上の出来栄え

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』を徹底考察!タイトルの意味やラストシーンを解説
  • 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ
  • 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』を徹底考察!タイトルの意味やラストシーンを解説

考察解説①|タイトルの意味

2022年にアメリカで制作されたSF・アクション映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。

翌年の第95回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、主演女優賞など計7冠を達成し、大きな話題となりました。

タイトルは原題の英語をカタカナ表記にしたもので、日本では長すぎたせいか”エブエブ”の通称で宣伝されています。

ちなみに、本国でも、沢山の人々から「長すぎるからタイトルを変更するように」とダニエルズ(ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートによる監督コンビの総称)に助言があったそうです。

しかし、ダニエルズはインタビューで「映画の雰囲気と、スマートフォンを通してどんなことでも経験できるカオスな現代社会を表しているこのタイトルをとても気に入っている」と語っていました。

では、そんな映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』のタイトルの意味について、詳しく解説します。

管理人

そのまま日本語に直訳すると「すべてのことが(everything)、どこにでも(everywhere)、いっぺんに(all at once)」という意味になります。

全宇宙が同時進行で悪に滅ぼされようとしている中で、複数の宇宙に存在する自分が持つあらゆる能力を駆使しながら悪と戦う『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』にぴったりのタイトルとなっており、映画のテーマであるマルチバース(平行宇宙)を表現しているということが分かります。

また、「Everything Everywhere All at Once」は英会話でも使われる表現となっています。

「スマートフォンやSNSの発展により、人々の暮らしは便利になったが、『すべてのことが』『どこにいても』、『いっぺんに』やって来る時代になった」という意味合いで使われており、分かりやすくまとめると、便利にはなったけれどどこにいてもマルチタスクを求められる大変な世の中になったということを表現しています。

主人公のエヴリンをADHD(注意欠如・多動症)に設定したダニエル・クワン監督は、ADHDについて調べていくうちに自身もADHDであることが判明したそうです。

管理人

クワン監督は、自分の人生がなぜ困難なものだったのかを理解できたことにより、エヴリンというキャラクターを新しい視点で見られるようになったと語っています。

一般的にADHDの方はマルチタスクが苦手と言われており、沢山のやるべきことを同時に抱えながら、そのどれも上手くこなせていないエヴリンの姿と重なるものがありました。

また、映画のストーリーと照らし合わせて言葉の意味を調べていくと、「Everywhere」 は、単に「どこにでも」という意味だけでなく、「すべての場所」という広い意味も持っています。そして、「All at Once」 は、「いっぺんに」の他に「同時にすべてが起こる」という意味を持ちます。

管理人

この表現は、マルチバースであることを示唆しつつも、同時に起こる出来事があまりにも多すぎて、ADHDのエヴリンが混乱していることを表現していると言えるでしょう。

このように、映画のストーリーや、現代社会の複雑さを表現したタイトルである『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、映画のテーマや根底にある制作者の意図を的確に表現した素晴らしいタイトルとなっています。

考察解説②|ラストシーンの意味とは?

壮大な宇宙での争いによって、お互いがお互いを理解し合い、家族の絆を深めたエブリン一家は映画のラストで税の調査のため国税庁へ向かいます。

監査官のディアドラが話しかけている際に彼女の頭の中に雑音が聞こえてきて、ディアドラの質問を聞き返すシーンで映画は終わりを迎えます。

このラストシーンは一体何を意味しているのでしょうか?

管理人

エブリンの頭の中に聞こえた雑音、これはおそらく様々なバースの声がまだエブリンに聞こえている状態を表しています。

以前までのエブリンであれば、自分の過去の選択を悔やんで今の自分の人生よりマシな未来が待っていたのかもしれないという悪い想像に支配されていたと思いますが、彼女は雑音をシャットアウトして満面の笑みでディアドラの話を聞き返しています。

このエブリンの表情から他のバースでの自分の理想像に囚われて生活していたエブリンが家族と一緒に、これからの人生を精一杯生きていこうというポジティブな決意を感じ取ることが出来ます。

つまり、このラストシーンは、ようやく自分自身の人生を取り戻すことが出来た彼女の希望に満ちた未来が表現されているのです。

管理人

考察解説③|ジョブトゥパキの目的

ジョブトゥパキは全ての宇宙に存在する生命体を吸い込み消滅させてしまう恐ろしいブラックホールのようなベーグルを作り上げており、全宇宙に混乱を招く存在として恐れられていました。

そして、アルファバースの面々はそんな危険な彼女を抹殺しようと考えていました。

では、ジョブ・トゥパキの目的は一体何だったのでしょうか?

管理人

ジョイは母親のエブリンから強要されるように、マルチバースへのバースジャンプを度々繰り返して別次元の宇宙を経験したことにより、自分という存在がオンリーワンではなく、いくらでも替えが利く存在であることを知ります。

そして、人間という存在がいかにちっぽけで愚かな存在であるかを感じ、全宇宙について虚無感を抱くようになってしまいました。

そのため、この虚無感に溢れた人生を終わらすための手段としてベーグルを作り上げ、全宇宙を消滅させようとしたのではと考えられます。

ベーグルは真ん中に穴が空いている形状になっており、数字の0にも見えることから、人生がすべて無意味で何も重要ではないと感じてしまうジョブトゥパキの絶望感を象徴するアイテムとして使われています。

では、ジョブトゥパキはなぜエブリンを探していたのでしょうか?

管理人

それは、自分の絶望について共感してくれる存在をジョブトゥパキが探していたからだと考察出来ます。

ジョブトゥパキにベーグルへと連れて行かれたバースのコインランドリーを経営しているエブリンは、税務署の監査や父親ゴンゴンの介護、そして、同性愛の娘ジョイに悩まされ、旦那であるウェイモントと20年前に駆け落ちしなかったら自分の人生はもっとマシだったのかもしれないという妄想に取りつかれており、自分の現在の生活に絶望を感じています。

そんな彼女であれば、自分に共感してくれると思い、ベーグルへと連れて行き、お互いの絶望から一緒に解放されるためにベーグルの黒い穴へと入ろうとしたのだと思います。

ちなみにベーグルはジョブトゥパキにとっての絶望の象徴として使われていましたが、エブリンが経営するコインランドリーの洗濯機がエブリンにとっての絶望の象徴として使われています。

考察解説④|グーグルアイの意味

エブリンはジョブトゥパキが作り出したすべてを吸い込むベーグルを前に世界は無意味であるという絶望感に支配されてしまい、ジョブトゥパキとともに黒い穴へと入ろうとしてしまいます。

そんな絶体絶命のピンチを救ったのは、エブリンがダメな夫であると蔑ろにしてきたウェイモントでした。

ジョブトゥパキの教えに支配されてコインランドリーの経営に四苦八苦する堂々巡りに無意味さを感じてしまい、国税庁の監査官ディアドラの忠告を無視した挙句、店をめちゃくちゃくにしてしまったエブリンでしたが、ウェイモントがディアドラを説得し、店を元の通りにしてくれました。

どのバースでもウェイモントはエブリンの側にいて彼女を支えていたのです。

そして、エブリンはどんな苦しい内情があったとしても、楽観的に考えて笑顔を絶やさないウェイモントの生き方を学びます。

管理人

グーグルアイ(ギョロ目シール)はそんなウェイモントの生き方を象徴するアイテムとなっており、彼女はグーグルアイをおでこに付けて敵たちに立ち向かい、ジョブトゥパキのように世界が無意味であると絶望している敵たちに世界が無意味なのであれば自由に生きれば良いという新たな意味を与え、その結果敵たちは安堵した表情を浮かべて倒れていくのでした。

エブリンとウェイは実は性格が似ており、うまくいかない日常に絶望感を抱き、無意味に感じてしまっていました。

しかし、ウェイモントは、忙しい毎日でもランドリーの客の荷物にグーグルアイを付けたりして、彼女たちと違い生活が楽しくなる工夫をしていました。

エブリンとウェイの無意味の象徴であるベーグル、そしてランドリーの洗濯機とは対照的にウェイモントにとってのグーグルアイは、全ての物事に意味を持たせる希望の象徴のような存在であったのです。

管理人

そんなウェイモントの工夫を無視して、グーグルアイをすぐに取り外して捨てていたエブリンでしたが、バースジャンプによってようやくウェイモントの強さを知り、グーグルアイ=希望を手に入れてようやく本来の自分を取り戻したのです。

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『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ

以下、映画『エブリシングエブリウェア・オールアットワンス』のあらすじです。

『エブリシングエブリウェア・オールアットワンス』のあらすじ|どん底の人生

米国在住で中国系移民のエヴリンは、ギリギリの経営で成り立っているコインランドリーの納税申告に追われています。

中国から来た父親のためのパーティーの準備に、レズビアンの娘・ジョイとの確執、優しいだけで頼りにならない夫・ウェイモンドへの苛立ちと、悩みは尽きません。

そんな中、国税庁の監査官・ディアドラとの対面直前に、アルファバース(別の宇宙)から来たと言うウェイモンドが現れ「全宇宙を救えるのは君だけだ」と告げてきます。

『エブリシングエブリウェア・オールアットワンス』のあらすじ|救世主

アルファバースのエヴリンは研究者で、マルチバース(平行宇宙)の自分にバース・ジャンプ(アクセス)することで様々なスキルを得る技術を開発していました。

しかし、ある人物に限界まで実験を続けさせた結果、その人物は虚無に陥り全宇宙を滅ぼそうとする巨悪ジョブ・トゥパキになってしまったとのことでした。

説明がうまく飲み込めないエヴリンでしたが、カンフーのスキルを始めとした別の宇宙の自分のスキルを取得し、全人類のために戦うこととなります。

『エブリシングエブリウェア・オールアットワンス』のあらすじ|暗黒のベーグル

ジョブ・トゥパキの正体はアルファバースのジョイでした。

どの世界にも重要なものなどないと感じたジョイは、宇宙を超越する力で何もかもを吸い込む暗黒のベーグルを作り出し、全宇宙を消滅させようとしていました。

ベーグルを見せつけられたエヴリンも虚無を体感してしまい、あらゆる宇宙で破壊行動に出ます。

ところが、どの宇宙に於いても必ずその行動を止める人物がいました。

以上、映画『エブリシングエブリウェア・オールアットワンス』のあらすじでした。

その人物とは誰なのか?

結末を知りたい方は、実際に映画を見てみることをおすすめします。

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|そっと人生を肯定してくれる映画

米国で破産寸前のコインランドリーを経営し納税申告に追われる中国系移民のエヴリンが、ひょんなことから夫に乗り移った”別の宇宙の夫”に世界の命運を託され、マルチバース(平行宇宙)にアクセスし、”別の宇宙の自分”の持つ様々なスキルを使いながら、世界を滅ぼそうと目論む巨悪となった自身の娘・ジョイと戦う姿を描いた映画です。

ちょうど日本の確定申告の提出期間内に公開された映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』。

確定申告経験者なら分かる、その煩わしさとマルチバースの複雑さを体感するのにぴったりな時期でした。

なので、もしかしてこのタイミングを狙っていたのでは?と邪推してドキドキしてしまいました。

管理人

別の宇宙の自分にアクセスしてスキルを得る「バース・ジャンプ」を発動させるためには、突拍子もないことをしなければならず、トロフィーをお尻に刺さないと力が発動しないシーンでは本人の真剣な顔とのギャップに笑ってしまいました。

限界を超えてバース・ジャンプを行ったジョイは虚無に陥り、全宇宙を消滅させる力を持つ暗黒のベーグルを作ってエヴリンや全ての物を道連れにしようとします。

ベーグルの力に当てられたエヴリンは全宇宙で破壊行動に出ますが、どの宇宙でも必ずその行動を止める人物が現れます。

それは頼りない夫・ウェイモンドでした。

どんな環境に於いても優しさを忘れないウェイモンドに学んだエヴリンは、全宇宙の敵に対して優しさを与え、彼らの心を救っていきます。

それでもジョイは自分だけ消滅しようとベーグルに行こうとしますが、エヴリンからの「あなたと一緒にいたい」という言葉とハグに救われ、その場に留まることを選択しました。

どこにでも行けるし、スター女優にもなれる力を手に入れたのに、それでも「どん底の人生」と評された今の人生を選んだエヴリンに感動しましたし、そんな母親に対して「もっとマシな娘のいる場所に行けるのに」と言うジョイのいじらしさに目頭が熱くなりました。

管理人

全宇宙の問題を解決したエヴリンは、自分が元いた宇宙に戻り、納税申告書の再提出のため国税庁に行きます。

国税庁の監査官・ディアドラから書類を褒められた際にマルチバースのノイズが聞こえてきますが、目の前の現実に向き合うところで映画は幕を閉じます。

主演のミシェル・ヨーは映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』で第95回米アカデミー賞主演女優賞を受賞し、同部門でノミネート・受賞をした初のアジア人となりました。エヴリンがスター女優として生きた世界線のようにも見えましたし、「自らをマイノリティと感じてきた全ての人に捧げられた賞です」と語った彼女のスピーチにも心を打たれました。

映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』はマルチバースを題材としているため、一見複雑そうに見えます。

しかし、根っこの部分では自分の選択を後悔してきた人に対して「あなたの今の人生だって悪くないし、これからだってマルチバースのように無限の可能性がある」とそっと人生を肯定してくれる内容の映画となっています。

『マトリックス』や『パプリカ』などの作品のオマージュが随所に散りばめられているのも見どころです。

元ネタをいくつ見つけられるか探しながら鑑賞するのもオススメです。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のみんなの口コミ評判レビュー

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「アメリカのジェネレーション間のズレの問題や人種格差の問題がうまく表現された映画」「単なるアクションとSF映画と言う内容ではなく、ストーリーのしっかりさがあった」「笑いあり、感動ありと幾重にも断層を重ねたようなおもしろさ」「とにかく新しい映画を観たという感動」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★★星5

中国人女性が主人公のパラレルワールドをテーマにしたSF映画というあらすじだけ知っていたのですが、正直あまり中国映画には興味がなかったり、パラレルワールドも使い古された感じがしたのでそれほど期待していませんでした。

ところが評判が良く、主演女優がアジア人で初めて賞を取ったりという話を聞いたので興味を持って見てみました。

感想は、大当たりです!恋人にも見るように勧めました。

最初は、中国っぽい小物や家具が並ぶ家の中で中国語と英語を交えながら会話する夫婦のシーンだったので、あまり親近感は湧きませんでしたが、彼女が抱える悩みや家族の状況を知ると少しずつ興味が湧いてきて、SFのシーン以降は画面から目が離せませんでした。

まず、演技力がとても良いです。主人公、夫、娘、モブキャラ、誰も「演技が下手だな」とか「棒読みだな」と感じた人はいませんでした。

そしてコメディ要素とアクション要素、感動の要素がそれぞれ絶妙なバランスで混ざっているので、多くの人にハマると思います。

カンフーのシーンも多く、服装も変わっていたりとマトリックスのような雰囲気も感じました。

「あの時ああしていれば…」「パラレルワールドがあったら自分の人生はどう変わっていたのだろう?」と誰もが一度は思う空想を見事に映像化していて、途中で主人公が自分の世界より幸せそうに見えるパラレルワールドから出たくない!と思うシーンには心から共感できました。

そして終盤にかけてこの映画の本当のテーマが、「自分が何を選択して幸せになるか」ではなくて「家族への愛」だと私は理解したのですが、その頃からずっと泣いてしまいました。

主人公は中国人女性で、舞台はアメリカですが、この映画は国境を超えて愛されると思います。

30代女性

★★★★★星5

監督方の前作『スイス・アーミー・マン』も面白く、今回はミシェル・ヨーが主役のマルチバース映画と聞いて「なんじゃそら!?」と思い見てきました!

予告編ではアクション多めのSF映画かと思ってましたが、SFに扮するヒューマンストーリー映画のように感じられました。

主役のミシェル・ヨー、彼女の夫役のキー・ホイ・クァン、二人の娘役のステファニー・スー、そしてあらゆる場面、色んな意味で活躍するジェイミー・リー・カーティス。この主要キャラクター演じる4人の演技が本当に素晴らしく、特にキー・ホイ・クァン演じるウェイモンドはこの映画に欠かせない存在です。

彼は前半こそカンフーを駆使し敵をやっつけたり華麗なアクションを見せてくれますが、それ以降は大きなアクションはありません。

しかしウェイモンドはどの宇宙次元においても優しい人柄であり、終盤でその事実がどんどん観客に伝わり、そしてミシェル・ヨー演じるエヴリンは、ようやく彼が心優しい人物であることを思い出したのです。

カンフーやピザ職人の技で無双するエヴリンも最高でしたが、ウェイモンドと改めて心を通じ合えたあとのエヴリンの覚醒、そして「無双感」は圧巻でした。

武力で敵を倒すのではなく、相手を理解して心に寄り添いながら無力化していく、その戦い方は間違いなくウェイモンドに触発されたものでした。

アカデミー賞でも多くの賞を受賞した作品ですが、間違いなく栄光にふさわしい作品でした。

前作と同じく好みも分かれる作品かもしれませんが、私は大好きです。

見終わったその時は「こんな感じの映画だったのかあ」とぼんやり思いましたが、その後じわじわ余韻が続き、「心に残る映画」だとわかりました。

マルチバース要素はひとつの手段であり、心を通わせるきっかけにはなりましたが、そうでなくてもいつかエヴリンとウェイモンドが再び心を通わせていたらいいなあと思います。

救世主として選ばれた主軸となるエヴリンが、彼女自身の人生において何度も挫折して、何も成功してこなかった唯一の存在、というのが良かったです。

映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』の感想を一言でまとめるなら「笑い泣き」でしょうか。

胸がじんと温かくなり、家族みんなで泣きながら笑顔になっている、エヴリン一家と同じような気持ちになりました。

30代女性

★★★★★星5

前情報をほとんど頭にいれず、とりあえず予告編で見たマルチバースが関係する、という知識のみで鑑賞しました。

マルチバースといったら近年、MCUなどで頻繁にみる要素かと思いますが、こちらの「エブエブ」では少しだけ扱いが違うように感じました。

マルチバース、という要素に重きをあまり置いていないといいますか、重要なのはそこでは無く、あくまで作品を彩る上でのスパイスなのかなという印象でした。

作品自体、こちらアカデミー賞を受賞していますが結構下品なシーンがあり、大丈夫か!?と思ったものでしたが、笑える範囲の下品さなので気にならず

コメディ部分がすごく好きでした。下ネタ等が気になる方は、眉を顰めてしまうかもしれません。

あの時、違う選択をしていたらもっと違う自分でいられたかもしれない、という後悔のようなものは、誰しも一度は感じることかと思います。

エブエブという作品はそこに焦点を当てているのかなと思いました。

でも、この世界で生きているのは自分だし、マルチバースの先に優秀な自分がいたとしても、それは自分であって自分じゃない。

この世界の自分と、その家族とどう向き合って生きるかというのがこの映画の大きなテーマなのかなと思いました。

映像も目まぐるしく鮮やかで、アクションシーンもかっこよく、またエヴリンの娘のメイクと衣装がとても可愛くて目で見ても楽しい作品でした。

20代女性

★★★★★星5

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は『スイス・アーミー・マン』の奇才コンビ監督、ダニエル・シャイナートとダニエル・クワンが手掛けたアジア系アメリカ人家族が主役のSFアクションドラマです。

子供の頃から慣れ親しんだ香港アクションスターのミシェル・ヨーが主演で世界各国で大フィーバーしている時から楽しみにしていた作品でした。

夫ウェイモンドの善性とエブリンへの思いがマルチバースの中でどこでも変わらないところもシンプルで素敵でした。

ナンセンスギャグの雪崩に飲まれそうになりながらも映像の奇想天外さと勢いに圧倒されてしまいます。

見たことのない映画なのに、どこか懐かしさすら感じる映画でした。

序盤にあまりにも下品すぎる描写が立て続けに出てくるのでそこだけは寛容さが必要になるかもしれません。

40代女性

★★★★★星5

とても面白かったです。馬鹿馬鹿しいシーンも満載でしたがなぜか泣きそうになり映画館で必死に我慢しました。

懐かしのキー・ホイ・クァン演ずる夫が素敵で強くてマッチョではない優しい新しい男性像です。

ミシェル・ヨーもこういう映画にチャレンジして新しいものに挑戦するところが本当に素敵だと思いました。

マルチバースの話で未来的なテーマではあるけれど手触りが懐かしいというか、そういうところも良かったです。

の作品、80%以上のVFXを独学で勉強した監督の友人ら5人のチームで完成させたらしいです。

とにかく新しい映画を観たという感動があって、アカデミー賞で多くの賞を受賞したのも納得でした。

50代女性

★★★★☆星4

一本無料の映画チケットの期限が迫っていたので見ました。

他に見たい作品がなかったし話題になっていたので見て損はないだろう程度の気持ちでした。

しかし見終わった後はしばらく強烈なエネルギーに圧倒されてしまいました。まず中年の女性が主人公という点が新鮮でした。

物語の主人公は若者が多く、登場する中年女性は仕事の出来る天海祐希タイプ、もしくは母性あふれる親切おばちゃんタイプです。

納税に追われ家族関係もうまくいかない冴えない彼女を誰が主人公として扱ってくれるでしょうか。

次に役者さんはすごい!何でも出来るんだと感動しました。

場面が変わるたびに別の作品かと思わせる外見、表情、動きの鋭さにプロって格好良い!と惚れ惚れしました。

ストーリー自体は家族愛という普遍的なテーマだとしても「良くある」作品にならない情報量の多い究極エンタメという感じでした。

30代女性

★★★★☆星4

近年 米国アカデミー賞では、海外キャストによる多くの作品が注目を集めています。

その中でも、映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』は奇想天外とも言えるストーリー展開の中に、笑いあり、感動ありと幾重にも断層を重ねたようなおもしろさがありました。

突然人物の人格が変わることに、始めは何がどうなっているのかと思いましたが、そうか!これがマルチバースを描いた世界なのかと、途中のバカバカしいと思える世界観にしても、徐々に腑に落ちるようになっていきました。

最後は暖かい家族愛で幕を閉じる、そんな感動シーンも準備されています

アジア系俳優の主演・助演賞受賞は、大きな快挙となりました。

アカデミー賞授賞式でキー・ホイ・クアンの喜ぶ姿も、また別のストーリー性があり、重ねて感動を覚えました。

40代女性

★★★★★星5

移民、夫婦、母娘、伝統、クイア、女性としての自立、ADHDの特性、そして確定申告。

主人公エブリンの抱える問題を何も理解できない、という人はこの世にあまりいないのではないかと思います。

この作品には上記のテーマのほか、マルチバース映画としても、女性が主役のカンフー・アクション映画としても、これまでにない表現が多用されていました。

そうして多くの世界、可能性を渡り歩いても、戦っても、世界を救っても、結局のところ母と娘が何もかもつつがなくわかり合うことはできません。

しかしお互いをわかり合いたいと伝えることで、親子と世界は続いていきます。

下ネタもそれなりにあり笑えるシーンも多いですが、ふとした時に泣かされる、緩急の気持ちがいい映画です。

20代女性

*映画『エブリシングエブリウェアオールアットワンス』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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