映画『アイアムアヒーロー』のその後が凄すぎた!黒焦げの人やてっこが歯をわざと折っていたのかなども解説考察
2016年4月23日公開の『アイアムアヒーロー』。
花沢健吾の原作漫画を実写映画化してものです。
主演に大泉洋、有村架純や長澤まさみ、吉沢悠らのキャストで、監督は『キングダム』や『GANTZ』などの監督も務めている佐藤信介となっています。
映画『アイアムアヒーロー』の口コミ評判レビューには、
- 日本のゾンビ映画の中では、かなり面白いと思う
- その後どうなるのか気になる終わり方
- グロいシーンも多いが、意外と抵抗なく見れた
- 原作漫画を読みたくなるくらい面白かった
- ゾンビにも種類があったりと差別化できていた
- 大泉洋はハマり役だと感じた
- ゾンビ映画好き、ホラーファンには必見
- 和製ゾンビ映画の傑作
という声が多数集まっています。
- アイアムアヒーローのその後はどうなった?続編について
- 黒焦げの人たちの理由や、てっこは歯をわざと折ったのか考察解説
- 映画『アイアムアヒーロー』のあらすじ
- 映画『アイアムアヒーロー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
アイアムアヒーローのその後はどうなった?続編について
続編制作は無しか
『アイアムアヒーロー』は、映画としては一旦の終わりを迎えます。
しかしZQN問題は解決していないままですし、その後英雄たちがどうなったか気になった人も多いのではないでしょうか?
2022年現在、映画『アイアムアヒーロー』の続編に関する情報はありません。
映画の公開が2016年だったことを考えると、6年経っても情報がないということはあまり期待はできないようです。 管理人
興行収入は16億円を超えており、R15+の作品にも関わらず大ヒットしたと考えて差支えないかと思うので、続編がないのは少し残念な気もしますね。
映画のその後で小田が妊娠、その相手は?
物語の続きですが、『アイアムアヒーロー』は同名コミックが原作となっています。
全22巻ある内の映画の内容は8巻までとなっていますが、原作漫画では、映画のその後の内容はどのように展開していったのでしょうか?
映画のその後は、映画のラストのように英雄と比呂美と小田(藪)はともに行動することになります。
その道中、比呂美は手術によって半ZQN状態から人間の状態に戻ることができました。(この時点では明らかになりませんが、心を閉ざしている人間はZQNになりずらいという設定があり、比呂美のように半ZQN状態で力も強いキャラも他に登場していきます。)
そして、3人で行動するうちに英雄と小田は恋愛感情は微妙なものの肉体関係を結ぶことになります。
しかし、その事実を知った比呂美は複雑な感情を抱き、3人の関係性はギクシャクしていきます。
そんな中、小田が妊娠したことが発覚します。
当然、英雄は自分の子供ではないかと考えますが、時期的には違うようです。
どうやらアウトレットにいた頃に妊娠したようなので、映画にも登場した伊浦の可能性が高いと見られました。
「身重の自分がいると足手まといになるから」と、小田は2人の元から去ることを決めます。
ですが、この行動により小田はZQNに噛まれて命を落としてしまいます。
比呂美の最後は?ZQNの正体について
小田が命を落とした後、小田との関係もなかったように英雄と比呂美が両想いとなって結ばれる事となります。
一方で、世界中にどんどん増えていくゾンビ(ZQN)たちですが、やがてZQN同士が合体していって大型のZQNを結成します。
英雄と結ばれた比呂美も、すぐにこの大型ZQNの一部となってしまい、人間の姿で登場することはその後はなく、生死も不明なままとなります。
そして、ZQNの正体は原作漫画でも明らかになっていません。
バイオテロなのか、宇宙人なのか、突如として発生した病原体なのか明確には不明です。
ですが、原作漫画の流れを見るとインフラなどを破壊することなく地球を乗っ取るなどの発言もあり、ZQNの正体は宇宙人説が濃厚かと思われます。
管理人
1つの集合体となり、ZQNの感染の脅威もなくなったものの1人になってしまった英雄。
ですが、行動を停止していた大型ZQNから1人の赤ん坊が産まれ、英雄はその子供を育てていく姿が描かれてラストを迎えます。
映画だけでも比呂美との出会い方や比呂美が噛まれるところなど原作との違いは多々ありますし、映画を見て『アイアムアヒーロー』のその後が気になったという方は、ぜひ原作漫画で確かめてみてください。
映画『アイアムアヒーロー』の黒焦げの人たちの理由や、てっこは歯をわざと折ったのか考察解説
アウトレットにいた黒焦げの人たちの考察解説
英雄たちがアウトレットに辿り着いたとき、不自然な死体が映ります。
全身が真っ黒に焦げており、腕を後ろ手に組んで正座のような姿勢で放置されています。どう見てもZQNによって殺されたとは思えないような状況でした。
もちろん、この光景を不審に思った英雄はアウトレットのコミュニティで暮らす男性に黒焦げ死体について尋ねますが、答えを濁されてしまいます。
そのため、映画内では明確な正体が描かれないままとなっていました。
しかし、映画を観た人ならなんとなく察しはつくでしょう。
おそらく、コミュニティの権力者に反抗した人々の末路であると考えられます。 管理人
実際、黒焦げ死体について尋ねられた男性は、コミュニティの中にある闇について仄めかすような発言をしています。
権力者、主に伊浦に逆らった人たちが見せしめのように生きたまま焼き殺されてしまったのが黒焦げ死体の正体と思われます。
この黒焦げ死体、実は原作コミックでは「タイヤネックレス」の犠牲者であると描かれています。
タイヤネックレスは主に南アフリカで行なわれていた処刑方法のひとつです。
その名の通り、ガソリン入りのタイヤをネックレスのように首に掛け、火をつけて処刑するというものです。
死に至るまでに数十分の時間がかかることから、かなり残虐な処刑方法とされています。
もっとも、映画では首元にタイヤの痕跡が見られないため、タイヤネックレスとは少し違った方法で処刑されたのかもしれません。
いずれにしろ、黒焦げの死体は屋上のコミュニティが恐怖政治によって支配されていたという象徴のような存在ですね。 管理人
英雄を噛もうとしたてっこはわざと歯を自分で折ったのか考察解説
『アイアムアヒーロー』序盤、英雄が初めて襲われたZQNは彼女であるてっこ(黒川徹子)でした。
様子のおかしいてっこを心配している英雄に、てっこは容赦なく襲い掛かってきました。
英雄に噛みつこうとしますが、揉み合ってる最中にドアを噛んだことで歯が全部抜けてしまいます。
その後てっこに噛みつかれた英雄ですが、歯が抜けていたこともあってZQNにならずに済みました。
映画では描かれていませんでしたが、原作コミックでは英雄がこの一連の流れを受けて「もしかして自分を救うために、わざと歯を抜いたのではないか?」と推測しています。 管理人
不甲斐ない英雄のせいで最近こそぎくしゃくした関係になっていましたが、もともとは仲の良いふたりです。
てっこの中にある英雄への愛情が、英雄を助けるために発揮されたと考えるのも無理はないと思います。
てっこがZQN化で理性を失いかけている寸前でも、愛する人を助けようとしたのなら素敵な話だと思います。
ですがこの推測、実は原作コミックでは明確な答えが出ているのです。
物語の終盤、複数のZQNが集合した大型ZQNが登場するのですが、そのなかに徹子の意志がありました。
比呂美もこの大型ZQNに取り込まれてしまうのですが、そこで徹子と比呂美が話をするシーンがあります。
そこで徹子は「英雄くんは寂しがり屋だから一緒に連れて行きたかった」と発言しています。
つまり、徹子自身は英雄をZQN化させたいと考えていたのです。 管理人
英雄はてっこが自分のためにわざと歯を抜いたのではないかと考えていましたが、単なる偶然だったのですね。
少し残念な気もしますが、「英雄を孤独にさせたくなかった」という動機を考えると、これもてっこなりの愛の形だったのかもしれません。
映画『アイアムアヒーロー』のあらすじ
(以下、映画「アイアムアヒーロー」のあらすじです。)
映画『アイアムアヒーロー』のあらすじ|万年アシスタントの鈴木”英雄”
冴えない30代の男性、鈴木英雄。
漫画家になることを夢見ていますが、鳴かず飛ばずでアシスタントとして生計を立てています。
アシスタント仲間からは軽んじられ、同棲中の徹子も英雄の不甲斐なさについに愛想を尽かしてしまいました。
家から追い出されてしまった英雄でしたが、徹子から電話がかかってきます。
何やら具合が悪そうなので慌てて駆け付けるものの、鍵が掛かっていて入れません。
新聞受けから中の様子を見ると、徹子は何やら不審な動きをしています。
英雄の呼びかけにも応じず、次の瞬間、突然襲い掛かってきます。
動脈が浮き出て目は白濁し、歯を剥き出しにして英雄に噛みつこうとする姿はとても常人とは思えませんでした。
映画『アイアムアヒーロー』のあらすじ|日常の崩壊と、比呂美との出会い
徹子の変貌にパニックになりながらも、なんとか逃げ出す英雄。
とりあえず仕事場に戻りますが、アシスタント仲間も変わり果てた姿になっていました。
どうやら、噛まれると感染するウイルスのせいで人が凶暴化しているようです。
外に出ると町中にも異変が広がっています。
混乱のなかで、英雄は比呂美という女子高生と出会います。
2人は行動をともにしますが、比呂美の首に噛み跡があることに気付きます。
比呂美は英雄を襲うことがないように、英雄のもとから去っていきます。
映画『アイアムアヒーロー』のあらすじ|半ZQNとなった比呂美と辿り着いたアウトレット
感染した人は「ZQN」という名称で呼ばれています。
比呂美と別れたあとにZQNに遭遇してしまった英雄、絶体絶命のピンチです。
しかしそこに比呂美が現れてZQNを撃退します。
驚く英雄は、比呂美が半ZQN化していることに気付きます。
会話はできなくなってしまったものの英雄を襲わない比呂美を信用し、2人は再び一緒に行動します。
英雄と比呂美はアウトレットに辿り着きます。そこは生き残った人たちの小さな集落のようになっており、ZQN対策もされていました。ひとまず安息の地を見つけ、英雄は安堵します。
しかしこの場所が後に悲惨な状況に陥るとは、この時まだ誰も知りませんでした。
以上、「アイアムアヒーロー」のあらすじでした。
はたして英雄たちはZQNパニックから生き残ることができるのか?
結末が気になる方は実際に映画を観てみることをオススメします。
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映画『アイアムアヒーロー』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「アイアムアヒーロー」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|予算と本気があれば邦画もここまでできると示した傑作
花沢健吾による漫画「アイアムアヒーロー」。
2016年に佐藤信介監督による実写映画が公開されることとなりました。主演は大泉洋、共演は有村架純や長澤まさみ、吉沢悠らです。
鑑賞して真っ先に感じたのは「邦画でもここまでできるのか…」という感動です。
キャストは誰もが知る方々ですし、CMなどのプロモーションも大々的に行なわれていました。
通常であれば、このようなメジャー作品は保守的になるケースが多いと思います。できるだけ多くの人に観てもらうためか、過激な描写は避けがちです。
しかし映画『アイアムアヒーロー』はR15+指定、しかもこれでもかというほどの人体破損が描かれており、まったく遠慮がありません。
ゴア描写に関しては、インディーズ作品であればハードルは低いかもしれません。
ですが予算が少ないため、派手な画作りや数を見せる展開はまず不可能です。
それを、メジャーなキャストが大勢参加する、それなりの予算が充てられるメジャー作品で臆せずやり切った『アイアムアヒーロー』の気合は素晴らしいとしか言えません。 管理人
日本での大規模な撮影は難しいとのことで、終盤のZQNの集団を英雄が次々と撃ち倒していくシーンは韓国で撮影したようです。
おかげでとても贅沢な画となっており、一切の妥協がないアガる仕上がりとなっていました。
シーンで言えば序盤、仕事場から逃げた英雄が大通りに出るまでの流れは圧巻でした。
周りの異変が徐々に広がっていく様子を長回しを使って丁寧に描いており、「日常の崩壊」を描くにはこれ以上ないと思わされるほどです。
大通りに出た瞬間の「もう取り返しがつかない段階まできている」という光景には、絶望感と興奮を覚えました。
もちろん、単純にゴア描写が多くて画が凄いから良い映画というわけではありません。
主人公である英雄の成長物語としても『アイアムアヒーロー』はよく出来ていたと思います。 管理人
気弱で負け癖がついており、銃があるのに危機的状況ですらそれを使う勇気が出ない英雄。そんな英雄がアウトレットの平和が崩壊し、仲間のピンチに直面してついに奮起します。
この奮起までの葛藤も、なかなかスムーズにはいかないのが良かったです。
ZQNに囲まれて隠れたロッカーの中で、何度もZQNと戦う決意をしようとするも「やられてしまう自分のイメージ」が邪魔します。行動しようとしても最悪のケースが頭をよぎって実行に移せない、というのは現実の人々にもよくある感情ですよね。
そういった葛藤が丁寧に描かれているからこそ、英雄が初めて銃から弾を発射したときの高揚感に繋がります。
頼りなかった主人公が文字通り「英雄=HERO」になるまでのストーリーとして『アイアムアヒーロー』は素晴らしい作品だと感じます。
グロ描写に抵抗がない人、主人公の成長物語が好きな人にオススメの一本です。
映画『アイアムアヒーロー』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『アイアムアヒーロー』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「シンプルなSFとして楽しく観れるストーリー」「結末はどうなっていくのかハラハラして観れた」「映像やゾンビのクオリティはすごく良くて面白かった」「邦画でゾンビと言うと結構不安があったが無難に面白かった」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★★星5
映画『アイアムアヒーロー』は花沢健吾さんの原作コミックを今まさに大ヒットを飛ばしている「キングダム」シリーズの佐藤信介監督が実写化した作品です。
さらに、脚本は「逃げ恥」や「空飛ぶ広報室」、「図書館戦争」などで知られる野木亜紀子さん。そんなタッグで、ほぼ原作に忠実な絵作りをしてくれた本作は、ファンも納得する逸品に仕上がっています。
そして、特筆すべきは主人公の鈴木英雄を演じた大泉洋さんです。
最近では大河ドラマでこれまでにない頼朝像を構築して話題に上がっていた大泉さんが演じていたのは、さえない漫画家のアシスタントという一人の朴訥な男でした。
仕事も思うようにいかない、恋人との関係も微妙に拗れており、様々なコンプレックスを抱えていた…そんな彼が、謎の感染症によってZQN(ゾンビ?)化した人々の群れから逃げ惑ううちに、思わぬ才覚を発揮して戦っていくという物語です。
そしてなぜ、タイトルが「アイアム”ア”ヒーロー」なのか、が解った瞬間にぞくっとする衝撃を覚えました。
「はーい」という声が聞こえる一瞬の彼の表情には迷いも何もなく、ただ生への渇望があるのみ。
そしてそれは彼だけでなく、周囲の仲間たちをも巻き込んで、ZQNや様々な理不尽に対する戦いを繰り広げていくことになるのです。
大泉さんは笑えるお芝居やほのぼのした作品も良いですが、こうした凄みのある演技がより一層素晴らしいと思わせてくれる一作でした。
50代女性
★★★★☆星4
日本のゾンビ映画の中では、かなり面白いと思います。キャストも豪華で、見応えがありました。
かなりグロいシーンも多いですが、意外と抵抗なく見れました。
ショッピングモールで、以上に運動神経の良いゾキュンがじわじわ飛距離を伸ばしてくる場面など、見ているひとの恐怖を上手くあおってきます。
有村架純さんはなぜ完全にゾキュンとならず、人間の要素を残していたのか、最後まで説明が無くモヤモヤしました。
でもこの映画の有村架純さんがとても可愛くて、主役の大泉洋さんが守り抜こうとする気持ちに、すごく共感できました。
ラストのショットガンで次々にゾキュンを打っていくシーンは、大泉洋さん格好良かったです。
アイアムアヒーローというタイトルにも納得しました。
結末は3人だけがショッピングモールが逃げ出し、富士山に向かうところで終わってしまい、その後どうなるのか気になります。
でも、あれほどのパニックの中、無理やり解決してハッピーエンドとされるより、良い終わり方だったのかなと思いました。
40代女性
★★★★☆星4
原作漫画の内容を知らないまま鑑賞しましたがとても楽しめました。
印象に残ったのは、人間たちとZQNがくり広げるハラハラドキドキの攻防戦と主人公・鈴木英雄の内面的な成長が描かれたストーリーです。
一見普通に見える人がZQNに感染していて、恐ろしい動きと形相で襲ってくる描写がかなりリアルでした。
頭を潰せばZQNの動きが止まるという設定も元恋人や同僚が相手だとかなり残酷に感じられます。
散弾銃でZQNを撃ちまくるシーンは緊張感たっぷりで目が離せませんでしたが、個人的にはかなりグロく感じR15+指定にも納得です。
仲間割れや権力争いなど、生き残った人間同士の駆け引きも不穏で緊迫した雰囲気をかもし出していて見ごたえがありました。
主人公の英雄はクレー射撃の散弾銃を扱えることでZQNを倒せる人間として重宝されます。
仕事も恋もうまくいかない中で「いつか成功する」と夢見ていた彼は、ZQNと対峙する中で本当の自分と向き合っていきます。
ストーリーが進むにつれ、現実を受け入れて吹っ切れた印象と周囲に認められた実感と自信を感じました。
人間の弱さと強さが描かれたとても魅力的な主人公だと思います。彼の心の変化が表現された最後の表情とセリフは今でも印象に残っています。
序盤はZQNを倒していくだけの作品かなと思いましたが、恐怖心をあおるリアルな描写と人間の内面が描かれたストーリーに引き込まれました。
原作漫画を読んでみたくなりました。
30代女性
★★☆☆☆星2
アイアムアヒーローは大泉洋主演のアクション・ホラー映画です。
この作品は見る価値があるのか?と問われれば正直、微妙です。内容としてはゾンビ系です。ストーリーとしては特に目新しいものは一切ありません。
嫁は途中で見ることをやめました。私は一応義務感から最後まで視聴しましたが、見終わった感想としては何も残りませんでした。
しかし、キャストだけを見れば非常に豪華な顔ぶれです。
なぜこの映画に出演しようと思った、もしくは事務所や、マネージャーがgoを出したのかが不明と言わざる得ない内容です。
主演の大泉洋に続き長澤まさみ、有村架純や吉沢悠など到底似つかわしくないキャストになっています。
そして中にはイメージできないような悲惨な死に方をするキャラも結構いました。
最大の見せ場は、ゾンビに追い詰められた大泉洋が得意の散弾銃を打ちまくりそこにいたゾンビをほぼ全滅させるというありえないストーリーでした。
エンディングも歯切れが悪くよくわかりませんでした。
40代男性
★★★★★星5
大泉洋主演、有村架純、長澤まさみという豪華キャストの映画でした。
原作の漫画は読んだことがなかったのですが、ゾンビ映画としてとても面白く、大満足でした。
映画では、ZQNというゾンビがでてくるのですが、このクオリティの高さには驚かされました。
ゾンビの特性がそれぞれ違って、そこも面白いポイントでした。
共通している特性として、生前の記憶や特技がそのまま残っているという点があります。
ここがゾンビそれぞれに個性を持たせていて、この映画の最大の特徴でもあります。
そんなゾンビ達と人間との生死を分けるアクションシーンも見どころです。
リアルなグロさや怖さがやみつきになる、日本のゾンビ映画としてとても面白い映画でした。
20代女性
★★★☆☆星3
アイアムアヒーローは元々漫画を一巻無料のときに読んで面白いなと思っていました。
その時は学生でお金が無くて続刊は買えなかったのですが、そのあと映画化されたということで見てみました。
ゾンビやウイルスが繁栄していく物語は実際に起きそうだし、本当にそうなったら怖いのでマンガだとよく読んでいたのですが、実写の映画で見るのは初めてでした。
最初に会社の人や恋人がゾンビ化していきその人たちを殺めていくシーンはグロくて怖かったです。
でもリアリティがあるからこそ目を瞑りたくなるほど怖かったのだなと思いました。
どんどんゾンビが増えていきタクシーの運転手も感染していたり大変でしたが有村架純ちゃんの役の高校生は最後までちょっとよく分からなかったです。
映像やゾンビのクオリティはすごく良くて面白かったと思うのですが、私の読解力がないせいかストーリーは少し難しかったと思いました。
でも原作へのリスペクトや原作に寄せていくスタイルはすごく好感を持てました。
アイアムアヒーローを見た時はまだ当時中学生くらいで多分物語があまり理解できていなかったのだと思うので、また大人になった今もう一度見たいと思いました。
10代女性
★★★★☆星4
ゾンビものは嫌いではないのでよく見ていたりするのですが、邦画でゾンビと言うと結構不安があったのですが無難に面白かったです。
まず、ゾンビ描写自体は及第点。怖いというほどではないですがちゃんとしたゾンビ感は出ていたのでよかったです。
あえて名前はいませんが世界の状況というのがなんとなく似たような海外の人気ドラマにあるので結構既視感があったりはするのですが日本で起きればどうなるのか、といった部分として見ると悪くはなかったです。
個人的にはそこはゾンビ映画で気にすることでもないのですが、何も解決していない…というラストは人を選ぶかもしれません。
しかし、漫画の原作がある以上は仕方ないという部分ではあるんでしょうね。
30代男性
★★★★☆星4
原作漫画を読んだ事があったので、実写化と聞いて気になって見てみたところ、個人的にはかなり面白かったです。
主人公の冴えない雰囲気を実写版で大泉洋さんが演じていましたが、本当に演技がうまいんだなーと感心してしまうほど、いい意味で冴えない雰囲気満点でした。
刺激の強い描写も多いですが、キャストの長澤まさみさんや有村架純さんなどの綺麗所に癒されるので、苦手な方も見やすい映画だと思いました。
監督は『GANTZ』を手がけた佐藤信介さんと知って、映画の完成度が高いことに納得しました。
数あるゾンビ映画の中でも、難しいことや映画内の人間関係などを考えず無心で見ることができるので、気分転換にオススメです。
ただラストの展開に物足りなさを感じ「続編あるの?」という期待感だけが残ってしまいました。
30代女性
*映画「アイアムアヒーロー」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。