実写映画『耳をすませば』が公開中止でお蔵入りの真相について解説!最悪・ひどいのはナゼ?主題歌のカントリーロードが使われなかった理由も徹底調査
2022年10月14日公開の実写映画『耳をすませば』。
スタジオジブリの名作アニメ映画『耳をすませば』の10年後の世界を大胆にも実写映画化した作品です。
アニメ映画の中で主人公の月島雫は小説家になりたいという将来の夢と、ヴァイオリン職人を目指している同級生の天沢聖司との恋に悩むという、思春期の甘酸っぱい姿を描き、多くの人の共感を得ていました。
今作は、アニメ映画部分の回想シーンと10年後の内容の構成で描かれ、天沢聖司の将来の夢が、ヴァイオリン職人からチェロの演奏家に変更されたり、主題歌が「カントリーロード」から「翼をください」に変わったりしています。
実写映画『耳をすませば』の口コミ評判レビューには、
- アニメ版とは別物と思えば楽しい作品
- 回想シーンもあり、懐かしさも楽しめた
- 想像していたよりガッカリ
- ラストは心が暖かくなった
- 満足のいった結末
- イタリアのところではツッコミどころも多かった
- 期待して見に行ったので残念な気持ちの方が強い
- 思っていたよりは良かった
という声が多数集まっています。
- 実写映画『耳をすませば』が公開中止でお蔵入りとも言われた件について解説
- 実写映画『耳をすませば』が最悪、ひどいとの声について解説考察
- なぜ主題歌が「カントリーロード」ではなく「翼をください」になってしまったのか
- 実写映画『耳をすませば』のあらすじ
- 実写映画『耳をすませば』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
実写映画『耳をすませば』が公開中止でお蔵入りとも言われた件について解説
実写版映画『耳をすませば』は、2022年10月14日に全国の映画館で上映されました。
しかしm実は2020年9月18日に公開される予定で撮影が進められていました。
2020年の2月中旬頃から撮影が始まりクランクイン。2020年の3月には、すべての撮影が終了して、クランクアップする予定だったそうです。
管理人
ですが、2020年3月と言えば、世界中でパンデミックの感染が広まっている頃です。
ヨーロッパへ渡航しての大掛かりなロケ撮影はもちろん、日本でのスタジオ撮影ですらも密になってしまうためNGでした。
なので、映画製作を続けることは困難となってしまいました。
そこで、このままではお蔵入りになってしまうのでは?との噂も流れました。
ですが、2022年の4月13日になってようやく撮影のめどが立ちます。
そして、2022年10月14日に全国ロードショーされることが、公式Twitterから発表されました。
2年越しに無事に映画が公開されることとなりました。
10月14日には東京の丸の内ピカデリーで映画公開初日舞台挨拶が行われ、このようなお話をされていましたよ。
平川雄一朗監督も「ようやく公開に至りました。ひとりでも多くの方に作品が届けばと思います」と語り、原作者の柊あおいさんから激励の手紙が届くというサプライズもあり「見終わったあとの清涼感と温かさが一番良かったです。心より感謝を申し上げます」と映画を絶賛していました。
実写映画『耳をすませば』に最悪・ひどいとの声がある理由を解説考察
実写版映画『耳をすませば』が制作されると発表された時、多くの熱狂的ファンから反対の声があがっていたようです。
もともとスタジオジブリ映画の中でも、かなり人気の高い作品であったために、純粋にアニメのイメージを壊されたくないと考える人も多かったようです。
原作漫画は、中学生の頃の初恋を交えた甘酸っぱい青春物語ですから、大人になって初恋の相手が浮気をしてしまうだとか、疲れた顔で働いている姿なんて、そんな夢が壊れるようなところは誰も見たくないですよね。
管理人
ジブリ映画では主人公の月島雫の恋人である天沢聖司の声優をつとめていたのは、俳優の高橋一生さんでした。
1995年の映画公開当時は、まだ声変りをする前の15歳の子役、と言うこともあり、高橋一生さんがそこまで注目されることはありませんでした。
その後、数々のドラマで主演をつとめ、一躍有名となった高橋一生さんが、過去にジブリ映画で声優をつとめていたと知って驚いた人も多かったのではないでしょうか。
そのため、10年後の世界が実写化されるならば、是非とも高橋一生さんに天沢聖司くんを演じてもらいたいと願うファンの声が数多く盛り上がりました。
なぜ松坂桃李さんが選ばれてしまったのか?と残念に思う人たちも一定数いたようです。しかし、この部分に関しては適役だったようで映画が公開されてから役者への批判部分はなくなったように感じます。
さらにジブリ映画と設定が大きく変更されている部分があります。
天沢聖司の将来の夢は、ヴァイオリン職人からチェロの演奏家ということに変更されているのです。
ジブリ映画の中では天沢聖司がヴァイオリン工房で孤独に木材を削り出している姿が印象的でした。
イタリアに留学して立派にヴァイオリン職人として働いている姿を見てみたかったという声もありました。
管理人
耳をすませば|実写映画ではなぜ主題歌が「カントリーロード」ではなく「翼をください」になってしまったのか
スタジオジブリ映画の『耳をすませば』で主題歌となっていたのは「カントリーロード」でした。
主人公の月島雫が替え歌を歌うシーンは物語の核となっていて、そのシーンが好きだという人も多くいると思います。
それが実写映画では「カントリーロード」ではなく「翼をください」に変更されています。
そもそも、原作漫画の『耳をすませば』には、「カントリーロード」も「翼をください」も、どちらも登場しないということを、ご存じでしょうか?
原作漫画の世界では、天沢聖司は画家を志望していました。
スタジオジブリで長編アニメ映画化する際、天沢聖司をヴァイオリン職人志望に変更したのは、あの宮崎駿監督でした。
管理人
さらに監督お気に入りの名曲である「カントリーロード」に、替え歌の歌詞をつけて主人公に歌わせようと考えたのも、宮崎監督でした。
「カントリーロード」を聞いたことがある人ならおわかりでしょうが、故郷への懐かしさ、戻れない切なさを歌っています。
これは主人公の中学生たちが将来を夢見て、親から離れて自立して、夢を追いかけるというコンセプトに合っていたからです。
それから10年後の世界を実写映画化する際、プロデューサーの西さんによれば、「翼をください」を劇中歌にして流すことを考えたそうです。
管理人
スタジオジブリの映画とは別作品として見てほしいということ。
誰もが学生の頃に音楽の授業で歌ったことがある親しみのある名曲であるということ。
そして、主人公の月島雫も、天沢聖司も10年の時が流れていますから、カントリーロードを卒業しているという考え方だそうです。
「翼をください」は子供の頃のことを懐かしく思い出している歌詞が出てきます。
あれから10年が経ち、2人の環境と心境が子供から大人へと変化していることを表現するには、ぴったりの曲ですよね。
もともと劇中歌のつもりが作品との親和性が高いため、主題歌として「翼をください」を流そうと考えたようです。
管理人
さらに聖司くんが、ヴァイオリン職人ではなく、プロのチェロ奏者として弾いていた方が、実写として映像化する際にミュージカル映画のように音楽も映像も華やかになりますよね。
平川監督は女優の杏さんがYouTubeで弾き語りをしている歌声を聞いたことがきっかけで「翼をください」のカバーの依頼をしたそうです。
実写映画『耳をすませば』のあらすじ
(以下、実写映画「耳をすませば」のあらすじです。)
実写映画『耳をすませば』のあらすじ|2人の10年後
中学3年生だった小説家になりたいという将来の夢を持った月島雫は、15歳から25歳になっていました。
小説家になるという夢を諦めてはいませんが、出版社で働きながら小説を書き、いくつもの賞に応募するも落選する日々が続いていました。
一方でプロの演奏家を目指している天沢聖司はイタリアに留学し、遠距離恋愛が続いていました。
実写映画『耳をすませば』のあらすじ|イタリアまで会いに行く雫
プロの奏者を目指してイタリアに留学した聖司は現地の学生たちと共に4人組のカルテットを組み、CDをリリースするため演奏活動を続けていました。
雫は聖司くんと手紙で連絡を取り続けていましたが、遠距離恋愛でなかなか会うこともできません。
同級生である杉村と夕子が結婚することを知らされて、いまだに進展のない聖司くんとの関係にも焦りを感じ始めていました。
そこで雫は聖司がいるイタリアへ急遽、休みを取って会いに行ってみることにしたのです。
実写映画『耳をすませば』のあらすじ|聖司くんには別に彼女がいた?
久々に聖司くんに会える喜びを抑えきれず、待ち合わせ時間よりも早く、聖司の様子を見に行った雫でしたが、そこには現地の女の子と楽しそうに談笑している聖司の姿がありました。
雫は、その女の子と聖司が付き合っているのでは?という疑いを持ってしまいます。
聖司と再会した雫はアパートに誘われて行ってみることにしました。
すると、先ほどの女の子が突然、部屋に押し掛けてきて、「私は聖司のことが好きなの!」と目の前で告白されてしまいます。
以上、実写映画『耳をすませば』のあらすじでした。
果たして、雫と聖司の10年続いた恋は終わってしまうのでしょうか?
結末が気になる方は、実際に映画を見てみることをお勧めします。
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実写映画『耳をすませば』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、実写映画『耳をすませば』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|懐かしさを感じつつも初めての人でも見れる良作
スタジオジブリ映画『耳をすませば』が公開されたのは1995年。
まだLINEもスマホも無い時代でした。
図書館の貸し出しカードに書かれた名前で天沢聖司くんを知るという、運命的な出会いを果たした雫。
中学3年生の時点で二人は両思いとなり、最後には「一人前になったら結婚してくれないか」とプロポーズまでされてしまうという、あまりにも完ぺきなハッピーエンドで幕を閉じました。
管理人
その後、ふたりは本当に結ばれたのでしょうか?
10年後の世界は見てみたいような、見てみたくないような…そんな感情の人も沢山いたと思います。
この映画の大きなテーマとしては「夢を追い続けることの美しさ」があります。
たいていの人間は自分の夢を叶えることが出来ず、諦めてしまうことが多いです。
25歳の雫は夢を諦めてはいませんが、まだ夢の途中でもやもやしています。
出版社で上司に怒られながら毎日懸命に働く姿は、とてもリアルに描かれています。
一方の天沢聖司も、チェロ奏者になる夢を追いかけてはいますが、イタリアでの生活はなかなかうまく行っていないようです。
管理人
夢を叶えたら雫と結婚したいと思っていても、その夢は遠のいていくばかりです。
それでもまだ、必死に頑張り続ける2人の姿は、中学生の頃の面影を感じるところです。
いくつもの困難を乗り越えて、最終的には、ふたりは結ばれてハッピーエンドになります。時折ジブリ映画のシーンを再現するような実写映像が差し込まれるのですが、ロケ地や衣装など、かなり再現度の高いクオリティですので、ジブリの熱烈ファンの皆様も楽しむことができるでしょう。
ただひとつ残念なのは、「カントリーロード」ではなく、「翼をください」が主題歌となっていることです。
耳をすませばといえば、カントリーロードが聞きたい!と思っている皆様には、ちょっと物足りなくてガッカリしてしまうかもしれません。
管理人
月島雫役の清野菜名さん、天沢聖司役の松坂桃李さんは、実写化でプレッシャーも多かったと思いますが、イメージを崩すことなく丁寧に演じてられていました。
同級生を演じた山田裕貴さんと内田理央さんも、ジブリ映画を彷彿とさせる見事な演技で、とても良かったです。
原作には登場していないオリジナルキャラクターで、雫にアドバイスを送る作家役で出演している、田中圭が、この映画の重要なカギを握っていて、特に印象的でした。
海外ロケが延期になる等、無事に公開されるまで大変な撮影の連続だったと思われますが、原作やジブリ映画へのリスペクトが感じられるとても良い映画でした。
管理人
『耳をすませば』が懐かしいという人も、初めて見るという方にも、オススメした映画です。
実写映画『耳をすませば』のみんなの口コミ評判レビュー
実写映画『耳をすませば』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「カントリーロードではなく翼をくださいなのが違和感だった」「全体としては不完全燃焼」「全般的に作品の世界観は損なわずに描けており評価したい」「淡々と物語が進んでいく感じは否めない」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
スタジオジブリの名作を実写化するということは、監督も、俳優も、関わった全てのスタッフたちが大きなプレッシャーを感じたと思います。
中学生の思春期の一番美しい瞬間を描いた作品だけに、大人になった姿は見たくない。そう考えた人たちも居たことでしょう。
映画を観た一番の感想としては、驚くほどに青春の輝きを失っていない物語でした。
10年後の天沢聖司くんはヴァイオリン職人ではなく、チェロ奏者を目指し、イタリアに留学。
月島雫ちゃんは出版社で働きながら、作家を目指し作品を制作し続ける日々。
どちらもまだ、夢を叶えようと努力している途中でした。どちらも挫折を繰り返し、心が折れそうになります。
これは中学生の頃と同じなのです。
そこから夢を諦めたりせず、毎日コツコツ、自分らしいスピードで着実に進んでいたのです。
10年の時が立っているとはいえ、2人はダイヤの原石を磨き続けていました。
大成功したわけでも、大失敗したわけでもなく、毎日コツコツ。これが続くのが人生なのだな、と感じさせられました。
中学生の頃のエピソードも出てくるのでジブリ映画が好きな人は嬉しいかもしれません。
ジブリのイメージを崩さないように丁寧に作られている作品だなと思いました。
著作権の都合なのか、「カントリーロード」は使用せず、「翼をください」になってしまっているのが唯一残念なところかもしれません。
30代女性
★★★★☆星4
小さい頃にスタジオジブリの『耳をすませば』を観てから、ずっと大好きな作品で何度も見返しています。
実写化したということで何となく心配な気持ちもありつつ、「いや、耳をすませば好きだし。これは観なくては!」と映画館に足を運んできました。
この映画は私たちが観てきたアニメ版「耳をすませば」の雫と聖司の10年後のストーリーとなります。
一言で感想を言うならば、アニメ版とは別物と思えば楽しい作品です。
とはいえ、中学生の頃の回想シーンもあるのでアニメ版が好きな方でも、結構忠実に再現してるじゃん!と楽しめるかもしれません。
所々、あれ?こうだったっけ?と思う箇所もあるかもしれませんが…。
私的には高坂先生よかったです。
何度も見返すかと言えば、うーんという感じですが、アニメ版を観ていなくても楽しめる、観た方でも懐かしめる作品だったのではないでしょうか。
20代女性
★★★★★星5
ジブリ版『耳をすませば』の大大大ファンの私。
昨今の実写化映画の評判があまりに良くないので、少し不安がありましたがCMを見た途端『あ、これは大丈夫』と確信しました。
雰囲気が良いのとバロンの顔も良い。アニメの良い部分を十分わかってるスタッフが関わっているなと確信しました。
で、解禁当日に観に行ってきたのですけれどアニメそのまんまじゃん!って演出がたくさんあって、懐かしさがこみあげてきました。
雫は、照れてしまったり意地で素直に甘えられない部分があるんですけど、それをわかっていてハイハイと軽くいなしながら交流しつづける2人がたまらなく愛おしかったです。
そして地球屋のおじいさん、イメージピッタリ適任すぎる~ほんわかした雰囲気が最高です!
あとバロン!造形がいいですね、このバロンは番宣で一目ぼれしてしまいました。美しい…
女性との三角関係はこの演出必要だったのかな?(笑)と思いましたが、それ以外は大満足です!
普通に終わってくれてよかった…。
途中ね、えっまさかこれで終わりなの?と思わせるような場面があるのです。あれはちょっとドキッとしました。
現実的には別れそうなパターンだもんね。
でもやはり『耳をすませば』!よくやってくれた安心したというラストです。
30代女性
★★★★☆星4
スタジオジブリのアニメが実写化された『耳をすませば』。今をときめく清野菜名と松坂桃李が主演。原作の10年後も描いています。
この手の作品はあまり期待をしないで見るようにしていますが、思っていたより良かったです。
純愛青春ストーリーの王道を行くような作品で、どうしてもアニメ版の印象が残ってしまいますが、それはしょうがないかもしれません。
ただ、これといった見せ場がなく淡々と物語が進んでいく感じは否めませんでした。
松坂桃李の演技は流石と思わせましたし、清野菜名の雫に合っていたと感じました。
しかしその他は…。時代が戻ったり進んだりは少し違和感があったのではないかと思います。
ですが、全般的に作品の世界観は損なわずに描けており評価したいです。
50代女性
★★★☆☆星3
アニメの『耳をすませば』がとても好きなので興味があり中学の同級生たちと観に行きました。
アニメやマンガの実写はたまに違ったなと思う時があるのでどうなのかと思っていましたが、中学時代の夕子ちゃんと杉村はアニメ通りという感じで良かったです。
アニメから10年後の天沢聖司を演じている松坂桃李がカルテットの仲間に雫のことを「一番大切な人」みたいに言うところは映画館でなければ「キャー」って叫びたくなるくらいドキドキしました。
夢を諦めないで追い続ける、頑張っていくことなど心に響く様な内容だったけれども、登場人物たちが25歳ということで私より10歳若いので傍観して観ているという感じで映画の世界観にどっぷり入り込むということができなかったのが残念でした。
映画観終わった後にみんなと話していたが他の人も同じような感想だったらしく「10年前に上映してくれてたら感想変わったかもね」となりました。
30代女性
★★★☆☆星3
ジブリ映画の中でも『耳をすませば』は特に好きな映画で実写版がでると知った時は嬉しくて公開日当日すぐに見に行きました。
この映画においての全体的な印象としては想像していたよりガッカリでした。
理由としてはまず、メインとなっている歌です。
映画内でもアニメと同じ歌の「カントリーロード」で歌って欲しかったというのが感想としてありました。
「翼をくださいも」いい歌ではありましたが、せっかく2人の思い出の歌なのに…と悲しい気持ちになりました。
次に2人の再会シーンでの出来事です。
雫が聖司くんの元まで会いに行くのに誤解が生じ、解決しないまま日本に戻ってしまいます。
その時、聖司くんは手紙を送り謝罪してる事で、ことは解決していましたが自分なら納得行かない内容でした。
その手紙だけ送られて再び日本で再会をしますが、そこでプロポーズされるのも唐突な展開過ぎていてびっくりしました。
映画の内容が「お互い夢に向かって頑張る」ということがテーマなのかもしれないですが、恋愛面の入れ込み方が唐突でこの映画に溶け込んでなかったように感じました。
思い出の場所で別れを告げ10年後にまた再会する約束をしますが、映画内ではその思い出の場所で告白され、10年後の再開でプロポーズされてました。
「普通ならYESとはならないでしょ」と思いました。
そのため最後もモヤモヤした感じで終わってしまい、期待が大きかった分ガッカリしました。
もう少し2人が再開しているシーンが多くても良かったのではないかと思いました。
大人版の2人の行方が見れる実写版ではありましたが、アニメと同じ内容での実写版もいつか出来たらいいなと思ってます。
20代女性
★★★★☆星4
ジブリのアニメ『耳をすませば』の10年後を描いたオリジナルストーリーです。
アニメと同じ中学生時代の雫と聖司くんも出てくるのですが、アニメから飛び出してきたような初々しくて可愛い二人が見られました。
ですが、アニメのセリフをそのまま言っているところが、棒読みのようになってしまうのに違和感があり、少し残念でした。
10年後の二人は、遠距離恋愛を続けていますが、仕事をする中で自分の理想と現実、将来のことで悩んでいる姿がリアルに描かれていて共感できました。
アニメとはやはり違う設定もありますが、この映画の主題は大人になった雫と聖司が大人になっていく上で、自分たちの気持ちをどう乗り越えていくかなので、そんなに気になりませんでした。
また、時代が平成初期なので、街並みや小道具などが懐かしく感じられました。
アニメの『耳をすませば』を見ていれば、懐かしくなるシーンや、10年後との比較でじーんとできる場面もあり、ラストは心が暖かくなりました。
30代女性
★★★★☆星4
実写版「耳をすませば」はジブリ作品の中でも特に人気の高い作品の実写版で最初から賛否両論は出てくるかなと思っていた作品です。
実写版の作品では天沢聖司と月島雫の2人が最後に会ってから10年後を描かれています。
大人になった2人が遠距離恋愛でお互いが近くにいなくても仕事の悩みでもがき続け、成長していくところを表現されていて共感出来る部分もありました。
私もアニメの『耳をすませば』を何度も観たことがありますが、数々の名シーンがそのままの通り実写で描かれていたので観たことある人は懐かしく感じることも出来ますし、初めて観る方もより内容を分かりやすく感じることが出来ると思いました。
特に天沢聖司が雫を家まで自転車で迎えにきて、二人乗りで約束を交わした場所まで行く名シーンはうるっと来ました。
ここを再現されていたのはファンにとっては最高だと思います。
ただ一点、三角関係みたいなこじれたシーンがあったのですが、そこは果たして必要だったのかな?とは感じました…。
しかし結末は天沢聖司が雫にプロポーズをしてハッピーエンドで締めくくられていたので、私としては満足のいった結末だったと思います。
40代女性
*実写映画『耳をすませば』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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