映画賭ケグルイがひどいと言われる理由を解説!実写版の見る順番やあらすじネタバレ感想評価まとめ
2019年5月3日公開の映画『賭ケグルイ』。
『月刊ガンガンJOKER』にて連載中の人気漫画を実写映画化。
ドラマ『賭ケグルイ season2』からの続きの内容で、漫画などにはないオリジナルストーリーとなっています。映画版のオリジナル新キャストとして、宮沢氷魚、福原遥、伊藤万理華らが出演しています。
『映画 賭ケグルイ』の口コミ評判レビューには、
- 夢子のギャンブル狂さが最後の最後に出ていて良かった
- 原作ほどのハラハラ感はない
- 女優陣が凄い豪華
- 期待を裏切らない面白さ
- アニメや漫画を見ていない人でも十分楽しめる内容
- テンポよく進み、演者たちの演技も相まってあっという間
- 読めない展開が最後まで続いたので楽しめた
- ゲーム、ギャンブルの内容は少し難しかった
という声が多数集まっています。
- 実写版『賭ケグルイ』シリーズの見る順番
- 映画『賭ケグルイ』がひどい理由を解説
- 感想評価と口コミ評判レビューまとめ
- 映画『賭ケグルイ』のあらすじネタバレ
もし、まだあなたが一度も「賭ケグルイ」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
例えば、今ならU-NEXTだと「賭ケグルイ」を初回付与ポイントを使って実質無料で観ることができますよ!
目次
実写版『賭ケグルイ』|4つのシリーズの見る順番を詳しくチェック
まず、原作漫画である『賭ケグルイ』には4つのシリーズがあります。
『賭ケグルイ』、『賭ケグルイ双』、『賭ケグルイ(仮)』、『賭ケグルイ妄』の4つです。完結しているのは、『賭ケグルイ妄』のみで、それ以外のシリーズは現在も連載中です。
この内、実写化されているのは『賭ケグルイ』と『賭ケグルイ双』の2つです。
見る順番としては、一番最初に連載された『賭ケグルイ』の原作内容となっている、実写ドラマseason1。次に実写ドラマseason2となります。この2つを見た後でしたら、『映画 賭ケグルイ』、実写ドラマ『賭ケグルイ双』はどちらの順番でも大丈夫です。
『映画 賭ケグルイ』に関しては、実写ドラマseason2の続きですが、実写ドラマ『賭ケグルイ双』に関しては夢子が転校してくる1年前の早乙女芽亜里を主人公とした話です。
しかし、『賭ケグルイ双』は芽亜里の武勇伝を夢子が聞き手役に回っているだけで、夢子も登場はするので、実写ドラマのseason2までを先に見ていた方が理解しやすいものとなっています。
『映画 賭ケグルイ』がひどいと言われる理由を解説!感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「賭ケグルイ」の感想評価と口コミ評判です。)
感想評価|ドラマ版に比べると盛り上がりに欠ける内容
『映画 賭ケグルイ』がひどいのではないかと言われている点について、映画の感想評価を述べながら考察したいと思います。まず、これはドラマ版から言われていたことですが、原作漫画の再現性です。
漫画作品などの実写化作品にはつきものですが、キャラクターの再現性などが低いとひどいと評価されることは多々あります。しかし、実写版の賭ケグルイに関しては、キャラクターの再現性はかなりのものです。
また、演技力も高い役者が多いので、ひどいと言われる点には当てはまりません。その為、実写ドラマも高評価で、このように映画化までされる事となりました。
内容に関しては、『映画 賭ケグルイ』では原作漫画にない、オリジナルストーリーの内容となりました。この内容の部分は、物足りなさを感じました。つまらないという声もあり、ひどいと言われるのも致し方ない点かと思います。
原作漫画に支障がないようなストーリーで、ギャンブルゲームも『ライアーゲーム』や『カイジ』などに比べると見劣りしてしまうような内容だったからです。
少し評価は分かれそうな作品ですが、総じて評価するとひどいと言うことはなく楽しめる作品です。大手口コミサイトの評価や、続編がある点などを見ても、ひどいとの評価は一部の声かと思います。
ドラマや原作漫画を見ていなくても楽しめる映画ですので、ギャンブルものが好きな人だったらオススメできる作品です。
口コミ評判レビュー「アニメもドラマも全部好き」「最初から最後まで見どころ満載」
『映画 賭ケグルイ』の口コミ評判レビューには、「どの登場人物も個性溢れるキャラクターで愛着が湧いた」「ライアーゲーム、カイジなどギャンブルや騙し合いのストーリーが好きならオススメ」「ギャンブルの内容もよく出来ているし、オリジナルストーリーも楽しめた」「読めない心理戦の連続が続いて次回作も楽しみ」という評判が多い印象です。
★★★★★星5
賭ケグルイはドラマ放送の時から見ており、その後アニメを見ましたが、賭け事に興味のない自分でも楽しめました。
カードゲームにも色々種類があり、キャラクターも個性的なキャラクターが多く、真剣な場面は食い入るかのようにみて、ちょっとおふざけが入ってる部分はクスッと笑える要素があるので、飽きずに見ることが出来、出演者の方も有名な方ばかりなので、どんな人でも楽しめるし、賭け事が嫌いな人やルールをよく知らない人でも、映画内や場面で説明してくれるためとても分かりやすいです。
実際に自分もそのゲームをしてみようかなと思わせてくれるような内容になっており、正直人によっては面白くないという人もいるかもしれないが、私はアニメもドラマも全部好きです
20代女性
★★★★☆星4
映画『賭ケグルイ』は人気ドラマ賭ケグルイの待望の映画でした。ドラマも面白いですが、映画は生徒会長に池田エライザを起用し、漫画をそのまま映像化したような迫力があり、鳥肌が立ちました。
映画だからこそ、話の展開は複雑で、ギャンブルで成り立っている学校の中にも様々な派閥があり、ギャンブル賛成派、ギャンブル反対派の争いが初めてみられたり、生徒会長主催のカードゲームが繰り広げられる中で誰が仲間で誰が敵なのか、誰が組んでいるのか、大どんでん返しもあり、展開が読めずどきどきはらはらするギャンブルのシーンが続くので、生き残りが誰になってもおかしくないような興奮を楽しめます。
蛇喰夢子のギャンブルの強さ、でもとても上品でほわんとした雰囲気もはなっているギャップも可愛くて、最初から最後まで見どころ満載です。
30代女性
★★★★☆星4
ヒリヒリするような心理戦の連続のような気を張り詰めて疲れてしまうくらい見る側もある意味では追いつめられる疑似体験を味わえる一作ではないかと思います。
様々な心理戦を駆使して勝ち上がっていく学園の一匹狼のようなヒロインを演じた浜辺美波さんの女優魂の芝居がえぐいほどすごくて、まだ十代なのにあれだけ揺さぶるような芝居で惹きつけるのかという演技の実力をまざまざと見せつけられました。
やりあう心理戦を見終わった後は鑑賞している側なのにも関わらず、どっと疲れるくらいです。人間の複雑さというか清濁併せたような多面性を露にした演技合戦があれだけの若い俳優さんたちでやり合うのはすごく楽しませてもらいましたし、次回作も作られるようなので続きが楽しみになりました。
40代女性
★★★★☆星4
もともとギャンブル映画が好きなのですが面白かったです。学園もので登場する人たちの見た目のクセがちょっと強そうだったので、あまり期待していなかったのですが面白くてドラマは一気に見てしまいました。
森川葵がメインなのかなと思ってみていたのですが中心なのは浜辺美波でしたね。俳優、女優ともにバッチバッチの演技力のぶつかり合いに魅了されました。ギャンブルの内容もよく出来ているしオリジナルストーリーなので、何回でも楽しめる作品です。ヴィレッジを裏切る福原遥の演技力がとても高くてよかったです。
ただ、高校生がかける金額にしては額が高すぎて少しリアリティがなかったのと、ギャンブルに負けた時のどん底感をもっとだしてくれたら面白そうだなと思いました
30代女性
*映画「賭ケグルイ」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
映画『賭ケグルイ』のあらすじネタバレとラスト結末
(以下、映画「賭ケグルイ」のあらすじネタバレとラスト結末です。)
映画 賭ケグルイのあらすじ|ギャンブル学園
ここは私立百花王学園。「ごきげんよう」と紳士淑女の挨拶が交わされていますが、単に名家の御曹司や令嬢が通う名門校ではありません。この学校では、ギャンブルの強さで階級が決まるギャンブル学園でした。
しかも生徒会がギャンブルの管理をしており、負け続けると多額の借金を背負うだけでなく、男なら「ポチ」、女なら「ミケ」と書かれた札を首から掛けられ家畜扱いを受けるという徹底した支配制になっていました。
学園に君臨するのは生徒会会長・桃喰綺羅莉(ももばみきらり)という女生徒で驚異の実力と運を兼ね備えたカリスマギャンブラーでした。ある日、この学園に転入して来た女生徒がいました。名前は蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)といい、ギャンブル大好きのいわゆる“賭ケグルイ”でした。
しかも実力もあり夢子は一ヶ月もしない間に生徒会の役員たちを次々と打ち負かしていきました。学園内では夢子の楽しそうな声が響き渡り、他の生徒会役員も次第に脅威を覚え始めています。
夢子は勝負にリスクが伴えば伴うほど快感を覚えるようで、生徒会長・綺羅莉とのギャンブル対決をひたすらに楽しみにしていました。
映画 賭ケグルイのネタバレ|ギャンブル反対組織・ヴィレッジ
そんなある日、夢子の前に学園のギャンブル制度に反対する組織・ヴィレッジの幹部である歩火が現れ組織に勧誘します。勧誘を断った夢子ですが、新聞部の新渡から興味のある情報を手に入れ、気が変わったのかクラスメイトの鈴井や、同じくクラスメイトでギャンブル狂の芽亜里と共にヴィレッジのアジトへ向かいました。
夢子はヴィレッジのリーダー・村雨が学園で唯一、生徒会長・綺羅莉に勝ったことがあると知り、村雨と勝負がしたくて乗り込んだのでした。そこには夢子が芽亜里とタッグを組んで負かしポチ落ちしていた木渡の姿もありました。
アジトは教会のような告解部屋になっていたので夢子は村雨に悩みを聞いてもらうことにしました。学食のスイーツがまずいと言う夢子に村雨は呆れます。
そして、夢子は生徒会長や村雨とギャンブルがしたいと続けましたが、村雨はもうギャンブルはしないと夢子に言うのでした。
映画 賭ケグルイのネタバレ|ギャンブルイベント開催へ
一方、学園では近頃ギャンブルの賭け場を荒らす謎の武装集団が台頭していました。このままでは示しが付かないと思ったのか、生徒会では生徒会長・綺羅莉の言葉を受け、生徒全員参加のギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」を執行することになります。
全生徒に投資金として1千万円を渡す代わりに参加拒否は即退学で、生徒は立候補するか勝者の予想投票を必ず行うという内容です。なお勝者には賞金3憶円と生徒会の力で書かれたことを実行してくれる「人生計画表・白」が与えられることになりました。
夢子は鈴井と、芽亜里は木渡とタッグを組んで参戦をします。あくまで非ギャンブルを揚げる村雨ですが、生徒会は参加しないとヴィレッジも強制退去させると言います。
歩火は村雨に組織存続のため、一緒に立候補することを促しますが断られます。結局、歩火は賭場を荒らしていた武装集団の犬八と組んで生徒代表に立候補することにします。
実は村雨には亡くなった姉がいました。過去にギャンブルをしたのは自分の姉の借金を帳消しにするためだったのですが、家畜扱いされた傷が深かったのか勝利を報告しても何も分かっていないと言い遺し自殺したのでした。
映画 賭ケグルイのネタバレ|予選はジャンケン
「生徒代表指名選挙」に出場する立候補者が揃い、予選がスタートします。行うギャンブルは「票争奪ジャンケン」でした。参加者に1枚ずつ“グー”、“チョキ”、“パー”のカードが配られます。
ジャンケンで勝つと相手が持つカードがすべてもらえ、制限時間10分以内に2人で合計20枚のカードを集めるという内容でした。
鈴井は夢子に配られたカードが何かを聞くと、自分のカードと同じ“パー”だと言われます。周りではさっそくジャンケンでカードの争奪が始まっていましたが、夢子はなぜか優雅に紅茶を飲み始めます。
そんな中、元生徒会役員で社長令嬢・伊月・薬師寺組は負けてくれたらお金をあげるという策に出て一気に参加者を買収し本選進出を決めます。続いて運で勝ち続けた歩火&犬八組、ずる賢さでカードを集めた芽亜里&木渡組も本戦進出を決めます。
残り1枠となり焦りが隠せない鈴井は1万円で他の組のカードの情報を教えてあげると言う女生徒の誘いに乗ってしまいます。彼女が連れてきた男子生徒と勝負するとカードは“チョキ”でした。鈴井は簡単に騙されてしまいカードを取られてしまいます。
続いて夢子が勝負することになります。鈴井と同じカードを持っているなら負けてしまいますが、夢子の出したカードは“グー”でした。驚く鈴井と対戦相手をよそに笑顔を見せます。
夢子たちは相手が19枚の手札を持っていたため一瞬で本選進出を決めたのでした。
映画 賭ケグルイのネタバレ|本選で怪物登場
本選進出した4組を前に高みの見物をする生徒会長・綺羅莉でしたが、村雨不在に不満の様子を見せます。本選は支持率と「デュアルクラッシュ・ポーカー」で行われることになりましたが、ポーカーの勝利数に全生徒からの投票金額を乗算する「支持率争奪ゲーム」にもなっていました。
本選1戦目、夢子・鈴井VS伊月・薬師寺組でしたが、伊月はまたもやお金で生徒を買収し支持率を上げていました。支持率では圧倒されたものの心理戦を仕掛け、伊月はいつの間にか手札がカスばかりになり、夢子たちが勝利します。
2戦目は芽亜里・木渡VS火&犬八組でしたが、ゲーム直前で犬八が行方不明になります。実は犬八は別の部屋で監禁されてしまっていたのです。歩火はペアがいないため不戦勝で敗退となりかけます。
そんな時、村雨が犬八の代わりに出場すると告げます。綺羅莉に勝った村雨の登場に会場内はざわつき、支持率も一気に動き始めます。ゲームが始まると村雨は驚異的な動体視力で、相手がどのカードを出すが次々と見抜いていき、芽亜里と木渡は村雨の実力にまるで歯が立ちません。
結果、村雨・歩火組が勝利します。悔しがる芽亜里でしたが、夢子はそんな彼女にあることをそっと頼みました。
映画 賭ケグルイのネタバレ|まさかの裏切り
いよいよ夢子・鈴井組と村雨・歩火組の決勝戦になります。村雨は先の戦いと同じく超人的な動体視力で夢子と鈴井のカードを見抜いていきますが、先に夢子・鈴井組が2勝します。
すると自分が足手まといになっていると歩火が泣き出します。ところが歩火の真の狙いに気付いていた夢子がそろそろ正体を表したらどうかと促します。観念したのか歩火の態度は一変します。
歩火は以前、綺羅莉と勝負をしたことがあったのですが、その際に綺羅莉のあまりの強さに憧れを抱き、それ以来いずれ綺羅莉の下に就きたいと夢見ていたのでした。
実は犬八を監禁したのも歩火で、憧れの綺羅莉を喜ばせるべくヴィレッジを率いる村雨を負けさせようとしていたのでした。裏切りを知ったヴィレッジのメンバーはモニターを見ながらショックを受けています。
ただあまりにも独りよがりの言動をする歩火に興ざめしたのか審判や綺羅莉も嫌悪の表情を浮かべました。犬八は助け出され、夢子から頼みごとをされた芽亜里と木渡はヴィレッジのメンバーを励ましました。
そんな中、生徒会役員たちがヴィレッジのアジトに襲い掛ります。励まされ戦う決意をしたヴィレッジのメンバーは応戦します。歩火の正体を知り村雨は動揺しますが、夢子がわざと負けたため、歩火・村雨組が1勝します。
映画 賭ケグルイの結末ラスト|真の勝者は?
いよいよ勝負も大詰め、夢子は村雨に自殺した姉が誰かに救って欲しかったのかと問います。自分の人生は自分のものだから賭ける意味があると続け、勝負を促しました。
そして迎えたラストターンですが、結果は引き分けとなります。途中結果では夢子・鈴井組が優勢でしたが、最終の支持率が発表されると、歩火・村雨組が10億の差で勝っていました。
この差はヴィレッジのメンバー100人が全員1千万を賭けた結果でした。夢子が芽亜里に頼んだのはこのことだったのです。ヴィレッジの解散を目論んだ歩火は絶望します。
村雨は優勝者の特権である「人生計画表・白」を手に入れましたが、すぐに何かを記入して生徒会役員に渡しました。戦いが終わり夢子と鈴井には2億円の借金が出来ましたが、夢子は相変わらず呑気で前より美味しくなった学食のスイーツに嬉しそうにします。
鈴井にも勧めて来ますが、借金に落ち込む鈴井は食べる気になれません。そこへ芽亜里たちが2億円を持ってやって来ます。実は個人の資金を村雨・歩火組に賭けていたので大金が入ったのです。
実はこれも夢子の提案でした。とにかくこれで借金が返済できると鈴井は大喜びします。一方、生徒会室では生徒会長の綺羅莉が村雨から渡された「人生計画表・白」を眺めていました。
そこには村雨が夢子から聞いて呆れていた願いが書かれていました。「学食のスイーツを美味しくすること」
以上、映画「賭ケグルイ」のあらすじネタバレとラスト結末でした。