映画『恋は光』が炎上の原因とは?あらすじネタバレや感想評価も
2022年6月17日公開の映画『恋は光』。
ウルトラジャンプにて2013年〜2017年まで連載されていた恋愛漫画を実写映画化したものです。
作者である秋★枝(あきえだ)の在学していた愛媛大学や、よく訪れていた居酒屋などがシーンとして描かれています。
そんな『恋は光』ですが、ちょっとした炎上があり、賑わっていました。
そこで、映画『恋は光』について、炎上の原因やあらすじ、ネタバレを含む感想評価をまとめてチェックして行きましょう!
管理人
- 映画『恋は光』が炎上の原因とは?原作漫画との結末の違いについても解説
- 映画『恋は光』のあらすじ
- 映画『恋は光』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も「恋は光」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
映画『恋は光』が炎上の原因とは?原作漫画との結末の違いについても解説
映画『恋は光』は、恋する女性が光って見える特異体質を持った男子大学生西条と彼を取り巻く3人の女性との恋模様を描く漫画『恋は光』を実写化した作品です。
映画と漫画共に、『恋の光』は一部で「炎上した」と言われています。
「炎上した」と言われるのは、原作漫画と実写化映画の両方だということで、その理由を知りたいですよね!
管理人
そこで、映画、原作漫画それぞれについて炎上したと思われる理由を解説していきます。
『恋は光』の原作漫画が炎上した理由とは?
原作のラストは賛否両論あったようです。西条と、西条に長年片思いをしている北代、恋というものを知りたい東雲、略奪愛こそが自らの恋と考えている宿木の3人の女性との恋愛模様が繰り広げられます。
そしてラストで西条が選んだのは東雲でした。「愛」ではなく「恋」の相手だからこそ東雲を選んだのです。
これが期待と異なっていたという読者が一定数いたようで炎上したようです。
北代は幼馴染であり、ずっと西条を想い続けてきました。
そして西条にこそ見えませんでしたが、同じく光が見える央には最も美しく光っているとまで言われた人物です。
ずっと応援してきた読者も多く、そんな北代と西条が最後は結ばれることを期待していたのです。
管理人
それが原作のラストが炎上したと言われることのある理由と考えられます。
実写映画『恋は光』が炎上した理由とは?
実写化映画は原作と異なるラストでした。
西条は東雲ではなく北代を恋人として選んだのです。北代こそ西条にとって光そのもの、恋そのものだと気づいたのです。
この変更についても賛否両論あったようです。
管理人
原作同様北代を応援し、無事西条と結ばれたことに喜びを感じた人たちも多いです。
特に原作を知らずに映画のみ観た人にとっては大絶賛のラストでもありました。
一方で、原作のラストと西条が東雲を選んだ理由に思い入れのあるファンにとっては映画のラストは納得のいかない部分もあるようです。
それが映画のラストが炎上したと言われることのある理由と考えられます。
以上のように、特にラストについて原作漫画と実写映画とは異なっており、それぞれ賛否両論あります。
管理人
それが、『恋は光』が炎上したと言われている主な理由であると考えられます。
しかし東雲、北代それぞれを選んだ理由も作中で明確に述べられているため、どちらのラストも理解でき、幸福感に満ちたものになっていることには変わりありません。
映画『恋は光』のあらすじ
(以下、映画「恋は光」のあらすじです。)
映画『恋は光』のあらすじ|恋の光
男子大学生の西条は恋する女性が光って見える特異体質の持ち主です。
そんな西条に幼馴染の北代はずっと片想いをしていますが、北代は光って見えません。
ある日、西条は大学の教室で一冊のノートを拾い、そこに書かれていた書評を校正しました。
そのノートの持ち主は東雲という「恋」というものを知りたい女子でした。
ノートをきっかけに出会った2人は恋を定義することを目的とした交換日記を始めます。
映画『恋は光』のあらすじ|奇妙な四角関係
交換日記を通じて西条と東雲は徐々に仲を深めていきました。
ですが、その状況をよく思わない北代と、北代を敵視している宿木も加わって4人での交換日記となり、恋の定義を進めます。
ある時、西条は東雲が光って見えるようになり、東雲が自分に恋心を抱いていることを知ります。
また、他人の恋人を略奪することに情熱を燃やしている宿木も西条に接近していきます。
そんな中で西条は、自らが見ているような恋の光と似ている情景を描いた1枚の絵画「初恋」に出会い、その作者との接触を試みます。
映画『恋は光』のあらすじ|光の正体
西条と北代は「初恋」の作者に会いに行きます。作者は女子高校生大洲央でした。
彼女もまた、西条と同じく恋する女性が光って見えるという特異体質の持ち主でした。
そして恋の光の正体について語り合います。最後に央は北代に向かって、これまで見た中で最も美しく光っていると伝えます。
そのことで西条は北代が恋をしていること、その相手が自分であることを知ります。
以上、「恋は光」のあらすじでした。
西条が最後に選ぶ誰かまでの過程の心境の変化とは?
恋の光とは何なのか?
もっと詳しい内容を知りたい方は実際に映画を見てみることをおすすめします。
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映画『恋は光』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「恋は光」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|不思議なラブコメ
『恋は光』は恋する女性が光って見える特異体質を持った男子大学生と彼をとりまく3人の女性との恋模様と「恋とは何か」ということを描いた作品です。
漫画原作の作品ですが、まるで漫画から飛び出してきたかのような素晴らしいキャラクターたちとそれを際立たせる演出が印象的でした。
物語の最後で西条は東雲に告白されますがそれを断り、幼馴染である北代を選びます。
西条にとっては北代は光そのもの、恋そのものであり、「恋は光」だと気づいたのです。
本作は個性豊かなキャラクターたちの、様々な恋の形を描き、それを通じて「恋とは何か」を説いた作品です。
管理人
各キャラクターの真っ直ぐであり、複雑でもある思いが丁寧に描かれていました。
それ故に物語冒頭から描かれている北代の西条への片想いが最後に叶うシーンはとても感動的でした。
観ている側がつい応援してしまうような一途で思いやりのある北代の想いが通じたことは非常に嬉しかったです。
このラストは原作とは異なるものだそうですが、この映画では北代の心情に寄り添う描写や北代の視点から描かれる場面も多かったため、すっきりと受け入れることが出来たように思います。
管理人
映画『恋は光』で特に魅力的だと感じた点は「個性豊かなキャラクター」と「会話劇」の2点です。
まずキャラクターについてですが、恋の光が見える西条や、西条に長年片思いをしている北代、恋というものを知りたい東雲、略奪愛こそが自らの恋と考えている宿木とそれぞれ恋への向き合い方や状況が異なります。
また、話し方や人との接し方もそれぞれ個性的かつ魅力的です。
それぞれのキャラクターの良さをキャストの演技と演出が見事に引き出していました。次に会話についてです。
本作は非常にセリフが多く、会話を中心に話が展開されていきます。
恋の定義を進める4人による印象的なセリフが非常に多いことや、絶妙な間合いやテンポ感が魅力です。
最も印象的だったシーンは、絵画「初恋」の作者であり、西条と同じく恋の光が見える央が、北代に対し「て今までで見てきた中で最も美しく光っている」と伝えるシーンです。
物語冒頭からずっと「光らない」と言われ、悩み続けた彼女の恋心がハッキリと表現された瞬間であり、光の演出も相まって非常に美しいシーンとなっていました。それと同時に、その光が想い続けてた相手には見えていないということが改めてわかる、切ないシーンでもありました。
個性的なキャラクターや独特な会話劇を中心に進められる本作ですが、題材は「恋とは」という多くの人が関心を持つであろうものとなっています。
また、登場人物たちの真っ直ぐな想いや行動に胸を打たれる物語でもあります。
管理人
今恋をしている人もそうでない人にもおすすめです。
この作品を見た方々が、この作品をきっかけに自分の大切な想いに気づいたり、自分なりの恋の定義に近づいたりしていけばよいなと思います。
映画『恋は光』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★★星5
映画『恋は光』は一人の大学生が”恋”と”恋する女性”を探求していく物語です。
西条(神尾風珠)は、不器用で目立たない、そしてネガティブな思考の文学青年…そんな彼が他の人と大きく違うのは、”恋をしている女性がきらきらと光って見える”特殊な能力を持っているということでした。
ある日、大学で彼が出会ったのは東雲(平祐奈)という、これまた少し周囲から浮いた、浮世離れした女の子で、彼女は「恋と言うものを知りたい」から恋物語の本を読んでいる、というのです。
”恋”を人生から排除して生きてきた西条にとって東雲の存在、そしてその考えは異質かつ興味をひかれずにいられないというもので…その結果が「こうかんノート」というアナログ極まりない手段でのやり取りだったのです。
全編通して神尾風珠くんがその”国宝級イケメン”のオーラを払しょくして、どこにでもいそうな、ちょっと根暗な雰囲気の男の子を演じているのが素晴らしく、彼の演技の幅の広さを実感します。
イケメンがその頂点を極める方向にいくのではなく、ぐっと掘り下げて市井の人をナチュラルに演じることができることの方が凄い、と思いました。
ロケは岡山周辺でされているようで、古い町並みや海の風情が素晴らしく、ちょっとした旅をしたような気分になれるのも嬉しいですね。
恋とは一体何なのか、まるで哲学の問答のようなピュアで素敵な映画でした。
40代女性
★★★★☆星4
原作未読ですが、周りの評判がすこぶる良かったので観に行ってみました。
行ってよかった!今年映画館で観た中で一番楽しかったです。
主要キャスト4人が全員その役の人にしか見えなかったこと、特に女性3人が3者3様のキャラクターで全員とにかくキュートだったこと。まずそれだけで見応えがありました。
平祐奈ちゃんはもうなんか違う人に見えました。平祐奈ちゃんってわかってるんだけど、あれ?これほんとに平祐奈ちゃんなのか?と何回か思いました。それくらい演技が自然でした。
それから内容は「恋」の概念について。観終えた今思うのは今泉力哉監督の「サッドティー」のテーマに近いなと思いました。
そしてもう一つのポイントとして、西野七瀬がとにかくかわいいです。服装、髪型、シーンごとに雑誌の撮影ばりに変えてて西野七瀬を楽しみつくせる映画。
観ながら「頼む、こう終わってくれ…!」という方向に、ギリギリまでハラハラさせながらも落ち着くストーリーはものすごく満足度が高かったです。
20代女性
★★★★★星5
映画『恋の光』は国宝級イケメンの神尾楓珠さんがちょっと変わった大学生の西条を演じる物語です。
彼は、恋をしている女性がきらきらと光って見えるという特異体質の持ち主だったのです。そんな彼がふとした拍子に知り合った学生の東雲(平祐奈)はこれもまた浮世離れした不思議な女の子でした。
恋物語の本を『恋というものを知りたくて』読んでいるという彼女…まるで哲学の問答のようなやり取りは西条にとっては新鮮だったのです。
そして彼は東雲に”こうかんノート”という手段でやりとりをすることを提案し、そこに西条をひそかに想っている幼馴染の北代(西野七瀬)と略奪癖のある宿木(馬場ふみか)が参入することによって、思いがけない恋愛論争が繰り広げられていきました。
”恋”とはマジで一体何なのか…その真摯な議論は時に頭でっかちで、時に痛くなるほどピュアですが…そのやりとりが凄く良い…岡山ののどかな風景の中で展開していく彼らの恋と青春とその哲学は一見の価値ありです。
30代女性
★★★★☆星4
なかなか面白かったです。
“恋をしている人から光がみえる”という特殊能力をもつ西条(神尾楓珠)と、想いを打ち明けられない北代(西野七瀬)、恋を探求する東雲(平祐奈)そして、人のものを欲しがる宿木(馬場ふみか)の4人で繰り広げられていく様々な恋の物語。
“恋とは”と哲学として考えていく流れが面白いが、少し難しかった気もします。
ただ今までにない作品でとても面白かったです。
恋を探求していくうちに自分が見ているこの光は本当に恋の光なのか?
それを深く考えていくというストーリーの流れも面白く、何より西条が北代の打ち明けられない想いに気づいたシーンがとても良かったです。
時が止まったような素敵なシーンでした。
この作品は恋をしている人でも、してない人でも、恋って何なんだろうと思わせてくれる映画でした。
50代女性
*映画「恋の光」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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