移動都市モータルエンジンのあらすじネタバレと感想評価!口コミや原作との違いも徹底調査!
2019年3月1日に映画『移動都市モータルエンジン』が日本公開しました。
移動都市モータルエンジンは、フィリップ・リーブによる小説『移動都市』が原作となっていて、映画化するにあたり『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』の監督であるピータージャクソンが制作と脚本を務めました。監督は『キング・コング』のクリスチャン・リバースです。
移動都市モータルエンジンは2018年に初公開されました。制作費は100億円かかっていて壮大な映画になる予定でしたが、日本ではあまり話題にならなかったです。“移動都市/モータルエンジン”と検索すると“大コケ”というワードが次に出てくるほど、日本ではウケなかったようです。そして、100億もの制作費を掛けた割に興行収入は89億円と大赤字でした。
そんな大コケ映画『移動都市モータルエンジン』の評価はあまり良くないですが、実際の内容は知りたいと思います。ということで、移動都市/モータルエンジンのあらすじとネタバレと原作小説との違いを詳細に記して行きます。
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目次
映画『移動都市モータルエンジン』のあらすじと詳細ネタバレ-SFアクションファンタジー-
移動都市モータルエンジン|あらすじ-壊滅的な戦争の結果、移動都市での生活が始まる-
数千年も前、人類の戦争によって文明は壊滅し、地球は荒廃していました。戦争では量子エネルギーが使われました。開始からたった60分で終わった戦争。史実には60分戦争と記されています。長い戦争で生き残った者たちは移動都市を作り、荒廃した地球で新たな暮らしを始めました。
移動都市には大小差があったため、弱者は燃料や食料を奪われ強者は勢力を拡大する弱肉強食の時代になっていました。超大型の移動都市・ロンドンは、人々の生活の為に小さな移動都市を捕食しつつ生活していました。この日も小さな移動都市たちが交易しているところを見つけて捕食しようとします。小さな移動都市たちは、捕食都市が来るのに気付き一目散に逃げ出します。しかし、そんな中1つの小さな移動都市が故障して逃げ遅れて捕まってしまいます。
移動都市モータルエンジン|ネタバレ-トムとへスターが知り合いになる-
ロンドンで指導者でもあり考古学者でもあったサディアス・ヴァレンタインは、移動都市を捕食できたことに喜びます。しかし、捕まえた小さな移動都市には、ロンドンに潜入する為に乗り込んでいたへスター・ショウの姿がありました。
歴史家見習いであるトム・ナッツワーシーは、小さな移動都市を捕食できたと聞いて60分戦争前に使われていた機械類・オールドテクを探しに、サディアスの娘・キャサリン・ヴァレンタインと捕食した移動都市を見に行きます。捕食された移動都市は物資やオールドテク、乗っていた人たちを奪われます。
そんな中、へスターがサディアスの息の根を止めるべく近づきます。トムはへスターの不審な動きに気付き止めようとするも、「母さんのパンドラ・ショウの仇!」と言いヘスたーがサディアスを刺します。サディアスを刺した後、逃げるへスターをトムは追います。サディ明日は傷が浅く、命に別状はありませんでした。
トムに捕まりそうになったへスターは「サディアスは母さんの命を奪ったやつで、自分も顔を傷を付けられた」と言い、ダストシュートから落ちて行きます。その後、サディアスが来てへスターが話したことをトムが聞いてみると、サディアスの態度が変わり、トムをへスターの落ちていったダストシュートに突き落とします。
へスターとトムが落ちた場所は土が柔らかくなっていたため落ちても無事でした。それから2人は交易都市まで一緒に行くことにします。一方、サディアスはへスターはまだ生きていると踏んでいて、全身サイボーグのシュライクにへスターの息の根を止めるよう命令します。
その後、夜道を歩いていたへスターとトムは、人間を狩る移動都市に捕まってしまいます。そして、人身売買が行われているところまで連れて行かれます。連れて行かれる途中で、へスターはトムに自分の過去のことを話します。へスターは母と2人暮らしで、母のパンドラ・ショウは考古学者で世界中を旅していたそうです。サディアスとはその頃からの知り合いで、パンドラが見つけたものを調べにたびたび会いに来ていました。
しかし、ある日サディアスは、パンドラがアメリカ大陸で見つけたオールドテクを欲したためにパンドラの命を奪いました。そして、それを目撃してしまったへスターにも斬りかかりヘスターの顔にはその時の傷跡がいまだに残っていました。また、パンドラは息絶える間際にへスターにネックレスを渡し「これを守って」と言います。ネックレスを託されへスターは1人逃げました。この時、へスターはまだ8歳でした。
移動都市モータルエンジン|ネタバレ-ロンドンの真の目的-
へスターとトムが身の上話をしていると人身売買場に着き、へスターは競りに賭けられます。しかし、そこに反移動都市同盟の中心となっているアナ・ファンが助けに入ります。彼女はロンドンでの賞金首でしたが、その戦闘力の高さで場を荒らし人身売買売買場を混乱させます。
また、サディアスに命令され命を奪いに来たシュライクが現れます。そして、へスターに向かって「約束を守れ」と言い追いかけて来ます。そこで、アナ・ファンが飛行船に乗って助けに来てくれ、トムとへスターは難を逃れます。へスターの母親・パンドラとアナ・ファンは知り合いで、アナ・ファンはパンドラの娘であるへスターを探すように頼まれていました。へスターはシュライクとの過去の話をし始めます。
シュライクはへスターの命の恩人で、8歳の逃げ延びた時に助けられて育ててもらいました。人造人間であるシュライクは心に傷を負ったへスターに対し「自分と同じように人造人間になれば傷付かなくなる」と話し、自分も人造人間になることをへスターは過去にシュライクに約束していました。
一方、サディアスの娘であるキャサリンは、サディアスがトムを突き落とした現場を目撃していたべヴィス・ポッドと共にロンドンの真の目的を探ります。そして、2人は、60分戦争で使われた量子エネルギーを使ったロンドンの計画知ってしまいます。キャサリンは父の裏の顔を知り、父に対し疑心暗鬼になります。ですが、サディアスの進めていた兵器の完成は着実に進んでいました。量子ネルギーを発射するメドゥーサと呼ばれるオールドテクの兵器です。
移動都市モータルエンジン|ネタバレ-メデューサが発動しサディアスが動き出す-
へスターたちは、反移動都市のメンバーが集まっている空中都市のエアヘイヴンへ到着します。そこでサディアスに対する計画を立てようとするも、シュライクが乗り込んで来て都市は破壊されてしまいます。
トムと逃げ回るへスターに追い付いたシュライクはトムの息の根を止めようとします。そこで、へスターは泣きながら「やめて」とお願いします。そこで、シュライクはへスターのトムへの恋に気付き、戦意を喪失します。シュライクはへスターを解放することを約束しますが、反移動都市メンバーからの攻撃により倒れます。
一方、サディアスのメドゥーサが完成し世界を掌握する野望を実現させようとします。サディアスは反移動都市のアジトの壁を破壊し「新たなる狩場だ」と民衆に豪語します。ロンドンが反移動都市のアジトに向かっていると分かり、へスターたちもアジトのシャングオに向かいます。
反移動都市同盟はロンドンに対し先手で攻撃しようとします。しかし、メドゥーサの起動が早く先手をくらいます。メドゥーサの破壊力は凄まじく、頑丈な壁も一気に破壊されます。シャングオに住んでいる人々にも多数の被害が出てしまいます。
そんな中、へスターはネックレスのペンダントの中にメドゥーサを止めるクラッシュ・ドライブが入っていることに気付きます。反移動都市のメンバーらとトムとへスターは、メドゥーサを止める為にロンドンに飛行船で乗り込みます。へスターをメドゥーサの起動装置まで行かせる為に、アナ・ファンは敵を誘き寄せます。そして、アナ・ファンはサディアスと一騎打ちになります。
移動都市モータルエンジン|ネタバレ-ラスト結末-メデューサを止める唯一の方法-
起動装置に誰もいなくなったところでへスターが忍び込み、クラッシュ・ドライブを使いメドゥーサを止めます。しかし、それと同時にアナ・ファンはサディアスにやられてしまいます。壁に向かって進行し続けるロンドン。そこで、トムは飛行船でロンドンのエンジンを破壊します。そして、飛行船で逃げようとしていたサディアスを落とします。サディアスは移動都市ロンドンに轢かれて命を落とします。
-ここで、映画『移動都市モータルエンジン』のラストの結末を含むあらすじネタバレは終わりです。-
以上、「移動都市モータルエンジン」のあらすじでした。
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映画『移動都市モータルエンジン』の感想と評価!みんなの評判には「つまんなかった」も多い
移動都市モータルエンジン|斬新な映画という感想。ただ評価は映画館まで観に行く必要なし。
まず、予告を見た時に「凄い斬新な映画だ!」と思ったんです。だから、凄く見たいとワクワクしていました。国が移動都市となって戦うっていう設定が良いなと思い、そういった世界観に引き込まれて行くのを楽しみにしていました。かなり期待していました。
しかし、いざ日本で公開されると話題性と評価共に低く、あっという間に上映が終わってしまい観る機会を逃してしましました。なので、本当は映画館まで足を運んで見に行こうと思っていたのですがレンタルで視聴することにしました。
それで、まぁ観たわけなんですが…。。。映画を見終わった最初の感想としては「映画館まで行って見に行かなくて良かった」という感じです。ただ、映画『ホビット』を見た人なら分かると思うのですが、映像を担当していた方が同じというのもあり『ホビット』と同じくらいVFXの映像の綺麗さや迫力は凄かったです。
ただ良いところというのが本当これだけです!
話に関しても説明不足すぎて、移動都市と反移動移動都市の対立は背景がよく分からず「?」という感想を持たざるを得ません。映画で出てくる用語をあらかじめ原作の小説で分かっている人じゃないと、すんなりとは入ってこないでしょう。映画では、流れを見て「こういう意味なのかな?」と推測する必要がありました。
また、一応キャストにはヒューゴ・ウィーヴィングやコリン・サーモンといった有名俳優が出演してますが、あまり一人一人に入っていけない映画です。そして、登場キャラが多すぎるため深掘りされていないキャラも多く「この人名前何だっけ?」となったシーンもありました。更に、仲間キャラが命を落としたシーンもあったのですが、紹介もないまま登場したので命を落としても全く感情移入することができませんでした。
最も低い評価だったのはアクションです。アクションシーンは映画の広告でも推していたはずですが、サディアスとアナ・ファンが戦うシーンは物足りなさ満点でした。原作の小説やちょっとしたネタバレなどで前知識を入れずに観たのもあったせいか、案外あっさりという感想でした。予告編を見た時に移動都市同士が打ち合って戦うことまで想像していたので、すごく残念でしたね。
ただVFXの映像は本当綺麗だったので、4DXで観たらまた別の感想を持ったかもしれません。
移動都市モータルエンジン|みんなの口コミ評判は半々
それでは、映画『移動都市モータルエンジン』を観た皆さんの口コミレビューも気になったので、さっそく評判の程を調べてみました。皆さんのツイッターでの反応を集めてみました。
移動都市モータルエンジンを観たよ。
去年予告観て巨大移動都市のビジュアルがかなりツボにハマったので楽しみにしてたんだけどね…。空中都市とかメカも魅力的だったんだけど、いかんせん話がつまらない上にキャラの魅力が薄くてツラかった。
ほんとビジュアルは良いのに…— だーおかとかーおか (@penginclub) 2019年3月14日
移動都市の映画、大枠ではつまんなかったけど世界観みたいなのは面白かったですよね
— ℕ (@t0qu1n0k0) 2019年10月9日
移動都市/モータル・エンジン ★☆☆☆☆ ここまでつまらないとは、と驚かされた 劇中、魂のない人形が出て来るんだけど、この映画もまさにそれ 背景がよく見えないし、登場人物の目的もはっきりしない リーダーの女みやぞんは勇ましいだけで呆れるほど無計画 唯一良いのは飛行機のデザイン
— tkr21 映画 (@tkr_21) 2019年8月15日
世界観は良いものの、シナリオの悪さからやはりつまらないという意見が多かったです。口コミレビューの通りですね。
しかし、中にはこんな良いレビューもありました。
映画『移動都市/モータル・エンジン』
凄く良かった。登場人物もストーリーも面白くて世界観に引き込まれた。
登場人物が皆魅力的なのでそれぞれのエピソードがあるなら観たい…!
何故世界がこんな事になってしまったのかを説明してくれたらストーリーがもっと密になると思うけど、時間的に厳しいか…— きた吉 (@KM02papipo) 2019年3月6日
2本目は『移動都市/モータル・エンジン』をP.ジャクソンの奇抜な発想が垣間見える。未来のお話しなので、それに合った内容や背景が面白く描かれていた。SF要素、ファンタジー要素をふんだんに使い監督の世界に引きずり込まれる作品だった。本作はMX4Dや4DXでも尚、楽しめる映画だ。 pic.twitter.com/lftmwHqW6s
— 三次元からきたブロンディ (@kotaeastwood) 2019年3月2日
ネットの評判レビューは非常に低い評価だったので「高評価している人は全然いないのかな」と思っていました。しかし、Twitterで皆さんのツイートを調べてみると、意外ですが何人かは映画を気に入ったと高評価していました。
SFだしアクションだしファンタジーなので、好きな人は好きなんですね。実は好みの分かれる映画作品なのかもしれません。もし気になっている方がいるなら、ユーネクストでご覧になってみると良いですよ。
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映画『移動都市モータルエンジン』原作との違いはサディアスの最後
移動都市モータルエンジンの原作は小説全4巻です。今作は、第1巻目の内容を映画化したものです。
映画では尺の関係で省かれてしまいましたが、原作の小説ではキャサリンが父親の真実に迫っていくところや移動都市と反移動都市の対立についてしっかりと書かれています。また、映画ではサディアス・ヴァレンタインが一番の悪役として描かれていますが、原作では市長のマグナス・クロームが一番の悪役です。
サディアスは市長の腹心で、原作だとサディアスは最後に心を入れ替えて良い人になります。映画ではサディアスは命を悪人のまま終わってしまったので、サディアスの人物像が映画と原作では大きな違いがあると言えます。
他にも原作との違いを挙げると、都市の名前が違う・亡くなる人と生き残る人が違うなどがあります。映画と原作では割と違いがあるので、気になった方や映画が説明不足でモヤモヤした方は原作小説も読んでみると良いですね。原作小説は映画の評判とは打って変わって評価が高いようですよ!
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映画『移動都市モータルエンジン』のネタバレを観てたら、実際に観てみたくなりますよね!
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