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千と千尋の神隠しのその後!公式とVHS版のラストの違いやモデル・舞台の台湾を紹介!

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千と千尋の神隠しのその後!公式とVHS版のラストの違いやモデル・舞台の台湾を紹介!
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言わずと知れた日本歴代興行収入No.1のジブリ作品です。2001年7月に公開されてから26週連続でトップ10入りし何と1年以上ものロングランとなる公開により興業収入308億円という記録を出しました。

この記録は19年経った2020年になった今でも破られていない記録です。

またテレビ放送される度に高視聴率で2003年の第1回目となるテレビ放送では視聴率46.9%とこの年の紅白歌合戦の視聴率を超えて、2003年の年間視聴率第1位となりました。

今だになお人気の色あせない『千と千尋の神隠し』ですが、ネットではよく『千と千尋の神隠し』での都市伝説や裏設定などがあったなどと語られ、はたまたVHS(ビデオテープ)では幻の別エンディングが存在したとまでの噂もあります。

興味深く、真実か嘘はかは置いといて非常に面白いものなので、公式でのその後のことやVHSのラストでのエンディングのことから、登場するキャラクターやあらすじなどをまとめてみました。

映画「千と千尋の神隠し」のまとめ
  • 千と千尋の神隠しのその後!公式はある?VHSのラストの違いを解説!
  • 実はこんな裏設定があった!考察してみた
  • モデル・舞台となったのは台湾の場所はここ!
  • 登場するキャラクターの名前と声優一覧
  • 主題歌・曲一覧
それでは千と千尋の神隠しのその後の公式・VHSのラストの違いや裏設定の考察、モデル・舞台の台湾の場所を紹介しちゃいます!

千と千尋の神隠しのその後について!公式はある?VHSのラストについても解説!

千と千尋の神隠しのその後について!公式はある?VHSのラストについても解説!

千と千尋の神隠しには通常では放送されていない幻のエンディングとなるラストシーンがあると言われています。いわゆる都市伝説としてネットなどでジブリファンの間で話題になっているものです。

通常のエンディングですと、元の世界に戻る為にトンネルを抜けて両親と一緒に車に乗って終わるのが通常のエンディングです。その話題となったラストシーンを紹介します。

トンネルをくぐり元の世界に戻ってきた千尋たち。寄り道をしてしまいましたが当初の目的である引っ越し先に向かいます。

千尋は車内で自分の髪留めが変わっていることに気が付き、不思議に思います。銭婆にもらった髪留めだったのですが、あの世界で起こったことを忘れてしまったようです。そして引っ越し先に到着します。引っ越し業者のトラックはもう着いており、千尋たち一家は遅いと注意されてしまいます。

それから千尋が新居の近くを歩いていると小さな橋のかかった川に辿り着きます。そこで千尋ははっと何かを悟ったような表情をみせ、この川がハクの生まれ変わりだということに気づいたというものです。

これはジブリが公式に発表したわけではありません。しかし、このエンディングは上映1週間限定での公開説やVHS版のラストではこのエンディングが収録されているなどを言われています。

VHSとはビデオレコーダーのことで今ではもうほとんど見られなくなりましたが、VHS版のラストでも確認してみましたが幻と言われる別エンディングは確認できず。

ネットでの投稿を見ると別エンディングを見たというコメントもたびたび見かけます。しかし公式でもその後については語られていなかったり、VHS版のラストでも別のエンディングを確認できない為、何より証拠となる動画がYouTubeなど映像としてない以上、このエンディングというのは存在しないもののような気がします。

またその後では別に、千尋が元の世界に戻ったあと、ハクは湯婆婆によって八つ裂きにされたという説もあるようですが、これもジブリが公式に発表したものではなく、都市伝説とされています。

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千と千尋の神隠しの裏設定・考察|現実世界に帰って来られた理由知ってる?

千と千尋の神隠しの裏設定・考察|現実世界に帰って来られた理由知ってる?

千尋が現実世界に帰って来られた理由

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これに関しては千尋はもうすでに自分の名前を忘れかけているだとか、ハクから湯婆婆には本当の名前を教えちゃいけないと言われていたからの説もありますが、千尋が現実世界に帰って来られたのは湯婆婆とちゃんと契約が結ばれていなかったから帰って来れたんですね。

ハクは湯婆婆に自分の名前を教えてしまった為、現実世界に帰る事ができませんでした。ハクは自分が帰ることができないのを知っている、千尋と別れる際に手を離すとき名残惜しそうにします。

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先ほども述べたように、この後ハクは 湯婆婆によって八つ裂きにされたという説もありますが確かではありません。しかし宮崎監督はこれは千尋とハクの永遠の別れを表現しているシーンとも語っており、あながち間違っていないのかもしれません。

電車に乗っている黒い影の人達の正体

物語の終盤に千尋は銭婆に会う為に海の上を走る電車を利用するシーンがあります。ここで不思議なのが、電車に乗っている人たち全員が黒い影みたいに描かれているところです。

劇中メインの油屋で働いている人たちは肌の色や顔もちゃんと描かれているのに、電車に乗っている人たちはそれがありません。

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釜爺が話していましたが、この電車は帰りの電車が走っていません。つまり、行きの電車しかないのです。

で、この黒い人たちの正体はというと人間界で自殺を考えている人という説があります。途中で駅を降りていく人は自殺を思いとどまった人なんだとか。

また、途中の「海原」という駅にオカッパの少女の黒い人が登場しています。

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この女の子は『火垂るの墓』の節子だとも言われているようで、あの世と繋がっている電車という説はあながち間違っていないのかもしれません。

千尋たち家族は三途の河を渡っていた?

オープニングの少し後に、千尋たち家族は小さな川を渡るシーンがあります。そしてこれが三途の川だったのではないかという説です。

と言うのも、トンネルをくぐった先では神様だったり普通では会えない、存在しないような人たちが数多く存在します。これは死後の世界だからこそ関われるもので千尋たち家族は引っ越し先に向かう途中で交通事故に遭い命を落としていたのではないかと言われています。

つまりオープニングの辺りでは千尋たち家族は既に亡くなっていて気付かずに、命を落としたら渡ると言われている三途の川を渡っているのです。

実際に夜になると川が溢れかえっていて戻れなくなってしまっています。これはしっかりと現世と死後の世界が線引きされているので裏設定として位置付けるには十分なのではないかなと思います。

千と千尋の神隠しは『もののけ姫』の続編でもあり『となりのトトロ』の続編でもある?

千と千尋の神隠しは『もののけ姫』の続編説

こちらに関しては設定資料がちゃんとあり、千尋はサンの子孫であることが書かれています。

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続編という分には時がかなり離れている感じはしてしまいますが。一応『もののけ姫』の時代設定は室町時代です。それが平成になって神様たちと人間たちでは住む場所が分離していったという設定でしょうか。

またこの世界観が一緒であることを裏付ける設定がもう1つあり、劇中でハクを苦しませたハンコに付いていたタタリ虫。

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これは『もののけ姫』でアシタカを苦しませたタタリ神と一緒というもの。設定としてはけっこう近しいものもあり、姿かたちや苦しませる点では一緒です。タタリ虫が集合体となったものがタタリ神となり、呪った相手に物凄い力を与えるが命を奪っていく能力なのかもしれません。

千と千尋の神隠しは『となりのトトロ』の続編説

これは2つ理由がありまして、まずよく言われているトトロが死神説というものです。『千と千尋の神隠し』では劇中に多くの神様が出てくることから同じ世界観なのではという説が出てきたみたいです。

また釜爺のもとで働いている真っ黒くろすけが出てくる点に関しても『となりのトトロ』と類似しています。

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紹介した世界観が同じなら『もののけ姫』→『となりのトトロ』→『千と千尋の神隠し』といった流れの時代背景となっていますね。

リンの正体は人間ではなく白狐?

主人公である千尋の姉御的存在でもあったリン。このリンにも色々な裏設定や都市伝説が存在します。

まず驚きなのがリンの年齢が14歳だということ。千尋の年齢は10歳なのですが、それでも差があるように感じますね。顔や面倒見の良さから20代でも全然おかしくないですが14歳というのが公式設定です。

また主人公は千尋ではなくリンがなるはずだったというのもあります。

「千と千尋の神隠し」の原案となるのは、童話「霧のむこうのふしぎな町」といわれているからです。
この童話の主人公となるのが、大阪から東京まで自転車でやってきた20歳のリンという女性でした。
そのため、当初は「千と千尋の神隠し」ではなく「煙突描きのリン」というタイトルにする予定だったのだとか。
実はこれは、「もののけ姫」を制作する前から温められていた企画だったそうです。

リンについて劇中では過去などは語られていませんが、「おれいつかあの街に行くんだ。こんなところ絶対に辞めてやる。」と油屋で働くことに対して不満を持っています。

リンに関しては、この世界で産まれた人間のように感じとれますが、このリンは人間ではなく「白狐」という説があります。容姿について面長なところや色白であったり黒イモリを好んで食すところからこの説が出てきました。

また千尋を初めて見たとき人間がここにいちゃまずいと言っていることがリン自身が人間ではないことや、油屋で働いている人達が千尋のことを人間臭いと話している点などからリンは人間臭くないということからもリンが人間でない説を有力にしています。

最後の方で油屋の人たちが豚に変化して千尋に両親を当てさせるシーンからも、変化ができる時点で人間にも変化できるということでしょう。リンの正体に関してはイタチやナメクジ説もありますが、白狐説というのが一番有力なそうです。

千と千尋の神隠しのモデル・舞台となったのは台湾!

千と千尋の神隠しのモデル・舞台となったのは台湾!

千と千尋の神隠しには千尋が迷い込んだ温泉街や働くことになった油屋など様々な風景や建物が登場します。宮崎駿監督はいくつかの場所が入り混じっていて特定のモデルはないとしていますが、いくつか参考にした場所があるそうです。

まずは宮崎監督も認めている愛媛県の道後温泉です。

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外観だけでなく、内装も油屋とよく似ています。

また群馬県にある四万温泉も千と千尋の神隠しのモデルの1つとされています。監督である宮崎駿さん自身が宿泊したとも言われていて、橋の風景や旅館の中なんかはリンや千尋が寝泊まりしているところに良く似ています。

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次は台湾の九份(ジォウフェン)です。

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これは宮崎監督は否定されているそうですが、作品の世界観によく似ていて有名です。東洋風の建物や、神秘的な雰囲気が千尋の迷い込む世界にそっくりです。神様たちの大行列のシーンがありますが、それが提灯のともった九份の風景と重なります。トンネルなんかも、台湾にあるとは驚きですが凄い似てますね。

そして油屋の銭湯と釜爺のボイラー室のモデルとされていて、ジブリが公式にも認めている江戸東京建物園です。

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銭湯は江戸東京建物園の玄関口や屋根とそっくりです。そしてボイラー室のモデルとされているのは江戸東京建物園の三省堂という文具屋です。そこは引き出しが壁一面に設置されており、作中の風景と瓜二つです。

千と千尋の神隠しに登場するキャラクターの名前と声優一覧

千と千尋の神隠しに登場するキャラクターの名前と声優一覧

千尋 役:柊瑠美

ハク 役:入野自由

湯婆婆、銭婆 役:夏木マリ

釜爺 役:菅原文太

カオナシ:中村彰男

リン:玉井夕海

坊:神木隆之介

千と千尋の神隠しの主題歌・曲一覧

千と千尋の神隠しの主題歌・曲一覧

千と千尋の神隠しの主題歌は「いつも何度でも」です。

そしてテーマソングとなっているのが「いのちの名前」です。

この2曲に関しては『千と千尋の神隠し』の映画を観たことある人なら記憶に残っているのではないでしょうか。この2曲はどちらも木村弓の1枚目のシングルとして出された曲でもあります。

また、主題歌である「いつも何度でも」は第43回日本レコード大賞金賞を受賞し、第25回日本アカデミー賞では主題歌賞を受賞しました。

「いのちの名前」に関しては木村弓が歌っていますが、今では2005年に歌手の平原綾香がカバーしたバージョンの方が広まっている印象ではあります。

ちなみに公式のサウンドトラックでは主題歌の「いつも何度でも」は収録されていますが、テーマソングである「いのちの名前」に関しては収録されていません。

千と千尋の神隠し サウンドトラック収録曲

1.あの夏へ

2.とおり道

3.誰もいない料理店

4.夜来る

5.竜の少年

6.ボイラー虫

7.神さま達

8.湯婆婆

9.湯屋の朝

10.あの日の川

11.仕事はつらいぜ

12.おクサレ神

13.千の勇気

14.底なし穴

15.カオナシ

16.6番目の駅

17.湯婆婆狂乱

18.沼の底の家

19.ふたたび

20.帰る日

21.いつも何度でも

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