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映画『セブン』はグロい?サブリミナル効果についても解説!あらすじネタバレや感想評価も

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1996年1月27日、日本公開の映画『セブン』。

キリスト教の「七つの大罪」になぞらえた猟奇的連続殺人事件を刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が事件捜査を進めます。

脚本家アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーはビデオショップ店員として働いていた過去がありアメリカの不安定な経済構想や社会不安を身に沁みて経験しておりその経験がサイコスリラーを生み出せたと語っています。

公開から約30年となりますが、今だに衝撃のラストとして語り継がれる名作です。

映画『セブン』の口コミ評判レビューには、

  • ラストの終わり方は誰しもがショックを受ける
  • 衝撃の結末を是非観て頂きたい映画
  • 何ひとつ救いのないストーリー
  • 大きな衝撃を受けた映画
  • 全体的に描写がリアルで出演者の演技も素晴らしい
  • どうしようもないバッドエンド
  • 過激な描写が苦手な方は注意
  • 終わり方のおぞましさがとても好き

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  •  映画『セブン』はグロいのか?7つの大罪シーンを解説
  • 映画『セブン』のサブリミナル効果について解説
  • 映画『セブン』のあらすじ
  •  映画『セブン』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

もし、まだあなたが一度も「セブン」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。

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映画『セブン』はグロいのか?7つの大罪シーンを解説

サイコサスペンス映画の傑作として名高い映画『セブン』。

そのタイトルが示すように、キリスト教において罪の根源とされる「7つの大罪」をモチーフとした連続猟奇殺人事件を描いています。

そうなると気がかりなのが、映画『セブン』には大量のグロテスクなシーンが登場するのではないか?ということでしょう。

そこで作品中にどの程度の残酷描写があるのか、果たして映画『セブン』はグロいのか、といった点を全編を通して検証していきます。

管理人

⓪オープニングクレジット

映画『セブン』と言えば、本編の完成度もさることながら、作品の世界観を余すことなく表現した先鋭的なオープニングクレジットがもはや伝説と呼べる程に有名です。

その強烈なビジュアルセンスとタイポグラフィ技術は今日でも様々な映像作品や広告に影響を及ぼし続けており、制作者であるカイル・クーパーは今やタイトルデザイナーの第一人者となっています。

そして、そのオープニングクレジットではジョン・ドゥの行動が再現されているので、実はこの導入部からして、ある意味グロテスク(=気持ち悪い・不快)であるとも言えるでしょう。

1つ1つのカットは非常に短く、決して残酷な描写は無いのですが、ジョン・ドゥが何らかの事件の被害者と思しき写真を現像し切り貼りしたり、偏執狂的な日記を綴ったり、不穏な雰囲気が充満しているのです。

管理人

これはグロい映像が苦手な方でも見られるレベルなので、映画を超えてグラフィックデザイン業界に革命を起こしたオープニングクレジットに、まずは注目していただきたいです。

①「大食」の罪

劇中で最初の殺人事件となる「大食」は、食い意地の張った被害者が、銃を突き付けられ命を落とすまでパスタを食べさせられるというインパクト十分なものです。

その行為自体を想像するとゾッとしますが、映画セブンは基本的に全ての殺人に対して具体的なシーンは描かれません。

ただし、被害者の死体は登場するので残酷な描写が無いわけではないのです。

特に、この「大食」の事件の被害者は生理的嫌悪を催す肥満体型である上、全身に死後変化である腐敗網が出現しています。

管理人

さらに検死後のシーンでは、摘出した胃袋も登場しており、のっけからまあまあグロい描写となっています。

②「強欲」の罪

金のためなら何でもする悪徳弁護士が、シェイクスピアの喜劇「ヴェニスの商人」になぞらえ自分の肉1ポンドを切らされたために死亡します。

(「ヴェニスの商人」では悪徳高利貸しシャイロックが借金のカタに肉1ポンドを設定しています。)

こちらは、死体については事件現場を撮影したモノクロのポラロイド写真が少し映るだけであり、被害者の自業自得さも相まって、残酷さや凄惨さはほぼ感じません。

管理人

③「怠惰」の罪

1年間ベッドに拘束され、生命を維持できるぎりぎりのところで生かされている被害者。

骨と皮だけになり完全に生きる屍と化した姿は実にショッキングでした。

この場合、まだ生きていることが逆に悲惨さを増加させています。

1年間の拘束という途方もない苦痛が想像できる点と、その容貌の衝撃度から劇中でも屈指のグロいシーンです。

管理人

④「色欲」の罪

娼婦が刃物の付いた男性器バンドを挿入されるという、これまたエグいことこの上ない命の奪い方の手口です。

これは題材が性的であるために、凶器も死体もほぼ画面に登場しません。

凶器は写真がわずか一瞬だけ映りますが、極めて見づらいです。

そのため、最も痛そうな殺人でありながらグロ描写は全く無いということになります。

必然的に説明不足にならざるを得ないので、どのように殺害されたのか分かりづらい方も多かったのではないかと思われます。

管理人

⑤「高慢」の罪

外見至上主義で美貌が自慢の被害者の鼻を削ぎ、片手に電話、もう片手に睡眠薬を持たせ、醜い姿でも生き残るか、あるいはそのまま亡くなるかを選択させます。

当然のように被害者は後者を選んでおり、こちらも因果応報な印象を受けます。

描写としては事件現場に血痕が目立つものの、被害者の顔には包帯が巻かれており、グロいとまでは言えません。

管理人

⑥「嫉妬」の罪&⑦「憤怒」の罪

5つの事件が発覚したところで犯人ジョン・ドゥが自首、では残りの2つの罪はどうなっているのか?と疑問をかき立てる見事なクライマックスでした。

そして、この2つの殺人こそが映画史に残る後味の悪さで『セブン』を名作たらしめているのです

しかしながら、その映像表現は抑制的で、決して過激ではありませんでした。

特に「嫉妬」の罪については、直接的な描写は完全に皆無であり、ジョン・ドゥの口頭で語られるのみです。

最後の「憤怒」の罪も、ある意味ではそうなるのが当然の爽快な最後、と言えなくもありません。

ただ、それにも関わらず、救いの無さ過ぎるラストにやり切れない絶望感が残ります。

管理人

こうしてみると、映画『セブン』のグロ描写は映像そのものよりも、残酷なプロット(筋立て・構成)にある、ということが分かります。

映像のグロ度についても、ジャンルで言えばホラーにまでは及びませんが、サスペンスとしては過激な部類でしょう。

R-15のレイティングも妥当なところです。

管理人

映画『セブン』は後味は最悪ですが、間違いなくサイコサスペンスの傑作です。

ぜひ覚悟した上で鑑賞していただきたいと思います。

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『セブン』のサブリミナル効果について解説

実は映画『セブン』にサブリミナル効果が使われていたことをご存知でしょうか?

サブリミナル効果とは、映像や音楽に意識的に知覚できないレベルでメッセージを流し、人間の潜在意識に影響を及ぼす効果のことです。

例えば、映画に1コマだけ関係のない映像を混ぜても人はそれに気づきませんが、無意識下で知覚できていれば、知らずに影響を受けてしまうのです。

アメリカの実験で、映画のフィルムに「コカ・コーラを飲もう」「ポップコーンを食べよう」とのメッセージが書かれたスライドを複数回挿入することで、劇場内のコーラやポップコーンの売上が増大したという話を多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか?

管理人

実際には、後にその有名な話は実験自体が捏造であったと判明するのですが、効果の程はさておき、ともかくサブリミナル効果を利用した広告は人々に悪影響をもたらすとされ、アメリカでは1974年に禁止されています。

日本でもTV番組内でのサブリミナル的な映像の使用が問題となり(何らかの誘導を意図したものではなく、お遊びで関係の無い画像を混ぜる程度のものでしたが、オウム真理教関連の画像が使われたためTBSビデオ問題とも絡み、大騒動となりました)、1995年にNHKが、1999年には広く日本民間放送連盟がサブリミナル的表現を全面的に放送禁止としました。

ただし、映画においては作品の表現の一部として、サブリミナル効果を使用している例はあります。

例えば、あの有名な『エクソシスト』では、より恐怖感を煽る目的で白塗りの悪魔の顔が8分の1秒ほど挿入されています。

ちなみにその顔の正体は、主人公リーガンの代役を務めたアイリーン・ディーツの悪魔に取り憑かれた状態のテスト映像です。

また、『セブン』の監督であるデヴィッド・フィンチャーは、その後の作品『ファイト・クラブ』において、あえて挑戦的にサブリミナル効果を多用しました。

管理人

では、『セブン』でのサブリミナル効果はどのようなものだったのでしょうか?

それは作品の終盤、妻のトレイシーを殺されたミルズがジョン・ドゥを射殺するシーンの直前に使用されています。

ミルズは自分がジョン・ドゥを撃ってしまえば彼の思うつぼであることを理解しながら、悲嘆と憤怒のあまり、ジョン・ドゥに銃口を向けずにはいられません。

引き金を引いてしまいたい衝動と葛藤するミルズ。

しかし、ジョン・ドゥの口からトレイシーが妊娠していたことを語られることで、最後の一線を越えてしまいます。

何度もためらいを見せるミルズでしたが、そこでほんの一瞬、トレイシーの顔が画面に映りこむと、意を決してジョン・ドゥの頭部を撃ち抜くのです。

このトレイシーの映像は、よほど注意していないと気付きません。

意識して観ていても女性の顔が映った程度しか認識できず、コマ送りをしないと、それがトレイシーの顔であることは分かりません。

予備知識なしで観ていれば、何か画面が白く光ったとしか思わないでしょう。

ただ、このサブリミナル映像によって、観客が妻のことを思うミルズの心情により近づけたのではないかと思います。

同様の表現は他の映画でも見られ、例えばアクション映画の『リベリオン』では、最後に黒幕が言葉巧みに命乞いをするのですが、そこに命を奪われた大事な人の顔のカットが一瞬挿入され(こちらは判別できる程度の速度)、吹っ切れた主人公が黒幕の眉間を撃ち抜く、というシーンがあります。

映画『セブン』のあらすじ

以下、映画「セブン」のあらすじです。

『セブン』のあらすじ|七つの大罪になぞらえた異常殺人事件

定年退職を間近に控えたベテラン刑事のサマセットと配属されたばかりの若き新米刑事ミルズは異様なまでに太った肥満男が殺害された事件を担当することになります。

そして捜査の結果、犯人に脅されて無理やり食べさせられた挙句に気絶し内臓破裂により死亡したことが分かります。

現場には「暴食」という文字が残されており、犯人の異常性からサマセットは捜査を拒否しますが、上司はサマセットに捜査を続けさせました。

続いて、お金のためなら何でもすると評判の弁護士であったグールドが命を奪われる事件が発生し、現場には「強欲」という文字が残されていました。

「暴食」「強欲」というメッセージからサマセットは犯人がキリスト教においてすべての罪の根源になるとされる七つの大罪になぞらえて犯行を行っていると推理し、これからあと5つ殺人が行われると予想します。

『セブン』のあらすじ|ジョン・ドウと名乗る犯人との遭遇

サマセットはミルズの妻であるトレイシーに食事に招待され、楽しいひと時を過ごし、当初ギクシャクしていたサマセットとミルズの間に信頼関係が生まれつつありました。

サマセットとミルズはグールドの殺人現場から指紋を見つけ、その指紋から浮かび上がったヴィクターという男の部屋に警察は潜入しますが、部屋にいたのは死体同然の状態になっていたヴィクターの姿で壁には「怠惰」という文字が残されていました。

犯人は1年以上彼を監禁し、衰弱していく経過を残しており、長期にわたって犯行を計画していたことが分かります。

捜査を続ける二人は、図書館で七つの大罪に関する文献を借りたジョン・ドウという男の情報を見つけ、部屋に向かい男と遭遇しますが、ミルズの経験が浅いこともあり、男に逃走されてしまいます。

『セブン』のあらすじ|自首をして二人の前に現れた犯人

ジョン・ドウの部屋には被害者の写真が残されており、一連の事件の犯人であるとサマセットとミルズは断定します。

直後、ジョンから計画を変更するという電話があり、ほどなくして娼婦が殺害され、現場には「肉欲」という文字が残されていました。

続いてモデルが殺害される事件が発生し、現場には「高慢」という文字が残されていました。

7つの大罪について「嫉妬」と「憤怒」の罪が残る中、ジョン・ドウはいきなり警察署に自首をしにやって来ます。

ジョンは弁護士を通じてサマセットとミルズの二人を指名し、残り二体ある死体を二人に案内させてほしいと要求します。

要求をのめばすべての罪を認めるという交渉に警察が応じ、サマセットとミルズはジョンの指示通りに車を郊外へと走らせるのでした。

以上、「セブン」のあらすじでした。

果たして、ジョンの目的とは一体何なのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

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映画『セブン』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画「セブン」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|孤高の巨匠デヴィッド・フィンチャーの魅力が詰まったサイコサスペンスの傑作

映画『セブン』は次々と発生する七つの大罪になぞらえた猟奇的殺人事件に翻弄される刑事たちの姿を描いたサイコサスペンス映画となっており、1997年に公開され全世界で3億ドルを超える大ヒット作となりました。

ストーリーに関しては、妻のトレイシーとともに引っ越してきたばかりの新人刑事のミルズとベテラン刑事のサマセットという二人の刑事を中心に展開されていきます。

二人はある猟奇的な殺人事件を担当させられることになり、サマセットはそれらの犯行がすべてキリスト教の七つの大罪になぞられていることに気付きます。

キリスト教に馴染みの無い方はピンと来ないかもしれませんが、七つの大罪とはすべての罪の根源と言い伝えられているものであり、「嫉妬」「高慢」「怠惰」「憤怒」「強欲」「肉欲」「暴食」のことを言います。

管理人

犯人はまず「暴食」として肥満の男を殺害し、「強欲」として弁護士の男を殺害、そして、「怠惰」として精神病患者を1年間に渡って監禁します。

被害者の死体についての描写は、かなりグロテスクに描かれているのでホラー映画などが苦手でグロテスクな映像に耐性が付いていない方は鑑賞に注意が必要です。

犯人の異常性に圧倒されながらも捜査を続ける二人は、図書館で七つの大罪についての本を借りたジョン・ドウという男の部屋に潜入しますが、隙を見て逃げられてしまいます。

部屋に残された証拠からジョンが犯人と断定した二人ですが、その後、「肉欲」として娼婦の女が、「高慢」としてモデルの女が殺害されてしまいます。

残り「嫉妬」「憤怒」の二つを残して突如警察署にジョンが自首に現れ、残り二人の死体を案内させてほしいと伝え、指示された荒野にミルズとサマセットは向かいます。

荒野に着くと、ジョンはある小包を渡し、そこにはミルズの妻・トレイシーの生首が納められているという衝撃の展開に驚かされます。

ジョンの狙いは美しいトレイシーを妻に持つミルズに「嫉妬」してしまった自分をミルズに殺害させ、犯行を完成させることでした。

残りの一つである「憤怒」は妻を殺され怒り狂ったミルズのことを意味していました。

犯人の意図をすぐに理解したサマセットが必死にミルズを止めますが、ミルズは自分を抑えることが出来ずジョンの狙い通りにジョンを射殺してしまい、事件は終わりを迎えるという何の希望も持つことができない衝撃のバッドエンドで作品は終わりを迎えます。

映画の序盤でギクシャクしていたミルズとサマセットですが、トレイシーが二人をディナーに招待したことによって徐々に良い関係を築いていくシーンや、トレイシーが夫の上司であるサマセットを心から信頼しているという描写もあったので、トレイシーが命を奪われてしまうという衝撃のラストの展開には開いた口が塞がりませんでした。

監督を務めたデヴィッド・フィンチャーはサスペンス映画を得意とする巨匠として『ドラゴンタトゥーの女』や『ゴーンガール』など数多くのヒット作を生み出していますが、出世作となった映画『セブン』は無秩序な街の雰囲気や人々の悪しき感情を表現したかのような暗部が強調された特徴的な映像や一筋縄ではいかない練られた脚本、衝撃的な展開など後の活躍を予感させられる魅力が詰まった作品です。

また、豪華キャストの共演も魅力で素晴らしく若く勇敢な刑事ミルズを演じたブラッド・ピット、定年退職を間近に控えるベテラン刑事サマセットを演じたモーガン・フリーマン、凶悪事件が巻き起こる街に怯えながらも必死でミルズをサポートしようとするトレイシーを演じたグヴィネス・パルトロウなど演技派俳優の熱演を堪能できます。

特に圧巻だったのは犯人であるジョンを演じたケヴィン・スペイシーです。

管理人

何を考えているのか全く予測不可能なジョンを非常に不気味に演じており、不快感を感じさせるその演技はさすがの一言でした。

前述したようにグロテスクな映像が苦手な方は注意が必要ですが、ミステリーやサイコサスペンスが好きな方は必見の映画です。

映画『セブン』のみんなの口コミ評判レビュー

映画『セブン』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「結構残酷なシーンも多くて、耐性がないとちょっとショッキングかも」「ハッピーエンドが好きな方にはあまりオススメできない」「次の展開がわからなく考察をしながら見進めることができる」「衝撃的なラストは公開から20年近く経った今でも映画史に燦然と輝いている」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★★星5

映画『セブン』は私が最も好きな映画の中の一つの作品です。

上映されて、しばらくしてからレンタルされた時に何気なく借りたのがきっかけです。

ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンが刑事として事件を解決させるために奮闘するストーリーです。

セブンという数字にどういう意味があるのか、最初はわかりませんでしたが、作品が進むに連れて理解できました。

この作品の素晴らしいところは、痛快な刑事モノではなく、人の心に潜む「7つの大罪」をテーマにしているところです。

当時、大学生だった私には少し刺激が強すぎましたが、大人になった今では別視点で視聴することができます。

過激な描写が多く、ラストの終わり方は誰しもがショックを受けるので、万人受けの作品ではありません

しかし、刑事役の二人の演技には見入ってしまいます。

特に、助演のモーガン・フリーマンのベテラン刑事の演技が素晴らしく、そのおかげでブラッド・ピットの演技が支えられていると感じます。

40代男性

★★★★☆星4

ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンが共演した作品です。若き刑事と先輩刑事が連続殺人事件を追う物語で、この映画のラストは衝撃的でした。

七つの大罪になぞらえて進んでいくストーリーに惹き込まれるのは、俳優陣の演技力あってのものでしょう。

人間の決して綺麗とは言えない感情が、まるでその場にいるかのように伝わってきました。

この映画はラストが衝撃すぎて、賛否両論別れる所があり、ハッピーエンド好きの私はストーリーの評価は残念ながら低いです。

しかしながら映画としての総評をつけるならかなり高くなります。

演技力、構成、カメラワーク、展開のスピード、そして衝撃のラストです。

ラストでは耐えられない気持ちになり、「胸糞悪い」と評価する人もいるほどです。

しかし人間という生き物をありのまま表現できているとも思えるのです。

美しいだけじゃない、人間の醜さが詰まったような作品ですが、これほど記憶に残る映画はないでしょう。トラウマ作品とも言えます。

けれども、激しく心揺さぶられる最高の映画です。

30代女性

★★★★☆星4

『セブン』は1995年に公開されたサスペンス映画です。

ブラッド・ピッ主演するこの映画は、見事なエンターテイメント性と緊張感あふれるストーリー展開が特徴的です。

ストーリーは、連続殺人鬼を追う2人の刑事が主役です。

彼らは、怜悧な頭脳を持つしたたかな連続殺人鬼を追います。

この連続殺人鬼は、七つの大罪のいずれかに該当する者を狙っておぞましい殺人を繰り返しています。

このストーリーは、観客を引き込んで、最後まで緊張感あふれる展開に引き込んでいます。

映画のキャストは素晴らしいです。

ブラッド・ピットは、推理力に優れた刑事役を演ました。

両役者は、魅力的なキャラクターと、見事な演技力で観客を魅了しました。

この映画は、観る者の心を食い破る驚愕のクライマックスが待つということで有名です。

最後に登場する驚愕のシーンは、観客を引き込み、最後まで見応えがありました。

結論として、『セブン』は、サスペンス映画の代表作の1つと言えるでしょう。

緊張感あふれるストーリー展開と見事な演技力を備えたキャストが特徴的です。

観る者を引き込んで、最後まで見応えがあります。大好きな作品の一つです。

40代男性

★★★★★星5

90年代に高い人気を博したサイコ・サスペンスである『セブン』。

七つの大罪をテーマに繰り広げられる連続猟奇殺人を追う2人の刑事をスリルたっぷりで描いています。

オープニングシーンからダークな世界観が展開されて緊張感が溢れ、その空気感がたまらない作品です。

そしてこの世には多数のスリラー映画が沢山ありますが、その中でも快楽殺人とかでは無く、目的を持った上での犯行に及ぶダークヒーローが特に目立っています。

一気に何十人も命が奪われるのではなく、1週間じっくりかけて計画が実行されていくのも恐怖を覚える部分でしょう。

日を追うごとに刑事ら、そして視聴者をジワジワと責めぬいていくのです。

色々なメッセージ性がありワクワクドキドキの作品でしたので是非色々な方に鑑賞してもらいたい作品です。

30代男性

★★★★★星5

モーガンフリーマンのファンとなったきっかけの映画でした。

当時中学生だった私はスリルサスペンス物が好きで、特に出演者に注目せず観始め、正直ブラッドピットに関しては甘いマスクである事位にしか印象がなく、サスペンス物には彼の存在は邪魔になるのではないかと思っていた程でした。

結果彼のギラギラした怖いもの知らずの若手刑事、という存在感は映画の後味の悪い結末を考えるととても良いキャスティングに繋がりました。

またゲイリーオールドマンのどこかセクシーさも感じる薄気味悪い演技は素晴らしく、影響を受けた男性もいるのではないでしょうか。

そして私が最も好きになったモーガンフリーマン。

劇中では数少ない食事中のコミカルなシーンにて、彼の大笑いする演技に私は心惹かれてしまいました。

もちろんシリアスなシーンでの深みのある表情や演技はやはりこの人でなければ出せないものがあり、この映画はキャスティング・内容共に名作と呼ぶにふさわしく、一度は観ておくべき映画だと思います。

30代女性

★★★★★星5

ブラッドピットが好きで『セブン』を鑑賞しました。

やはりかっこいいです。そして演技もすばらしい!

ブラッドピットとモーガンフリーマンが刑事で、七つの大罪を断罪する犯人をを追っていきますが、2人とも非常にいい演技をします。

ラストのブラッドピットの表情の演技は何度見ても素晴らしいです。

また、この映画はサブリミナルで画像が何度か現れるのも面白く何度も見れます。

結末は救われないバッドエンドですが、サイコスリラーな世界観はとても好きでした。

少しグロいですが、どんな展開になるのか気になりすぎてハラハラしながら楽しめます。

ブラッドピットが出演してる作品の中でもトップクラスに好きな作品です。

映画を観た後、考察する時間もとても楽しかったです。

20代女性

★★★★★星5

この映画の感想は、心理的な描写が色濃く出ていたのが面白かったです。

中でも主人公のデビッドとベテラン刑事のウィリアムズの関係性が面白いなと思いました。

特に一つの事件の真相を見つけ出す為に、対照的な二人が行動する姿は、双方の考え方が見られたのが良かったです。

そして冷蔵庫の裏側に脂で書かれた文字から様々な推測を立てて犯人像を探していた所が印象的でした。

そんな中で中盤になっていく中で、デビッド自身も危険にさらされながらも犯人に近付いた場面は緊迫感があって良かったです。

何より怖さと推理が同時進行で展開していく所が、この映画の最も重要なポイントの一つです。

そして最後のデビッドとウィリアムズと犯人の三人が一緒になったシーンは考えさせられる所がありました

もう一つの見どころは、主人公のデビッドを演じたブラッドピットさんの演技です。

この映画が役者としての分岐点になったきっかけの作品の一つだと思います。

40代女性

★★★★★星5

10代にしてそれまで観てきた映画の中で初めて大きな衝撃を受けた映画です。

それまでは子供っぽい映画を観てきたのですが、セブンという題名からは想像を絶する内容であり、当時の私にとっては一度や二度で内容を理解するにはレベルが高い映画でした。

ただ、内容を理解出来た時の気持ちは今も鮮明に覚えており、題名にどういう意図があり、特にラストについての意味がわかった時はしばらく興奮が抑えられなかったことを覚えています。

全体的に描写がリアルで出演者の演技も素晴らしく、この映画に影響され、それ以降ミステリーなどのシリアスな映画が好きになり、出演者であるブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトローの映画を好んで見る様になった程です。

また、今もU-NEXTやAmazonprimeなどで定期的に観ています

10代女性

*映画「セブン」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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