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シャイ二ングの着ぐるみを着た犬男の正体を解説。実話説、原作の違いを考察。ネタバレ含む感想評価、あらすじ。

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1980年12月13日、日本公開の映画『シャイ二ング』。

『it それが見えたら終わり』や『キャリー』などの有名ホラー小説家スティーヴン・キングの代表作の1つで、ホラー映画の金字塔とも言われた『シャイニング』。

監督は20世紀を代表する稀代の天才とも言われた、スタンリー・キューブリックです。今でもキューブリックの影響力は強く、映画史における最も偉大で影響力のある映画製作者の一人として名が挙げられます。

40年も前の映画ですが、近年のホラー映画のような音や幽霊のCG加工など怖がらせたりビックリさせてくるものではない、恐怖感を感じられるホラー映画となっています。

映画「シャイニング」のまとめ
  • シャイニングのあらすじ
  • シャイニングの解説考察|実話・双子の世界・意味・着ぐるみの犬男の正体
  • 原作小説と映画の10個の違いについて
  • シャイニングのネタバレ含む感想評価とみんなの口コミ評判レビュー

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目次

『シャイニング』の解説考察|実話・双子の世界・意味・着ぐるみの犬男の正体など

映画『シャイニング』を観ていると、結構意味深なシーンが多いかと思います。着ぐるみを着た犬男の正体や、ラストシーンでロイド写る舞踏会の写真のことなど。

そこで、映画だけでは解説されなかった意味深なシーンを原作者スティーヴン・キングや監督スタンリー・キューブリックのコメントなどの情報を元に解説・考察をしていきます。

シャイニングは実話?

映画『シャイニング』はスティーヴン・キングの原作小説が元となっているので実話ではありません。しかし、キングは一家ホテルに泊まったとき、シーズン終了間際ということもあり『シャイニング』と同じ様にキング夫妻と息子の3人しかお客さんがいなかったそうです。

そして夜中に悪夢を見たことから、この『シャイニング』が書かれました。

鏡の世界

まず、映画『シャイニング』で展開されていく中で度々登場してくるのが鏡を使ったシーンです。

・映画の序盤でダニーが自宅バスルームの鏡でダニーと会話するシーン

・237号室でジャックが美女を抱いていると思ったが、鏡で見る姿は老婆だったシーン

・ホテルのバーカウンターの正面は鏡になっていて、ジャックの目の前には誰もいないはずなのにロイドと会話しているシーン

・ダニーがドアに書いた「REDRUM」

この鏡で写し出すシーンは非現実世界を表わしています。現実世界と非現実世界が入り混じる描写を写し出しているものですが、この「鏡」がとてもキーとなっていて、この「鏡」によってほとんどの考察も解けてくるものとなっています。

「鏡」で写されたシーンについては下記で個別に解説していきます。

双子の正体

ダニーがホテル内を三輪車で散策しているところに出会す青いドレスのようなワンピースを着ている双子。

この双子の正体は、以前冬季管理人だったグレーディーの娘たちです。グレーディーもジャックと同じようにこのホテルで錯乱し、この双子の少女の命を奪いました。ダニーに対して「遊びましょう」と誘ってくるのは、あちら側の世界にダニーを引きずり込みたいのでしょう。

ちなみに、演じたのはリサ・バーンズとルイーズ・バーンズで一卵性双生児の本当の姉妹です。彼女たちが出演したのは今作の『シャイニング』のみで、その後は役者などをしないで普通の生活を送っています。

シャイニングの意味

予知能力や霊が見えたり、頭の中だけでシャイニングを持つもの同士で会話ができたり、人の心を読むことができたりするなどの第6感のことを、この作品ではシャイニングと呼んでいます。映画の中でハロランは超能力とも言っています。

つまりシャイニング=特殊能力といった意味の解釈で間違いないでしょう。

カーペットの柄模様の意味について

映画の舞台となるホテル内に敷かれているカーペットにも隠された意味があったのをご存知でしょうか。このカーペットの柄模様は赤い6角形を茶色の6角形が囲み、その上から大きなオレンジの6角形が囲んでいます。

そして、この6という数字が第6感(シャイニング)を表わしていると言われています。

このホテルはインディアンの墓地だった場所に、無理やり建てて、改築中に襲われたと支配人が説明しているシーンがあります。ホテルの内装はネイティブアメリカン式に作ってあるそうなので何か関係あるかもしれません。

また、この柄模様はファンの中では知る人ぞ知る柄模様となっていて、この柄のバックやスマホケースなどもあります。

着ぐるみを着た犬男の正体

映画だけを見ると一番の謎なシーンではないでしょうか。最初見たときは大きな熊にしか見えなかったのですが、調べたり原作を読むと熊でないことが分かります。

このシーンはウェンディーがジャックから逃げていたとき、ドアが開いている部屋で目撃しています。お尻の部分だけが破れている着ぐるみを着ています。スーツを着た男性に犬男が覆いかぶさり、動きが男性同士で性的な行為をしているようにしか見えません。

これは原作ではウェンディーが目撃しているのではなく、ダニーが目撃しています。そして、このシーンにはスーツを着た男性は出てきません。本来の出番であれば、ダニーをジャックの元に行かせないように驚かせたりして邪魔をするというのが原作での出番となっています。

この2人は行動は過去に開かれたパーティーの出来事の1つとして起こっているものです。スーツの男性に対して犬男が心身ともに惚れていて、スーツの男性にとっては犬男は性の捌け口といった関係性となっているようです。

トニーの正体

映画では、トニーのことはダニーの口の中に住んでいる子と言っていましたが、トニーの正体は未来のダニーのことです。映画序盤で鏡に向かってダニーはトニーと話しているシーンがあります。

つまり、あのシーンは鏡に写っている非現実世界の自分と話していることがしっかりと表れているシーンなのです。正確にはこのダニーは大学生のトニーでダニーが自分自身を守るためにシャイニングを使っていたのです。

エレベーターの大量の血が洪水のように流れてくるシーン

映画『シャイニング』での最も有名な描写ですね。血が出る映像とともに、ダニーが大きな口を開けて叫んでいる映像も少し出てきます。映画の終盤に料理人のハロランがジャックに斧で刺されたとき、このエレベーターの映像や大きな口の映像がまた出てきていたので、血が流れるという予言を無意識のうちにし、トニー(未来の自分)がダニーに警告していたのかもしれません。

ラストのロイドが移る写真について

ラストシーンで1924年日付けでロイドが写っている舞踏会の写真が映るシーンがあります。

これについては監督であるスタンリー・キューブリックが

最後の舞踏会の写真は、ジャックの生まれ変わりを示唆しています。

とインタビューで語っています。初めてこのシーンを見たとき、確かに段々と写る姿がロイドとジャックがどことなく似ている感じがしました。

そして、またキーとなってくるのが「鏡」です。ホテルのバーで誰もいないはずなのに、ジャックは目の前にロイドがいるのかのように語りかけているシーンがあります。

バーカウンターの目の前は実際は鏡になっていました。つまり、トニーの時と同じように鏡の目の前に語りかけているには非現実世界の自分自身なのです。この事からジャックはロイドと繋がっていることが示唆されています。

ジャックがグレーディーとトイレで会話しているシーンでも、ジャックのことを昔からホテルの管理人ですと言っている描写もジャックが何度もホテルの管理人として生まれ変わっていることを示唆しています。

どうして、ジャックがホテルの管理人として輪廻転成されているかは語られたり説明しているシーンなどについては謎になっているので自分で想像するしかありませんね。

この作品は原作も、映画もかなり奥が深い作品だと思います。映画も原作も両方見て違いを見つけたり、深い考察ができたり、見入ってしまう内容なので、どちらも見て損はない名作ですね。

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シャイニングの原作小説と映画の10個の違い

映画『シャイニング』は原作小説とだいぶ内容が違っている為、原作者のスティーヴン・キングは映画版の『シャイニング』を度々と言っていいほど批判を繰り返していて、原作通りに作品を作るためにドラマ版『シャイニング』が製作されたほどです。

今回は、映画『シャイニング』の原作小説との違いを解説していきます。

巨大迷路

映画『シャイニング』の舞台となるオーバールックホテル(展望ホテル)にある垣根で作られた巨大迷路。ラストシーンの緊迫した場面でも使用されるこの巨大迷路は、実は映画オリジナルのもので原作小説には登場しません。

動物の形をした植木

原作小説では、巨大迷路に代わって動物の形に刈られた植木が登場します。小説ではこの植木たちが登場人物に襲いかかると言うシーンがあるのですが、当時の撮影技術では撮るのが困難だったことや、監督のスタンリー・キューブリック が嫌ったため映画に登場することはありませんでした。

ジャックの武器が違う

映画ではジャックがすごい剣幕で斧を振り回していますが、原作では木槌でウェンデイやハロランに襲い掛かっています。

妻ウェンディはブロンドだった

原作小説でのウェンディはブロンドの髪を持つたくましい女性として描かれます。しかし映画版では黒髪のヒステリックな人物となっており、原作者のスティーブン・キングから批判されることになりました。

ハロランは原作小説では生きている

ホテルのコックであり、シャイニングの力を持つ人物ハロランの描かれ方も原作と異なります。映画版ではジャックに斧で命を奪われてしまいますが、原作小説では木槌で殴られこそしましたが、生きています。そしてウェンディ、ダニーとともにホテルから脱出し、さらにその後も親交が続いている姿が描かれます。

結末ラストのエンディングの描かれ方が全く違う

映画『シャイニング』と原作小説の最も大きな違いは、ラストシーンです。映画版でのラストは、巨大迷路に迷い込んだジャックが凍死して終わります。しかし、小説では正気を取り戻したジャックが、息子を守るためにボイラーを操作しその結果爆発に巻き込まれホテルとともに命を落とします。

237号室ではなく、原作では217号室

ホテルの最もいわくつきの女の霊が出る部屋が、映画では237号室ですが、原作では217号室になっています。撮影で使われたホテル側が存在する部屋で撮影すると、217号室に客が怖がって来なくなるとの要望で、存在しない部屋の237号室にしたそうです。

登場人物たちの性格が全く違う

ウェンディーは映画版ではかなり夫に気を使っていて、どこか弱そうな感じでしたが、原作のウェンディーはジャックと喧嘩したり、ダニーに手を挙げるジャックを諌めたりしていて、どこか強さを感じます。

ジャックは、原作版ではアルコール依存症に苦しみ、父親として夫として自分の至らなさに苦悩していますが、映画版では小説の執筆活動がうまくいかないことなどを、家族のせいにしていて、それほど家族のことを考えて苦しんでいるようには見えません。

登場人物たちの過去や過去の心情などに映画ではあまり触れられていない

原作では、ウェンディーの子供時代の母親に対する心情や、ジャックが元教師で生徒に車を傷つけられ、その生徒を殴ってしまい仕事を辞めてしまった過去など、登場人物たちの過去や心情に事細かに触れられていますが、映画版ではそれほど触れられていません。

シャイニングの映画と原作の違いをまとめると…。

こうして挙げてみると映画と原作小説ではかなりの違いがありますね。

この様に多くの違いから製作されたのが原作者スティーブン・キングがメガホンを取ったドラマ版『シャイニング』です。

こちらは原作を忠実に再現した作品となっているので原作好きの方におすすめです。

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シャイニングのあらすじ|呪われたホテル

以下、映画「シャイニング」のあらすじです。

シャイニングのあらすじ|呪われたホテルの管理人として

コロラドにある展望ホテルにジャック・トランスは訪れていました。この展望ホテルでは豪雪の為に冬の5ヶ月間、閉鎖されることになっていました。ジャックはその間、ホテルの管理人として仕事を請け負う為にホテルの支配人であるアルマンに会います。

アルマンからは冬の5ヶ月間、孤独に耐えなければならないと言われますが小説家志望であるジャックはその間に本の執筆をするから好都合だと話します。

しかし、もう1つ注意点として1970年に冬の悲劇があったことをアルマンから聞かされます。以前、ジャックと同じように冬の間の管理人としてグレーディーという男を雇ったことがありました。

グレーディーには妻と2人の幼い娘がいて、冬の間に気が狂い家族全員の命を奪う事件がありました。その後、グレーディーは猟銃で自殺。警察は閉所恐怖症によって起こった事件だと断定しました。

孤独な生活を送る注意点を話されますが、ジャックやジャックの家族は大丈夫だと言い冬の間のホテルの管理の仕事を請け負います。一方でジャックの息子のダニーは鏡に向かって姿の見えないトニーという人物から、ジャックはホテルの管理人として採用された電話が掛かってくるのを未来予知するのでした。

シャイニングのあらすじ|ダニーと同じシャイニングの持ち主のハロラン

ホテルの管理人として採用されたジャックは妻のウェンディーと息子のダニーと3人で展望ホテルに向かいます。

展望ホテルでダニーは1人でダーツをして遊んでいると双子の少女を見つけます。しかし話かけられることもなく双子の少女は笑いながら去っていきます。

その後、ホテルの料理人のハロランに食材の場所などを案内されます。ダニーはハロランに対して、テレパシーのような意思伝達を使いアイスクリームが欲しいことを伝えます。

ハロランはダニーと2人きりで話す時間を作り、そこでハロラン自身もおばあちゃんとは口を動かさずに会話ができたことを伝えます。これはシャイニングと呼ばれる超能力のことでダニーにもシャイニングの力があることに驚きます。

更にトニーにはダニーと呼ばれる者から、未来を教えてくれる未来予知ができる力もありました。トニーはホテルでの未来も見えていて、エレベーターから血の洪水が流れることなどが見えていました。

そしてダニーはホテルで一番気になっていた、237号室のことを聞きます。しかしハロランは237号室には何もないが、決して近寄るなと意味ありげに答えるのでした。

シャイニングのあらすじ|双子の少女

豪雪の閉鎖期間の為、従業員やお客さんはいなくなりホテルにはジャック、ウェンディー、ダニーの家族3人だけとなります。ホテルでの籠りっきりの生活を送り、小説の執筆をするジャックですが順調に進まなくイライラが募ります。

ダニーはいつものようにホテル内を三輪車で走り回って遊んでいると、目の前に双子の少女が現れます。ダニーたち家族3人以外はホテルには誰もいないはずですが、その双子の少女は遊びましょうとダニーに話かけてきます。

しかしダニーには双子の少女が目の前で手を繋いで立っている姿と同時に、双子の少女が斧で惨殺された光景も見えます。ダニーが恐怖で目を覆い隠している間に、双子の少女は姿を消します。

その後、ホテルでの未来を見ていたダニーは父のジャックにママや僕をいじめないでと言います。ジャックには何の話か分からず、2人を愛しているのだから、そんな事はしないと言うのでした。

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シャイニングのネタバレ含む感想評価と口コミレビュー

以下、映画「シャイニング」のネタバレ含む感想評価と口コミ評判です。

ネタバレ注意!映画シャイニングの感想評価

映画『シャイニング』は、スタンリー・キューブリック の最高傑作とも言える作品だと個人的には思います。ジャック・ニコルソンを始めとする、俳優たちの演技力も見事です。

スティーブン・キングの小説を原作としたこの映画は、小説を大胆にアレンジしており、原作ファンの人にとっては納得いかない部分も多いと思います。実際に、スティーブン・キング自身も初めてみたときは怒りを覚えたと話すほどです。しかし、次第に映画の魅力に惹かれ今では何十回も見返すほど大好きな映画の1つと語っています。

この映画の魅力は、何度観ても飽きないところです。オーバールックホテル(展望ホテル)で起こる数々の怪奇現象は、そのすべてが説明されることはありません。我々、視聴者の考察に委ねられているのです。

一度観ただけでは意味がわからないシーンも、何度も繰り返し観ることで自分なりの解釈を見つけることができます。これほど観れば観るほど味わい深くなる映画は中々ないのではないでしょうか。

ネタバレ注意!シャイニングを観たみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

「シャイニング」はスティーヴン・キング原作をスタンリー・キューブリック監督で映画化されたホラー作品です。

小説家志望の主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)が冬は雪で閉鎖となるホテルの住み込み管理人として家族と共にホテルに篭って小説を執筆始めるのですが、徐々に精神に異常を来たし初めて家族に襲い掛かる様になっていく演出はジワジワくる恐怖を感じました。

本作の一番有名なシーンであるジャック・ニコルソンが斧でドアを叩き割り隙間から顔を覗き込ませた時の顔が本当に狂気に満ちた感じが出ていてゾッとしますが、この一瞬のシーンの撮影だけに2週間かけて190以上のリテイクの末O Kとなったと言うエピソードもあり納得しました。

40代女性

★★★★★星5

言わずと知れた有名な作品です。スティーブン・キングが大好きで、スタンリー・キューブリック監督も大好きなので当然何度も見ています。

とはいえ、スティーブン・キングはこの映画について全く気に入らなかったそうで、そのためのちにテレビシリーズを自分の肝いりで作っていますが。そういう話があると、どこが気に入らなかったのだろう、とますます気になります。が、両方とも見て、両方ともに良さはありましたが、個人的には映画「シャイニング」の勝ちだと思っています。

いくつも印象的なシーンがあります。この映画では廊下がひとつキーとなる舞台ですが、その奥に現れる女の子の双子。オーディションでたまたま応募してきたとのことですが、そうした偶然からこのシーンが生まれたなんて驚きです。

血が大量の波となって押し寄せるシーン。原作には全くこういった部分はないのですが、恐怖という感覚を映像化するとはこういうことなのでしょうね。

映像だけなく心理的にも鳥肌の立つのが、ホテルのロビーでジャックが小説をタイプライターで打っていると思いきや、そこには「ジャックは仕事ばかりで遊ばない。ジャックは馬鹿になる」という文章が延々と打たれている、という場面です。いろいろなフォントで打たれたあの文章だけであれほどの恐怖を見ている人に与えることができるなんて…。

俳優ジャック・ニコルソンの、斧でトイレのドアを壊すときの表情は、この映画のポスターになっているので知らない人もいないほど有名ですが、それにしても彼の狂気に満ちた表情は必見です。ダニーがそれまで何度も口にし、書いていた「redrum」の意味がここではっきりするのです。

個人的に一番好きなシーンは、ラストでオーバールックホテルの写真の中にジャックが楽しそうな表情で写っているところ。このシーンはほかの映画でもマネされるほど、こわくない映像でこわさを出すという手法ではピカいちではないでしょうか。

50代女性

★★★★★星5

ジャック・ニコルソン演じる小説家志望のジャックの狂気に満ちた人間への変貌が見ていて恐ろしいストーリーです。

冬の間閉鎖されるホテルの管理人をすることになった家族、大きなホテルにジャックと妻、幼い子供の三人。ホテルがジャックを変えていくのですが、そのホテルは恐ろしい呪いのホテルだったのです。

スティーブン・キングの・小説の映画化と言うだけで怖そうな第一印象ですがそこにキャストの演技が加わり、始まってすぐから不気味な空気しか感じません。雰囲気を作るキャスティングがすごいと、感心しました。

心理描写も緻密で、どのシーンも見ていてすごく怖いけど、目が離せない作品です。

ホラーですから霊的な怖いシーンも満載です。正体のわからない何かに追い詰められていく怖さとジャックが恐ろしい顔で妻や子供を追いかけていくシーンの迫力で思わず目を塞ぎたくなってしまうシーンが随所にありました。

私的には途中、もうこれ以上見るのが怖い!と言う心境になったくらいです。内容も興味深いですが、画面の恐怖感を味わうだけでも十分楽しめるのではないかと思いました。

50代女性

★★★☆☆星3

この映画は幽霊やシャイニングという霊能力など非現実的なものがたくさん出てきますが、私が一番怖いと思ったのは、主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)が大切な家族に次第に狂気を出し始めることで、舞台の雪山の完全に外界から遮断されたホテルの中でこの狂った夫から、子供を守らなければなならないスリル感と恐怖感でした。

家族が別人のように変わってしまう、信頼している夫が豹変して斧をもって大切なわが子と自分を追いかけてくる。そんなウェンデイ・トランス(シェリー・デュバル)の恐怖感が同じ母親としてすごく感じたことを強く覚えています。

双子の幽霊や、老婆の霊などの幽霊よりもジャックが一番怖かったです。血文字やエレベーターから大量の血が噴き出している幻影などもしっかりと恐怖を演出できており、ホラー映画が好きな人にはとても映画だと思います。出演俳優たちの演技力は最高でした。

ラストに関しては、そういうことってある?って感じです。私はこの映画はよかったと思います。

30代女性

*映画「シャイニング」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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