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『28日後…』と続編『28週後』の繋がりはなし!実はゾンビじゃない凶暴化した人間が襲ってくるホラー映画

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2003年8月23日、日本公開の映画『28日後…』。

『トレインスポッティング』で一躍有名となったダニーボイル監督作品です。

主演を務めたのは当時ほぼ無名だったキリアン・マーフィー。

現在では『オッペンハイマー』でアカデミー賞俳優となった、キリアン・マーフィーの出世作とも言える作品です。

ゾンビ映画と思われがちな映画『28日後…』ですが、実際には「RAGEウイルス」に感染し凶暴化した生者たちによる人類崩壊の物語となっています。

ゾンビとは違い、走り、襲い、そして飢えて死ぬ存在です。

制作予算は10億円と当時のハリウッド基準ではかなりの低予算で作られながらも予想を超えるヒットとなり、続編の『28週後…』や『28年後…』へとシリーズ化されるほどの人気作になりました。

後の走るゾンビ系ホラーの原点とも言える作品です。

この順番でチェック
  • 『28日後…』の続編『28週後』の繋がりはなし。
  • 『28日後…』シリーズはゾンビじゃない?
  • 『28日後…』のあらすじ
  • 『28日後…』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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続編『28週後』の繋がりはなし。

2002年に公開された映画『28日後…』は、低予算ながら大ヒットを記録し、大好評を集めました。

そして、5年後の2007年に続編となる『28週後…』が公開されることとなりました。

そんな続編と映画『28日後…』は繋がりは実はありません。では、詳細を解説します。

管理人

28週後のイギリスを描いた続編

結論から言うと、設定や世界観は繋がってはいるものの、ストーリー自体に続編との繋がりはありません。

『28日後』公開の後、ジムを演じたキリアン・マーフィーやセリーナ役のナオミ・ハリスは、多数の映画に出演する売れっ子になっとなりました。

キリアン・マーフィーは『ダンケルク』をはじめとするクリストファー・ノーラン作品に多数出演し、ナオミ・ハリスも『007』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでティア・ダルマ役(カリプソ役)を演じるなど、国際的な女優へと成長しています。

こうした活躍や、5年という時間の経過もあり、2人は続編には出演しておらず、その他に生き残ったハンナといったキャラクターも登場していません。

なお、キリアン・マーフィー自身は続編への出演に前向きだったものの、当時『バットマン ビギンズ』の撮影スケジュールと重なっていたため、実際には出演が叶いませんでした。製作陣も彼の再登場を望んでいたものの、スケジュールの都合により断念せざるを得なかったようです。

管理人

また、監督もイギリス出身のダニー・ボイル監督からスペイン出身のファン・カルロス・フレスナディージョ監督に変わりました。

そのため、少し作品のテイストは変わっています。

映画『28日後…』は、感染すると凶暴化してしまうRAGEウイルスにより壊滅状態となった「28日後」のイギリスが舞台であり、続編『28週後…」はタイトル通り、復興が進む「28週後」のイギリスを舞台に、再び感染者が出てしまいパニック状態になっていく様子が描かれていきます。

そのため、前作を観てない方でも十分に『28週後…』を楽しむことができると思います

更なる続編「28年後」

2025年6月20日に、映画『28週後…』から18年ぶりの続編映画『28年後…』が日米同時公開予定です。

タイトル通り、今度はウイルス蔓延から28年後の世界が描かれます。

ダニー・ボイル監督が再びメガホンを取るということで、話題を集めている映画『28日後…』。

三部作という壮大な計画になっていますが、キリアン・マーフィー演じるジムは、『28年後…』には出演しません。

しかし、2026年1月16日公開予定の二部作目には、キリアン・マーフィー演じるジムが久しぶりに登場するという情報をダニー・ボイル監督がWebメディアIGNのインタビューで語っています。ジムがどのように作品のストーリーと繋がっていくのか今後の展開がとても楽しみです。

管理人

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「28日後」シリーズはゾンビじゃないと脚本が発言

感染者はゾンビではない

映画ファンの中で大きく意見が別れるのが、映画『28日後…』がゾンビ映画なのかどうかという話題です。

結論から言うと、感染者はゾンビではありません。

そもそも、ゾンビは何らかの原因によって死者が蘇った存在のことを言います。

対して、映画『28日後…』の感染者はレイジウイルスに感染し、凶暴化はしているものの、生きた人間であるため、厳密にいうと、ゾンビではありません

ゾンビとは違い、生きている人間であるため、栄養を摂らなければ、餓死してしまいます。

また、ゾンビは映画で描かれる際にノロノロと動きが遅い傾向にありますが、感染者はゾンビではないため、走ったりと人間に凄まじいスピードで襲い掛かります。

この感染者の描き方は当時画期的で、ゾンビが走るという後進のパニックホラー映画に大きな影響を与えました。

監督・脚本家の見解

厳密に言えばゾンビではないも映画『28日後…』。

視界s、脚本を担当したアレックス・ガーランドは、イギリスの映画雑誌Empireのインタビューで「ゾンビ映画である」と語っていました

しかし、監督を務めたダニー・ボイルは、映画『28日後…』が『ドーン・オブ・ザ・デッド』といった後進のゾンビ映画に影響を与えたことは認めたものの、映画『28日後…』をゾンビ映画だとは思っていないようです。

このように監督、脚本といった映画を作る上でキーマンとなるスタッフすら、見解がバラバラとなっています。

ゾンビ映画かゾンビ映画でないかは観客が自由に判断して良いのではないかと感じます。

管理人

『28日後…』のあらすじ

(以下、映画『28日後…』のあらすじです。)

『28日後…』のあらすじ|謎のウイルスが広がり、あっという間に廃墟と化したイギリス

ケンブリッジにある霊長類研究センターに動物保護団体が襲撃に入り、檻に入れられたチンパンジーたちを解放しますが、実はチンパンジーたちは危険なウイルスに感染していました。

飼育員の言葉に耳を貸さない保護団体のメンバーは狂暴化したチンパンジーに咬まれてしまい、次々とウイルスに感染してしまいます。

それから、28日が経過し、メッセンジャーの仕事をしていたジムは誰もいない病院で目を覚まします。

もぬけの殻になったロンドンの街並みを歩き、教会へと辿り着きますが、ウイルス感染した神父に襲われてしまいます。

生存者のセリーナとマークの助けによって、なんとか生き延びたジムは、ウイルスによって一変してしまったイギリスの状況を知ります。

『28日後…』のあらすじ|軍地基地を目指して、旅を続ける四人

二人を連れて、家へと辿り着いたジムでしたが、両親は自殺していました。

ショックを受ける中、感染者の襲撃に遭ったことで、マークが感染してしまい、セリーナは容赦なくマークを殺害します。

家を脱出したベンとセリーナは窓に飾られたイルミネーションからマンションへと向かい、生存者のフランクとハンナという親子と出会います。

行動を共にすることとなった四人は、僅かな希望を求めてラジオ放送で繰り返し流れた軍事基地を目指し、車に乗り込みます。

道中のトンネルで感染者に襲われるアクシデントがありつつも、協力してなんとか脱出した一行はスーパーマーケットで食糧を入手し、自然豊かな場所で束の間の休息をとり、まるで本当の親子のように打ち解けていきます。

『28日後…』のあらすじ|明らかになるウェスト少佐の企み

ようやく軍事基地へと辿り着きますが、基地はもぬけの殻であり、絶望を感じたフランクが取り乱し、感染者の血液を浴びてしまい、感染した結果、基地で隠れていた兵士たちに射殺されてしまいます。

大きなショックを受けるハンナでしたが、ジムとセリーナは現れたウェスト少佐に挨拶をされ、基地内部へと招かれます。

食事を振る舞われ、丁重に扱われる三人でしたが、感染者を飼育し観察するという異常行動に不信感を抱くようになります。

そして、彼らの狙いがセリーナとハンナであることが明らかとなり、止めようとしたジムは兵士たちに捕えられてしまうのでした。

以上、映画『28日後…』のあらすじでした。

日テレドラマ

『28日後…』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『28日後…』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|ディストピアと化したロンドンで生き残りを懸けて奔走する主人公たちの姿を描いたサスペンスホラー作品

映画『28日後…』はイギリス出身の監督ダニー・ボイルの作品です。

監督ダニー・ボイルは、『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』等で知られていますよね。

映画『28日後…』では、謎のウイルスに感染し、壊滅状態となったイギリスで凶暴化した感染者と立ち向かっていく登場人物たちの姿を描いています。

サバイバルホラー作品で、公開当時、無名だった俳優キリアン・マーフィーの出世作としても知られています。

管理人

謎のウイルスに感染し、凶暴化した猿たちを動物愛護団体が開放してしまったことから一気に感染が広がり、ディストピアとなってしまったイギリス・ロンドン。

無人のシーンを撮影するためにゲリラ撮影を敢行。

普段は観光客で盛り上がっているはずのロンドンの主要観光地を、主人公のベンがたった一人で彷徨い歩くシーンは今見ても新鮮に感じます。

『バイオハザード』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』といったホラー作品は、緊張と緩和が映画の中でもっとも重要になってくると思います。

しかし、映画『28日後…』はまさに緊張と緩和をうまく利用し、低予算ながら緊迫感のある映像を作り出すことに成功しています。

ベンは、さまよい歩く中で、生存者であるセリーナ、そして、フランクとハンナという親子と出会い、四人で行動を共にしていきます。

無人になったショッピングセンターでそれぞれが買い物を楽しむシーンがコミカルに描かれたと思いきや、次のシーンでは、感染者が現れ、命からがら逃げ惑うシーンが描かれ、観客に息をつく暇も与えません。

音楽も映像とうまくリンクしており、相乗効果によって絶望的な世界を見事に表現していると思います。

管理人

フランクが感染し殺されてしまい、後半ではウェスト少佐率いる生き残りの軍隊に匿われることとなり、安心したのも束の間、実は部下たちの性的欲望を満たすためにセリーナとハンナを強姦しようとするという最悪の展開が待ち受けます。

感染者の恐ろしさが描かれる前半とは対照的に、後半では人間という存在の業の深さが描かれていき、実は本当に怖い存在は人間だったというメッセージを感じます。

最終的にはベンの活躍によって、兵士たちを倒すことに成功します。

そして、三人が共同生活をする中、偵察機によって発見されるという希望に満ちたハッピーエンドで映画は幕を閉じます。

このように、テンポの良いスリルを味わえると同時に、人間の恐ろしさも描かれています。

ダニー・ボイル監督らしいメッセージ性のあるホラー作品となっていますので、ホラー好きな方は必見の作品だと思います。

『28日後…』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★☆☆星3

ゾンビ映画であり、大量のゾンビを期待、、というほどではなく、PVの段階からロンドンの廃墟感ということであんまりバラエティ的なものであったり、大量のゾンビでの恐怖というのを期待しているわけではありませんでした。

ゾンビに対しての様々な対処をということよりも、もう人間に対しての恐怖ということのほうが強く出てしまったかな、という感想が一番強いです。

ゾンビの映画でも、生き残った人間たちのやりとりが(ホラー映画としての意味で)面白いということはよくあることではありますが、ちょっとそっちに偏り過ぎているかなという気もしました。

従来のというか、最もイメージされやすいゾンビの世界で生きのこる系を期待してみるとがっかりしますね。

40代女性

★★★★☆星4

ゾンビが出てくる映画は、気持ち悪いと嫌がりながらも見てしまう質ですが、この作品はゾンビ以上に主人公ジム達が助けを期待した軍人たちの醜悪さの方が怖かったです。

ゾンビはヨタヨタ、ゆらゆら追ってくる印象があったのですが、この映画のゾンビはスピードを上げて走って迫ってきて、また食料を摂取しないと餓死してしまうという設定が、目新しく感じました。

終盤、主人公ジムたちが、ゾンビを放ったりして上手く走らせながら、軍人たちを倒していて、映像は怖いのですが、面白いストーリー展開だなと思いました。

この映画を見て、現実世界でもゾンビのような自分を襲ってくるはっきりした敵などより、優しげに近づいてきて下心がある人間の方がずっと恐ろしいなあと気付きました。

50代女性

★★★★☆星4

10代の時に見た映画ですが、初めて見た時の衝撃は忘れません。

何よりも映画の雰囲気と音楽がめちゃくちゃマッチしててサウンドトラックを買ったくらいです。

特におすすめなシーンはマンションから脱出する時にアベマリアが流れるシーン。

車の中は楽しげな雰囲気なのに外はゾンビや死体だらけでその明暗が素晴らしいです。

あとは途中スーパーに寄ってポップな音楽の中で楽しげに買い物をするシーン。

スーパーの外は絶望しか待っていないのに敢えて楽しげな音楽を流す事で、その後に待つ悲劇をより引き立たせています。

その悲劇とは、頼り甲斐のあるお父さんがゾンビに感染してしまい、隠れていた軍隊に殺されてしまうところです。

なお前半はここまでで、後半の軍隊と合流してからは尻切れトンボになってしまいますが、それでも音楽の選曲は見事。

あと、ラストシーンは絶望と希望両方のシーンが特典にあるのも良いです。

思えば走るゾンビ映画の代表的な作品でその後のゾンビ映画に多大な影響を与えた映画だと思います。

30代男性

★★★☆☆星3

ちょうどWOWOWで配信があって、昔見たけど全く印象に残ってなかったので再度見てみました。

主人公が病院で目覚めるというシーンは『ウォーキング・デッド』にそっくりでしたが、よく考えてみたらこちらの方が全然先に上映されてる訳で。

途中までのんびりとした時間が流れ緊張感のない部分がだらだら続きましたが、突然畳みかけるようにアップテンポな場面展開が繰り広げられ、別の作品を見ているようでした。

「ゾンビ」は「感染者」というネーミングで、その行動も「死者」ではなく、走ったり、走る車を途中で諦めたり、という、まるで人間のようなところがありました。

画質は荒いが雨のシーンなど所々美しく撮影されている場面がありました。

この手のディストピア映画を見てつくづく思うのは「結局生きてる人間が一番怖いのよ」ということです。

最後は一応ハッピーエンドでしたが、続編があることを匂わせるような終わり方で、正に続編があったという訳です。

50代女性

*映画『28日後…』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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