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『28週後…』がひどいと言われる理由は3つ。戦犯は子供のせいなのか考察解説

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2008年1月19日に日本公開の映画『28週後…』。

映画『28週後…』は感染パニック映画『28日後…』の続編として制作されました。

感染拡大から6ヶ月後のロンドンを舞台に、新たな希望とさらなる絶望を描いた終末スリラーです。

前作に引き続きレイジ・ウイルスの脅威がテーマとなっており、感染が終息したかに見えた都市に、再び悪夢が広がっていくさまを描いています。

キャストには『アベンジャーズ』シリーズでクリント・バートン(ホークアイ)役のジェレミー・レナーや『ピーターラビット』や『X-MEN』シリーズに出演するローズ・バーンなど豪華キャストとなっています。

この順番でチェック
  • 子供のせいではなく本当の戦犯は父親
  • 『28週後』がひどい理由
  • 『28週後…』のあらすじ
  • 『28週後…』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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子供のせい!でも戦犯は父親!『28週後』がひどいと評価された理由を考察

全世界で好評を集めた『28日後…』の5年ぶりの続編となる2007年公開の映画『28週後…』。

パワーアップしたスケールの大きい世界観を高く評価する声がある一方で「ひどい」という感想を持つ方も見受けられます。

なぜ、映画『28週後…』はそういった「ひどい」とのマイナスな評価をされてしまうのか、理由を考察すると3つ挙げられます。

管理人

ひどい理由①戦犯であるハリス家

映画『28週後…』がひどいと言われる理由は、作品のストーリー展開に関してです。

再び感染を広めてしまう原因を作ってしまったハリス家の身勝手な行動に原因があると考察出来ます。

子どものせい①序盤に家に入れた子ども

冒頭、ドンたちが避難生活を送っていた農家に子どもが逃げ込んできたことで状況は一変します。

この子どもを家に入れたことで、感染者に襲われアリスが感染するきっかけを作ってしまいました。

善意からの行動ではあったものの、この判断が感染再発の遠因となったことは否定できません。

子どものせい②タミーとアンディの帰宅

母アリスの写真を手に入れるため、長女タミーと長男アンディは立入禁止となっていたロンドン市内へ無断で侵入します。

そこで、感染していたが無症状だったアリスを発見し、事態はさらに悪化。

隔離されていたアリスに、感染を知らなかったドンがキスをしたことで、感染が再び拡大してしまいます。

この一連の行動は、結果としてロンドン全域に感染が広まる引き金となり、多くの視聴者から「ひどい」という感想が出る要因となりました。

子どものせい③ラストで感染の世界的拡大へ

物語のラストでは、タミーとアンディと共に逃げ延びた兵士のヘリが墜落し、その後のシーンで感染者がフランス・パリにまで広がっていたことが示唆されます。

イギリス国内では感染者が一度死滅したと思われていたにもかかわらず、無症状キャリアであるアンディが感染を国外に持ち出してしまった可能性があり、結果的に世界規模の感染拡大に繋がったと考察されます。

この流れは、続編となる『28年後…』への伏線ともなっており、タミーとアンディの行動が、28年も続いてしまっているパンデミックの第二波の引き金になったとも言えるでしょう。

ドンこそ最大の戦犯だが、「子どものせい」の構造がモヤモヤを生む

悲劇の始まりがいくつかの“子どもにまつわる行動”に端を発しています。

しかし、冒頭に家に入れた子供は助かりたい一心、タミーとアンディは善悪の判断が難しい年齢であることを考えれば、全ての責任を押し付けるのは酷とも言えます。

しかし、父親のドンは冒頭からアリスを見捨てて逃げ出したり、最終的に最大の敵となってタミーとアンディの前に立ちはだかるという迷惑極まりない行動をしており、最大の戦犯は子どもたちではなく、父親のドンであると断言できます。

管理人

ひどい理由②軍による民間人への攻撃

感染者と民間人の見分けがつかない混乱の中で、軍が一般市民にまで銃撃を始めてしまう場面があります。

感染拡大により市街地がパニック状態に陥る中、上官からの「すべてを排除せよ」という命令のもと、兵士たちは感染者と未感染の市民を識別する余裕もなく一斉射撃を開始。

この描写は、状況の深刻さを強調する一方で、軍による極端な対応がむしろ悲劇を加速させてしまうという、救いのなさを際立たせています。

「なぜここまで非情な展開に?」という怒りや絶望感を抱かせるシーンであり、ひどいと言われる理由に拍車をかける要因となっています。

ひどい理由③映像が観にくい

映画『28週後…』では、『パラサイト』などの代表作で知られるエンリケ・シャディアック撮影監督による手持ちカメラを使用したドキュメンタリータッチの映像を用いることによって、作品全体に漂う独特の緊張感やスリル感を作り出すことに成功しています。

しかし、暗い映像が多いことから、何が行われているか分かりにくく観にくいという意見が多く挙がっていました。

また、手持ちカメラということで手振れしていて、観ていて気持ちが悪くなるという意見も。

全体的に映像に関して、不快感があるということから「ひどい」という感想につながったと考察できます。

あえて、手持ちカメラを使用しているので、多少の手振れは仕方ないものの、もう少し明るい映像に仕上げ、何が行われているのかが分かりやすく表現されていれば、評価は違っていたのかもしれません。

管理人

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『28週後…』のあらすじ

(以下、映画『28週後…』のあらすじです。)

『28週後…』のあらすじ|感染の被害から復興が進むイギリスに戻って来たタミーとアンディ

感染した人間を凶暴化させてしまうレイジウイルスがイギリスで発生してから28週間が経ち、アメリカ軍の保護のもとでロンドンの街は少しずつ復興が始まっていました。

修学旅行でスペインに行っていたことで感染を免れていたタミーとアンディの姉弟は保護区域にいる父親ドンのもとに帰ってきますが、母のアリスは感染した上で命を落としたと聞かされます。

ドンはアリスや老夫婦たちとともに隠れ家で共同生活を行っていましたが、感染者の襲撃を受けて、アリスたちを見捨てて生還していたのでした。

ドンと再会を喜ぶ姉弟でしたが、アリスの顔を忘れないようにと母親の写真を手に入れるため、翌日立ち入り禁止区域にある自宅に侵入します。

写真を探し出す二人は散らかった部屋の中で、まさかの生き残っていた母親・アリスを発見します。

『28週後…』のあらすじ|ドンによって、感染が広がり、遂に発令されるコードレッド

医務官であるスカーレットがアリスの調査を行うと、感染はしているもののウイルスへの免疫があり、症状がない初めてのケースであることが明らかになります。

アリスが保菌者であることを知らないドンは、隔離されているアリスの病室に侵入し、彼女に謝罪しながらキスをしてしまい、ウイルス感染してしまいます。

感染してしまったドンはアリスを殺害し、感染は住民たちへまたたく間に広がってしまいました。

アメリカ軍は感染者を狙撃していきますが、感染者の急増によって感染者との区別をつけることが困難となり、とうとう街ごと感染者を焼き払うという「コードレッド」の指示が出されてしまいます。

『28週後…』のあらすじ|タミーとアンディの前に立ちはだかる感染したドン

逃げ惑うアンディとタミーの姿を見た狙撃手のドイル軍曹は、狙撃をやめて、姉弟と生存者のスカーレット、ロスとともに街を脱出しようと試みます。

脱出の末、ヘリコプター操縦士のフリンと合流するドイルでしたが、フリンはドイル以外の搭乗を拒否し、追ってきた感染者によってロスが犠牲となります。

スタジアムで待つというフリンの言葉を頼りに、スタジアムまで急ぐ一行ですが、身代わりになったドイルが今度は犠牲になってしまいます。

ようやくスタジアム近くの地下通路まで辿り着きましたが、感染者となったドンが待ち構えており、スカーレットが犠牲となってしまい、遂にタミーとアンディの二人だけになってしまうのでした。

以上、映画『28週後…』のあらすじでした。

果たして、タミーとアンディは生存することが出来るのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

日テレドラマ

『28週後…』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『28週後…』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|復興が進むイギリスで、再び感染の恐怖が広がっていく『28日後…』の続編

映画『28週後…』は、感染した人間を凶暴化してしまうウイルスの感染が広がり、壊滅状態となったイギリスを描きました。

低予算ながら大ヒットを記録した『28日後…』の続編として、2007年に公開された作品です。

前作では、感染が始まってから28日後のイギリスが描かれていました。

続編となる『28週後…』ではタイトル通り、感染から28週間が経ち、復興が進むイギリスで再び感染が広がっていく様子が描かれていきます。

管理人

アメリカ軍の支援の中で復興が進み、少しずつ気のゆるみが出てきた状況の中、免疫を持ち、感染しながらも症状がないという新しいケースの感染者であるアリスが登場し、彼女が感染したことを知らない夫のドンがキスをしたことから、一気に感染が広がり、街中が大パニックとなっていきます。

手持ちカメラを使用しながら撮影された映像は、まるで自分もその場にいるような感覚を味わうことができ、独特の緊迫感を表現することに成功します。

前作では時折イギリスらしいユーモアがあるシーンもありました。

しかし、映画『28週後…』ではそういったシーンはほとんどなく、よりパニックホラー映画としての魅力が強い作品に仕上がっています。

前作よりも制作費用がかかっていることからスケールが壮大になっており、感染者との戦闘シーンは迫力たっぷりになっています。

街中を壊滅させるコードレッドが発令されたことにより、爆発によって街中にいる感染者が炎に包まれていく様子やヘリコプターによって大量に感染者を殺戮していく様子などは凄まじい迫力になっており、特にヘリコプターのローターによって感染者が切り裂かれていく様子は衝撃的なシーンになっています。

スプラッターホラーが苦手という方は鑑賞に注意が必要です。

管理人

前作では、フランクとハンナという二人の親子の絆が描かれていました。

が、映画『28週後…』では、なんとしてもお互いを守り抜こうとするタミーとアンディという姉弟の固い絆が描かれていきます。

幼いながら勇敢に立ち向かっていく二人と対照的に、父親であるドンは冒頭で妻であるアリスを見捨てて逃げたのから始まり、アリスの感染を広げてしまい、挙句の果てに感染者となってタミーとアンディを襲ってしまうという迷惑極まりないキャラクターに。

ドンにイライラしてしまったという方も多いのではないでしょうか?

管理人

最終的に、ドンからアンディは感染してしまうもののドンを倒します。

生き残ったタミーとアンディ。

しかし、アンディは母親のアリスと同じく、感染しても症状が出ないタイプの感染者であり、アンディによって、ヨーロッパ全土に感染が広がっていくことが予感されるバッドエンドです。

『28週後…』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

わずか5年後の公開ということですが、前作の『28日後…』と比べて新しさと畳みかけるようなスピード感が増していました

また、監督が前作のダニーボイルとは違うせいか同じシリーズなのにだいぶタッチが違ってるような気がしました。

俳優も前作とは違い有名どころというか私が知っている方々(ギャラが高そうな方々)が沢山出演していました。

前作が当たって予算が増えたのでしょうか。大好きなイドリス・エルバも出ていて映画『28週後…』でもとてもカッコ良かったです。

がしかし。父親役のドン!酷い!ドン!前作でも大概最低人間が登場してましたが、このドンはほんまに史上稀に見る最低男でした。

こんな父親は嫌だ。でも後々報いを受けることになるのでいい気味でした。

50代女性

★★★★☆星4

『28日後』のあと、感染者が飢え死にして、平穏を取り戻したかのように見えるところから物語が始まります。

この手の物語に往々にしてあることなのですが、人を制御して正しい方向に導くのは難しいのだなと感じます。

妻を見捨てたこと、姉弟が母親を探しにいくこと、妻にしたことに罪悪感を覚えることなど、そのどれもが仕方ないことであったり、想定しうることではありますが、現在の状況を知っている上で「それでも思ったように行動してしまう」ことを止められないものなんだなと。

また感染してから数十秒程度で発症してしまうウイルスなので、いざという時のために綿密な対応を考えておかなければいけなかったとは言え、一度平和に落ち着くとまさか保菌者がなんてことは考えられなかったんだろうなというのも納得ではあります。

ただ、映画としては色々考えながらも楽しめたので、前作と合わせて観ることをオススメしたいと思います。

30代女性

★★★☆☆星3

『28日後…』の続編の位置づけですが、ゾンビというか感染者のモチーフは残し、登場人物などは全く異なる作品です。

前作は、主人公が一緒に逃げていた女性ふたりを感染者からも軍からも救おうとし、体力と知力を尽くして戦う姿がかっこよかったのですが、映画『28週後…』の登場人物達は…。

仕方がない状況とは言え、主人公は妻を置いて逃げ出すところから始まり、子ども達は理由があったとはいえ指示に従わず、保菌者で生存していた妻は主人公を感染者にし、主人公は感染者になって妻を殺し、事態をを収拾できない軍は感染者も人間も見境なく殺し、主人公は結局、子供に殺され…と、ゾンビが怖いというより、人間の嫌な面がてんこ盛りの作品でした。

前作で、ゾンビが走ったり、飢餓が続くと生きられない設定で、ちょっと笑ってしまったのですが、映画『28週後…』では、ゾンビに噛まれてもゾンビにならない保菌者が登場し、いよいよゾンビ映画っぽくなくなってきた気がします。

それにしても、映画『28週後…』も前作『28日後…』も、軍が鬼畜すぎて、現実はこんなものなのか、脚本家が軍というものが嫌いなのか。

いずれにせよ、あまり気持ち良くは見られない作品でした。

50代女性

★★★☆☆星3

『28週後』は、ウィルスに汚染された世界での家族の行動がとんでもないことを起こしていくというストーリー。

ものすごくツッコミどころが多いのがこの作品の見どころと言えるかもしれません。

世界がウィルスの脅威からようやく解放されたなと感じたところで家族それぞれが勝手な行動をすることで、またパニックの世界に戻ってしまうのです。

父親が見捨ててしまった妻を子供が見つけてしまうのですが、妻は襲われているので保菌者ですが普通はありえない行動です。

この父親がパンデミックの世界でどこへも行ける権限があるという不思議な立ち位置が全ての問題点になっています。

一つの家族にかき回されて再びパニックになる世界を突っ込みどころ満載で楽しむ作品です。

50代男性

★★★★★星5

2000年代からよくある「走るゾンビ」の現代解釈版として救いがない部類のゾンビ映画。

そう割り切ればこの前作である『28日後…』も併せて見た方が面白いです。

まだ映画界に規制が蔓延る前の時代とは言え、そもそもハッピーエンドな人類社会を迎えるゾンビ映画やパンデミック映画も少ないので、ある程度のオチを想定して見るタイプの映画と言えます。

切羽詰まった緊急事態で家族や友人を見捨てるというホラー映画独特の人間臭さも相重なり、登場人物達の狂おしいまでの感情の遷移が、嵐に次ぐ嵐のようなイベントを乗り越えるたびに映えて見えてきます。

短い時間内で話を完結させる必要が高い映画のシナリオとしては大変見応えはあります。

結構な大戦力な軍隊が駐屯し、じゃあやっと鎮圧して平和になるんだろうなという流れからの、結局はゾンビ映画お約束な展開に戻るという、「なんでこうなったんだ…」というあまりに無謀で皮肉な展開

「お前がそこでそうしなければ世界はこうはならなかったんだ」という映画あるあるな展開も、もう諦めて核爆弾でも落としちまえよ!という最悪な選択をむしろ選んだ方が良かったのでは?とも思わせるまさかの展開続きで、感覚が麻痺するような終末的な一体感に包まれるのも、この映画ならではの魅力かもしれないです。

当初は生き残った人類側が軍隊を結集し、近代兵器でまるで狩りでも楽しむような感覚でゾンビ(または感染者)を狙撃するような「余裕」は、かのジョージ・A・ロメロ監督の名作映画「Dawn of the Dead」でもあり、人類文化なら楽勝よ!と見せかけて、だがあまりに数が多すぎて全滅、期待の米軍も兵隊も皆ゾンビになりました…的な、いい感じに見せてから突き落とす絶望の展開も、映画『28週後…』でもしっかりと踏襲しています。

28週も経過するんだから他のゾンビ映画と違ってきっちり掃討するよな…と思わせてのまさかのラスト。

近代映画らしくNATOや米軍といったリアルな設定でしたが結果的には…。

免疫やワクチンというパンデミック映画あるある設定も登場し、かろうじて「希望」を残したラストとなっています。

走るゾンビが一般化した(特にゲーム)現代で見れば、こんな世界になったらどうしよう……と頭抱えて見るのも悪くはないだろう。

40代男性

*映画『28週後…』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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