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『アナベル 死霊人形の誕生』の最後を解説。男は誰?ヴァラクが関わっている?ジャニスはなぜ最後に両親を襲った?

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2017年10月13日、日本公開の映画『アナベル 死霊人形の誕生』。

2014年公開の『アナベル 死霊館の人形』の前日譚として制作されたホラー映画です。

この作品に挙がっているこういった疑問点を徹底解説していきます。

これらを徹底解説

  • 最後の男は誰?
  • ヴァラクが関わっている?
  • ジャニスはなぜ最後に両親を襲った?

『アナベル 死霊人形の誕生』の内容

人形職人サミュエルと妻エスターのもとで起きた悲劇。

それをきっかけに、孤児院から引き取られた少女たちと修道女が正体不明の邪悪な存在に巻き込まれていく様子が描かれます。

呪われた人形アナベルが誕生した背景や、悪魔が人形に取り憑くまでの過程が明かされています。

死霊館ユニバースの時系列を補完する重要な一作となっています。

最後に何が起きたのかを解説|ラストの男・ジャニスの行動理由

最後の男は誰?

映画『アナベル 死霊人形の誕生』ですが、ラストでは、悪魔に憑りつかれたジャニスがアナベルと名乗り、養子としてビギンズ夫妻に引き取られてから12年後が描かれます。

アナベルは、ビギンズ夫妻を殺害するという後日談『アナベル 死霊館の人形』に続くシーンが描かれますが、その際に登場する男たちについて調べていきたいと思います。

アナベルの恋人

最後にアナベルと一緒にいた男はアナベルの恋人という設定の人物ですが、キャラクターの名前は決まっていません。

彼は悪魔に傾倒するカルト宗教のメンバーの一人であり、悪魔であるアナベルは彼にも協力してもらい、夫妻を殺害するという凶行に出たと考えます。

そのため、二人が本当に交際関係にあったのかどうかは定かではありません。

後日談である『アナベル 死霊館の人形』では、1969年に発生した指導者チャールズ・マンソン率いるマンソンファミリーが女優のシャロン・テートを殺害したというニュースが報道されるシーンがあり、1970年という時代設定であることから、このカルト宗教はマンソン・ファミリーをイメージしている部分があったと考えられます。

『アナベル 死霊館の人形』に登場するジョン

夫妻が殺害された際の物音に気付き、隣家に住む夫婦が起きるシーンがありますが、彼らは後日談である『アナベル 死霊館の人形』のメインキャラクターとして登場するミアとジョンという若い夫婦で、アナベル(悪魔)が乗り移った人形に苦しめられることとなります。

気になった方は『アナベル 死霊館の人形』を鑑賞することをオススメします。

ジャニスはなぜ最後に両親を襲った?

サミュエル夫婦の自宅から姿を消した悪魔に憑りつかれたジャニス。彼女はアナベルと名乗って、ビギンズ夫妻の養子として受け入れられることとなりますが、12年後にビギンズ夫妻を襲うシーンがラストで描かれます。

なぜ、彼女は12年経ってから両親を襲ったのでしょうか?

その理由について考察すると、ジャニスが12年後に両親を襲ったのは、絶好のタイミングを待っていたからだと考えられます。

管理人

ジャニスに憑りついた悪魔は、力が足りず、少女の身体が成熟した大人になるタイミングになるまで待つ必要がありました。

また、ジャニスの身体はすでに悪魔の目的は新たな宿主を探すことであり、隣に妊娠中のミアとその夫であるジョンが引っ越してきたことから悪魔はミアのお腹の中にいる子どもを狙うことを計画。

両親を殺害した後にミアが持っていた人形に憑依し、お腹の中の子どもを狙っていたと考えられます。

ビギンズ夫妻が生きていると、ジャニスの行動が制限される可能性があったことから殺害する必要があったのでしょう。

ヴァラクが関わっているのか?

映画『死霊館』シリーズで象徴的なキャラクターと言えば、なんといってもシスター姿の悪魔であるヴァラクです。

そんなヴァラクですが、『アナベル 死霊人形の誕生』には関わっているのでしょうか?

シスターに映った写真

結論から言うと、ヴァラクは『アナベル 死霊人形の誕生』のストーリーに直接的に関わってはいないものの、ヴァラクらしきキャラクターが映るシーンは描かれていました。

そのシーンとは、修道女であるシャーロットが屋敷の主人であるサミュエルに一枚の写真を見せるシーン。

そのシーンには、シャーロットの他に四人の修道女が映っているのですが、その中の一人はシャーロットも身に覚えのない人物でヴァラクであると考えられています。

しかしながら、ヴァラクと今回の作品でジャニスに憑りついた悪魔が同一である可能性は非常に低く、直接的な関わりはないと考えられます。

では、なぜ『アナベル 死霊人形の誕生』にヴァラクは登場したのでしょうか?

管理人

次作への予告

ヴァラクが登場したのは、次に公開されたヴァラクの前日談を描いた『死霊館のシスター』への予告の役割を果たすためであったと考えられます。

ヴァラクをカメオ的に出演させることによって、死霊館ユニバースのファンを惹きつけ、次作公開時のヒットに繋げたいという狙いがあったのではないでしょうか。

ファンへのサービスみたいな役割で、『アナベル 死霊人形の誕生』とヴァラクは繋がりはないと考えて問題はないでしょう。

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『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじ

(以下、映画『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじです。)

『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじ|愛する娘を失った夫婦の屋敷を訪れるシスターと孤児たち

1945年、腕の良い人形職人として評判のサミュエルは愛する妻エスター、娘のビーとともに幸せな生活を送っていました。

しかし、ビーが交通事故によって命を失ってしまったことから幸せな生活は一転してしまいます。

12年が経過した1957年、夫婦の屋敷にシスターのシャーロットと6人の孤児たちが受け入れられることとなり、広い屋敷に喜ぶ一行。

しかしながら、足の不自由な少女ジャニスがサミュエルに立ち入りを禁じられた亡きビーの部屋で不気味な少女の人形を見つけたことから不可解な現象が少女たちを襲うこととなります。

『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじ|ビーに襲われ、様子がおかしくなるジャニス

再びビーの部屋に入ったジャニスは、悪魔のような姿のビーに襲われ、シャーロットに屋敷から出ることを懇願するも彼女たちに行く宛てはなく、屋敷に留まらざるを得ませんでした。

ほどなくしてビーに襲われたジャニスは明らかに異常をきたしており、彼女の異変を知ったサミュエルは十字架を持って彼女の元を訪れますが、返り討ちに遭い命を落とします。

不気味な人形に原因があると考えたビーの親友リンダは人形を井戸に落としますが、すぐに部屋に戻ってくるのでした。

『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじ|娘に会いたい一心で邪悪な降霊術を試してしまった夫婦

シャーロットが異常な事態についてエスターに問い質すと、夫婦はビーを失ったショックから彼女に一目会うために邪悪な降霊術を試した挙句、ビーの姿をした悪魔を降臨させてしまい、人形に憑依することを許可してしまっていたのでした。

教会の協力によって、聖書を敷き詰めたクローゼットに人形を封印することで悪魔の行動を制限していましたが、シャーロットたちが現れたことによって封印が解かれ、悪魔はジャニスに憑りついていたのです。

悪魔が憑りついたジャニスは屋敷の人々を襲い、エスターも命を落としてしまいます。

果たして、シャーロットやリンダは生き残ることが出来るのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

以上、映画『アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじでした。

結末が気になる方はぜひ実際に映画を観てみて下さい。

『アナベル 死霊人形の誕生』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『アナベル 死霊人形の誕生』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)

感想評価(※ネタバレ有)|呪いの人形アナベルの知られざる誕生秘話

映画『アナベル 死霊人形の誕生』は、映画『死霊館』に登場した呪いの人形・アナベルの知られざる誕生秘話を描いた死霊館ユニバースの4作目として2017年に公開されました。

人気キャラクターの知られざる過去が描かれるということで、全世界で興行収入3億ドルを超える大ヒット作品となった『アナベル 死霊人形の誕生』。

冒頭では人形職人のサミュエルと妻のエスター、そして最愛の娘アナベルことビーの仲睦まじい家族の姿が幸せいっぱいに描かれます。

が、アナベルが交通事故で命を落とす衝撃の展開から作品の雰囲気は一気にいつも死霊館の不穏な空気に変化します。

娘を失った夫婦の屋敷に、シスターのシャーロットと足の不自由な少女ジャニス、親友のリンダら6人の孤児が受け入れることとなります。

サミュエルから立ち入りを禁止された部屋でジャニスが人形を見つけたことをきっかけに不可解な現象が屋敷の住民を襲うこととなります。

このあたりの展開は前作の『アナベル 死霊館の人形』と類似しているため、シリーズのファンは新鮮さがないかもしれません。

しかし、やはりアナベル人形のインパクトは絶体で画面に登場しただけで映画を支配する絶対的な力があります。

管理人

映画の中盤では、アナベル人形が誕生したのが亡き娘に一目会おうと怪しげな降霊術を試した夫婦が悪魔の侵入を許可してしまったことがきっかけだったと明らかになります。

冒頭の幸せいっぱいの一家のシーンが切なさを倍増させる悲しい過去が描かれます。

悪魔は容赦なく、ジャニスに乗り移り、サミュエル、エスターの夫婦を手にかけていきます。

恐怖感はありますが、過度にグロテスクに描かれるシーンはないため、ホラー映画初心者の方でも安心して鑑賞できる作品にはなっていると思います。

シスターのシャーロットとリンダが悪魔に憑りつかれたジャニスを聖書が所せましと散りばめられたクローゼットに閉じ込めることに成功したことから、シスターと孤児たちは生還することが出来ました。

しかし、映画のラストでは、そのまま行方不明になっていたジャニスが自身をアナベルと名乗ります。

そして、前作『アナベル 死霊館の人形』の冒頭で殺害されてしまったビギンズ夫婦に引き取られます。

前作に繋がっていくというファンにはたまらない展開で締めくくられます。

管理人

正直に言って、ホラー映画としての新鮮さはないものの、安心して楽しめる当たりはずれの少ない作品になっていると思います。

アナベルのファンは必見です。

『アナベル 死霊人形の誕生』のみんなの口コミ評判レビュー

★★★★☆星4

シリーズの映画も含めて、アナベル人形を見てまず思うのは、個人の好みの違いなのか、日本とアメリカという文化の違いなのか、あんな見るからに不気味な人形を、よく家に置こうという気持ちになるなあということです。

タイトル通り、この作品では、悪魔を事故で亡くした娘だと思い込んで、マリンズ夫妻が人形に憑依させて、アナベル人形を生んでしまいますが、アナベル人形しかり、孤児のジャニスしかり、悪魔に取り憑かれると、瞬く間に牙を剥いて人間たちに襲いかかっていくのが、猛獣のようでおっかなかったです。

エイリアンなども悪魔がモデルなのかなと思わせられましたが、人間の肉体と魂を奪うという、はっきりした目的をもつ、情も言葉も通じない相手との戦いは、おそろしさと同時に、人間存在の脆さも感じました。

人間に襲いかかる悪魔の絵にただただ怖がりつつ、人間って心身ともに弱い生き物だなと思わせられた映画でした。

50代女性

★★★★★星5

アナベルの前日譚って言うけどようするに繋ぎの話になっています。

とは言ってもなかなか上出来であり、本当にアナベルシリーズはどれも出来が良く個人的には、大好きです。

孤児が住みだしてから取りつかれていく展開はなかなか秀逸だが、悪魔が人形に取りつくところはもっと凝っても良かったのでは、と思います。

それと孤児が孤児っぽくないのでもっと影があって、なんかおどろおどろしい感じでも良かったのかなとも思います。

まあエスターみたいな孤児が出てきたらそっちの方がホラーになるからダメか。。

本当に見応えは、ありますし、ホラー好きにはおすすめします。

何が一番怖いって、最後に本物のアナベル人形出てきているのが本当にそれが一番怖い。

30代男性

★★★★☆星4

アナベル、死霊館シリーズは大好きで何度も見たことある作品です。

私がホラーにハマったきっかけとなったのがこの「アナベル 死霊人形の誕生」です。

孤児院からシスターと子どもたちがやってきた館の雰囲気もなんだか気持ち悪く、不穏な空気がこっちにまで伝わって物語に入り込んでしまいます。

悪魔がアナベル人形に亡くなった子供になりすまして乗り移る所から呪いが始まっていく。

封印されたアナベル人形の封印が解かれてしまい、孤児院からきた子どもたちにも襲いかかったり、子どもに取り憑いたりとドキドキするストーリーでハラハラドキドキ感がおもしろいです。

襲われ方も残酷で取り憑かれたジャニスも可愛そうで胸が苦しくなります。

最後封印されたはずのジャニスがなぜか他の孤児院に引き取られ…と最後まで呪いが続いていく怖さが感じられて物語としてもおもしろく最後まで見いってしまいました!

20代女性

*映画『アナベル 死霊人形の誕生』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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