『死霊館のシスター』でアイリーンやフレンチのその後はどうなった?実話解説やあらすじネタバレ感想評価も
2018年9月21日、日本公開の『死霊館のシスター』。
『死霊館のシスター』は、死霊館ユニバースの第5作目です。
『死霊館 エンフィールド事件』でウォーレン夫婦を苦しめた悪魔のシスター・ヴァラクについて描かれる前日譚となっています。
主演を演じたのはタイッサ・ファーミガで、『死霊館』シリーズに登場するロレイン・ウォーレンス役を演じているヴェラ・ファーミガの実の妹です。
- 『死霊館のシスター』でアイリーンやフレンチのその後について解説
- 『死霊館のシスター』も実話をもとにした映画なのか?
- 『死霊館のシスター』のあらすじ
- 『死霊館のシスター』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
『死霊館のシスター』でアイリーンやフレンチのその後について解説
映画『死霊館のシスター』では、ルーマニアの修道院で起きたシスターの自殺事件をバーク神父とともに捜査を行うこととなります。
その中で見習いのシスターから儀式を行った上で本物のシスターとなって、悪魔ヴァラクの封印を行う幻視能力を持つ主人公アイリーン。
そして、アイリーン、バーク神父とともに修道院を訪れ、二人のピンチを救う活躍を見せる自殺したシスター遺体の第一発見者フレンチ。
映画のラストでは、アイリーンが口に含んだ聖遺物(キリストの血)をヴァラクに吹きかけることに成功し、封印に成功したように見えました。
しかし、アイリーンとフレンチのその後はどうなったのでしょうか?
管理人
アイリーンのその後
映画『死霊館のシスター』で正式なシスターとなったアイリーン。
ですが、その後については『死霊館のシスター』の続編となる『死霊館のシスター 呪いの秘密』で描かれています。正式なシスターとなったアイリーンは、イタリアの修道院で過ごしていたところ、ヴァラクと戦った経験と不思議な幻視能力を買われて神父や尼僧たちが謎の死を遂げるなどフランスで次々と発生している不可解な事件の捜査を依頼されます。
過去の壮絶なヴァラクとの戦いのトラウマから依頼を拒否しようとしていたアイリーンでしたが、一緒に戦ったバーク神父がコレラという病気によってすでに他界していることやバチカンの教皇団から懇願されたことから、意を決してフランスへと向かい、再び宿敵ヴァラクと戦うこととなります。
そんな続編『死霊館のシスター 呪いの秘密』では、アイリーンが特殊な幻視能力を持つ原因となっている彼女の出自についても明らかになっています。
また、アイリーンが密かに思いを寄せていたように見えたフレンチとの関係についても描かれています。
気になる方は続編を観ることをオススメします。
管理人
フレンチ/モーリス・テリオーのその後
映画『死霊館のシスター』で遺体の第一発見者として捜査に同行し、悪魔を銃で撃退するなどの活躍を見せたフレンチ。
ですが、彼のその後についても続編で描かれています。
フレンチことモーリス・テリオーは続編では、寄宿学校の用務員として働いており、ケイトという教師とケイトの娘のソフィーと仲良く生活していましたが、映画『死霊館のシスター』のラストシーンで首筋に不吉な逆数字が浮かび上がっていたように実はまだヴァラクが取り憑いており、駆け付けたアイリーンによって助けられることとなります。
その後のモーリスについては、実は1作目の『死霊館』で描かれています。
管理人
ウォーレン夫婦が悪魔祓いについて大学で授業を行う際に悪魔に憑りつかれた男の映像を流しますが、その映像に移っている男こそが実はモーリスなのです。
この大学の授業に「死霊館」で怪現象に悩まされているキャロリン・ペロンが訪れており、ウォーレン夫婦に救いを求めるきっかけとなりました。
『死霊館のシスター 呪いの秘密』のラストでアイリーンによって悪魔ヴァラクは退治されることになりますが、モーリスの身体には逆十字が浮かび上がっており、幼少期に父親に虐待を受けていたという辛い過去の経験から、もう一度彼の身に悪魔が取り憑いていることが分かります。
授業の中でウォーレン夫婦はモーリスが自分の妻に向けて発砲しようとしたところ、自ら銃を咥えて発砲し自殺したという悲劇的な結末が明らかになっています。
『死霊館のシスター』も実話をもとにした映画なのか?
死霊館シリーズと言えば、実在した超常現象学者の夫婦であるウォーレン夫婦が経験した実話を基にしたストーリーが人気を博しており、1作目のペロン一家が経験した不思議な現象や2作目のポルターガイストに悩まされる一家が経験したエンフィールド事件は実際に起きた事件となっています。
また、夫婦が心霊現象を引き起こすグッズを集めた資料館に納められていたアナベル人形も実在するものです。
そんな死霊館シリーズですので、スピンオフ作品である映画『死霊館のシスター』も実話を基にしているのではないか?との声が多く上がっていますが、真相はどうなのでしょうか?
管理人
結論から言うと、映画『死霊館のシスター』のストーリーは『アナベル 死霊人形の誕生』の脚本も、担当したホラー映画を得意とした脚本家であるゲイリー・ドーベルマンによるフィクションとなっており、実話ではありません。
その後、2023年に公開された『死霊館のシスター 呪いの秘密』も含めてフィクションとなっています。
「実話に基づいている怖さ」というシリーズの魅力は薄れています。
しかし、その分、ホラー映画らしいパニック描写などが多くなっていて、物足りなさは感じない作品になっていると思います。
『死霊館のシスター』のあらすじ
(以下、映画『死霊館のシスター』のあらすじです。)
『死霊館のシスター』のあらすじ|シスターが自殺を図るという事件が発生したルーマニアの修道院
ルーマニアの修道院でシスターが何者かに襲われ自殺を図るという事件が発生し、事態を重く考えたバチカンから依頼を受け、バーク神父は見習いシスターのアイリーンとシスターの遺体の第一発見者である村人のフレンチとともに修道院へと向かいます。
現地にたどり着いた三人は安置していたシスター・ヴィクトリアの遺体が移動していることに驚きながら遺体を埋葬します。
修道院に入り、捜査の協力を依頼しますが、修道長は遺体を勝手に埋めたことに立腹します。
なんとか翌日協力してもらう約束を取り付け、修道長の気分を損なわないために一旦フレンチのみ帰し、バーク神父とアイリーンは用意された部屋に宿泊することになりました。
『死霊館のシスター』のあらすじ|修道院に憑りついた悪魔ヴァラク
その日の夜、バーク神父はかつて霊に失敗した少年オリバーの霊に襲われ、墓に生き埋めにされてしまいますが間一髪でアイリーンに救出されます。
アイリーンにヴィクトリアの遺体が持っていた謎の鍵についての調査をお願いしたバーク神父は閉じ込められた棺桶に納められていた本から修道院に憑りついているのは、ヴァラクという悪魔であることに気付きます。
一方、調査のために修道院内を探索していたアイリーンはオアナという親切なシスターと出会い、修道院に隠された謎について教えてもらいます。
『死霊館のシスター』のあらすじ|どんどんと強大になっていくヴァラクの力
修道院はかつて悪魔崇拝者であった聖カルタ公爵によって建築されており、公爵は悪魔を召喚するために地獄へのゲートを開きましたが、バチカンによって阻止され、キリストの血が含まれた聖遺物の力でゲートを封印しましたが、戦争によって建物が爆撃された際に封印が解かれ、悪魔ヴァラクが復活してしまったことを知ります。
その日の夜、ヴァラクによって襲われたアイリーンは地獄へのゲートがある場所まで引きずり込まれますが、オアナによって救出され、礼拝堂にて集まった多数のシスターとともに祈りを捧げますが、ヴァラクの力はどんどんと強大になり、アイリーンの身体には傷が浮かび上がるようになります。
アイリーンの救出に向かったバーク神父も悪魔に憑りつかれたヴィクトリアの遺体に襲われますが、駆け付けたフレンチによって助けられ、二人でアイリーンの救出に向かうのでした。
以上、映画『死霊館のシスター』のあらすじでした。
果たして、アイリーンはヴァラクを封印することができるのか?
結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。
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『死霊館のシスター』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画『死霊館のシスター』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|悪魔のシスター・ヴァラクの前日談を描く死霊館ユニバースの5作目
映画『死霊館のシスター』は、大ヒットホラー映画シリーズ「死霊館ユニバース」5作目の作品です。
3作目である『死霊館 エンフィールド事件』で、ウォーレン夫婦を苦しめた悪魔のシスター・ヴァラクの前日談を描いた作品となっています。
ヴァラクの封印が解かれた呪われた修道院が舞台ということでこれまでのシリーズと同様にオカルトチックな世界観が序盤から展開されていきます。
ルーマニアにある修道院でシスターが自殺を図るという事件が発生し、神父のバーク、幻視ができるという見習いのシスター・アイリーンと遺体の第一発見者であるフレンチの三人で修道院に向かうところから映画は展開していきます。
前半は割とショッキングなシーンは抑えめで、呪われた修道院の謎やヴァラクが解放された経緯などが語られていきます。
しかし、バーク神父とアイリーンがヴァラクに憑りつかれたシスターたちによって襲われていくようになる後半では、これでもかというくらいに5分に一度は恐怖シーンが盛り込まれ、観客に息つく暇を与えません。
ホラー映画に耐性がないという方には鑑賞に注意が必要だと思います。
管理人
アイリーンは、ヴァラクをもう一度封印するために、正式なシスターになる決意をします。
修道院への調査の中で、成長していくヒロイン・アイリーンは『死霊館』の主人公であるロレインを彷彿とさせますが、それもそのはずアイリーンを演じたタイッサ・ファーミガはロレインを長年演じているヴェラ・ファーミガの実の妹となっており、内に秘めたる強さを持つヒロインを姉のヴェラと同様に熱演しており、ハマり役だと思います。
キリストの血が納められた聖遺物を見つけ出した一行は、ヴァラクに再び襲われますが、アイリーンがどうにかキリストの血をヴァラクに放ち、再び封印することに成功ます。
ハッピーエンドかと思いきや、フレンチの首筋に逆さ十字が浮かび上がり、ヴァラクが実はフレンチに取り憑いていることを示唆するシーンで終わりを迎えます。
このどんでん返しのシーンは死霊館シリーズならではの魅力だと思います。
管理人
上映時間は約96分とこれまでのシリーズの中でもかなり短い作品になっており、テンポ良くストーリーが展開していくため、中だるみせずに楽しむことができます。
ホラー映画好きにはかなり観やすい作品になっているのではないでしょうか?
『死霊館』や『エンフィールド事件』のように、実話に基づいた作品というわけではありません。
リアリティに欠ける部分はありますが、シリーズのファンは必見の作品になっていると思います。
『死霊館のシスター』のみんなの口コミ評判レビュー
★★☆☆☆星2
死霊館シリーズが大好きなのでこちらの『死霊館のシスター』を映画館にて鑑賞しました。
もともとジェームズワン監督が大好きで、『ソウ』や『死霊館』が大好きになり、こちらも死霊館の同シリーズということでかなり期待していましたが、少し期待しすぎました。
見ると、監督がこちらは違った人で、それが原因かと思われます。
怖いと思えるシーンがほとんどなく、内容もなかなか頭に入ってこないようなストーリーでした。
死霊館といえば、とてもゾクゾクする怖さや人が怖いと思うポイントがわかっているなという映画という印象が強かったため、『死霊館のシスター』はそれが足りていないような感じがしました。
実際みなさんの評価をみても高くなく、死霊館シリーズにしては低いなという印象で、少し残念に感じました。
30代女性
★★★★★星5
『死霊館のシスター』は、『死霊館』シリーズの世界観を引き継ぎつつ新たな要素が加わった作品だと思いました。
印象的なところとしては、緊張感や恐怖を醸し出す演出や不気味な音楽の使い方、怖いシーンの連続などです。
また、キャラクターたちの演技やストーリー展開も印象に残る要素だと思います。
映画館などで劇場鑑賞された際には、臨場感あふれる映像や効果音がより印象的に感じられるかもしれません。
『死霊館のシスター』をおすすめする理由は、単なる怖い映画ではなく、キャラクターやストーリーに深みがあり、物語の展開がおもしろいところです。
『死霊館のシスター』はホラー映画ファンにおすすめの作品と言えます!程よいホラー感が好きです。
10代女性
★★★☆☆星3
ルーマニアの修道院で起きたシスターの不審な死亡の事件を探るために神父とシスターの見習いが修道院へ派遣されることから物語が始まり、事件の真相が暴かれていくにつれてこの修道院に隠された秘密にたどり着くという形で物語が結構どんどん深くなっていくというのはよかったです。
悪魔のシスターという存在が敵であり、タイトルだとシスターが巻き込まれるのかと思ったら悪いシスター的な存在がいる、というのはちょっと驚きました。
演出にやや不満がありますが、概ね面白かったです。
どこに不満があるのか、といいますと驚くことの演出というのが悪魔がひたひたとやってくるというのではなくて、モンスターが襲いかかってくるみたいな感じになっているので少し期待していたホラーの方向性とは違いました。
ただ、人物、キャラはたちはよかったです。
30代男性
★★★★☆星4
公開時に見たので随分前の記憶にはなりますが鮮明に思い出せる大画面に映った“恐怖映像”、心霊であり神霊であり浸礼といったイメージの強い作品でした。
悪魔祓いミステリーといったジャンルに近いような気がしました。
ホラーでお馴染みの、画角が変わった瞬間の恐怖映像、大きくなる音響にいつ出てくるんだろうという恐怖感で大画面を直視できず手で隠しながら見てしまうような怖さとの戦いでした。
最恐 の2文字が似合うような生粋のホラー映画で、日本人の想像する幽霊とはまた違う角度から恐怖を突きつけられたような、そんな映画。
“振り向くとそこには……”のような、心臓をギュッと掴まれたようなそんな冷や汗が止まらない作品、ホラー映画としては群を抜いている作品です。
20代女性
★★★★☆星4
死霊館シリーズの前日譚的であり、シリーズで登場するシスターヴァラクという悪魔の秘密に迫る作品です。
新人の修道女アイリーンが修道院の間で多発している自殺事件に迫るべくある修道院を訪れ、様々な奇怪な出来事に巻き込まれていきます。
待ち受けているのは全ての元凶であるシスターヴァラクであり、真相を紐解いていくうちにアイリーンはシスターヴァラクに近づいていくという物語です。
アナベルと肩を並べる「死霊館」といえばな代表的キャラクターですので、その秘密が知れる事が楽しかったです。
シリーズお馴染みの恐ろしく生々しい表現が『死霊館のシスター』でも満載でたまらないです。
また、最後にはある人物との驚きの接点も明かされていき、続編も楽しみです。
20代女性
*映画『死霊館のシスター』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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