エヴァンゲリオン新劇場版:破で「アスカ死亡した」は嘘!ラストの意味を考察して解説。あらすじやネタバレ含む評価感想も。

2009年6月27日公開の映画「エヴァンゲリオン新劇場版:破」。
エヴァンゲリオン新劇場版シリーズの第2作目で、興行収入は前作から2倍となる40億円となりました。
前作はテレビアニメ版の内容に近かったのに対して、今作から一気にテレビアニメ版とは異なる展開で話が進んでいきます。
主題歌は『Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-』で前作から引き続いて、宇多田ヒカルが務めています。
前作での主題歌である『Beautiful World』のmix曲となっていてアレンジが加えられた曲調となっています。
また、エヴァンゲリオン新劇場版:破の口コミ評判レビューには、こんな声が多数集まっています。
- 新鮮な感覚で観れた
- 心情の表現がわかりやすい
- シンジから人生を学べる
- 「Q」がただただ楽しみ
- 独自ストーリーが面白い
- 現代の技術の高さを垣間見た
- エヴァ初心者でも楽しい!
- ペンペン可愛い
- アスカは死亡したというのは嘘
- 考察&解説①結末ラスト
- 考察&解説②マリの正体
- エヴァンゲリオン新劇場版:破のあらすじ
- エヴァンゲリオン新劇場版:破のネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
もし、まだあなたが一度も映画『エヴァンゲリオン新劇場版:破』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
エヴァンゲリオン新劇場版:破|「アスカ死亡した」は嘘!結末ラストやマリの正体について解説考察
アスカは死亡した?→していない
エヴァンゲリヲン3号機の試乗テスト中に、侵入していた第9の使徒によってアスカはエヴァンゲリヲン3号機と共に第9の使徒によって飲み込まれてしまいます。
その後、エヴァンゲリヲン初号機がアスカの乗るエントリープラグを噛み砕いてしまいます。
血のようにLCLが流れ出た描写にアスカが死亡してしまったのではないかと憶測が出ました。
しかし、アスカは生きています。劇中では使徒によって精神汚染の恐れがあるとして隔離される事となりました。これ以降、アスカの出番は劇中ではありませんでしたが、貴重な資料だから処分されることはないと言ったセリフが赤城博士とマヤの会話があります。
また、ここのセリフで精神汚染は確認できなかったというセリフもあるので、ただ隔離されているだけで無事なことが分かります。
続編である『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』では、眼帯を付けながらもアスカの活躍が見られるので生きている事が確認できます。
結末ラストについて解説考察
シンジの目が赤くなり、エヴァンゲリヲン初号機も同様に赤くなったりしていった辺りからのシーンはよく分からなかった方も多いと思います。
エヴァンゲリヲン初号機の頭の上に天使の輪や羽が生えたりとしました。これは疑似シン化形態と呼ばれるものです。
インパクトのトリガーともなり神に近い存在にエヴァンゲリヲン初号機は形態を変えたのです。現在確認されている疑似シン化形態は第3形態までとなっています。
これにより人類の魂を集めるガフの扉が開きます。そして、セカンドインパクトの続きである、人類が滅ぶサードインパクトが始まったのです。
エヴァンゲリオン初号機と綾波レイによってリリスの体と魂は揃っていて、第10の使徒とエヴァンゲリオン零号機によってアダムの魂と体揃っているのです。
このように知恵の実と生命の実が揃ったことでインパクトが起こったと考えられます。
管理人
また、これについてはゲンドウによって仕組まれていたことです。
加持が「数が揃わぬうちに初号機をトリガーにするとは。ゼーレが黙っていませんよ」と言っている点から分かります。
ゼーレのシナリオでは、全部の使徒を倒してからサードインパクトを起こすはずですが、これに関してはゼーレの意に反している事です。
その後、カヲルが乗ったエヴァMark.06がカシウスの槍をエヴァンゲリオン初号機に突き刺したことで止めています。
サードインパクトを起こし、エヴァMark.06が乗ったカヲルがサードインパクトを止めるところまでがゲンドウのシナリオであると考えられます。
続編で分かりますが、槍を抜けば、いつでもサードインパクトの続きであるフォースインパクトを起こせる状態にしたかったのです。
また、カシウスの槍についてはロンギヌスの槍同様にサードインパクトを凍結させる能力があると考察されています。
管理人
マリは正体は冬月教授の教え子。年齢は33歳。
テレビアニメシリーズのエヴァンゲリヲンでは登場しなかったマリですが、漫画版の14巻・書き下ろしエピソードで冬月教授の教え子としてマリが登場します。
ここでのエピソードは16歳のマリが2年飛び級して大学時代のゲンドウやユイと学生生活を送る様子が描かれています。
エヴァンゲリオン2号機の裏コードであるザ・ビーストを知っていたのもユイとゲンドウの研究室にいた為と考察されます。
イギリスに留学することや、ユイから眼鏡を貰ったり、髪型をツインテールにしたり。
そう言った点からも、漫画版のマリが新劇場版に登場するマリと一致することが考えられます。
ちなみに、この漫画版の年齢から考察するとマリの年齢は33歳となります。続編では47歳と考えると、ビックリする点です。
管理人

エヴァンゲリオン新劇場版:破のあらすじ|マリとアスカの登場
(以下、映画「エヴァンゲリオン新劇場版:破」のあらすじです。)
エヴァンゲリオン新劇場版:破のあらすじ|新たな2人のパイロット
NERVユーロ支部では、実験用として第3の使徒が拘束されていました。しかし、突如として暴れだし真希波・マリ・イラストリアスが乗るエヴァンゲリオン仮設5号機が出撃します。何とか第3使徒のコアの破壊に成功しますが、エヴァンゲリオン仮設5号機は自爆して、マリは脱出するのでした。
舞台は日本に戻り、シンジとゲンドウは3年ぶりに母・ユイのお墓参りをしていました。帰り道にミサトに送ってもらうなか、第7使徒が現れます。そこに、式波・アスカ・ラングレーが乗るエヴァンゲリオン2号機が空から出撃して、あっという間に第7使徒を倒してしまいます。
そしてミサトとも面識があるアスカは、シンジと一緒にミサトの家へと住むことになります。
エヴァンゲリオン新劇場版:破のあらすじ|3人の協力
アスカと一緒にNERV首席監察官である加持リョウジもやって来ていました。
ミサトの元カレでもある加持ですが、加持は「ネブカドネザルの鍵」という人類補完の扉を開くとされているものをゲンドウに渡します。
ゲンドウと冬月はそのまま、月面にあるゼーレの基地へエヴァンゲリオン6号機の視察へと向かいます。
月面には渚カヲルが宇宙空間にも関わらず生身の格好でいました。冬月は見間違いだと言い聞かせます。
その頃、NERV本部に第8の使徒が襲来します。爆発物のような使徒でNERV本部に目掛けて落下してきます。
ゲンドウの代わりにミサトが指揮をとり、3機のエヴァンゲリオンが出撃してATフィールドで受け止める作戦に出ます。
落下地点に一番近くにいたシンジのエヴァンゲリオン初号機が第8使徒を受け止め、その隙にレイとアスカが協力してコアを破壊して第8使徒を倒します。
今まで1人で任務をこなしてきたアスカは、1人だと何もできなかったことに落ち込みますが、これ以降はシンジとも打ち解けていくのでした。
エヴァンゲリオン新劇場版:破のあらすじ|レイによる食事会の計画
それから、シンジはミサトやアスカ、レイにお弁当を作るようになりました。
ある日、シンジが学校の屋上にいるとマリがパラシュートで降下してきます。
マリはシンジからLCLの匂いを嗅ぎ取り、シンジがエヴァンゲリオンのパイロットであることに気付きます。
マリはシンジに口止めをして、その場を去ってしまいます。
シンジがアスカやレイのお弁当を作ったりする中、2人はお返しにとシンジの為に料理を勉強します。
そして、レイはシンジとゲンドウの仲を深める為に食事会の計画を立てるのでした。
以上、映画『エヴァンゲリオン新劇場版:破』のあらすじでした。
エヴァンゲリオン新劇場版:破のネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「エヴァンゲリオン新劇場版:破」のネタバレを含む感想評価と口コミ評判です。)
※ネタバレ注意|感想評価:新たなエヴァンゲリヲンが見れた1作
前作『序』がほぼストーリーを踏襲していたのに対して『破』はテレビシリーズの8話目以降を展開します。
が、『エヴァンゲリオン新劇場版:破』では、新しいキャラクターやエヴァが登場し、新たな設定も加わるという斬新なものでした。
初めて視聴する方はもちろん、テレビアニメファンも大いに楽しめる作品です。
映像も美しくリニューアルされ、エヴァ初号機の紫色の機体に鮮やかなグリーンが特に印象的で、街を疾走するシーンでは鳥肌が立ちました。
見所は、どこか弱々しく頼りなかった主人公・碇シンジがたくましく成長している点です。
エヴァ初号機を乗りこなし、零号機の綾波レイ、2号機のアスカの3機が協力して使徒を迎撃するシーンでは、立派になったねと感無量でした。
管理人
また、友人に囲まれ和気藹々としているシーンも多いです。
無機質な、何かを諦めているような少年だったのが、中学生らしい表情を見せ始めるのも、見ていてうれしくなるものでした。
新しい謎も増え、ラストは衝撃でしたが、続きの気になる作品です。
エヴァンゲリオン新劇場版:破のネタバレ含む口コミ評判レビュー
エヴァンゲリオン新劇場版:破の口コミ評判レビューには、「心情の表現シーンが前よりも多くあって、見ていて分かりやすいです。」「渚カヲルが登場し子供たちが増えて自作「Q」が楽しみになります。」「戦闘シーンも過去のアニメとは全くと言っていいほど別の物になっていて、現代の技術の高さを物語っていました。」と、評判が集まってます。
★★★★☆星4
前回の「序」とは異なり、アニメと違うストーリー、場面、新キャラが出てくるので新鮮な感覚で見ることができました。
でも、個人的にはアスカにもっと登場してほしかったです。アニメと違うと思ったところは他にもあって、心情の表現シーンが前よりも多くあって、見ていて分かりやすいです。
アスカ、レイ、シンジはそれぞれが心を閉ざしている部分があると感じました。そして、人は強がって一人になることを選ぶはあるけれども、他人との繋がりを感じること、すなわち誰かの役に立つと実感することこそが生きていることを感じることであって、一人では生きていけないのだと思いました。
今作ではシンジが自らの運命を掴み取ろうとしている姿を強調しています。
40代男性
★★★★☆星4
冒頭から凄まじい戦いでした。5号機とマリ・イラストリアスの登場でしたが、マリはエヴァでの戦いをこよなく愛しているようでアスカに近いものを感じます。母の墓参りに父と訪れたシンジは少しづつ父を慕う気持ちを出していけそうで、二人の関係がよくなりそうな期待がわきました。
エヴァの搭乗者として自分が一番と思いたいアスカは、ライバルと思うシンジに攻撃的です。しかしミサトとシンジとの三人暮らしはなかなか居心地良さそうでだんだん馴染んでいく様子が微笑ましいです。
寝ているシンジの傍らに滑り込むところなど緊張感の続くストーリーの中でホッとさせるシーンになっています。しかし使徒の攻撃で次々と子供たちが怪我をしてシンジも追い詰められていきます。
父親とシンジの関係を改善しようと食事会を計画したレイが、慣れない包丁を使うので指に怪我をしてテープを貼っていたのは可愛らしく笑ってしまいました。
そのレイを救い出そうとしたシンジがエヴァの殻を破ったようなラストはすさまじく、「神に近いもの」に変貌した今後はどんな展開になるのでしょうか。渚カヲルが登場し子供たちが増えて自作「Q」が楽しみになります。
40代女性
★★★★★星5
生物が生息出来る海を隔離している施設が登場して来たのが印象に残っています。
主人公世代の人間が青い海を知らないことと、海にはたくさんの生物が生息していたということを知らないということに驚かされました。そう考えるとミサトが自宅で飼っているペンギンはものすごく稀少なんだなとも思いました。
そして面白かったのが、その施設に入るためには入念な消毒が必要で、これでもかというぐらい徹底的に消毒される姿がおもしろかったです。あと、その施設にペンギンのペンペンも一緒に行っていて、その施設で保護されているペンギンをガラス腰に見ている風景がなんか可愛らしかったです。
その後、来ていたメンバーで一緒に弁当を食べているシーンがあり、平和的で和やかな雰囲気だったのが印象に残っています。
30代男性
★★★★☆星4
前作の序は1995年に放映されたアニメを現代の技術でリメイクした総集編の様な作品でした。ですが「破」は昔放映していたアニメのストーリーとは違う映画独自のストーリー展開になっており、昔からのファンも全く知らないヱヴァンゲリヲンが始まったと話題になりました。
特に主人公であるシンジの心の成長が表れる今作の後半のシーンやヒロインの1人であるレイが人と触れ合い普通の女の子になっていく様など、過去に放映されたアニメでは描かれなかった人間的な成長が見られて劇場版から見始めた人はもちろん、昔からのファンも楽しめる作品となっていました。
また、戦闘シーンも過去のアニメとは全くと言っていいほど別の物になっていて、現代の技術の高さを物語っていました。
20代男性
*映画「エヴァンゲリオン新劇場版:破」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
