『老後の資金がありません!』のあらすじネタバレ感想評価!ロケ地やドラマ化されるかについても解説
2021年10月30日公開の映画『老後の資金がありません!』。
今作は垣谷美雨の同名ベストセラー小説を天海祐希主演で映画化したコメディ映画。
2019年に話題となった「老後2,000万円問題」が物議をかもしましたが、この映画は高齢社会の日本が抱える目をそむけたくなる重い問題を題材にしつつもコメディタッチでバランスのとれた作品となっています。
映画『老後の資金がありません』の口コミ評判レビューには、
- 笑いながら楽しく、そして勉強になる映画
- 想像以上にコミカルで、少し現実離れしたお話と思ってしまった
- エンタメ作品として、誰もが楽しめる作品
- 将来の為にも見ておいて損はない映画
- 115分の上映時間があっという間に感じた
- 天海祐希のコメディエンヌぶりを発揮した演技力が良かった
- 全編コメディー要素が強いですが、ラストは感動できる
- 老後の生活設計することを考えさせられた
という声が多数集まっています。
- 『老後の資金がありません!』のあらすじ
- 『老後の資金がありません!』のロケ地紹介
- 『老後の資金がありません!』はドラマ化されるのか考察
- 『老後の資金がありません!』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
『老後の資金がありません!』のあらすじ
(以下、映画「老後の資金がありません!」のあらすじです。)
老後の資金がありません!のあらすじ|貯金が減っていく…
街頭では「老後の資金は最低2000万円必要です」という広告が放映されています。
篤子はブランド物のバッグに憧れを抱きつつも我慢をして、少しでも貯金をしようとする日々でした。
そんな中、舅が息を引き取り、あろうことか夫の妹からは喪主を突きつけられ、結果400万円近くの支払うことになります。
さらに、密かに期待していたパート先に正社員雇用をしてもらえるかと思いきやリストラになってしまいます。
追い打ちをかけるようにして、娘が結婚宣言をし、式を挙げるのに300万円近く払うことに夫が同意してしまいます。
老後の資金がありません!のあらすじ|姑が同居
いよいよ貯金が底をつきそうだという時、夫の章の会社が倒産してしまい、夫婦共々失職してしまいます。
生活さえも苦しくなってきたため、自動車を売却したり、レンタルモップを解約したりとあの手この手を尽くします。
それでも出費はかさむばかり、姑への仕送りとして送っていた9万円さえも出すことが苦しくなってきます。
そこで、夫の妹夫婦と相談している中で、姑を引き取ると口走ってしまいました。
姑が老人ホームから越してくる日、大きな引っ越しトラック2台にこれでもかという量の荷物を携えてやってきました。
老後の資金がありません!のあらすじ|家族の繋がり
姑は典型的な浪費家で、クレジットカードで散財し放題、お茶は高級茶しか飲まないという始末でした。
そんな姑ですが、引っ越してきたと同時に篤子が火曜ヨガ教室にも篤子と同じように通い始めます。
そこで、篤子の親友のサツキから、父親が急にいなくなってしまったが年金受給の本人確認があり、そこに本人がいないと年金が受給できず生活が破綻してしまうという相談を持ち掛けられ、父親のフリをするというとんでもない計画を企てます。
以上、「老後の資金がありません!」のあらすじでした。
果たしてこの計画は成功するのか?
そして篤子の家庭の経済状況はこの後どうなっていくのか?
続きが知りたい方は、実際に映画を見ることをおすすめします。
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映画『老後の資金がありません!』のロケ地を詳しく解説
映画冒頭のビジョンを見上げるシーン
篤子がビジョンを見上げるシーンは自由が丘の南口、ブックファーストの近くのようです。
しかし、残念ながらこの場所には実際にはビジョンはないようです。
舅の葬儀会場
舅の葬儀を行うための相談に訪れた葬儀会場は埼玉県の芝浦工業大学近くにある葬儀場のようです。
両親が始めたサーフショップ
篤子の両親が始めたサーフショップは千葉県九十九里のTED SURF SHOPというところのようです。
『老後の資金がありません』はドラマ化されるのか考察した結果。
現時点で、『老後の資金がありません』のドラマ化予定はありません。
ただ、TBSで、映画『老後の資金がありません』の見どころなどを紹介する放送があったようです。
恐らくこの関係で『老後の資金がありません』がドラマ化されるのではないかと思われた方がいたのかと思います。
舞台の題材にもなっている作品なので、もしかしたら今後『老後の資金がありません』のドラマ化なども出されるかもしれませんね。
管理人
ただ、現段階では『老後の資金がありません』のドラマ化というような話はありません。
『老後の資金がありません!』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「老後の資金がありません!」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|コメディー要素を含んだ現代問題提起作品
映画のラストでは、篤子と姑は協力して年金受給を受け取る事件をきっかけに距離を縮めます。
しかしこの後に姑が病に倒れ、身の危険を感じた姑は生前葬をすると言いだしました。
その生前葬はこれまでの姑が出会ってきた中での縁を活かした手作りのパーティ、そこで姑が来場者に向けて行ったスピーチで篤子への想い、家族と過ごす時間の嬉しさをさらに語ったとき、「行かない」と言い張っていたけどやむにやまれぬ事情で会場に来ていた篤子が姑のもとへと駆け寄るシーンは胸を熱くしました。
また、篤子と姑の関係を見て羨ましく思った章の妹が姑を引き取り、自宅を売り払ったお金で章と篤子がシェアハウスで暮らしているシーンで本作品の幕を閉じますが、これからの時代は様々な生活様式があって、時代に合わせてこのように住む場所も考えていかなければいけないのだろうなと考えさせられました。
この作品は予告を見た時に天海祐希さんと草笛光子さんという豪華キャストに惹かれ、鑑賞しました。
また突拍子もないストーリーにも見えたことがきっかけになったかと思います。
管理人
予告で天海さんが「老後の資金がないんです!」と叫んでいたシーンはどんな場面ででてくるのだろう?とも思っていました。
ポスターからしてもコメディー映画だから気楽に見よう!と思っていたのですが、思ったよりも現代問題も提起されているように感じられました。
豊かになればなるほど、何かとお金が必要な現代です。
今は結婚式を挙げ人も減っているとは言われていますが、それでも挙式にかかる費用は平均で350万円と言われています。
流石に映画のように600万もかけた式を挙げえることはないとしても、本人たちがその資金を工面するのではなく親に頼ろうとするのはまさに現代的なのかな?と思いました。
管理人
また、平均寿命がどんどん伸びて定年を70歳に引き上げる努力をしようと言われていますよね。
老後の資金をどのように見直していくべきなのかも、この作品で考えるきっかけになった気がします。
『老後の資金がありません!』のみんなの口コミ評判レビュー
映画『老後の資金がありません』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「天海祐希をはじめキャスト陣も良く、映画としても良作」「頑張って生きてきたので、ラストはもっとハッピーエンドで締め括って欲しかった」「お金という現実的な話を扱いつつも、くすっと笑えるところもたくさんあり楽しめた」「喜怒哀楽の詰まったどんな世代でも入り込みやすい映画」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
映画『老後の資金がありません!』は天海祐希さん主演のヒューマンドラマです。
主婦ならではの家計にまつわる心配事が山積されているうえ、舅のお葬式、娘の急な結婚宣言、旦那の会社の経営破綻など様々な災難が降りかかってきて頭を抱える姿は、経験はないけれど、世のお母さん方はこういう悩みを抱えているんだろうなと思わせるストーリーでした。
現実世界と照らし合わせて「あり得ない」といった感想を持っている方もいるようですが、そこはフィクションであることを割り切って見たらいいのではないかと思います。
姑の嫁に対する本音を語るシーンではウルっとくるし、娘の結婚相手の両親役には意外な夫婦が出演するしと、いろんな場面で楽しめる作品でした。
30代男性
★★★★☆星4
ところどころ笑いながら楽しく、そして勉強になる映画。この映画をみて、ドキッと感じる人は多いのではないか。
老後2000万円問題などありましたが、老後にお金がどれくらいかかるのか、そして今どれくらい足りていないのか、足りていない場合どんな生活になってしまうのか、それを防ぐためには日々、どんな節約をしていけばいいのか、映画ではかなり具体的に学ぶことができます。
映画としてみるよりも、ドキュメンタリーというか勉強のためにみるのもありですね。
これからは政府や会社はあてにできないし、どんな風にして自己防衛をしていくかが生き残る鍵だと思うので、見ておいて損はない映画となってます。
原作も読みましたがかなり面白いです。
20代男性
★★★★★星5
鑑賞をする前はあまり期待をしておりませんでしたが、見終わった後は期待以上のとても面白い映画でした。
前半部分は、日常生活の中で我が家でも同感する部分が多々あり、自然と映画の中に入り込んでいくようでした。
更に追い打ちをかけるように浪費癖のある義母と一緒に住む様になってからは、その後の展開がどうなるんだろうかと心配してしまいましたが、主人公(天海祐希さん)が決して嫌味のない立ち振る舞いでポジティブに考え行動することで、ストーリーがどんどんと好転していくので、見ているこちら側も心の中で応援をしておりました。
そしてラストはお金のかかる葬式を生前に行うという義母自身の提案から、関係した人々が明るくサントワマミーを合唱するシーンで、私自身涙があふれておりました。
明るく元気を頂いた映画でした。
50代女性
★★★★★星5
とても面白い映画だと感じました。
まずは、キャスト。天海祐希を中心に、松重豊など豪華メンバーで、ちょい役にも関わらず高橋メアリージュンなどステキなキャストでした。
内容としては、正直老後の問題をこうしていくと解決できるよといったようなものではありませんでしたが、老後の問題についてどのような心持ちで楽しく向き合いながら生きて行くかのヒントを教えていただいたような気がします。
印象的なシーンは、義母への仕送りが難しいために、義母を引き取り、一緒に生活して行く中で、心模様が変化していくところが楽しかったです。
ラストのシーンも、完全なるハッピーエンドとまではいかないものの、所有物にこだわらずどのように生きるかを考えさせられる良い映画でした。
30代男性
★★★★☆星4
本作は、2019年にメディアや政治家によって大いに世間を騒がせた、いわゆる「老後2000万円問題」が関係しています。
映画の冒頭では、実在の評論家が「国は『老後2000万円が必要だ』と言っていますが、これには医療費や介護費は入っていません!本当に必要なのは4000万円です」といった持論を展開しています。
普通に生活していると、親の「葬式代」「香典代」などといった様々な「お金の相場」を意外と知りません。
これは天海祐希が扮する、少し贅沢なバッグが欲しいだけの主婦も同様で、ちょっとした出来事で、気が付けば家計は火の車になっていきます…。
本作は、それらをテンポ良くコミカルに描かれているので、楽しみながら見られます。
「お金の相場などを考える教材」としても非常に意義深い作品で、主人公が修羅場を経験しながらも、だんだん成長していき評論家のことも疑えるレベルにまで達しているのは爽快感もありました。
天海祐希をはじめキャスト陣も良く、笑いだけでなく心にしみるシーンもあったりで、一本の映画としても良作だと思います。
20代女性
★★★☆☆星3
話題の小説の映画化、天海祐希さん主演ということで見ました。想像以上にコミカルで、少し現実離れしたお話かなと思いました。
一生懸命、老後の資金を貯めてきたのに、次々とふりかかるお金が出て行く出来事。それに対処する、天海祐希さんの演技はとてもおもしろかったです。
ただ、やはりラストが納得できませんでした。シェアハウスに行きつくって、何だか人生の悲哀を見せつけられたような気分になりました。
頑張って生きてきたのに、ラストはもっとハッピーエンドで締め括って欲しかったです。
単純にエンタメの作品として、余計なことは考えず見るだけなら、俳優のみなさんの演技も良かったし、とてもおもしろくて誰もが楽しめる作品だとは思います。
40代女性
★★★★☆星4
ストレートにいうとこの映画は一切の雑念を捨てて見て楽しむことができる映画です。日本映画でこういう映画って最近なかった気がしますね。
伊丹十三監督の『マルサの女』に通じる雰囲気があると思いました。
概要は「2000万円と言われる老後資金に対して主婦がドタバタしてしまう」そんな映画です。
落ち着いている雰囲気の役柄が多い天海さんですが、この映画ではごくごく普通の主婦を熱演しています。
ヨガでの変顔なんて今でも思い出してしまうほどのシュールさです。
あとは草笛光子さんですね。お美しい。調べると90歳前ということで米寿とは思えないほどの美しさでびっくり。
演技も流石といったところで天海さんを喰う感じでしたね。
全編コメディー要素が強いですが、ラストは感動の嵐。まあ嵐というと語弊がありますが少なくとも私は泣いてしまいました。
40代男性
★★★★☆星4
前半はコメディかと思うようなオーバーな演技が多く、芸人を多用しているのもどうかと思ったが、草笛光子、松重豊は流石の演技で魅了されました。
天海祐希はコメディエンヌぶりを発揮したが、最後に凛とした姿を見せてくれた点が高評価です。
元気なうちに老後の生活設計することは必要だと思いました。でも、そのために今の自分を犠牲にしても意味がなく、大金を使わなくても、読書や映画を楽しむことは出来ます。
お金という超現実的な話を扱いつつも、くすっと笑えるところもたくさんあり、大事な物を当たり前のように大事にする心が大切だと教えられるためになる映画でした。
また、やっぱり家族がいれば乗り越えられることもあると改めて、人の大切さも痛感出来ます。
40代女性
*映画「老後の資金がありません!」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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