ボヘミアン・ラプソディの歌詞に隠された本当の意味が深い。あらすじ、ネタバレ含む感想評価も独自調査。

2018年11月9日に日本公開した映画『ボヘミアン・ラプソディ』。
イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカルであるフレディ・マーキュリーを中心に描かれる実話映画したものです。
日本人でも、誰もが一度は聴いたことがあるような数々の名曲があり、ファンの多さや映画の評価から数々の人が映画館へと足を運びました。
日本での興行収入は130億円と、2018年に公開された全映画の1位となりました。
第91回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、日本でも日本アカデミー賞含む9つの映画賞を受賞しています。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の口コミ評判レビューには、
- 一瞬一瞬を完全燃焼するフレディの生き様に魅せられた
- あまりQueenについて知らなかったが、鑑賞した後にはQueenの虜になっていた
- 最後のライブシーンは鳥肌もの
- キャスト含め再現度が素晴らしかった
- 最後のウェンブリースタジアムでのコンサートの再現は涙涙
- 2018年、最も話題になったと言っても過言では無い程の映画
- 一番の見どころである映画終盤のライヴエイドの再現が本当に鳥肌もの
- Queenを知らない世代でも感動できる映画
という声が多数集まっています。
- ボヘミアン・ラプソディの歌詞に隠された本当の意味について解説
- ボヘミアン・ラプソディのあらすじ
- ボヘミアン・ラプソディのネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
目次
ボヘミアン・ラプソディの歌詞に隠された本当の意味について解説
ボヘミアン・ラプソディは「クイーン」から1975年にリリースされた楽曲で、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の題名にも使われています。2018年時点では20世紀に発売された楽曲で、最もストリーミング再生された楽曲でもあります。
1975年に発売された楽曲ですが、今でもこの曲についての意味が度々考察されているのです。その理由は「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞に「Mama…just killed a man」というのがバラードパートの冒頭にあり、フレディが誰かの命を奪ったことを作詞・作曲したのではないかと言われているからです。
確かに、この部分の歌詞だけを聴くと、そう思ってしまうかもしれませんが、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞の全体を知ると本当の意味は別のことだと考えられます。
歌詞全体の内容を要約すると、貧しい1人暮らしの少年が心の脆さから悪魔に取り憑かれて人間性を失い、拳銃で1人の男性を殺害してしまい、その結果拷問を受け、最後は死を覚悟して裁きの場に出るというものです。
この歌詞からフレディに何かが起こり、しかもそこから抜け出せない苦しい状況であったということが見て取れます。フレディはかつてインタビューでこの曲は実はプライベートな歌だと語っています。その言葉が何を意味するのかは謎ですが、フレディの複雑な人間性が感じられます。
また、タイトルのボヘミアンが”常識、囚習、伝統にとらわれない行動をする人”という意味で、ラプソティーが”高揚した、あるいは熱狂的な感情の文章やスピーチにおける発露”という意味があります。
そこで、歌詞の内容から、フレディがゲイであることをカミングアウトした曲ではないかとも言われています。
ボヘミアンラプソディについては作者であるフレディは、何も語らずにこの世を去りました。
よって、その歌詞の本当の意味やメッセージについては全て聴く人の解釈に委ねられているものとなっています。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ
(以下、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のあらすじです。)
ボヘミアン・ラプソディのあらすじ|バンドに入るフレディ
1970年、ロンドン。フレディは夜な夜なバンドの演奏を聴きにクラブに出かけていました。母親との関係は良好でしたが、厳格な父親はフラフラしているフレディが気に入らず、いつもぶつかっていました。
演奏が終わり、フレディは裏にいたバンドのメンバーに自己紹介をし、曲を書いていることを伝えました。丁度シンガーが辞めたところだと聞いたフレディは自分はどうかと名乗りをあげます。
ブライアンとロジャーは過剰歯だったフレディを見て、無理だと笑います。しかし、突然歌い出したフレディの歌声を聴いて、2人の目の色は変わりました。観客たちも最初は馬鹿にしていましたが、フレディの歌声に魅了されたようでした。
そして、クラブでフレディが声をかけたメアリーはフレディのパフォーマンスを嬉しそうに見つめました。
ボヘミアン・ラプソディのあらすじ|人気を博すQueen
1年後、フレディの提案でアルバムを作ることになりました。それはフレディのこだわりのつまった1枚となりました。更にフレディは女王陛下という意味の「Queen」を新しいバンド名としました。
フレディとメアリーは付き合うようになっており、メンバーとメアリーを招いてフレディの実家で談笑していると突然電話がかかってきます。それは、エルトン・ジョンをスターにした、名プロデューサーであるジョン・リードからでした。
他のバンドとの違いはとジョンに聞かれ、フレディは音楽だけが自分たちの居場所と答えました。するといきなり付き人となるポールを紹介され、音楽番組の出演が決まりました。
フレディはメアリーにプロポーズし、2人は永遠の愛を誓いました。更に、アルバムがチャートインし、米国ツアーが決まりました。チケットはどこに行っても売り切れでQueenは大人気のバンドとなりました。
ボヘミアン・ラプソディのあらすじ|新曲の完成
1975年、ロックフィールド農場にQueenの新しいスタジオができました。
フレディがメアリーを思って歌を作っていると、それを聞いていたポールがいきなりフレディにキスをしてきました。
フレディはただの仕事仲間だと言い、突き放しました。
歌詞をめぐり、仲間割れをすることもありましたが、Queenは超傑作のオペラを聞いたようなアルバムを完成させました。
しかし、レコード会社EMIの重役であるレイは6分を超える曲である「ボヘミアンラプソディ」をシングルとして出すことに反対します。
Queenも譲らず、彼らはレイの元を去りました。
フレディはボヘミアンラプソディ をラジオ番組で流すことに成功し、そのアルバムの曲たちは大ヒットとなりました。
そして、Queenは世界各国を周り、世界的な人気を博しました。
言葉が通じないことを不安に思っていたフレディでしたが、観客たちが歌い出したときは感激で言葉がでませんでした。
以上、「ボヘミアン・ラプソディ」のあらすじでした。
ボヘミアン・ラプソディのネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のネタバレ含む感想評価と口コミ評判です。)
ネタバレ含む感想評価|夢中になれる作品
LGBTであることに悩みながら、音楽の才能を開花させ、実力と人気あるグループの中心的なメンバーであるフレディの波乱に富んだ人生に感動しました。
性的マイノリティの苦悩に傾斜しすぎることなく、天才ミュージシャンの知られざる葛藤が十分描かれていたからこそ、深みが増したと思えます。
クイーンのメンバー配役陣は、本人とよく似ており、本物以上に本物らしく感じさせる演技は見事で、特に演奏シーンに至っては、感極まるものがありました。稀代のグループ、クイーンの誕生と発展、そして晩年とつながるドラマチックな筋は、改めてクイーンのすばらしさを認識させてくれます。
映画では、ライヴ・エイドの後、まもなくフレディに死がおとずれたような印象を持つ終わり方でしたが、実際は、まだまだフレディは活躍するのですから、締まりが少し悪かったような気がします。
ネタバレ含む口コミ評判でのレビュー「最後、ラストが良かった」「お気に入り映画の一つになった」
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の口コミ評判レビューには、「主演のラミー・マレックの演技はアカデミー賞主演男優賞を受賞しただけある最高のパフォーマンス」「クイーンの成功の軌跡とフレディの葛藤が見ることもできて良かった」「Queenというバンドをよく知らないで鑑賞したが、劇中で流れる曲はすべて聴いたことがあるもので凄さを感じた」「音楽的にも楽しめる上に愛とはなにか、本当に大切なモノは何かを考えさせられる作品」という評判が多い印象です。
★★★★★星5
クイーンの名曲揃いで、クイーンをそんなに知っている世代ではない私でもこの曲知ってる!!となる場面が多く高揚した気持ちで観れました。
ラミ・マレック演じるフレディ・マーキュリーが顔が似ているわけではないのに、完璧な振り付けという前振りの通りで、フレディそのものに観えてくるという不思議です。
『ボヘミアンラプソディ』が完成する収録シーンはメンバーもよく映っていてとても良かったです。ラジオで初めて流す時、こんな長い曲を流すのはとしぶられるような場面もありましたが、クイーンの才能を信じないなんてバカだと思いました。フレディは裏切りに遭いながらも、ラストのライブシーンやいい恋人が最後できてよかったねというラストでした。
30代女性
★★★★★星5
この映画を見るまでは、クイーンについて知ってることといえば、4人組のバンドで、ヴォーカルの人が同性愛者だったということだけでした。私と同じ年代のほとんどの人がそのくらいの情報しか知らなかったと思います。曲も正直いって三曲くらいしか知りませんでした。
映画を観たことで、ヴォーカルのフレディマーキュリーの人生を知ることによって、とても胸が熱くなり感動しました。まさに成功者といえるフレディなのですが、その中で様々な葛藤、孤独感を抱えて生きていたのだなあと感じました。
最後のライブシーンは鳥肌ものです。涙なしでは観れませんでした。映画を観た後YouTubeでも実際の映像を観たのですが、再現度が素晴らしかったです。
クイーンの名曲も知ることができ、私のお気に入り映画の一つになりました。
20代女性
★★★★★星5
フレディ・マーキュリーの印象が強すぎて、この俳優さんでのめりこめるのかと思いながら見始めたが、時間がたつにつれてフレディに見えてきたのが驚きだった。
音楽で成功し、自分ではコントロールできないほどの精神の揺らぎ、周囲の人たちとの葛藤など表現力豊かに演じていて、涙が出そうだった。
クイーンの曲はどれを聞いても耳に残り、映画館の音響効果がよくなっているからか、ドラムやベースの重低音が素晴らしく臨場感のあるライブを見ている感じだった。あの強面でピアノに触れるとしびれる音楽を奏でるフレディは天才だ。
多くの観客を前にパワフルなライブを見せてくれて、多くの世代にフレディの影響力が今でも色濃く残っていることが証明されたのではないか。何度でも見始めたら止まらない映画だと思った。
40代女性
★★★★★星5
家族でクイーンのファンなので家族で見ました。その中でもやっぱりフレディ・マーキュリーのファンなので彼に焦点があるこの映画はとても魅力的でした。
俳優のラミマレックがとても役に適していて彼そのものに見えてしまうのにとても驚きました。この映画で何が一番好きかというとやはり彼らの音楽ファンなので映画内の音楽がよかったです。ツアーのシーンでも本当にツアーを楽しんでいる感を味わえたのがとてもよかったです。
映画の音楽プロデューサー自体がクイーンの現役メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーの2名を使用しているので彼らの音楽感がとても伝わり、映像と同じくらい見応え・聞き応えがある映画でした。出来事が起こったじゅんのストーリがとても学びにもなりさらに大ファンにしてくれる映画でした。
30代女性
*映画「ボヘミアン・ラプソディ」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。