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『コンスタンティン』のラストでチャズが天使になった理由やタトゥーの意味などを解説考察!

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2005年4月16日公開の映画『コンスタンティン』。

特殊な能力で悪魔と天使を見ることができる探偵コンスタンティンと女性刑事アンジェラと一緒に彼女の妹がなぜ自ら命を絶ったのか、その真相を解き明かすアクション映画で原作はDCコミックスの漫画「ヘルブレイザー」となっています。

悪魔払いを題材にしていますが、悪魔に取り憑かれた人を助けると言った話ではなく、天界・人間界・地獄を描く壮大なスケールになっています。

悪魔払いの方法も聖書を用いるのではなく、メリケンサックで殴ったり、聖なる弾丸が込められたショットガンで悪魔を撃ったりと、非常にアクション性が高いのも特徴です。

映画『コンスタンティン』の口コミ評判レビューには、

  • 宗教色の強い異色のダークファンタジー・アクション大作
  • 天使と悪魔と人間の壮大な戦いに大興奮する映画
  • エクソシスト(悪霊払い)のキアヌ・リーヴスがカッコ良かった
  • 話自体は分かりやすくとっつきやすい映画
  • 後の最後まで最高の映画だった
  • 悪魔は出てくるけど怖くない映画
  • いい意味でどの人にもある中二心に刺さる
  • VFXを駆使した悪魔映像の数々も面白かった

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 『コンスタンティン』のラストでチャズが天使になった理由とは?解説と考察
  • 『コンスタンティン』のタトゥーの意味
  • 『コンスタンティン』でルシファーがなぜコンスタンティンを助けたのか?
  • 『コンスタンティン』のガブリエルのその後について
  • 『コンスタンティン』の原作漫画や続編について
  • 『コンスタンティン』のあらすじ
  • 『コンスタンティン』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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『コンスタンティン』のラストでチャズが天使になった理由とは?解説と考察

エンドロール後のラストでチャズが天使になった理由とは?について、解説して考察していきます。

劇中では、主人公コンスタンティンには神父のヘネシーやボウリング場に住んでいるビーマンなどジョンの捜査に協力する協力者たちが登場しますが、その中でも特に印象的なのはジョンの助手として行動を共にするチャズというキャラクターです。

チャズはジョンのような悪魔祓いに憧れておりますが、霊能力を持っておらずジョンにはほぼパシリのように扱われております。

そんなチャズですが、非常に勉強熱心でアンジェラを救出するために病院に向かった際はハーフブリードが聖水に弱いという情報を知っており、チャズが病院の貯水タンクに十字架を入れて病院の水道水をすべて聖水に変えたことにより、ジョンはスプリンクラーで聖水をばらばき、大勢のハーフブリードを倒すことに成功します。

他にもマモンに取りつかれてしまったアンジェラをジョンとともに救うなど戦いに大きな功績を残しますが、ガブリエルによって殺害されてしまいます。

その後、映画のラストシーンではジョンが墓参りをした際に天使の姿になってジョンの前に現れますが、果たしてチャズはなぜ天使になったのでしょうか?

管理人

その理由は映画では全く明言されることはなく、確かな理由は分かりません

元々チャズは実は天使だったのでは無いかという説も出ていますが、天使であればガブリエルのように身体的な痛みを感じないはずです。

チャズはガブリエルに殺害される際に痛みを感じ、血を流していたシーンがあるので元々天使だったのではないと思われます。

その為、自らの身体を犠牲にしてジョンやアンジェラを救おうとした功績が神に認められ、天使になったのではと考察出来ます

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ルシファーはなぜガブリエルを倒したのか?また、なぜジョンの病気を治したのか?

ルシファーはなぜガブリエルを倒したのでしょうか?

映画の終盤、天界と地獄の中立的な存在であるパパミッドナイトのお店でイスを利用し、ルシファーの息子マモンが神の血が付着した運命の槍と霊能力の強いアンジェラとともにイザベルが自殺を図った病院にいることを知ったジョン。

そこで、相棒のチャズとともにアンジェラの救出に向かいますが、そこでハーフブリードのガブリエルが同じくハーフブリードであるバルサザールとともに、マモンに協力していたことが判明します。

ガブリエルの攻撃に絶対絶命の危機に陥ったジョンは自殺を図ると、地獄から彼を迎えにルシファーがやってきて、自らの息子であるマモンを地獄へと連れ戻し、ガブリエルを倒します。

その上でジョンの病気を治し、地獄へと帰っていきますが、なぜルシファーはガブリエルを倒し、ジョンの病気を治したのでしょうか?

管理人

まずルシファーがガブリエルを倒した理由ですが、ルシファーは人間界に現れた際に息子であるマモンが自らが、いずれ手に入れるはずの人間界を支配しようとしていることを知り、マモンを地獄へと送り返します。

マモンに協力し、天使からも見放されたハーフブリードのガブリエルを厄介に思い、ガブリエルを倒したと考察出来ます。

『コンスタンティン』でルシファーはなぜコンスタンティンを助けたのか?

そして、ルシファーはなぜジョンの病気を治したのでしょうか?

ジョンの病気を治した理由ですが、ルシファーはジョンのことを非常に気に入っており、地獄に来るのを今か今かと待ちわびておりジョンを迎えに来たわけです。

しかし、ジョンは自己を犠牲にし、イザベルの救いを求めたことにより、ルシファーの思惑とは別に天国に行くことになります。

そんなジョンを諦めることが出来ないルシファーは、いずれジョンが地獄に落ちることを期待し、延命させるために肺癌を患っていたジョンの身体を健康に戻したと考察できます。

管理人

『コンスタンティン』のガブリエルのその後についても

翼を剥がされて人間となってしまったガブリエルのその後についても、気になりますよね。

ハーフブリードの天使として神に仕える存在であったガブリエルですが、重罪を犯した人間であっても神に許しをこえば救済がもたらされる人間を恵まれすぎていると感じ、人間たちが神にふさわしい存在になる試練を与えるために悪魔を人間界へ呼び込もうとします。

ですが、最終的にはルシファーによって翼を焼き払われ、悪事がばれたことにより神からも見放され、天使から普通の人間になってしまいます。

では、人間となってしまったガブリエルはその後、どうなってしまうのでしょうか?

管理人

ガブリエルのその後については映画で語られることはありませんが、今まで天使であった者が人間界で普通に生活が出来るとは思いませんし、これまで位の高い存在として人間たちを見下すように生きてきたガブリエルが、人間たちと共存することは出来ないと思います。

なので、自ら命を絶ったのではないかと考察できます。

その証拠に翼を焼き払われた直後、ガブリエルはジョンに自分を殺すように訴えています

人間として生きていくのは自分にとって不可能なことだとすぐに想像がついていたのではないでしょうか。

元々、ガブリエルは神に反抗しようと人間界へ悪魔を呼び込もうとしたわけでは無く、神への信仰心の強さから悪事を働いているため、そんな神から見放されてしまったことは非常にショックだったに違いありませんし、精神的に喪失感があったと考えられます。

ジョンは自分を殺すように伝えるガブリエルの頬を思いっきり殴り、ガブリエルは初めて知る痛みという感覚に驚いていますが、その後、ジョンが病院を立ち去ると静かにプールの中に戻るような素振りを見せています。

水の中に自らの身体を沈め命を絶ったのでは無いでしょうか

『コンスタンティン』の腕のタトゥーの意味は?ジッポ(ライター)に刻まれている文字の意味について

腕のタトゥーの意味とはなんなのでしょうか?

ジョンは映画の終盤で自分の両腕にあるタトゥーを使い、隠れていたガブリエルの姿を暴きます。

この腕のタトゥーにはどんな意味があるのでしょうか?

管理人

ジョンの腕には丸い円の中に三角形が描かれ、その三角形の中には炎と3つの矢印のマークが刻まれています。

このマークは卑金属を手段を用いて貴金属にする錬金術に由来しており、錬金術で重要となる物質「硫黄」を意味しております。

錬金術では硫黄が炎や太陽などを象徴しており、両腕に描かれているタトゥーを重ね合わせることによってジョンは強大なパワーを発揮することが出来るのです。

そして、ジッポ(ライター)に刻まれている文字の意味についてです。

管理人

十字架の形になったショットガンなど魅力的な小道具が多々登場しますが、特に印象的なのがジョンが使うライターです。

ヘビースモーカーで肺癌を患っているジョンがタバコを吸うシーンが作品中では多々あり、その際にジョンはいつも金色にゴシックな十字架が刻まれたジッポライターを使っていますが、そのライターには「FIAT IUSTITI AET PIR IATMUNDUS」という英語が刻まれています。

この文字にはどういった意味があるのでしょうか?

「FIAT IUSTITI AET PIR IATMUNDUS」は実はラテン語になっており、日本語に訳すと「たとえ世界が滅びようとも、正義あれ」という意味になっているようです。

ライターになぜこの文字が刻まれているのかは作品で語られることが無いため、明言することは出来ません。

しかし、この先の人間界が天国と地獄の世界により、どんなひどい状況に陥ったとしても、自らの価値観や正義を貫いていくというジョン・コンスタンティンの生き方を表現しているのでは無いかと考察出来ます。

管理人

『コンスタンティン』の原作漫画や続編について

2005年にフランシス・ローレンス監督、キアヌ・リーブス主演で公開された映画『コンスタンティン』。

スーパーマンやバットマン、アクアマンといった人気キャラクターが登場したことで知られる雑誌「DCコミック」で刊行された漫画「ヘルブレイザー」が原作漫画となっております。

主人公の名前は映画と同じジョン・コンスタンティンとなっております。

管理人

元々は同じくDCコミックには「スワンプシング」という植物を操る緑色のヒーローを描いた作品があり、「ヘルブレイザー」はその中で脇役として登場していたキャラクターであるジョン・コンスタンティンを主人公にしたスピンオフ作品でした。

コンスタンティンがエクソシスト=悪魔祓いという設定は同じですが、ストーリーに関しては映画とはほぼ別物になっているため、原作というよりは原案という表記の方が合っているかもしれません

そんな映画「コンスタンティン」ですが、全世界で興行収入2億3,000万ドルを突破する大ヒットを記録し、その宗教色の強い世界観から今もなおカルト的な人気を誇っています。

そして、公開から17年経った2022年9月、続編の制作が決定しました

主人公を務めるのは前作と同じくキアヌ・リーブス、そして、監督も前作と同じフランシス・ローレンスが担当することが決まっており、脚本に関してはアキヴァ・ゴールズマンが手掛けると報道されています。

アキヴァ・ゴールズマンはフランシス・ローレンスの2007年の監督作『アイアムレジェンド』でも脚本を担当しており、息の合ったコンビネーションが期待できます。

具体的なストーリーや製作開始時期、そして、公開時期も未定となっておりますが首を長くして待ちたいと思います。

管理人

『コンスタンティン』のあらすじ

以下、映画「コンスタンティン」のあらすじです。

『コンスタンティン』のあらすじ|天国、地獄、そして、人間界の3つに分けられた世界

悪魔祓いのジョン・コンスタンティンは、ヘネシー神父から依頼を受け、少女にとりついた悪魔を倒しました。

天国、人間界、地獄の3つに世界は分けられており、天使・悪魔と人間のハーフのような存在であるハーフブリードを除いて住民は自由にそれぞれの世界を行き来することは出来ないのですが、今回倒した悪魔が人間界に侵入しようとしていたこと不審に思い、神父に調査を依頼しました。

一方、犯人の居場所や拳銃を引くタイミングが分かる不思議な能力を持つ刑事アンジェラは入院中であった双子の妹であるイザベルが自殺したと知らされ、神への信仰心の強いイザベルが自ら死を選んだことに疑問を感じていました。

イザベルが監視カメラの映像でコンスタンティンと呟いたことが分かったアンジェラはジョンの家を訪れますが、ジョンの非協力的な対応に憤りを感じ、すぐに出て行ってしまいます。

直後、気配を感じたジョンはアンジェラに襲い掛かってきた悪魔たちを撃退し、一時的に地獄へと向かい、イザベルが入院時に着けていたタグを持ち帰ったことからアンジェラはジョンの能力を信じ始めるのでした。

『コンスタンティン』のあらすじ|悪魔の息子マモンの襲来

ジョンから依頼を受け、イザベルの遺体を調査していたヘネシー神父は強力な悪魔の声に気が動転し、悪魔のハーフブリードであるバルサザールによって命を奪われてしまいます。

ジョンはイザベルの病室に残された「コリント章17章」というメッセージと神父の手のひらに刻まれたダイイングメッセージについて協力者であるビーマンに調査を依頼します。

ビーマンはサタンの息子のマモンが神の助けと霊能力の強い人間を利用し、人間界を支配しようと試みているという調査の結果をジョンに伝えた後、何者かに殺害されてしまいます。

協力者が次々と殺害されている事態にジョンはアンジェラにこれ以上の深入りは危険だと伝えますが、アンジェラは過去に自分にはイザベルと同じような霊能力があったこを打ち明け、イザベルの死の真相を追求するためアンジェラの霊能力がジョンによって解放されます。

『コンスタンティン』のあらすじ|連れ去られてしまうアンジェラ

アンジェラがビーマンの殺害現場で見つけたコインから殺害がバルサザールの仕業だと気付いたジョンはバルサザールに襲い掛かり、マモンの出現には霊能力者の他に神の血液が付着した運命の槍が必要だということを聞き出すことに成功します。

ですが、直後にアンジェラは悪魔たちによって連れ去られてしまいます。

ジョンは相棒のチャズとともに強い霊力を持つパパ・ミッドナイトのもとを訪れ、天国と地獄の中立な立場であることから協力を拒んでいたミッドナイトをどうにか説得し、不思議な能力を持つイスを利用し、アンジェラと運命の槍がイザベルが入院していた病院にあることを知り、ジョンとチャズは二人でアンジェラの救出に向かいます。

果たして、ジョンはアンジェラを救出することが出来るのか?

結末が気になる方は実際に映画を観ることをオススメします。

以上、「コンスタンティン」のあらすじでした。

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『コンスタンティン』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画「コンスタンティン」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|宗教色の非常に強い唯一無二のファンタジーアクション作品

映画『コンスタンティン』は、元々有名アーティストのミュージックビデオを数多く手がけた映像作家であったフランシス・ローレンスがメガホンをとり、『マトリックス』などで知られるハリウッドスター キアヌ・リーブス主演で2005年に公開されたファンタジーアクション映画となっております。

原案は『バットマン』や『スーパーマン』が連載されていたことでも知られるコミック雑誌「DCコミック」で連載されていた人気漫画「ヘルブレイザー」を原案とした作品です。

そして、他のアメリカンコミックを原作とした映画よりもキリスト教といった宗教色の強い作品となっており、宗教について馴染みの薄い日本では分かりにくいと感じてしまう方も多いと思います。

天国と人間界と地獄という3つに分けられた世界で悪魔祓いを生業とする主人公ジョン・コンスタンティンが活躍するというストーリーになっています。

元々過去に自殺を試みたことにより地獄に落ちることが決定しているジョンが点数を稼ぎ、天国に行くために人間界で悪さをする悪魔を撃退している設定に関しても、自殺が禁忌とされているキリスト教のルールについて色濃く反映されております。

管理人

ジョンは自殺によって双子の妹を失ってしまった刑事アンジェラとともに捜査を行い、サタン=ルシファーの息子であるマモンが人間界を支配するために霊能力の強い人間と神の血液が付着した運命の槍を使って人間界に侵入しようとしていることを知ります。

しかし、捜査のために自らの封印していた霊能力を解放したアンジェラはマモンの降臨のために悪魔たちに攫われてしまいます。

アンジェラの救出に向かったジョンはマモンに協力していたのが天使と人間の中間的な存在であるハーフブリードのガブリエルだったことを知りますが、ガブリエルがマモンに協力していた理由がたとえ重罪を犯した者であろうと神に許しを請えば救いがもたらされてしまう人間は恵まれすぎていると感じていました。

そこで、人間に神にふさわしい存在になるための試練を与えるために悪魔を人間界に呼び込もうとしたというのも、なんとも宗教色の強い理由です。

管理人

ガブリエルの攻撃に絶体絶命の状況に陥ったジョンでしたが、彼の存在を欲しているルシファーが自らが支配する予定の人間界を奪おうとしている息子のマモンを地獄に送り返し、協力者であるガブリエルの翼も焼き払います。

そこで、なんとかジョンはアンジェラを救出することが出来たのでした。

ルシファーがジョンを救った理由にも非常に宗教的な価値観が詰まっており、一見しただけでは設定が分かりにくくいまいち内容がつかめない可能性が高いので、何度か観直すとより世界観が分かる作品になっていると思います。

管理人

ストーリーは分かりにくさも正直あるのですが、映像に関しては前述したように元々監督のフランシス・ローレンスがミュージックビデオ出身の監督だったこともあり、一つ一つのカットが非常に洗練されており、キアヌ・リーブスのクールな佇まいも相まってダークな雰囲気の映画が好きな方にはたまらない映像になっております。

主人公のジョンがヘビースモーカーという設定になっているため、喫煙シーンも多いのですが、キアヌ・リーブスがタバコを吹かすシーンはいちいちかっこいいです。

また、ジョンの武器である十字架の形になったショットガンやラテン語と十字架があしらわれたメリケンサックなど随所に男心をくすぐる演出が施されています。

難解な設定から最初はとっつきにくい作品ではありますが、内容が分かると沼にはまってしまうようなカルト的な魅力のある作品ですね

『コンスタンティン』のみんなの口コミ評判レビュー

『コンスタンティン』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「キアヌ・リーブスとレイチェル・ワイズの演技力の高さがあふれる作品」「キアヌ・リーブスが颯爽としたアクションで魅せてくれる」「天使や悪魔、エクソシスト、聖書などそういったモチーフが好きな人にはたまらない映画」「ストーリーやビジュアルがグラフィックノベルのようにシーン一つ一つが印象的で肩ひじ張らず楽しめる」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★★星5

映画『コンスタンティン』は、キアヌ・リーブスがマトリックス旧三部作撮影後に選んだ主演映画です。

宗教色の強い異色のダークファンタジー・アクション大作となっています。

主人公のジョン・コンスタンティンは悪魔祓いを生業としているのですが、そこに神への信仰心は一切ありません。

肺癌を患っているにもかかわらずスパスパ吸い続け、点数稼ぎのために悪魔祓いをして寿命を伸ばそうと天界に交渉をかけています。

少しヨレた黒いスーツで悪魔に中指を立てる厨二病全開な態度のジョンが本当にかっこよくて、数あるキアヌ作品の中でもダントツで好きな作品となりました。

また、自身に憧れている助手のチャズを危険な目に遭わせないよういつも気を遣っているところから、ジョンの優しさを感じてほっこりしましたし、パシリのような雑務が物足りず文句を言いながらも助手を続けるチャズの姿も可愛くて、二人のやりとりが微笑ましかったです。

なので、チャズが亡くなってしまった時は物凄く悲しかったです。

そんな中、ラストでまさかあのような形でチャズと再会できるとは思わず、とても嬉しかったです。

チャズの姿に苦笑しているジョンの表情もいかにも彼らしい反応で、最後の最後まで最高の映画でした。

30代女性

★★★★☆星4

DCコミック「ヘルレイザー」が原作の2005年公開のアクションホラー映画です。

当時、見た時から続編ができそうな作品だなとおもっていましたが、17年たってやっと‶あの続き”の製作へ向けて動き出したようです。

特殊能力を持つオカルト刑事をキアヌ・リーブスが演じましたが、これがはまり役。

アンチヒーローを見事に演じ切っています。

ストーリーは複雑そうで実に単純。いい意味で見ている人の「こうなってほしい」という願望通りの展開です。

エンドロール後のシーンは意見が分かれるでしょうが。

フランシス・ローレンス監督はこの作品が初メガホン。MTV出身だそうで、とても初の映画挑戦とは思えない出来です。

悪魔は出てくるけど怖くない映画が帰ってきます

40代男性

★★★★★星5

2005年にキアヌ・リーヴス主演で制作されたダークファンタジー映画です。

おどろおどろしい悪魔が出てくるので、そういったものが苦手な方にはおすすめできませんが、天使や悪魔、エクソシスト、聖書などそういったモチーフが好きな人にはたまらない映画だと思います。

ヘビースモーカーで愛想のないエクソシスト、中性的で美しく常に泰然とした天使、全身白いスーツにスキンヘッドの堕天使ルシファー…少し色あせた暗い画面も相まった唯一無二の世界観で、公開からかなり年月が経った現在でも大変人気のある作品です。

私自身15年前に見ましたがいまだに好きで友人に勧めた事がありますし、今年続編製作が発表されてとても嬉しかったです。

久々に見返してみようと思います。

30代女性

★★★★★星5

主人公のジョン・コンスタンティンのもつ悪魔払いのガジェットが妙に格好良くて、いい意味でどの人にもある中二心に刺さるのでぜひ注目して見て欲しいところです。

肺がん患者なのにヘビースモーカーで遠回しの自殺をしている姿は荒んでいるのに若いころのキアヌ・リーヴスが演じると儚く見えました。

気になるキャラクターの一人にガブリエルです。

サディスティックにコンスタンティンの胸を踏みつけるシーンで中世的な美しさを存分に発揮したティルダ・スウィントンは脳裏にこびりつきます。

ストーリーやビジュアルがグラフィックノベルのようにシーン一つ一つが印象的で肩ひじ張らず楽しめる感じも最高です。

煙草が死因って明示されているのに見てるこちらまで吸いたくなるような映画です。

40代女性

★★★★★星5

『コンスタンティン』は2005年に上映された最高にクールなアクションホラーです。

この世ならざるものが見えることから孤独な人生を歩んできた悪魔祓いのコンスタンティンを親族や親友に先立たれ良い人なのに孤独な男と評されるキアヌ・リーブスがクールに演じています。

最高にクールだなと思ったのはグラスに雲を閉じ込め煙草のヤニを吹き込むシーンです。

セクシーでカッコイイと思いました。

依頼人で刑事の相手役を演じるのはハムナプトラで注目を集めたレイチェル・ワイズです。

彼女には余分なセクシー感がなくて、この後のコンスタンティンとの色恋を想像すらさせないのは心穏やかに作品を見れて良かったと思います。

彼を地獄に導こうとする魔王ルシファーの現代的な描写がお気に入りです。

30代女性

★★★★☆星4

オカルトホラーのソフト版といったところなので、流血などの「えげつない」シーンはあまりありません。

本シナリオは「悪魔退治」となっています。

悪魔退治の使命をうけて、自ら病魔にさらされる体にムチをうち、悪魔退治をします。

SFXを駆使した悪魔映像の数々もさることながら、やはり『コンスタンティン』ではキアヌのアクションのすごさ(体のきれ、武器つかい)が一番目につきます。

キアヌのアクションはマトリックをふまえ、とても見ごたえがり、細身の体から駆使される演技には目をみはるものがあります。

また、キアヌの美男子的ルックスがこの映画にはマッチしており、悪魔とイケメンのバランスの良さこの映画をひきたてます。

40代男性

★★★★★星5

『コンスタンティン』はホラーのジャンルになりますが、そこまでホラー要素はないと私は思いました。

ホラーが好きな方は少し怖い要素が足りないかもしれませんが、その分内容がとても濃く、伏線回収も素晴らしいです。

また、細かい所まで演出されており、何回か観て「あ、これって、ここに繋がってるのか!」と新しく発見できたりしました。

ただ、かなり伏線があるので、途中で何がなんだか分からなくなる人もいると思います。

ですが、何回も観ているうちに頭の中でバラバラになってたピースがピッタリハマると、次の展開が楽しみになって来ました。

また、キアヌリーブスの気だるい演技も素晴らしく、特に煙草を吸うシーンはとても魅力的でした。

他にもサタンの父が登場するシーンはシリアスな雰囲気でしたが、サタンの父親がとても面白い演技をしていて、緩急のある映画で、とても大好きです。

20代女性

★★★★★星5

『コンスタンティン』はキアヌ・リーブス主演の悪魔払いを題材にした映画です。

キアヌ・リーブス演じるコンスタンティンはとても強い霊感を持っていて少年時代にそれを苦にして自殺を図り、現実世界で”2分だけ”死んだ彼は地獄に落ちます。

無事に蘇生しても、死後に地獄に落ちることが約束されていたので、人々を救うことで善行を積みなんとか天国に行こうと考えています。

ちなみに極度のヘビースモーカーで末期の肺癌を患っています。

一方で婦人刑事のアンジェラは、双子の妹で謎の自殺を遂げた妹のイザベラが死の間際に「コンスタンティン」と呟いたことを知り、コンスタンティンの元を訪れます。

コンスタンティンはアンジェラと助手のチャズとともにイザベラの死の真相を追うのですが、それは天界・人間界・地獄を巻き込んだ大きな戦いの幕開けでもありました。

映画『コンスタンティン』の魅力はコンスタンティンの人物像にあると思います。

コンスタンティンは悪魔相手に啖呵を切ったり誰に対しても喧嘩腰だったりととてもやさぐれています。

悪魔を祓う理由も自分が天国に行くためであり人助けが目的ではありません。

それでも悲しみに打ちひしがれるアンジェラを慰めたり、助手のチャズのことを些か邪魔者扱いしながらも時に優しく見守ったり、命がけで二人を護ったりと、随所にコンスタンティン本来の優しさが垣間見ることが出来ます。

天界・人間界・地獄の三つが入り乱れる世界観にも詳しい説明が劇中にあるので、あまりキリスト教に馴染みのない人でも、存分に楽しめると思います。

意外な人物が黒幕ですが、何故その考えに至ったのかを会話の中で伏線があるので、二度三度観れば新しい発見があります。

アクションも迫力がありとても面白い映画となっています。

30代男性

*映画「コンスタンティン」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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