『えんとつ町のプペル』が気持ち悪いと言われる4つの理由|炎上や宗教っぽいとの声も考察

2020年12月25日公開の映画『えんとつ町のプペル』。
映画『えんとつ町のプペル』は、キングコングの西野亮廣さんによる絵本を原作にしたアニメーション映画です。
煙に覆われた町を舞台に、星の存在を信じる少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルの交流を描いた作品で、公開当時は大きな話題を集めました。
一方で、映画『えんとつ町のプペル』には「気持ち悪い」「炎上」「宗教っぽい」といった否定的な言葉が出てくることもあります。
作品自体はファンタジー色の強い感動作ですが、キャラクターデザインのクセや、夢を信じるというテーマの強さ、さらに西野亮廣さんのオンラインサロンを中心とした宣伝活動への違和感から、賛否が分かれた作品でもあります。
また、親目線では「子供に見せたくない映画なのか?」と気になる人もいるかもしれません。
この記事では、主に以下の内容を解説していきます。
- 『えんとつ町のプペル』が気持ち悪いと言われる理由
- 炎上した理由や宗教っぽいと言われた背景
- 子供に見せたくないと言われる理由
「プペルはなぜ気持ち悪いと言われるのか」「炎上や宗教っぽいという声はどこから来たのか」が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
『えんとつ町のプペル』が気持ち悪いと言われる理由とは?

映画『えんとつ町のプペル』は、西野亮廣さんによる同名絵本を原作にしたアニメーション映画です。
煙に覆われた町を舞台に、星の存在を信じる少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルの交流が描かれており、公開当時は大きな話題を集めました。
一方で、映画『えんとつ町のプペル』について調べると「気持ち悪い」という感想を目にすることもあります。
これは単純に作品の映像やキャラクターだけが原因というより、作品のテーマ性や、西野亮廣さん本人のイメージ、さらに公開前後の宣伝活動への違和感などが重なった結果だと考えられます。
ここでは、『えんとつ町のプペル』がなぜ気持ち悪いと言われるのか、主な理由を整理していきます。
キャラクターデザインやプペルの見た目が苦手に感じられる
『えんとつ町のプペル』が気持ち悪いと言われる理由の一つは、キャラクターデザインの独特さにあると考えられます。
主人公のルビッチは、アニメ映画らしく大きな目をしたキャラクターですが、顔の質感や鼻、口元などはややリアル寄りに描かれています。
そのため、可愛らしいキャラクターとして見る人がいる一方で、アニメ的なデフォルメとリアルな造形が混ざっていることに違和感を覚える人もいたのではないでしょうか。
また、もう一人の主人公であるプペルは、ゴミから生まれたキャラクターという設定もあり、見た目そのものに不気味さを感じる人もいます。
もちろん、プペルのデザインは物語の世界観を表すうえで重要な要素です。
しかし、子供向けのファンタジー作品として想像して見た人にとっては、思っていたよりもクセが強く、「かわいい」より先に「少し怖い」「気持ち悪い」と感じてしまった可能性があります。
作品テーマが押しつけがましく見える
映画『えんとつ町のプペル』が気持ち悪いと言われる理由には、作品のテーマ性も関係していると思われます。
『えんとつ町のプペル』では、煙に覆われた町で誰も星の存在を信じない中、ルビッチが父親の言葉を信じて、星を見つけようとする姿が描かれます。
この物語の大きなテーマは、周囲に笑われても夢を信じることや、自分が信じたものを貫くことです。
このメッセージ自体は、子供向けの映画としても分かりやすく、前向きなものだと言えます。
ただ、その一方で、作品全体から「夢を信じろ」「周りの声に負けるな」という主張が強く伝わってくるため、人によっては押しつけがましいと感じてしまう部分もあります。
特に、感動させようとする演出や、強いメッセージ性のあるセリフが苦手な人にとっては、物語に入り込む前に説教臭さを感じてしまったのかもしれません。
その結果、「良いことを言っているのは分かるけど、少し重い」「感動を押しつけられているように感じる」という印象が、「気持ち悪い」という感想につながったと考えられます。
西野亮廣さんのメッセージ性が強く感じられる
『えんとつ町のプペル』は、作品単体の評価だけでなく、原作者である西野亮廣さんのイメージとも強く結びついて語られやすい作品です。
西野さんは、お笑い芸人として活動を始めた後、絵本作家、実業家、オンラインサロン運営など、従来の芸能人とは違う形で活動の幅を広げてきました。
ただ、活動内容や発信スタイルに対して賛否が分かれやすい人物でもあります。
そのため、「夢を信じる」「周囲に笑われても挑戦する」というテーマを見たときに、ルビッチの物語というより、西野さん自身の考え方や生き方が強く反映されているように感じた人もいたのではないでしょうか。
もちろん、原作者の思想や経験が作品に反映されること自体は珍しいことではありません。
しかし、『えんとつ町のプペル』の場合は、西野さん本人の存在感が大きかったため、作品を見ていても原作者の顔が浮かびやすくなってしまった面があります。
その結果、純粋に物語として楽しむ前に、「西野さんの自己投影に見える」「メッセージが強すぎる」と感じた人が、気持ち悪さを抱いた可能性があります。
宣伝活動の印象まで作品評価に影響している
『えんとつ町のプペル』が気持ち悪いと言われる背景には、映画そのものだけでなく、公開前後の宣伝活動の印象も影響していると考えられます。
『えんとつ町のプペル』は、公開前から西野亮廣さんのオンラインサロンやファンコミュニティを中心に大きく盛り上げられていました。
製作過程が共有されたり、映画を応援する動きが活発に行われたりしたことで、作品は公開前から大きな注目を集めていました。
しかし、その熱量の高さに対して、外側から見て違和感を抱いた人も少なくありません。
何度も映画を鑑賞する動きや、チケット購入をめぐる話題などが広がったことで、作品そのものよりも宣伝方法やファンの熱量に注目が集まってしまいました。
そのため、『えんとつ町のプペル』に対する「気持ち悪い」という感想には、キャラクターや物語への違和感だけでなく、作品の周辺にあった空気感への反発も含まれていると考えられます。
つまり、映画そのものの評価と、西野亮廣さんやオンラインサロンに対する印象が切り離されにくい作品だったということです。
この点が、「好き嫌い」以上に強い賛否を生んだ理由だと言えるでしょう。
『えんとつ町のプペル』の炎上理由は?宗教っぽいと言われた背景

『えんとつ町のプペル』は、作品の内容だけでなく、公開前後の宣伝活動やファンの応援方法でも大きな話題になりました。
原作者である西野亮廣さんのオンラインサロンを中心に映画を盛り上げる動きが目立っていたため、外側から見た人の中には、その熱量に違和感を覚えた人もいたからでした。
その結果、作品そのものへの評価とは別に、「炎上」「宗教っぽい」「信者ビジネス」といった言葉で語られることもありました。
ただし、これらの批判は、映画本編だけに向けられたものというより、宣伝方法やファンコミュニティの見え方に対する反発が大きかったと考えられます。
オンラインサロンの熱量が宗教っぽいと言われた
『えんとつ町のプペル』が宗教っぽいと言われた理由の一つは、西野亮廣さんのオンラインサロンを中心とした応援の熱量にあります。
西野さんは、映画の公開前からオンラインサロン内で制作過程や宣伝方針を共有し、ファンやサロンメンバーと一緒に作品を広げていく形をとっていました。
このような取り組みは、従来の映画宣伝とは違い、作り手とファンの距離が近いという特徴があります。
そのため、サロンメンバーにとっては、自分たちも作品を一緒に作り、広めているような感覚があったのだと思います。
一方で、その様子を外側から見た人にとっては、熱心な応援が少し異様に映った可能性があります。
特に、西野さんの言葉や考え方に共感する人たちが集まり、同じ方向を向いて作品を盛り上げている構図が、「宗教っぽい」「教祖と信者のように見える」と受け取られたのではないでしょうか。
もちろん、オンラインサロンやファンコミュニティそのものが悪いわけではありません。
ただ、外部から見ると内輪の結束が強く見えすぎることがあり、その閉じた空気感が苦手な人にとっては、違和感や気持ち悪さにつながったと考えられます。
チケット販売や複数回鑑賞が炎上につながった
『えんとつ町のプペル』の炎上理由として、チケット販売や複数回鑑賞をめぐる話題も大きかったと考えられます。
公開当時、何度も鑑賞する人や、チケットをまとめて購入して誰かに配る・寄付するような動きが話題になりました。
もちろん、好きな映画を複数回見ること自体は珍しいことではありません。
映画ファンの中には、同じ作品を何度も劇場で見る人もいますし、応援したい作品のチケットを購入することもあります。
しかし、『えんとつ町のプペル』の場合は、そうした動きがオンラインサロンや西野さんの発信と結びついて見えたため、単なるファン活動ではなく、組織的な応援のように受け取られました。
その結果、「本当に作品が評価されているのか」「ファンが無理に盛り上げているだけではないのか」といった疑問を持つ人も出てきたのだと思います。
また、チケット購入をめぐる話題が広がることで、映画本編よりも宣伝方法や売り方のほうに注目が集まってしまいました。
このように、作品を応援するための行動が一部では過剰に見えたことが、炎上につながった大きな理由だと考えられます。
信者ビジネスと揶揄された背景
『えんとつ町のプペル』が批判された背景には、「信者ビジネス」と揶揄された西野亮廣さんの活動イメージも関係しています。
西野さんは、オンラインサロンやクラウドファンディング、絵本制作、イベント運営など、従来の芸能活動とは違う形でビジネスを展開してきました。
その活動を支持する人からは、挑戦的で新しいやり方だと評価されています。
一方で、否定的に見る人からは、熱心なファンを巻き込んでお金を動かしているように見え、「信者ビジネス」と批判されることもありました。
『えんとつ町のプペル』は、そうした西野さんの活動の延長線上にある作品として受け取られやすかったため、映画単体ではなく、西野さんのビジネスモデルそのものへの批判と結びついてしまった面があります。
特に、オンラインサロンのメンバーが映画を積極的に広めたり、チケットを購入したりする様子は、支持者にとっては応援でも、外部の人にとっては強い囲い込みに見えた可能性があります。
そのため、作品の内容をまだ見ていない人の間でも、「なんとなく宗教っぽい」「信者が持ち上げている映画」というイメージが先行してしまったのではないでしょうか。
このように、炎上の背景には、映画の内容そのものだけでなく、西野さんの活動スタイルに対する以前からの賛否も大きく影響していたと考えられます。
作品そのものより宣伝方法への批判が大きかった
『えんとつ町のプペル』の炎上は、映画本編への批判というより、宣伝方法や周囲の盛り上がり方への批判が大きかった印象があります。
『えんとつ町のプペル』は、映像の美しさや世界観を評価する声もあり、映画として一定の支持を集めた作品です。
しかし、公開前後には作品の内容以上に、西野亮廣さんの発信やオンラインサロンの動き、チケット販売をめぐる話題が注目されました。
そのため、映画を見ていない人の間でも、「プペルは炎上している作品」「宗教っぽい映画」というイメージが広がりやすかったのだと思います。
これは、作品にとって大きな宣伝効果になった一方で、純粋な映画評価を難しくした原因でもあります。
本来であれば、物語や映像、キャラクター、音楽などで評価されるはずの映画が、公開前から原作者やファンコミュニティの印象と強く結びついてしまったからです。
結果として、『えんとつ町のプペル』は、映画として好きか嫌いかだけでなく、西野亮廣さんの活動やオンラインサロンのあり方まで含めて語られる作品になりました。
そのため、「炎上したから悪い映画」というより、映画の外側にある宣伝手法やファンの熱量が強く見えすぎたことで、作品そのものにも批判的な印象が広がったと考えるのが自然です。
『えんとつ町のプペル』は子供に見せたくない映画なのか?

『えんとつ町のプペル』については、「子供に見せたくない」という意見が出ることもあります。
絵本を原作にしたアニメ映画であり、少年ルビッチとゴミ人間プペルの友情や、夢を信じることの大切さが描かれているため、一見すると子供向けの感動作品として受け取られやすい作品です。
しかし、実際には世界観やキャラクターデザインにクセがあり、内容のメッセージ性もかなり強めに描かれています。
そのため、親の立場から見ると、「子供に見せても大丈夫なのか」「少し怖がるのではないか」「価値観を押しつけられているように感じないか」と気になる部分があるのかもしれません。
キャラクターや世界観に怖さを感じる子供もいる
『えんとつ町のプペル』が子供に見せたくないと言われる理由の一つは、キャラクターや世界観に怖さを感じる可能性があるからです。
『えんとつ町のプペル』の舞台であるえんとつ町は、煙に覆われ、空も星も見えない閉鎖的な町として描かれています。
映像は非常に作り込まれており、幻想的な美しさがありますが、明るく楽しいだけのファンタジーではありません。
町全体にどこか薄暗い雰囲気があり、機械的で重たい空気も感じられるため、小さな子供にとっては少し怖く見える場面もあると思います。
また、プペルはゴミから生まれたゴミ人間という設定のキャラクターです。
映画の中では優しく、ルビッチにとって大切な存在として描かれていますが、見た目だけで判断すると、かわいいキャラクターというより不気味さのあるデザインになっています。
もちろん、その見た目には「外見だけで判断してはいけない」という物語上の意味もあります。
ただ、子供によっては、プペルの姿や町の暗い雰囲気を見て、怖いと感じてしまう可能性もあります。
そのため、明るく分かりやすい子供向けアニメを想像して見せると、少し印象が違うと感じる親もいるのではないでしょうか。
メッセージ性の強さに違和感を持つ親もいる
『えんとつ町のプペル』が子供に見せたくないと言われる背景には、作品のメッセージ性の強さも関係していると考えられます。
映画『えんとつ町のプペル』では、周囲に笑われても夢を信じることや、自分が正しいと思ったものを貫くことの大切さが描かれています。
このテーマ自体は、子供にとっても前向きなものです。
夢を持つことや、他人に否定されても諦めないことは、子供向け作品でもよく描かれる普遍的なメッセージだと言えます。
しかし、『えんとつ町のプペル』の場合、そのメッセージがかなりはっきりと前面に出ています。
そのため、人によっては「夢を信じることは素晴らしい」というより、「夢を信じなければいけない」と言われているように感じてしまうかもしれません。
特に、親の立場から見ると、子供にはいろいろな価値観に触れてほしいと考える人も多いと思います。
その中で、作品全体から強い思想やメッセージを感じると、「これは子供に見せても大丈夫なのか」と少し距離を置きたくなる人もいるのではないでしょうか。
また、前述したように、原作者である西野亮廣さんのイメージとも強く結びついています。
そのため、映画のメッセージを作品内のテーマとして受け取る人がいる一方で、西野さんの考え方や活動方針が反映されているように感じる人もいます。
この点が、単なる子供向け映画として見づらくなっている理由の一つだと考えられます。
つまり、「子供に見せたくない」という意見は、映画の内容が危険だからというより、メッセージの強さや作品外のイメージに対して、親が違和感を持つ場合があるということです。
子供向けとして見せても問題ないという意見もある
一方で、『えんとつ町のプペル』は、子供に絶対見せないほうがいい映画というわけではありません。
むしろ、作品の中心にあるテーマは、友情や親子の絆、夢を信じること、外見だけで相手を判断しないことなど、子供向け作品として分かりやすいものが多いです。
ルビッチとプペルの関係性も、最初は不気味に見える存在でも、心を通わせることで大切な友達になっていくという流れになっています。
この部分は、子供にとっても理解しやすく、他人を見た目だけで決めつけないという教訓として受け取ることもできます。
また、映像面でも非常に華やかで、えんとつ町の独特な世界観や光の演出に引き込まれる子供もいると思います。
暗い場面や少し怖い雰囲気はありますが、それも物語の中で希望や星の存在を際立たせるための要素になっています。
そのため、子供に見せたくないという意見がある一方で、親子で見て感動できる映画だと感じる人もいるはずです。
大事なのは、すべての子供に同じように合う作品ではないという点です。
怖がりな子供や、暗い雰囲気の作品が苦手な子供には、少し合わない可能性があります。
反対に、ファンタジー作品が好きな子供や、少し不思議な世界観を楽しめる子供であれば、物語に入り込みやすい作品とも言えます。
そのため、『えんとつ町のプペル』を子供に見せるかどうかは、作品の評判だけで判断するよりも、子供の年齢や性格、暗い雰囲気の映像が平気かどうかを見て決めるのが良いでしょう。
『えんとつ町のプペル』のあらすじ

(以下、映画『えんとつ町のプペル』のあらすじです。)
『えんとつ町のプペル』のあらすじ|煙に覆われたえんとつ町で出会うルビッチとプぺル
えんとつ町は、年がら年中煙に覆われている町。
そんな暗い町にハロウィンの夜、ゴミ人間が現れ、その存在に人々はパニックになり、異端審問官がゴミ人間を取り押さえようとします。
逃走中にゴミ収集車に回収されてしまったゴミ人間が助けを求める様子を見かけたえんとつ掃除を生業にする孤独な少年ルビッチは助けに向かい、なんとかゴミ人間を救うことが出来ました。
ルビッチは、ゴミ人間をプぺルと名付け、親友として絆を深めていきます。
異端審問官を率いる参謀のトシアキは、治安維持のためにプぺルを指名手配にしますが、ルビッチが勤めるえんとつ掃除屋の親方ダンの計らいもあり、プぺルは地下で仕立ての仕事をすることになります。
『えんとつ町のプペル』のあらすじ|異端審問官に狙われてしまうプぺルたち
ルビッチは、すっかりプぺルに心を開き、煙の向こうには綺麗な星があると信じていることを伝えるのでした。
それは亡き父親が紙芝居で話してくれた夢であり、プぺルに秘密にするように忠告します。
しかしながら、プぺルはルビッチのことをよく思わないアントニオらと出くわした際に苛立ちのあまりに星空を信じていることを伝えてしまい、アントニオらに暴行を加えられてしまいます。
一方、アントニオは異端審問官にプぺルとルビッチが星空について信じていることを伝えてしまい、二人は危険人物と見なされるようになり、ルビッチの病気がちな母親、そしてダンまでもが審問官に狙われるようになってしまいます。
プぺルが秘密を明かしてしまったことが原因であると感じたルビッチは、プぺルを叱責し、二人の間には大きな距離が出来てしまうのでした。
『えんとつ町のプペル』のあらすじ|煙の先にある星空を人々に披露する計画
プぺルはルビッチが落とした父親からもらったブレスレットをずっーと捜索しており、そのブレスレットが自分の体内にあることに気付き、ルビッチの元へと向かいます。
ブレスレットによる魔法の力でプぺルの魂が存在していることを知ったルビッチは、ブレスレットの受け取りを拒否し、叱責したことを謝罪して二人は友情を取り戻します。
程なくして、えんとつ町では海からボロボロの船が打ち上がり、人々は恐怖に慄きます。
ルビッチはその船が父親が紙芝居で話してくれたものと全く一緒である事に気付きます。
父親の話が真実だったことを確信したルビッチは、プぺル、そして鉱山泥棒のスコップらの協力とともに煙の先にある星空を町の人々に見せる計画を立てるのでした。
以上、映画『えんとつ町のプペル』のあらすじでした。
『えんとつ町のプペル』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

(以下、映画『えんとつ町のプペル』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|西野亮廣の同名絵本をアニメーション映画化した話題作
『えんとつ町のプペル』は、人気お笑いコンビ「キングコング」のツッコミ担当として人気を博し、現在はサロン運営や絵本作家などマルチに活躍する西野亮廣さんの同名絵本をアニメーション映画化した作品で、2019年に公開されました。
西野さんは、「ディズニーを超えたい」といったその歯に衣着せぬ発言が良い意味でも悪い意味でも注目を浴びており、『えんとつ町のプペル』も公開前から様々な話題を集めましたが、結果的には興行収入27億円という大ヒットを記録しました。
煙に覆われ、空が全く見えないえんとつ町で星の存在を信じる孤独な少年ルビッチとハロウィンの夜に突如現れた謎のゴミ人間プぺルの交流を通して、夢を持つことや信じることの大切さが描かれた作品となっており、ディズニーを意識したというのも肯けるメッセージ性が詰まった作品となっています。
原作の絵本の独創的なタッチが躍動感あるアニメーションで表現されており、えんとつ町の世界観に観客は冒頭から一気に惹きこまれていきます。
うまくリンクした音楽も素晴らしく、挿入歌であるHYDEさんのHALLOWEEN PARTYやロザリーナさんが歌う主題歌が作品を盛り上げます。
父親から突然亡くなってしまい、病気がちの母親と二人暮らしの孤独な主人公ルビッチの前に現れた人々から忌み嫌われるゴミ人間のプぺル。
孤独な二人は親友となり、絆を深めていきますが、「星空の存在を信じている」という発言によって、治安維持のために異端者を排除しようとする異端審問官たちに目をつけられてしまい、周りの大切な仲間や家族にまでも危険が及んでしまうようになります。
外の世界があることを隠すために必要以上に煙をたき、住民たちを支配していた異端審問官の動きは、現在の世界情勢にもリンクする部分があるかもしれません。
しかしながら、信じることを諦めないルビッチとプぺル。
父親が周りにいくら馬鹿にされても、信じ続けた星空の存在を証明するために周りの仲間の協力してもらいながら、取り押さえようとする異端審問官たちに負けずに大量の風船を括り付けた船で空へと向かい、大量の火薬を爆発することによって、煙を晴らそうと懸命に立ち向かっていきます。
煙を晴らした先には、美しい星空が広がり、人々は歓喜の声をあげます。
信じ続けた先にあった輝かしい未来。、夢を諦めずに信じ続けるという感情は大人になっていくにつれて薄れていくものですが、この映画を観ると、忘れていた「信じる力」をもう一度思い出させてくれるような気持ちにさせてくれます。
夢を忘れてしまった大人にこそ観て頂きたい作品になっています。
『えんとつ町のプペル』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆星4
えんとつ町のプペルの絵本を子供と読んだのが、今回映画館に足を運んだ理由でした。
息子(八歳)娘(五歳)と上映開始を待っていました。
大人の私が見ても映像の綺麗さ、また哲学的に作り手が伝えたいことなどが汲み取れ大変楽しむことが出来ました。
一緒に見たチビ達も作品のメッセージを理解は出来ていなかったとは思います。
がハラハラドキドキしながらおしゃべりやグズリもせず真剣な眼差しで最後まで鑑賞していました。
どうしても主人公の立場ではなく親の立場から映画を見てしまいました。
が、主人公の親のように強制ではなく大事な事をしっかりと伝えられる親でありたいなと感じさせられた映画です。
息子たちは楽しんでみてましたが、お父さんは泣いていたのは内緒です。
40代男性
★★☆☆☆星2
全体的に、伝えたいことが何かはっきりしていなかったので、あまり面白いとは思わなかった。
しかし、映像はとても美しかったので、そこは良かったと思う。
また、単純に感動シーンは多かったので、そこも良かったと思う。
終わりの方の星が輝くシーンでは、心躍る部分があった。
お父さんと息子の絆を感じたシーンや、プペルがゴミ山を探すシーン、ルビッチを助けたアントニオの言動などうるっとくる部分が多かった。
悪かったところは、夢が簡単に叶ってしまったと思ったこと。
1番は、全体的に話が右往左往していて、結局観ていた人に何を伝えたかったのかわからなかったことである。
さらに、前置きしないと分からないことが多く、説明が足りないなと感じた。
綺麗な映像だっただけに、メッセージ性がもったあれば、もう少し面白いと思えた。
20代男性
★★★★★星5
とにかく映像がキレイでオープニングからぐっと引き込まれてしまいました。
素敵な映像に音楽もまたぴったりで、この作品は絶対に映画館で観ないともったいないと思います。
ルビッチとプペルが友だちになれたのに、ルビッチの思い違いで離れ離れになった時は本当に悲しかったですが、プペルはやっぱりルビッチの大切な友だちでしたね。
信じることの大切さをシンプルに伝えてくれるこの映画は、子どもはもちろんですが、私たち大人こそ観るべき映画だと思いました。
ルビッチの声の芦田愛菜さんが想像以上にしっくりきて素晴らしかったです。
その他の声の出演の方々もストーリーとキャラクターに合っていてすごく良かったです。
もう一度映画館で観るつもりです。
40代女性
★★☆☆☆星2
まず私は絵本を読んでいません。
そして作者に否定的な印象も持っていません。
多くの有名人が絶讃していたので映画館に足を運びました。
私は映画を見る前に大体原作を読んでから行くタイプです。
なぜなら原作を読むことにより作者の作品に対する意図、思いを読み取ることができるからです。
しかし今回は数多くの有名人が絶賛するコメントをSNSなどであげていたためよっぽどいい作品なんだろうと思い、原作を見ずに行きました。
結果、あまり楽しめませんでした。
まず映像に関しては今の映画の技術の進歩もありとても綺麗で、ライティングの描写、光の陰影など目を見張る部分もありました。
ただストーリーの内容がよかわからなくて、何を伝えたいのか意味不明でした。
原作から映画用に尺を伸ばしているのかわかりません。
が、この映画のターゲットの年齢層は若年層じゃないのか??子供たちにその意図がわかるのか…と、もやもやしたまま終わりました。
ただ本当にアニメーションは綺麗です。ジブリの二番煎じいや、三番煎じ感は否めない作品です。
30代男性
*映画『えんとつ町のプペル』のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。







