映画|閃光のハサウェイは小説版から結末が変更されたのか徹底解説!3部作スケジュールや時系列・その後についてもチェック【あらすじネタバレ感想評価】
2021年6月11日公開のガンダム映画『閃光のハサウェイ』。
アニメ化はされないとも言われていたガンダムシリーズの1つですが、1990年に原作小説が完結してから30年経ち、ついにアニメ映画化される事となりました。
アムロ・レイと共に地球連邦軍に所属し、数々のシリーズで艦長を務めてきたブライト・ノアの息子であるハサウェイ・ノアを主人公として描かれます。
また、原作小説が『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編に対して、今作はアニメ映画『逆襲のシャア』の続編となっています。
映画『機動戦士ガンダム・閃光のハサウェイ』の口コミ評判レビューには、
- 3部作の内の1作目として非常に良い滑り出し
- 見応えがあり、圧巻の90分
- これを機に初期ガンダムなど、色々観ようかと思えた
- モビルスーツ戦の映像美然り、人物それぞれの描写も綺麗
- ガンダムファンにとっては大興奮の作品
- 主題歌であるAlexandrosの「閃光」も、本作ともマッチしている
- 戦闘シーンが少し暗くて見づらいと思った
- MS戦による光の演出の映像美など、ぜひ映画館のスクリーンをお勧めしたい作品
という声が多数集まっています。
- 原作小説版から結末変更された理由とその後
- 3部作スケジュールについて
- 宇宙世紀での時系列を解説
- 映画『閃光のハサウェイ』のあらすじ
- 映画『閃光のハサウェイ』の感想評価と口コミ評判レビュー(ネタバレ含む)
もし、まだあなたが一度もガンダムシリーズの映画「閃光のハサウェイ」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
ガンダム映画『閃光のハサウェイ』原作小説版から結末変更された理由と、その後
原作小説版から結末は変更されたことについて
社会情勢など諸事情から順調に制作が進んでいない「閃光のハサウェイ」の結末を映画館で観ることができるのは、一年以上先になりそうです。
3部作になることが決まり、現状では結末が変更になるのか、原作小説の結末のままになるのかは分かりません。
ですが、おそらく原作小説から結末が大きく変更されることはないと推察します。
公開された第1部では、原作小説へのリスペクトを随所に見ることができました。そうであれば、物語の結末を原作から大きく変更することはないのではないでしょうか?
劇場で観たモビルスーツのデザインにしても、ファースト・Z・ZZ・逆襲のシャアとは一線を画すクスィーガンダムの異形は、原作小説に寄せていると思えます。
その異形は小説の挿絵だけでなく、物語後半に重要な登場人物から、従来のガンダムとは異なるシルエットについて言及するセリフがあることからも伺えます。
原作通りの結末を迎えると、映像化されたガンダムの中で、もっとも悲惨と思える終幕にはなってしまいます。
しかし、結末を変えてしまうと、原作のテーマを根底から覆す内容になってしまいます。
その場合は余程のエンディングでなければ、原作ファンからの風当たりは、かなりきついものになるのではないでしょうか?
また、結末が変更されるのではないかと噂される理由についてです。
その理由は、今作が、小説版『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』の続編ではなく、映画『逆襲のシャア』の続編となっているからです。
この2つの逆襲のシャアの結末については、大きな違いはないものの、今作は映画版の『逆襲のシャア』の続編となっていることから、既に刊行されている『閃光のハサウェイ』の結末から変更されるのではないかと危惧されたものだと思われます。
ただ、冒頭にも述べた通り、結末が変更されることはないと予想されます。
その後が気になる!原作小説版のネタバレ
※以下は、原作小説のネタバレや結末を記載しています。
ケネスはギギとハサウェイ
『閃光のハサウェイ』の終盤では、ギギを手元におくケネスですが、ギギの何気ない一言がいくつも現実になっていく幸運を目の当たりにします。
そして、ケネスはギギの言葉を信じてキルケー部隊の一部をあえて迂回させ、その先でギギはハサウェイと運命的な再会をします。
しかし、ハサウェイはギギと結ばれることなく別れます。
もともと限定的な戦力しか持たないマフティーという組織は、数回の戦闘を経ただけで、大きく戦力を損耗してしまいます。
ハサウェイは特攻の覚悟で最後の部隊を率いて、連邦議会が開かれるアデレードに向かう途上、ギギを巻き添えにしてはならないと未練を残しつつ別れるのです。
アデレード上空で激闘を繰り広げる
ハサウェイのクスィーガンダムとレーン・エイムのペーネロぺーは、アデレード上空で激闘を繰り広げます。
ハサウェイはレーンを圧倒するものの、ケネスが対マフティーに設置したバリヤーに誘き寄せられてしまいます。
クスィーガンダムはバリヤーに捕らえられ、感電したハサウェイは一命を取りとめたものの気を失い捕虜となります。
そして、そのままハサウェイは裁判にかけられることなく、反地球連邦軍のテロリストであるマフティー・ナビーユ・エリンとして銃殺刑に処されることが決定されます。
ブライトは、息子がマフティーとしてテロ活動を行っていることなどつゆ知らず、軍を引退して妻のミライとレストランを始める計画を立てています。
退役前の最後のお勤めのために地球に降りるブライト。
ケネスの機転でハサウェイの処刑には立ち会わなかったものの、ケネスが上官にハサウェイの正体を伝えたことで、ブライトが自らハサウェイを処刑したことにされてマスコミに発表されてしまいます。
マフティーの正体を思いもかけない形で知ることになったブライトの様子は原作小説では書かれていません。
映画では、この家族模様がどのように描かれるのかは興味深いところです。
ケネスは救いのない決着に直面して軍を退役し、ギギと二人で日本に去っていきます。
その時、ケネスは100年後にシャア、アムロ、ハサウェイの復活するような組織を作ることを示唆し、富野由悠季の別の小説で宇宙世紀0200年代を描く「ガイア・ギア」に繋がるような含みをもたせて、この物語は終わります。
3部作なのか!映画『閃光のハサウェイの3部作スケジュールについて
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 は、原作小説が上・中・下の三巻からなっていることから、初めから3部作として制作されることが発表されていました。
しかし、第2部以降の公開スケジュールは明らかになっていません。
第1部の公開は延期を重ねて延びてしまいましたが、今後の制作スケジュールへの影響も大きく、予定は未定という状況です。
しかし、第1部を映画館で鑑賞して、制作者の方たちの並々ならぬ本作への思い入れが伝わる作品に仕上がっていると感じました。
その舞台となったフィリピンのダバオの街並みを観ても、相当な現地取材をされて場面設定を作り込んでいると思える丁寧な描写でした。
中盤以降はオーストラリアに舞台を移すので、制作陣としては、当然オーストラリアの現地取材も計画されていると思います。
ただしパンデミックの状況が、今後どのように推移するかが不透明な状況では、訪豪の計画も立てられず、もどかしい思いをされているのだと思います。
また、続編制作が頓挫するという懸念についてですが、映画『閃光のハサウェイ』には心配はないと思います。興行収入は20億円を超え、続編製作は確定的な数字です。
もっともガンダムを商業的に語れば、ガンプラやゲームなど映画にとどまらない幅広い裾野で支えられているので、打ち切りの心配はありませんが。
ただ映画の続編に期待している一観客としては、一日も早い公開を待ちたいところです。
原作の小説の発表においても、上巻と中巻の間は丸一年空いたこともありましたが、第2部の公開は、そんなに待たされることがないように祈るばかりです。
映画『閃光のハサウェイ』の宇宙世紀での時系列を解説
「閃光のハサウェイ」はアムロとシャアの最後の戦いの後
「閃光のハサウェイ」の物語は宇宙世紀105年、「逆襲のシャア」の12年後を舞台に繰り広げられます。
アムロとシャアの最後の戦いの後の世界を描いた直系の続編という位置づけにあります。
原作小説が書かれたのは、昭和が終わり、平成が始まる頃です。
当然、富野由悠季監督ではない方たちが創作された宇宙世紀のアナザーストーリーである「機動戦士ガンダムUC」などは存在していません。
時系列で語れば、「ガンダムUCは宇宙世紀0096年、「逆襲のシャア」の3年後の物語なので「閃光のハサウェイ」との間にはさまることになります。
ですが、「ガンダムUC」は「逆襲のシャア」と「閃光のハサウェイ」を繋ぐ物語として考えるには違和感があります。
ユニコーンガンダムはオーバーテクノロジーの産物に
ユニコーンガンダムは、サザビーやニューガンダムに搭載されたサイコフレームの可能性を最大評価したオーバーテクノロジーの産物として描かれています。
それは、ハサウェイの乗るクスィーガンダムに採用されたミノフスキークラフトをMSサイズにまで小型化した最新鋭テクノロジーが、宇宙世紀の技術発展を示しているのに比べて、宇宙世紀の世界観を逸脱している感があります。
ですから、「ガンダムUC」などは、富野監督が描く宇宙世紀とは少しだけ違っているガンダムとして鑑賞するのが良いのであろうと思います。
「閃光のハサウェイ」は、アムロが人の意思を集約したニューガンダムを介して人類に示した「人の心の光」の奇跡をもってしても変わらなかった世界、一部の腐敗した特権階級が地球を支配する世の中を変革しようと過激な手段を取る決意をしたハサウェイを生き方を描く物語です。
映画『閃光のハサウェイ』をより深く楽しむために理解を深めようとすれば、ファーストガンダム、映画「逆襲のシャア」、小説「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」、小説「閃光のハサウェイ」が重要であり、それ以外にあまり手を広げることはないのかなと思います。
映画『閃光のハサウェイ』のあらすじ
(以下、映画「閃光のハサウェイ」のあらすじです。)
映画『閃光のハサウェイ』のあらすじ|新たな動乱
かつてアムロがニューガンダムで人の意思を具現化して、シャアの隕石落としから地球を救ってから12年。
世界に人の心の光を見せた奇跡をもってしても、地球人は変わりませんでした。
宇宙世紀105年、ブライト・ノアの息子 ハサウェイ・ノアは、「シャアの反乱」のときに抱えた闇に縛られたまま、陰のある物静かな青年へと成長していました。
そして地球を汚染し続ける地球連邦政府を正すために、秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン」のリーダーとなり立ち上がります。
映画『閃光のハサウェイ』のあらすじ|出会い
ハサウェイは特権階級御用達のシャトル「ハウンゼン」で地球に降下しようとしていたとき、「マフティー」を名乗るハイジャッカーの襲撃を受けます。
その渦中にハサウェイはギギ・アンダルシアとケネス・スレッグの2人と出会います。
本来の使命をまっとうしようとしながらも、新たに生まれた奇妙な人間関係に引きずられることになります。
映画『閃光のハサウェイ』のあらすじ|戦いの火ぶた
ハサウェイはギギとケネスと別れを告げ、マフティーの仲間と共に、新型MS「クスィーガンダム」を受け取るための作戦に向かいます。
マフティー討伐軍の司令官として、ハサウェイの前に立ち塞がるケネス。
以上、「閃光のハサウェイ」のあらすじでした。
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映画『閃光のハサウェイ』の感想評価と口コミ評判レビュー(ネタバレ含む)
(以下、映画「閃光のハサウェイ」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(ネタバレ含む) |宇宙世紀の正統を受け継ぐガンダム
3部作の第1部として制作された映画『閃光のハサウェイ』は、続編への期待を否が応にも高めてくれるクオリティの作品に仕上がっています。
ハサウェイが偽のマフティーを倒す時の緩急をつけた躍動感のある動きなど見ていて引き込まれました。それにギギ・アンダルシアとの会話しているときの細やかな指の動き、グラスの結露が流れる描写など見ている人たちがどれほど気付けるのかといったアニメーションから、製作者の方たちの本作にかける思いが伝わってきました。
ヒロインのギギの瞳の描写も素晴らしく、ケネスは原作小説の挿絵で描かれていたブロンド・オールバックのシャアっぽさがまるでなく、良い意味で期待を裏切られました。
モビルスーツのデザインも、良い方向での意外性がありました。
クスィーガンダムは原作小説に寄せており、敵パイロットのレーン・エイムが叫んだ通り「ガンダムもどき」と呼べる異形のデザインに仕上がっていました。
反対に地球連邦軍の新型MS「ペーネロペー」は原作小説とは違って、まさにガンダム顔をしていました。これはハサウェイが所属する「マフティー」が軍隊ではなくテロリスト集団であり、敵の地球連邦軍こそ、かつてのガンダムが所属していた陣営であるという関係性をよく表していると思えました。
本作は富野監督が演出されてはいませんが、監督の原作小説へのリスペクトが強く感じられます。セリフの言い回しに「これぞ富野節!」と思わせるものがいくつもあり、ファーストガンダムからの宇宙世紀ファンにはたまらないものがありました。
劇場公開前に「アムロが出る」との話が流れていましたが、ハサウェイの心の中に描かれたアムロという形での演出は良かったです。
唯一残念だったのは、戦闘シーンが暗すぎて良く分からなかったことです。夜間の戦闘ということで、リアルさを出そうとしての演出だったのかもしれませんが、配色が全体的に灰色がかっていて、せっかく丁寧な作画をされているのに、モビルスーツの動きがほとんど分かりませんでした。
クスィーガンダムがペーネロペーを退けた戦闘後の会話で「ビームライフルを囮にして飛ばした」といった会話がありましたが、「えっ! そんなシーンあったの?」というのが正直な感想です。
本編ラストでは、ギギを引き留めるケネス、それを受け入れるギギ、陽の光を浴びて歩くハサウェイの三者三様の様子に、アレキサンドロスの主題歌「閃光」が流れ始めると、これが終わりだとはとても思えない感じの結末で、まさにこれから本編が始まるのだと思えます。
戦闘シーンの改善を期待しつつ、第2部の公開を楽しみに待っています。口コミ評判レビュー「続きがますます楽しみ」「とても細かい描写に感動」
映画『閃光のハサウェイ』の口コミ評判レビューには、このようなものがあります。
「次回作への期待感を高めてくれる大満足の1本」 「優しさもあるなか、テロリストとしての非情さを取るハサウェイに心動かされた」「本格的な戦闘シーンは短めだが、ラストの高速戦闘シーンは大迫力でとても興奮した」「作品の大まかなストーリーを知っている人も多いはずだが、それでも楽しめる作品」
では、詳しく口コミ評判レビューを見て行きましょう。
★★★★★星5
久々の機動戦士ガンダムの正当な後継作として期待していました。舞台はシャアの反乱と言われる、第二次ネオジオン戦後のお話です。
人類を見限ったシャアとまだ人類を見捨てなかった二人のニュータイプ、シャアとアムロの両方の立ち位置や考えを肌で感じ、成長したブライトの息子ハサウェイ。
結局はシャアの側に近い(人類を見限る)考えの元、反乱の中心となり、物語は進んでいきます。果たして何部策になるのかは不明ですが、すでに続編に期待しています。
平成に入り、少し方向性を失ったガンダムシリーズですが、これは、昔のガンダムを思い出せるような、本来のガンダムの形がとられています。
人間関係、基本のモビルスーツ戦(バカでかい出力の大砲やチートな装備ではなく、あくまで撃ち合い等)、やっぱりガンダムはこうでなくちゃと再度確認させられます。
続編はいつになるのかわかりませんが、首を長くして待ちたいと思います。
40代男性
★★★★★星5
閃光のハサウェイは小説版を読んだことがありました。そして映像化を、ずつと楽しみにしてました。
前作の逆襲のシャア以降が描かれており、前作にも登場したハサウェイが大人になっています。
そして、スペースノイド解放のため、マフティとして立ち上がる姿が描かれており、人類の愚かさ、正義とは何か?について考えさせられる作品です。
これまでの作品は連邦軍からの視点で1年戦争からその後の動乱を描いてましたが、本作においては、スペースノイドの視点で描かれています。
主人公のハサウェイは、ブライト館長の息子という設定でひ弱で、脇役的なイメージでした。
しかし、本作ではアムロやシャアといったキャラクターに負けず劣らずカッコよく描かれてます。
また、王道的なヒーローとしてではなく、常に苦悩しながら戦う姿が勇猛でありつつ、悲しく感じました。
40代男性
★★★★☆星4
宇宙世紀シリーズのガンダム作品として、これほどまでに映像化が成功した作品はないのでは?
この作品は、すでに出版されている小説が元となっているので作品の大まかなストーリーを知っている方も多いはず。
それでもこの映画が素晴らしいと思えるポイントは、ずばり映像美だと思う。
中盤、主人公のハサウェイがヒロインのギギと共にMSの襲撃戦を逃げるシーンがあるのだが、それが思わず息を吞むほどのド迫力となっている。
リアルすぎて恐ろしいとまで思ってしまう襲撃戦でありながら、丁寧に描かれている街の風景、そしてMS戦による光の演出。
この映像美を映画館のスクリーンで観るのと、自宅のTV画面で観るのとでは大いにインパクトが違ってくることだろう。ぜひ映画館のスクリーンをお勧めしたい。
ちなみにアニメの映画化おいて、原作(TV版など)とは結末が異なっていた。なんてのは有り得ないことではない。
『閃光のハサウェイ』は全三部作の作品となっていて、第一部は小説のストーリーに沿った内容で原作ファンも納得の出来だと思う。
しかしながら、映画『閃光のハサウェイ』も、もしかしたら小説とは違う結末になるのではないか?と期待してしまうのも、この作品を追ってしまう理由の一つなのだろう。
30代男性
★★★★☆星4
ガンダムシリーズはたくさん出てますが、最初から最後までちゃんと見たのは初めてでした。
ガンダム作品の地球連邦軍とジオンが地球側からの独立をかけて戦争をしている。というやんわりとした設定は知っていました。
しかし、他にアムロ、シャア、ガンダム、ザク、モビルスーツしか、ガンダムに関する用語を知らない状態で映画を見ました。
案の定、ついていくのが大変でした。一緒に見ていた夫に質問しながらの状態でした。
感想としては、続きがとても気になりました。
ハサウェイの考え、作戦は成功するのか。ギギとの出会いで何か少し気持ちが揺れていた?ように感じたので、最終的にハサウェイはどうするのか注目したいです。
また、ハサウェイ役の声優さんもハサウェイにぴったりだったので、それも含めて続きが楽しみです。
20代女性
★★★★★星5
公開が延期されていた為、早く映像が見たくて、ウズウズしていました。
三部作とあって、あっという間に終わってしまった感があるぐらい見入ってしまい、特に戦闘シーンは、今までのガンダム作品の中では1番迫力があったと思います。
戦闘シーンではVFXを使用しており、かなりリアル感はありました。
まさかペーネロペーが早々に撃墜されるとは思っていなく、拍子抜けしましたが、今後の戦闘シーンが更に楽しみな感じに出来上がっていました。
ギギ・アンダルシアのニュータイプと思えるような設定だった為、ハサウェイ、ケネス、ギギ・アンダルシアの関係が、どの様に表現されていくのか、今後が楽しみです。
続きが今から待ち遠しいです。
40代男性
★★★★★星5
2021年6月11日からようやく公開され初日に観て来ましたが「こんなに映像の綺麗なアニメーションは観た事がない」と言える程緻密に出来ていて感動しました。
Blu-rayは映画館で買って、家でもその日の夜に見直しましたし、今までで5回以上は見ています。
ホテルでのシーンと連邦軍基地内でのハサウェイ、ギギ、ケネスの主要キャラクター三人の会話シーンは特に見所です。
富野小説である原作は20年以上前に買っていて読んでいますが、変えざるを得ない設定もあるので、そこをどう演出してくるのかが今後の楽しみな点ですね。
やっぱりガンダムに乗ったハサウェイが降下ポット内にいる時にペーネロペーに狙われた際の走馬灯に逆再生された後のアムロの登場シーンが、胸熱シーンでした。
30代男性
★★★★★星5
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、私にとって初めて映画館で観たガンダム作品です。
というのも、この作品が発表されるまではガンダムを観たことがなく、ほぼ知らなかったからです。
映画を150%楽しむために、「ファーストガンダム」から「逆襲のシャア」までの予習はバッチリしていきました。
感想としましては、最高です。大画面での映像の迫力がすごくて物語の中に入っているようでした。
大まかなストーリーがわかった状態での視聴でしたが、それでもドキドキとワクワクが入り乱れます。
街中でのモビルスーツの戦闘を一般市民の目線で見るところも怖さとリアル感があり、さらに戦闘の臨場感もアップしているように感じました。
観ているうちに、「ガンダムはいつ出てくるのだろう…」と心配になってきたのですが、登場のシーンもその前後のシーンもリアルな緊張感で感動しました。
ペーネロペーとの戦闘シーンは鳥肌もので、物語終盤はこれからのマフティーの活動を楽しみにさせるような終わり方で2作目も楽しみです。
ガンダムが初めての方も、「閃光のハサウェイ」の臨場感とストーリーに満足でき、楽しめる作品だと思います。
20代男性
★★★★★星5
閃光のハサウェイは待ちに待った作品でした。
地球連邦軍からエゥーゴ、ロンドベルと、歴戦の艦長を務めてきたブライト・ノアの息子が、まさかシャアの思想に影響を受けて、そしてマフティになっていく様は、男として刺激を受ける生き様だと思います。
結果として彼の思想は危険だったかも知れません。しかし少なからず、連邦政府の腐敗した考え方に不満を持っていた地球や宇宙の市民にとって、それを何とかしてくれそうな気がするという英雄像を見ていたのは確かなことだと思います。
そこにきっと、シャアの面影を感じた人も少なくないでしょう。
宇宙世紀の世界観を描いた作品であるため、ファーストガンダムから続く系譜としての作品、劇場版という限られた時間の中、とても細かい描写に感動しました。
もちろんファーストガンダムからの知識がなくても楽しめる作品ですが、多少なりとも知識があると、より楽しめる作品ですね。
40代男性
*映画「閃光のハサウェイ」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。