グリーン・インフェルノの考察解説!実話なの?ラストなぜ嘘をついた?衛星写真のアレハンドロ姿についてなど
2015年11月28日、日本公開の映画『グリーン・インフェルノ』。
映画『グリーンインフェルノ』は、R18指定で残虐描写の限りを描かれた『ホステル』を監督したイーライ・ロス監督がモニュメンタリー映画の元祖であり金字塔的カルト作『食人族』(1980)を現代版にリメイクしたような作品です。
スプラッターホラー好きの人だけではなく、カニバリズム等の民俗学的テーマ等に興味のある人にも見てもらいたい作品です。
『グリーン・インフェルノ』の口コミ評判レビューには、
- 一言でいうとグロい
- 直視できない場面がけっこうあった
- スプラッター、ゴア表現などが好きな方は楽しめる
- ラストシーンには衝撃を受けた
- 怖さよりもショッキングさを感じた
- 儀式のシーンは、見ているだけでも気分が悪くなった
- グロいを超えた気持ち悪さ
- 独特のラストについてもいろいろ考察できる内容だった
という声が多数集まっています。
- 『グリーン・インフェルノ』の考察解説
- 『グリーン・インフェルノ』は実話なの?ラストでなぜ嘘をついたの?
- 『グリーン・インフェルノ』の衛生写真でアレハンドロの姿があったが続編は?
- 『グリーン・インフェルノ』のあらすじ
- 『グリーン・インフェルノ』の感想評価
- 『グリーン・インフェルノ』のみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
もし、まだあなたが一度も『グリーン・インフェルノ』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
グリーン・インフェルの考察解説|実話なの?ラストでなぜ嘘をついたの?衛生写真でアレハンドロの姿があったが続編は?
考察解説①|実在する部族に協力してもらっての撮影だが実話ではない
ペルーのジャングルに住む人食い人種である先住民がボランティア活動でやってきた大学生団体を襲う姿を描いた映画『グリーン・インフェルノ』について実話ではないかという噂があります。
真相はどうなのでしょうか?
管理人
結論から言うと、映画『グリーン・インフェルノ』は実話では無く、人食い人種とされる先住民族ヤハ族も実在する民族ではありません。
ヤハ族を演じたのは、カラヤナクという民族です。
彼らは撮影が始まるまで映画というものが一体何なのかも分からない状態だったそうですが、そんな彼らが演技をするにあたって参考にしてもらった作品が映画『グリーン・インフェルノ』のモチーフとなった1980年に公開され、現在もカルト的な人気を誇るルッジェロ・デオタード監督によるホラー映画『食人族』です。
『食人族』はアマゾン川のジャングルを探索ていた探索隊が遭遇したヤマモモ族に無礼な行いを繰り返した末に激怒されてしまい、襲撃に遭う模様がドキュメンタリータッチに描かれるという当時としては斬新な撮影手法で描かれています。
『グリーン・インフェルノ』の監督であるイーライ・ロスとスタッフたちはこの『食人族』をカラヤナク族に鑑賞してもらい、彼らのイメージを膨らませて撮影を行ったそうです。
管理人
ちなみに探索隊が向かったアマゾン川のジャングルは“グリーンインフェルノ”と呼ばれています。
映画『グリーン・インフェルノ』のタイトルはここから由来しています。
カラヤナク族の人々のとても演技とは思えない自然体な振る舞いが、映画にリアリティを与えたと言っても過言では無いでしょう。そのリアルな演技からカラヤナク族が実際に人肉を食べると勘違いしそうですが、彼らは純粋な農耕民族であるため実際は人肉を食べることはあり得ませんのでご安心頂ければと思います。
考察解説②|ラストでなぜジャスティンは嘘をついてヤハ族を庇ったのか?
最後にジャスティンはなんとかヤハ族の檻から脱出することに成功し、無事に生還しますが後日の警察の取り調べにおいて飛行機が墜落した後にヤハ族は献身的にサポートをしてくれたと嘘をつき、ヤハ族を脅かす企業に対しての非難について主張をします。
なぜジャスティンは生死を彷徨うあれだけひどい仕打ちを受けたのにも関わらずヤハ族を庇ったのでしょうか?
管理人
その理由は大きく分けて2つあると思います。
1つ目は「自分の危険で馬鹿な行動を少しでも正当化したかったから」です。ジャスティンは国連の弁護士である父から危険だからペルーに行くなと再三にわたって注意され、ルームメイトのケイシ―にも関わらない方が良いと忠告されていたにも関わらずペルーに向かい、案の定人食い人種によって死の危険に晒されることとなってしまいました。
そんな危険で馬鹿げた行動を少しでも意味のあるものに変えるために先進企業からヤハ族を守るという主張を貫くことで自分の行動を正当化したのだと考察できます。
2つ目の理由は「ヤハ族の報復を恐れた」からです。平和な大学生活を送っていたジャスティンはペルーにて周りの人々が次々と命を奪われてしまうという凄まじい恐怖を経験し、彼女の心には二度と消えないであろう大きなトラウマが残っています。
そのため、実際には遠く離れた場所まで現代文明との関わりを持たないヤハ族がアメリカまで来ることはあり得ないのですが、非難をすれば報復されてしまうのではないか?という理屈ではない恐怖が植え付けられています。
そこで、ヤハ族を庇う主張を行ったのではないかと考察できます。
管理人
以上2つの理由からジャスティンはヤハ族を庇ったのではないでしょうか。
考察解説③|なぜヤハ族の少年は主人公のジャスティンを助けたのか?
映画の終盤でジャスティンはヤハ族に囚われてしまい、絶体絶命の危機に陥ります。
しかし、ヤハ族の少年に助けられ、九死に一生を得ます。
なぜ、ヤハ族の少年はジャスティンを助けたのでしょうか?
管理人
ジャスティンは母親の形見である小さな銀の笛を身に着けていましたが、その笛に強い興味を持った少年に笛の音を鳴らしてあげます。
言葉でコミュニケーションがとれない中で二人は音楽で心を通じ合わせ、少年はジャスティンのことを敵では無く味方だと認識したのでは無いでしょうか。
つまり、亡き母親によってジャスティンは救われたのです。少年はジャスティンの逃亡を手伝い、別れ際にジャスティンから銀の笛をプレゼントされます。
その後、少年が民族の大人に怒られている描写がありましたので、村に帰った後、少年はもしかすると逃がした罰を受けることになるのかもしれません。
管理人
ジャスティンを逃がしてくれた心優しき少年が無事であることを祈りたいです。
考察解説④|なぜ最後に弓矢を打つのをやめたのか?
少年によって助けられ、逃げ出したジャスティンを追手たちが追いかけ、弓矢を打とうとしますが途中で彼らは打つのをやめます。
一体彼らはなぜ弓矢を打つのを辞めたのでしょうか?
管理人
その理由には、向い側の川岸にいた黒豹が関係しています。
黒豹はヤハ族にとっての守り神で民族にとって一番大切な自然を守り、自然を脅かす罪人たちを地獄へ送ると言い伝えられています。
そんな大切な守り神である黒豹がジャスティンを襲わずに彼女をまるで守るかのように見守っていたことから、ヤハ族の追手たちも彼女を自然を守ってくれる味方だとみなし、弓矢での攻撃を辞めたのではないかと考察できます。
他のサークルのメンバーは自分たちの知名度の向上が目的だったり、観光客気分でペルーに来ていたりとヤハ族を守ろうという意識が非常に希薄だったのに対し、ジャスティンは心からヤハ族を守りたいという一心でペルーまで来ていたと思うので、そういった気持ちが黒豹やヤハ族に少しでも伝わって良かったと思います。
管理人
考察解説⑤|続編はある?ラストシーンの衛生写真でアレハンドロの姿
エンドロールの途中で無事にペルーから帰国したジャスティンにアレハンドロの妹から、衛星写真にアレハンドロらしきが映っているという電話がかかってくるシーンが挟みこまれます。
画面にはヤハ族のリーダーと同じように身体中が黒く塗られたアレハンドロが映し出されて映画は再びエンドロールに戻り映画終わりを迎えます。
アレハンドロはジャスティンに置いてけぼりにされた後、厳しい環境の中でどうやって過ごしていたのでしょうか?
管理人
また、リーダーと同じように黒塗りになっていることからヤハ族のリーダーになったと予想されますが、人間性はどうであれ元々団体を率いていたこともあり、妙なカリスマ性がある人間ではあるためその魅力でリーダーまで登り詰めたのかもしれません。
そんな続編が期待されるラストで終わる映画『グリーン・インフェルノ』。
では、その後、続編は制作されているのでしょうか?
管理人
映画についての情報を幅広く取り扱うアメリカのメディア「ハリウッド・リポーター」によると、映画が公開された2013年には『ビヨンドザグリーンインフェルノ』というタイトルで続編の制作発表があったのですがその後、制作が大幅に遅れているとのことでした。
結局公開から10年経った2023年現在でも続編の公開はおろか制作が進んでいるというニュースも無いことから、今後続編が公開される可能性は極めて低いと考えられます。
考察解説⑥|逃げた女はどうなった?
映画の中盤でヤハ族に囚われてしまったサークルのメンバーたちでしたが、逃げ足が速いと豪語していた身体に入ったタトゥーが特徴的なサマンサという女性が檻から脱出し、ヤハ族の監視の目を盗み、なんとか逃げることに成功します。
彼女はその後、どうなってしまったのでしょうか?
管理人
サマンサが脱出した後にヤハ族から肉が振る舞われ、空腹であるメンバーたちは無我夢中で頬張りますが、肉の皮に特徴的なタトゥーが施されていたことから、肉はサマンサのものであることが判明しています。
サマンサはその後、捕まり殺されてしまったことが分かります。サマンサは確かに俊足だったようですが、毎日厳しい自然界で生活をしているヤハ族の人々にはかなわなかったようです。
考察解説⑦|ジョナは病気だったの?
映画にはジャスティンをサークルに勧誘し、彼女に恋をしてしまうジョナという黒人の青年が登場します。
少々ふくよかな体型をしているジョナですが、何か病気を持っていたりしたのでしょうか?
管理人
彼の病気については映画で明言することはありませんが、もしかしたら何かしらの成人病を患っていた可能性はありますが、おそらく単なる肥満では無いかと予想されます。
ヤハ族の人々はジョナを見てとんでもないご馳走が来たと喜び、すぐにジョナを捕らえ、ジョナはヤハ族の被害者となってしまいます。
作品中でもっとも心優しい青年として描かれていたので、ジョナにはなんとか助かって欲しかったのですが、彼のふくよかな体型が原因となり、一番最初の被害者となってしまいました。
ジャスティンとともに助かり、二人が付き合うことになるという展開を期待していたのですが、残念です。
管理人
『グリーン・インフェルノ』は解体シーンや下痢のシーンなどグロいや気持ち悪いとの声が多数でやばい映画
映画『グリーン・インフェルノ』は人肉を食べるという習慣を持った恐怖の先住民族ヤハ族の襲撃に遭う若者たちの姿を描いているため、鑑賞した人の中にはグロいという感想を持つ方が多数おられます。
特にそういった感想が多かったのは、身体を解体するシーンと下痢をするシーンです。
管理人
ヤハ族はまず最初にサークルの中で一番ふくよかだった黒人の青年であるジョナを殺害しますが、頭を切り離し、四肢を切断、そして、目玉をえぐり出すというまるでマグロの解体ショーのような悪趣味なシーンとなっています。
ホラー映画にあまり耐性が無い方がグロテスクで不快だと思うのも無理はありません。
他にも、マリファナを愛用しているラースが大勢のヤハ族に囲まれ、子どもが嬉しそうに引きちぎられたラースの足を持って返るシーンなど、思わず目を覆いたくなるシーンが多々登場します。
また、同じサークルのメンバーであるサマンサを恋人に持つレズビアンのエイミーがお腹を下し下痢をしてしまうシーンでは、その光景を見てナハ族が彼女を嘲笑うシーン、ジャスティンたちが女性器に傷を付けられるシーンがあります。
全体的に不快感を感じてもおかしくはない描写が多数ある映画になっております。
管理人
ただ、映画『グリーン・インフェルノ』のモチーフとなった映画『食人族』には、動物虐待のシーンや銃殺刑のシーンなどさらにグロテスクなシーンのオンパレードとなっています。
なので、『食人族』と比べると、映画『グリーン・インフェルノ』はまだソフトな映像にはなっていると思います。ただ、前述したようにホラー映画に耐性が無い方は不快に思うシーンが多々あります。
注意して鑑賞することをオススメします。
『グリーン・インフェルノ』のあらすじ
(以下、映画「グリーン・インフェルノ」のあらすじです。)
『グリーン・インフェルノ』のあらすじ|正義感の強い女子大生ジャスティン
国連の弁護士である父を持つジャスティンが通う大学では、労働者の地位向上を訴える学生団体によるハンストが行われていました。
正義感の強いジャスティンは、大学の講義でアフリカの一部の民族では未だに儀式として女子割礼が行われていることを知り、強いショックを受けます。
その講義中にジャスティンの父が国連の弁護士だと知ったハンストを行っていた団体のメンバーであるジョナは、ジャスティンにサークル活動への勧誘を行います。
サークルの会合に参加したジャスティンはサークルのリーダーであるアレハンドロからペルーの先住民たちであるヤハ族がジャングルに眠る天然ガスを狙う企業に迫害されている事実を知り、ヤハ族を守るために彼らとともにペルーへと向かいました。
現地に着いた団体はジャングルを荒らす企業が雇った軍人たちを撮影し、インターネットで生中継を行います。
『グリーン・インフェルノ』のあらすじ|原住民のヤハ族の襲撃に遭う一行
撮影のほかに事前に準備していた鎖でブルドーザーを囲むなど妨害を行いますが、ジャスティンは軍人に囚われてしまい、銃口を向けられてしまいます。
ジャスティンの父は国連の弁護士だと軍人たちにアレハンドロが叫び、一行は無事に解放されることとなりました。
動画が拡散されたことにより、違法開発を防ぐことができた団体は成功に酔いしれていましたが、自分の立場を利用されたジャスティンは怒りに震えていました。
帰路の途中、飛行機がエンジントラブルによって墜落し、ジャングルへと不時着してしまい、団体のメンバーの一部が死亡してしまいます。
生き残ったメンバーは助けを求めますが、ヤハ族によって敵とみなされ、襲撃されてしまい、アレハンドロの恋人であるカーラは吹き矢の攻撃で死亡してしまいます。
更にジョナは全身を切断されてしまい、ヤハ族によって食べられてしまいます。
ヤハ族には人間を食べる習慣があったのです。
『グリーン・インフェルノ』のあらすじ|次々と被害に遭うメンバーたち
残ったメンバーのジャスティン、サマンサ、エイミー、ラース、ダニエルはアレハンドロから今回の妨害活動が実はある企業から依頼をうけたもので自分たちの名前を売ることが目的だったと聞かされ、彼に失望します。
逃げ足の早いサマンサは脱走に成功しますが、残ったメンバーに出された肉の皮膚に刺青が入っていたことからサマンサの肉であったことが判明し、サマンサの恋人であったエイミーはショックのあまりに自殺してしまいます。
ラースの提案でエイミーの体内に大量にマリファナを詰め込み、ヤハ族が彼女の死体を焼いた際にマリファナの効果によって彼らが酩酊状態になっている隙に脱走することを計画します。
ラースの狙い通り、ヤハ族はトリップ状態となり、ダニエルとジャスティンはなんとか脱走することに成功しますが、ラースはアレハンドロによって脱走を阻止され、気絶させられてしまうのでした。
以上、「グリーン・インフェルノ」のあらすじでした。
果たして、ジャスティンはどうなってしまうのか?
結末が気になる方は、実際に映画を観ることをオススメします。
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『グリーン・インフェルノ』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「グリーン・インフェルノ」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|コンパクトにまとめられたテンポの良さが魅力のホラー映画
映画『グリーン・インフェルノ』は、『ホステル』や『キャビン・フィーバー』などで知られるイーライ・ロスが監督を務めています。
ペルーのジャングルで、原住民からの襲撃の恐怖に襲われる大学生たちの姿を描いたホラー映画となっています。
モキュメンタリーの方式をとり、80年代に注目を集めたイタリア映画『食人族』をモチーフとした作品となっており、大学生たちが遭遇する原住民たちは実は人間を食べる習慣があったという設定が作品の大きな特徴です。
物語は80年代~90年代のアメリカのホラー映画でよくある学校の何気ない日常から始まります。 管理人
主人公のジャスティンは大学の近くでハンスト活動を行っている団体の活動に興味を持ち、彼女の父親が国連の弁護士だと聞きつけた団体のメンバーの勧誘を受けます。
ペルーの先住民であるヤハ族を企業からの迫害から救う活動に参加を決めたジャスティンは、団体のメンバーたちとともにペルーへと向かいます。
現地に着いたメンバーたちは現地のジャングルを荒らす企業が雇った軍人たちの模様をインターネットによって生中継し、捕らえられてしまいます。
しかし、ジャスティンの父が国連の弁護士だとリーダーのアレハンドロが訴えたことにより解放され、開発活動を止めることに無事に成功します。 管理人
成功にわくメンバーたちでしたが、帰りの飛行機がエンジントラブルによって墜落してしまいます。
そして、ジャングルに不時着してしまいます。
ここまで、割とのほほんとした青春映画のような展開なのです。
しかし、墜落によってメンバーの半数が死亡してしまい、一気にホラー映画の雰囲気へと様変わりしていきます。 管理人
原住民のヤハ族は実は人肉を食べる習慣があり、メンバーたちは次々と捕らえられ、食べられてしまいます。
ヤハ族による殺害のシーンでは、四肢を切り離されるシーンがあったり、スプラッターホラーらしい残忍さが次々と繰り広げられるので、残酷な映像が苦手な方は注意が必要です。
上映時間が100分とコンパクトにまとめられており、展開もテンポが良いため非常に観やすいホラー映画という印象があります。
それぞれの民族が大事にしてきた習慣を他民族が無暗に変えようとしてはならないというメッセージが込められた作品ではありますが、そういったメッセージ性は無視して気軽に楽しむことができる作品となっています。
人間を食べる先住民が重要な設定になっていることから、そういった人肉を食べる残酷なシーンも多々あるのですが、思っていたよりもグロテスクなシーンは無いです。
ホラー映画にあまり耐性が無い方でも観れる範囲の映像だと思います。 管理人
逆に言えば、スプラッターホラーが好きな方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ホラー映画初心者の方におすすめのホラー映画ですね。
『グリーン・インフェルノ』のみんなの口コミ評判レビュー
『グリーン・インフェルノ』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「追い詰められた時の人間の行動が生々しいと感じた」「グロ以外にも比較的ストーリーが手堅くまとまった印象」「グロテスクな描写が多すぎて、見るのがつらかった」「グロ描写はしっかり作りこまれているので、そういうのが好きな人にはオススメ」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★☆☆星3
2015年に公開された環境保護を訴える活動をしていた学生グループが迷い込んだ熱帯雨林で食人族に襲われる過程を描いたスプラッタホラー映画です。
テーマが食人族という事もあり、グロ描写は当然避けられない事になりますが、オリジナル『食人族』にあったリアルなグロさというよりは映画的な程よいグロさになってる印象で、グロに耐性のある方はある程度観れそうな印象でした。
とはいえグロい事は変わりないので、苦手な方はご用心を。
また、グロ以外にも比較的ストーリーが手堅くまとまった印象で、ラストもコミニケーションを大事に的なメッセージを感じさせました。
一方で主人公の学生達が食人族と遭遇するまで40分と少し長く感じまられ、また学生のキャラがあまり感情移入できないからかグロはあっても凄惨に感じられなかった印象もありました。
30代男性
★★★★☆星4
この映画は前半と後半ではがらりと印象が変わりました。
そして様々なホラーやスリラー映画を観てきた私でも三本指に入るグロ映画でした。
最初のほうはハイスクールティーンを描いている映画のような感じで学生たちの慈善活動についてフォーカスされていましたが、慈善活動の中での小型飛行機が墜落してからグロのパラダイスになっていました。
ただのグロいだけの映画なら酷い死に方をする登場人物に対し情は少なく観るほうも楽に見れますが、映画前半のシーンの中での様々な登場人物の人柄などを知ってしまっているせいで映画後半からの酷い死に方で観てる側も心をえぐられる気分になります。
特に観ている女性に対しては目をふさぎたくなるようなシーンも多かったです。
実際の世界で本当にありそうでなさそうな世界観だからこそリアルで恐ろしい感覚になれたのだと思います。
ラストシーンもよかったのか?と思うもやもやする終わり方で、同じ映画を観た人同士で考察などで楽しめる終わりだと思いました。
私は伏線やストーリーは面白いと思いました。
20代女性
★★☆☆☆星2
「The Forest」というゲーム実況を見たことがあり、似ている点を多く感じました。
とある授業で女性の性器を切り取るという事実を知り、主人公は現代じゃあり得ないと困惑。
同じ授業に参加してた人に誘われて大学のハンストということで、食人族に対して抗議をする団体へ入る主人公。
帰りの飛行機が事故にあい、そこから食人族に捕まってどんどん大学のメンバーは食べられていってしまいます。
面白いかと言えば目を塞ぎたくなる様子が多い。
「The Forest」でゲームのシーンと類似しているという情報を得ていても、なかなかグロいを超えた気持ち悪さでした。
20代女性
★★★★☆星4
『グリーンインフェルノ』は自分自身が久しぶりに観たホラー映画でした。
初めは学生運動から始まり、徐々に過激になっていき拘束されるまでが学生の結託する力に少し恐怖を感じました。
そこから飛行機が墜落してからネジが一本外れたんじゃないかと思うくらい急にホラー感が増して驚きました。
1番怖いと感じたのは持っていた麻薬を村の人たちに食べさせ、ラリらせて逃げようとしているのに逆に村の人たちがラリって生きたまま食べられるシーンです。
赤い人たちが上に被さるように乗ってきて生きたまま食べられるのが、観ているこっちも痛みを感じるくらいおそろしかったです。
最後は主人公と男の人が残り、主人公を陥れようとした男の人を蹴り上げ命からがら逃げ出し助かりますが、助かった後衛生写真でその男の人が生きて村の人たちと一緒にいるように見えたのが次回作があるのではないかと想像させました。
初めはB級映画なのかな?と思うような感じだったんですが、ホラーが混ざってくるとさすがイーライロス監督というような、こちらがゾッと息を呑むような恐怖が散りばめられていて、最後まで観ると全く安っぽさは感じられませんでした。
山の中の緑と血の赤のコントラストがより一層の恐怖を感じさせ飽きがなく見ることができました。
続きが気になるようなラストであり、主人公がまた恐怖の底に叩き落とされるようなラストは本当にゾクゾクして見終わった後まで余韻を楽しむことができました。
20代男性
★★★★☆星4
アマゾンプライムビデオから視聴しました。
よくスプラッタではトラウマものだとか、見てはいけない、という評価をされていると小耳に挟んでいたので、かなりの覚悟をして見ました。
序盤から飛行機が墜落し遭難するまで結構長々とした前フリだったなぁと思ったのですが、後の派手なシーンからいくとこのくらいボリュームのあるシナリオ作りがないとキャラに感情移入もできないし、難しい塩梅だなと思いました。
序盤から既に死にそうなキャラがいたりして、展開が読めそうだと思いましたが、個人的には展開の斜め上を行く登場人物の命の落とし方で、テンポよくさくさく死んでいくので、むしろ終盤もう誰も死なせられないけど大丈夫かなという心配をしていました。
読めそうで読めない展開、でも洋画スプラッタの王道を作ったようなストーリーであると思います。
スプラッタ慣れしてしまった人間からすると、相当な覚悟をしたわりにわりと見れる描写でよかったです。
気持ち悪さと痛さでいうと、痛さが少し勝つようなグロさです。気持ち悪さは比較的そんなにないかと思います。
むしろ実際に存在するであろうこういった部族の方々のことを考えると、気持ち悪いという感想を持つのが少し後ろめたいです。
主人公が最後に部族の方々を尊重し、公にしなかったオチを考えると、そういった後ろめたさを持たせることも制作側の意図としてあったのかなと思います。
生きることは気持ち悪いことである、ということであるならこの映画はとてもよくそれを伝えてくれるものだと評価します。
もう少し気持ち悪さを足してもよかったくらいではないかなと、私は思っています。
20代女性
★★★★★星5
「ホステル」シリーズからイーライロス監督の大ファンだったので、期待値を高くして待っていました。
1980年公開のイタリア映画食人族がモチーフになっていると監督がインタビューで言っていましたし、現地の協力してくれる部族の方々と仲良くこの映画を鑑賞したそうです。
ストーリーは、意識高い系大学生が社会活動のために森林伐採をしている企業に対してデモをしにペルーに行くという話です。
この学生たちは物事の本質を上っ面でしか理解しておらず、SNSが私たちを守ってくれると意気込んでいます。
皮肉なことにペルー奥地では携帯は役に立たないうえに、次々と食人族たちに食われていく様は非常に痛快です。
リーダーであるアレハンドロの知り合いガイドが麻薬の売人だったため、飛行機に細工をされて墜落するところから一気に面白くなります。
ただグロいシーンがかなりあり、苦手な人は絶対に見てはいけないです。
特に太った男が解体されるシーンは迫力がありました。
途中でリーダーのアレハンドロがどんどん食人文化に適応していくのには苦笑いしました。
主人公が助かったのは処女だったが理由だったのは意外でした。
ただ逃げた先で助けてくれた傭兵たちが序盤で主人公がデモ活動していた企業のボディーガードだったので、とんでもない皮肉だと思いました。
ラストは死んだと思ったアレハンドロが食人族のリーダーになっていて爆笑してしまいました。
イーライロス作品が好きな方には非常にオススメです。
20代男性
★★★☆☆星3
とてもショッキングな映画でしたが、友人に勧められて拝見しました。
飛行機の墜落でサークルの人たちが結構な人数で命を落としたと思ったら、次は食人族に襲われ捕まるシーンで最初から怒涛の展開に正直うわぁ…と若干引いていましたが、リアリティがあり思わず見入ってしまいました。
特に一番最初に食べられたジョナの解体シーンとその後の調理のシーンなど、食人族の暮らしぶりなどが良く分かる演出だったと思います。
途中、麻薬を嗅がせてハイになった食人族に食べられる男性が「麻薬を吸うと腹減ったんだ!」という台詞にそうなんだ…と少し新たな知見を得ることができて面白かったです。
そんな中でも、主人公のジャスティンと食人族の子供とのふれあいや儀式のシーンなど、本当にリアリティがあり面白かったですし、独特のラストについても、え、そうなるんだ?つまり続きがあるのね?と少しドキドキする展開になっていました。
20代女性
★★★★☆星4
映画『グリーン・インフェルノ』は、2013年にアメリカで公開された映画です。
監督はイーライ・ロス。イーライは『キャビン・フィーバー』でデビューしたのち、『ホステル』などでタランティーノに認められ、俳優としても活躍する新世代のホラー映画監督です。
御多分に洩れず、『グリーン・インフェルノ』もホラー映画です。
その中でも一番激しいスプラッタ表現のある、ゴアといいましょうか。
昔のイタリア映画、『食人族』の影響を多分に受けています。
森林破壊を訴えるべく、アマゾンに旅立ちその様子を撮影しようとした女子大生が乗っていた飛行機が、熱帯雨林のど真ん中に墜落します。
次々と襲われていく仲間たち…かなり強烈な表現が続きますが、エネルギーに満ち溢れ、最後の衛星写真を使ったオチには驚かされること間違いなしです。
ぜひ夜中にカップル、友人同士でご覧ください。
30代男性
*映画「グリーン・インフェルノ」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。