実写版アラジンの吹き替え声優がひどい理由2つ。続編は未定。あらすじ、ネタバレ含む感想評価。

2019年6月7日に日本公開した実写版『アラジン』。
1992年に制作されたディズニーアニメ『アラジンと魔法のランプ』の実写リメイク作品となっています。
アラジン役、ジャスミン役のイメージに合う人物が見つからなく、撮影開始が2ヶ月遅れるということもありましたが、最終的にアラジン役にはメナ・マスード、ジャスミン役にはナオミ・スコットが務めました。
2019年公開映画には『トイ・ストーリー4』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』など名だたる洋画作品が数多くありましたが、日本での興行収入は121億円と、2019年公開の洋画作品で興行収入は1位となりました。
また、実写版映画『アラジン』の口コミ評判レビューには、
- アニメ以上のクオリティ
- 全然原作と違うところもあり、評価が分かれそうと思った
- ストーリーはもちろんだが、音楽が良かった
- 原作の世界観が壊れることなく良かった
- 各キャラクターがアニメのままで感動した
- 実写に成功したディズニー映画
- 大人から子どもまで楽しめる素晴らしい作品
- 映像が綺麗で音楽も楽しい
という声が多数集まっています。
- 吹き替え声優がひどい理由2つを考察
- 2020年に続編発表もハリウッド俳優ストライキなどの影響で未定に
- 実写版アラジンのあらすじ
- 実写版アラジンのネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
目次
実写版「アラジン」の吹き替え声優がひどい理由2つを考察
アラジン|吹き替え俳優の中村倫也の歌声が微妙
実写版アラジンで検索してみると「ひどい」と言った評価があったので、その点について考察してみました。
まず、主人公のアラジン役の吹き替えを演じたのは俳優の中村倫也さん、そしてジャスミン役を演じたのはミュージカル出身の木下晴香さんです。
ひどいと言われる候補の1つ目は、作中の主題歌でもある『ホール・ニュー・ワールド』をアラジンとジャスミンが歌唱するシーンです。
中村さんの歌がひどいとの声はないものの、微妙という声が多く寄せられています。ミュージカル出身の木下さんの歌唱力が高いせいで、中村さんの歌声が余計に悪目立ちしてしまったのかもしれません。
アラジン|実力派声優の山寺宏一が凄すぎて、中村倫也がかすむ
また、アラジンとジャスミン以外で歌うキャストはウィル・スミス演じるジーニーです。ジーニー役にはアニメと同じく声優の山寺宏一さんが務めました。
この実力派声優の山寺宏一さんが凄すぎて、アラジン役の中村倫也さんが勢いが弱く、物足りないという感じた方もいたみたいです。アラジン役もプロの声優さんがよかった思う方も一部いたようですね。
こうして見ると、木下晴香と山寺宏一の上手さに比べられてしまい、中村倫也の吹き替えがひどいと言われてしまったように感じます。
管理人
実写版アラジンの日本語吹き替え版は、ミュージカル的な面から考えると正直物足りないのかもしれません。
しかし、私は、中村倫也さんの歌声をひどいとは思いませんでした。
映画を観ていて苦になるほどではないので、特に気にせず鑑賞できるものなのではないでしょうか。
アラジン|ジャファー役キャストに「ひどい」の評価
実写版アラジンで、2つ目にひどいと言われているのは声優ではなく、キャストに関してでした。
それは、ジャファー役を演じたマーワン・ケンザリです。ジャファーと言えば王国を乗っ取ろうとする悪役ですが、若くてイケメンのマーワン・ケンザリをジャファー役に抜擢されたことがひどいという点です。
確かに、ここに関しては、中年男性でもっと悪役の似合う顔のキャストでも良かったのではないかとも感じます。
アラジン|総合評価は高く、楽しめる作品
実写版アラジンがひどいと言われる点について、まとめてみるとこのようになっています。
- 吹き替え声優がひどい
- ジャファー役のキャストが合ってなくてひどい
しかし、何かしらの実写版となると「ひどい」と言われるのは付き物ですよね。
私は、実写版アラジンをひどいとは全く思わず、楽しめる作品でした。
作品自体の評価は高いですし、いろんな人が楽しんで鑑賞できるディズニー作品だと思います。
実写版「アラジン」は2020年に続編発表!しかし、ハリウッド俳優ストライキなどの影響で未定に。
実写版アラジンの続編の制作が決まったことは、2020年にすでに発表されています。
アニメ版では『アラジン ジャファーの逆襲』という続編がありますが、実写版アラジンの続編はオリジナルストーリーになるようです。
アニメとは違うストーリーで楽しめそうですよね。
ただ、実写版アラジンの続編は、2023年のハリウッド俳優ストライキなどの影響で未定になっています。
そのため続編の公開時期も不明です。続編の情報が気になりますが、キャスト陣に関しても、続投されるか決まってはいません。
しかし、恐らく続投するものと予想されます。
管理人
そして、アラジンは、ディズニーアニメでは3部作からなる作品となっていますよね。
なので、実写版のアラジンも、続編を3作目まで意識して制作されているかもしれません。
1作目の評価が高かったので、このまま続編2作目も成功して3作目まで観て行きたいですね!
実写版アラジンのあらすじ
(以下、映画「実写版アラジン」のあらすじです。)
実写版アラジンのあらすじ|女性を助けるアラジン
アラジンは心優しい青年でしたが、無一文で、生きるために物を盗みそれを売って生活をしていました。
ある日、空腹の子どもたちに店のパンを勝手に渡し、泥棒扱いをされていた女性を助けます。アラジンは女性を自分と猿のアグーが住む家に案内しました。
彼女はダリアと名乗り、王女に仕える侍女だと言いました。王妃が命を奪われてから、国王は王女を城の中に閉じ込めていることを話します。そんな中、王子がやってきたと町が賑わい始めます。それを見たダリアは帰らなくてはならないと急に家を出ていきます。
しかし、別れ際にアラジンはダリアを助けるときに預かっていた腕輪を失くしてしまっていることに気が付きます。腕輪はダリアの母親の形見でした。ダリアはアラジンを泥棒扱いし、姿を消してしまいました。
家に帰るとアブーが腕輪をアラジンに差し出します。アブーがこっそり隠していたのでした。アラジンはアブーに盗ってはいけないときもあると注意しました。
実写版アラジンのあらすじ|ジャスミンの想い
求婚にきた王子の前に現れたのは美しいジャスミン王女でした。ジャスミンは王子の求婚を断り、同盟を結ぶ機会を失ってしまいます。
この事により、国のNo.2であるジャファーは敵のシルバニアが力を増していると国王に忠告します。シルバニアは友好国だと国王は怒りますが、ジャファーは蛇の杖を使って国王がシルバニアを攻撃するよう誘導しようとします。そこに話を聞いたジャスミンが入ってきました。
ジャスミンはシルバニアを攻撃するなどありえないと抗議します。シルバニアは母親の国だったからです。我に返った国王は攻撃を否定しますが、早く結婚してくれとジャスミンにお願いしました。
ですが、ジャスミンは自分より民を愛している人はいないと主張します。ジャスミンは自分が国王になるつもりでいたのです。ジャファーは反対し、国王もそれに同意します。ジャスミンは悔しさを滲ませ、部屋を出ていきました。
後を追ってきたジャファーはジャスミンに女に必要なのは美しさだけで意見は必要ないと言い去っていきました。今の町はジャファーの衛兵だらけで、そのうち隣国を攻撃し、大勢の死者を出すとジャスミンは予想していました。
自分の力で町をなんとかしたいとジャスミンは思っていたのでした。
実写版アラジンのあらすじ|城に忍び込むアラジン
その夜、アラジンはジャスミンの腕輪を返しに城に忍び込みます。ジャスミンは衛兵をすり抜けここまでやってきたアラジンに驚き呆れます。ジャスミンは自分が王女であることをどうにか誤魔化し、捕まらないうちにアラジンに帰れと急かします。
アラジンはまた明日も会うためにジャスミンに髪飾りを盗って、約束を取り付けました。しかしジャスミンの部屋を出ると衛兵たちに捕まってしまいます。
アラジンはそのまま砂漠に連れ去られてしまいました。目隠しが外されると横にはジャファーの姿がありました。ジャファーはジャスミンがダリアという侍女ではなく、ジャスミンという女王だということをアラジンに明かします。
そして、ジャファーはアラジンをジャスミンと釣り合うような金持ちにしてやると持ちかけました。しかしそれには条件がありました。近くの洞窟にランプがあり、それを取ってこいというものでした。
以上、「実写版アラジン」のあらすじでした。
実写版アラジンのネタバレ含む感想評価と口コミ評判でのレビュー
(以下、映画「実写版アラジン」のネタバレ含む感想評価と口コミ評判です。)
感想評価|幅広い年代の人が楽しめるディズニー実写映画
アニメーションの実写化には昔から少し抵抗がありました。大抵、キャストがイメージと違ったり、オリジナルの展開を加えたりすることが原因です。
ですが、この実写版『アラジン』はキャストのイメージがピッタリで驚きました。公開前にキャストの名前を見た際にはウィル・スミス以外ほぼ聞いた事のない方たちばかりで不安だったのですが、予告を見た時に何の違和感も沸きませんでした。キャスティングはほぼ完璧ではないでしょうか。
ストーリーはもちろんですが、この作品の強みはやはり音楽だと思います。物語の最中に様々な音楽が流れます。恐らく、大抵の人が1度は耳にしたことがあるであろう、「ホールニューワールド」はキャストバージョンとアーティストバージョンどちらも良さがあり選べないほどです。
評価が高いのが納得だなとつくづく感じました。幅広い年代の方が楽しめる映画だと思います。
ネタバレ含む口コミ評判でのレビュー「より好きになるほど素敵な物語」「アニメと違うところは違うところで楽しめた」
実写版『アラジン』の口コミ評判レビューには、「家族やカップルで休みの日に何も考えずに見るのにピッタリな作品」「キャスト陣の演技力の高さ、映像の綺麗さで最後まで楽しめた」「映画オリジナルの音楽もいくつかあって、原作の世界観が壊れることなく、逆に特別感が良かった」「人気作品の実写化はがっかりすることも多いが、アラジンは観て損はない」という評判が多い印象です。
★★★★★星5
実写版『アラジン』は、ディズニーアニメから待望の実写版ということで誰がジニーを演じるのかがとても楽しみでした。ウィル・スミスと聞いて公開日までとても待ち遠しく公開初日に子供と観に行きました。
ストーリーはアニメーションの通り忠実に再現されており、それに加えて演出や映像の迫力が増し、アラジンやジャスミンの歌にダンスも感激しましたが特に私はウィル・スミスがデビュー依頼、ラップをするということで歌もですが、彼の音楽が聞きたくて音響の良い字幕版IMAXを選んで観ました。
幼い頃から知っているアニメーションのアラジンは、実写版アラジンを観てより好きになるほど素敵な物語でした。4歳の娘は、字幕版でしたが、アラジンが最後にいう言葉の意味をわかる程、魅了され友情とは何なのかを知る事ができました。
できることならもう一度映画館で観たい作品です。
30代女性
★★★★☆星4
元々アラジンが好きなので、とても期待していました。歌や踊りのクオリティは非常に高く、そこに関してはアニメ以上のクオリティがあったと思います。特に、実写オリジナルのジャスミンの歌は迫力があり大好きです。
また、アニメと同じような場面もあり原作ファンとしてのテンションも上がりました。ただ、ジャスミンのお父さんが賢かったり、ジャファーの歌が少しカットされていたり、ジーニーに恋愛要素があったり全然原作と違うところもあったので評価は別れそうです。
私ももう少し、ジャファーの活躍する描写があっても良かったのになと思いました。ですが全体的にはまとまっていて、アニメと違うところは違うところで楽しめたので個人的には良かったです。
20代女性
★★★★☆星4
アラジンは、大好きなディズニーアニメのひとつで家にあるDVDで何度も見ているので、実写版も楽しみにしていました。
実写版は想像以上にとてもきれいな映像でした。特に私が大好きなシーンは、アラジンがジーニーの魔法で、アリ王子としてジャスミンのいる王宮まで行進するシーンの迫力や街の様子、市民が着ている服の装飾など、とても見どころが多く、華やかで好きです。
アニメのジーニーのイメージが強く、実写版はどうなんだろうと思っていましたが、表情豊かなウィル・スミスの演技もしつこくなく、よかったです。
何と言っても映像の美しさと一緒に流れるアラン・メンケンの音楽が素敵だと思います。子供はアニメーションの方が好きですが、私は実写版の映像がとても完成度が高いと思います。
40代女性
★★★★★星5
実はあまりディズニーものは興味がないというか普段は見ないのですが、大好きな中村倫也さんが声優を務められるとのことで子供と一緒に鑑賞しました。
「アラジン」のストーリーもほとんど知らないくらいだったのですが、素直にとても面白かったです。
最初は監督がガイ・リッチーって、大丈夫?って思っていました。どう考えてもアラジンのイメージに合わなくて、それともアラジンって実はハードボイルドなストーリーなの?とすら思っていました。
でもストーリーの流れはディズニーらしいというか、ちゃんと老若男女問わず受け入れられるようにまとめられていて、いい意味で裏切られた気持ちです。
それにウィル・スミスが出ているだけでなんだか楽しくなりそうな雰囲気がありますよね。やっぱりコミカルな演技がとてもおもしろくて、あの得意?のマシンガントークも良かったです!吹き替えもやっぱり山寺宏一さんがしっくりきます。振り返ってみてもダントツで青いウィル•スミスがお気に入りです。子供はストーリーよりもジーニーに夢中でした。
曲も素敵でした。曲がいいんだとは聞いてましたがほんとでした!中村倫也さんの歌声も素敵でしたが、これはぜひ英語でも聴きたくなりましたね。
子供がいないと観なかった作品かもしれませんが、食わず嫌いはダメだなぁと思わされた作品です。同じように思っている人がいたら全力で勧めたいです。
30代女性
*映画「実写版アラジン」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
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