ファンタスティックビーストと魔法使いの旅の登場人物を相関図で解説。あらすじ、ネタバレ含む感想、原作、ハリーポッターとの繋がり。

2016年11月23日、日本公開の映画『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』。
ハリーポッターシリーズのスピンオフ作品として出されたファンタビシリーズの第1作目です。
ハリーポッターシリーズの70年前の話です。
ハリーポッターシリーズは舞台がイギリスでしたが、ファンタスティックビーストシリーズではアメリカが舞台となっています。
主人公のニュート・スキャマンダー役に抜擢されたエディ・レッドメインですが、ハリーポッターシリーズではオーディションに落ちてしまった過去があります。
管理人
- 登場人物の相関図!キャストや声優
- ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ
- ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のネタバレ含む感想評価と口コミレビュー
- 原作シリーズは全部で5巻。ハリーポッターとの繋がり
目次
ファンタスティックビーストの登場人物の相関図!キャストや声優
ファンタスティックビーストの登場人物の相関図
キャストと吹き替え声優一覧
ニュート・スキャマンダー 役-エディ・レッドメイン(日本吹き替え声優-宮野真守)
ポーペンティナ・ゴールドスタイン 役-キャサリン・ウォーターストン(日本吹き替え声優-伊藤静)
ジェイコブ・コワルスキー 役-ダン・フォグラー(日本吹き替え声優-間宮康弘)
クイニー・ゴールドスタイン 役-アリソン・スドル(日本吹き替え声優-遠藤綾)
パーシバル・グレイブス 役-コリン・ファレル(日本吹き替え声優-津田健次郎)
セラフィーナ・ピッカリー 役-カルメン・イジョゴ(日本吹き替え声優-深見梨加)
クリーデンス・ベアボーン 役-エズラ・ミラー(日本吹き替え声優-武藤正史)
メアリー・ルー・ベアボーン 役-サマンサ・モートン(日本吹き替え声優-佐々木優子)
ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ|ハリーの誕生の前
(以下、映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」のあらすじです。)
ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ|魔法動物学者ニュート
グリンデルバルトという闇の魔法使いがヨーロッパで猛威をふるっていました。また、ニューヨークでは建物が突然壊れてしまうという事件が多発していて、ニューヨークに住む人たちは自然災害ではないかと怯える日々を過ごしていました。
そんな中、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーは魔法動物の持ち込みが禁止されているニューヨークに、トランクいっぱいの魔法動物を詰め込んで入国しようとしていました。
厳しい税関の検査を仕掛けのついたトランクを使い、なんとか回避して入国することができました。
その頃、ニューヨークで多発している事件の調査で、魔法保安局長のパージバル・グレイプスは現場検証を行っていました。自然災害のようにも見えるものですが、得体の知れない何かがニューヨークを破壊しようとしているのではないかと被害の状況を調べていました。
ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ|トラブルの始まり
アメリカに入国することができたニュートが通りを歩いていると、事前協会の指導者であるメアリー・ルー・ベアボーンを見つけます。メアリーは魔法使いは実在し、人間にとって脅威であることと撲滅についてのスピーチをしていました。
メアリーは孤児たちを施設で保護して育てている事業も行っていました。メアリーのスピーチには、その孤児たちのモデスティやクリーデンスも協力していました。
そのスピーチを見ていたニュートですが、隙をついてトランクの中にいた魔法動物が逃げ出してしまいます。逃げ出した魔法動物はニフラーというモグラのようなネズミのような見た目の動物で、キラキラと光る宝石やネックレスや金貨などが大好きで、そのまま銀行へと逃げて行きました。
ニフラーが逃げた銀行には、パン屋の開業資金の融資を申し込みに着たジェイコブ・コワルスキーがいました。ジェイコブのような魔法の使えない人間たちを魔法使いたちはアメリカでは「ノーマジ」と呼ばれていました。
ジェイコブは融資の相談に行きます。しかし、手作りしたパンを見せても銀行は取り合ってくれず、融資を受けることができませんでした。落ち込みながら帰るジェイコブに、二フラーを探して夢中になっていたニュートとぶつかってしまいます。
そんな時に、ジェイコブはニュートが持っていた魔法動物のオカミーが入った卵を見つけてしまいます。「ノーマジ」に魔法動物を見られてしまったニュートは焦り、ジェイコブごと魔法で転送して銀行の金庫に逃げてしまったニフラーを追いかけることになりました。
しかし、金庫にいることが銀行の警備にバレてしまい、追いつめられてしまいます。ニュートは警備員を魔法で石にしてしまい、その全てを見ていたジェイコブにも忘却の魔法をかけようとしました。
ですが、危険を感じたジェイコブはニュートを殴り、トランクを持ってその場から逃げるのでした。
ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のあらすじ|魔法局に捕まったニュート
銀行での出来事を偶然見ていたのが、元闇払いで魔法の杖認可局に勤めているティナでした。ティナはニュートが「ノーマジ」に対して魔法を見せた「魔法機密保持法」に違反したことも見ていたのです。
そこでニュートを捕まえて、マクーザというアメリカの魔法議会に連行して行きます。しかし、ティナは魔法の杖認可局を解任されていたのです。マクーザの議長セラフィーナ・ピッカリーやパーシバルグレイブスはティナのことをよく思っておらず、簡単にあしらわれてしまいます。
騒ぎを起こしたことで念のためニュートのトランクを確認することになりますが、ニュートが持っているトランクには、パンしか入っておらず、ジェイコブのトランクと入れ違いになってしまったことにやっと気づくのでした。
ニュートのトランクを持って帰ったジェイコブは、何も気づかずに自宅でトランクを開けてしまい、中に入っていた魔法動物を外に逃がしてしまいます。そして自身も魔法動物に襲われて怪我をしてしまいます。
ニュートとティナはジェイコブを追いかけて、やっとジェイコブの家にたどり着きますが、家は半壊して大怪我を負っている状態でした。それを見たティナは自宅に2人を連れて帰ることにします。
ティナの家には、美しい女性がいました。その女性はティナの妹のクイニーで、クイニーは人の心が読める能力を持っていたのです。一刻も早く逃げた魔法動物を捕まえたいニュートは、ティナの家から逃げ出そうとしますが、結局はティナの家で夕飯を食べ、一晩泊まることになります。
そんな中でもニュートは逃げるタイミングを伺っていました。ベッドルームでジェイコブと二人でいる時にニュートのトランクの中へと二人は入ります。
以上、映画『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』のあらすじでした。
ファンタスティックビーストと魔法使いの旅のネタバレ含む感想評価と口コミ評判レビュー
(以下、映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」のネタバレ含む感想評価と口コミ評判です。)
ネタバレ含む感想評価|ハリポタ作品を観ていなくても楽しめる
『ファンタスティックビースト』シリーズは主人公の年齢もグッと上がったせいもあり、これまでにない大人っぽさがあってすごく楽しめました。
ハリーポッターのシリーズを見てる人や見てなかった人でも楽しめる映画だと思いました。
ハリーポッターを見てる人であれば、歴史を見ることができるうれしさや、おなじみの魔法をどんどんつかってくれるところが見ててテンションがあがるところです。ハリーポッターシリーズを見たことなければ、登場してくる動物たちが非常にかわいいところです。
さすがの性格演技でコミュ障の主人公ニュートを演じるエディ・レッドメイン。
キュートでセクシーなゴールドスタイン姉妹を演じるキャサリン・ウォーターストンとアリソン・スドル。
応援したくなるジェイコブ役ダン・フォグラーなど演技巧者が揃っており、大人の鑑賞にも充分です。
当時、主流だった3D上映との相性も良く、まるで目の前で魔法が起きているような楽しさがありました。
今までシリーズにのめり込めなかった人ほど楽しめると思います。
ネタバレ含む口コミ評判レビュー|ハリポタファンじゃなくても楽しめる良作
★★★★★星5
ハリーポッター続編ということで、どういった内容か楽しみにしていましたが、すごく楽しかったです!
ハリーポッターと同様の登場人物の名前が出てきたり、所々で、ハリーポッターの世界観も垣間見れて嬉しかったです。
ファンタスティックビーストは、魔法と生き物がメインとなっています。
現代のニューヨークが舞台になっているところも、現実世界から離れすぎず、親近感が湧く部分もありました。
魔法界の生き物たちも、独特で可愛かったです。
もっと現実世界とは掛け離れたファンタジー感を味わいたい方は、ハリーポッターシリーズの方が好きかもしれません。
ハリーポッターシリーズよりも、私は、断然ファンタスティックビーストが好きです!
30代女性
★★★★☆星4
「ハリー・ポッター」ファンには、とてもワクワクする場面がたくさんありました。
実際に主人公のニュートは、ホグワーツ出身だったりもします。
物語の中には沢山の、摩訶不思議な魔法動物が沢山出てきてとても楽しいです。
ニュートは魔法動物学者なのですが、動物たちを小さなカバンで大切に育てている姿は、とてもかわいく、母性本能をくすぐられてしまいます。
また、次の第2シリーズでフィーチャーされるクリーデンスに注目してみてみると、更に面白く感じられると思います。
30代男性
★★★★★星5
主人公の学者気質な性格がとても好印象でした。いたずら好きのモグラの様なビースト、ニフラーとの掛け合いも微笑ましかったです。
いたずらばかりするニフラーに振り回されながらも、決して声を荒げたりせず、真剣にビーストと向き合う様子に、心の中でエールを送っていました。
また、それぞれの恋愛事情も洋画王道のロマンスでありながらもやはり魅力的です。
特に最後のクイニーとノー・マジのジェイコブの別れと再開のシーンは感動的でした。
ジェイコブが記憶を失ってもビースト達の事を覚えていたり、クイニーに二度目の一目惚れをしたり。
視聴者としては、よかったなと思わせるハッピーエンドだと思います。
普段温厚な主人公がビースト達と試練を乗り越える様子はとても魅力的にうつりました。
10代女性
★★★★★星5
ハリーポッターシリーズが大好きなので、公開を楽しみにしていました。
お話全体としては、ハリーポッターの後半作品よりさらにダークだな…という印象です。
魔女狩りや、継母からの壮絶な暴力など、魔法の楽しいわくわくするようなシーンだけの作品ではなかったです。
ですが、主人公のニュートが素敵すぎました!ティナやクイニー、ジェイコブとの関係性も楽しいし、魔法動物たちとのシーンも癒されます。
ダークな内容だからこそ、ニュートが事件を解決してくれるのでは!と期待して観てしまいます。
ストーリーとしては、この後どうなってしまうんだろう…と少し怖さを残して終わってゆきます。
ジョニーデップが、最強の闇の魔法使い・グリンデルバルト役で姿を現したシーンは思わず目を見開いてしまいました。
結末は、怖さを残しつつも、ティナとニュートの恋の行方も気になり、後味は悪くなかったです。
30代女性
*映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
原作シリーズは全部で5巻。当初は3巻だったけれど変更された
当初は3部作とされていたのですが、最終的に5部作での映画から構成されることになっているようです。
ファンタスティックビーストシリーズはハリーポッターシリーズの第一弾である「ハリー・ポッターと賢者の石」から70年前を舞台にしている作品です。
ホグワーツの指定教科書である「幻の動物とその生息地」の著書ニュート・スキャマンダーが主人公となっているスピンオフになります。
管理人
各作品ごとに違う都市が舞台になることがこの作品の特徴です。
ファンタビとハリーポッターとの繋がり5つ
ハリーポッターファンには嬉しい繋がりについては、様々なところに隠れていました。
伏線にもなっていそうなところがあり、それを探しながら観ていくのも醍醐味になりそうです。
ファンタビとハリーポッターとの繋がり5つ
1.ファンタスティックビーストの主人公のニュート・スキャマンダーは、ホグワーツで使用される指定教科書「幻の動物とその生息地」の著書です。
2.ファンタスティックビースト の2作目で登場する「ナギニ」と呼ばれる女性は、ハリーポッターの世界では蛇となってヴォルデモートの側にいます。
3.クリーデンスが常につけているネックレスは、ハリーの友人であるルーナ・ラブグッドの父親ゼノフィリウス・ラブグッドがつけています。
4.ハリーポッターの3作目「アズカバンの囚人」に登場する「忍びの地図」で、ハリーが見ていた時にニュートが地図上にいて動いていました。
ホグワーツの卒業生として、校内をウロウロしていたのでしょうか?
管理人
5.ファンタスティックビーストには、ハリーポッターの7作目「ハリーポッターと死の秘宝」で出てきたグリンデルバルトが登場しています。
グリンデルバルドはヴォルデモートとの対決で命を落としますが、ファンタスティックビーストでは圧倒的な闇の魔術の使い手として登場します。
ヴォルデモートとの更なる深い関係性が作品が進むごとにわかってきます!