『レジェンド&バタフライ』の口コミ評判レビュー

『レジェンド&バタフライ』のみんなの口コミ評判レビュー
★★★★☆ 星4
木村拓哉さん&綾瀬はるかさん共演の2023年公開映画です。
「第六天魔王」と称される織田信長と政略結婚によって結びついた濃姫、2人の人間ドラマを描いた作品となっております。
本編時間が168分と一般的な映画と比較するとかなり長尺で、中盤は少し落ち着いた展開が続くので疲れてしまう方もいるかもしれません。
また、戦のシーンに過度な期待をしすぎない方が良いと感じました。
ただ、「織田信長」という人物を全て知ることができ、今まで抱いていたイメージが変化するような素晴らしい映画に仕上がっています。
そこに、濃姫との感動的なストーリーがあるのが大変印象的でした。
歴史好き云々に関わらず、誰でも楽しめるような作品だと思います。
特に、終盤は目が離せない展開です。
一度は観るべき作品だと思うのでおすすめします。
レビュー協力引用:映画BOX.blog
男性
★★★★★星5
これまでない解釈と、キャラクター構築の信長と濃姫の物語でした。
なんという人間臭い信長!
木村拓哉さんが演じた彼は、この上もなく人間臭い信長でした。
10代で登場したみずみずしい”うつけ者”の若様から、次第に周囲を圧倒して頭角を現していく彼。
そして第六天魔王と呼ばれるまでに至ったその晩年が、大友監督の手で見事に浮かび上がってきます。
また名前は知られているものの、その人生は謎に満ちている濃姫を、綾瀬はるかさんが演じるとこんなにも濃やかな女性になるのかと驚かされました。
アクションもこなす数少ない女優さんですが、その力量を見事に発揮してくれた二人の初夜の乱闘は映画史に残る名シーンと言えるでしょう。
想いあっていたはずなのに、素直になれなかった二人。
ただの若侍と姫君として出会っていたら世界も人生も変わっていたでしょうに。
走馬灯のように見た夢は儚くて、切なくて、でも忘れられない愛おしいシーンになりました。
50代女性
★★★★★星5
木村さんが演じる織田信長像、綾瀬さんが演じる濃姫があってこそ成り立つ世界観でした。
とても迫力と説得力があって、本当はこうだったのかもしれないと思わせるような演技力で、魅力満点です!
また、日本人誰もが知っている時代を、うまく表現していて面白い作品でした。
大切な家族、仲間、家来を守るために、とても辛い選択をしなければいけないシーンは感動しました。
信長は、濃姫という素晴らしい女性と一緒にいれて、幸せだっただろうなと感じました。
濃姫がいたからこそ、信長の本当に力を発揮できたのではと考えさせられることが多かったです。
最後に綾瀬さんの肌が本当に綺麗で綺麗で、ずっと見てられました。木村さんの演技力も高く、かっこいい信長を見ることができました。
個人的にはとてもおおすすめの映画です。
20代女性
★★★★★星5
レジェンドとバタフライ、ふたりの生き様が鮮明に、そして危ういながらも惹かれ合い愛に満ちたものであったことが描かれた、非常に魅力溢れる映画でした。
出会った頃は、お互いが背負っていた宿命に従い、時が経つにつれて互いを尊敬し、なくてはならない最愛の人、それがふたりが背負っている宿命だというコトを痛感し、我々夫婦もそう有りたいと思いました。
いまの時代に、また自分の私生活におきかえ、様々思いふけりました。
そのような感覚を覚えた映画作品は今まで有りませんでしたので、いままで以上に自分の大切な奥さん、自分を支えてくれている妻に対する想いがより強くなり、映画を見たコトが非常に良かったと思っています。
帰蝶さんの凛々しさ、可愛さがとても美しく表現されていたと思います。
また、信長の人間らしさや覚悟が男として羨ましいと思いました。
素晴らしい映画でした。
40代男性
★★★★★星5
かなり良かったです。
合戦シーンがほとんどなく、それなのに3時間飽きずに見られるので恐らくキムタクがキムタクではなく、信長であった所が大きいと思いました。
初めはキムタクだなと見ていても、時間が経てば信長になっていく姿もある意味他の役者では体験出来ないのかもと思いました。
このセットはもしかして0から作ったのか?というシーンが多々あり、カメラのわざとらしい引きのシーンショットが意味深で個人的には面白かったです。
総製作費20億円なだけあり、大作であることには間違いない新たな延永映画の誕生を見ました。
歴史物語というよりもラブストーリーの印象もありますが、少々ショッキングな場面もありますので苦手な人は覚悟して見た方が良いかもしれません。
30代男性