カイジファイナルゲームのネタバレあらすじと感想評価!利根川・名言まとめ

2009年公開『カイジ 人生逆転ゲーム』
2011年公開『カイジ2 人生奪回ゲーム』
そして、前作公開から9年がたった2020年1月10日についにラストとなる『カイジ/ファイナルゲーム』が公開となりました。
今回の敵は「国家」と今までで最高に大きい相手。原作にはないオリジナルストーリーとなっていて原作者である福本伸行がこのオリジナルストーリーを考案しています。
ギャンブルのゲーム内容も『バベルの塔』『最後の審判』『ドリームジャンプ』『ゴールドジャンケン』と原作にはない新しいもの。キャストも藤原竜也、天海祐希に加えて関水渚、福士蒼汰、新田真剣佑、吉田鋼太郎らが参戦しています。
国家の陰謀に立ち向かうカイジの最後のギャンブルゲームです!
- カイジファイナルゲームののあらすじ内容とネタバレ結末
- カイジファイナルゲームの口コミ評判と感想評価
- カイジで登場する名言をまとめてみた
- カイジを無料で視聴する方法
カイジシリーズやカイジファイナルゲームのことをまとめています。
それでは、カイジファイナルゲームのあらすじとネタバレを含む感想を記して行きます。
もし、まだあなたが一度も映画『カイジファイナルゲーム』を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
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目次
カイジファイナルゲームのあらすじ
(以下、映画『カイジ/ファイナルゲーム』のあらすじです。)
カイジ/ファイナルゲームあらすじ!大槻との出会いでゲームへと…。
2020年の東京オリンピックも終わり、日本はかつてないほど景気が悪くなり、貧富の差が激しくなっていた。インフレにより物価も上がり、日本中がまるで帝愛の地下労働場のよう。
カイジは派遣会社である「よしよし興業」で働くも、日当の7割を搾取されて、1日働いて3千円しか貰えないという酷い扱いを受けています。
手取りの少なさに文句を言う従業員たちだが、そこでカイジは同じ現場で働いていた杉山が体調を崩しているのを見ます。杉山は腕の良い時計職人だったが職を失い、亭主に先立たれた為に小さい子供を養うため働き、更に親の介護もしているという過労状態になっていました。
そんな中、派遣会社よしよし興業の社長である黒崎が通りがかります。カイジは黒崎に「搾取しすぎだ」と怒るも黒崎は耳を貸しません。
その日の夜、カイジは肉体労働をしたために、1杯1000円というビールを我慢できずに飲んでいた。そんなところにカイジに話しかけてくる1人の男が現れます。その男はカイジが帝愛の地下労働場で奴隷のように働かせられていた際の労働者たちを取りまとめる班長であった大槻でした。
大槻は『バベルの塔』というギャンブルイベントにカイジと組みたいと申し出ます。『バベルの塔』とは街中にあるどこかのビルの屋上に立てられたでかい棒のてっぺんに貼り付けられたカードを奪い合うと言うイベント。勝者は現金約10億円か人生一発逆転の魔法のキーのどちらかを選べる。
そして今回、大槻は『バベルの塔』が行われるビルの場所がわかったという情報が入り、選手としてカイジに出場して10億円を分け合おうと提案します。派遣生活から抜け出すために大槻と手を組むことになったカイジですが…。
カイジ/ファイナルゲームあらすじ-バベルの塔へ!カイジは10億を選ぶのか?
今回『バベルの塔』は横浜で行われることになっていた。大勢の参加者がいる中、カードがあるビルが発表されると参加者たちは我先に一目散に走り出します。
カイジも他の参加者に混じってカードがあるビルを目指しますが、カイジは1つ手前のビルに。正攻法で行ったところで潰しあって終わると考えたカイジは、隣のビルの方が少し高い為、それを利用して隣のビルから鉄骨をかけて屋上にあるでかい棒のてっぺんにあるカードを取る作戦を考えたのでした。
でかい棒に参加者が群がって潰し合いがされる中、カイジは鉄骨を渡っていきます。途中でドローンを使ってくる者や鉄骨から落とそうとされたりするものの、カイジは飛びついてカードを掴みとります。
しかし、カイジが選んだのは現金約10億円ではなく、人生一発逆転の魔法のキーでした。
カイジ/ファイナルゲームあらすじ-国家の陰謀!カイジは再び帝愛とのバトルに
この『バベルの塔』が開催される前に、政府ではある会議が行われていた。頼りのない渋沢首相に代わって、政界を動かしているのが陰の総理と呼ばれている政務担当首相秘書の高倉だった。
そして、高倉は今の日本の危機的状況を解決するべく、自身が考案した緊急財政政策を提案します。その内容は消費税を30%に引き上げ、年金受給額を40%カットし、生活保護費の支給は廃止する、という貧困層を切り捨ているという政策だった。更に国民全体の現金や証券、保険など国民が持つ資産を勝手に国の負債に当てて、日本を甦らそうとしていた。
その為に預金封鎖を行い、新紙幣である帝円を発行すると提案します。
以上、映画『カイジファイナルゲーム』のあらすじでした。
カイジファイナルゲームの感想評価と口コミ評判レビュー(ネタバレ含む)厳しい評価が多めの3作目
カイジファイナルゲームの感想評価!ワースト映画入りか…。
1,2と面白かったせいなのか、異常に今作はつまらないと出てしまう感想です。2020年始まったばっかりだから言えるのですが、2020年のワースト映画に個人的に入りそうです。
というのも、カイジのメインであるギャンブルゲームがどれもつまらないんですよね。ギャンブルゲームを4つと詰め込みすぎたせいか1つ1つの内容も薄いし、盛り上がりに欠けてしまっていると感じました。
4つの中でメインである最後の審判も最早ギャンブルでもなく、こうゆうところ突っ込んだら終わりなのですが欠けた金貨1枚で秤が変わるのはどうゆうことなんでしょうか。また新キャラ加奈子の意味もよく分からなかったです。ラッキーガール設定ということですが、生きる場面もなく終了。
これでしたら利根川を再度出すくらいの方が盛り上がったと思いますし、期待していた人も多かったと思います。
敵役として吉田鋼太郎はまだハマっていたのですが、福士蒼汰の敵役というのは前作の香川照之や伊勢谷友介と比べたら見劣りするのは否めなかったです。
キャストやストーリー含めてほとんどが失敗だったと思います。これでしたら、2作目で終わっていたほうが良かったですし、これでラストというのは何ともやるせ無い気持ちの映画になりました。
カイジファイナルゲームの口コミ評判レビュー!
個人的な感想評価は批評した感じになりましたが、ここからは『カイジ/ファイナルゲーム』の全体的な評価と口コミ評判を紹介していきます。
まずは大手の口コミ評判感想サイトから。星3を超えてこないとなってしまうのは中々厳しい評価な感じです。
次はSNSにあった口コミ評判を紹介していきます。まずは面白いという感想をまとめて紹介します。
- 最後までハラハラする。どんでん返しは見事!伏線の回収が上手。手に汗握るギャンブルに興奮するし物語が面白い。
- 相変わらずのとんでも設定だけど演技が良くて役者さんに脱帽。
- カイジの人間性溢れる感情が巻き起こす大逆転劇が良い。
- 映画でこんな余韻浸ってるの久しぶり。
- 原作を好きな人ほど好きになる映画。
引用元:X
次はつまらないといった感想口コミです。
- 期待ハズレ。レンタルでいい。
- 藤原さん以外の役者が…。原作が良いから勿体無い。
- 過去2作が面白かっただけに残念。
- 本当に原作者の福本さんが監修したの?ってくらいつまらない。
- 内容がダメ。
引用元:X
以上、一部ですが『カイジ/ファイナルゲーム』の口コミ評判を面白いといった感想からつまらないといった感想までまとめて観ました。
つまらなさすぎて炎上といったワードも出てきてしまい、つまらないといった感想に目がいきがちですが面白かったと感じる人も一定数はいるのは確かです。
前作などが面白いと比べられてしまうので、普通の映画よりは面白かったとしても必然と評価は下げられてしまうものなので致しかたない部分もあるのかもしれませんね。
今作の名言と過去作の名言|利根川&カイジ
やる気がないときだったり、自分に甘えているときにやる気にさせてくれるような名言がカイジには多くありますよね。その中で個人的に響いた名言を紹介していきます。
まずは今作の『カイジ/ファイナルゲーム』での名言。
計画性ゼロの短絡的でその場しのぎでしか生きていない菅原たちにカイジが言った名言。自分と同じような人と一緒にいても人は何も変わらないということですね。
自分の身近にいる10人の平均年収が自分の年収とも言われていますが、上にいきたいのなら人付き合いも変えていくことが必要なんだと感じる名言です。
続いてはこちら。
お前らはシャバで甘えに甘え、負けに負けてここにいる折り紙つきのクズだ。クズには元来権利など何もない。それはお前たちが負け続けてきたからだ。他に理由は一切ない。お前らが今為すべきことは、ただ勝つこと。勝つことだ!勝ったらいいな、じゃない。勝たなきゃダメなんだ!勝ちもせず生きようとすることが、そもそも論外なのだ。勝つことが全てだ!勝たなきゃゴミだ!
利根川の船上で演説でもするかのように言った名言。
世間はお前らの母さんではないというのは個人的にかなり響きました。国だったり周りの人間に甘えても助けてはくれないってことですね。そうなっているのも今まで甘えて負け続けてきたから。
ゴミとまでは言いませんが、現状を変えたいなら他人に、そして何より自分に勝つことの大切さを教えてくれる厳しい言葉です。
昔のニートだった夢見てる頃の自分に何回もリピートして聞かせたい言葉ですね。
成功者だったりって言うのは皆んな何かしらら努力していてその積み重ねが成功に至っているという言葉なのではないでしょうか。利根川は帝愛の幹部で金を持っているのに、こういう言葉を言ってくるところが響くところだと思います。
ちなみに利根川役の香川照之は母子家庭で育ち、東大卒の人だそうで。こういう人が言うことにより説得力は更に増しますね。