ヴェノム(映画)のラストシーンの真相|敵やシンビオートの能力を解説考察【あらすじネタバレと感想評価】
2018年11月2日に日本公開した『ヴェノム』。
マーベル・コミックではスパイダーマンの敵役として登場するヴェノムを主人公として描き、大ヒットしました。興行収入は全世界で960億円を超え、日本でも20億円を超える興行収入と、とても評価の高い作品となりました。
ちなみに2007年公開の『スパイダーマン3』にもヴェノムは登場しますが、今作のとは全くの別物です。
また、映画『ヴェノム』の口コミ評判レビューには、
- ストーリーやアクションがすごく良かった
- 最後の戦闘シーンは拳に力が入り、ハラハラドキドキ感が凄かった
- ラストの捕食シーンも、ヴェノムらしいところで終わるのが良かった
- ヴェノムとエディの不思議な友情で結ばれ始めるのが熱い展開
- 驚く展開や大どんでん返しがあるわけではないが、充分楽しめる作品
- 想像していたよりもヴェノムが恐ろしいのにかわいくて素敵な話
- ヒーロー系の映画には見えなかったのが新鮮だった
- ストーリ重視というよりはさっくりとSFアクション映画を見たい人にオススメ
という声が多数集まっています。
- ラストシーンの真相を考察
- 敵やシンビオートの能力を解説考察
- ヴェノムのあらすじネタバレ
- ヴェノムの感想評価と口コミ評判でのレビュー
もし、まだあなたが一度も映画「ヴェノム」を観ていないなら、まずはネタバレとあらすじ・感想評判の前に作品を観ておくことをおすすめします。
例えば、今ならU-NEXTだと「ヴェノム」を初回付与ポイントを使って実質無料で観ることができますよ!
目次
映画『ヴェノム』のラストシーンの真相を徹底考察
(以下、映画「ヴェノム」のネタバレがあります。)
ヴェノム|明らかに続編を匂わせるラストシーン
「ヴェノム」のエンドロール後の映像は、明らかに続編を匂わせるものでした。では、エディが刑務所で取材をした連続殺人鬼は何者だったのでしょうか?
劇中で名前こそ明かされなかったものの、「ここを出たらカーネイジ(大殺戮)になるぞ」とのセリフからも分かるように、彼がスパイダーマンシリーズの名ヴィランであるカーネイジの前身クレタス・キャサディであることは明らかです。
カーネイジはコミック「The Amazing Spider-Man」#361において、刑務所に収監されていたエディがヴェノム化して脱獄した際、シンビオートの破片が同房にいたクレタスと共生することによって誕生しました。
クレタス・キャサディは更正の余地のないサイコパスにして連続殺人鬼であり、そんな人物とシンビオートが融合したカーネイジは、凶悪度においても強さにおいてもスパイダーマンシリーズのヴィランでは随一です。
そのため人気も高く、コミックでは幾度となく登場しており、ヴェノムもスパイダーマンと組んで度々カーネイジと戦っています。また、映画で看守がレッドと呼んでいたように、その身体的特徴としてクレタスは赤毛であり、カーネイジも体表が赤です。
ヴェノムの続編では新たな女性ヴィランが登場
では、実際にヴェノムの続編はどうなっているかというと、各種メディアが報じているように、「Venom:Let There Be Carnage(ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ)」(原題)というタイトルで2021年9月17日米国公開が正式決定されています(2度の延期を経て)。
監督はルーベン・フライシャーからアンディ・サーキスに交代し、エディ役トム・ハーディとアン役ミシェル・ウィリアムズ、そしてカーネイジことクレタス・キャサディ役のウディ・ハレルソンは続投となっています。
新たな女性ヴィランとして、ナオミ・ハリス演じるシュリークも登場します。現在までのところ日本公開日は不明ですが、「ヴェノム」が米国公開から約1ヶ月後だったので、同様の日程で上映されるのではないでしょうか。
コミックでは、ヴェノム単身では倒せない程の強さを持つカーネイジ。続編でもスパイダーマンとの共闘はなさそうですが、ヴェノムがどのように難敵に挑むのか、公開が楽しみです。
でも、いつかはヴェノムとスパイダーマンの共演も映画で観たいですね。
映画『ヴェノム』の敵やシンビオートの能力を解説!考察して分かること
(以下、映画「ヴェノム」のネタバレがあります。)
ヴェノム|シンビオートは寄生生命体
「ヴェノム」において、物語の核となるシンビオートの存在。
初登場したのはコミック「Marvel Super Heroes Secret Wars」#8で、スパイダーマンと共生し、新たなブラック・コスチュームとして彼の能力を向上させました。
ヴェノム自体は「The Amazing Spider-man」#299から登場し、翌#300で、その正体がシンビオートに寄生されたエディ・ブロックと判明します。
その後もシンビオートはマーヴェルコミックの様々な作品に登場し、あらゆる人物に寄生しては新しいキャラクターを作り出し、その出自や背景も付加されてきました。
映画では、ライフ財団の宇宙探査船が彗星で発見した寄生生命体、として描写されています。
いずれにも共通するのは、寄生した宿主の力を超人的なまでに増進させ(腕力・敏捷性・跳躍力・回復力等々)、シンビオートと宿主との間で感情や思考が相互に影響し合うということです。
そのため、本来ライオットと共に仲間を呼んで地球中の人間を食い尽くすはずだったヴェノムがエディに寄生し、その思考や立場に共感を覚えたために、反旗を翻すことになりました。
ヴェノム|ヴィランのライオットはヴェノムよりも戦闘能力が秀でている
今回ヴィランとなるライオットは、シンビオートたちの隊長ということで、ヴェノムよりも戦闘能力が秀でています。(ちなみにコミックでのライオットは、ライフ財団の作り出した5体の人工シンビオートの内の1体でした)
シンビオートは自身の形状を変化させることができますが、ヴェノムは主に防御的な用途が多く、攻撃においても補助的・間接的な使い方でした。
それに比して、ライオットは直接相手を攻撃する武器としての使い方が目立ちます。
例えばライフ財団の管制室では、両手を巨大な鎌状にして暴れていましたし、ヴェノムとの戦闘でも突起の付いた鉄球(モーニングスター)状にして振り回したり、触手状に這わせた先端から鋭利な刃を出したり、接近されたら体表から針状のものを出して突き刺したりと多彩なバリエーションがありました。
もっとも、ライオットは宿主であるドレイクとの結びつきは弱く、ドレイクのことを単純に利用していたふしがあります。そこが弱点であり、最終的にはヴェノム・エディ間の団結の前に敗れることとなりました。
ヴェノムの続編ではカーネイジが主要ヴィランとなります。
カーネイジは、クレタス・キャサディとシンビオートが細胞レベルで深く融合したために異常な強さとなっているのですが、映画ではその過程がどのように描かれるのか、とても興味深いです。
映画『ヴェノム』のあらすじネタバレ
(以下、映画「ヴェノム」のあらすじネタバレとラスト結末です。)
ヴェノムのあらすじ|地球外生命体
ライフ財団の宇宙探査船LF1はサンプルを採取して地球に帰還する途中にアクシデントに見舞われ、東マレーシアに墜落します。直ちに財団のチームが現場に派遣され、4つあるサンプルのうち3つは回収されましたが、1つはケースから出て消失していました。
奇跡的に生存していた飛行士が救出され、救急車で運ばれましたが、彼はすでにサンプルに寄生されており、救急隊員たちを襲います。
飛行士に寄生していた生物は救急隊員に乗り移り、彼らの遺留品を基に一路ライフ財団へと向かいます。
ヴェノムのネタバレ|ライフ財団の悪評
サンフランシスコ在住で、TV局の冠番組も持つジャーナリストのエディ・ブロックは、多発するホームレスの失踪・不審死を調査していました。
ある日、エディは局からライフ財団CEOのカールトン・ドレイクの取材を命じられます。しかし、ドレイクは悪い噂が絶えない悪人であり、エディはそんな人物に対して提灯記事のような取材をするつもりはありませんでした。
さらにエディは、ライフ財団の弁護士である恋人アン・ウェイングのメールを盗み見てしまい、ライフ財団がホームレスを使った人体実験で死者を出している疑惑が事実であることを確信します。
こうして、エディは宇宙開発についての取材でありながら、得た情報を基に、ドレイクに人体実験の事実を突きつけてしまいます。
当然ながら取材は中止となり、エディはライフ財団の圧力で局を解雇されてしまいます。恋人アンもまた、情報漏洩のかどで弁護士を解雇されてしまいました。
激怒したアンはエディとの婚約を解消し、別れを告げます。
その頃、ライフ財団の研究所には、回収した3つのサンプルが運びこまれます。それは不気味に動く生命体でした。東マレーシアでは、寄生された救急隊員が村で騒ぎを起こし、中の生物は次の宿主である老女へと移ります。
ヴェノムのネタバレ|ドレイクの地球移住計画
6ヶ月後。
ライフ財団は生命体を徹底的に研究し、それらが酸素の多い環境では宿主に寄生しないと生きられないことが分かりました。さらに、その宿主は臓器移植のように適合した個体でなければ拒否反応を起こしてしまいます。
人間との共生を成功させて、彼らの星への移住を計画するドレイクは、研究員ドーラ・スカースに人間を使って実験をおこなうことを命じます。かくして最初の人体実験が開始され、生命体と人間との共生が成功したように思われた直後、宿主は拒否反応を起こして死亡してしまいました。
一方、職を失ったエディは、治安の悪い地区の安アパートで自堕落な生活を送っていました。そこへ、度重なる人体実験に嫌気がさしたドーラが接触してきます。
ドーラは、過去のエディの追及は全て事実で、ライフ財団はホームレスを人体実験で何人も命を落としていると告白しました。ドーラは残酷な実験に耐えきれず、ライフ財団の悪事を明るみに出してほしいとエディに依頼します。
しかし、すでにドレイクによって悲惨な目に会っているエディは、これ以上ライフ財団に関わるつもりはなく依頼を断ります。その後、エディはよりを戻そうとアンのアパートを訪れますが、アンにはすでに新しい恋人ダンがおり、追い返されてしまいます。
エディは物思いにふけり、やがてドーラの話を聞くことにしました。ドーラは、エディを密かにライフ財団の研究所へと連れて行きます。ドーラの話によると、ドレイクは人口増加や環境破壊で悪化する地球に見切りをつけ、他の星への人類移住計画を立てているとのことでした。
その惑星探査のために飛ばした宇宙船が、彗星で寄生生命体シンビオートを発見し、持ち帰りました。これにより、ドレイクは人間とシンビオートを融合させれば彼らの星に移住できると考えたのです。
ヴェノムのネタバレ|シンビオートとの共生
研究室に忍び込んだエディは、そこで大勢の人間が囚われ実験台になっているところを目撃し、証拠を写真を撮ります。
その中には知人のホームレスであるマリアもいました。エディがガラスを割ってマリアを助けると、すでにシンビオートに寄生されていたマリアが襲いかかってきます。
異常な力のマリアに組み伏せられたエディは、そのままシンビオートを寄生させられてしまいました。警報が鳴り、エディは寄生によって得た驚異的な身体能力で研究所を脱走します。
その体は何者かに操られているようでもありました。
東マレーシアで寄生を繰り返すもう一体のシンビオートは、今度は空港で幼女に寄生し、徐々にサンフランシスコへと近づいていきます。
ヴェノムのネタバレ|ヴェノムの力
何とか家に帰ったエディは異常な飢餓感を覚え、暴食の末に嘔吐してしまいます。エディの体には異変が起きていました。
エディはアンに助けを求めてレストランを訪れますが、そこでも奇行を繰り返してしまい、医者であるダンが鎮静剤を打ち、ダンの病院で検査をすることになります。
ところが、シンビオートにとってMRI検査の高周波は弱点であるため、一体化したエディは暴れて検査ができませんでした。
ライフ財団ではシンビオートの研究がさらに進んでおり、人間との共生が成功しても宿主は衰弱してしまうこと、また4000~6000Hzの音に弱いことが分かりました。
シンビオートを奪った侵入者についても、調査の結果、ドーラがエディを招き入れたことが判明し、ドーラはドレイクによってシンビオートを寄生させられ絶命します。
一方で、エディの頭の中では、寄生したシンビオートが語りかけてくるまでになりました。そんな中、ドレイクの部下たちがエディのアパートを急襲します。
シンビオートの力を借りたエディは、体を変化させ凄まじい戦闘力で敵をなぎ倒します。アパートを脱出したエディですが、財団の執拗な追跡は止まず、バイクで逃走中に追突されて重傷を負います。
絶体絶命の状況下、シンビオートは真の姿を現し、エディの体は黒い粘液に覆われた怪物と化し、深傷は瞬時に癒えました。エディは敵の頭を丸かじりして捕食すると、湾に飛び込み姿を消しました。
一息ついて、エディはシンビオートと対話をします。何者なのか問うエディに、シンビオートは自分はベノムと名乗ります。ベノムは、自分に協力するならエディを生かしておくと主導権を握り、ここに奇妙なパートナーシップが成立しました。
ヴェノムのネタバレ|融合の結果
エディの血液検査の結果は深刻なものでした。
ダンは、一刻も早くエディを治療しなければならないとアンに告げます。アンはエディに連絡するも、エディは周りを巻き込むことを恐れて距離を置こうとします。
ライフ財団の研究所では、ドーラに寄生していたシンビオートが命を落としてしまい、残りはエディに寄生しているものだけになりました。その為、エディを生け捕りにするよう指令が出されました。
エディは研究所で撮影した証拠を渡すため、TV局の外壁を登って潜入を試みます。かつての上司のデスクに証拠を置いて、ビルを出ようとしたところ、そこには武装した警官隊が待ち受けていました。
しかし、強靭なヴェノムの肉体は銃弾をも弾き返し、難なく警官隊を全滅させます。
そこに、エディを助けようと探しに来たアンが入って来てしまい、エディの変身や戦闘の様子を見られてしまいました。アンはそれでもエディを病院へ連れて行き、車中でエディはヴェノムの助言もあって、今までのことをアンに謝罪します。
ヴェノムとの寄生でエディの心臓は衰弱していました。ダンはエディを治療しようとしますが、ヴェノムがそれを拒否し、体が暴走してしまいます。
そこでアンはMRIを作動させ、ヴェノムはエディの体から分離しました。
エディは自身の体が蝕まれていたことに腹を立て、ヴェノムと決別し、病院を出ようとします。しかし、エディらを尾行していたドレイクの部下に捕らえられてしまいます。
検査室に閉じ込められたヴェノムは換気口から脱出し、まずは犬に、次にはアンへと寄生を繰り返します。
幼女に寄生しているシンビオートは、とうとうライフ財団まで辿り着き、ドレイクへと寄生しました。
ヴェノムのネタバレ|ロケットを止めろ
ライフ財団に連行されたエディですが、エディの体にヴェノムはいません。
ドレイクは、ヴェノムの所在を白状しないエディを始末するよう部下に命じます。そして、シンビオートに言われるがままに、ドレイクは彼らの母星まで行って仲間を呼び寄せるべく、ロケットの打ち上げを強行しようとします。
エディは森に連れ出され、撃たれる寸前のところを、アンに寄生したヴェノムによって助けられました。アンとの口移しで、ヴェノムは再度、エディの体へと戻っていきます。
ヴェノムの話によると、ドレイクに寄生したシンビオートは彼らの隊長ライオットで、その強さは桁違いだということです。悪いことに、ライオットは仲間を呼んで、地球をシンビオートの餌場にしようとしていました。
ヴェノムはエディとの一体化でエディの考えに影響され、また同じく負け犬同士という境遇にも共感を覚え、エディたち人間を救いたいと考えます。
エディが自分を変えたと語るヴェノムは「俺たちでロケットを止めるんだ」と鼓舞し、発射場へと急ぎます。
突然のロケット打ち上げ命令にスタッフたちは困惑しますが、ドレイクはライオットの姿を現し、職員の命を奪ってでも発射準備にかかります。
発射5分前のカウントダウンが始まり、ライオットは全速力でロケットに向かって走ります。それを追うヴェノムは、ついに勝ち目のない戦いを挑みました。
宿主のエディの強さもあって、ヴェノムは善戦しますが、やはり力の差は歴然です。そして、とうとうライオットの体へと吸収されてしまいました。
その時、エディを助けに管制室まで駆けつけたアンが機転を利かせ、放送設備を使って高音を発します。すると、一体化されたライオットからヴェノム、エディ、ドレイクら全員がバラバラに引き離されました。
エディはドレイクを海へ突き落としますが、ライオットに背後から体を貫かれてしまいます。横たわるエディにヴェノムは手を差し延べ、再度一体化がなされました。
ヴェノムは最後の力を振り絞り、体に刺さった刃を抜くと、ライオットを乗せ発射するロケットを切り裂きます。裂け目からは燃料が漏れ、ロケットは爆発し、ヴェノムは海へと落ちていきました。
ヴェノムはエディに別れの言葉を言うと、エディを庇って炎に包まれます。
ヴェノムのネタバレ|ヴェノムとの約束
後日、生還したエディとアンがアパートの入り口で和やかに語らっています。エディから、ライフ財団を訴えるため弁護してほしいと依頼されたアンは快諾しました。
とはいえ、エディへの思いはまだ残っていても、アンはよりを戻す気はなさそうとヴェノムは忠告します。実はヴェノムはまだ生きていたのですが、アンには内緒にしていたのでした。
アンに感づかれないうちに、エディは早々に立ち去ります。
エディとヴェノムはこれから共に生活する上で大事な、「食べて良いのは悪人だけ」という取り決めをおこない、早速、知人の雑貨屋を襲う暴漢を丸かじりしました。
エンドロール後
再びジャーナリストとして活動するエディは、サン・クエンティン刑務所を訪れ、レッドと呼ばれる連続殺人鬼を取材します。
後にシンビオートと融合し、凶悪生命体カーネイジとなる、この人物は「ここを出たら大殺戮(カーネイジ)になるぞ」と未来の凶行を示唆するのでした。
以上、「ヴェノム」のあらすじネタバレとラスト結末でした。
▼参考▼31日間も無料で観れる!映画「ヴェノム」をすぐ観たいあなたはコチラ▼
ヴェノムの感想評価と口コミ評判でのレビュー
(以下、映画「ヴェノム」の感想評価と口コミ評判です。)
感想評価|悪役が主役な新鮮な映画
アベンジャーズで知られるマーベルヒーローたちが活躍する映画の中でも悪役が主役の映画というのが、新鮮でした。
特にスパイダーマンの悪役の中でも異彩を放ち、人気の高いキャラクターを新しい点で描いており、単なる悪役という感じではなくて人間味あるキャラクターとして描かれていたのが魅力でした。
また、映像も見ごたえがあります。ヴェノムとエディとの一つの肉体で二つの人格を描いてエディが困惑する姿やヴェノムに影響を受けている姿が非常にリアルでした。
さらにヴェノムの表情が印象的で舌を出す姿がおどろおどろしくあり、アクションシーンはこれまでの王道的な銃撃シーンや格闘シーンとは異なっていたのでアクション映画好きにはたまりませんでした。
口コミ評判でのレビュー「スパイダーマン関連の伏線が面白い」「これは名作!」
映画『ヴェノム』の口コミ評判レビューには、「マーベル映画のお決まりである、エンドクレジットシーンもあり、最後まで飽きさせないところは流石」「地球侵略に至った経緯があまり濃く描写されていないため、いまいち感情移入できなかった「スパイダーマンと関連するような小ネタや伏線が散りばめられていてそれを発見していくのも面白い」「悪役なはずなのに、ヒーローとしての成長物語を見ているような気分になる」という評判が多い印象です。
★★★★☆星4
記者として仕事をしていた主人公のエディと黒いスライムのような不思議な生物ヴェノムが出会うところからストーリーは面白くなっていきます。
人間とモンスターが体を一体化させて戦ったり会話をするところは日本の漫画「寄生獣」と似ているところがあるなと思いました。
ヴェノムもエディもお互い落ちこぼれなのですが、協力していくことによって世界を救うことになるのでヒーローとしての成長物語を見ているような気分になります。
ちなみにこのヴェノムというキャラクターはもともとスパイダーマンの敵キャラとして活躍していたものなので、この映画の中にもスパイダーマンと関連するような小ネタや伏線が散りばめられていてそれを発見していくのも面白いです。
20代男性
★★★★☆星4
マーベルヒーローものはあまり好きではない…というか途中で飽きて寝てしまいがちな私ですが、この「ヴェノム」は最後まで楽しく見ることが出来ました。ダークヒーローはやっぱりかっこいいですね!
本来人間の味方ではないヴェノムとエディの関係は、最初は脅しだったりいがみ合ったりと緊迫したものでしたが、その二人が不思議な友情で結ばれ始めるのが熱い展開です。
暴力的な化け物でしかなかったヴェノムが次第に人間味を出してくる様子や、どうしようもなく自堕落なエディがヴェノムとの出会いをきっかけに少しずつ変わっていく様子も、ある意味読める展開でもそれがいい!
日本の漫画「うしおととら」に通ずるところがありますよね、化け物との交流と友情って。お約束な展開と分かっていても燃えるんだよなぁ。
そこまでアッと驚く展開や大どんでん返しがあるわけではありませんが、エンターテイメントとして充分楽しめると思います。最後に流れるエミネムが歌うテーマソングがとにかくいい!必聴です。
30代女性
★★★★★星5
初めてヴェノムを見たときにこれは面白い映画だと思いました。
今までスパイダーマンの作品はすべて見てきたのですが、今回は、スパイダーマンの敵であった悪者のヴェノムが主人公ということで、大したことないかなと思いましたが、実際に映画を観て見ると、ストーリーやアクションがすごく良かったです。
バイクで車に追われているシーンは面白かったです。敵にやられるどころか、逆に敵を攻撃して戦うところは、スカッとして釘ずけにのりました。
あと、最後の戦闘シーンは、拳に力が入り、ハラハラドキドキ感が凄かったです。ヴェノムが敵にやられかけ、最後勝つところは最高でした。ラストのコンビニのシーンでも、ヴェノムらしいところが見れて良かったです。これは名作だと思います。
40代男性
★★★★☆星4
私はスパイダーマンシリーズが好きで、映画は全て見ているのですが(コミックは未読)、『ヴェノム』は有名な敵役だったので非常に楽しみにして友人と観に行きました。
初めはどんなヴィランヒーローになるのかとワクワクして観ていましたが、蓋を開けると予想を超えた展開でした。なんと、まさかの相棒モノ。主人公はジャーナリストで、期せずしてヴェノムと共に悪の組織に立ち向かっていく物語。
最初はギャハハな悪者のヴェノムも、進んでいくとなんだか憎めないバディ枠へとなっていきました。個人的には全体的に少し物足りない内容と感じてしまいましたが、ただ、こういう映画も好きですね。
俺たちは『ヴェノム』だと言うシーンは一番好きなシーンです。
30代男性
*映画「ヴェノム」のみんなの口コミ評判レビューは当サイトが独自で集めたコンテンツです。引用の際は必ず引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。