『クール・ランニング』の実話との違いについて解説!あらすじネタバレや感想評価も
1994年2月19日、日本公開の『クール・ランニング』。
1988年にカナダで行われた冬季オリンピックに出場したジャマイカのボブスレーに出場したチームを実話にした映画となっています。
雪なんて見たこともなかった南国の若者たちが、競技を始め何もかもが初めての世界に飛び込み、ボブスレーを通じて悪戦苦闘する様子がコミカルに描かれています。
映画『クール・ランニング』の口コミ評判レビューには、
- 笑いからの感動へ繋がる良い映画
- 偏見や逆境に負けない、強い気持ちを学んだ
- レゲエ音楽を楽しみながら面白おかしく見れる
- ラストの姿に感動した
- ボブスレーのスピード感も感じられ、コメディ感抜群の映画
- オリンピックは順位だけではないのだと思った
- かなり過去の作品ですが何度見ても楽しめる
- もう10回は観てる面白い映画
という声が多数集まっています。
- 『クール・ランニング』は実話映画なの?実話との違いについても解説
- 『クール・ランニング』のあらすじ
- 『クール・ランニング』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
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目次
クール・ランニング|実話映画ではないが、実話を基にした作品。実話との違いについても解説
映画『クール・ランニング』は、南国であるジャマイカの男子4人乗りボブスレーチームが1988年カルガリーオリンピックに挑戦した実話を基に制作された映画です。
しかし、登場人物は全て架空の人物になっています。
映画では、陸上競技で夏季オリンピックに出場することが出来なかった登場人物たちが冬季オリンピック出場のためボブスレーチームを結成します。
ですが、実際は、選手募集の求人に対して全く反応が無く、ジャマイカ国防軍のアスリートから選抜されました。
現地でまともな練習が出来なかったチームに対して、地元新聞から批判記事が出るなど現地での冷ややかな対応を受けます。
しかし、実際は選手団は現地で熱烈な歓迎を受けていました。
管理人
また、映画ではコーチを務めたアービングが現地に赴き、本選出場やチームの完走に大きな貢献をしていました。
しかし、実際はコーチは試合を残してカルガリーを離れているため一人のコーチが貢献したという事実はありません。
そして、最終日のレースでの転倒に関しても映画ではソリの不具合が原因になっております。
しかし、実際はチームの技術力の問題が原因だったようです。
このように、映画用に脚色された内容が多々ありますね。
管理人
ただ、雪の降らない国であるジャマイカで選手たちが試行錯誤を繰り返し、冬季オリンピックに初出場を果たしたのは紛れもない事実であり実話です。
この作品の大ヒットにより、チームは2002年のソルトレークオリンピックまで5大会連続で出場を果たすなど、躍進を遂げています。
『クール・ランニング』のあらすじ
(以下、映画「クールランニング」のあらすじです。)
『クール・ランニング』のあらすじ|新しい夢を見つけるデリース
1987年11月。100m走のオリンピック最終予選。隣のレーンの選手の転倒に巻き込まれ、デリースはオリンピック出場を逃してしまいます。
諦めきれないデリースは亡き父親の写真の横に写っている金メダルをかけた男性に目を止めます。
彼はブリッツァーといい、かつてボブスレーの選手で、スプリンターが競技に向いていると父親を勧誘した人物でした。
ボブスレーが何かも知らないデリースですが、オリンピックに出ようと親友のサンカを誘いブリッツァーにコーチをしてくれと頼みに行きます。
自分に夢を託して欲しいと言うデリースの説得にブリッツァーはついに折れました。
『クール・ランニング』のあらすじ|チームの結成
ジャマイカには雪もないし、オリンピックまであと3ヶ月しかありません。
メンバーに入りたいと名乗りをあげたのは同じく100m走で巻き込まれて転倒したユルと転倒した張本人であるジュニアだけでした。
険悪なムードの中、それぞれのポジションが決まり、練習が始まります。最初は転んでばかりでしたが、メキメキとタイムを伸ばし、ブリッツァーは可能性を感じ始めました。
ジュニアが車を売ったことでどうにか資金も集まり、一行はカルガリーに向かいます。
『クール・ランニング』のあらすじ|失格になるジャマイカチーム
周りのチームから馬鹿にされたことで喧嘩騒動を起こし、ブリッツァーから生半可な気持ちは捨てろと叱責されたメンバーたちは意識を入れ替え、トレーニングに励みます。
そして、ジャマイカチームは見事予選通過タイムを突破することができました。
しかしブリッツァーが過去に犯した不正を根に持つ審判がジャマイカチームを失格にしてしまいます。
ジャマイカチームの夢はこのまま終わってしまうのか?
続きが知りたい方は実際に映画を見てみることをおすすめします。
以上、「クールランニング」のあらすじでした。
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『クール・ランニング』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「クールランニング」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|明るく楽しく感動できるスポーツコメディ映画
失格が取り消され、遂にオリンピックを迎えることができ、結果はどうなるのだろうとドキドキしました。
決勝前のレースではミスが目立ち、最下位のタイムとなってしまいます。
スイスの真似事をしようとしていたデリースに対し、自分たちジャマイカ人のスタイルで行こうと訴えるサンカは普段と打って変わり、とてもかっこよかったです。
そしてすぐに気持ちを切り替え、ジャマイカの歌を歌いながらクールランニングに乗り込む彼らを見て、ジャマイカ人の素敵さを感じました。
見違えるような滑りを見せ、このまま決勝で優勝し、ハッピーエンドかと思いきや、ソリが転倒してしまうという結末に目を見張りました。
ソリごと横たわる彼ら、そして静まり返る会場のシーンは悲しく、涙が出そうになりました。
管理人
それでもゴールをしようとクールランニングを抱え歩く4人の姿は最高にかっこよく、彼らの人柄と一生懸命さが観客たちやライバルの拍手を生んだのだなと思いました。
ジュニアとユルの抱擁、そしてデリースとブリッツァーの抱擁は特に胸が熱くなりました。
ディズニーの作品らしく、夢と希望、そして仲間の大切さが描かれていました。うまくいきすぎ感はありましたが、メンバーたちの身体能力ならあり得ない話ではないのかもしれないなとも思いました。
ジャマイカ人たちの楽しそうな暮らしぶりも描かれていて、こんな国で過ごしていたら、メンバーたちのように優しく陽気な人柄になっていくのだろうなと感じました。
印象的だったのが、ブリッツァーに叱られた後、メンバーたちが気持ちを入れ替えトレーニングに励むシーンです。
練習のために朝早くからブリッツァーを起こした4人の笑顔がとても可愛らしく、応援せずにはいられませんでした。
ぶれない努力家のデリース、面白く陽気なサンカ、おぼっちゃま気質のある優しいジュニア、強面ですが根は優しいユルの組み合わせがとてもよかったです。
実際のボブスレーのシーンは迫力満点で、そのスピード感に目が釘付けになります。そしてこの作品が実話に基づくストーリーというもので、勇気も貰える作品でした。
『クール・ランニング』の皆んなの口コミ評判レビュー
『クール・ランニング』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「心に何か残るような良い映画」「笑いあり、感動あり、衝撃のラストにはほろっとできる」「子供でも観やすい映画」「自分らしくベストを尽くすことの大切さを学べる」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
子供の頃、よくテレビで放送されていたので家族で何度も観ました。小学生の私が観ても面白いと感じたスポーツコメディ作品です。
雪や寒さとは無縁のジャマイカの選手たちが寒さに慣れようと色んな対策するシーンは笑えるし、最初はちぐはぐだったチームメイト達の関係性も練習や試合を通してまとまっていくところにスポーツの良さを感じました。
もちろん映画の内容はフィクションではありますが、ジャマイカ選手たちが同競技でオリンピックに出たのは事実です。
雪にも慣れない環境からのオリンピック出場はすごいです。
映画自体はサクッと観れるし明るいし、笑って感動出来るスポーツものなので子供がいる家庭でもみんなで楽しめる作品だと思います。
30代女性
★★★★☆星4
個人的には中学時代、学校での上映会で見た、懐かしい思い出の込もっている作品です。
カリブ海のトロピカルな島国ジャマイカから男子4人のチームが1988年のカルガリー冬季五輪に出場した実話に基づいた映画とのことです。
しかし、今から振り返っても教育向けの要素の強い作品だと思えますね。
最初のチーム結成から、初めてチャレンジするボブスレーという競技への苦戦。
決して上達したとは言えない状態でのオリンピック本戦出場。優勝はできなかったけど感動的な結末。
全編に渡ってコミカル要素の強い作品でしたが、引き締める部分にはちゃんとシリアスなシーンを取り入れ、最後の感動をより大きなものへと転化しています。
今となっては少し古い印象があるのかも知れませんが、少年少女の世代に見てもらいたい映画であることに間違いはありませんね。
30代男性
★★★★★星5
カルガリー冬季オリンピックボブスレー競技に南国ジャマイカの選手が初めて(だったかな?)出場した実話をもとにした映画。
それまで雪なんて見たこともなかった南国の若者たちが、競技を始め何もかもが初めての世界に飛び込み、ボブスレーを通じて悪戦苦闘する様子がコミカルに描かれています。
南国育ちの男四人。かつてボブスレーで金メダルを獲得した経験を持つという落伍者をコーチに迎え、ソリなし、金なし、経験なしとないないづくしの中、なんとかカナダの雪国に降り立ちます。
未だかつて経験したことのない極寒に戦慄したり、ソリに置いてかれたりと散々な目に遭いながらもチームは団結して本戦出場を目指します。
最終的に残念な結果に終わりますが、それでも最後まで競技をやり抜く様に観客はみんな湧き上がり、大団円を迎えます。
久々に調べてみたらこれディズニーピクチャーの映画みたいですね。そりゃ面白いわと思いました。
とにかくディズニー映画特有のコメディータッチな内容となっていて、随所で笑あること必定です。
しかしそんな中でも、キャラクターたちの一途に頑張るシーンには胸にくるものがあります。
特に後半一人一人が競技に対して真摯に向き合い、努力し、最後まで自分の足でゴールを目指す姿はサイコーに感動します。
とにかく笑いあり、感動ありの名作です!
30代男性
★★★★☆星4
小学生のとき家族で映画館で見ました。「ミセス・ダウト」を見に行ったのですが、満員で入れず…。
父はせっかちで、次の上映まで並ぶなんてあり得なくて、仕方なく空席のあった「クール・ランニング」を見ることになりました。
楽しみにしていたので、すごくガッカリしたのを覚えています。たしか、陸上選手として期待されていたのに夏季オリンピックの選考で落ちてしまった主人公が即席のボブスレーチームで冬季オリンピックを目指す、みたいなストーリーだったと記憶してます。
子どもにもわかりやすく、落ちぶれた元メダリストが輝きを取り戻す過程や、段々とチームとしてまとまっていくところに感動しました。
笑いあり、涙あり、ファミリー向けの楽しいコメディ作品です。
30代女性
★★★★★星5
私が小学生の時にこの映画を初めて観ましたが、とっても面白くて記憶に残っています。もう10回は観てる面白い映画です。
ジャマイカの陸上選手が、オリンピックに出るために、ボブスレーをする仲間を集めます。
仲間を集め、コーチを見つけ、練習しますが、常夏の国なので、なかなかうまくいきません。
たくさん試行錯誤しながら練習します。仲間を集めるのも練習するのも、ジャマイカの独特なノリで、時に適当に困難を乗り越える様がとても面白いです。
本番で、強い国の真似をして大失敗をしてしまいますが、次に自分達の滑りをしよう!とみんなで決めます。
リズムに乗って滑って、最終的には失敗しますが最後、みんなでゴールする様は感動します。
終始常夏の島の軽いノリがありますが、その中でも自分と向き合い、初めてのスポーツでオリンピックに出て、色んな人から馬鹿にされても、明るく乗り切るところがとても好きです。自分らしくベストを尽くすことの大切さを学べます。
この映画自体の長さも長くなく、子供でも観やすい映画だと思います。
30代女性
★★★★★星5
とにかく面白い!笑いが止まらない!
雪を見たこともない、降ることなんかは絶対ないような国で、ボブスレーの競技で、国の代表として奮闘するお話です。
冬のスポーツとは縁もゆかりもない人たちが、ボブスレーと出会い、その競技を真剣に取り組みます。
しかし、当然見たこともやったこともない競技なので、やり方すらもわからないような状態から始めていきます。
雪というか氷の上を走るなんてことは想像もできないような熱帯地区の人たちです。
そのため、氷の上でツルツル滑ってしまう姿から、最終的にはボブスレーを滑るところまでの進化の過程が、本当に面白くてたまりません。
しかも感動すらしてしまいます!ボブスレーのスピード感も感じられ、コメディ感抜群です!
40代男性
★★★★☆星4
南国ジャマイカで初のボブスレーチームがオリンピックに出場するまでの実話を元にしたお話です。
元々、100m走のオリンピック選手代表の選考に参加していた主人公達は、たった一人の選手が転倒してしまった為に選考から漏れてしまう。
どうしてもオリンピックに出たい主人公達は考える、、「そうだ!冬季五輪に出ればいいんだ!」と。
なんと元ボブスレーチームの名コーチと言われたが諸問題で追い出された男がジャマイカに在住しているという話を聞き、何とかして協力してくれるように頼みます。
オリンピックに出たい一心で始まった話ですが、雪を見たことも触れたこともないメンバーはその内ボブスレーチームとしてまとまってきます。
そして遂に迎えた本番のオリンピック。笑いあり、感動あり、衝撃のラストにはほろっとします。
かなり過去の作品ですが何度見ても楽しめます。
40代女性
★★★★★星5
クール・ランニングは、1988年に開催されたカルガリー冬季オリンピックに出場した、ボブスレー・ジャマイカ代表選手たちの実話もとにしています。
エンターテインメント映画として制作されました。
常夏の国であるジャマイカから、冬季オリンピックへの出場を目指す彼ら。相反する世界感と劇中流れるレゲエのリズム。事実は小説より奇なり。まさにそのものです。
冷凍庫で寒さの訓練をするシーンやバスタブでカーブの練習をするシーンなど、随所で吹き出してしまいます。
映画として笑いの要素が沢山詰め込まれていますが、本当に出場したんですよね。
ストーリーは、笑いからの感動へ繋がるよくある展開ですが、きっと最後はみんなの心に何か残るはずです。
偏見や逆境に負けない、強い気持ち。金メダルだけがオリンピックの勝者でないですよね。
とにかく、あまり深く考えなくても、楽しくソウルを感じられる映画だと思います。
40代女性
*映画「クールランニング」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
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