『悪の教典』の生き残りは4人でリストカットの子は生きてる?続きの有無や最後を考察!【感想評価とあらすじネタバレ】
2012年11月10日公開の『悪の教典』。
貴志祐介の原作小説を映画化した作品で、バイオレンスの巨匠とも謳われる三池崇史が監督を務めました。
主演は伊藤英明で、生徒役には二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、伊藤沙莉、松岡茉優、岸井ゆきのなど今では多数の映画やドラマに出演するキャスト陣です。
また、映画公開に先駆け、全4話となるスピンオフドラマ『悪の教典-序章-』も配信されています。映画の3ヶ月前が舞台となっていて、オリジナルストーリーとなっています。
映画『悪の教典』の口コミ評判レビューには、
- 音楽も映画の雰囲気をさらに不穏にさせる感じが良かった
- 原作を忠実に描いていた
- 伊藤英明のサイコパスっぷりが凄かった
- グロいけど伏線など、とても面白い
- 見終わった後に後味の悪さが残る
- 続編もあれば見たい作品
- 生徒のパニックになる様がリアルだった
- 今となっては豪華俳優人が勢揃いのキャスト
という声が多数集まっています。
- 悪の教典の考察|生き残りは4人でリストカットの子は生きている?最後の謎や続きについて
- 『悪の教典』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
- 『悪の教典』のあらすじ
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映画『悪の教典』を考察!生き残りは4人でリストカットの子は生きている?最後の謎や続きについて
生き残りは4人なのか?リストカットの子も生きている可能性について考察解説
映画『悪の教典』では教師であるハスミンこと蓮実聖司が、自身の担当する2年4組の生徒たちを皆殺しにしようとします。
文化祭準備で泊まり込んだ生徒たちを、次々と無慈悲に射殺していく終盤は見応えたっぷりでしたね。
生徒たちはほとんど命を奪われてしまい、生き残りの生徒はほんの僅かです。
片桐怜花と夏越雄一郎は、クラスメイトの死体を自分たちだと偽装して蓮実を欺いたことで生き残ることができました。
また、蓮実の裏の顔を知ってしまった安原美彌は自殺と見せかけて屋上から転落させられます。
転落死したかと思われましたが、映画のラストで息を吹き返します。安原美彌も、偶然にも悲劇の夜から生還することとなったのです。
このように、映画において明確に「生き残り」として描写されているのは片桐怜花、夏越雄一郎、安原美彌の3人です。
しかし、『悪の教典』には「生き残り4人説」が存在します。4人目の生き残りとして名前が挙がっているのが、清田梨奈です。
管理人
映画だと少し分かりづらかったかもしれません。
イジメにあっていたとされ、父親は学校に抗議し、最終的に父親は蓮見によって家を焼かれて命を落としてしまいました。
そして、清田梨奈は生徒たちが次々と殺されていく恐怖に耐えかね、自らの手首を切って自殺したと描写されていました。
しかし、リストカットの致死率の低さや、近くに美術スキルの高い前島雅彦がいたことから「特殊メイクのようなもので自殺を偽装したのではないか」と一部では考えられているのです。
ですが、残念ながら、原作小説では清田梨奈は死亡したとされています。また、映画版でも生き残ったことを示唆するような描き方はされていません。
管理人
目の前で前島雅彦が撃たれたときも、猟銃の大きな音に悲鳴をあげたり身体が動いたりすることもなかったようです。
そのため、本当に死亡したと考えるのが無難だと思われます。
映画版における「生き残り4人説」を完全に否定することはできませんが、可能性は非常に低いのではないでしょうか。
最後に二階堂ふみの片目が白くなった理由を考察解説
片桐怜花、夏越雄一郎が生き残ったこと、AEDが証拠の音声を録音していたことによって蓮実が犯人であることを警察が把握します。
そして警察に連行される蓮実が二階堂ふみ演じる片桐怜花を見たとき、片桐怜花の左目が白くなります。
この描写にはどういう意図があるのでしょうか?
まず、片桐怜花の左目は実際に白くなったわけではなく「蓮実から見ると白く映った」という、蓮実の主観カットです。
では、なぜ蓮実には白く見えたのか? 管理人
それは、中盤にある2羽のカラスの描写が重要な意味を持っています。
蓮実は自宅にいつもやってくる2羽のカラスに「フギン」と「ムニン」という名前をつけていました。
いずれも北欧神話に登場する、戦争と死の神オーディンに遣えるカラスの名前です。この2羽のカラスに自分は見張られていると、蓮実は感じていました。
蓮実はカラスたちに罠を仕掛けて殺そうとします。フギンと名付けた方のカラスは罠に引っかかり、感電死してしまいました。
一方、ムニンは罠には掛からずに生き延びます。そして、そのムニンの左目は白く濁っていたのです。
蓮実は自分の計画によって命を落とさず、生還した片桐怜花にムニンを重ねていたのです。だから片桐怜花の左目がムニンと同じように白く見えたのですね。
実際、片桐怜花に向かって「ムニン」と呼びかける描写もあります。
「次のゲーム」を始める気満々の蓮実ですが、利口な片桐怜花に見張られているという感覚を持ち続けるのかもしれません。
最後の「すでにゲームを始めている」と言うセリフについて考察解説
警察に連行される蓮実に対して、片桐怜花が「すでにゲームを始めている」と口にします。ここで言う「ゲーム」とは一体何なのでしょうか?
これは「罪を軽くする」ためのゲームだと考えられます。
終盤までは好青年で人気のある教師を見事に演じており、生徒たちの命を奪っていく際にも冷静な判断と手際の良さを見せた蓮実でした。
しかし、警察に連行される際に豹変します。
など、普通の精神状態とは到底思えないことを言い連ねます。
今まで、冷静沈着なサイコキラーである蓮実を見てきた私たちにとっては違和感がありますよね。
これを見た夏越雄一郎は「狂ってる…」と漏らしますが、片桐怜花は「蓮実が精神異常者を演じている」ことを察しました。
なぜ蓮実は精神異常者を演じたのか? 管理人
それは刑法で「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」と定められているからです。
生徒や教師数十人を無残にも殺害したこの事件は、普通であれば死刑に値するレベルの凶悪犯罪です。
しかし、犯人である蓮実が心神喪失者または心神耗弱者だと判断されれば、責任能力なしとして無罪または罪の軽減が言い渡されます。
精神病院に送られることにはなりますが、死刑ではなくなります。
蓮実はこの判断が下されることを期待して、あえて先述のような支離滅裂で「狂ってる」主張を口にしたのです。
なぜ、ハスミンは生徒全員を皆殺しにしようとしたのか考察解説
教師として安定したポジションを獲得していたにも関わらず、なぜ蓮実は自分のクラスの生徒たちを皆殺しにしようとしたのでしょうか?
まず第一に、蓮実は快楽殺人犯ではありません。
かつて蓮実がアメリカで出会った連続殺人犯クレイ・チェンバースは、殺人を楽しいものとして認識していました。
それに対して蓮実は殺人を「ひとつの手段」としか考えていません。
殺人自体が楽しいわけではなく、自分の目的を達成するために必要なら殺人も厭わないのが蓮実なのです。
その価値観のもと、蓮実は自分に都合の悪い人間が現れるたび、まったく躊躇せず殺害し続けました。
清田梨奈の父親や、蓮実の本性に迫った釣井や早水はその犠牲者です。
そして文化祭準備の日、自分にとって邪魔者となってしまった安原美彌を自殺に見せかけて殺害しようとします。
遺書を偽装して、屋上から転落させたのです。
本来はこれですべてが終わるはずでしたが、そこに偶然にも伊藤沙莉演じる永井あゆみがやってきます。
永井あゆみが安原美彌の靴と遺書に気を取られている隙に、蓮実は彼女の首を折って命を奪います。
これは蓮実にとっては予想外の出来事で、永井あゆみの死体が生まれることはまったく予定にありませんでした。
この死体の処理をどうしようかと考えた結果、蓮実は「クラスの生徒を皆殺しにする」という手段を取ったのです。
大勢の死体が出れば、そのなかに永井あゆみの死体があっても違和感がないという算段です。
死体が一つ出るよりも大勢出たほうが「生徒たちを巻き込んだ久米の無理心中」という、蓮実の描いている筋書の説得力も増します。
つまり、生徒の皆殺し計画は前々から予定されていたものではなく、あくまで突発的な出来事だったのです。
それにしても、たった一人の死体を誤魔化すために数十人を殺害するという選択肢をその場で選べてしまう蓮実という男は、まさに根っからのサイコパスだと言えますね。 管理人
悪の教典の続き(続編)について
映画『悪の教典』は、ラストに「TO BE CONTINUED(続く)」という文字が出ます。
また、「(蓮実は)すでにゲームを始めている」というセリフなど、不穏さを残した終わり方をすることもありましたよね。
そこで、「続編が予定されているのかも?」と感じた人も多いのではないでしょうか。 管理人
しかし、残念ながら2012年に『悪の教典』が公開されてから10年が経ちますが、続編映画に関するニュースは現在のところありません。
原作小説の内容も映画でほとんど描かれていることから、続編は望み薄と考えていいかと思います。
ではなぜ映画ではわざわざ「TO BE CONTINUED」という文字を使ったのでしょうか。
それは、監督である三池崇史さんが続編の制作を熱望していたからという話があります。
原作小説への寄稿文やパンフレットでも続編を作りたいと語っており、その熱量はかなり高かったようです
「TO BE CONTINUED」は、続編を希望する監督のいわば期待というか遊び心のようなものだったのだと思われます。
原作者の貴志祐介さんも続編を執筆することには乗り気だったようです。 管理人
現在はまだ続編は実現していないものの、当時の話題性や制作陣の熱量から考えると絶対にないとは言い切れません。
爽やかで良い人なイメージの強い伊藤英明さんがサイコキラー役に予想外のハマりっぷりを見せたのは衝撃的でした。
それに、またハスミン役を演じてほしいなと思います。
『悪の教典』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)
(以下、映画「悪の教典」の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。)
感想評価(※ネタバレ有)|バイオレンスの巨匠、三池崇史監督の傑作映画
ラストでは、サイコキラーの蓮実は散弾銃を使って、生徒たちを次々に殺害していきます。
蓮実は生徒全員を殺害した後、自作自演をして被害者を装うとしました。
しかし、運良く生き残った生徒の2人によって、蓮実の悪事が明るみになり、蓮実は警察に連行されて映画は終わります。
映画の前半部分と中盤は様々な事件が起こりますが、比較的、淡々と進んでいきます。
蓮実が散弾銃を持って、次々と殺害していく所から、アップテンポな曲がかかり始め、一気に映画のテンションが上がっていく感じがしました。
蓮実役の伊藤英明の怪演もヒートアップしていきます。
監督はバイオレンス映画の傑作を次々と発表し、海外でも人気のある三池崇史。
管理人
バイオレンス描写も一切の手加減無しのかなりハードな内容となっています。
特に、散弾銃の音が大きくて素晴らしいです。また、撃たれた生徒が後ろに引っ張られるような演出には、とてもビックリしましたし怖かったです。
バイオレンス映画が好きな人は楽しめると思いますが、グロ描写が苦手な人は気をつけた方が良いと思います。
私はバイオレンス映画が好きなので面白かったのですが、教師が生徒を殺害して描写が続くのには疑問が抱きました。
教師が生徒を殺害していくだけの映画なのかな?と。
管理人
しかし、ラストに、蓮実が警察に連行されていくシーンで“俺たちに責任能力なんてありゃしねぇ”というメッセージが出た時に、とても恐怖を感じました。
映画の公開は2012年で、約10年も前の作品ですが、現在でも現役の教師が未成年の生徒と淫行をしたり、暴力事件を起こしたりとニュースになっています。
グロ描写があるので怖い映画でもありますが、笑えるシーンもありました。
人気がある蓮実とは反対に、生徒から物凄く嫌われている、山田孝之演じる柴原が、ドラムをとても上手に叩くシーンにはフリが利いていて面白かったです。
賛否両論がある映画監督の三池崇史作品ですが、見応えある作品となっています。
「グロい」「怖い」との声多数?『悪の教典』のみんなの口コミ評判レビュー
『悪の教典』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。
「人気教師が裏では躊躇なく人の命を奪うサイコパスのギャップが良かった」「伊藤英明の演技力が1番出ているのではないかと思う作品」「最近にはないサイコパス映画で面白い」「裏の顔って怖いなと思わされる作品」
それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。
★★★★☆星4
悪の教典は原作は小説であり、ホラーやバイオレンスに分類される作品です。
高校英語教師であるハスミンは、生徒からの信頼が厚く人気も高い教師です。
しかし裏の顔は過去に何人も人を殺害し、さらには両親まで命を奪っているサイコパスです。
自分に都合が悪い人物は一人残らず殺害していく性格で、今回自分が勤めている学校でも同じ状況となります。
最初は同僚の教師やクラスの問題児のみを内密に消していましたが、一人の生徒にバレてしまったところから、クラス生徒全員を殺害していきます。
生徒は初めはハスミンを信じきっているので、状況が飲み込めずパニックになる様がリアルでした。
また、生徒同士の人間模様なども描かれており面白いです。
最後は生き残った生徒に通報され捕まってしまいますが、ハスミンの底知らぬ怖さと不気味さが残ったまま幕を閉じます。
20代女性
★★★★★星5
個人的に、この映画は伊藤英明さんの演技力が1番出ているのではないかと思う作品です。
最初は熱血で生徒からの支持もある良い先生なのかなと思い見始めていました。
しかし、段々とサイコパスな一面が垣間見えるようになり、中盤~終盤にかけては最初の人物は誰だったの?というような話の展開になります。
なぜ殺人を行うようになったのか、どのようなことに快楽を覚えるのか。
普通に生きていたら考えることもないですが、この映画を通じて自分では気づかない自分の一面があるのかな?と思うようになりました。
また生徒目線でこの映画を見ると、とてもシリアスな内容で生き延びるためにどのような行動をとるのかを考えたときに、映画だからといって無茶苦茶内容ではなく発達段階に応じた現実的な感情の表出だったりするので、あり得ない話なんだけどなんか腑に落ちるとても良い映画です。
グロテスクな表現もあるので苦手な方もいるとは思いますが、いろいろ考えられる映画なので私は好きです。
30代男性
★★★★☆星4
伊藤英明さんの作品という事で興味を持ち見てみました。
初めは凄くフレンドリーな先生でここからどうなるのか予想がつかなかったです。
しかし、伊藤英明さんの優しい顔からのサイコパスな行動がとても面白くなり観入ってしまいました。
どの生徒が生き残れるか、どうやって生き残れるのかを考えながら見ていましたが、途中から考えるのがめんどくさくなるほど面白くなります。
個人的には非常時の救助袋を使った逃げ方をした生徒に頭が良いなと感心をしました。
逆に屋上へ逃げようとした大勢の生徒に関しては「あー、やっちゃったな」と思いましたが、それはそれで映画の面白味が感じられました。
音楽も映画の雰囲気をさらに不穏にさせる感じがまた好きです。
ラストの警察に捕まってしまった時の顔がまた何かを感じさせてくれて、続編があればいいなと思いました。
30代女性
★★★★★星5
「悪の教典」は今でも鮮明に内容を覚えているほど引き込まれる映画でした。
何にも欠点がなく爽やかでカッコいい先生が理由もなくあそこまで悪になれるなんてゾクゾクしました。
伊藤英明が口ずさむ「チーチッチチーチッチーチー」のそのテンポもホラーです。
よく吠える犬を懐かせてから毎日少しずつ毒をもって命を奪うのと同じで、情が沸いてこの子だけは絶対に手を出さないだろうと思っていた、体の関係を持った女の子も何の躊躇もせずに命を奪うシーンは凄かったです。
最後のへんの教室の窓さえ開いていなければ、下からよじ登って入ることは不可能だったので残念でした。
でも、生徒が勝つか伊藤英明が勝つか、最後まで分からない内容がとても良かったです。
30代女性
★★★★★星5
伊藤英明主演の映画を初めて見ました。
俳優が好きというより怖い映画だと聞いて興味本位で見ました。
正直、あまり期待していませんでしたが、観終わってからは彼女にも紹介していたくらい面白かったです。
伊藤英明が怖い役をやっていることにも驚きましたが、グロいシーンもあり個人的には好きで見直したくなる映画でした。
何年か前にテレビで放送された時もしっかりと録画して見ました。
特に印象に残っているシーンは瀕死の生徒が「先生、ぼく東大に行けるかな」と尋ねると、伊藤英明が生徒に対し「トゥーダイ?」と英語教師役ならではの勘違いをし、そのままショットガンを撃つというギャグ要素が含まれた所でした。
まだ見たことない方は、ちょっと笑えるシーンもあるのでおすすめしたいです。
40代男性
★★★★☆星4
映画『悪の教典』は貴志祐介原作の小説を映画化した作品でした。貴志祐介は残酷な描写が多いため、どう表現するか楽しみにしていました。
原作を忠実に描いている印象でした。伊藤英明は熱い男のイメージが強かったので、ハスミンの役に合うか心配でした。
しかし、想像よりもハスミンのサイコパスさがぴったりで恐怖を感じたほどでした。
恐怖だけではなく、勢いが良かったのでむしろ清々しい感じもあり良かったと思います。
1つ惜しいと感じた点は、心的描写がもう少し描かれるとより恐怖感が出たと思います。
映画だと内容を詰め込まなければならないので、限られた時間内では仕方ないかと思いますが、小説のゾワゾワ感がもう少し欲しいと感じました。
賛否両論あったかもしれませんが、私は小説も映画も楽しめました。
20代女性
★★★★☆星4
興味本位で配信で見た作品でした。伊藤英明が生徒から人気のある教師だけど裏では躊躇なく命を奪ったりするサイコパスのギャップが良かったです。
文化祭の前夜にショットガンを持ち生徒の皆殺しを計画して逃げ回る生徒を次々と命を奪っていきます。
そして、屋上に逃げ止まった生徒を一気に打っていった時はゾッとしました。
アーチェリーの子が学校を出て通行人に通報できたのに、彼女を助けるため戻ったのにハスミンにやられたのは悲しくなりました。
最後に生き残った生徒の証言で捕まって、とても最後まで怖い感じに仕上がった映画になってると思いました。
怖いけど最後の目が白くなったり、カラスの謎が分からず何回もみた映画になってます
20代男性
★★★☆☆星3
映画『悪の教典』は表向きは生徒に大人気の教師、ハスミンこと蓮実が実はとんでもないサイコパスで、蓮実が勤務する高校で夜に文化祭の準備があり、蓮実は準備に集まった生徒を次々と猟銃で命を奪っていくというあらすじです。
蓮実は日本の高校で働く前には海外で仲良くなった友人を殺害したり、カラスを罠で殺したりとやりたい放題をしています。
ただ、猟奇性は常軌を逸脱していましたが、外面が良すぎて周りにはあまりバレていませんでした。
蓮実の本性が少しずつバレていき、生徒を不審者の犯行に見せかけて殺害するにいたるまでの場面が、非常に嫌な時間を感じる映画でした。
銃口を向けられた生徒たちの様々な反応も人間らしさを感じましたが、命の脆さを感じました。
映像の派手さはありますが、何を思う間もなく命を奪われていく生徒たちの姿は不愉快な気持ちになりました。
この映画では何を伝えたかったのか、蓮実の異常性を伝えたかっただけなのかよくわからない映画でした。
30代女性
*映画「悪の教典」のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。
引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。
『悪の教典』のあらすじ
(以下、映画「悪の教典」のあらすじです。)
『悪の教典』のあらすじ|人気教師の蓮実聖司
高校の英語教師、蓮実聖司は端正なルックスな事もあり、女子生徒から“ハスミン”と呼ばれている人気の教師です。
学校では、生徒たちによるカンニング行為が浮上し、教師たちは防止の対策に追われたりします。
また、いじめ問題も起こり、いじめを受けている女子生徒の保護者が学校への怒鳴り込みがあるなど、課題が山積みでした。
更に一部の教師たちは生徒たちと怪しい関係があるなど、生徒だけでは無く教師にも問題がありました。
『悪の教典』のあらすじ|蓮実聖司の正体
蓮実は生徒たちから絶大な信頼を得ている事から、同僚の教師である柴原が女子生徒の美彌にセクハラをしているという事を他の女子生徒から密告されます。
生徒思いの蓮実は柴原に脅しをかけたりして、美彌の事を守ります。
しかし、同じく同僚の教師の釣井は蓮実の事が気になり独自で調査を始めます。
一方の蓮実の方も、人が住むような家に住んでいないなど、裏の顔を見せていました。
『悪の教典』のあらすじ|悲劇の前兆
教師として優秀な蓮実ですが、美彌からキスをされて一線を越えてしまいます。
さらに、いじめ問題で学校に乗り込みに来た保護者の家を事故と見せかけて火事にさせるなど、徐々に蓮実の本性が現れていきます。
蓮実の調査をしていた釣井は、蓮実が複雑な人生を歩んできた事を知ります。
また、以前、蓮実が務めていた高校では自殺の事件が数件も起こっていた事が分かります。
釣井の行動に感づいた蓮実は、釣井を電車の中で自殺をしたように見せかけて、釣井を殺害します。
このように蓮実は自らが気に入らない人がいれば、殺害をしてしまうサイコキラーだったのです。
そして、高校では文化祭の準備が始まります。生徒たちが楽しそうに準備をする中、蓮実は散弾銃を手に取ります。
以上、「悪の教典」のあらすじでした。
果たして生徒たちは、どうなるのか?
続きが気になる方は実際に映画を見てみる事をおすすめします。