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『黄泉がえり』の放送禁止理由とは?実話解説やあらすじネタバレ感想評価

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2003年1月18日公開の映画『黄泉がえり』。

梶尾真治の同名原作小説を実写映画化したものです。

公開当初は3週間の上映期間を予定していたものの、感動作品として口コミが広まり3ヶ月以上のロングラン上映となり興行収入も30億円を超える大ヒット作品となりました。

映画『黄泉がえり』の口コミ評判レビューには、

  • とにかく泣ける
  • 色褪せない名作
  • 柴咲コウ(RUI)の曲も良かった
  • 切ない感じに感動する映画
  • ラストに向けての展開は心に響いた
  • 演出も良い作品で見応えがたくさんある
  • どれも心惹かれるエピソードだった
  • 自分も前向きになれるような映画

という声が多数集まっています。

この順番でチェック
  • 『黄泉がえり』の放送禁止理由はキャスト死亡が原因?
  • 『黄泉がえり』は実話映画?
  • 『黄泉がえり』のあらすじ
  • 『黄泉がえり』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

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『黄泉がえり』の放送禁止理由はキャスト死亡が原因?

映画『黄泉がえり』は興行収入が約30億円を超える大ヒット作品です。

主題歌である柴咲コウさん演じるRUIの「月のしずく」もオリコンチャートで1位を獲得し、約90万枚を売り上げ増田。

2003年の年間シングルチャート第5位にランクインする大ヒット曲となり、『黄泉がえり』はまさに社会現象とも言うべき作品となりました。

管理人

そんな国民的なヒット作品にも関わらず、これまでの民放でのテレビ放送の数は極めて少ないです。

2004年の3月31日に作品の製作委員会に名を連ねていたTBS系列「水曜特別ロードショー」という番組で放送された過去はあります。

しかし、現在では放送禁止になっているという噂もあります。

なぜ、放送禁止になってしまったのか?

あるいは、なぜ放送禁止という噂が流れてしまっているのか?

その理由について考察して行きます。

管理人

放送禁止理由①キャストの不祥事

1つ目の理由は「キャストの不祥事」です。

2006年にラーメン屋の従業員で石田ゆり子さん演じる玲子に思いを寄せる中島英也を演じたお笑いコンビ・極楽とんぼのメンバーである山本圭壱さんが当時17歳の少女と飲酒をし、性行為に及んだということで準強制性行の疑いで逮捕されてしまいます。

山本さんはその後、被害者との示談が成立したため不起訴処分にはなりましたが、所属していた吉本興業を解雇され、フジテレビの人気バラエティ番組であった「めちゃ×2イケてるッ!」といった数多くのレギュラー番組を降板するという流れになり増田。

それが『黄泉がえり』のテレビ放送にも大きな影響を与えたと考えられます。

管理人

また、キャストの不祥事はそれだけに留まらず、主人公の川田平太を演じた草なぎ剛さんが2009年に泥酔し、全裸で公園で騒いでいたところを近隣住民に通報され、公然わいせつ罪で逮捕されてしまったことから1か月間謹慎処分を受けることとなってしまいます。

草なぎさんは当時国民的アイドルグループSMAPのメンバーだったことから、この事件は日本中に大きな衝撃を与えました。

その後、2020年には葵の婚約者で水難事故で亡くなってしまった俊介を演じた伊勢谷友介さんが自宅で大麻を所持していたことから、大麻取締法違反で逮捕されてしまい、その後は執行猶予付きの判決が下されました。

その結果、出演映画作品の公開が延期されるなどの影響がありました。

管理人

そんな相次いでしまった主要キャストたちの不祥事によって放送禁止につながった、あるいは放送禁止という噂が流れたのではないかと考察出来ます。

放送禁止理由②キャストの死亡

2つ目の理由は「キャストの死亡」です。

映画『黄泉がえり』のヒロインである橘葵を演じた女優の竹内結子さんは主人公の平太との切ない恋愛模様を熱演し、第27回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞するなど高い評価を受けました。

その後も『いま、会いにゆきます』や『ストロベリーナイト』など数多くの大ヒット作品に主演しました。

日本を代表する女優として活躍を見せていましたよね。

しかし、2020年9月27日に急死してしまい、世間に大きな衝撃を与えました。

管理人

その他のキャストも、これまでに妻が蘇った経験を平太に語った津田春雄を演じた高松英郎さんが2007年に心筋梗塞で、蘇った少年・勝雄の母親であるサキを演じた北村谷栄さんが2010年に肺炎で、蘇った妻・園子との大切な時間を過ごした斉藤医師を演じた田中邦衛さんが2021年に老衰で亡くなられました。

竹内結子さんに関しては現場の状況捜査によって、死因が自殺であると考えられています。

そこで、視聴者への精神的な影響を考えて、放送禁止につながったのではと考察出来ます。

竹内さんの突然の死に関しては、今後ますますの活躍が期待されていただけに残念で仕方がありませんね。

管理人

以上2つの理由で、放送禁止となっているのではないか?と考えられます。

ただ、『黄泉がえり』は、今演技派と言われている俳優も多く出演しています。

『世界の中心で愛をさけぶ』で大ブレイクする前の長澤まさみさんや『ROOKIES』の市原隼人さんの初々しい演技も堪能できる作品です。

今後テレビで放送される日が来ることを期待したいですね。

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『黄泉がえり』は実話映画?

映画『黄泉がえり』について、実話であるという噂がありますが、本当なのでしょうか?

調べてみると、梶尾真治さんによる原作小説ということがわかりました。

結論から言うと、映画『黄泉がえり』は日本のSF作家である梶尾真治さんが1999年に発表した同名の原作小説を原作にしています。

実話という噂は真実ではありません。

映画『黄泉がえり』が大ヒットした後に2019年には小説の続編である『黄泉がえりAgain』も発表されており、ファンを喜ばせました。

原作小説があるにも関わらず、なぜ実話という噂が流れたのでしょうか?

管理人

作品に登場するのは、実在する地名

実話ではないかという噂が流れた理由は、作品に登場するのが熊本市内に実在する地名であったことが原因であると考察できます。

原作は梶尾さんが熊本県出身ということから、熊本市内に実在する地名が使用されています。

そのリアリティーによって実話ではないかと勘違いした方がおり、噂につながったのではないかと考察出来ます。

地震の予言

映画『黄泉がえり』の舞台となった熊本県では2016年に大規模な地震が発生しました。

そして、1999年に発表された小説の内容に、熊本県で震度7の地震が発生するという設定があります。

そこで、予言だったのではないか?と、2016年当時密かなる話題となりました。

当然原作者の梶尾さんは全くの偶然であると予言について否定しました。

しかし、映画と内容が異なる原作小説では蘇った人々が地震を止めるという結末となっています。

蘇った人々たちがいたら地震を止めることが出来たのではないかと考え、続編である『黄泉がえりAgain』を制作するきっかけになったと語っています

管理人

このように原作の設定が予言ともとれる内容であったことから、実話ではないかという噂につながったのではないかと考察出来ます。

気になった方はぜひ映画だけでなく、原作小説を読んでみることをオススメします。

より作品に対しての理解が深まりますよ!

『黄泉がえり』のあらすじ

以下、映画『黄泉がえり』のあらすじです。

『黄泉がえり』のあらすじ|死んだはずの人間が蘇る不思議な現象の調査に向かう主人公・平太

熊本県の阿蘇地方で半世紀以上前に亡くなったはずの少年・勝雄が当時の姿のままで年老いた母親の前に姿を現すという不思議な現象が起きます。

厚生労働省に務める川田平太は実家が阿蘇地方ということもあり、この不思議な現象の調査に向かうこととなります。

地元に帰ってきた平太は幼馴染である市役所職員の葵と再会し、昔話に花を咲かせます。

平太の親友でもあった婚約者の俊介を事故で失った経験を持つ葵は、平太が調査している不思議な現象に興味を持ち、調査に同行するようになります。

その後、死んだはずの人間が当時の姿のまま現れるという不思議な現象が立て続けに起こるようになります。

『黄泉がえり』のあらすじ|亡くなった婚約者・俊介が目の前に現れることを待つヒロイン・葵

ラーメン屋を営むシングルマザーの玲子の前にも二年前に死んだはずの夫・周平が現れます。

密かに玲子に思いを寄せていた従業員の英也は複雑な気持ちを覚えますが、そんな英也の前にも学生時代に病死した兄の優一が現れるのでした。

その他にも自殺した中学生・克典が自身の葬式の最中に姿を現したことで会場は騒然となるなど、同様の事例が多数あることから蘇った人々を集め、調査を行いますが、彼らの健康状態には全く問題はありませんでした。

葵も俊介が自分の目の前に姿を現すのではないかと期待しますが、ずっと葵に片思いをしていた平太の心中は複雑でした。

平太はある事故車に葵のものと思われる血だらけの封筒が発見されたことを知らされ、葵は実はすでに死んでおり、彼女もまた蘇った人間なのではと考えるようになります。

『黄泉がえり』のあらすじ|迫りくるタイムリミット

平太は調査の中で阿蘇地方の山奥で発見された大きなクレーターの周辺で埋葬され、身体の一部がそのエリアにある人々が遺族たちの強い思いによって蘇っていることを突き止め、俊介が蘇らないのは遺灰を海に撒いたからだと俊介が蘇らないことについて取り乱すようになった葵に伝えます。

蘇った人々は普通に生活をし、このままその生活が続いていくのかと思った矢先に身体が消えるような感覚を覚え、タイムリミットが近付いていることを悟ります。

勝雄からそのことを知らされた平太はドナー登録していた俊介の検体を見つけ出し、二人が好きだった歌手RUIのコンサート会場に俊介を連れて行くと葵に約束するのでした。

以上、映画『黄泉がえり』のあらすじでした。

この続きが気になる方は実際に映画『黄泉がえり』を観ることをオススメします。

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『黄泉がえり』の感想評価とみんなの口コミ評判レビュー(※ネタバレ有)

以下、映画『『黄泉がえり』の感想評価(ネタバレ・ラスト結末含む)と口コミ評判です。

感想評価(※ネタバレ有)|豪華キャストの熱演が光る2003年の大ヒット作品

映画『黄泉がえり』は、梶野真治さんの原作小説を2007年に公開された『どろろ』が興行収入約20億円を超える大ヒットを記録した映画監督・塩田明彦さんが実写映画化した作品となっています。

死んだはずの人間が、そのままの姿で遺族たちの目の前に現れるという設定、その現象にまつわる感動のストーリー、そして柴咲コウさん演じる歌手RUIが劇中で歌う主題歌「月のしずく」が大ヒットしたこともあり、映画自体も興行収入30億円を超える2003年を代表するヒット作品となりました。

そんな映画『黄泉がえり』のストーリーは熊本県・阿蘇地方の田舎で半世紀以上前に亡くなった少年・勝雄が当時の姿のまま、母親の目の前に現れるという不思議な現象を受けて、厚生労働省の役人である草なぎ剛さん演じる主人公の平太が調査に向かうところから始まります。

地元が阿蘇地方である平太は、婚約者の俊介を水難事故で亡くした経験からこの黄泉がえり現象に興味を持った幼馴染の竹内結子さん演じる葵とともに調査を行っていくこととなりますが、その中で蘇った人々、そしてその周りの人々の人間ドラマが描かれていきます。

管理人

シングルマザーでラーメン屋を営む石田ゆり子さん演じる玲子の目の前に、亡くなったはずの哀川翔さん演じる旦那・周平が現れます。

旦那が亡くなってからずっと玲子たちを支えてきた従業員の英也は複雑な心境となります。

ただ従業員の英也を演じたお笑い芸人・極楽とんぼの山本圭壱さんのキャラクターもあり切なくもコミカルでクスッと笑えるシーンとなっています。

その他にも、いじめを苦に自殺してしまった中学生・山田克典を市原隼人さんが、蘇った克典と心を通じ合わせる女子中学生・直美を長澤まさみさんが演じており、豪華キャストの熱演によってそれぞれの人間ドラマがとても魅力的に描かれていきます。

調査を行っていく中で、平太は阿蘇地方の山に出来た大きなクレーターの周辺に埋葬された人々が遺族たちの帰ってきてほしいという強い願いによって黄泉がえり現象を起こしていることに気付くと同時に、ある事故車に葵のものと思われる血だらけの封筒が発見されたことから、葵も実はすでに死んでおり、蘇った人間なのではと考えるようになります。

蘇った少年・勝雄からタイムリミットが近付いていることを教えてもらった平太は、なぜ婚約者だった俊介が蘇ってこないのか自暴自棄になっていく葵に対して、俊介を二人が好きだった歌手RUIのコンサート会場に連れて行くと約束をし、ドナー登録された俊介の検体を持ってコンサート会場で待つ葵のもとを急ぎます。

柴咲コウ演じるRUIが熱唱する中でお互いを探す平太と葵。

実は葵は平太に会いたいという気持ちを持っており、平太もまた葵にずっと片思いをしており、すれ違う二人の心模様とリンクした名曲「月のしずく」が見事にマッチしており、涙を誘います。

管理人

俊介は結局最後まで現れませんでしたが、ようやく再会できた平太と葵。

お互いの素直な気持ちを伝え、ようやく心が通じ合ったと思った矢先にタイムリミットが来てしまい、葵が消えてしまうというとても切ない結末が待ち受けます。

一瞬でも葵と心を通じ合わせることが出来た喜びを噛みしめながら、毎日を一生懸命生きていくという平太の前向きな姿が描かれ、映画は終わりを迎えますが、この少し切ない結末が多くの人々を感動させ、大ヒットにつながったのではないかと考察出来ます。

20年以上前の作品ですが、観たことがないという若い世代にもぜひ観てもらいたい作品となっています。

『黄泉がえり』のみんなの口コミ評判レビュー

映画『黄泉がえり』の口コミ評判レビューには、このような評判が多い印象です。

「終盤に近づくに連れて甦り人がはっきりとわかった時は涙なくしては見られない」「悲しいラストだが、すごく感動できる映画」「徐々に黄泉がえりの謎が解けていき、そういうことだったのかと鳥肌が立つ展開だった」「柴咲コウことRUIの主題歌も相まって、とっても幻想的でじんわり感動する良作」

それでは、実際の口コミ評判レビューを詳しく見て行きましょう。

★★★★★星5

『黄泉がえり』を見たのは私がまだ中学生です。親と一緒に見に行きました。

中学生には少し難しい内容だったけれど、そんなことも感じさせないくらいの衝撃をこの映画は与えてくれました。

死んだ人間が蘇ると言う超常現象がなぜ起きているのかというドキドキ感。

そして、ヒロインである葵が実は黄泉がえりだったことがわかったときは本当に驚愕しました。

もちろん伏線はあったのですが、中学生だった自分はまったく気づきませんでした。

そして葵が主人公・平太の前で消えるシーンは、今でも目に焼き付いています。

葵を演じているのが竹内結子さんなのですが、今思うと余計に悲しくなります。

悲しいラストでしたが、すごく感動できる映画でした。

当時買ったパンフレットは、今でも大事に持っています。

RUI(柴咲コウ)が歌う主題歌『月のしずく』も大好きです。

高校生くらいに、原作小説あると知って読んだのですが内容がぜんぜん違っていて驚きました。

のちに原作改変はよくあることと知って、さらに驚きました。

原作小説ファンには申し訳なく思いますが、私は映画版のストーリーの方がよかったなと感じました。

30代女性

★★★★★星5

日本、海外問わず、亡くなった方が愛する人の前に現れる映画は色々あります。

しかし、この映画は先の展開が読めず、ハラハラしながら、祈るような気持ちで見たのを思い出します。

主役の草彅剛さんと竹内結子さんをはじめ、役づくりが丁寧で、見やすい演技をなさる俳優さんが揃っていたので、フィクションではありますが、映画の世界に没頭することができました。

草彅さんと竹内さんが「黄泉がえり」の謎を解こうとしていきますが、見ているこちらも知りたくてドキドキしましたし、「黄泉がえり」の謎や不可解な点が明確になればなるほど、今度は切なくなりました。

竹内さんの役がこれまで見た「亡くなった方が生き返る」映画では見たことがなかったような役で、このような人物の存在だけでもこの映画を感動的に印象的にしていると思いました。

柴崎コウさんの劇中歌も映画にぴったりで、かなり前の映画なのに、歌とともに映画の内容が鮮やかによみがえりました。

50代女性

★★★★☆星4

九州の一部地域で死んだ者が当時の姿でよみがえるという現象が起きたということが発端となった物語。

社会的な混乱とかそういう部分も含めてみるというのが面白いかなというのが事前の予想だったのですが、その点はそこまで深くは彫り込まないという感じでちょっと残念でした。

一見ホラーっぽい感じがするタイトルですがホラー要素はほぼなく感動系のものと言って差し障りないでしょう。

一人一人の蘇った理由というか会いたいと思う人の理由というのに深く自分自身共感できるパターンとそうでないパターンがあったりして結構ブレの激しいなという印象を受けることがありました。

ちなみに歌と音楽は良かったです。むしろそっちで有名なんじゃないかな?と思えるくらい良い感じでした。

話の流れとしては起承転結の起の部分がよいのですが、どんどん中だるみしていく感じでその点がやや気になりました

但し、ラストはよかったです。

30代男性

★★★★★星5

現実にはないファンタジー映画ですが、どこかでこういうことがありそうな気がする、リアルさもある映画でした。

複数の登場人物のエピソードが並行して進んでいきますが、ごちゃごちゃした感じはありません。どれもとても心惹かれるエピソードでした。

徐々に黄泉がえりの謎が解けていき、そういうことだったのかと鳥肌が立つ展開でした。

ラストで、全てを知った平太が葵の元へ走っていくシーンは、なんとか間に合って!という気持ちになりながら見ていました。

悲しい最後ではあったけど、黄泉がえりに出演者の皆が前向きに生きていく姿を見て、自分も前向きになれるような映画でした。

柴咲コウ演じるRUIの歌が映画と合っていて、とても良かったです。

30代女性

★★★★★星5

『黄泉がえり』は、2003年公開、草彅剛主演の映画です。

“カジシン”ことSF作家の梶尾真治原作で、わたしは原作を読了してから映画の方を見ました。

原作ファンだったことと、ぶっちゃけ「アイドルが主人公」ということで、映画自体はそんなに期待しておらず、好きな小説が動くところを見たい、くらいの熱量だったのが、見事に裏切られました。

主演の草彅くんの演技がすごくいいんです。舐めててごめん!草彅くん!

今でこそ大河や朝ドラで、その演技力は認められてますが、俳優・草彅剛が凄かったのは、もうこの頃からだと思ってます。

ストーリーは「死んだ人が黄泉かえって、生きている人と話せる」という「泣き設定」なので号泣必至なんですが、原作を読んでいるので、そこまで新鮮には泣かなかったかな…

驚いたのは映画の結末でした。原作と…違うんです!

原作は「ヨミガエリ」現象が起きた地域の人々をオムニバス形式で描いてますが、映画の方はラブロマンス強めです。

原作を読んでから映画を見ると、二倍感動出来ると思いますが、もちろん映画単体でも十分楽しめます。

柴咲コウことRUIの主題歌も相まって、とっても幻想的でじんわり感動する良作でした。

50代女性

★★★★☆星4

死んだ人が生前と同じ姿で蘇りする。

一見するとホラーのような粗筋ですが、甦った人たちはいたって普通に生活をしていて、その謎に役人の平太と役所勤めの葵が向かう内容です。

二人の間には、親友の婚約者だったという付かず離れずの関係があり、途中でいろいろな蘇りの人のいわれが明らかになるにつれ、もしかして葵もという予測がついてしまうのではありますが、草なぎ剛さんをはじめ、竹内結子さんの強いけれど寂しさを募らせる演技に引き込まれて、良い映画を見たなと思う次第です。

主題歌を柴咲コウさんが劇中歌としてもライブで歌うシーンがあるのですが、とてもとても柴咲コウさんの声が切なさを伴っていて、今でも曲を聞くと映画をいの一番思い出します。

40代女性

★★★★☆星4

『黄泉がえり』の公開直後は、特に興味はなく、一般的な重い映画なのかと感じており、鑑賞することはありませんでした。

竹内結子さんは自然体な雰囲気が好きで、すごいファンでしたので、竹内結子さんがお亡くなりなったことをきっかけに、レンタルショップで出演作を探していたら、この作品と出会いました。

ストーリーもよくある流行りのラブストーリーなのかと感じていましたが、終盤での発覚する伏線が回収されて、平太と葵の関係性を見続けていた中、淡い喜びと寂しさが交錯するような印象を受けました。

ラブファンタジーなので、派手さはなく、見ごたえ的には、欠ける部分があるかもしれません。

しかし、竹内結子さんの遺作となったことをきっかけに何か縁で観ることができ、心に残り続ける作品となりました。

40代男性

★★★★☆星4

最初はよくある、不思議な話、それについてくるラブストーリーかと思って見ていましたが、ストーリーが続くにつれて伏線がどんどん回収されていき、謎が解決してスッキリする感じがありました。

主演の竹内涼子さんは、今はもう活躍を見ることが出来ずとても悲しいですが、助演の方々も今第一線で活躍している俳優さんたちで初々しい演技でしたが一生懸命にやっていることが伝わってきていました。

作品の中で亡くなった人がまた蘇る、亡くなる前に伝えられなかった思いを伝えに来るというよくあるストーリーですが、その中には亡くなっていたことに本人すら気がついていなかったと言った意外な展開があったり、亡くなった人が蘇る現象について草彅剛が解明しようと奮闘し、今のドラマには考えにくい展開があって、少し苦笑してしまう場面もありますが、面白い内容だと思います。

20代女性

*映画『黄泉がえり』のみんなの口コミ評判レビューは当サイト『シネマヒッツTV』が独自で集めたコンテンツです。

引用の際は必ず当サイト『シネマヒッツTV』の引用リンクと出典の記載をお願いします。記載がない場合は法的処置も検討させていただきます。

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